JP5982525B1 - 電動油圧式グラブバケットの制御回路 - Google Patents

電動油圧式グラブバケットの制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】作動油の油圧が所定値を超えたことを示す信号を、キャブタイヤケーブルやケーブルリールを増設せずに、操作部に伝達できる電動油圧式グラブバケットの制御回路を提供する。【解決手段】電動油圧式グラブバケットの制御回路17は、グラブバケット1に設けられた第1回路17aと、建屋2の中継ボックス7に設けられた第2回路17bと、操作部9に設けられた第3回路17cとを備える。第1回路17aは、作動油の油圧が所定値を超えたときに圧力スイッチPSが出力する圧力超過信号Pを無線で送信する送信部18を有し、第2回路17bは、圧力超過信号Pをケーブル7aの予備線を介して第3回路17cに中継し、第3回路17cは、中継された圧力超過信号Pに基づいてグラブバケット1の開閉動作を停止させる。【選択図】図3

Description

本発明は、遠隔操作によりグラブバケットを開閉する電動油圧式グラブバケットの制御回路に関する。
従来、操作部からの遠隔操作により、油圧シリンダを油圧ポンプで駆動し、切換弁で作動油の供給先を油圧シリンダのヘッド側室とロッド側室とで切り替えてグラブバケットを開閉する電動油圧式のグラブバケットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような電動油圧式のグラブバケットを使用して作業を行う場合には、グラブバケットは、クレーン等でワイヤロープを介して吊り下げられる。そして、グラブバケットの上部に設けられた油圧ポンプからの油圧で油圧シリンダが駆動され、グラブバケットが開閉される。
グラブバケットの開閉駆動のための操作やクレーンの操作は、地上に据え付けられた操作部のコントローラにより行われる。コントローラとグラブバケットとは、制御盤を介して、キャブタイヤケーブルで接続される。
このような電動油圧式グラブバケットでは、一般に、グラブバケットの誤作動による危険や、グラブバケットの損傷を回避し、自動運転を可能にするために、グラブバケットには各種センサが設けられ、その検出信号が操作部に伝達される。
例えば、グラブバケットを開閉させる作動油の油温を検知する油温センサからの信号や、グラブバケットが所定角度以上傾いたときに転倒センサから出力される転倒信号等が、グラブバケットから操作部に送られる。その際、操作部に送られる信号は、操作部が地上側に存在するので、グラブバケットから、キャブタイヤケーブル、移動式ケーブル、固定ケーブル等を介して操作部の制御盤に送られる。
また、電動油圧式グラブバケットの場合、グラブバケットの開閉完了時に油圧シリンダがストロークエンドに到るとき、作動油の油圧が瞬時に上昇する。したがって、グラブバケットの開閉時には、開閉完了を確実に検出し、切換弁を中立位置に戻して作動油を供給源に戻す遊休循環状態に速やかに移行する必要がある。
この点に関し、油圧ポンプが固定容量式のものである場合、油圧ポンプの吐出側にリリーフ弁を設け、そのリリーフ圧力を、油圧ポンプを駆動する電動モータの過電流に基づいて検出することにより、グラブバケットの開閉完了を検出する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、油圧ポンプが、省エネ効果が期待できる可変容量式のものである場合、グラブバケットの開閉完了時には瞬時にデッドヘッド状態に至り、傾転角が最小吐出量になるため、電動モータに供給される電流も瞬時に小さくなる。このため、電動モータへの電流に基づいて開閉完了を検出するのは困難である。
したがって、グラブバケットの開閉完了の検出は、油圧ポンプから吐出される作動油の油圧に基づいて行われる(例えば、特許文献1参照)。この場合、油圧センサの検出値が所定値を超えたときに動作する圧力スイッチからの信号も、キャブタイヤケーブル等を介して制御盤に送る必要がある。
特開2006−240816号公報 特公昭58−34623号公報
しかしながら、クレーンが設置された建屋の中継盤と操作部の制御盤との間を接続するケーブルには予備線が設けられている場合が多いが、既設クレーンの場合、クレーンのキャブタイヤケーブルやケーブルリールには、予備が無い場合が多い。このため、圧力スイッチからの信号を制御盤に送るためには、キャブタイヤケーブルやケーブルリールを増設する必要がある。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、作動油の油圧が所定値を超えたことを示す信号を、キャブタイヤケーブルやケーブルリールを増設せずに、操作部に伝達できる電動油圧式グラブバケットの制御回路を提供することにある。
本発明の電動油圧式グラブバケットの制御回路は、建屋内に設置されたグラブバケットを駆動する油圧シリンダと、該油圧シリンダを駆動する可変容量式の油圧ポンプと、該油圧ポンプから該油圧シリンダへ作動油を供給する油路を切り換えて該グラブバケットを開閉動作させる切換弁と、該建屋の外部に設けられ、該切換弁を操作するための操作部とを備え、該操作部の操作に基づき、該建屋の中継ボックスを経由して該切換弁を制御する電動油圧式グラブバケットの制御回路であって、前記中継ボックスと前記操作部との間に設けられた信号線と、前記グラブバケットに設けられた第1回路と、前記中継ボックスに設けられた第2回路と、前記操作部に設けられた第3回路とを備え、前記第1回路は、前記作動油の油圧が所定値を超えたときに、その旨を示す圧力超過信号を無線で送信する送信部を有し、前記第2回路は、前記圧力超過信号を受信し、前記信号線を介して前記第3回路に中継する回路であり、前記第3回路は、前記第2回路からの前記圧力超過信号を受信し、該受信から所定時間の経過後、前記切換弁の弁位置を、前記開閉動作をさせるための切換位置から前記作動油の供給を停止させる中立位置に戻す回路であり、前記第2回路は、前記送信部からの前記圧力超過信号を受信する受信機と、前記信号線にリレー信号を出力する補助リレーと、前記受信機が前記圧力超過信号を受信したときに前記補助リレーを動作させるスイッチとを備え、前記第3回路は、前記補助リレーの動作に応答して計時を開始し、前記所定時間の経過後、前記切換弁の弁位置を前記中立位置に戻すためのタイマを備え、前記第1回路の送信部が前記圧力超過信号を送信したとき、前記第2回路の受信機は該圧力超過信号を受信して前記スイッチを接続状態に設定し、前記補助リレーを動作させて前記タイマによる計時を開始させることを特徴とする。
本発明において、グラブバケットの開閉動作の完了時に油圧シリンダがストロークエンドに到るとき、作動油の油圧が急激に上昇し、所定値を超える。本発明によれば、この作動油の油圧が所定値を超えたことを示す圧力超過信号が、グラブバケットの第1回路から中継ボックスの第2回路まで無線で送られ、第2回路から信号線を介して操作部の第3回路に送られる。したがって、グラブバケットと中継ボックスとの間にキャブタイヤケーブルやケーブルリールを増設せずに圧力超過信号を操作部に送ることができる。
第3回路は、圧力超過信号を受信すると、所定時間の経過後、切換弁の弁位置を、開閉を行うための切換位置から中立位置に戻すので、グラブバケットの開閉動作を確実に完了させることができる。
また、第2回路は、無線で送られる圧力超過信号を簡便な構成でリレー信号に変換して第3回路に中継し、第3回路は、このリレー信号に変換された圧力超過信号に基づき、簡便な構成で切換弁の弁位置を中立位置に戻すことができる。
本発明の一実施形態に係る電動油圧式グラブバケットの概略構成図である。 電動油圧式グラブバケットにおける油圧回路の要部を示す図である。 電動油圧式グラブバケットにおける制御回路の要部を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1に示すように、実施形態の制御回路が適用される電動油圧式のグラブバケット1は、建屋2内のクレーン3等によりワイヤロープ4等を介して吊り下げられる。グラブバケット1の駆動は、地上に据え付けられたコントローラ5を地上の作業員が操作することにより行われる。
すなわちグラブバケット1は、コントローラ5からの遠隔操作により、図示していない油圧シリンダを可変容量式の油圧ポンプで駆動し、切換弁で該油圧ポンプからの作動油の供給先を該油圧シリンダのヘッド側室とロッド側室とで切り替えることにより開閉される。
コントローラ5からの指令は、制御盤6及び建屋2の中継ボックス7を介し、キャブタイヤケーブル8等を経てグラブバケット1に伝達される。コントローラ5と制御盤6とで操作部9が構成される。キャブタイヤケーブル8は、ケーブルリール10により、繰出し量が調整される。グラブバケット1の開閉はグラブバケット1の上部に設けられた電動機11で駆動される油圧ポンプが吐出する作動油の油圧によって行われる。
図2に示すようにグラブバケット1の油圧駆動回路12は、電動機11で駆動され、図示していないオイルタンク内の作動油を油路側に吐出する可変容量式の油圧ポンプ13と、ソレノイド14a及び14bにより油路を切り換える切換弁15とを備える。
切換弁15は、センタバイパス型で4方3位置型のものであり、その弁位置は、ソレノイド14aが励磁されると切換位置Paに切り換わり、ソレノイド14bが励磁されると切換位置Pbに切り換わる。ソレノイド14a及び14bのいずれも励磁されていないときは、弁位置は、中立位置Pcに戻される。
油圧ポンプ13から切換弁15までの油路16は、切換弁15において二経路の油路16a及び16bに分岐される。油路16a及び16bは、それぞれグラブバケット1を開閉させる図示していない左右の油圧シリンダに接続される。弁位置が中立位置Pcに設定されているとき、油路16は、作動油の供給源に接続され、油路16a及び16bとは遮断される。すなわち、油圧シリンダへの作動油の供給が停止された状態となる。
グラブバケット1は、油圧ポンプ13が駆動している状態において、作業員がコントローラ5(図1)により切換弁15のソレノイド14a及び14bを遠隔操作し、油路16を介してグラブバケット1の油圧シリンダに作動油を供給することにより開閉される。グラブバケット1の開閉動作は、コントローラ5を操作して切換弁15の弁位置を中立位置Pcに切り換えることにより停止させることができる。
油圧ポンプ13と切換弁15との間の油路16には、グラブバケット1の開閉動作の限界を検知するために、作動油の油圧が所定の圧力値を超えた場合に動作する圧力スイッチPSが設けられる。グラブバケット1の開閉動作は、操作員によるコントローラ5の操作に従い、図3の制御回路17により制御される。図3では、制御回路17の要部が示されている。
図3に示すように、制御回路17はグラブバケット1に設けられた第1回路17aとグラブバケット1が設置された建屋2側の中継ボックス7に設けられた第2回路17bと、制御盤6に設けられた第3回路17cとで構成される。第1回路17aと第2回路17bとの間は、キャブタイヤケーブル8(図1)等を介して接続される。このキャブタイヤケーブル8には、予備線は含まれていない。第2回路17bと第3回路17cとの間は、中継ボックス7と制御盤6との間に敷設されたケーブル7a(図1)を介して接続される。このケーブル7aには、予備線が含まれている。
第1回路17aには、油圧ポンプ13を駆動する電動機11と、切換弁15のソレノイド14a及び14bとが含まれる。また、第1回路17aには、上述の圧力スイッチPSが動作したとき、その旨を示す圧力超過信号Pを送信する送信部18が設けられる。
送信部18は、電動機11に供給されるAC400[V]をDC12[V]に変換して供給する電源装置19と、このDC12[V]を電源とする送信機20とを備える。送信機20は、圧力スイッチPSの動作に応答して圧力超過信号Pを無線送信する。
第2回路17bは、中継ボックス7に供給されるAC100[V]をDC12[V]に変換して供給する電源装置21と、このDC12[V]を電源とする受信機22と、建屋に供給されるAC100[V]を電源とする補助リレーPSXと、補助リレーPSXを動作させるためのスイッチSWとで構成される。
受信機22は、送信機20が送信する圧力超過信号Pを受信する機能を有する。受信機22は、圧力超過信号Pを受信したとき、スイッチSWを接続状態にして、補助リレーPSXを動作させる。
第3回路17cには、補助リレーPSXの動作に応答して動作する補助リレーX11と、補助リレーX11の動作により計時を開始するタイマTx及びTpと、ソレノイド14aを励磁させてグラブバケット1に開動作を実行させるための開スイッチS1と、ソレノイド14bを励磁させてグラブバケット1に閉動作を実行させるための閉スイッチS2とが含まれる。補助リレーPSXと補助リレーX11との間を接続する信号線としては、上述の中継ボックス7と制御盤6とを接続するケーブル7aの予備線が用いられる。
また、開スイッチS1とソレノイド14aとの間には、タイマTxが計時を完了したことに応答して切断状態に設定される常閉スイッチとしてのタイマ動作スイッチS5が設けられる。また、開スイッチS2とソレノイド14bとの間には、タイマTpが計時を完了したことに応答して切断状態に設定される常閉スイッチとしてのタイマ動作スイッチS6が設けられる。
補助リレーX11の動作により計時を開始するタイマTx又はTpは、設定された時間を計時すると、それぞれタイマ動作スイッチS5又はS6を開き、切換弁15の弁位置を中立位置Pcに戻す。すなわち、グラブバケット1の開動作が行われる場合には、タイマTxを用いてその開動作が完了される。グラブバケット1の閉動作が行われる場合にはグラブバケット1が閉じ切った後、さらに確実に増し締めされるように、開動作の場合よりも設定時間の長いタイマTpを用いてその閉動作が完了される。
タイマTx及びTpには、それぞれスイッチS3及びS4が直列に接続される。コントローラ5の操作によって、開スイッチS1が接続状態とされるとき、併せてスイッチS3が接続状態に設定される。また、閉スイッチS2が接続状態とされるとき、併せてスイッチS4が接続状態に設定される。これにより、グラブバケット1の開動作及び閉動作に応じて使用するタイマTx及びTpが選択される。
この構成において、操作員によりコントローラ5が操作されてグラブバケット1の開動作が指示されると、制御回路17の開スイッチS1及びスイッチS3が接続状態に設定される。タイマ動作スイッチS5は通常の状態では接続状態にあるので、開スイッチS1が接続状態に設定されると、キャブタイヤケーブル8等を経て、切換弁15に通電され、ソレノイド14aが励磁される。これにより、切換弁15の弁位置が切換位置Paとなりグラブバケット1の開動作が開始される。
この開動作の完了時には、信号出力回路13の圧力スイッチPSの動作に基づいて、次のような制御が行われる。すなわち、グラブバケット1の開動作が進行し、グラブバケット1の開度が限界に達してグラブバケットが閉じ切ると、油路16内の油圧が上昇し、油圧ポンプ13の吐出量が最小となる。油圧が所定の圧力値を超えると、送信部18の圧力スイッチPSが動作し、送信機20により圧力超過信号Pが無線送信される。
この圧力超過信号Pは、第2回路17bの受信機22により受信される。圧力超過信号Pを受信すると、受信機22は、スイッチSWを接続状態に設定する。これに応じて、補助リレーPSXが動作する。そのリレー信号は、中継ボックス7と制御盤6とを接続するケーブル7aの予備線を介して補助リレーX11に伝達される。これに応じて、補助リレーX11が動作すると、タイマTxが計時を開始する。
タイマTxがその設定時間を計時すると、これに応答して、タイマ動作スイッチS5が切断状態に設定される。これにより、ソレノイド14aの励磁が停止されて切換弁15が中立位置Pcに戻され、油路16が作動油の供給源に接続される。すなわち、油圧シリンダへの作動油の供給が停止され、作動油が減圧される。これにより、グラブバケット1の開動作が完了する。かかる制御を行うことにより、作動油の温度の上昇が抑制される。
なお、油路16が作動油の供給源に接続されると油路16内の作動油の油圧が下がるので、圧力スイッチPSは、数秒後に復帰する。圧力スイッチPSが動作を開始してから復帰するまでの時間は、約5[秒]以内である。
制御回路17は、コントローラ5によりグラブバケット1を閉じる操作が行われた場合も、上記のグラブバケット1の開動作の場合と同様に動作する。すなわち、コントローラ5の閉操作に応じ、制御回路17の閉スイッチS2及びスイッチS4が接続状態に設定され、ソレノイド14bが励磁されると、切換弁15の弁位置が切換位置Pbとなり、グラブバケット1の閉動作が開始される。
グラブバケット1が閉じ切ると、圧力スイッチPSが動作するので、開動作の場合と同様にして、圧力超過信号Pが送信され、補助リレーPSX及びX11が動作する。これに応じて、タイマTpが、所定時間を計時してから、タイマ動作スイッチS6を切断状態に設定する。これにより、切換弁15の弁位置が中立位置Pcに戻り、グラブバケット1の閉動作が完了する。その後、圧力スイッチPSが復帰する。
ただし、この場合のタイマTpによる計時時間はグラブバケット1の開動作の場合よりも多少長い。切換弁15が中立位置Pcに戻るのを開動作の場合よりも遅らせて、グラブバケット1が閉じ切ってからより長い間、油圧シリンダでグラブバケット1に力を付与し、グラブバケット1を確実に増し締めして荷こぼれを防止すためである。
本実施形態によれば、グラブバケット1の開閉動作に際し、作動油の油圧が所定値を超えたことを示す圧力超過信号Pは、グラブバケット1の第1回路17aから中継ボックス7の第2回路17bまで無線で送られ、第2回路17bから信号線を介して操作部9の第3回路17cに送られる。したがって、グラブバケット1と中継ボックス7との間にキャブタイヤケーブルやケーブルリールを増設せずに、圧力超過信号Pを操作部9に送ることができる。
また、第2回路17bは、上述の受信機22と、補助リレーPSXと、スイッチSWとで構成され、第3回路17cは、上述のタイマTx、Tpを備える。したがって、第2回路17bは、無線で送られる圧力超過信号Pを簡便な構成でリレー信号に変換して第3回路17cに中継し、第3回路17cは、このリレー信号に基づき、簡便な構成で切換弁15の弁位置を中立位置Pcに戻すことができる。
1…グラブバケット、2…建屋、7…中継ボックス、7a…ケーブル(信号線)、9…操作部、13…油圧ポンプ、15…切換弁、16、16a、16b…油路、17…制御回路、17a…第1回路、17b…第2回路、17c…第3回路、18…送信部、22…受信機、P…圧力超過信号、Pa、Pb…切換位置、Pc…中立位置、PSX…補助リレー、SW…スイッチ、Tx、Tp…タイマ。

Claims (1)

  1. 建屋内に設置されたグラブバケットを駆動する油圧シリンダと、該油圧シリンダを駆動する可変容量式の油圧ポンプと、該油圧ポンプから該油圧シリンダへ作動油を供給する油路を切り換えて該グラブバケットを開閉動作させる切換弁と、該建屋の外部に設けられ、該切換弁を操作するための操作部とを備え、該操作部の操作に基づき、該建屋の中継ボックスを経由して該切換弁を制御する電動油圧式グラブバケットの制御回路であって、
    前記中継ボックスと前記操作部との間に設けられた信号線と、
    前記グラブバケットに設けられた第1回路と、
    前記中継ボックスに設けられた第2回路と、
    前記操作部に設けられた第3回路とを備え、
    前記第1回路は、前記作動油の油圧が所定値を超えたときに、その旨を示す圧力超過信号を無線で送信する送信部を有し、
    前記第2回路は、前記圧力超過信号を受信し、前記信号線を介して前記第3回路に中継する回路であり、
    前記第3回路は、前記第2回路からの前記圧力超過信号を受信し、該受信から所定時間の経過後、前記切換弁の弁位置を、前記開閉動作をさせるための切換位置から前記作動油の供給を停止させる中立位置に戻す回路であり、
    前記第2回路は、
    前記送信部からの前記圧力超過信号を受信する受信機と、
    前記信号線にリレー信号を出力する補助リレーと、
    前記受信機が前記圧力超過信号を受信したときに前記補助リレーを動作させるスイッチとを備え、
    前記第3回路は、前記補助リレーの動作に応答して計時を開始し、前記所定時間の経過後、前記切換弁の弁位置を前記中立位置に戻すためのタイマを備え、
    前記第1回路の送信部が前記圧力超過信号を送信したとき、前記第2回路の受信機は該圧力超過信号を受信して前記スイッチを接続状態に設定し、前記補助リレーを動作させて前記タイマによる計時を開始させることを特徴とする電動油圧式グラブバケットの制御回路。
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