JP5982269B2 - エレベータの乗りかご照明装置 - Google Patents

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本発明はエレベータの乗りかご照明装置に係り、特にLEDランプから成る光源によりエレベータの乗りかご内を照明するエレベータの乗りかご照明装置に関するものである。
エレベータの乗りかご内は操作ボタンを操作し易くするためや、安全対策のために照明装置によって照明するようにされている。従来ではこの照明装置としては電球や蛍光灯を使用していたが、照明装置として大型である、消費電力が多い、電球や蛍光灯の取り換え等の維持管理が頻繁に必要である、電球や蛍光灯のガラスが破損して危険であるといった課題があった。
そこで、最近は小型化、消費電力、維持管理のし易さ等の観点からLEDランプからなる照明装置をエレベータの照明装置に適用できるように改良して使用するようになってきている。
このようなLEDランプを使用したエレベータの乗りかご照明装置として、例えば
特開2011−105433号公報(特許文献1)に記載されているような構成が提案なされている。この特許文献1に記載されている照明装置は、天井に固定される保持部材にLEDランプを有する複数の照明ユニットを取り付けると共に、LEDランプの照射側に配置された透光性の遮蔽板とを備えているものである。
特開2011−105433号公報
ところで、特許文献1にあるような乗りかごの天井に設けられる照明装置は、天板の下方に対向するように設けられる透光性の遮蔽板(以下、透光板という)と、天板と透光板との間に介装される複数のLEDランプユニットとを有している。透光板は乗りかごの容積にもよるが、容積が大きなものにあっては、強度を保持する観点から一般に複数に分割され、分割部分には目地部材が挿嵌されるようになって透光板を支持するようにしている。
このような構成のものにLEDランプを用いた場合、天板と透光板の間の内部に位置する目地部材にLEDランプからの強い光が照射され、その照射方向に目地部材の投影像である影が発生する現象がある。したがって、透光板を下から眺めると目地部材に沿って暗い領域が生じてしまい意匠性が低下するという課題があった。
また、LEDランプを交換する場合には乗りかごの天板の上から交換する方法では作業性が悪く、乗りかご内から交換する構成が求められている。このためには分割された透光板を横にずらし、これによって形成される開口を利用してLEDランプを交換することが有利である。
このように透光板を目地部材で支持するものにおいては、LEDランプの照射方向に目地部材の投影像である影が発生するという現象を改善することや、透光板をずらしてLEDランプの交換が乗りかご内からできること等が要請されており、この要請に応えることが実際の乗りかごの照明装置を実用化するうえで大きな課題となっていた。
本発明の目的は、LEDランプからの光の照射によって透光板を支持する目地部材に沿って生じる暗い領域を低減することができ、しかも容易にLEDランプを乗りかご内から交換することができるエレベータの乗りかご照明装置を提供することにある。
本発明の特徴は、LEDランプの光の照射方向に目地部材の投影像を形成する光を遮光する遮光体を目地部材の上方に位置する天板に目地部材に沿って設け、更にこの遮光体と目地部材の間に透光板が通過できる空隙を設けた、ところにある。
本発明によれば、目地部材に向かう照射方向に目地部材の投影像を形成するLEDランプの光が遮光体によって遮光されるので、LEDランプの照射方向に目地部材の投影像が生じ難くなる。この結果、目地部材に沿った暗い領域が透光板に生じないので透光板の意匠性を向上することができるようになる。また、目地部材と遮光体の間の空隙によって透光板を通過させることができるのでLEDランプの交換を乗りかご内から行うことができるようになる。
エレベータの乗りかごの内部を示す内部外観斜視図である。 本発明の一つの実施形態になるエレベータの乗りかご照明装置の縦断面図である。 図2におけるエレベータの乗りかご照明装置を構成する透光板を見上げた下面図である。 図2に示す遮光体と目地部材の配置関係を説明する構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
図1に示すように、エレベータの乗りかご1は床2と、床2に立設される側板3と、出入口となるドア4と、頂上部を形成する天板5と、天板5に設置される照明装置6とを有している。照明装置6にはアクリル樹脂よりなる乳白色の透光板7が備えられており、本実施例ではこの透光板7は4分割されている。透光板7は夫々の外周縁が十字形の中央目地部材10によって支持されて落下しないように構成されている。
図2及び図3に示すように、照明装置6は天板5の下方に対向するように設けられ、例えば4つに分割されてなる透光板7と、天板5と透光板7との間に介装される複数のLEDランプ8を有するLED基板9と、透光板7の分割部分に挿嵌される中央目地部材10と、透光板9の周囲に設けられる周囲目地部材11とを有している。周囲目地部材11は側板3に固定されており、中央目地部材10は周囲目地部材11に固定されて支持される構成となっている。中央目地部材10と周囲目地部材11はアルミニウムで作られており、色彩は銀色或いは乳白色である。
透光板7は中央目地部材10と周囲目地部材11とで形成される矩形の開口寸法より若干大きな寸法を有しており、内側の2辺が中央目地部材10、他の外側の2辺が周囲目地部材11に載置されるようにして支持される。
中央目地部材10は本実施例にあっては透光板7が4分割されていることから、図3に示すように十字形の形状となっている。周囲目地部材11は透光板7の外側の2辺を支持するため影の影響はないが、中央目地部材10においては透光板7を横切るように設けられるため中央目地部材10による影が生じるようになる。
図2に示してあるように、中央目地部材10はその下側部分で透光板7を支持する構成であるため、透光板7より上側に突出した中央目地部材10にLEDランプ8によって光が照射されると、照射方向に中央目地部材10の投影像である影を生じる。このため、この影は中央目地部材10の形状に沿って形成され、透光板7を下側から眺めると中央目地部材10に沿って暗い領域が形成されるようになる。したがって、意匠的に好ましいものではなかった。尚、本実施艇では中央目地部材10が十字形の形状であるが、これ以外の形状であっても同様である。
そして、本実施例では中央目地部材10の近傍に影が生じることを防ぐために次のような構成を採用している。図2において、中央目地部材10の上方に位置する天板5に、LEDランプ8からの光の一部を遮るように遮光体12を備えると共に、この遮光体12と中央目地部材10との間に空隙13を形成するようにしている。遮光体12はその断面が「コ」字状に形成されており、上端面が天板5に固定され、この上端面の両側から下に垂下する2つの側端面12a、12bを有している。
つまり、LEDランプ8の光の照射方向に中央目地部材10の投影像を形成する光を遮光する遮光体12を中央目地部材10の上方に位置する天板5に中央目地部材10に沿って設けたものである。このような構成によれば、中央目地部材10に向かう照射方向で中央目地部材10の投影像を形成するLEDランプ8の光が遮光体12によって遮光されるので、LEDランプ8の照射方向に中央目地部材10の投影像が生じ難くなるものである。
また、空隙13は透光板7が横方向に通過できる程度以上の長さを有しており、LEDランプを交換する際に透光板7をずらすことができるようになっている。
図4に示されるように、この側端面12a、12b同士の間の長さWは中央目地部材10の幅より大きく設定されている。このように側端面12a、12b同士の間の長さWを中央目地部材10の幅より大きくすると、中央目地部材10に対する遮光効果が大きくなり遮光体の12の側端面12a、12bの長さを短くできるようになる。これによって、透光板7が通過する空隙を形成することが可能となる。このことは照明装置6の全体的な厚さ方向の長さの低減に寄与することも期待できる。尚、遮光体の12の側端面12a、12bの長さを必要以上に長くすると、この側端面12a、12bの投影像が透光板7に投影される恐れがあるので、適切な長さを設定することが重要である。
このような観点から図4に示しているように遮光体12の側端面12a、12bの間の長さWは中央目地部材10の幅より大きく設定され、遮光体12の先端から中央目地部材10の先端までの長さLは天板5から透光板7までの長さの1/3程度に設定されている。
遮光体12は中央目地部材10の形状に沿って設けられており、本実施例では中央目地部材10が十字形の形状であるため、遮光体12も十字形の形状に形成されている。更に、この遮光体12の表面は光を吸収する、例えば黒色に形成されている。この黒色の遮光体12の素材は黒いフェルトを細かく裁断して静電接着された素材で形成することができる。
以上において、図2にあるように電源からLED基板9に電力が供給されると、この電力は各LEDランプ8を発光させ、図2の矢印に示すように光が照射される。このLEDランプ8の照射角度は120°に設定されたものである。そして、特に中央目地部材10の近傍に配置されたLEDランプ8から照射された光は遮光体12の天板5側から垂下する2つの側端面12a、12bによって一部が遮光されるようになる。この遮光される光は、本来であれば中央目地部材10に照射されて照射方向に中央目地部材10の投影像を形成するものである。しかしながら、本実施例ではこの投影像を形成する光が遮光体12によって遮光されるので、LEDランプ8の光による影の形成を抑制できるようになる。
一方、中央目地部材10自身に照射された光は反対側に照射されないため投影像そのものを形成しないので影とはならないものである。
更に、LEDランプ8を交換する場合は、脚立を利用して交換するべきLEDランプ8が配置されている部分の透光板7を持ち上げ、遮光体12と中央目地部材10に形成した空隙13を利用して透光板7を横にずらして開口を形成し、この開口を利用してLEDランプ8を交換することが可能となる。
以上述べたように本発明によれば、目地部材の上方に位置する天板に目地部材に沿って目地部材の投影像を形成するLEDランプの光を遮る遮光体を設け、更にこの遮光体と目地部材の間に空隙を設けた構成としている。したがって、目地部材の投影像を形成するLEDランプの光が遮光体によって遮光されるので、LEDランプの照射方向に目地部材の投影像が生じ難くなる。この結果、目地部材に沿った暗い領域が透光板に生じないので透光板の意匠性を向上することができるようになるという新規な効果を奏することができるものである。
また、目地部材と遮光体の間の空隙によって透光板を通過させることができるのでLEDランプの交換を乗りかご内から行うことができるようになる。
1…乗りかご、5…天板、6…照明装置、7…透光板、8…LEDランプ素子、9…LED基板、10…中央目地部材、11…周囲目地部材、12…遮光体、12a、12b…側端面、13…空隙。

Claims (4)

  1. エレベータの乗りかごの天板の下方に対向するように設けられる透光板と、前記天板と前記透光板との間に介装される複数のLEDランプと、前記透光板の分割部分に挿嵌される目地部材とを備えて前記乗りかご内を照明するエレベータの乗りかご照明装置において、
    前記目地部材は、その下側部分で前記透光板を支持し、前記透光板より上側に突出していると共に、
    前記LEDランプの光の照射方向に前記目地部材の投影像を形成する光を遮光する遮光体を前記目地部材に沿って前記天板に設けると共に、前記遮光体と前記目地部材の間に前記透光板が通過できる長さを有した空隙を設けたことを特徴とするエレベータの乗りかご照明装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの乗りかご照明装置において、
    前記遮光体はその断面が前記天板に固定される上端面と、この上端面の両側から下に垂下する側端面からなることを特徴とするエレベータの乗りかご照明装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータの乗りかご照明装置において、
    前記遮光体の側端面の間の長さは前記目地部材の幅より長いことを特徴とするエレベータの乗りかご照明装置。
  4. 請求項1に記載のエレベータの乗りかご照明装置において、
    前記遮光体の表面は光を吸収する色に形成されていることを特徴とするエレベータの乗りかご照明装置。
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