JP5983394B2 - 構造解析用モデルの生成方法及び生成システム - Google Patents
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上記方法によれば、構造解析用モデルに対してリブやボス等の部分的に剛性を高めるための補強部を追加することにより、強度シミュレーションや振動シミュレーション等の構造解析を実際の構造物に即したかたちで行うことができる。
各種の構造物には、同構造物の使用環境において作用する外力に対して十分な剛性を担保しつつ重量が最も軽くなる肉厚、すなわち一般肉厚が存在する。上記方法のように、この一般肉厚でエアモデルにラッピング処理を施すことにより、構造物の最終形態に近い構造解析用モデルを用いて構造解析を行うことができ、構造解析を効率的に行うことができるようになる。
エアモデル1のCADデータに対して、コンピュータでラッピング処理を施すことで、エアモデル1に対して一般肉厚の外壁が設けられたラッピングモデル5が生成される。そして、このラッピングモデル5からエアモデル1の体積分をブーリアン演算によって取り除くことで、内部にエアモデル1と同じ形状の空間が形成された構造解析用モデル6が生成される。また、ラッピング処理において肉厚を適宜変更することにより、複数の構造解析用モデル6を作成する時間が短縮される。さらに、構造解析用モデル6に対して格子状のリブ7を追加することにより、強度シミュレーションや振動シミュレーション等の構造解析が実際の構造物に即したかたちで行われることとなる。
(1)エアモデル1から構造解析用モデル6を効率良く生成することができる。また、肉厚を変更する場合やエアモデル1が変更された場合でもエアモデル1に対して再度ラッピング処理を施すことにより、構造解析用モデルを短期間に作成することができる。したがって、構造解析用モデルを用いた種々の構造解析をCADシステムによる形状データの作成に先立って行うことができ、設計変更に要する時間を短縮することができるようになる。
・上記実施形態では、構造解析用モデル6を生成する際の最終処理として、格子状のリブ7を追加する処理を例示したが、追加する対象は格子状以外のリブや、ボス等、吸気マニホールドの剛性を部分的に高めることができる他の補強部であってもよい。また、それらの構成を適宜組み合わせて複数追加するようにしてもよい。こうした構成であっても、上記(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
Claims (5)
- コンピュータに、
構造物の内部空間の外殻形状により定義されるエアモデルに対してその外周面を一定の肉厚で覆うラッピング処理と、
同ラッピング処理によって生成されたラッピングモデルから前記エアモデルの体積分をブーリアン演算により抜き出して構造物の構造解析用モデルを生成する処理と
を実行させる構造解析用モデルの生成方法。 - コンピュータに、
前記構造解析用モデルにその剛性を部分的に高める補強部を追加する処理を更に実行させる
請求項1に記載の構造解析用モデルの生成方法。 - 前記肉厚は前記構造物に応じて各別に設定される一般肉厚である
請求項1又は2に記載の構造解析用モデルの生成方法。 - 前記構造解析用モデルは吸気マニホールドの構造解析用モデルである
請求項1〜3のいずれか一項に記載の構造解析用モデルの生成方法。 - コンピュータにより構造物の構造解析用モデルを生成するシステムであって、
構造物の内部空間の外殻形状により定義されるエアモデルに対してその外周面を一定の肉厚で覆うラッピング処理を実行する手段と、
同ラッピング処理によって生成されたラッピングモデルから前記エアモデルの体積分をブーリアン演算により抜き出して構造物の構造解析用モデルを生成する処理を実行する手段と
を備える構造解析用モデルの生成システム。
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