JP5981734B2 - 通信装置、通信システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、有線通信と無線通信のいずれかを用いて通信を行う通信装置、通信システム、制御方法及びプログラムに関する。
無線通信を行う相手方の基地局と、有線通信を行うためのケーブルとの検出処理を行い、その検出結果に基づいて、無線インターフェース(I/F)と有線I/Fとのいずれかを用いて通信する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、特許文献2には、ケーブルが接続されており、有線I/Fを用いての通信が可能な状態の場合、無線I/Fの使用を停止して、有線I/Fを用いて通信を行う技術が記載されている。また、特許文献3には、通信開始時または通信中に、無線I/Fと有線I/Fの少なくとも一方の通信品質に基づいて、無線I/Fと有線I/Fとから、通信に用いるインタフェースを選択して通信を実行する技術が記載されている。
特開2005−260434号公報 特開2008−154721号公報 特開2002−111686号公報
上述の技術を用いることで、無線I/Fを用いて通信している場合であって、電波状況に応じた通信品質の低下が予期される場合に、ケーブルを接続し、予備的に有線I/Fで通信するように、切り替えることができる。しかしながら、予備的に有線I/Fで通信した後、電波状況の改善による通信品質の向上が期待される条件下で、ユーザが意図的にケーブルを切断して通常の無線I/Fで通信するように切り替えた場合、結果として期待通りの通信品質が得られない場合があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、無線通信を切断後に再接続する際に、通信品質が向上する確率を高めるための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は、有線通信と無線通信とで通信が可能であるとともに、その少なくともいずれかを用いて制御装置と通信する通信装置であって、有線通信が切断状態から接続状態となったことを検出する検出手段と、前記接続状態の検出に応じて、前記無線通信のパラメータを変更するための要求を、前記制御装置へ送信する送信手段と、変更されたパラメータに関する通知を前記制御装置から受信する受信手段と、前記通知を受信したことに応じて、前記変更されたパラメータに基づいて、前記通信装置における前記無線通信のパラメータを更新する更新手段と、を有し、前記パラメータは、使用周波数帯域、使用周波数帯域幅、ガードインターバル長の少なくともいずれかである、ことを特徴とする。

本発明によれば、無線通信で再接続した際に、所望の通信品質が得られる確率を向上させることができる。
デジタルX線診断システムの構成例を示す図。 X線デジタル撮影装置の構成例を示す図。 システム制御用PCの構成例を示す図。 アクセスポイントの構成例を示す図。 X線発生装置の構成例を示す図。 I/F切替部の処理を示すフローチャート。 実施形態1のX線デジタル撮影装置における無線I/F再設定部の処理を示すフローチャート。 実施形態1のシステム制御用PCにおける無線I/F再設定部の処理を示すフローチャート。 実施形態1のデジタルX線診断システムの動作を示すシーケンスチャート。 実施形態2のX線デジタル撮影装置における無線I/F再設定部の処理を示すフローチャート。 実施形態3のシステム制御用PCにおける無線I/F再設定部の処理を示すフローチャート。 実施形態4のX線デジタル撮影装置における無線I/F再設定部の処理を示すフローチャート。 実施形態4のシステム制御用PCにおける無線I/F再設定部の処理を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<<実施形態1>>
(通信システムの構成)
図1は、本実施形態の通信システムの構成例として、デジタルX線診断システムの構成例を示した図である。デジタルX線診断システムは、例えば、X線デジタル撮影装置101、システム制御用PC102、アクセスポイント103、X線発生装置104、及びケーブル105を含む。
X線デジタル撮影装置101は、X線を電気信号に変換して、診察用のデジタル画像データを生成する。システム制御用PC102は、X線デジタル撮影装置101、アクセスポイント103、及びX線発生装置104を制御する。なお、システム制御用PC102は、コンピュータとソフトウェアとを用いて実現されてもよいし、専用のハードウェアで実現されてもよい。アクセスポイント103は、無線I/Fを用いて、X線デジタル撮影装置101を収容して無線通信を行う無線通信装置である。X線発生装置104は、人体およびX線デジタル撮影装置101に向けて照射を行うように、X線を発生させる。ケーブル105は、有線I/Fを用いて装置間を接続する。なお、ケーブル105は、不図示のハブおよびルータなどの接続装置も含んでもよい。
X線デジタル撮影装置101、システム制御用PC102およびX線発生装置104は、それぞれが備える有線I/Fまたは無線I/Fを用いて、アクセスポイント103又はケーブル105を介して接続され、相互に通信を行う。すなわち、X線デジタル撮影装置101は、例えば、通信の相手方装置であるシステム制御用PC102と、アクセスポイント103を介した無線通信で、又は、ケーブル105に接続して有線通信で、通信する。以下では、まず、X線デジタル撮影装置101、システム制御用PC102、アクセスポイント103、及びX線発生装置104の機能構成について説明する。
(X線デジタル撮影装置の構成)
図2は、X線デジタル撮影装置101の構成例を示す図である。X線デジタル撮影装置101は、例えば、無線I/F部201、有線I/F部202、ケーブル検出部203、I/F切替部204、TCP/IP処理部205、無線I/F再設定部206、及びX線デジタル撮影部207を備える。なお、「I/F」はインタフェースを表す。X線デジタル撮影装置101は、無線I/F部201と有線I/F部202のいずれかで通信を行い、システム制御用PC102からの撮影制御に応じて、X線発生装置104から受けたX線を検出して診察用の画像データの生成を行う。
無線I/F部201は、例えば、IEEE802.11規格に対応した無線I/Fチップ、アンテナおよび制御プログラムを備えて構成され、無線通信のためのインタフェースを提供する。有線I/F部202は、例えば、IEEE802.3規格に対応した有線I/Fチップ、ケーブルコネクタおよび制御プログラムを備えて構成され、有線通信のためのインタフェースを提供する。
ケーブル検出部203は、有線I/F部202にケーブルが接続されたか又は切断されたかを検出して、I/F切替部204および無線I/F再設定部206などの各部に検出結果を通知する。なお、ケーブル検出部203は、例えば、ケーブルが接続されていない状態(切断状態)から接続された状態(接続状態)になった場合、又はその逆の場合に、状態が変化したことに応じて検出結果を通知し、それ以外の場合は検出結果の通知を行わなくてもよい。また、ケーブル検出部203は、定期的にケーブルが接続されているか否かを判定し、検出結果を出力するようにしてもよい。I/F切替部204は、ケーブル検出部203における検出結果に応じて、無線I/F部201と有線I/F部202のどちらを用いて通信するかを切り替えて設定する。I/F切替部204の処理の詳細については後述する。
TCP/IP処理部205は、例えば、IP規格、TCP規格およびUDP規格に対応した制御プログラムにより構成され、通信プロトコルを実行する。無線I/F再設定部206は、状況に応じて無線I/Fを再設定する機能部である。無線I/F再設定部206は、例えば、無線I/F再設定の要求をシステム制御用PC102へ送信し、システム制御用PC102から受信した情報に基づいて、無線I/F部201の設定の各種パラメータを更新する。ここで、無線I/F再設定の要求とは、すなわち、無線I/Fに関するパラメータの変更要求である。無線I/F再設定部206の処理の詳細についても後述する。X線デジタル撮影部207は、例えば、平面型検出器(FPD)と制御プログラムとを備え、X線発生装置104からのX線の検出と電気信号への変換を実行して画像データを生成し、システム制御用PC102へ生成した画像データを送信する。
(システム制御用PCの構成)
図3は、システム制御用PC102の構成を示している。システム制御用PC102は、例えば、有線I/F部301、TCP/IP処理部302、無線I/F再設定部303、PC機能部304、及びデジタルX線診断システム制御部305を備える。システム制御用PC102は、有線I/F部301で通信を行い、X線デジタル撮影装置101およびX線発生装置104を制御して、診察用のデジタル画像データの取得を行う。
有線I/F部301は、例えば、IEEE802.3規格に対応した有線I/Fチップ、ケーブルコネクタおよび制御プログラムを備えて構成され、有線通信のためのインタフェースを提供する。TCP/IP処理部302は、例えば、IP規格、TCP規格およびUDP規格に対応した制御プログラムにより構成され、通信プロトコルを実行する。無線I/F再設定部303は、X線デジタル撮影装置101及びアクセスポイント103と通信を行い、無線通信の状況に応じて、後述するアクセスポイント103の無線I/F部401の設定を変更する。無線I/F再設定部303の処理の詳細については後述する。
PC機能部304は、例えば、演算回路、記憶回路、キーボード、マウス、ディスプレイおよびオペレーティングシステムを含んで構成され、PCとしての機能を実行する部分である。デジタルX線診断システム制御部305は、例えば、制御プログラムを含んで構成され、X線デジタル撮影装置101及びX線発生装置104を制御して、診察用のデジタル画像データの取得を行う。
(アクセスポイントの構成)
図4は、アクセスポイント103の構成例を示す図である。アクセスポイント103は、例えば、無線I/F部401、有線I/F部402、アクセスポイント機能部403、TCP/IP処理部404及び無線I/F設定部405を備える。アクセスポイント103は、無線I/F部401を用いてX線デジタル撮影装置101を収容し、X線デジタル撮影装置101とシステム制御用PC102とが、互いに通信を行うことができるようにする。
無線I/F部401は、例えば、IEEE802.11規格に対応した無線I/Fチップ、アンテナおよび制御プログラムを備えて構成され、無線通信のためのインタフェースを提供する。有線I/F部402は、例えば、IEEE802.3規格に対応した有線I/Fチップ、ケーブルコネクタおよび制御プログラムを備えて構成され、有線通信のためのインタフェースを提供する。アクセスポイント機能部403は、例えば、スイッチ回路および制御プログラムを含んで構成され、無線I/F部401と有線I/F部402とのいずれかから受信したデータを、それぞれ他方に転送する。
TCP/IP処理部404は、例えば、IP規格、TCP規格およびUDP規格に対応した制御プログラムにより構成され、通信プロトコルを実行する。無線I/F設定部405は、例えば、HTTPサーバ及び制御プログラムを含んで構成され、システム制御用PC102から無線I/F部401の設定を受け付け、自動チャネル選択や設定ファイルによる無線I/F部401のパラメータの設定を行う。
(X線発生装置104の構成)
図5は、X線発生装置104の構成例を示す図である。X線発生装置104は、例えば、有線I/F部501、TCP/IP処理部502、及びX線発生部503を備える。X線発生装置104は、有線I/F部501を用いた通信を介してシステム制御用PC102からのX線発生制御を受け付け、その制御に応じてX線を発生させ、人体およびX線デジタル撮影装置101に向けてX線の照射を行う。
有線I/F部501は、例えば、IEEE802.3規格に対応した有線I/Fチップ、ケーブルコネクタおよび制御プログラムを備えて構成され、有線通信のためのインタフェースを提供する。TCP/IP処理部502は、例えば、IP規格、TCP規格およびUDP規格に対応した制御プログラムにより構成され、通信プロトコルを実行する。X線発生部503は、例えばX線管を含んで構成され、X線を発生させる。
(I/F切替部の動作)
図6は、X線デジタル撮影装置101のI/F切替部204の処理を示すフローチャートである。本処理は、例えば、ユーザがX線デジタル撮影装置101の電源を投入したことに応じて開始される。また、本処理は、X線デジタル撮影装置101がリセットされたことに応じて開始されてもよい。
処理が開始されると、I/F切替部204は、まず、ケーブル検出部203からの検出結果の通知を待ち受ける(S601)。ケーブル検出部203は、有線I/F部202にケーブルが接続されたか又は切断されたかを検出し、その検出結果をI/F切替部204へ通知する。なお、本説明では、ケーブル検出部203は、ケーブルが接続状態から切断状態となったか、又は切断状態から接続状態となったときに通知をするものとし、それ以外の通知は行わないものとする。ケーブル検出部203から検出結果が通知されると、I/F切替部204は、その検出結果に応じてケーブルが接続されたか否かを判定する(S602)。
ケーブルが接続されたと判定した場合(S602でYes)は、I/F切替部204は、まず、無線I/Fでの通信に関してのTCP/IP処理部205の処理を停止する(S603)。続いて、I/F切替部204は、有線I/F部202の処理を起動し(S604)、有線I/Fでの通信に関してのTCP/IP処理部205の処理を起動する(S605)。これにより、有線I/F部202を介して有線通信を行うことができる状態となる。
次に、I/F切替部204は、有線I/F部202が起動した旨のI/F切替通知を、無線I/F再設定部206に通知する(S606)。次に、無線I/F再設定部206から、無線I/Fの再設定が完了した旨の通知を待ち受ける(S607)。そして、無線I/F再設定部206から無線I/F再設定が完了した旨が通知されると、I/F切替部204は無線I/F部201の処理を停止し(S608)、処理をS601へ戻す。この時点で、無線I/F部201の設定は更新され、次に無線接続するときには、その更新された設定で無線接続が行われるようになる。なお、無線I/F部201の停止(S608)に先だって、無線I/Fの設定の更新が成功したかを判定してもよい。また、この判定は、更新後の無線I/Fでテスト信号を送受信することにより行ってもよい。
なお、無線I/Fの再設定は、場合によっては不要であり、実行されない場合がある。この場合は、無線I/F再設定部206から、再設定が不要であった旨の通知を受信するか、待ち受けの開始から所定時間だけ経過した場合に再設定が行われないと判断して、処理をS608へ進めるようにしてもよい。また、無線I/F再設定部206が、再設定を不要と判定した場合であっても、再設定の完了通知を出力するようにしてもよい。
一方、S602において、ケーブルが抜かれ、有線接続が切断状態になったと判定された場合(S602でNo)は、有線接続による通信を停止し、無線通信を開始(再開)する必要がある。このため、I/F切替部204は、まず、有線I/F部202での通信に関してのTCP/IP処理部205の処理を停止し(S609)、有線I/F部202の処理を停止する(S610)。続いて、I/F切替部204は、無線I/F部201の処理を起動し(S611)、無線I/F部201での通信に関してのTCP/IP処理部205の処理を起動する(S612)。このようにして、有線接続が切断された後は、無線I/F部201での通信を開始する。この場合、無線I/F部201では、無線I/F再設定部206により再設定が行われていた場合は、その再設定後の設定が用いられる。そして、I/F切替部204は、無線I/F再設定部206に、無線I/F部201が起動した旨のI/F切替通知を通知し(S613)、処理をS601へ戻す。
(X線デジタル撮影装置の無線I/F再設定部の動作)
図7は、X線デジタル撮影装置101における無線I/F再設定部206の処理を示すフローチャートである。本処理は、例えば、ユーザがX線デジタル撮影装置101の電源を投入したことに応じて開始される。また、本処理は、X線デジタル撮影装置101がリセットされたことに応じて開始されてもよい。
処理が開始されると、無線I/F再設定部206は、まず、システム制御用PC102からの撮影制御の要求、および、I/F切替部204からのI/F切替通知を待ち受ける(S701)。次に、無線I/F再設定部206は、通知を受け取ると、その通知がシステム制御用PC102からの撮影制御の要求の通知であるか否かを判断する(S702)。
受信した通知が撮影制御の要求の通知であった場合(S702でYes)、無線I/F再設定部206は、X線デジタル撮影部207により、画像データの生成と、その画像データのシステム制御用PC102への送信が行われるのを待つ(S703)。このとき、無線I/F再設定部206は、画像データの送信にかかる待ち時間を計測する。無線I/F再設定部206は、X線デジタル撮影部207による画像データの送信が完了すると、計測した待ち時間と画像データのデータ量とから、単位時間当たりの送信速度を算出し、算出した送信速度を記録する(S704)。そして、処理をS701に戻す。なお、S704の送信速度の算出及び記録の処理は、有線通信を行っている場合は省略されてもよい。すなわち、有線I/F部202を起動した旨のI/F切替通知を受信してから、無線I/F部201を起動した旨のI/F切替通知を受信するまでの間は、撮影制御の要求の通知を受信した場合でも、送信速度を測定しなくてもよい。
一方、S702において、I/F切替部204からのI/F切替通知であった場合(S702でNo)は、無線I/F再設定部206は、そのI/F切替通知が有線I/F部202を起動した旨のI/F切替通知であるか否かを判定する(S705)。受信した通知が有線I/F部202を起動した旨のI/F切替通知であった場合(S705でYes)、無線I/F再設定部206は、送信速度が低下しているかどうかを判定するために記録された送信速度の解析を行う(S706)。具体的には、例えば、記録されている送信速度のうち2つの時点における記録、すなわち第1の時点の送信速度と、第1の時点より前の時点である第2の時点の送信速度に着目して解析を行う。この第1の時点と第2の時点は、記録がある最新の2つの時点であってもよい。このように、2つの時点の記録に着目し、第2の時点のデータの送信速度から第1の時点のデータの送信速度を減算する。そして、その算出結果として得られる速度差が所定値以上である場合は、送信速度が低下しているという解析結果を出力する。なお、ここで、ある時点での送信速度とは、その時点を含む所定期間の平均送信速度であってもよい。
そして、解析結果に基づいて、送信速度が低下しているか否かを判定する(S707)。送信速度が低下している場合(S707でYes)、無線I/F再設定部206は、システム制御用PC102に無線I/F再設定要求を送信する(S708)。すなわち、次に無線接続したときに通信品質が改善する確率を高めるために、無線通信のパラメータを変更するための要求をシステム制御用PC102へ送信する。なお、このとき、無線I/F部201での通信は停止され、有線I/F部202で通信が行われているため、無線I/F再設定要求の送信は、有線I/F部202を介した有線通信で実行される。
そして、無線I/F再設定部206は、システム制御用PC102において無線I/F再設定が完了した後に送信される再設定された無線I/F設定情報の受信待ち状態となる(S709)。無線I/F設定情報については、システム制御用PC102における無線I/F再設定部303の処理の説明において詳述する。システム制御用PC102から無線I/F設定情報を受信すると、無線I/F再設定部206は、無線I/F設定情報に基づいて、無線I/F部201の設定を更新する(S710)。そして、無線I/F再設定部206は、I/F切替部204に、無線I/F再設定が完了した旨の通知を行い(S711)、処理をS701へ戻す。
一方、受信した通知が有線I/F部202を起動した旨のI/F切替通知でなかった場合(S705でYes)、すなわち、無線I/F部201が起動した旨のI/F切替通知であった場合は、S706からS711の処理を行わず、処理をS701へ戻す。また、送信速度の解析の結果、送信速度が低下していなかった場合(S707でNo)は、無線I/Fの再設定を行う必要がないため、処理をS701へ戻す。なお、送信速度が低下していなかった場合、無線I/Fの再設定を行う必要がなかった旨の通知と、実際に無線I/Fの再設定を実行していなくても処理が完了した通知とのいずれかを、システム制御用PC102に送信してもよい。
なお、上述の説明では、無線通信の送信速度の変化に応じて、無線I/Fの再設定の要否を判定するとしたが、これに限られない。例えば、S704において、X線デジタル撮影装置101の周囲に存在する無線通信装置を定期的に検知し、その検知結果により周囲に存在する無線通信装置の数を測定し、その数が所定数以上増加した場合は、無線I/Fの再設定が必要であると判定してもよい。すなわち、第1の時点での検知結果として得られる数から、第1の時点より前の第2の時点での検知結果として得られる数を減じた値が、所定数以上である場合は、無線I/Fの再設定が必要と判定してもよい。これは、周囲に存在する無線通信装置の数が増加すると、干渉が発生しやすい環境であると考えられるためである。また、無線通信装置として、特にアクセスポイントに着目し、周囲に存在するアクセスポイントを検知して、検知結果から得られるアクセスポイントの数の増減に応じて、無線I/Fの再設定の要否を判定してもよい。
さらに、、一定間隔で撮影を行う場合、撮影制御の要求の通知は、無線通信環境が劣化するほど遅れて届く確率が高まるため、前に撮影してから一定以上の時間が経過してからその通知が届く場合は、無線通信品質が劣化していると判定できる。このため、S704の送信速度を測定するのに代えて、撮影時刻を記録し、S707では、撮影間隔が所定時間より長く開いていた場合に、無線I/Fの再設定が必要であると判定してもよい。また、この場合、撮影間隔に応じて画像データを送信する時間間隔が決まる。このため、画像データの送信時刻を記録し、その送信時間間隔が所定値以上であった場合は、無線I/Fの再設定が必要であると判定してもよい。
(システム制御用PCの無線I/F再設定部の動作)
図8は、システム制御用PC102における無線I/F再設定部303の処理を示すフローチャートである。本処理は、例えば、システム制御用PC102の電源を投入したことに応じて開始される。また、本処理は、システム制御用PC102がリセットされたことに応じて開始されてもよい。
処理が開始されると、無線I/F再設定部303は、まず、X線デジタル撮影装置101から無線I/F再設定要求を受信するのを待つ受付状態となる(S801)。X線デジタル撮影装置101から無線I/F再設定要求を受け付けると、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103と通信を行い、無線I/F設定部405の所定の設定方式に基づいて、無線I/F部401の設定を行う。すなわち、無線I/F部401のチャネル選択を自動で行う機能を有効化し(S802)、無線I/F部401の再起動を行う(S803)。そして、無線I/F再設定部303は、無線I/F部401が起動するのを待ち(S804)、無線I/F部401が起動すると、自動で選択された無線I/F部401のチャネル番号を取得する(S805)。その後、無線I/F再設定部303は、無線I/F部401のチャネル選択を自動で行う機能を無効化させる(S806)。
続いて、無線I/F再設定部303は、再設定された無線I/F設定情報として、取得したチャネル番号を、X線デジタル撮影装置101へ送信する(S807)。X線デジタル撮影装置101はチャネル番号を受信すると、アクセスポイント103に追従してこの新しいチャネル番号を用いるように、無線I/F部201の設定を更新する。そして、無線I/F再設定部303は、無線I/F再設定が行われた旨を表示するようにPC機能部304へ通知し(S808)、処理をS801へ戻す。
なお、S807における無線I/F設定情報の通知は、有線通信によって実行されてもよいし、無線通信によって実行されてもよい。ただし、無線通信で行われる場合、アクセスポイント103とX線デジタル撮影装置101側とで、共通の無線I/Fを用いる必要があるが、この時点でアクセスポイント103側のパラメータのみが変更されている。このため、無線通信による通知は、例えば、予め定めた通知用のインタフェースを用いて実行される。そして、この場合、X線デジタル撮影装置101は、無線I/F再設定要求を送信後、この通知用のインタフェースを用いて無線I/F設定情報の受信待ちを行う。
なお、上述の説明では、変更するパラメータがチャネル(使用周波数帯域)である場合について述べたが、これに限られない。例えば、使用周波数帯域幅を変動させることにより、十分な通信品質を得ることができると考えられる場合は、変更するパラメータは使用周波数帯域幅であってもよい。また、この場合、OFDMなどのマルチキャリア伝送が使用されている場合には、使用するキャリア数を変更するパラメータとしてもよい。また、例えば、遅延波の影響を受けることにより通信品質が劣化していると考えられる場合には、パラメータとしてガードインターバル長(GI長)を選択し、GI長を長くするように無線I/Fの再設定を行ってもよい。また、複数のパラメータについて同時に再設定を行ってもよい。
また、適切な設定内容を決定するために、X線デジタル撮影装置101は、通信品質の劣化要因を特定する機能を有していてもよい。例えば、伝送路の遅延プロファイルを取得する機能や、SINRを測定する機能を有していてもよい。これにより、様々な通信品質の劣化要因に対して、再接続時の無線通信品質が改善する確率を向上させることができる。
(デジタルX線診断システムの動作)
図9は、デジタルX線診断システムの動作例を示すシーケンスチャートである。本動作例では、初期的に、X線デジタル撮影装置101とシステム制御用PC102とが、無線通信を行っている場合の動作の一例について説明する。
まず、システム制御用PC102が、ユーザ操作に応じて、X線デジタル撮影装置101に撮影制御の要求を送信する(S901)。なお、この要求は、有線I/F部301を介してアクセスポイント103へ送信され、アクセスポイント103の無線I/F部401を介して無線信号としてX線デジタル撮影装置101へ送信される。
X線デジタル撮影装置101は、撮影制御の要求を受信すると、画像データを生成し、生成した画像データをシステム制御用PC102に送信し(S703)、このときの送信速度を記録する(S704)。なお、この画像データは、無線I/F部201を介して無線信号としてアクセスポイント103へ送信され、アクセスポイント103は、有線I/F部402を介して有線信号として、その画像データをシステム制御用PC102へ転送する。また、送信速度の測定は、画像データをアクセスポイント103へ送信するのに要した時間に基づいて行われるため、測定結果は、無線区間の送信速度に関するものとなる。
ここで、例えば、使用している無線チャネルに干渉する他の無線システムが現れ、その干渉によって、デジタルX線診断システムの無線通信による送信速度が低下する状況となったと仮定する。すなわち、S901に対する画像データの送信速度とS902に対する画像データの送信速度との速度差が所定値以上であり、図7のS707において送信速度の低下があったと判定されるものとする。
この状況において、システム制御用PC102が、再度のユーザ操作に応じて、X線デジタル撮影装置101に撮影制御の要求を送信する(S902)。そして、X線デジタル撮影装置101は、撮影制御の要求を受信すると、画像データを生成し、生成した画像データをシステム制御用PC102に送信し(S703)、このときの送信速度を記録する(S704)。
一方、この後に、ユーザが、例えば電波状況の変化による通信品質の劣化を感じて、有線I/F部202を介した通信を実行するために、X線デジタル撮影装置101にケーブルを接続したとする(S903)。この場合、X線デジタル撮影装置101のI/F切替部204は、ケーブルの接続を検出したことに応じて、有線通信を行うように、有線I/F部202を起動する(S604)。また、X線デジタル撮影装置101の無線I/F再設定部206は、無線I/F部201の送信速度を解析し、送信速度が低下していたかを判定する(S706、S707)。なお、ここでは、上述の通り、送信速度の低下があったと判定されるものとする。このため、X線デジタル撮影装置101の無線I/F再設定部206は、システム制御用PC102に無線I/F再設定要求を行う(S708)。なお、この要求は、有線I/F部202を介して有線通信で送信する。ただし、この時点で無線通信を必ず切断していなければならないわけではなく、無線通信がまだ維持されている場合は、無線通信によって要求の送信を行ってもよい。
システム制御用PC102の無線I/F再設定部206は、X線デジタル撮影装置101からの無線I/F再設定の要求を受信すると、アクセスポイント103にチャネル設定を再設定させる(S802〜S806)。さらに、システム制御用PC102の無線I/F再設定部206は、再設定されたチャネル番号を取得し、そのチャネル番号の情報を、有線通信によってX線デジタル撮影装置101に通知する(S807)。X線デジタル撮影装置101は、システム制御用PC102から再設定されたチャネル番号の情報を受信すると、無線I/F部201の設定をその新しいチャネル番号に更新し(S710)、無線I/F部201を停止する(S608)。
この後、例えば、ユーザが、電波状況の改善による通信品質の向上を期待して、X線デジタル撮影装置101からケーブルを切断し、無線I/F部201を介して無線通信を行うようにしたとする。この場合、本実施形態のデジタルX線診断システムでは、ユーザが、予備的に有線I/F部202で通信するよう切り替えている間に、アクセスポイント103のチャネル設定を再設定している。このため、例えば、干渉により電波状況が劣化していた場合は、他の無線システムから干渉を受けない新しいチャネルを用いて通信することとなり、電波状況が改善すると共に通信品質が向上する確率が向上する。
なお、本実施形態では、システム制御用PC102とアクセスポイント103とは別の装置として説明したが、これらは一体であってもよい。すなわち、システム制御用PC102が、X線デジタル撮影装置101と直接無線通信してもよい。また、システム制御用PC102は、アクセスポイント103の機能を有していてもよい。また、アクセスポイント103は、システム制御用PC102が有する無線通信のパラメータの設定に関する機能を全て有していてもよく、システム制御用PC102は、これ以外の機能を有することとしてもよい。
<<実施形態2>>
本実施形態では、初期的に有線通信を行っているか無線通信を行っているかに応じて、再設定を行うか否かを判定する。すなわち、通常時には有線通信を行う場合は、無線通信は一時的に実行できればよく、設定を度々更新する必要はない場合が多い。特に、アクセスポイント103を複数の機器で共有している場合は、設定が度々変更されることにより、接続不能となる機器が発生しうるため、設定の変更が行われる必要がない。このため、本実施形態においては、初期的に有線通信を行っているかに応じて、その後、再設定を行うか否かを決定する。具体的な動作について、図10を用いて説明する。
図10は、本実施形態のX線デジタル撮影装置101における無線I/F再設定部206の処理を示すフローチャートである。本処理は、例えば、X線デジタル撮影装置101の電源が投入されることにより開始される。
処理が開始されると、無線I/F再設定部206は、まず、ケーブル検出部203からの検出結果の通知を待ち受ける(S1001)。無線I/F再設定部206は、ケーブル検出部203からの検出結果の通知を受信すると、ケーブルが接続されているか否かを判定する(S1002)。そして、ケーブルが接続されていると判定した場合(S1002でYes)は、無線I/F再設定部206は、その後の処理において無線I/Fの再設定を行わないように、無線I/F再設定モードを無効と決定する(S1003)。一方、ケーブルが接続されていないと判定した場合(S1002でNo)は、無線I/F再設定部206は、その後の処理において無線I/Fの再設定を行うように、無線I/F再設定モードを有効と決定する(S1004)。なお、無線I/F再設定モードは、無線I/Fの再設定の可否を示すモードであり、有効であれば無線I/Fの再設定が可能であり、無効であれば無線I/Fは再設定されない。すなわち、以下の動作では、無線I/F再設定部206は、決定されたモードを確認することで、無線I/Fの再設定の可否を判定する。
そして、無線I/F再設定部206は、I/F切替部204からのI/F切替通知を待ち受ける(S1005)。I/F切替部204からI/F切替通知が通知されると、無線I/F再設定部206は、有線I/F部202が起動した旨のI/F切替通知であるか否かを判断する(S1006)。無線I/F再設定部206は、有線I/F部202が起動した旨のI/F切替通知であると判断した場合(S1006でYes)は、無線I/F再設定のモード設定が有効か否か、すなわち、無線I/F再設定が可能か否かを確認する(S1007)。そして、無線I/F再設定モードが有効の場合(S1007でYes)は、無線I/F再設定部206は、処理をS1008へ進める。S1008からS1011までの処理は、図7のS708からS711までの処理と同様であるため、説明を省略する。
なお、I/F切替通知が無線I/F部201が起動した旨を示す場合(S1006でNo)、又は、無線I/F再設定のモード設定が有効でない場合(S1007でNo)は、無線I/F再設定部206は無線I/Fの再設定を行わず、処理をS1005へ戻す。
本実施形態によれば、初期的に有線通信を行っている場合は、無線I/F再設定モードを無効とすることにより、主として有線通信を行うシステムに対しては、無線I/Fの設定の変更を行わないようにする。これによれば、不要な無線I/Fの再設定を実行することを防ぐことができる。また、無線I/Fが度々変更されることによって他の機器がアクセスポイント103へ接続できなくなるなどの事象が発生する確率を抑制することができる。
なお、本実施形態では、無線I/F再設定モードが有効の場合(S1007でYes)に直ちに無線I/Fの再設定を行うと説明したが、これに限られない。例えば、無線I/F再設定モードが有効であって、かつ、実施形態1と同様に、送信速度が低下した場合などに、無線I/Fの再設定を行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、電源が投入されたときに有線通信が接続状態であるか否かで、無線I/F再設定モードを設定したが、これに限られない。例えば、X線デジタル撮影装置101において、有線通信を行った通算時間と、無線通信を行った通算時間とを比較し、その通算時間の長い方に応じて、モードが設定されてもよい。また、この通算時間は、重み付けされた通算時間であってもよく、現時点から近い時点での通信時間ほど、強く通算時間に反映されるようにしてもよい。
<<実施形態3>>
本実施形態では、システム制御用PC102は、無線I/Fの設定に関して、例えば通常時に用いる第1の設定ファイルと、第1の設定ファイルと使用周波数帯域が重ならない第2の設定ファイルとを記憶する。そして、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103の無線I/Fの設定が第1の設定ファイルに含まれる設定である場合に、無線I/Fの再設定の要求があった場合は、無線I/Fの設定を、第2の設定ファイルに含まれる設定となるようにする。また、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103の無線I/Fの設定が第2の設定ファイルに含まれる設定である場合に、無線I/Fの再設定の要求があった場合は、無線I/Fの設定を、第1の設定ファイルに含まれる設定となるようにする。以下、具体的な処理について、図11を参照しながら説明する。
図11は、本実施形態のシステム制御用PC102における無線I/F再設定部303の処理を示すフローチャートである。処理が開始されると、無線I/F再設定部303は、まず、X線デジタル撮影装置101からの無線I/F再設定要求を受け付ける受付状態となる(S1101)。そして、X線デジタル撮影装置101から無線I/F再設定要求が送信されると、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103と通信を行い、無線I/F部401の設定ファイルを取得する(S1102)。
次に、取得した設定ファイルと、システム制御用PC102が保持している設定ファイルとの比較を行う(S1103)。そして、取得した設定ファイルが、第1の設定ファイルと同じか否かを判定する(S1104)。アクセスポイント103の設定ファイルと第1の設定ファイルとが一致する場合(S1104でYes)、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103と通信し、無線I/F部401を第2の設定ファイルで設定する(S1105)。
一方、アクセスポイント103の設定ファイルと第1の設定ファイルとが一致しない場合(S1104でNo)、続いて、アクセスポイント103の設定ファイルが第2の設定ファイルと同じか否かを判定する(S1110)。アクセスポイント103の設定ファイルと第2の設定ファイルとが一致する場合(S1110でYes)、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103と通信し、無線I/F部401を第1の設定ファイルで設定する(S1111)。一方、アクセスポイント103の設定ファイルと第2の設定ファイルとが一致しない場合(S1110でNo)、PC機能部304に、無線I/F部401の設定が異常である旨を表示するよう通知する(S1112)。
次に、無線I/F再設定部303は、アクセスポイント103と通信を行って無線I/F部401の再起動を行い(S1106)、無線I/F部401が起動するのを待つ(S1107)。そして、無線I/F部401が起動すると、無線I/F再設定部303は、X線デジタル撮影装置101に、再設定された無線I/F設定情報として、再設定した設定ファイルを送信する(S1108)。X線デジタル撮影装置101は、設定ファイルを受信すると、アクセスポイント103に追従して、無線I/F部201の設定をこの新しい設定に変更して、設定を更新する。最後に、PC機能部304に、無線I/F再設定が行われた旨を表示するよう通知し(S1109)、S1101に戻る。
これにより、例えば、統計的に良好に無線通信可能な設定を第1及び第2の設定ファイルとしてそれぞれ保持しておくことにより、再設定の後に無線で再接続した場合に、十分に良好な通信品質を得ることができる確率を向上させることができる。なお、本実施形態では、第1の設定ファイルと第2の設定ファイルとを保持する、としたが、これに限られない。例えば、3つ以上の複数の設定ファイルを保持し、状況に応じて、現時点で使用している設定ファイル以外のいずれかの設定ファイルを選択して、選択した設定ファイルに応じて無線I/Fを変更してもよい。
<<実施形態4>>
本実施形態では、ユーザの設定に応じて、無線I/Fの再設定を行うか否かを予め決定しておくことにより、例えば、無線通信を優先して利用しているにも関わらず無線I/Fの再設定が行われなかったり、その逆の場合が発生することを防ぐものである。このため、本実施形態では、予め、有線通信と無線通信のどちらを優先して用いるかに応じて、無線I/F再設定モードを無効又は有効とし、システム制御用PC102が、それを記憶しておく。そして、X線デジタル撮影装置101は、その情報に基づいて、無線I/Fの再設定を実行するかを決定する。以下、具体的な動作について、図12及び図13を用いて説明する。
(X線デジタル撮影装置の無線I/F再設定部の動作)
図12は、本実施形態のX線デジタル撮影装置101における無線I/F再設定部206の処理を示すフローチャートである。この処理は、例えば、ユーザがX線デジタル撮影装置101の電源を投入した場合に開始される。
処理が開始されると、まず、無線I/F再設定部206は、I/F切替部204からのI/F切替通知を待つ(S1201)。I/F切替部204からI/F切替通知が通知されると、無線I/F再設定部206は、そのI/F切替通知が有線I/F部202が起動した旨の通知であるか否かを判断する(S1202)。そして、有線I/F部202が起動した旨のI/F切替通知である場合(S1202でYes)は、無線I/F再設定部206は、システム制御用PC102に、無線I/F再設定のモード設定を問い合わせる信号を送信する(S1203)。そして、無線I/F再設定部206は、システム制御用PC102からの応答の受信待ち状態となる(S1204)。
システム制御用PC102から、無線I/F再設定のモード設定の応答を受信すると、無線I/F再設定部206は、受信した無線I/F再設定のモード設定が有効か否かを確認する(S1205)。そして、受信した無線I/F再設定のモード設定が有効の場合は(S1205でYes)、無線I/F再設定部206は処理をS1206へ進める。S1206からS1209までの処理は、図7のS708からS711までの処理と同様であるため、説明を省略する。
一方、受信したI/F切替通知が無線I/F部201が起動した旨の通知であった場合(S1202でNo)、又は、受信した無線I/F再設定のモード設定が無効の場合(S1205でNo)は、無線I/F再設定部206は処理をS1201へ戻す。
(システム制御用PCの無線I/F再設定部の動作)
図13は、本実施形態のシステム制御用PC102の無線I/F再設定部303の処理を示すフローチャートである。この処理は、例えば、ユーザがシステム制御用PC102の電源を投入した場合に開始される。なお、システム制御用PC102は、1つ以上のX線発生装置104のそれぞれのIDと、無線I/F再設定を有効にするか無効にするかのモード設定とを対応付けて記憶されたモード設定ファイルを保持しているものとする。
処理が開始されると、無線I/F再設定部303は、まず、X線デジタル撮影装置101から無線I/F再設定のモード設定の問い合わせを待ち受ける(S1301)。無線I/F再設定部303は、X線デジタル撮影装置101からの無線I/F再設定のモード設定の問い合わせを受信すると、X線発生装置104のIDを取得する(S1302)。なお、このIDは、例えば、X線発生装置104と通信を行うことにより取得される。続いて、無線I/F再設定部303は、取得したIDに対応する無線I/F再設定のモード設定を、保持しているモード設定ファイルから検索する(S1303)。そして、無線I/F再設定部303は、X線デジタル撮影装置101に、無線I/F再設定のモード設定の問い合わせへの応答として、検索されたモード設定を送信する(S1304)と共に、検索されたモード設定が有効か否かを判定する(S1305)。
そして、検索されたモード設定が有効の場合(S1305でYes)は、無線I/F再設定部303は処理をS1306へ進める。なお、S1306からS1313までの処理は、図8のS801からS808までの処理と同様であるため、説明を省略する。また、S1305において、検索されたモード設定が有効でない場合(S1305でNo)は、無線I/F再設定部303は処理をS1301へ戻す。
本実施形態によれば、予め無線I/F再設定を行うか否かをX線発生装置104ごとに記憶することにより、通常であれば有線通信を用いるX線発生装置104に対して、不要な無線I/Fの再設定を実行することを防ぐことができる。また、無線通信を優先して用いる場合には、無線I/Fの再設定を行うようにすることができる。さらに、ユーザの明示的な設定により、無線I/Fの再設定を行うか否かが決定されるため、ユーザの希望通りの動作をさせることが可能となる。
なお、上述の実施形態では、X線発生装置104と無線I/F再設定のモード設定とが対応づけられるとしたが、これに限られない。例えば、X線デジタル撮影装置101と無線I/F再設定のモード設定とを対応づけてもよい。この場合、システム制御用PC102がモード設定を変更する度にそのモードを1回だけ通知し、X線デジタル撮影装置101は、S1203及びS1204の処理を省略してもよい。
また、上述の実施形態では、システム制御用PC102が、予め、X線発生装置104と無線I/F再設定のモード設定とを対応づけて記憶するとしたがこれに限られない。例えば、X線デジタル撮影装置101からの問い合わせがあった場合に、PC機能部304がその旨をユーザに提示し、ユーザの入力に応じて、モード設定、すなわち、再設定の可否の情報をX線デジタル撮影装置101へ通知してもよい。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (18)

  1. 有線通信と無線通信とで通信が可能であるとともに、その少なくともいずれかを用いて制御装置と通信する通信装置であって、
    有線通信が切断状態から接続状態となったことを検出する検出手段と、
    前記接続状態の検出に応じて、前記無線通信のパラメータを変更するための要求を、前記制御装置へ送信する送信手段と、
    変更されたパラメータに関する通知を前記制御装置から受信する受信手段と、
    前記通知を受信したことに応じて、前記変更されたパラメータに基づいて、前記通信装置における前記無線通信のパラメータを更新する更新手段と、
    を有し、
    前記パラメータは、使用周波数帯域、使用周波数帯域幅、ガードインターバル長の少なくともいずれかである、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記無線通信でデータを送信する際の送信速度を測定する測定手段をさらに有し、
    前記送信手段は、第1の時点での送信速度を、前記第1の時点より前の第2の時点での送信速度から減じた速度差が所定値以上である場合、前記接続状態の検出に応じて前記要求を前記制御装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の時点での送信速度および前記第2の時点での送信速度は、前記第1の時点と前記第2の時点とをそれぞれ含む所定期間における平均送信速度である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置の周囲に存在する無線通信装置を検知する検知手段をさらに有し、
    前記送信手段は、第1の時点での検知結果における前記無線通信装置の数が、前記第1の時点より前の第2の時点での検知結果における前記無線通信装置の数と比べて、所定数以上増加した場合、前記接続状態の検出に応じて前記要求を前記制御装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記無線通信でデータを送信した時刻を記録する記録手段をさらに有し、
    前記送信手段は、データを送信した時刻と、その前のデータを送信した時刻との時間間隔が所定値以上である場合、前記接続状態の検出に応じて前記要求を前記制御装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記パラメータの変更の可否を確認する確認手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記パラメータの変更が可能でない場合は、前記要求を送信しない、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置の電源が投入された時に前記有線通信が切断状態にあった場合に、前記パラメータの変更が可能と決定する決定手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記送信手段は、前記制御装置へ前記パラメータの変更の可否を問い合わせる信号を送信し、
    前記受信手段は、前記制御装置から前記問い合わせへの応答を受信し、
    前記確認手段は、前記応答により、前記パラメータの変更の可否を確認する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  9. 前記接続状態の検出に応じて、前記無線通信を切断し、前記有線通信で通信を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記パラメータの変更が成功したかを判定する判定手段をさらに有し、
    前記接続状態を検出した場合であって、前記パラメータの変更が成功した場合に、前記無線通信を切断する、ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  11. 前記送信手段による前記要求の送信は、前記有線通信によって行われることを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記制御装置と前記通信装置との間の前記無線通信は、当該無線通信のための無線ネットワークを構築するアクセスポイントを介して行われることを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記制御装置は、前記通信装置との間で行われる前記無線通信のための無線ネットワークを構築するアクセスポイントであることを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 制御装置と、有線通信と無線通信とで通信が可能であるとともに、その少なくともいずれかを用いて前記制御装置と通信を行う通信装置とを有する通信システムであって、
    前記通信装置が、
    有線通信が切断状態から接続状態となったことを検出する検出手段と、
    前記接続状態の検出に応じて、前記無線通信のパラメータを変更するための要求を、前記制御装置へ送信する送信手段と、
    変更されたパラメータに関する通知を前記制御装置から受信する受信手段と、
    前記通知を受信したことに応じて、前記変更されたパラメータに基づいて、前記通信装置における前記無線通信のパラメータを更新する更新手段と、を有し、
    前記制御装置が、
    前記要求を受け付ける受付手段と、
    前記要求に応じて、前記無線通信のパラメータを変更する変更手段と、
    変更した後の前記無線通信のパラメータを前記通信装置へ通知する通知手段と、
    を有し、
    前記パラメータは、使用周波数帯域、使用周波数帯域幅、ガードインターバル長の少なくともいずれかである、
    ことを特徴とする通信システム。
  15. 前記変更手段は、前記パラメータに関する複数の設定ファイルから、現時点で使用している設定ファイルと異なる設定ファイルを選択し、その選択した設定ファイルに応じて、前記パラメータを変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  16. 有線通信と無線通信とで通信が可能であるとともに、その少なくともいずれかを用いて制御装置と通信する通信装置における制御方法であって、
    検出手段が、有線通信が切断状態から接続状態となったことを検出する検出工程と、
    送信手段が、前記接続状態の検出に応じて、前記無線通信のパラメータを変更するための要求を、前記制御装置へ送信する送信工程と、
    受信手段が、変更されたパラメータに関する通知を前記制御装置から受信する受信工程と、
    更新手段が、前記通知を受信したことに応じて、前記変更されたパラメータに基づいて、前記通信装置における前記無線通信のパラメータを更新する更新工程と、
    を有し、
    前記パラメータは、使用周波数帯域、使用周波数帯域幅、ガードインターバル長の少なくともいずれかである、
    ことを特徴とする制御方法。
  17. 制御装置と、有線通信と無線通信とで通信が可能であるとともに、その少なくともいずれかを用いて前記制御装置と通信を行う通信装置とを有する通信システムにおける制御方法であって、
    前記通信装置の検出手段が、有線通信が切断状態から接続状態となったことを検出する検出工程と、
    前記通信装置の送信手段が、前記接続状態の検出に応じて、前記無線通信のパラメータを変更するための要求を、前記制御装置へ送信する送信工程と、
    前記制御装置の受付手段が、前記要求を受け付ける受付工程と、
    前記制御装置の変更手段が、前記要求に応じて、前記無線通信のパラメータを変更する変更工程と、
    前記制御装置の通知手段が、変更した後の前記無線通信のパラメータを前記通信装置へ通知する通知工程と、
    前記通信装置の受信手段が、変更されたパラメータに関する通知を前記制御装置から受信する受信工程と、
    前記通信装置の更新手段が、前記通知を受信したことに応じて、前記変更されたパラメータに基づいて、前記通信装置における前記無線通信のパラメータを更新する更新工程と、
    を有し、
    前記パラメータは、使用周波数帯域、使用周波数帯域幅、ガードインターバル長の少なくともいずれかである、
    ことを特徴とする制御方法。
  18. コンピュータを請求項1から1のいずれか1項に記載の通信装置が備える各手段として機能させるためのプログラム。
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