JP5984458B2 - ガスメーター - Google Patents
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Description
一対の超音波送受信器と、
一方の超音波送受信機から他方の超音波送受信器へ前記測定対象ガスの流れ内を超音波が伝播する伝播時間を単位時間ごとに双方向で捉える超音波センサと、
前記測定対象ガスの温度を計測する温度センサとを備え、
前記超音波センサにより得られる前記一対の伝播時間から、前記測定対象ガスの音速を求める音速導出手段と、前記測定対象ガスの流速を求める流速導出手段とを備え、
前記測定対象ガスの標準状態における音速と熱量との関係として求まる音速−熱量関係
指標、前記温度センサにて取得された温度及び前記音速導出手段により求められた音速に基づいて前記測定対象ガスの瞬時熱量を導出する瞬時熱量導出手段を備え、
前記流速導出手段により求められる流速と前記流路の断面積および前記単位時間から、当該単位時間あたりに前記流路を通過する前記測定対象ガスの単位時間通過体積を導出する単位時間通過体積導出手段と、
前記瞬時熱量と前記単位時間通過体積と前記温度センサにて取得された温度とに基づいて、前記単位時間あたりに前記流路を通過する前記測定対象ガスの単位時間通過熱量を導出する単位時間通過熱量導出手段を備え、
少なくとも、前記単位時間通過熱量を外部出力する外部出力手段を備えた点にある。
前記熱量積算値が、前記外部出力手段により外部出力される構成とすると好適である。このような特徴構成によれば、ガスメーターの検針時に有用である。
前記流量積算値が、前記外部出力手段により外部出力される構成とすると好適である。このような特徴構成によれば、ガスメーターの検針時に有用である。
本発明の実施形態を、以下、図面に基づいて説明する。図1は、本願のガスメーター1の構成を模式的に描いたものである。このガスメーター1は、各住戸などに設置され、各住戸で使用されるガス2が流れる流路3を備えている。ここで、ガス2は、基礎物理量検出手段4の測定対象となるガスを意味し、ガス供給元(例えば都市ガス製造業者)から各住戸などに供給される。また、流路3はいわゆる低圧導管であり、その内部を流れるガス2の圧力は0.1MPa未満で、その太さはおおむね直径5cm〜30cmである。
2−1.基礎物理量検出手段
図2は、本願のガスメーター1の詳細構成を示す。本実施形態においては、ガスメーター1は、基礎物理量検出手段4として、超音波センサ41と、ガス2の温度Tを計測する温度センサ42と、を備えている。超音波センサ41は、一対の超音波送受信器51(図3)を備え、一方の超音波送受信器51から他方の超音波送受信器51へガス2の流れ内を超音波が伝播する伝播時間を単位時間Δtごとに双方向で捉えるように構成されている。
単位時間通過体積ΔVを導出するために、ガスメーター1は、超音波センサ41により得られる一対の伝播時間t1、t2から、ガス2の流速vを求める流速導出手段11を備えている。前述の単位時間通過体積導出手段13は、流速導出手段11により求められる流速vと流路3の断面積Sおよび単位時間Δtから単位時間通過体積ΔVを求めるように構成されている。
ガスメーター1は、単位時間通過熱量ΔQを導出するために、超音波センサ41により得られる一対の伝播時間t1、t2から、ガス2中での音速Cを求める音速導出手段21、及び流路3を通過するガス2の温度Tを計測する温度センサ42を備えている。さらに、ガスメーター1は、ガス2の標準状態における音速C0と熱量との関係として求まる音速−熱量関係指標f(C0)、及び音速導出手段21により求められた音速Cに基づいてガス2の瞬時熱量Qを導出する瞬時熱量導出手段22を備えている。
より詳しくは、音速導出手段21により求められた音速Cは、標準音速導出手段21xにより温度センサ42により取得されたガス2の温度Tを用いて標準状態における音速C0に換算され、瞬時熱量導出手段22は、音速C0に基づいて音速−熱量関係指標f(C0)から瞬時熱量Qを導出する。
より詳しくは、単位時間通過体積導出手段13により導出された単位時間通過体積ΔVは、単位時間通過標準体積導出手段13xにより温度センサ42により取得されたガス2の温度Tを用いて標準状態における単位時間通過体積ΔV0に換算され、単位時間通過熱量導出手段23は、単位時間通過体積ΔV0と瞬時熱量Qとから単位時間通過熱量ΔQを導出する。
上記実施形態においては、単位時間通過体積導出手段13が、流路3の流れに沿って上流と下流との二箇所に超音波送受信器51を配置した構成の超音波センサ41により流速vを求めるように構成されている場合の例を説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。すなわち、超音波センサ41の配置構成としては、一対の超音波送受信器51を流路を斜めに横断するように配置した構成などその他公知の配置構成も使用できる。
2 :ガス
3 :流路
6 :外部出力手段
7 :切替手段
11 :流速導出手段
13 :単位時間通過体積導出手段
14 :流量積算手段
21 :音速導出手段
22 :瞬時熱量導出手段
23 :単位時間通過熱量導出手段
24 :熱量積算手段
25 :記憶手段
41 :超音波センサ
42 :温度センサ
51 :超音波送受信器
Claims (5)
- 測定対象ガスが流れる流路と、
一対の超音波送受信器と、
一方の超音波送受信機から他方の超音波送受信器へ前記測定対象ガスの流れ内を超音波が伝播する伝播時間を単位時間ごとに双方向で捉える超音波センサと、
前記測定対象ガスの温度を計測する温度センサとを備え、
前記超音波センサにより得られる一対の前記伝播時間から、前記測定対象ガスの音速を求める音速導出手段と、前記測定対象ガスの流速を求める流速導出手段とを備え、
前記測定対象ガスの標準状態における音速と熱量との関係として求まる音速−熱量関係指標、前記温度センサにて取得された温度及び前記音速導出手段により求められた音速に基づいて前記測定対象ガスの瞬時熱量を導出する瞬時熱量導出手段を備え、
前記流速導出手段により求められる流速と前記流路の断面積および前記単位時間から、当該単位時間あたりに前記流路を通過する前記測定対象ガスの単位時間通過体積を導出する単位時間通過体積導出手段と、
前記瞬時熱量と前記単位時間通過体積と前記温度センサにて取得された温度とに基づいて、前記単位時間あたりに前記流路を通過する前記測定対象ガスの単位時間通過熱量を導出する単位時間通過熱量導出手段を備え、
少なくとも、前記単位時間通過熱量を外部出力する外部出力手段を備えたガスメーター。 - 予め熱量が判明し組成の異なる複数の標準ガス各々の標準状態における音速に基づいて作成された前記音速−熱量関係指標を記憶する記憶手段を備えた請求項1記載のガスメーター。
- 複数の前記単位時間に渡って、前記単位時間通過熱量を積算した熱量積算値を求める熱量積算手段を備え、
前記熱量積算値が、前記外部出力手段により外部出力される請求項1又は2記載のガスメーター。 - 前記単位時間通過体積が前記外部出力手段により外部出力される請求項1〜3の何れか一項記載のガスメーター。
- 複数の前記単位時間に渡って、前記単位時間通過体積を積算した流量積算値を求める流量積算手段を備え、
前記流量積算値が、前記外部出力手段により外部出力される請求項1〜4の何れか一項記載のガスメーター。
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- 2012-03-30 JP JP2012082087A patent/JP5984458B2/ja active Active
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