JP5985284B2 - プロテクタ - Google Patents
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Description
(1) 互いに組み合わされて電線を収納可能な長尺状の筒体を形成する本体および蓋体と、
前記電線を挟み対峙する前記本体の本体第1側部および本体第2側部と、
前記電線に沿う前記蓋体の蓋体第1縁部および蓋体第2縁部と、
前記本体第1側部および前記蓋体第1縁部の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられ相互に係合する第1ロック部と、
隣接する前記第1ロック部の間部分と対向配置されて前記本体第2側部および前記蓋体第2縁部の長手方向に沿って複数設けられ相互に係合する第2ロック部と、
を備え、
前記第1ロック部および前記第2ロック部が、前記本体第1側部および前記本体第2側部のそれぞれに設けられる枠状の受け部と、前記蓋体第1縁部および前記蓋体第2縁部のそれぞれに設けられ前記受け部に挿入係合される係合片とを有し、
前記受け部が前記本体第1側部および前記本体第2側部の内側面に設けられ、
前記蓋体第1縁部および前記蓋体第2縁部は、前記本体に向かって湾曲して曲げられたR曲げ部として形成され、前記R曲げ部は、前記本体第1側部および前記本体第2側部の外側に被せられており、
前記係合片は、前記R曲げ部を切り欠いた凹部の底辺部から前記本体に向かって突出していることを特徴とするプロテクタ。
また、同一長さのプロテクタに同一数の第1ロック部と第2ロック部とが設けられる場合において、本構成のように、第1ロック部と第2ロック部とが本体幅方向に対向配置されておらずに長手方向に沿ってずれて設けられることで、ロック部が互いに本体幅方向に対向配置されて長手方向にずれていない構成に比べ、蓋体の固定されていない距離(プロテクタの長手方向に沿った各ロック部の間隔)が短くなる。これにより、筒体のプロテクタが変形させられた場合の蓋体の変形抑止作用が高まる。
なお、受け部が本体第1側部および本体第2側部の内側面に設けられても、第1ロック部と第2ロック部とが本体幅方向に対向配置されずに長手方向にずれて設けられているので、本体に収納される電線が各受け部を避けるように蛇行した状態で収納されることで、本体の幅寸法が大きくなることを抑制できる。これに対し、本体第1側部および本体第2側部の内側面に本体幅方向に対向して第1ロック部と第2ロック部とが設けられた場合は、第1ロック部と第2ロック部との間隔を収納される電線の太さに設定しなければならず、本体の幅寸法が大きくなってしまう。
なお、受け部が電線に当接して本体第1側部および本体第2側部が外側方に押し広げられても、第1ロック部と第2ロック部とが本体幅方向に対向配置されずに長手方向にずれて設けられているので、蓋体を本体にロックする際への影響を小さくすることができる。これに対し、本体第1側部および本体第2側部の内側面に本体幅方向に対向して第1ロック部と第2ロック部とが設けられた場合は、本体幅方向に対向した位置にある本体第1側部と本体第2側部とが電線に当接した受け部によってそれぞれ押し広げられ、蓋体が本体にロックし難くなってしまう。
図1乃至図6に示すように、本実施形態に係るプロテクタ11は、互いに組み合わされて電線13(図6参照)を収納可能な長尺状の筒体を形成する本体15および蓋体17を有する。本体15は、電線13を挟み対峙する本体第1側部19および本体第2側部21を有する。本体第1側部19および本体第2側部21は、電線13に沿って配設される長尺の底板部23(図2参照)の長手方向に沿う両側から起立する。つまり、本体15は、長手方向に直交する断面形状が、上方の開放されたU字形状とされている。この上方の開放部分は、本体内方の電線収容空間25を開放する本体開口部27となる(図2参照)。
本実施形態に係るプロテクタ11では、第1ロック部47と第2ロック部49とが互いに本体幅方向に対向配置されておらず、隣接する第1ロック部47と第2ロック部49との距離Yが、互いに本体幅方向に対向配置された最短距離Xの場合に比べ長くなる(図2参照)。そこで、本体15に長手方向の一端側から蓋体17を合わせて本体第1側部19および本体第2側部21に係合する際、第1ロック部47と第2ロック部49とを交互に一つずつ順番に嵌める際の隣接する第1ロック部47と第2ロック部49との間隔が広くなり、蓋体17をロック時に撓み易くすることができるので、蓋体17を本体15にロックする力が小さくて済む。これに対し、例えば対称ロック部71のように互いに本体幅方向に対向配置された最短距離Xの場合、隣接する対称ロック部71の間隔が狭く、蓋体17がロック時に撓み難くなる。そのため、一方のロック部を嵌めた後に他方のロック部を嵌めようとしても、他方のロック部が嵌め難くなる。また、互いに本体幅方向に対向配置されているロック部を同時に嵌めようとすると、蓋体17を本体15にロックする力が大きくなってしまう。なお、本実施形態おける対称ロック部71は、プロテクタ11の一端側電線導出入部31に設けられているので、プロテクタ11の中間部に設けられた場合に比べて蓋体17がロック時に撓み易くなっている。
また、同一長さのプロテクタ11に同一数の第1ロック部47と第2ロック部49とが設けられる場合において、本構成のように、第1ロック部47と第2ロック部49とが本体幅方向に対向配置されておらず交互に長手方向に沿ってずれて設けられることで、ロック部が互いに本体幅方向に対向配置されて長手方向にずれていない従来の構成に比べ、蓋体17の固定されていない距離(プロテクタ11の長手方向に沿った各ロック部47,49の間隔)が短くなる。これにより、筒体のプロテクタ11が変形させられた場合の蓋体17の変形抑止作用が高まる。
従って、本実施形態に係るプロテクタ11によれば、蓋体17の装着性を良好にすることができる。
なお、受け部51が本体第1側部19および本体第2側部21の内側面55に設けられても、第1ロック部47と第2ロック部49とが本体幅方向に対向配置されずに長手方向にずれて設けられているので、本体15に収納される電線13が各受け部51を避けるように蛇行した状態で収納されることで、本体15の幅寸法が大きくなることを抑制できる。これに対し、本体第1側部19および本体第2側部21の内側面55に本体幅方向に対向して第1ロック部47と第2ロック部49とが設けられた場合は、第1ロック部47と第2ロック部49との間隔を収納される電線13の太さに設定しなければならず、本体15の幅寸法が大きくなってしまう。
なお、受け部51が電線13に当接して本体第1側部19および本体第2側部21が外側方に押し広げられても、第1ロック部47と第2ロック部49とが本体幅方向に対向配置されずに長手方向にずれて設けられているので、蓋体17を本体15にロックする際への影響を小さくすることができる。これに対し、本体第1側部19および本体第2側部21の内側面55に本体幅方向に対向して第1ロック部47と第2ロック部49とが設けられた場合は、本体幅方向に対向した位置にある本体第1側部19と本体第2側部21とが電線13に当接した受け部51によってそれぞれ押し広げられ、蓋体17が本体15にロックし難くなってしまう。
13…電線
15…本体
17…蓋体
19…本体第1側部
21…本体第2側部
41…蓋体第1縁部
43…蓋体第2縁部
47…第1ロック部
49…第2ロック部
51…受け部
53…係合片
55…内側面
d…突出長
Claims (2)
- 互いに組み合わされて電線を収納可能な長尺状の筒体を形成する本体および蓋体と、
前記電線を挟み対峙する前記本体の本体第1側部および本体第2側部と、
前記電線に沿う前記蓋体の蓋体第1縁部および蓋体第2縁部と、
前記本体第1側部および前記蓋体第1縁部の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられ相互に係合する第1ロック部と、
隣接する前記第1ロック部の間部分と対向配置されて前記本体第2側部および前記蓋体第2縁部の長手方向に沿って複数設けられ相互に係合する第2ロック部と、
を備え、
前記第1ロック部および前記第2ロック部が、前記本体第1側部および前記本体第2側部のそれぞれに設けられる枠状の受け部と、前記蓋体第1縁部および前記蓋体第2縁部のそれぞれに設けられ前記受け部に挿入係合される係合片とを有し、
前記受け部が前記本体第1側部および前記本体第2側部の内側面に設けられ、
前記蓋体第1縁部および前記蓋体第2縁部は、前記本体に向かって湾曲して曲げられたR曲げ部として形成され、前記R曲げ部は、前記本体第1側部および前記本体第2側部の外側に被せられており、
前記係合片は、前記R曲げ部を切り欠いた凹部の底辺部から前記本体に向かって突出していることを特徴とするプロテクタ。 - 前記受け部が、前記本体に収容される前記電線に当接する突出長を有して前記内側面に突設されていることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157834A JP5985284B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157834A JP5985284B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | プロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014023215A JP2014023215A (ja) | 2014-02-03 |
JP5985284B2 true JP5985284B2 (ja) | 2016-09-06 |
Family
ID=50197558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012157834A Active JP5985284B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | プロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5985284B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6587657B2 (ja) | 2017-07-26 | 2019-10-09 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001136631A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車輌へのワイヤハーネスの取付方法 |
JP3810355B2 (ja) * | 2002-07-30 | 2006-08-16 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ |
-
2012
- 2012-07-13 JP JP2012157834A patent/JP5985284B2/ja active Active
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