JP5984991B1 - モータ制御装置及びモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置及びモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータ損失を小さくして、モータを低コスト化できるモータ制御装置及びモータ制御方法を実現すること。【解決手段】複数の電力用半導体素子(120)が搭載されPWM制御によりモータ(200)を駆動するインバータ(100)のPWM制御の変調率(M)の構成要素を検出し、この構成要素(V1,V2,N1,T1,I1)に基づき変調率を決定し、モータ損失を低減させるために、変調率が高いほどPWM制御のキャリア周波数を高く設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータを備えたモータの制御装置及びモータ制御方法に関するものである。
昨今、ハイブリッド自動車(以下、HEV)やプラグインハイブリッド自動車(以下、PHEV)といった電動パワートレインを搭載した自動車が普及している。これらの自動車には、従来のガソリンエンジン車の構成に、車両を推進するためのモータとそれを駆動するためのインバータが追加で搭載され、燃費と電費を改善する技術開発が進んでいる。例えば、モータ損失を低減する手段として、モータ損失とインバータ損失を加算した合計損失が最小となるようにインバータのキャリア周波数を可変にする技術がある(例えば特許文献1参照)。
これとは別に、モータとインバータに対する低コスト化・小型化の要求が厳しい。低コスト化に関して、近年はHEVやPHEVの普及で、従来のSi半導体材料から成るインバータの低コスト化が進んでいる。また、低損失な非Si半導体材料(SiC、GaN等)から成るインバータによってインバータ損失をより小さくできる状況にある。
これに対して、モータについては、主な材料は、鉄、銅、及びレアアースであり、低コスト化が顕著に進んでいない。
モータを低コスト化するには、モータを小型化することが必須である。例えば、モータ損失を低減することができれば、モータの冷却構造を小型化・簡素化して、低コスト化が進むことになる。
特許第4605274号公報
上記の特許文献1に記載の技術では、モータ損失とインバータ損失を加算した合計損失が最小となるようにインバータのキャリア周波数を設定しているため、モータ損失の低減効果は十分ではなく、モータ損失低減によるモータの冷却装置の小型化・簡素化での低コスト化も十分でないという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、モータ損失を小さくして、モータを低コスト化できるモータ制御装置及びモータ制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明に係るモータ制御装置は、複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータと、前記PWM制御の変調率の構成要素を検出する検出部と、前記構成要素に基づき変調率を決定する変調率決定部と、モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定するキャリア周波数設定部と、前記モータを冷媒によって冷却する冷却装置と、前記冷却装置に取り付けられて前記冷媒の温度を検出する温度センサとを備え、前記キャリア周波数設定部は、前記温度センサの検出値を受けて、前記冷媒の温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正するものである。
また、上記の目的を達成するため、本発明では、複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータと、前記PWM制御の変調率の構成要素を検出する検出部と、前記構成要素に基づき変調率を決定する変調率決定部と、モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定するキャリア周波数設定部と、前記モータの巻線温度を検出する温度センサとを備え、前記キャリア周波数設定部は、前記温度センサの検出値を受けて、前記巻線温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正するモータ制御装置が提供される。
さらに、上記の目的を達成するため、本発明では、複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータと、前記PWM制御の変調率の構成要素を検出する検出部と、前記構成要素に基づき変調率を決定する変調率決定部と、モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定するキャリア周波数設定部とを備え、前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記モータの線間電圧を検出する第1の電圧センサと、前記変調率の構成要素である前記インバータの入力電圧を検出する第2の電圧センサとで構成され、前記変調率決定部は、前記第1及び第2の電圧センサの検出値に基づいて前記変調率を演算するモータ制御装置が提供される。
また上記の目的を達成するため、本発明では、複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータのPWM制御の変調率の構成要素を検出し、前記構成要素に基づき変調率を決定し、モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定し、前記モータを冷媒によって冷却する冷却装置に取り付けられて前記冷媒の温度を検出する温度センサの検出値を受けて、前記冷媒の温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正するモータ制御方法が提供される。
さらに上記の目的を達成するため、本発明では、複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータのPWM制御の変調率の構成要素を検出し、前記構成要素に基づき変調率を決定し、モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定し、前記モータの巻線温度を検出する温度センサの検出値を受けて、前記巻線温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正するモータ制御方法が提供される。
さらに上記の目的を達成するため、本発明では、複複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータのPWM制御の変調率の構成要素を検出し、前記構成要素に基づき変調率を決定し、モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定し、前記変調率の構成要素である前記モータの線間電圧を検出する第1の電圧センサ、及び前記変調率の構成要素である前記インバータの入力電圧を検出する第2の電圧センサの検出値に基づいて前記変調率を演算するモータ制御方法が提供される。
本発明によれば、PWM制御によりモータを駆動する際の変調率に応じて、変調率が高い場合にはキャリア周波数を高く変更するので、モータ損失を低減でき、これによりモータの冷却装置の小型化・簡素化が可能となり、モータを低コスト化できる。
本発明の実施の形態1に係るモータ制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の各実施の形態に係るモータ制御装置におけるモータ損失及びインバータ損失のキャリア周波数との関係を示したグラフ図である。 本発明の各実施の形態に係るモータ制御装置におけるモータを駆動する際の変調率とキャリア周波数に依存するモータ損失との関係を示したグラフ図である。 本発明の各実施の形態に係るモータ制御装置におけるモータを駆動する際の変調率とキャリア周波数の設定値との関係を示したグラフ図である。 本発明の各実施の形態に係るモータ制御装置におけるモータを駆動する際の変調率とキャリア周波数の設定値との関係において下限値と上限値を設けた状態を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態1に係るモータ制御装置におけるインバータのキャリア周波数の設定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置におけるインバータのキャリア周波数の設定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置における冷却水温度(又は実施の形態4におけるモータ巻線温度)と補正係数との関係を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置における冷却水温度(又は実施の形態4におけるモータ巻線温度)と、別の補正係数との関係を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態2に係るモータ制御装置における冷却水温度(又は実施の形態4におけるモータ巻線温度)と、さらに別の補正係数との関係を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態3に係るモータ制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るモータ制御装置におけるインバータのキャリア周波数の設定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るモータ制御装置におけるインバータ入力電圧と補正係数との関係を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態3に係るモータ制御装置におけるインバータ入力電圧と、別の補正係数との関係を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態3に係るモータ制御装置におけるインバータ入力電圧と、さらに別の補正係数との関係を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態4に係るモータ制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係るモータ制御装置におけるインバータのキャリア周波数の設定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係るモータ制御装置におけるモータのトルク指令値及びモータ回転数に応じた変調率を示すマップデータ図である。 本発明の実施の形態4に係るモータ制御装置におけるモータの相電流とモータ回転数に応じた変調率を示すマップデータ図である。
以下に添付図面を参照し、本発明に係るモータ制御装置の各実施の形態について説明する。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1に係るモータ制御装置を、図1に基づいて説明する。200は、例えば、永久磁石式交流同期モータ等の力行/回生用のモータ、300は、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等の充放電可能な蓄電装置、100は力行時には電動機へ供給電力を直流から交流に変換し、回生時には電動機の回生電力を交流から直流に変換するインバータ、120は、例えば、IGBT、MOSFET等の電圧駆動型の電力用半導体素子、130は電力用半導体素子に逆並列接続されるダイオード、140は電力用半導体素子をスイッチング制御する制御回路、そして150は母線のリプルを除去するための平滑コンデンサである。
また、400はモータ200の線間電圧を検出する電圧センサ、401はインバータ100の蓄電装置300側の端子電圧を検出する電圧センサである。500は電圧センサ400及び401で検出した電圧に基づいて変調率を演算する変調率演算部、そして、600は変調率演算部500により演算された変調率に基づいてPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御のキャリア周波数を設定するキャリア周波数設定部である。
次に、モータ200で発生するモータ損失とインバータ100で発生するインバータ損失を加算した合計損失とインバータ100のキャリア周波数との関係について説明する。
PWM制御によりインバータ100でモータ200を駆動する場合、モータ200の巻線に流れる、図示しない電流波形は理想的な正弦波にはならず、インバータ100のスイッチング動作により生じる高調波成分が重畳する。
高調波成分はインバータ100のキャリア周波数やモータ200の巻線におけるインダクタンス、変調率等に依存する。図2に示すように、インバータ損失については、インバータ100のキャリア周波数を高くすると、スイッチング損失が増加するためインバータ損失は増加する。また、モータ損失については、インバータ100のキャリア周波数を高くすると、前記の高調波成分が小さくなり、波形全体における実効値が小さくなるためモータ損失は低減する。
モータ損失とインバータ損失を加算した合計損失については、インバータ100のキャリア周波数がfc_a未満ではキャリア周波数の増加とともに合計損失は低減し、インバータ100のキャリア周波数がfc_a以上ではキャリア周波数の増加とともに合計損失が増加する傾向となる。すなわち、インバータ100のキャリア周波数をfc_aとすれば、合計損失を低減できる。
上記の特許文献1等の従来の方法では、モータの回転数やトルクごとに合計損失が最小となるキャリア周波数を実験や演算によって導出し、モータの回転数やトルクに対する最適なキャリア周波数のマップデータを設定して、図示しないコントローラに予め記憶していた。
しかしながら、この方法を取ると、モータの回転数やトルクごとに実験や演算を行う必要があり、工数が膨大となる。
本実施の形態では、図3に示すモータを駆動する際の変調率とキャリア周波数に依存するモータ損失の関係を用いて、合計損失を低減するものであり、これを以下に説明する。
図3はモータを駆動する際の変調率とキャリア周波数に依存するモータ損失との関係の一例を示している。図示のように、モータを駆動する際の変調率が大きいほど高調波成分が大きくなりモータ損失は増加する。キャリア周波数が低い場合はキャリア周波数が高い場合と比較してモータ損失が大きくなる傾向にある。
このことから、モータを駆動する際の変調率が高い場合には、例えば図4に示すように変調率に応じてキャリア周波数を高めてモータ損失を低減することが有効である。
但し、図2に示したように、キャリア周波数を高くするとインバータ損失は増加するため、合計損失が増加しないよう、例えば図5に示すようにキャリア周波数に上限fc_maxを設けておくことが好ましい。キャリア周波数の上限fc_maxを設定する方法としては、例えば、モータの回転数やトルク、各種センサ(電流センサ、電圧センサ、温度センサ)等からの検出値に基づいてキャリア周波数ごとのインバータ損失を推定し、インバータ損失が所定値以下となるキャリア周波数をキャリア周波数の上限fc_maxとする方法等がある。
加えて、キャリア周波数が低くし過ぎるとモータの動作が不安定になる上、騒音も問題となるため、例えば図5に示すようにキャリア周波数の下限fc_minを設けておくことが好ましい。
なお、上述した図2〜5は、本発明の各実施の形態に共通の概念である。
次に、本発明の実施の形態1に係るモータを駆動する際の変調率に応じたキャリア周波数の可変処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS601では、電圧センサ401によって検出されたインバータ100の蓄電装置300側の端子電圧V1を取得する。
ステップS602では、電圧センサ400によって検出されたモータ200の線間電圧V2を取得する。
なお、これらの電圧V1及びV2は、本発明における変調率の構成要素である。
ステップS603では、ステップS601及びステップS602でそれぞれ取得したV1及びV2を用いて、例えば次式(1)に示すように変調率Mを演算する。
M=V2/(V1×0.612)・・・・・・・式(1)
ステップS604では、ステップS603で導出された変調率Mを変調率演算部500から受けたキャリア周波数設定部602が、図4又は図5に示す関係に従って、キャリア周波数を設定するための信号を制御回路140に送る。図4及び図5の詳細については上述しているため、ここでは説明を割愛する。
ステップS605では、ステップS604で設定されたキャリア周波数の駆動信号を受けた制御回路140が、電力用半導体素子120をスイッチング制御する。
以上説明した本実施の形態1によれば、変調率に応じてキャリア周波数の可変処理を行うことで、モータ損失とインバータ損失の合計損失を低減することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2によるモータ制御装置を図7について説明する。200は、例えば永久磁石式交流同期モータ等の力行/回生用のモータ、300は、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等の充放電可能な蓄電装置、100は力行時には電動機へ供給電力を直流から交流に変換し、回生時には電動機の回生電力を交流から直流に変換するインバータ、120は、例えばIGBT、MOSFET等の電圧駆動型の電力用半導体素子、130は電力用半導体素子に逆並列接続されるダイオード、140は電力用半導体素子をスイッチング制御する制御回路、そして、150は母線のリプルを除去するための平滑コンデンサである。
また、700は、例えば水冷冷却装置、油冷冷却装置等のモータの冷却装置、400はモータ200の線間電圧を検出する電圧センサ、401はインバータ100の蓄電装置側の端子電圧を検出する電圧センサ、405はモータ200の冷却装置700に搭載され、冷却水や冷却油等の冷媒の温度を検出する温度センサ、500は電圧センサ400及び401で検出した電圧に基づいて変調率を演算する変調率演算部、602は変調率演算部500により演算された変調率に基づいてPWM制御のキャリア周波数を設定し、かつ温度センサ405で検出したモータ200の巻線温度に基づいてキャリア周波数を補正するキャリア周波数設定部である。
なお、温度センサ405は、冷却装置700の出口側に設けられているが、入口側に設けてもよい。
次に、本発明の実施の形態2に係るモータを駆動する際の変調率に応じたキャリア周波数の可変処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS1501〜ステップS1503は、ぞれぞれ、上述した図6のステップS601〜ステップS603と同様の処理のため説明を省略する。
ステップS1504では、温度センサ405によって検出された冷却装置700の冷却水流路出口側の冷却水温度F1を取得する。
なお、温度センサを冷却装置700の出口側と入口側の双方に設けた場合には、両センサの温度差を冷却水温度F1とすればよい。
ステップS1505では、ステップS1504で取得した冷却水温度F1から、補正係数Kを導出する。補正係数Kは、例えば図9に示すように、冷却水温度F1が高いほど、補正係数Kも大きくなるように設定する。その理由は、冷却水温度F1が高いとモータ損失が高くなっていると想定されるため、ステップS1503で導出された変調率Mに基づいて設定されるキャリア周波数に補正係数Kを乗算または加算して、更に高いキャリア周波数に設定することで、モータの高調波成分による損失を低減するためである。
ここで、補正係数Kの決め方は、図10及び図11に示すように、冷却水温度F1が所定値より大きい場合に補正係数Kを大きくしても構わない。
ステップS1506では、キャリア周波数設定部602が、ステップS1505で設定されたキャリア周波数の駆動信号を、電力用半導体素子120をスイッチング制御する制御回路140へ出力する。
なお、上記の説明ではモータの冷却装置700を水冷冷却装置としたが、冷媒として油を使用して、これを油冷冷却装置としても良い。
以上説明した本実施の形態2によれば、変調率に応じてキャリア周波数の可変処理を行うことで、モータ損失とインバータ損失の合計損失を低減することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3によるモータ制御装置を図12について説明する。200は、例えば永久磁石式交流同期モータ等力行/回生用のモータ、300は、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等の充放電可能な蓄電装置、100は力行時には電動機へ供給電力を直流から交流に変換し、回生時には電動機の回生電力を交流から直流に変換するインバータ、120は、例えばIGBT、MOSFET等の電圧駆動型の電力用半導体素子、130は電力用半導体素子に逆並列接続されるダイオード、140は電力用半導体素子をスイッチング制御する制御回路、150は母線のリプルを除去するための平滑コンデンサである。
また、400はモータ200の線間電圧を検出する電圧センサ、401はインバータ100の蓄電装置側の端子電圧を検出する電圧センサである。500は電圧センサ400、401で検出した電圧に基づいて変調率を演算する変調率演算部、603は変調率演算部500により演算された変調率に基づいてPWM制御のキャリア周波数を設定し、かつ、電圧センサ401で検出した電圧に基づいてキャリア周波数を補正するキャリア周波数設定部である。
次に、この実施の形態3に係るモータを駆動する際の変調率に応じたキャリア周波数の可変処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS1701〜ステップS1703は、ぞれぞれ、ステップS601〜ステップS603と同様の処理のため説明を省略する。
ステップS1704では、ステップS1702で取得した電圧V1から、補正係数Kを導出する。補正係数Kは、例えば図14に示すように、インバータ入力電圧V1が低いほど、補正係数Kが大きくなるように設定する。その理由は、同動作点(モータトルク、回転数)、同相電流の場合、インバータ入力電圧V1が低いとモータ線間電圧が高くなるため変調率は大きくなり、モータ損失が高くなっていると想定されるためである。ステップS1703で導出された変調率Mに基づいて設定されるキャリア周波数に補正係数Kを乗算または加算して、更に高いキャリア周波数に設定することで、モータの高調波成分による損失を低減するためである。
ここで、補正係数Kの決め方は、図15及び図16に示すようにインバータ入力電圧V1が所定値より小さい場合に補正係数Kを大きくするようにしても構わない。
ステップS1705では、ステップS1704で設定されたキャリア周波数の駆動信号を、電力用半導体素子をスイッチング制御する制御回路140へ出力する。
インバータ入力電圧V1は、蓄電装置300の充電状態や内部抵抗による電圧降下等で変動する。また、蓄電装置300とインバータ100の間に、蓄電装置300の電圧を昇降圧するコンバータが接続された場合にも、インバータ入力電圧V1は変動するため、本実施の形態3で示した発明は有効である。
以上説明した本実施の形態3によれば、変調率に応じてキャリア周波数の可変処理を行うことで、モータ損失とインバータ損失の合計損失を低減することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4によるモータ制御装置を図17について説明する。200は、例えば永久磁石式交流同期モータ、界磁巻線式同期モータ等の力行/回生用のモータ、300は、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等の充放電可能な蓄電装置、100は力行時には電動機へ供給電力を直流から交流に変換し、回生時には電動機の回生電力を交流から直流に変換するインバータ、120は、例えばIGBT、MOSFET等の電圧駆動型の電力用半導体素子、130は電力用半導体素子に逆並列接続されるダイオード、140は電力用半導体素子をスイッチング制御する制御回路、そして、150は母線のリプルを除去するための平滑コンデンサである。
また、402はモータの回転数を検出する回転数センサ、403は、例えばステータ巻線、モータが界磁巻線式同期モータの場合は界磁巻線やロータ巻線等のモータ200の巻線の温度を検出する温度センサ、404はモータ200の相電流を検出する電流センサである。501は少なくとも回転数センサ402で検出した回転数、又は図示しない上位コントローラからのトルク指令値、又は電流センサ404で検出した相電流に基づいて変調率を推定する変調率推定部、そして、600は変調率推定部501により推定された変調率に基づいてPWM制御のキャリア周波数を設定し、かつ温度センサ403で検出したモータ200の巻線温度に基づいてキャリア周波数を補正するキャリア周波数設定部である。
次に、本発明の実施の形態4に係るモータ制御装置におけるモータを駆動する際の変調率に応じたキャリア周波数の可変処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。
ステップS801では、回転数センサ402によって検出されたモータ200の回転数N1を取得する。
ステップS802では、上位コントローラ(図示なし)からのトルク指令値T1を取得する。
ステップS803では、電流センサ404によって検出されたモータ200の相電流I1を取得する。
なお、これらN1,T1,I1は、本発明における変調率の構成要素である。
ステップS804では、ステップS801及びステップS802でそれぞれ取得したモータ回転数N1及びトルク指令値T1を用いて、例えば図19に示すようなモータのトルクと回転数に応じたマップデータを用いて変調率Mを推定する。図19の変調率M11〜M33は、モータの特性から、各動作点(モータトルク、回転数)での変調率を予め演算して設定しているものである。また、モータトルクと相電流には相関関係があるため、ステップS801及びステップS803でそれぞれ取得したモータ回転数N1及びモータ相電流I1を用いて、例えば図20のようなモータ相電流と回転数に応じたマップデータを用いて変調率Mを推定しても良い。
また、図19及び図20ではマップデータを用いて変調率を離散的に設定するようにしているが、連続的に設定するようにしても構わない。その場合、マップデータを用いるのは困難なので、例えばステップS801、S802、S803でそれぞれ取得したN1、T1、I1に基づいて変調率を演算して求める等の手段が考えられる。
ステップS805では、温度センサ403によって検出されたモータ巻線温度F1を取得する。
ステップS806では、ステップS805で取得したモータ巻線温度F1から、補正係数Kを導出する。補正係数Kは、例えば上述した図9に示すように、モータ巻線温度F2が高いほど、補正係数Kも大きくなるように設定する。その理由は、モータ巻線温度が高いとモータ損失が高くなっていると想定されるため、ステップS804で導出された変調率Mに基づいて設定されるキャリア周波数に補正係数Kを乗算して、更に高いキャリア周波数に設定することで、モータの高調波成分による損失を低減するためである。
ここで、補正係数Kの決め方は、図10及び図11に示すようにモータ巻線温度F2が所定値より大きい場合に補正係数Kを大きくしても構わない。
ステップS807では、ステップS806で設定されたキャリア周波数の駆動信号を、電力用半導体素子をスイッチング制御する制御回路140へ出力する。
ここで、上記ステップS804の説明では、ステップS801及びステップS802でそれぞれ取得したモータ回転数N1及びトルク指令値T1を用いて、例えば図19に示すようなモータのトルクと回転数に応じたマップデータを用いて変調率Mを推定するようにしたが、これをモータ回転数N1のみ、またはモータトルク指令値T1のみ、またはモータ相電流I1のみから変調率Mを推定しても構わない。また、図示していないが、モータ相電流からモータトルクを推定して、推定したモータトルクから変調率Mを推定しても差し支えない。
以上説明した本実施の形態1によれば、変調率に応じてキャリア周波数の可変処理を行うことで、モータ損失とインバータ損失の合計損失を低減することができる。
なお、上記の実施の形態1〜4では、Si半導体材料から成るインバータを用いて説明したが、シリコンよりもバンドギャップが広い非Si半導体材料から成るものでよく、前記非Si半導体材料は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、またはダイヤモンドのいずれかでよい。非Si半導体材料を用いることで、キャリア周波数を高めることができ、モータ損失とインバータ損失を加算した合計損失を更に低減することができる。
100 インバータ、120 電力用半導体素子、130 ダイオード、140 制御回路、150 平滑コンデンサ、200 モータ、300 蓄電装置、400〜401 電圧センサ、402 回転数センサ、403,405 温度センサ、404 電流センサ、500 変調率演算部、501 変調率推定部、600〜603 キャリア周波数設定部、700 冷却装置。

Claims (21)

  1. 複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータと、
    前記PWM制御の変調率の構成要素を検出する検出部と、
    前記構成要素に基づき変調率を決定する変調率決定部と、
    モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定するキャリア周波数設定部と、
    前記モータを冷媒によって冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置に取り付けられて前記冷媒の温度を検出する温度センサとを備え、
    前記キャリア周波数設定部は、前記温度センサの検出値を受けて、前記冷媒の温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正する
    モータ制御装置。
  2. 前記温度センサは、前記冷却装置の冷却流路出口側に取り付けられている
    請求項に記載のモータ制御装置。
  3. 前記温度センサは、前記冷却装置の流路出口側及び流路入口側にそれぞれ取り付けられた第1及び第2の温度センサで構成され、
    前記冷媒の温度が、前記第1及び第2の温度センサで検出された温度の差分である
    請求項に記載のモータ制御装置。
  4. 前記冷媒は水である
    請求項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記冷媒は油である
    請求項に記載のモータ制御装置。
  6. 複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータと、
    前記PWM制御の変調率の構成要素を検出する検出部と、
    前記構成要素に基づき変調率を決定する変調率決定部と、
    モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定するキャリア周波数設定部と、
    前記モータの巻線温度を検出する温度センサとを備え、
    前記キャリア周波数設定部は、前記温度センサの検出値を受けて、前記巻線温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正する
    モータ制御装置。
  7. 前記温度センサは、前記モータのステータ巻線に取り付けられている
    請求項に記載のモータ制御装置。
  8. 前記モータは界磁巻線式同期モータであり、
    前記温度センサは、前記モータの界磁巻線に取り付けられている
    請求項に記載のモータ制御装置。
  9. 前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記インバータの入力電圧を検出する電圧センサであり、
    前記変調率決定部が、前記入力電圧に基づいて前記変調率を演算する
    請求項1に記載のモータ制御装置。
  10. 複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータと、
    前記PWM制御の変調率の構成要素を検出する検出部と、
    前記構成要素に基づき変調率を決定する変調率決定部と、
    モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定するキャリア周波数設定部とを備え、
    前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記モータの線間電圧を検出する第1の電圧センサと、前記変調率の構成要素である前記インバータの入力電圧を検出する第2の電圧センサとで構成され、
    前記変調率決定部は、前記第1及び第2の電圧センサの検出値に基づいて前記変調率を演算する
    モータ制御装置。
  11. 前記変調率決定部は、前記第2の電圧センサの検出値に基づき、前記第2の電圧センサで検出された前記インバータの入力電圧が高いほど、前記キャリア周波数が低く設定されるように前記キャリア周波数を補正する
    請求項10に記載のモータ制御装置。
  12. 前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記モータの回転数を検出する回転数センサであり、
    前記変調率決定部は、前記モータの回転数ごとに変調率を設定したマップデータを有し、前記マップデータを参照して、前記モータの回転数に応じた変調率を推定する
    請求項1又は6に記載のモータ制御装置。
  13. 前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記モータのトルク指令値を決定する車両制御装置であり、
    前記変調率決定部は、前記モータのトルク指令値ごとに変調率を設定したマップデータを有し、前記マップデータを参照して、前記モータのトルク指令値に応じた変調率を推定する
    請求項1又は6に記載のモータ制御装置。
  14. 前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記モータの相電流を検出する電流センサであり、
    前記変調率決定部は、前記相電流ごとに変調率を設定したマップデータを有し、前記マップデータを参照して、前記相電流に応じた前記変調率を推定する
    請求項1又は6に記載のモータ制御装置。
  15. 前記検出部が、前記変調率の構成要素である前記モータの回転数を検出する回転数センサと、前記変調率の構成要素である前記モータのトルク指令値を決定する車両制御装置とで構成され、
    前記変調率決定部は、前記回転数及び前記トルク指令値ごとに変調率を設定したマップデータを有し、前記マップデータを参照して、前記モータの回転数及びトルク指令値に応じた変調率を推定する
    請求項1又は6に記載のモータ制御装置。
  16. 前記電力用半導体素子は、シリコンよりもバンドギャップが広い非Si半導体材料で構成される
    請求項1又は6に記載のモータ制御装置。
  17. 前記非Si半導体材料は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、及びダイヤモンドのいずれか一つである
    請求項16に記載のモータ制御装置。
  18. 複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータのPWM制御の変調率の構成要素を検出し、
    前記構成要素に基づき変調率を決定し、
    モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定し、
    前記モータを冷媒によって冷却する冷却装置に取り付けられて前記冷媒の温度を検出する温度センサの検出値を受けて、前記冷媒の温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正する
    モータ制御方法。
  19. 複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータのPWM制御の変調率の構成要素を検出し、
    前記構成要素に基づき変調率を決定し、
    モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定し、
    前記モータの巻線温度を検出する温度センサの検出値を受けて、前記巻線温度が高いほど、前記キャリア周波数が高く設定されるように前記キャリア周波数を補正する
    モータ制御方法。
  20. 複数の電力用半導体素子が搭載されPWM制御によりモータを駆動するインバータのPWM制御の変調率の構成要素を検出し、
    前記構成要素に基づき変調率を決定し、
    モータ損失を低減させるために、前記変調率が高いほど前記PWM制御のキャリア周波数を高く設定し、
    前記変調率の構成要素である前記モータの線間電圧を検出する第1の電圧センサ、及び前記変調率の構成要素である前記インバータの入力電圧を検出する第2の電圧センサの検出値に基づいて前記変調率を演算する
    モータ制御方法。
  21. 前記第2の電圧センサの検出値に基づき、前記第2の電圧センサで検出された前記インバータの入力電圧が高いほど、前記キャリア周波数が低く設定されるように前記キャリア周波数を補正する
    請求項20に記載のモータ制御方法。
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