JP5982138B2 - 指針部材、指針ユニット及び指針計器 - Google Patents

指針部材、指針ユニット及び指針計器 Download PDF

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Description

本発明は、光源の光を受けて光輝する透光性材料からなる指針部材、この指針部材を有する指針ユニット、及び、この指針ユニットを有する指針計器に関するものである。
一般に車両には、車両速度やエンジン回転数、燃料残量等の計測値を表示する車両用表示装置が搭載されており、多くの車両において上記車両用表示装置が指針計器で構成されている。このような指針計器は、表面に目盛及び数字、文字または記号等の指標が設けられた文字板、この文字板の前面側に配置されて文字板上の指標を指し示す指針ユニット、及び、指針ユニットが取り付けられた回動軸を計測量に応じて回動させる駆動装置などからなるメータ部が設けられている。
そして、このような指針計器に設けられた指針ユニットを暗所においても見やすくするために、指針ユニットを構成する指針部材を、透光性材料としての透光性の合成樹脂で形成するとともに、指針部材内に光源からの光を導光させて指針部材を光輝させる技術が種々開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
このような指針部材を備えた指針計器の一例を図12に示す。これらの図に示す指針計器900は、文字板902と、指針ユニットとしての自発光指針903と、測定量に応じて回動される透光性の合成樹脂からなる回動軸914を備えた駆動装置904と、配線板905と、光源906と、を有するメータ部901を有している。
メータ部901の自発光指針903は、透光性の合成樹脂により一体成形された軸部940と指針部950とを有する指針部材としての指針本体931と、指針本体931を覆うとともに指針部950の上面953を視認者に向けて露出させるためのスリット971が設けられたカバー部材932と、を備えている。指針部950には、軸部940からの光を長手方向に反射する中空状反射部960が設けられている。
光源906から発せられた光は、回動軸914内を導光されて指針本体931の軸部940に受光され、そして、軸部940から指針部950に導光されて中空状反射部960により反射されたのち、この指針部950の上面953(即ち、出光面)から視認者に向けて出光される。これにより、指針部950の上面953がカバー部材932のスリット971を通じて発光視認される。
実開平6−12995号公報
上述した指針本体931においては、一般的に、偏心などによる回転時の軸振れなどを抑制するために、軸部940が、その軸方向に直交する横方向断面形状を、正方形又は正六角形等の正多角形や円形などとした柱状に形成されており、これにより、軸部940における回動軸914と対向する受光面942においても、受光面942における指針部950の幅方向の長さと、受光面942における指針部950の長手方向の長さと、が概ね同一長さに設定されている。
しかしながら、図13に模式的に示すように、例えば、外形の小さなメータ部を構成しようとしたときに、メータ部の外形にあわせて指針本体931の指針部950の高さH1(図13の上下方向の長さ)を低くして高さh1(H1>h1)にすると、当該高さの変更に合わせて、中空状反射部960の高さH2も低くなって高さh2(H2>h2)になり、中空状反射部960の長さJ1(図13の左右方向の長さ)も短くなって長さj1(J1>j1)になって、中空状反射部960が小さくなってしまう。これにより、図13の左図に示すように、中空状反射部960が小さくなる前は指針部950の長手方向(図13の左右方向)に向けて反射されていた光Lが、図13の右図に示すように、中空状反射部960が小さくなってしまうと当該中空状反射部960に反射されることなく直接指針部950の上面953から出光されてしまい、そのため、上面953において明るさのムラ(即ち、輝度ムラ)が生じてしまうという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、指針部の高さを低くしたときの輝度ムラを抑制することができる指針部材、この指針部材を有する指針ユニット、及び、この指針ユニットを有する指針計器を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、一端にて光源からの光を受光する柱状の軸部と、前記軸部の他端から当該軸部の軸方向と交差する指示方向及び前記指示方向と反対の後端方向のそれぞれに伸びて形成された指針部と、前記軸部からの光を前記指示方向に反射する指示方向反射面及び前記後端方向に反射する後端方向反射面を備えた反射部と、を一体に有する透光性材料からなる指針部材において、前記軸部の前記一端は、端面全体が当該端面に入光された光を前記他端に導光する受光面として機能し、前記受光面における前記指針部の幅方向の長さより、前記受光面における前記指針部の長手方向の長さの方が短くなるように形成されていることを特徴とする指針部材である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記受光面における前記指針部の長手方向の長さが、前記指針部の幅より短くなるように形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記受光面における前記指針部の幅方向の長さが、前記指針部の幅より長くなるように形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載された発明において、前記受光面が、当該受光面に入射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜4のいずれか一項に記載の指針部材と、前記指針部材の指針部を覆うとともに前記軸部側と反対側に向けられた前記指針部の上面からの光が通過するスリットが設けられたカバー部材と、を有することを特徴とする指針ユニットである。
請求項6に記載された発明は、上記目的を達成するために、光源と、前記光源からの光を導光する回動軸を備えた駆動装置と、前記回動軸に固定された指針ユニットと、を有する指針計器において、前記指針ユニットが、請求項5に記載の指針ユニットで構成されていることを特徴とする指針計器である。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載された発明において、前記回動軸の出光面が、当該出光面から出射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、受光面における指針部の幅方向の長さ(以下、単に「受光面の横の長さ」ともいう)より、受光面における指針部の長手方向の長さ(以下、単に「受光面の縦の長さ」ともいう)の方が短くなるように形成されているので、一般的には、受光面の横の長さと受光面の縦の長さとは同一(略同一含む)長さにされているところ、受光面の長さを受光面の幅より短くすると、軸部内を導光される光における指針部の長手方向への広がりを抑制することができ、そのため、指針部の高さを低くすることにより反射部の形状が小さくなった場合においても、受光面の横の長さと受光面の縦の長さとが同一長さにされている構成に比べて、軸部内を導光された光が反射部に反射されることなく直接指針部から出光されてしまうことを抑制できる。したがって、指針部の高さを低くしたときの輝度ムラを抑制することができる。
請求項2に記載された発明によれば、受光面における指針部の長手方向の長さが、指針部の幅より短くなるように形成されているので、例えば、受光面における指針部の長手方向の長さ(受光面の縦の長さ)を指針部の幅より長い構成とした場合は、受光面の横の長さが指針部の幅より長くなって、軸部が指針部の幅方向にはみ出した形状になってしまうところ、受光面の縦の長さを指針部の幅より短くすることで、受光面の横の長さを指針部の幅以下に抑えることができ、そのため、軸部が指針部の幅方向にはみ出すことのない小型で簡易な形状にすることができる。
請求項3に記載された発明によれば、受光面における指針部の幅方向の長さが、指針部の幅より長くなるように形成されているので、受光面の面積を大きくすることができ、受光面における受光量を増やすことができる。
請求項4に記載された発明によれば、受光面が、当該受光面に入射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されている。ここで光の方向を整列させるような非平面形状とは、軸部の軸方向に対する光の進行角度についての光の強度分布(即ち、光の角度強度分布)において所定の光強度となる角度範囲が、平面形状のそれよりも狭くなるように、受光面に入射した光の進行角度を軸部の軸方向に平行により近づける(即ち、進行方向をより揃えて整列させる)ような非平面形状のことをいう。このようにすることで、受光面が平面形状のときより狭い角度範囲に所定の光強度以上の光が存在することになって、軸部内を導光される光における指針部の長手方向への広がりをさらに抑制することができ、そのため、軸部内を導光された光が反射部に反射されることなく直接指針部から出光されてしまうことをさらに抑制できる。
請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項に記載の指針部材を有しているので、指針部の高さを低くしたときの輝度ムラを抑制することができる。
請求項6に記載された発明によれば、請求項5に記載の指針ユニットを有しているので、指針部の高さを低くしたときの輝度ムラを抑制することができる。
請求項7に記載された発明によれば、回動軸の出光面が、当該出光面から出射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されている。ここで光の方向を整列させるような非平面形状とは、回動軸の軸方向に対する光の進行角度についての光の強度分布(即ち、光の角度強度分布)において所定の光強度となる角度範囲が、平面形状のそれよりも狭くなるように、回動軸の出光面から出射した光の進行角度を回動軸の軸方向に平行により近づける(即ち、進行方向をより揃えて整列させる)ような非平面形状のことをいう。このようにすることで、出光面が平面形状のときより狭い角度範囲に所定の光強度以上の光が存在することになって、軸部内を導光される光における指針部の長手方向への広がりをさらに抑制することができ、そのため、軸部内を導光された光が反射部に反射されることなく直接指針部から出光されてしまうことをさらに抑制できる。
本発明に係る指針計器の一実施形態であるコンビネーションメータの正面図である。 図1のコンビネーションメータのメータ部(速度計)における断面図である。 図2のメータ部が備える自発光指針の分解立体図である。 (a)は、図3の自発光指針の指針本体を斜め方向から見た部分透視図であり、(b)は、指針本体の指針部を幅方向から見た部分側面図であり、(c)は、指針本体の軸部の受光面を軸方向から見た図である。 図2のメータ部の回動軸の端面から出光される光の角度強度分布の一例を示すグラフである。 図4の指針本体の軸部の受光面に受光される光における指針部の長手方向への広がりを模式的に示す説明図である。 図4の指針本体の軸部の受光面に受光される光の進行を模式的に示す説明図である。 図4の指針本体の変形例の構成を示す図であって、(a)は、指針本体を斜め方向から見た部分透視図であり、(b)は、指針本体の指針部を幅方向から見た部分側面図であり、(c)は、指針本体の軸部の受光面を軸方向から見た図である。 図2のメータ部の回動軸の端面から出光される光の角度強度分布の他の一例を示すグラフである。 図2のメータ部の回動軸の端面の変形例の構成を示す部分斜視図であって、(a)は、曲面形状(その1)の端面を示す図であり、(b)は、曲面形状(その2)の端面を示す図であり、(c)は、プリズム体形状の端面を示す図であり、(d)は、シリンドリカルレンズ形状の端面を示す図であり、(e)は、フレネルレンズ形状の端面を示す図である。 図4の指針本体の軸部の受光面の変形例の構成を示す部分斜視図であって、(a)は、曲面形状(その1)の受光面を示す図であり、(b)は、曲面形状(その2)の受光面を示す図であり、(c)は、プリズム体形状の受光面を示す図であり、(d)は、シリンドリカルレンズ形状の受光面を示す図であり、(e)は、フレネルレンズ形状の受光面を示す図である。 従来のコンビネーションメータのメータ部における部分断面図である。 図12のメータ部の指針部材における指針部の高さを低くした場合の指針部材内の光の進行の変化を説明するための図である。
以下、本発明の指針計器の一実施形態であるコンビネーションメータを、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示すコンビネーションメータ90は、見返し10上に配置されたメータ部としての速度計92、エンジン回転数計93、燃料計94及び水温計95と、各種ランプ類であるウォーニング96、シフトインジケータ97及び方向指示灯98と、を有しており、それらをケース7内に収容して裏カバー8及び表ガラス9で覆った状態にて、ケース7に設けられた複数の取付部99によって車両に取り付けられている。
図2に速度計92の断面図を示す。この速度計92は、表面2a(視認者から視認される面)に目盛及び数字、文字または記号等の指標が設けられた文字板2と、この文字板2の表面2a上に配置される指針ユニットとしての自発光指針3(以下、単に「指針3」ともいう)と、指針3が先端に取り付けられる回動軸14を備えた駆動装置4と、回路パターンや電子部品等が設けられ且つ駆動装置4が固定された配線板5と、配線板5に設けられた複数の光源6と、を有している。
なお、エンジン回転数計93、燃料計94及び水温計95は、文字板2に設けられている指標や文字板2および自発光指針3の大きさが異なる以外は、速度計92と同様の構成であるので、本明細書では速度計92の構成について代表例として説明を行い、エンジン回転数計93、燃料計94及び水温計95については、それらの構成の説明を省略する。
文字板2は、例えば、ポリカーボネートなどの透明又は半透明の合成樹脂などからなる、略円板状に形成された部材であり、文字板2の表面2aには、遮光インクが印刷された遮光領域と、速度を示す文字や目盛等の形状に沿って遮光インクを抜いて(遮光インクを印刷しないようにして)形成された透光性意匠としての指標が設けられている。各指標は、後述する光源6によって文字板2の裏面側から照らされることにより発光視認される。
指針3は、文字板2の表面2a側に配置されて、文字板2に設けられた各指標を指示することによりこれら各指標と協働して車両速度の計測量を表示する。指針3は、図3に示すように、指針部材としての指針本体31と、該指針本体31を覆う不透明な合成樹脂からなるカバー部材32と、カバー部材32内に設けられて指針3のバランスを調整するバランス部材39と、を有している。
指針本体31は、図4(a)、(b)に示すように、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂など、透光性材料としての透光性の合成樹脂を用いて一体に形成された軸部40と指針部50とを有している。
軸部40は、四角柱状の軸部本体41と、軸部本体41の一端41a(即ち、軸部の一端)に設けられた平面状の受光面42と、を有しており、受光面42に入光された光を一端41aとは反対側の他端41b(即ち、軸部の他端)に導光するように構成されている。この軸部40は、その軸方向に直交する横断面形状が長方形で且つ長辺の長さが後述の指針部50の幅方向長さ(以下、単に「指針部50の幅」ともいう)と同一の四角柱状に形成されている。軸部40は、軸方向にわたって同一の横断面形状となるように形成されており、受光面42についても、上記横断面形状と同一形状に形成されている。なお、指針部50の幅方向とは、図4(b)において手前−奥方向、図4(c)において上下方向のことである。また、指針部50の長手方向とは、図4(b)において左右方向、図4(c)において左右方向のことである。
即ち、受光面42は、当該受光面42における指針部50の幅方向の長さ(長辺の長さ)より、当該受光面42における指針部50の長手方向の長さ(短辺の長さ)の方が短くなるように形成されている。図4(c)において、Mは受光面42における指針部50の長手方向に沿う辺(短辺)の長さ、Nは受光面42における指針部50の幅方向に沿う辺(長辺)の長さ、Wは、指針部50の幅(即ち、指針部50の幅方向の長さ)である。本実施形態において、MはNより小さくされており、NとWとは同一にされている。なお、図4に示す受光面42の形状は、一例であって、例えば、楕円形状や多角形状など、本発明の目的に反しない限り、受光面42の形状は任意である。例えば、受光面42が楕円形状のとき、その長径方向が指針部50の幅方向に平行に配置され、その短径方向が指針部50の長手方向に平行に配置される。この場合、楕円形状の長径が、受光面42における指針部50の幅方向の長さとなり、楕円形状の短径が、受光面42における指針部50の長手方向の長さとなる。
指針部50は、軸部本体41の他端41bに連接して設けられており、軸部40の軸心Pから当該軸心Pに直角(略直角含む)に交差する一方向(即ち、指示方向S1)に伸長された指示部51と、前記一方向と反対の他方向(即ち、後端方向S2)に指示部51より短く伸長された後方部52と、を有している。
軸部40側に向けられた指針部50の表面である底面54には、指針部50内から当該底面54に入射した光を反射するように、ホットスタンプ等によって白色又は銀色などに着色して形成された反射層54aが重ねて設けられている。また、底面54における後述するカバー部材32の袴部38cの内部空間に面する部分には、当該部分から指針部50内に光が入光しないように遮光処理が施されている。
軸部40とは反対側に向けられた指針部50の表面である上面53には、当該上面53から出光する光を拡散させるように、ホットスタンプ等によって赤色などに着色して形成された拡散層53aが重ねて設けられている。
なお、以下の説明において、「底面54」との記載は、反射層54aを含む指針部50における軸部40側の表面のことを表し、「上面53」との記載は、底面54と反対側にある拡散層53aを含む指針部50の表面のことを表す。また、底面54と反射層54a、上面53と拡散層53aについては、必要があるときのみそれらを区別して説明する。
指針部50には、中空状反射部60が設けられている。この中空状反射部60は、図4(a)、(b)に示すように、指針部50内に軸部40に対向して配置されている。中空状反射部60は、指示方向反射面61、後端方向反射面62、透過面63を有し、これら3つの面によって、指針部50を幅方向に貫通する三角柱状の空間が形成されている。
指示方向反射面61は、略平面状に形成されており、図中下方寄りの一端が軸部40近傍に配置され、この一端から指示方向S1(図4(b)の左方向)に向かうにしたがって、軸部40からその軸心P方向(図4(b)の上方向)に徐々に離れるように傾斜して形成されている。これにより、指示方向反射面61は、受光面42で受光されて軸部40内を指針部50まで導光された光の一部を指示方向S1に反射し、当該光の他の一部を透過面63側に透過する。
後端方向反射面62は、略平面状に形成されており、一端が指示方向反射面61の上記一端に連接され、この一端から後端方向S2(図4(b)の右方向)に向かうにしたがって、軸部40からその軸心P方向(図4(b)の上方向)に徐々に離れるように傾斜して形成されている。つまり、後端方向反射面62は、指示方向反射面61に交差して連接されている。これにより、後端方向反射面62は、受光面42で受光されて軸部40内を指針部50まで導光された光の一部を後端方向S2に反射し、当該光の他の一部を透過面63側に透過する。
透過面63は、指示方向反射面61における軸部40から離れた側の他端と、後端方向反射面62における軸部40から離れた側の他端と、の間に形成された平面であって、指針部50の上面53に略平行に配置されている。
中空状反射部60は、指示方向反射面61と後端方向反射面62とが交差して形成される角部60aが、軸部40の軸心Pに対して後端方向S2側にずれて且つ軸部40に向けて配置されている。勿論、角部60aの配置は、これに限定されるものではなく、自発光指針3の構成に応じて、軸心P上に配置されていたり、指示方向S1側にずれて配置されていたりしてもよい。
指針本体31において、軸部本体41の受光面42における後方部52側の縁部(図4(b)の符号Ka1)と、中空状反射部60における指示方向反射面61と透過面63とにより形成される角部(図4(b)の符号Ka2)と、を結ぶ仮想直線より、軸部本体41の他端41bにおける指示部51側の縁部(図4(b)の符号Ka3)が、後方部52寄りに位置していることが好ましい。
また、指針本体31において、軸部本体41の受光面42における指示部51側の縁部(図4(b)の符号Kb1)と、中空状反射部60における後端方向反射面62と透過面63とにより形成される角部(図4(b)の符号Kb2)と、を結ぶ仮想直線より、軸部本体41の他端41bにおける後方部52側の縁部(図4(b)の符号Kb3)が、指示部51寄りに位置していることが好ましい。
このように指針本体31を構成することにより、縁部Ka1に入光するとともに縁部Ka3を通過した光は、指示方向反射面61に当たり、縁部Kb1に入光するとともに縁部Kb3を通過した光は、後端方向反射面62に当たる。そのため、軸部本体41の受光面42に入光された光が直接指針部50の上面53に向かうことを防ぐことができる。
カバー部材32は、図3に示すように、上下に分割された上部カバー33と下部カバー38とを有している。
上部カバー33は、指針本体31の指針部50の外形に合わせて後端34bから先端34aに向かって徐々に細くなる略角筒状に形成された第1カバー部34と、指針本体31の軸部40周辺を覆う円形皿状に形成された第2カバー部35と、を有している。第1カバー部34と第2カバー部35とは図中下方に向けて開口しており、この開口から上記指針本体31の指針部50が内側に収容される。
第1カバー部34の上壁部34cには、後端34bから先端34aまで伸びるスリット71が設けられている。このスリット71は、指針本体31とカバー部材32とが組み付けられたとき、指針本体31の指針部50の上面53をその長手方向全体にわたって一直線状に露出させるように形成されている。また、第2カバー部35の内面には、図中下方に向けて突出して形成され、下部カバー38の一対の嵌合孔38dに嵌合する一対のボス(図示せず)が設けられている。
下部カバー38は、上部カバー33の第2カバー部35の開口形状に合わせて形成された円環板形状の第1蓋部38aと、指針部50の指示部51を収容する上部カバー33の第1カバー部34の先端側の部分の開口形状に合わせて形成された、第1蓋部38aからその半径方向に延びる帯状の第2蓋部38bと、第1蓋部38aの中央部分から図中下方に伸びるように形成されて、指針本体31の軸部40が挿入される四角筒形状の袴部38cと、上記上部カバー33の一対のボスに対応して第1蓋部38aに設けられた一対の嵌合孔38dと、バランス部材39が取り付けられる取付ボス38eと、を有している。
袴部38cは、その内側空間の軸方向に直交する横断面形状が正方形で且つ一辺の長さが指針部50の幅と同一になるように形成されている。また、袴部38cの内周面は、光を吸収するための表面処理(例えば、つや消し黒色塗装など)が施されていることが好ましい。
下部カバー38は、上部カバー33に組み付けられることで第1カバー部34及び第2カバー部35の開口を塞ぎ、上部カバー33とともに指針本体31の指針部50を収容する空間を形成する。そして、この収容空間に指針本体31の指針部50が固定して収容される。
バランス部材39は、指針本体31の指針部50を考慮して設定された重量に形成されており、カバー部材32の下部カバー38に設けられた取付ボス38eに嵌合される嵌合孔39aを有している。バランス部材39は取付ボス38eによって位置決めされてカバー部材32内に収容される。
このように構成された指針3は、例えば、以下のように組み立てられる。まず、下部カバー38の袴部38cに指針本体31の軸部40を挿入して、下部カバー38に指針本体31をセットすると共に、下部カバー38にバランス部材39をセットする。そして、上部カバー33を、指針本体31の指針部50の上面53側から指針本体31を覆うように近づけて被せ、上部カバー33の第2カバー内に設けられた一対のボスと下部カバー38の一対の嵌合孔38dとを嵌合させることで、上部カバー33と下部カバー38とを互いに固定して指針本体31をカバー部材32内に収容して、組み付けが完了する。
駆動装置4は、周知のステッピングモータであって、ポリカーボネート樹脂などの透光性の合成樹脂などで形成された回動軸14と、回動軸14を回動可能に軸支するとともに図示しない速度センサによる速度計測量に応じてステッピングモータの原理で回動軸14を回動させる本体部15と、を有している。
回動軸14は、略四角柱形状の導光軸部分14aと、導光軸部分14aの図中下方寄りの端部近傍に一体に設けられた円板状のフランジ部分14bと、を有している。回動軸14(具体的には導光軸部分14a)は、その軸方向に直交する横断面形状が正方形で且つ一辺の長さが指針部50の幅と同一の四角柱状に形成されている。つまり、回動軸14の横断面形状は、袴部38cの内側空間の横断面形状と同一形状にされている。これにより、回動軸14は、その図中上方寄りの先端を指針3の袴部38cに嵌め込まれて、指針3が固定して取り付けられる。
換言すると、指針3は、その袴部38cに回動軸14の先端が挿入嵌合されることにより、当該回動軸14に固定して取り付けられる。このとき、指針3の受光面42は、回動軸14の先端の平面状の端面14cと若干の間隔をあけて対向して配置される。また、軸部40の軸心Pと同一直線上に回動軸14の軸心が配置される。そして、回動軸14は、それに取り付けられた指針3を回動させるとともに、その端面14cと反対側の図中下方寄りの基端の端面14dに入光された光を導光して端面14cから出光するように構成されている。回動軸14の端面14cは、回動軸14によって導光された光が出光される出光面として機能する。
本体部15は、後述する配線板5に重ねて配置される底面15aに凹部15bが設けられており、この凹部15b内に回動軸14の端面14dが露出されている。
配線板5は、電子部品及びこれら電子部品等を電気的に接続する配線パターンなどが設けられた周知のプリント基板である。配線板5の文字板2側の表面には駆動装置4と複数の光源6とが実装されている。
複数の光源6は、LEDが用いられ、配線板5に設けられた図示しない制御部によって点灯、消灯が制御される。複数の光源6は、文字板2の指標や指針3の指針本体31等を発光させるための光を発する。
複数の光源6のうちの1つが、駆動装置4の本体部15の凹部15b内に回動軸14の端面14dと相対して、その中心が軸部40の軸心Pと同一直線上に配置されている。これにより、回動軸14は、光源6からこの端面14dに入光された光を導光して先端の端面14cから出光する。また、複数の光源6のうち回動軸14の端面14dと相対して配置されたもの以外のものは、文字板2を背面から照らすように配置されている。これにより、文字板2の表面2aに設けられた各指標が発光する。
速度計92では、光源6からの光が回動軸14内を導光されて端面14cから出光され、そして、この出光された光が指針本体31の受光面42に入光されて軸部40内を導光される。そして、軸部40内を導光された光は指針部50に到達して、中空状反射部60で反射及び透過されて指針部50内を導光される。そして、指針部50内を導光された光が反射層54aなどによって上面53に向けて反射されることにより、指針部50の上面53から均一に出光される。これにより、指針部50の上面53が発光して、当該上面53がカバー部材32のスリット71を通じて発光視認される。
ケース7には、速度計92、エンジン回転数計93、燃料計94及び水温計95に対応して配線板5の中央から文字板2又は文字板102の縁部に向かうように形成されたテーパ部7aが設けられている。また、ケース7には、配線板5の裏面側(図2の下方を向く面側)を覆うようにして裏カバー8が取り付けられ、文字板2及び見返し10を覆うようにして表ガラス9が取り付けられている。
次に、上述したコンビネーションメータ90における本発明に係る動作(作用)について、図5〜図7を参照して説明する。
まず、本発明に係る動作の説明の前に、回動軸14の端面14cから出光される光について定義を確認する。
速度計92において、光源6は軸部40の軸方向(軸心Pに平行な方向)に向けられているので、この軸方向に進む光の強度が最も高く、この軸方向に対する角度が大きくなるにしたがって徐々に光の強度が低くなっていく。
同様に、この光源6の光を導光する回動軸14の端面14cから出光される光についても、軸方向に進む光の強度が最も高く、この軸方向に対する角度が大きくなるにしたがって徐々に光の強度が低くなっていく。そして、この軸方向に対する角度が所定の角度を超えると、所定の光強度より小さくなって指針本体31の発光に十分に寄与しない程度に小さい強度の光となる。この様子を、図5のグラフに示す。
図5は、回動軸14の端面14cから出射した光の角度強度分布の一例のグラフを示している。図5において、軸部40の軸方向を0度とし、上記所定の角度をθ1(マイナス側角度)、θ2(プラス側角度)として、軸部40の軸方向に対してθ1〜θ2の角度範囲T内の角度で進む所定の光強度I0以上の光を、回動軸14の端面14cから出光される光としている。
そして、上記範囲Tを外れる小さい強度の光は、中空状反射部60で反射されることなく直接指針部50の上面53から出光されても、輝度ムラに対する影響は非常に小さい。そのため、このような小さい強度の光を除外した上記所定の角度を超えない範囲の光(即ち、所定の光強度I0以上の光)を、回動軸14の端面14cから出光される光としている。なお、上記は、回動軸14の端面14cから出射した光の角度強度分布について説明するものであるが、受光面42に入射した光の角度強度分布についても同様である。
図6、図7に、本実施形態の指針本体31及び図11の右図に示す従来の指針本体131において、回動軸14の端面14cから出光された光が、軸部40、940を経て指針部50、950に進行する様子を模式的に示す。なお、これら図においては、回動軸14並びに軸部40、940及び指針部50、950のみ模式的に記載しており、その他の部材については記載を省略している。また、図6においては、中空状反射部60、960が仮に設けられていない構成での動作について記載している。
図6において、実線は、上述した実施形態の軸部40の形状及びそれに導光されて指針部50の上面53に直接至る光の光路Saの外縁を示しており、点線は、従来の軸部940の形状及びそれに導光されて指針部950の上面953に直接至る光の光路Sbの外縁を示している。
図6に示すように、従来の軸部940の場合、回動軸914から出光された光が軸部940に導光されて光路Saを進み、指針部950の上面953に直接到達すると、指針部950の長手方向に矢印aで示す範囲に広がって当該上面953から出光される。
これに対し、本実施形態の軸部40の場合、回動軸14から出光された光が軸部40に導光されて光路Saを進むと、光路Saの外縁付近の光は軸部40の周面に当たる。そのため、回動軸14から出光された光は、この光路Saより、指針部50の長手方向に狭い光路Sbを進むことで、指針部50の上面53に直接到達し、指針部50の長手方向に、上記矢印aで示す範囲より小さい矢印bで示す範囲に広がって当該上面53から出光される。
これにより、本実施形態の軸部40の場合、回動軸14から出光された光が、軸部40に入光されて光路Saより狭い光路Sbを進むので、図7に示すように、光路Saを進む場合に比べて、指針部50の上面に直接到達する光を少なくすることができる。
以上より、本実施形態によれば、受光面42における指針部50の幅方向の長さ(以下、単に「受光面の横の長さ」という)より、受光面42における指針部50の長手方向の長さ(以下、単に「受光面の縦の長さ」という)の方が短くなるように形成されているので、一般的には、受光面42の横の長さと受光面42の縦の長さとは同一(略同一含む)長さにされているところ、受光面42の長さを受光面42の幅より短くすると、軸部40内を導光される光における指針部50の長手方向への広がりを抑制することができ、そのため、指針部50の高さを低くすることにより中空状反射部60の形状が小さくなった場合においても、受光面42の横の長さと受光面42の縦の長さとが同一長さにされている構成に比べて、軸部40内を導光された光が中空状反射部60に反射されることなく直接指針部50の上面53から出光されてしまうことを抑制できる。したがって、指針部50の高さを低くしたときの輝度ムラを抑制することができる。
また、受光面42における指針部50の長手方向の長さが、指針部50の幅より短くなるように形成されているので、例えば、受光面42における指針部50の長手方向の長さ(受光面の縦の長さ)を指針部50の幅より長い構成とした場合は、受光面42の横の長さが指針部50の幅より長くなって、軸部40が指針部50の幅方向にはみ出した形状になってしまうところ、受光面42の縦の長さを指針部50の幅より短くすることで、受光面42の横の長さを指針部50の幅以下に抑えることができ、そのため、軸部40が指針部50の幅方向にはみ出すことのない小型で簡易な形状にすることができる。
上述した本実施形態においては、指針本体31の受光面42の横の長さが、指針部50の幅と同一にされていたが、これに限定されるものではない。例えば、図8(a)〜(c)に示す指針本体131は、上述した指針本体31の軸部40に代えて、軸部140を備えており、この軸部140は、指針部50の幅方向に張り出した略四角柱形状に形成されている。図8(c)において、M1は受光面142における指針部50の長手方向に沿う辺(短辺)の長さ、N1は受光面142における指針部50の幅方向に沿う辺(長辺)の長さ、Wは、指針部50の幅である。本実施形態において、M1はN1より小さくされており、WはM1より小さくされている。このように、受光面142の横の長さが、指針部50の幅より大きくなるようにされていてもよい。
受光面142の横の長さ(即ち、受光面142における指針部50の幅方向の長さ)が、指針部50の幅より長くなるように形成されていると、受光面142の面積を大きくすることができ、受光面142における受光量を増やすことができる。これにより、自発光指針3をより明るく発光させることができる。
また、本実施形態においては、駆動装置4の回動軸14の端面14c(即ち、出光面)が平面状に形成されていたが、これに限定されるものではなく、この端面14cが、当該端面14cから出射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていてもよい。ここで光の方向を整列させるような非平面形状とは、図9に示すように、回動軸14の端面14cから出射した光の角度強度分布(実線で示す)において所定の光強度I0となるθ3〜θ4の角度範囲T1が、平面形状における光の角度強度分布(点線で示す)のθ1〜θ2の角度範囲Tよりも狭くなるように、回動軸14の端面14cから出射した光の進行角度を回動軸14の軸方向に平行により近づける(即ち、進行方向をより揃えて整列させる)ような非平面形状のことをいう。
このような非平面形状の例を、図10(a)〜(e)に示す。図10(a)では、端面14cが、その指針部50の長手方向(図10各図において左右方向)の断面が外側に凸の円弧状で且つ幅方向の断面が直線状となる曲面形状に形成されている。図10(b)では、端面14cが、その指針部50の長手方向の断面及び幅方向の断面が共に外側に凸の円弧状となる曲面形状に形成されている。図10(c)では、端面14cが、断面くさび状の複数の凸条(即ち、プリズム)が指針部50の長手方向に並ぶプリズム体形状に形成されている。図10(d)では、端面14cが、断面略半円状の複数の凸条が指針部50の長手方向に並ぶシリンドリカルレンズ形状に形成されている。図10(e)では、端面14cが、フレネルレンズ形状に形成されている。図10(a)、(b)、(d)、(e)は、端面14cから出射した光を少なくとも指針部50の長手方向に集光するレンズ形状でもある。
このように、回動軸14の端面14cが、当該端面14cから出射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていると、平面形状のときより狭い角度範囲T1に所定の光強度I0以上の光が存在することになって、軸部40内を導光される光における指針部50の長手方向への広がりをさらに抑制することができ、そのため、軸部40内を導光された光が中空状反射部60に反射されることなく直接指針部50から出光されてしまうことをさらに抑制できる。
また、本実施形態においては、指針本体31の受光面42が平面状に形成されていたが、これに限定されるものではなく、受光面42が、当該受光面42に入射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていてもよい。ここで、光を整列させるような非平面形状とは、上記端面14cについて図9を参照して説明した場合と同様に、受光面42に入射した光の角度強度分布において所定の光強度となる角度範囲が、平面形状における光の角度強度分布の角度範囲よりも狭くなるように、受光面42に入射した光の進行角度を軸部40の軸方向に平行により近づける(即ち、進行方向をより揃えて整列させる)ような非平面形状のことをいう。
このような非平面形状の例を、図11(a)〜(e)に示す。図11(a)では、受光面42が、その指針部50の長手方向(図9各図において左右方向)の断面が外側に凸の円弧状で且つ幅方向の断面が直線状となる曲面形状に形成されており、図11(b)では、受光面42が、その指針部50の長手方向の断面及び幅方向の断面が共に外側に凸の円弧状となる曲面形状に形成されており、図11(c)では、受光面42が、断面くさび状の複数の凸条(即ち、プリズム)が指針部50の長手方向に並ぶプリズム体形状に形成されており、図11(d)では、受光面42が、断面略半円状の複数の凸条が指針部50の長手方向に並ぶシリンドリカルレンズ形状に形成されており、図11(e)では、受光面42が、フレネルレンズ形状に形成されている。図11(a)、(b)、(d)、(e)は、受光面42に入射した光を少なくとも指針部50の長手方向に集光するレンズ形状でもある。
このように、受光面42が、受光した光が指針部50の長手方向に集光されるレンズ形状に形成されていると、軸部40内を導光される光における指針部50の長手方向への広がりをさらに抑制することができ、そのため、軸部40内を導光された光が中空状反射部60に反射されることなく直接指針部50の上面53から出光されてしまうことをさらに抑制できる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
3 自発光指針(指針ユニット)
4 駆動装置
6 光源
14 回動軸
14c 端面(出光面)
31 指針本体(指針部材)
40 軸部
42 受光面
50 指針部
53 上面
60 中空状反射部(反射部)
61 指示方向反射面
62 後端方向反射面
90 コンビネーションメータ(指針計器)
92 速度計(メータ部)
93 エンジン回転数計(メータ部)
94 燃料計(メータ部)
95 水温計(メータ部)
S1 指示方向
S2 後端方向

Claims (7)

  1. 一端にて光源からの光を受光する柱状の軸部と、前記軸部の他端から当該軸部の軸方向と交差する指示方向及び前記指示方向と反対の後端方向のそれぞれに伸びて形成された指針部と、前記軸部からの光を前記指示方向に反射する指示方向反射面及び前記後端方向に反射する後端方向反射面を備えた反射部と、を一体に有する透光性材料からなる指針部材において、
    前記軸部の前記一端は、端面全体が当該端面に入光された光を前記他端に導光する受光面として機能し、
    前記受光面における前記指針部の幅方向の長さより、前記受光面における前記指針部の長手方向の長さの方が短くなるように形成されていることを特徴とする指針部材。
  2. 前記受光面における前記指針部の長手方向の長さが、前記指針部の幅より短くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の指針部材。
  3. 前記受光面における前記指針部の幅方向の長さが、前記指針部の幅より長くなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の指針部材。
  4. 前記受光面が、当該受光面に入射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の指針部材。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の指針部材と、前記指針部材の指針部を覆うとともに前記軸部側と反対側に向けられた前記指針部の上面からの光が通過するスリットが設けられたカバー部材と、を有することを特徴とする指針ユニット。
  6. 光源と、前記光源からの光を導光する回動軸を備えた駆動装置と、前記回動軸に固定された指針ユニットと、を有する指針計器において、
    前記指針ユニットが、請求項5に記載の指針ユニットで構成されていることを特徴とする指針計器。
  7. 前記回動軸の出光面が、当該出光面から出射した光の方向を整列させるような非平面形状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の指針計器。
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