JP5983133B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、気体燃料と液体燃料のように2種類の燃料の一方を適宜選択して、内燃機関に噴射供給する燃料噴射弁に関するものである。
従来、内燃機関に使用される燃料噴射弁として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1の燃料噴射弁には、気体燃料を導入する気体燃料導入流路からノズル部の先端に設けられた噴孔に繋がる第1流路と、液体燃料を導入する液体燃料導入流路から噴孔に繋がる第2流路と、第1流路および第2流路の切替えを行う流路切替え弁とが設けられている。そして、流路切替え弁の切替えによって、気体燃料、あるいは液体燃料のいずれかが適宜選択され、選択された燃料が噴孔から噴射されるようになっている。つまり、1つの燃料噴射弁で2種類の燃料の噴射を可能としている。
特開2009−138580号公報
上記のように、2種類の燃料として例えば気体燃料と液体燃料とを使用する場合では、各燃料は気相、液相の違いからエネルギ密度が大きく異なる。つまり、気体燃料のエネルギ密度は、液体燃料のエネルギ密度より極めて小さい。よって、気体燃料を噴孔から噴射させる場合、液体燃料と同等の燃焼出力(燃焼発熱量)を確保しようとすると、噴射燃料量を大きくする必要がある。
しかしながら、上記特許文献1では、同一の噴孔から気体燃料、あるいは液体燃料が噴射されるようになっているので、気体燃料の噴射量を増大しようとすると、気体燃料を極めて高圧にする、あるいは気体燃料の噴射時間を長くする等の必要が生ずる。通常、内燃機関において、燃料系の圧力については耐久性の面から制約を受け、また、噴射時間については内燃機関の作動サイクル時間に応じて制約を受けるため、2種類の燃料のうち、エネルギ密度の小さい燃料に対して必要とされる噴射量を与えることが難しい。
本発明の目的は、上記点に鑑みてなされたものであり、2種類の燃料を選択して適宜噴射するものにおいて、2種類の燃料のうち、エネルギ密度の低い燃料を噴射する場合でも容易に噴射量を増大させることのできる燃料噴射弁を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
即ち、本発明では、供給される液体燃料、および液体燃料に対して圧力およびエネルギ密度の異なる気体燃料のうち、いずれか一方を切替え部(400)によって切替え選択して、選択された燃料をメイン流路(140A)を介して噴射させる燃料噴射弁であって、
電磁コイル(131)による磁気吸引力を用い、メイン流路(140A)の上流側を開閉する弁体(120)と、
弁体(120)の下流側で、メイン流路(140A)から分岐して、選択された燃料をメイン流路(140A)と共に噴射可能とするサブ流路(140B)と、
サブ流路(140B)に設けられて、弁体(120)が開かれたときの、液体燃料および気体燃料のうち、気体燃料の圧力に応じてサブ流路(140B)を開く摺動弁(140)とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、液体燃料と気体燃料のうち、気体燃料を噴射させるときに、この燃料の圧力に応じて摺動弁(140)によってサブ流路(140B)が開かれるので、メイン流路(140A)とサブ流路(140B)との両者(140A、140B)から噴射させることができる。つまり、気体燃料を噴射するにあたって、噴射流路面積を増加させることができるので、容易に噴射量を増大させることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における燃料噴射装置を示す構成図である。 第1実施形態における燃料噴射弁を示す断面図である(図3中のII−II部の断面図)。 図2中のIII−III部を示す断面図である。 図2中のIV−IV部を示す断面図である。 図2中のV−V部を示す断面図である。 図2中のVI−VI部を示す断面図である。 図3中のVII−VII部を示す断面図である。 図5中のVIII−VIII部を示す断面図である。 第1実施形態における燃料噴射弁の作動を示すものであり、(a)は噴射停止時、(b)は液体燃料噴射時、(c)は気体燃料噴射時を示す断面図である。 第2実施形態における燃料噴射弁を示す断面図である。 第2実施形態における燃料噴射弁の作動を示すものであり、(a)は液体燃料噴射時、(b)は気体燃料噴射時を示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の燃料噴射弁100を図1〜図9に基づいて説明する。燃料噴射弁100は、車両用のエンジン10に燃料を噴射する燃料噴射装置50に適用されたものである。
エンジン10は、例えば直噴式のガソリンエンジンであり、吸気管11、シリンダ12、ピストン13、点火プラグ14、および排気管15等が設けられている。点火プラグ14は、後述する制御部500によって、点火制御されるようになっている。また、排気管15には、排気の温度に対応する排気温度信号を生成する排気センサ16が設けられている。排気センサ16によって得られた排気温度信号は、後述する制御部500に出力されるようになっている。
上記エンジン10は、2種類の燃料の使用を可能としており、2種類のうち適宜選択された燃料によって駆動可能となっている。2種類の燃料としては、例えば液体燃料と気体燃料とを使用することができる。更に、液体燃料としては、例えばガソリンを使用し、気体燃料としては天然ガスを使用することができる。液体燃料(ガソリン)は本発明の第1燃料に対応し、気体燃料(天然ガス)は本発明の第2燃料に対応する。液体燃料と気体燃料とでは、エンジン10に供給される際の圧力、およびエネルギ密度が異なる。ここでは、気体燃料は、液体燃料に対してエンジン10に供給される際の圧力が高く、またエネルギ密度は小さい。
燃料噴射装置50は、図1に示すように、時々刻々と変化するエンジン10の作動状況に応じて、2種類の燃料のいずれかを選択すると共に、適切なエンジン作動が得られるように、燃料噴射弁100から噴射すべき燃料の噴射時間(噴射量)、および噴射時期等を制御する装置である。燃料噴射装置50は、燃料噴射弁100、燃料タンク200、燃料ボンベ300、各種配管220、310、320、燃料切替え弁400、および制御部500等を備えている。
燃料噴射弁100は、選択された燃料をエンジン10の吸気管11からシリンダ12内に噴射するものであり、制御部500によって、内部の弁体120の開閉が制御されて、燃料の噴射時間、噴射時期等を調節する。燃料噴射弁100の構造の詳細については、後述する。
燃料タンク200は、液体燃料を貯める容器であり、内部にポンプ210が設けられている。ポンプ210には、燃料配管220の一端側が接続され、他端側が燃料噴射弁100に接続されている。ポンプ210の作動は制御部500によって制御されるようになっており、ポンプ210が作動されると、燃料タンク200内の液体燃料が、燃料配管220を通り、燃料噴射弁100側に供給されるようになっている。
燃料ボンベ300は、気体燃料を貯める高圧容器であり、燃料ボンベ300には、燃料配管310、320が順に接続されている。燃料配管320の先端側は、燃料配管220の途中部位に合流するように接続されている。
燃料配管310の途中部位には、遮断弁330、340が設けられている。遮断弁330、340は、燃料配管310の内部流路を開閉する弁であり、制御部500によって、開閉作動が制御されるようになっている。遮断弁330、340が開かれると燃料ボンベ300内の気体燃料が、燃料配管310、320を通り、燃料噴射弁100側に供給されるようになっている。また、燃料配管310における遮断弁330と遮断弁340との間には、圧力センサ350が設けられている。圧力センサ350は、燃料配管310を流通する気体燃料の圧力に対応する圧力信号を生成するセンサであり、生成された圧力信号は、制御部500に出力されるようになっている。
また、燃料配管310と燃料配管320との間には、気体燃料の圧力を調整するレギュレータ360が設けられている。レギュレータ360の作動は、制御部500によって制御されるようになっている。更に、燃料配管320の途中部位には、燃料配管320を流通する気体燃料の温度および圧力に対応する温度・圧力信号を生成する温度・圧力センサ370が設けられており、生成された温度・圧力信号は、制御部500に出力されるようになっている。
燃料切替え弁400は、燃料配管220と燃料配管320との合流部に設けられて、合流部における流路を切替える弁となっている。燃料切替え弁400の流路切替えは制御部500によって制御されるようになっている。つまり、燃料切替え弁400は、燃料タンク200から供給される液体燃料と、燃料ボンベ300から供給される気体燃料のうち、いずれかを選択して燃料噴射弁100に供給できるようになっている。
制御部500は、圧力センサ350から得られる圧力信号、温度・圧力センサ370から得られる温度・圧力信号、排気センサ16から得られる排気温度信号、および図示しない各種センサ類から得られる各種信号(吸入空気量、吸入空気温度、クランク位置、スロットルバルブ開度、エンジン回転数、車速、冷却水温度等)に基づいて、燃料噴射弁100、ポンプ210、遮断弁330、340、レギュレータ360、燃料切替え弁400、および点火プラグ14の作動を制御する制御手段である。
次に、図2〜図8を加えて、燃料噴射弁100の構造の詳細について説明する。燃料噴射弁100は、ハウジング110、弁体120、駆動部130、および摺動弁140等を備えている。以下、燃料噴射弁100の方向として、ハウジング110が延びる方向を軸方向(図2における上下方向)と呼ぶことにする。尚、軸方向の上側は、弁体120が開弁する開弁方向、軸方向の下側は、弁体120が閉弁する閉弁方向となる。
ハウジング110は、軸方向に延びる筒状の容器体であり、筒部材111、入口部材112、ノズルホルダ113、弁体ガイド部114、およびノズルボディ115を有している。
筒部材111は、内径が軸方向へ向けて概ね同一となる筒状に形成されている。筒部材111は、磁性を有する磁性部111a、および磁性を有しない非磁性部111bを有している。磁性部111aは、筒部材111の大半の部位を占めるように形成されており、非磁性部111bは、磁性部111aよりも軸方向下側に位置している。非磁性部111bは、磁性部111aとノズルホルダ113との磁気的な短絡を防止するものである。磁性部111aおよび非磁性部111bは、例えばレーザ溶接などにより一体に接続されている。磁性部111aは、例えばフェライト系のステンレス材によって形成され、また、非磁性部111bは、例えばオーステナイト系のステンレス材によって形成されている。尚、筒部材111は、例えば一体に成形した後、熱加工などにより一部を磁性化または非磁性化してもよい。また、非磁性部(111b)は、磁性部(111a)に対して板厚を薄くした磁気の絞りを設けた形状としてもよい。
入口部材112は、筒部材111の軸方向上側の端部に設けられている。入口部材112は、筒状を成しており、筒部材111の内周側に圧入されて接合されている。入口部材112は、軸方向上側の端部において開口する燃料入口112aを有している。燃料入口112aには、燃料タンク200、あるいは燃料ボンベ300から燃料が供給されるようになっている。
ノズルホルダ113は、筒状に形成されており、筒部材111の軸方向下側の端部に接続されている。ノズルホルダ113は、例えばフェライト系のステンレス材から形成され、磁性を有している。ノズルホルダ113は、軸方向上側から軸方向下側に向けて内径が互いに異なる大径部113a、および小径部113bを有しており、各部位113a、113bの内径部は、それぞれの中心軸が略同軸となるように配置されている。大径部113aの内径は、筒部材111の内径と略等しく、筒部材111と略同軸となるように配置されている。小径部113bは、大径部113aよりも内径が小さく設定されて、軸方向下側に延びている。
弁体ガイド部114は、筒状に形成されており、小径部113bの内周面における軸方向上側に接合されている。弁体ガイド部114は、磁性を有さない部材であり、例えばマルテンサイト系のステンレス材から形成されている。弁体ガイド部114の内径は、軸方向上側と下側とで異なっており、上側に大径部114aが形成され、下側に大径部114aよりも内径の小さい小径部114bが形成されている。
ノズルボディ115は、有底筒状に形成され、有底筒状の底部115aが軸方向上側を向くように配置されて、小径部113bの内周面における軸方向下側に接合されている。つまり、ノズルボディ115は、小径部113bにおいて、弁体ガイド部114の下側に設けられている。ノズルボディ115は、磁性を有さない部材であり、例えばマルテンサイト系のステンレス材から形成されている。底部115aの中心部には孔部115bが形成されており、弁体ガイド部114の内部空間とノズルボディ115の内部空間とが連通するようになっている。ノズルボディ115において筒状を成す筒状部115cの先端側は、小径部113bから半分程度、突出している。また、筒状部115cの先端側の内周面には、リング状のスプリング支持部115dが接合されている。スプリング支持部115dは、磁性を有さない部材であり、ノズルボディ115と同様に、例えばマルテンサイト系のステンレス材から形成されている。
弁体120は、軸方向へ延びる細長の部材であって、後述する可動コア135の突出部135c(内周面部135e)に挿通され、弁体ガイド部114の内周側で可動コア135と共に軸方向へ往復移動可能に収容されている。弁体120は、軸方向へ往復移動することによって孔部115bを開閉して、後述する噴孔143からの、あるいは噴孔143および隙間部140B4(サブ流路140B)からの燃料の噴射を断続するようになっている。弁体120は、磁性を有さない部材であり、例えばマルテンサイト系のステンレス材から形成されている。弁体120は、弁体ガイド部114と概ね同軸上に配置されており、本体部121、および支持部122を有している。
本体部121は、軸方向に外径寸法が段階的に異なる円柱状部材であり、軸方向上側から下側に向けて、大径部121a、中径部121b、小径部121cが形成されている。小径部121cの先端部(軸方向下側)には、例えばフッ素ゴム等の弾性材によって形成されたシール部材121dが装着されている。大径部121aと中径部121bは、弁体ガイド部114の大径部114aに対応する位置に配置されており、また、小径部121cは、弁体ガイド部114の小径部114bに対応する位置に配置されている。
大径部121aは、図3に示すように、大径部114aの内周面に対して僅かに小さな外径を備える扁平の円柱状部に対して周方向の4箇所が削除されて、丸みのある角部を備える四角形状に形成されている。よって大径部121aと大径部114aとの間には、4箇所の隙間部123が形成されている。
中径部121bは、大径部114aの内周面に対してある程度小さく形成された外径を備える円柱状部となっており、中径部121bと大径部114aとの間には、隙間部124が形成されている。
小径部121cは、小径部114bの内周面に対してある程度小さく形成された外径を備える円柱状部となっており、小径部121cと小径部114bとの間には、隙間部125が形成されている。
支持部122は、本体部121の軸方向上側の端面から入口部材112側に延びる筒状部であり、支持部122の外径は、小径部121cよりも小さく設定されている。支持部122の本体部121近傍では、軸方向に対して直交する方向に孔が空けられており、支持部122の内部には、T字状の流路122aが形成されている。
駆動部130は、弁体120を軸方向に沿って往復移動させるものであって、電磁コイル131、磁性プレート132、スプール133、固定コア134、可動コア135、アジャスティングパイプ136、およびスプリング137を有している。
電磁コイル131は、通電時に磁界を生成する巻き線であり、筒部材111の外周側で、磁性部111aの軸方向下側と、非磁性部111bと、大径部113aの軸方向上側に位置するように設けられている。電磁コイル131は、コネクタ131aにおける端子部131bに電気的に接続されている。端子部131bは、コネクタ131aに装着される外部電気回路(図示せず)と電気的に接続され、制御部500によって電磁コイル131への通電状態が制御されるようになっている。電磁コイル131は、通電されることによって固定コア134に、可動コア135を吸引する磁力を発生させるようになっている。
磁性プレート132は、磁性材料から形成され、電磁コイル131の外周側を覆うように設けられている。筒部材111およびノズルホルダ113と、磁性プレート132との間には、電磁コイル131を覆うように樹脂製のスプール133が充填されている。
固定コア134は、例えばフェライト系のステンレス材等の磁性材料により筒状に形成された部材であり、筒部材111の内周面の予め定められた位置に、例えば圧入などにより固定されている。固定コア134は、磁性部111aと非磁性部111bとの位置に対応するように配置されている。固定コア134の内部空間は中心孔部134aとなっており、中心孔部134aの内周面は内周面部134bとなっており、軸方向下側の端面は下端面部134cとなっている。下端面部134cは、非磁性部111bの軸方向の中間部に位置している。
可動コア135は、例えばフェライト系のステンレス材等の磁性材料により扁平な筒状に形成された部材であり、固定コア134の軸方向下側であって、大径部113aの内周側に、軸方向へ往復移動可能に設置されている。可動コア135は、扁平筒状の本体部135aの軸方向上側に凹部135bが設けられ、また、軸方向下側に突出部135cが設けられて形成されている。可動コア135の内部には、軸方向に貫通する連通孔135dが設けられている。突出部135cにおける内周面は、内周面部135eとなっている。支持部122は、突出部135cに挿入されて、内周面部135eに接合されている。よって、流路122aは、連通孔135dと繋がっている。そして、可動コア135の軸方向上側となる面は、下端面部134cと対向する上端面部135fとなっている。電磁コイル131に通電されていない状態では、下端面部134cと上端面部135fとの間には隙間が形成されており、一方、弁体120においては、シール部材121dがノズルボディ115の底部115aに当接して孔部115bを閉じている。
アジャスティングパイプ136は、スプリング137の軸方向上側の端部の位置を規制する筒状部材であり、固定コア134の軸方向上側に圧入固定されている。
スプリング137は、固定コア134内に配設された弾性部材である。スプリング137は、一方の端部が凹部135bに挿入され、他方の端部がアジャスティングパイプ136と接している。スプリング137は、軸方向へ伸長する力を有している。そのため、可動コア135および弁体120は、スプリング137によって、底部115aに当接するように軸方向下側(閉弁方向)に押し付けられるようになっている。
摺動弁140(図2、図8)は、底部142を有する筒部141の開口側にフランジ部144が設けられて形成されており、ノズルボディ115内に配置されている。筒部141の内部空間は、燃料が流通するメイン流路140Aとなっている。底部142には、燃料が噴出するための噴孔143が複数形成されている。また、フランジ部144は、図5に示すように、筒状部115cの内周面に対して僅かに小さな外径を備える円板状部に対して周方向の4箇所が削除されて、丸みのある角部を備える四角形状に形成されている。よってフランジ部144の径方向端部と筒状部115cとの間には、4箇所の隙間部140B2が形成されている。隙間部140B2は、後述する気体燃料を噴射させる際に、燃料を流通させつつも、ある程度の流通抵抗が発生するような絞りを伴う隙間となっている。隙間部140B2は本発明の所定の絞りに対応する。また、フランジ部144においては、底部115aと対向する側の面に環状に形成された凸部145が設けられている。
また、筒部141、フランジ部144、筒状部115c、およびスプリング支持部115dによって囲まれる空間は、隙間部140B3となっている。更に、筒部141とスプリング支持部115dとの間は、隙間部140B4となっている。
フランジ部144とスプリング支持部115dとの間には、弾性部としてのスプリング150が挿入されている。スプリング150は、軸方向へ伸長する力を有している。スプリング150の伸長力は、液体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力よりも大きく、また気体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力よりも小さくなるように設定されている。スプリング150の伸長力は、本発明の燃料の圧力に抗する反力に対応する。
そのため、弁体120の開弁によって、液体燃料が孔部115bから筒部141内に流入するときには、液体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力よりもスプリング150の伸長力が打ち勝って、摺動弁140は、底部115aに押付けられた状態が維持されるようになっている。よって、凸部145の頂部は底部115aに当接して、面圧が充分に確保されて、フランジ部144と底部115aとの間はシールされた状態となる。
一方、弁体120の開弁によって、気体燃料が孔部115bから筒部141内に流入するときには、スプリング150の伸長力よりも気体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力が打ち勝って、摺動弁140は、軸方向下側に移動されて、フランジ部144と底部115aとの間が開いた状態に維持されるようになっている。このとき、フランジ部144と底部115aとの間には、隙間部140B1(図9(c))が形成されるようになっている。
フランジ部144と底部115aとの間が開いたとき、隙間部140B1と、隙間部140B2、140B3、140B4とが順に連通して、サブ流路140Bが形成されるようになっている(図9(c))。
次に、上記の構成に基づく燃料噴射装置50、および燃料噴射弁100の作動、および作用効果について図9を加えて説明する。
(1)燃料噴射制御の基本
制御部500は、エンジン10の作動状況に応じて、2種類の燃料のうちどちらを使用すべきかを選択し、燃料切替え弁400によって燃料流路を切替えることで、適宜いずれかの燃料が燃料噴射弁100側に供給されるようにする。尚、制御部500は、圧力センサ350から得られる圧力信号値が予め定めた値よりも低いと、燃料配管310における燃料漏れを懸念して、遮断弁330、340を閉じる。また、制御部500は、温度・圧力センサ370から得られる圧力信号がレギュレータ360での設定圧力よりも高いと、レギュレータ360の作動異常を懸念して、遮断弁330、340を閉じる。
更に、制御部500は、燃料噴射弁100の電磁コイル131への通電、あるいは通電停止を行うことで弁体120の開閉を行い、燃料噴射の時期と噴射時間とを制御し、エンジン10に対して必要とされる燃料(燃料の種類、時期、量)を供給する。エンジン10においては、噴射された燃料は燃焼用空気と適切な混合比で混合され、シリンダ12内に吸入され、点火プラグ14によって点火され、爆発燃焼する。この爆発燃焼によってピストン13は、押し下げられて、エンジン10は継続的に作動される。そして、燃焼された後の燃料は、排気管15から流出され、所定の浄化処理がなされて、大気に排出される。
(2)噴射停止時の制御
上記の基本制御において、燃料の噴射を停止させる場合、制御部500は、電磁コイル131への通電を停止する。すると、図9(a)に示すように、電磁コイル131による磁気吸引力の発生はなくなり、スプリング137による伸長力によって可動コア135、および弁体120が軸方向下側に押付けられる。よって、シール部材121dが孔部115bを塞ぎ、弁体120は閉弁状態となる。
燃料噴射弁100に供給される燃料は、入口部材112、アジャスティングパイプ136、中心孔部134a、連通孔135d、流路122a、隙間部123、124、125を通り、弁体120のシール部材121dに至る。しかしながら、弁体120は、閉弁状態とされているので、燃料はここで停止されることになる。
(3)液体燃料噴射時の制御
制御部500は、液体燃料を噴射させるために、燃料切替え弁400によって燃料流路を切替え、液体燃料が燃料噴射弁100側に供給されるようにし、電磁コイル131への通電を行う。すると、図9(b)に示すように、電磁コイル131による磁気吸引力が発生し、可動コア135の上端面部135fが固定コア134の下端面部134cに吸引され、可動コア135が軸方向上側に移動する。これに伴って弁体120も軸方向上側に移動され、シール部材121dが底部115aから離れ、孔部115bが開かれる。よって、シール部材121dの位置で停止されていた燃料は、メイン流路140Aを通って、噴孔143から噴射されることになる。
ここで、燃料噴射弁100に供給される燃料が液体燃料であると、スプリング150の伸長力の設定からして、液体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力よりもスプリング150の伸長力が打ち勝つので、フランジ部144は、底部115aに押付けられた状態が維持されることになる。よって、燃料噴射弁100に供給された燃料が液体燃料である場合は、液体燃料はメイン流路140Aを介して噴孔143からのみ噴射される。
(4)気体燃料使用時の制御
制御部500は、気体燃料を噴射させるために、燃料切替え弁400によって燃料流路を切替え、気体燃料が燃料噴射弁100側に供給されるようにし、上記(2)と同様に、電磁コイル131への通電を行い、弁体120を開状態にする。すると、燃料は、メイン流路140Aを通って、噴孔143から噴射される。
ここで、燃料噴射弁100に供給される燃料が気体燃料であると、スプリング150の伸長力の設定からして、スプリング150の伸長力よりも気体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力が打ち勝つので、摺動弁140は軸方向下側に移動されて、フランジ部144と底部115aとの間が開いた状態に維持される。つまり、隙間部140B1が形成されて、以下、隙間部140B2、140B3、140B4が連通して、サブ流路140Bが開かれることになる。
更に、隙間部140B2は、気体燃料流通時の絞りとなるような隙間部としているので、フランジ部144には、ある程度の気体燃料の圧力が継続的にかかる形となり、気体燃料の圧力によるフランジ部144の開成状態が維持される。
よって、燃料噴射弁100に供給された燃料が気体燃料である場合は、図9(c)に示すように、気体燃料はメイン流路140Aを介して噴孔143から噴射されると共に、サブ流路140Bも通って、噴射されることになる。これにより、気体燃料を噴射する場合は、液体燃料を噴射する場合に比べて、燃料の噴射面積が拡大されることになる。
(5)作用効果
以上のように、液体燃料と気体燃料のうち、エネルギ密度の小さいほうの燃料(気体燃料)を噴射させるときに、気体燃料の圧力に応じてフランジ部144(摺動弁140)が軸方向下側に移動されて、隙間部140B1が形成され、サブ流路140Bが開かれるので、メイン流路140Aとサブ流路140Bとの両者(140A、140B)から噴射させることができる。つまり、エネルギ密度の小さいほうの燃料を噴射するにあたって、噴射流路面積を増加させることができるので、容易に噴射量を増大させることができる。
また、サブ流路140Bには、隙間部140B2によって絞り効果を持たせるようにしているので、フランジ部144は、気体燃料の圧力とスプリング137の伸長力とのバランスによりサブ流路140Bを開いた後も、ある程度の気体燃料の圧力がフランジ部144に継続的にかかることになり、燃料の圧力によるフランジ部144の開成状態を維持することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の燃料噴射弁100Aを図10、図11に示す。第2実施形態の燃料噴射弁100Aは、上記第1実施形態における燃料噴射弁100に対して、2種類の燃料(液体燃料、気体燃料)のうち、エネルギ密度が小さいほうの燃料(気体燃料)の圧力も低い場合に、噴射流路面積の増大を可能としたものである。つまり、第1燃料(液体燃料)の圧力、エネルギ密度>第2燃料(気体燃料)の圧力、エネルギ密度、の関係となっている場合に、第2燃料を噴射する際に噴射流路面積を増大させるようになっている。
燃料噴射弁100Aのスプリング支持部115dには、内径側において軸方向上側に延設される筒状の延設部115eが形成されている。スプリング支持部115dと延設部115eの内径寸法は同等に設定されており、延設部115eの径方向の厚さ寸法は、スプリング支持部115dの径方向の厚さ寸法よりも小さく設定されている。そして、延設部115eは、フランジ部144の下側面に臨むように延設されている。また、スプリング150は、延設部115e、フランジ部144、筒状部115c、およびスプリング支持部115dによって囲まれる空間に配置されている。
スプリング150は、燃料の噴射が実施されていないとき、完全に延びきった状態となって、フランジ部144を底部115aと延設部115eの先端部との中間位置に維持し、それぞれ、隙間部140B1、140B5を形成可能としている。また、スプリング150の伸長力は、液体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力よりも小さく、また気体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力よりも大きくなるように設定されている。
本実施形態の燃料噴射弁100Aにおいて、燃料の噴射を停止させるとき、および燃料の噴射を行うときには、制御部500は、上記第1実施形態と同様の制御を行う。ここで、燃料として液体燃料が選択されて噴射される場合、図11(a)に示すように、燃料は孔部115bからメイン通路140Aを通って、噴孔143から噴射される。
このとき、スプリング150の伸長力に対して、液体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力が打ち勝つので、フランジ部144は、軸方向下側に移動されて、延設部115eの先端部に当接する。よって、燃料は、隙間部140B1、140B2までは到達するものの、フランジ部144と延設部115eとの当接部で停止される。よって、燃料は、メイン流路140Aを介して噴孔143からのみ噴射される。
一方、燃料として気体燃料が選択されて噴射される場合、図11(b)に示すように、燃料は孔部115bからメイン通路140Aを通って、噴孔143から噴射される。このとき、気体燃料圧力によってフランジ部144に作用する力に対して、スプリング150の伸長力が打ち勝つので、隙間部140B1が維持されつつも、フランジ部144と延設部115eの先端部との間が開いた状態に維持される。つまり、隙間部140B1に加えて、隙間部140B5が形成されて、以下、隙間部140B1、140B2、140B5、140B4が連通して、サブ流路140Bが開かれることになる。
よって、燃料噴射弁100Aに供給された燃料が気体燃料である場合は、気体燃料はメイン流路140Aを介して噴孔143から噴射されると共に、サブ流路140Bも通って、噴射されることになる。これにより、気体燃料を噴射する場合は、液体燃料を噴射する場合に比べて、燃料の噴射面積が拡大されることになる。
尚、本実施形態においては、気体燃料を噴射させるときは、主にスプリング150の伸長力によって、隙間部140B1、140B5が形成されるので、第1実施形態のように隙間部140B2は、気体燃料流通時の絞りとするような必要はない。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記各実施形態では、2種類の燃料として、第1燃料に液体燃料を、第2燃料に気体燃料を用いたがこれに限定されるものではなく、2種類の燃料において圧力とエネルギ密度が異なる組み合わせであれば、液体と液体、気体と気体等の組み合わせとしても良い。
また、燃料切替え弁400は、燃料噴射弁100、100Aに対して別体形成されるものとして説明したが、燃料噴射弁100、100Aに一体的に形成されるものとしても良い。
また、上記各実施形態では、燃料噴射弁100、100Aは、直噴式のガソリンエンジンに適用されるものとしていたが、直噴式のガソリンエンジンに限るものではなく、ポート噴射式のガソリンエンジン、またはディーゼルエンジン等に適用されるものとしてもよい。
50 燃料噴射装置
100 燃料噴射弁
140 摺動弁
140A メイン流路
140B サブ流路
140B2 隙間部(所定の絞り)
150 スプリング(弾性部)

Claims (2)

  1. 供給される液体燃料、および前記液体燃料に対して圧力およびエネルギ密度の異なる気体燃料のうち、いずれか一方を切替え部(400)によって切替え選択して、選択された燃料をメイン流路(140A)を介して噴射させる燃料噴射弁であって、
    電磁コイル(131)による磁気吸引力を用い、前記メイン流路(140A)の上流側を開閉する弁体(120)と、
    前記弁体(120)の下流側で、前記メイン流路(140A)から分岐して、前記選択された燃料を前記メイン流路(140A)と共に噴射可能とするサブ流路(140B)と、
    前記サブ流路(140B)に設けられて、前記弁体(120)が開かれたときの、前記液体燃料および前記気体燃料のうち、前記気体燃料の圧力に応じて前記サブ流路(140B)を開く摺動弁(140)とを備えることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記摺動弁(140)は、前記選択された燃料の圧力、および前記選択された燃料の圧力に抗する弾性部(150)の反力とのバランスにより前記サブ流路(140B)を開くと共に、開いた状態で前記サブ流路(140B)に所定の絞り(140B2)を持たせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
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