JP5982332B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式で感光体ドラムの周面に形成された静電潜像に向けてトナーを供給してトナー像を形成する現像装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に、現像スリーブ周面上のトナー量を規制する技術に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラム表面上に形成した静電潜像に対して現像装置からトナーを供給してトナー像を形成する。この現像装置は、マグネットローラーと現像スリーブとからなる現像ローラーを有し、当該現像スリーブの周面にトナー層を形成して、当該現像スリーブから感光体ドラムの表面にトナーを供給する。このような現像装置として、磁性体が取り付けられた規制ブレード(ブレード)により、現像スリーブ周面上のトナー量を一定として、感光体ドラム表面にトナーを安定した量で供給するものがある。
上記現像装置の場合、現像スリーブ周面の長手方向における中央部では予定したトナー層厚になっていても、端部側ではトナー規制力が弱くなってトナー層厚が大きくなり、トナー層の乱れが発生しやすくなる。これを鑑みて現像スリーブ周面上のトナー量を更に安定化させるために、特許文献1には、規制ブレードに取り付けられた上記磁性体の前記回転軸方向における両端部の磁力を当該回転軸方向の中央部よりも高く設定した現像装置が示されている。特許文献2は、現像スリーブの回転軸方向における両端部に対向する規制ブレード部分に取り付けられた上記磁性体の高さ寸法が当該回転軸方向の中央部よりも低く設定された現像装置が示されている。更に、特許文献3には、当該磁性体をその回転軸方向における両端部の現像スリーブ周面との間隔を当該回転軸方向の中央部よりも小さく設定した現像装置が示されている。
特開2011−150122号公報 特開2006−317666号公報 特開2011−150123号公報
しかしながら、特許文献1の現像装置は、上記回転軸方向の各部において異なる磁力を発生させる磁石体が必要になるため、磁石体のコストが高くなる。また、特許文献2に示される現像装置は、磁性体の上記高さ寸法が低いほど着磁時の磁力が強くなる現象に基づいて、上記回転軸方向端部と中央部との磁力差を利用するが、当該磁力差を得るために中央部付近の高さ寸法を高くすることは効率が悪い。また、特許文献3に示される現像装置のように、磁性体の上記回転軸方向における両端部の現像スリーブ周面との間隔を狭くすると、トナーへのストレスが大きくなり、トナー劣化によって画像品質の維持が難しくなる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、コストアップやトナー劣化を招くことなく、現像スリーブ周面のトナーが現像スリーブの回転軸方向端部に移動することを抑制し、トナーが当該現像スリーブ端部に滞留して形成されるトナー太りの発生や、シール部材からのトナー漏れを効率良く防止することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像装置は、周方向に複数の磁極を有するマグネットローラーと、当該マグネットローラーに外装されたローラー状の現像スリーブとを有し、感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラーと、磁性材料により形成され、前記現像スリーブの回転軸方向に延び、予め定められた寸法の隙間を介して前記現像スリーブの周面に対向して配置され、前記現像スリーブ周面上に存在するトナーの量を規制する規制ブレードと、前記現像スリーブにおける前記回転軸方向の両端部において、当該現像スリーブの周面に対向して配置され、当該周面上のトナーが前記回転軸方向端部に移動することを抑制するシール部材と、前記規制ブレードに対してその長手方向に前記シール部材の配設位置までに亘って取り付けられた磁石体とを備え、前記磁石体の前記長手方向における両端部では、前記磁石体及び前記規制ブレードは、両者間の距離が前記長手方向の中央部における当該距離よりも大きく形成されているものである。
本発明によれば、磁石体及び規制ブレード間の距離を、磁石体の長手方向における両端部において中央部の距離よりも大きく設定して当該両端部で発生する磁力を大きくすることによって、現像スリーブ周面のトナーが現像スリーブの回転軸方向端部に移動することを抑制するため、コストアップやトナー劣化を招かずに、トナーが当該現像スリーブ端部に滞留して形成されるトナー太りや、シール部材からのトナー漏れを効率良く防止することができる。
本発明の一実施形態に係る現像装置を有する画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 現像装置の一部を切り欠いて示す斜視図である。 図3は、図2におけるA−A線断面図である。 トナー量調整機構、現像ローラー、及び感光体ドラム部分を示す斜視図である。 トナー量調整機構、及び現像ローラー部分を示す平面図である。 図4の矢印A方向から視認したトナー量調整機構、及び現像ローラー部分の側面図である。 図4の矢印B方向から視認したトナー量調整機構、及び現像ローラー部分の側面図である。 図4の矢印B方向から視認したトナー量調整機構、及び現像ローラー部分の側面図である。 磁石体の第1実施形態を示す図であり、図9(A)は、規制ブレードに取り付けられた磁石体を幅方向から視認した側面図、図9(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、図9(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 (A)(B)は磁石体及び規制ブレードの長手方向各部で発生する磁界を概念的に示す図である。 第1実施形態に係る磁石体の変形形態を示す図であり、図11(A)は、規制ブレードに取り付けられた磁石体を幅方向から視認した側面図、図11(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、図11(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 (A)は規制ブレードに取り付けられた本実施形態に係る磁石体を幅方向から視認した側面図、(B)は規制ブレードに取り付けられた従来の磁石体を幅方向から視認した側面図、(C)はテーパー形状を有する本実施形態に係る磁石体の長手方向各部で発生する磁界によって形成される規制ブレード先端部の磁束密度をグラフで示す図である。 磁石体の第2実施形態を示す図であり、(A)は、規制ブレードに取り付けられた磁石体を幅方向から視認した側面図、(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 磁石体の第3実施形態を示す図であり、(A)は、規制ブレードに取り付けられた磁石体を幅方向から視認した側面図、(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 第3実施形態に係る磁石体を規制ブレード側から視認した状態を示す斜視図である。 (A)(B)は磁石体及び規制ブレードの長手方向各部で発生する磁界を概念的に示す図である。 第3実施形態に係る磁石体の変形形態を示す図であり、(A)は、規制ブレードに取り付けられた当該磁石体を幅方向から視認した側面図、(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 第3実施形態に係る磁石体を規制ブレード側から視認した状態を示す斜視図である。 磁石体の第4実施形態を示す図であり、(A)は、規制ブレードに取り付けられた磁石体を幅方向から視認した側面図、(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 第4実施形態に係る磁石体を規制ブレード側から視認した状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る磁石体に非磁性体を充填させた状態を、磁石体の幅方向から視認した側面図である。 第3実施形態に係る磁石体に非磁性体を充填させた状態を、磁石体の長手方向から視認した側面図である。 トナー量調整機構の他の実施形態を示す図であり、(A)は、磁石体が取り付けられた規制ブレードを幅方向から視認した側面図、(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 トナー量調整機構の他の実施形態における規制ブレードを磁石体側から視認した状態を示す斜視図である。 (A)(B)は他の実施形態に係るトナー量調整機構における磁石体及び規制ブレードの長手方向各部で発生する磁界を概念的に示す図である。 (A)は、磁石体が取り付けられた規制ブレードの変形形態を幅方向から視認した側面図、(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図、(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ及びトナー量調整機構を示す側面図である。 変形形態に係る規制ブレードを磁石体側から視認した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る現像装置及びこれを備えた画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る現像装置を有する画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本開示の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、
スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。画像形成部12の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム121と、帯電装置123と、露光装置124と、現像装置122と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkの各現像装置122は、静電潜像現像用のトナーを収容している。現像装置122は、当該トナーを、上記帯電装置123による帯電及び上記露光装置124による露光が完了した感光体ドラム121表面に供給する。
カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により、駆動ローラー125a及び従動ローラー125bに張架されている中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121と同期しながら、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
次に、現像装置122の構成を説明する。図2は、現像装置122の一部を切り欠いて示す斜視図である。図3は、図2におけるA−A線断面図である。図2及び図3において、X−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図2及び図3に示すように、現像装置122は、筐体58内に、第1スパイラルフィーダ51と、第2スパイラルフィーダ52と、現像ローラー53とを備える。
第1スパイラルフィーダ51は、トナーコンテナー59から補給されたトナーを攪拌し
ながら後方に向かって搬送する。第2スパイラルフィーダ52は、この第1スパイラルフィーダ51から受け渡されたトナーを前方に向かって搬送する。現像ローラー53は、第2スパイラルフィーダ52によって搬送されるトナーを受け取って感光体ドラム121の周面の潜像領域に供給する。
現像ローラー53は、マグネットローラー531と現像スリーブ532とを備える。現像スリーブ532は、マグネットローラー531に外装されている。現像スリーブ532は、感光体ドラム121の表面及び第2スパイラルフィーダ52に隣接する位置で筐体58に回転可能に軸支されている。現像スリーブ532はアルミニウム等の非磁性材料で円筒状に形成され、その表面粗さRzが例えば10mμ以下に仕上げられる。
マグネットローラー531は、現像スリーブ532内に固設される永久磁石である。マグネットローラー531は、S極とN極が周方向に交互に配列された複数の磁極を有し、現像スリーブ532に向けて磁界を発生する。また、現像ローラー53は、筐体58の開口から露出し、像担持体である感光体ドラム121に一定の間隔を隔てて対向している。この対向する領域は、現像スリーブ532上に担持されているトナーを感光体ドラム121に向けて供給するための現像領域となる。現像スリーブ532には、トナーを感光体ドラム121に供給するために、直流に交流を重畳した現像バイアスが印加される。
例えば、マグネットローラー531の規制ブレード81に対向する位置には、磁極S1が配置されている。また、現像領域に対向する位置には磁極N2が配置され、更に、現像後の残存トナーが搬送されるトナー循環領域には磁極S2が配置され、更に、第2スパイラルフィーダ52に対向する位置には磁極N1が配置されている。
現像スリーブ532の周面には、マグネットローラー531の磁力により、58のトナー供給口581を通じてトナーコンテナー59から供給されて第1スパイラルフィーダ51及び第2スパイラルフィーダ52から移動されてきたトナーが担持される。なお、第1スパイラルフィーダ51には、筐体58のトナー供給口581を通じて図略のトナーコンテナーからトナーが供給される。
規制ブレード81は、現像スリーブ532の周面に担持されるトナーを予め定められた層厚に規制するものであり、現像スリーブ532の上方で現像スリーブ532表面との間に予め定められた間隔を隔てて、筐体58に支持されている。
現像スリーブ532の周面に担持されたトナーは、規制ブレード81により予め定められた層厚に規制され、現像スリーブ532の回転(図2の矢印方向の回転)により、上記現像領域に向けて搬送される。現像スリーブ532に現像バイアスが印加されることにより、上記現像領域において現像スリーブ532と感光体ドラム121との間に電位差が発生し、現像スリーブ532上のトナーは感光体ドラム121に移動し、感光体ドラム121上の静電潜像はトナー像に現像される。
現像スリーブ532の周面に対向する位置には、上記規制ブレード81を含むトナー量調整機構80が配設されている。
図4は、トナー量調整機構80、現像ローラー53、及び感光体ドラム121部分を示す斜視図である。図5は、トナー量調整機構、及び現像ローラー、及び感光体ドラム部分を示す平面図である。図6は、図4の矢印A方向から視認したトナー量調整機構、及び現像ローラー部分の側面図である。図7及び図8は、図4の矢印B方向から視認したトナー量調整機構、現像ローラー、及び感光体ドラム部分の側面図である。なお、図4〜図8におけるXおよびYによる方向表示は、図2の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+
X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。以下、図4〜図8と、上記図1〜図3とを参照してトナー量調整機構80を説明する。
まず図4に示すように、トナー量調整機構80は、規制ブレード81と、シール部材82と、磁石体83とを備えている。
シール部材82は、磁性部材からなり、現像スリーブ532においてその回転軸方向の両方の端部に、当該現像スリーブ532の周面に対向させてそれぞれ配置されている。シール部材82は、当該現像スリーブ532周面上のトナーが上記回転軸方向の端部側に移動することを抑制する。
磁石体83は、例えば磁石からなり、磁界を発生させる部材である。磁石体83は、規制ブレード81に対してその長手方向にシール部材82の配設位置までに亘って取り付けられている。磁石体83は、規制ブレード81の側面部であって、現像スリーブ532の周面が回転する方向において上流側となる側面に取り付けられている。磁石体83は、現像スリーブ532側の側縁部は、現像スリーブ532内のマグネットローラー531の磁極S1と同じS極とされ、その反対側の縁部はN極とされている。
規制ブレード81は、現像スリーブ532周面の回転によって感光体ドラム121の周面の潜像領域22(図4に示す2点鎖線間の静電潜像が形成される領域)に供給するトナーの量を規制して過供給を防止する。規制ブレード81は、現像スリーブ532周面に対向する位置において、現像スリーブ532をその回転軸方向に横断するように設けられている。規制ブレード81の先端縁部は、エッジ状をなして現像スリーブ532周面に対向している。当該先端縁部は、現像スリーブ532周面から予め定められた間隔をあけて設けられている。
規制ブレード81は、長尺状のブレード状部材からなり、例えば、鉄やステンレス鋼等の磁性材料により形成されている。図8に示すように、磁石体83の磁力によって、規制ブレード81の現像スリーブ532側の先端部は、磁石体83の対向側端と逆極性(N極)に磁化され、規制ブレード81の先端部と磁石体83との間にも磁界が形成されている。従って、規制ブレード81の当該先端部と現像スリーブ532間には、現像ローラー53内のマグネットローラー531の磁極と磁石体83の磁極によって磁界が形成される。これらの磁界によって、トナーはほぼ均一な状態で規制ブレード81と現像スリーブ532との空隙を通って、現像スリーブ532上にトナー薄層が形成される。
シール部材82は、現像スリーブ532周面のトナーが規制ブレード81の配設位置に到達するまでの間に、現像スリーブ532の回転軸方向の中央部周面から端部に向けてトナーが移動するのを防止する。シール部材82は、正面視(図4におけるB方向からの視認)で曲率中心角が略180°に設定された円弧状に形成されている。シール部材82は、図7に示すように、上端部が規制ブレード81の右面側に当接固定されているとともに、下端部が筐体58の一部に支持されることで、現像スリーブ532周面に対して空隙を有した離間状態が確保されている。
このシール部材82によれば、当該シール部材82と現像スリーブ532に内装されたマグネットローラー531との間に磁力線による磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシが、現像スリーブ532の回転軸方向における端部側へのトナーの移動を規制するため、トナーが現像スリーブ532の周面からその端部に向かう移動が防止される。
なお、図6に示すように、現像スリーブ532の前後方向(図6の紙面では当該紙面の左右方向)における磁石体83の両端部は、シール部材82の側端部の位置までとなるよ
うに設置位置が設定されている。
このように磁石体83及びシール部材82が規制ブレード81に取り付けられていることにより、現像スリーブ532周面のトナーを適正に感光体ドラム121の周面に供給することができるとともに、現像スリーブ532のその回転軸方向端部周面におけるトナー太りを防止する。
次に、上記規制ブレード81に取り付けられている磁石体83の第1実施形態を説明する。図9は磁石体83の第1実施形態を示す図であり、図9(A)は、規制ブレード81に取り付けられた磁石体83を幅方向から視認した側面図、図9(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図、図9(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。
以下に示す各実施形態では、磁石体83及び規制ブレード81は、両者間の距離が当該長手方向の中央部における両者間の距離よりも大きく形成されている
第1実施形態では、図9(A)(B)に示すように、磁石体83の長手方向端部は、現像スリーブ532の回転軸方向の両端部にそれぞれ設けられたシール部材82に近接する位置まで配置されている。そして、磁石体83の長手方向における各端部は、規制ブレード81への接着面831が、当該接着面831の反対面832よりも、当該長手方向における寸法が短く形成されている。シール部材82に対向する磁石体83の各端部は、このように面取り状にカットされ、図9(A)に示すように、磁石体83の幅方向からの側面視で反対面832側が細くなるテーパー形状とされている。磁石体83の当該テーパー状のカッティングは、着磁前に行われる。
すなわち、磁石体83の長手方向における両端部での磁石体83及び規制ブレード81間の距離を、当該長手方向の中央部における距離よりも大きくして、当該両端部においては、磁石体83を規制ブレード81に対して密着させず、両者間に空隙を形成する。
当該第1実施形態に係る磁石体83及び規制ブレード81が発生させる磁界を説明する。図10(A)(B)は磁石体83及び規制ブレード81の長手方向各部で発生する磁界を概念的に示す図である。
図10(A)に示すように、磁石体83及び規制ブレード81の長手方向中央部で発生する磁界は、磁石体83及び規制ブレード81が接触しているため、磁石体83及び規制ブレード81間で発生する磁界は比較的小さなものとなる。
これに対して、図10(B)に示すように、磁石体83及び規制ブレード81の長手方向端部で発生する磁界は、磁石体83及び規制ブレード81が距離をおいて位置しているため、磁石体83及び規制ブレード81間で発生する磁界は図10(A)に示した長手方向中央部で発生する磁界よりも大きくなる。このため、当該端部において、規制ブレード81の先端部と現像スリーブ532間で発生する磁力は、上記中央部で発生する磁力よりも大きなものとなる。
このように、テーパー形状を有する磁石体83の長手方向各部で発生する磁界によって形成される規制ブレード先端部の磁束密度を図12にグラフで示す。図12に破線で示すように、テーパー形状を有しない従来のブレードマグネットは、長手方向端部における磁束密度は低下する。このため、ブレードマグネットの長手方向両端部におけるトナー規制力が不足気味になり、その結果、現像スリーブ532の両端部にトナー太りが発生しやすい。
これに対して、第1実施形態に係る磁石体83によれば、磁石体83の長手方向において上記テーパー状とした磁石体83部分は、磁石体83及び規制ブレード81が距離をおいて位置しているため、図10に示すように、磁束密度が大きくなる。これにより、図12(C)に実線で示すように、長手方向両端部における従来のような磁束密度の低下を回避できるため、第1実施形態に係る磁石体83によれば、従来よりも効果的にトナー太りの発生を防止できる。
このため、図12(C)に示すように、第1実施形態に係る磁石体83によれば、磁束密度の低下による画像への悪影響を受けない上記長手方向における領域を、長手方向の端部に向けて拡げることが可能になる。このため、第1実施形態に係る磁石体83によれば、画像形成に用いることが可能な上記長手方向における画像有効範囲(磁束密度が図12
(C)に示す端部現像剤モレ下限を超え、かつ、画像影響下限以上の領域)を従来よりも
広くすることが可能になる。
なお、図12(C)において、画像影響下限とは、磁束密度がこの値以上あれば画像不具合が生じない下限値を示す。端部現像剤モレ下限とは、磁束密度がこの値以下になると端部から現像剤漏れの懸念が生じる値を示す。
なお、第1実施形態に係る磁石体83の変形形態として、図11(A)(B)(C)に示すように、磁石体83の先端部833に、反対面832側に厚みを有する形状としてもよい。
次に、上記規制ブレード81に取り付けられている磁石体83の第2実施形態を説明する。図13は磁石体83の第2実施形態を示す図であり、図13(A)は、規制ブレード81に取り付けられた磁石体83を幅方向から視認した側面図、図13(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図、図13(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。
第2実施形態に係る磁石体83は、図13(A)(B)(C)に示すように、磁石体83はその長手方向の各端部における一部領域が、接着面831側の部分が長手方向に規制ブレード81と平行に切り欠かれた形状とされている。磁石体83の両端部は、長手方向において接着面831側が反対面832よりも短くなるように段状にカットされている。この場合も、第1実施形態と同様に、規制ブレード81及び磁石体83間に空隙を有するため、当該端部領域における磁束密度が中央部領域よりも低下することを回避できる。
次に、上記規制ブレード81に取り付けられている磁石体83の第3実施形態を説明する。図14は磁石体83の第3実施形態を示す図であり、図14(A)は、規制ブレード81に取り付けられた磁石体83を幅方向から視認した側面図、図14(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図、図14(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。図15は、第3実施形態に係る磁石体83を規制ブレード81側から視認した状態を示す斜視図である。
第3実施形態に係る磁石体83は、図14(A)(B)(C),図15に示すように、その長手方向の両端部において、幅方向における一部領域が、当該磁石体83の長手方向からの側面視(図14(C))で反対面832側に向かって細くなるテーパー形状である。この場合も、当該切り欠き部分においては、規制ブレード81及び磁石体83間に空隙が形成されるため、磁石体83両端部での上記磁束密度の低下は回避される。
この第3実施形態に係る磁石体83及び規制ブレード81が発生させる磁界を説明する。図16(A)(B)は磁石体83及び規制ブレード81の長手方向各部で発生する磁界を概念的に示す図である。
図16(A)に示すように、磁石体83及び規制ブレード81の長手方向中央部で発生する磁界は比較的小さいが、図16(B)に示すように、磁石体83及び規制ブレード81の長手方向端部(切り欠き部分)で発生する磁界は、磁石体83及び規制ブレード81が距離をおいて位置しているため、図16(A)に示した長手方向中央部で発生する磁界よりも大きくなる。
更に、第3実施形態に係る磁石体83の変形形態を、図17(A)(B)(C),図18に示す。図17(A)は、規制ブレード81に取り付けられた当該磁石体83を幅方向から視認した側面図、図17(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図、図17(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。図18は、第3実施形態に係る磁石体83を規制ブレード81側から視認した状態を示す斜視図である。
図17(A)(B)(C)、図18に示すように、第3実施形態の変形形態として、磁石体83は、テーパー形状をなすテーパー部835における規制ブレード81に対向する面835aが、当該磁石体83の長手方向端部に向かうに従って、及び対向する現像スリーブ532の周面に向かうに従って、規制ブレード81との距離が規制ブレード81から徐々に大きくなる傾斜を有する形状としてもよい。
この第3実施形態に係る磁石体83による場合も、当該切り欠き部分においては、規制ブレード81及び磁石体83間に空隙が形成されるため、磁石体83両端部での上記磁束密度の低下は回避される。
次に、上記規制ブレード81に取り付けられている磁石体83の第4実施形態を説明する。図19は磁石体83の第4実施形態を示す図であり、図19(A)は、規制ブレード81に取り付けられた磁石体83を幅方向から視認した側面図、図19(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図、図19(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。図20は、第4実施形態に係る磁石体83を規制ブレード81側から視認した状態を示す斜視図である。
第4実施形態に係る磁石体83は、図19(A)(B)(C)、図20に示すように、磁石体83はその長手方向の各端部における幅方向の一部領域が、長手方向に規制ブレード81と平行に切り欠かれた形状とされている。この場合も、第3実施形態と同様に、規制ブレード81及び磁石体83間に空隙を有するため、この場合も、当該切り欠き部分においては、規制ブレード81及び磁石体83間に空隙が形成されるため、磁石体83両端部での上記磁束密度の低下は回避される。
また、第2乃至第4実施形態では、磁石体83の長手方向両端部における磁束密度の増加の度合と、その変化量を小さくして、磁石体83の長手方向両端部付近における磁束密度を、長手方向中央部における磁束密度に近付けて、長手方向各部で発生する磁束密度を均一に近付けることが可能になる。
このように、第1乃至第4実施形態に係る磁石体83は、その長手方向における各端部において、規制ブレード81及び磁石体83間に空隙を有することで磁束密度の低下を抑
えているが、これに代えて、当該空隙部分に非磁性体を充填させた構成としてもよい。この場合、更に、当該空隙にトナーが入り込んで滞留するといった不具合を防止することができる。図21に、第1実施形態に係る磁石体83に非磁性体を充填させた状態を、磁石体83の幅方向から視認した側面図を示す。図22に、第3実施形態に係る磁石体83に非磁性体を充填させた状態を、磁石体83の長手方向から視認した側面図を示す。
次に、トナー量調整機構80の他の実施形態を説明する。図23はトナー量調整機構80の他の実施形態を示す図であり、図23(A)は、磁石体83が取り付けられた規制ブレード81を幅方向から視認した側面図、図23(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図、図23(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。図24は、トナー量調整機構80の他の実施形態における規制ブレード81を磁石体83側から視認した状態を示す斜視図である。
本実施形態に係るトナー量調整機構80においても、磁石体83及び規制ブレード81は両者間の距離が、磁石体83の長手方向における両端部において、当該長手方向の中央部における距離よりも大きく形成されている。そして、本実施形態では、規制ブレード81側を切り欠き、当該切り欠いた部分を磁石体83間の空隙としている。
図23(A)(B)(C)、図24に示すように、規制ブレード81はその長手方向の両端部における幅方向の一部、すなわち、磁石体83に対向する対向面811部分が切り欠かれている。当該切り欠き部分は、規制ブレード81の長手方向の端部に向かうに従って、規制ブレード81の幅方向における寸法が大きくなる形状とされている。規制ブレード81の対向面811側であって、現像スリーブ532に対向する側が、図23(B)に示す側面視で三角形に段落ちした形状に形成されている。本実施形態では、切り欠き部分は、規制ブレード81の幅方向における寸法が大きくなる傾斜面812を有するが、規制ブレード81の幅方向における寸法が大きくなる形状であれば、他の形状も採用が可能である。
そして、当該切り欠き部には、非磁性体88(ポリカーボネート(PC)等の樹脂部材やアルミ等の非磁性金属部材)が充填されている。なお、本実施形態に係る規制ブレード81は、例えば、図24に示すように、端部形状の異なる2枚の板金81A及び81Bを貼り合わせて形成することも可能である。
この実施形態に係るトナー量調整機構80の場合も、磁石体83及び規制ブレード81間に非磁性体88を有することにより、磁石体83と規制ブレード81との距離が離れるため、図25(A)に示すように、磁石体83及び規制ブレード81の長手方向中央部で発生する磁界は比較的小さいが、図25(B)に示すように、磁石体83及び規制ブレード81の長手方向端部(切り欠き部分)で発生する磁界は、磁石体83及び規制ブレード81が距離をおいて位置しているため、図25(A)に示した長手方向中央部で発生する磁界よりも大きくなる。
このような形状を有する規制ブレード81及び磁石体83によっても、規制ブレード81及び磁石体83は、その間に非磁性体を有して両者間の距離が大きく形成されているため、磁石体83長手方向両端部付近における従来のような磁束密度の低下を回避できる。このため、従来よりも効果的にトナー太りの発生を防止できる。
更に規制ブレード81の変形形態を、図26(A)(B)(C)、図27に示す。図26(A)は、磁石体83が取り付けられた規制ブレード81の変形形態を幅方向から視認した側面図、図26(B)は図4に示すA方向から視認した現像スリーブ532及びトナ
ー量調整機構80を示す側面図、図26(C)は図4に示すB’方向から視認した現像スリーブ532及びトナー量調整機構80を示す側面図である。図27は、変形形態に係る規制ブレード81を磁石体83側から視認した状態を示す斜視図である。
図26(A)(B)(C),図27に示すように、規制ブレード81はその長手方向の両端部における幅方向の一部が、磁石体83に対向する対向面811部分が磁石体83と平行に切り欠かれた形状としてもよい。この場合も、段落ち形状に合わせて、非磁性体88が充填されている。この変形形態の場合も、磁石体83の長手方向各位置における磁束密度を均一に近付けることが可能である。
このように、上述した各形状からなる規制ブレード81及び磁石体83によれば、磁石体83及び規制ブレード81間の距離を、磁石体83の長手方向における両端部において中央部の距離よりも大きくして当該両端部で発生する磁力を大きくすることで、現像スリーブ532周面のトナーが現像スリーブ532の回転軸方向端部に移動することを抑制する。このため、当該規制ブレード81及び磁石体83によれば、コストアップやトナー劣化を招かずに、トナーが当該現像スリーブ532端部に滞留して形成されるトナー太りや、シール部材82からのトナー漏れを効率良く防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。図1乃至図27を用いて上記各実施形態に示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明の構成及び処理はこれに限定されるものではない。
1 画像形成装置
53 現像ローラー
531 マグネットローラー
532 現像スリーブ
58 筐体
80 トナー量調整機構
81 規制ブレード
811 対向面
812 傾斜面
82 シール部材
83 磁石体
831 接着面
832 反対面
833 先端部
835 テーパー部
88 非磁性体
122 現像装置

Claims (11)

  1. 周方向に複数の磁極を有するマグネットローラーと、当該マグネットローラーに外装されたローラー状の現像スリーブとを有し、感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラーと、
    磁性材料により形成され、前記現像スリーブの回転軸方向に延び、予め定められた寸法の隙間を介して前記現像スリーブの周面に対向して配置され、前記現像スリーブ周面上に存在するトナーの量を規制する規制ブレードと、
    前記現像スリーブにおける前記回転軸方向の両端部において、当該現像スリーブの周面に対向して配置され、当該周面上のトナーが前記回転軸方向端部に移動することを抑制するシール部材と、
    前記規制ブレードに対してその長手方向に前記シール部材の配設位置までに亘って取り付けられた磁石体とを備え、
    前記磁石体の前記長手方向における両端部では、前記磁石体及び前記規制ブレードは、両者間の距離が前記長手方向の中央部における当該距離よりも大きく形成されている現像装置。
  2. 前記磁石体はその長手方向における両端部において、前記規制ブレードへの接着面が、当該接着面の反対面よりも、当該長手方向における寸法が短く形成されている請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記磁石体はその長手方向における両端部が、当該磁石体の幅方向からの側面視で前記反対面側に向かって細くなるテーパー形状とされている請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記磁石体はその長手方向における両端部が、前記接着面側の部分が長手方向に前記規制ブレードと平行に切り欠かれた形状とされている請求項2に記載の現像装置。
  5. 前記磁石体はその長手方向の両端部における幅方向の一部が、当該磁石体の長手方向からの側面視で前記反対面側に向かって細くなるテーパー形状とされている請求項2に記載の現像装置。
  6. 前記磁石体は、前記テーパー形状をなす部分における前記規制ブレードに対向する面が、当該磁石体の長手方向端部に向かうに従って、及び、対向する前記現像スリーブの周面に向かうに従って、前記規制ブレードとの距離が大きくなる傾斜を有する請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記磁石体はその長手方向の両端部における幅方向の一部が、前記接着面側の部分が長手方向に前記規制ブレードと平行に切り欠かれた形状とされている請求項2に記載の現像装置。
  8. 前記規制ブレードに対向する前記磁石体部分であって、当該両者間の距離が大きく形成されている部分に、非磁性体を充填した請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記規制ブレードはその長手方向の両端部における幅方向の一部が、前記磁石体に対向する対向面部分が当該長手方向に切り欠かれた形状とされ、当該切り欠き部には非磁性体部材が充填されている請求項1に記載の現像装置。
  10. 前記規制ブレードはその長手方向の両端部において切り欠かれた前記幅方向の一部が、当該長手方向の端部に向かうに従って、当該規制ブレードの幅方向に大きく切り欠かれて
    いる請求項9に記載の現像装置。
  11. 表面にトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電部と、
    前記帯電部により帯電された前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光部と、
    前記露光部により形成された前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像部として、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
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