JP5981595B2 - タイヤ成形ドラム - Google Patents

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Description

本発明はタイヤ成形ドラムに関するもので、さらに詳細には、成形ドラムの外周面上で半製品がまかれるフィンガーの上側部分を必要時に回動式カバープレートで覆い、より滑らかな巻取面を成すことができるようにするタイヤ成形ドラムに関する。
周知のように、完製品タイヤは、原料を混合してコンパウンド(Compound)を作る精錬工程、コンパウンドをシーツの形態の半製品として製造する押出/圧延/栽断工程、半製品をグリーンケース(Green Case)に成形する成形工程、及び前記グリーンケースを加硫させる加硫工程を経て完成される。
前記成形工程において、グリーンケースは、大部分1次成形工程を通じて製造された1次グリーンケースと、2次成形工程を通じて製造された2次グリーンケースを組み立てて完成される。
通常、1次グリーンケースはシーツ形態の半製品状態のインナーライナー(Inner Liner)とカーカスプライ(Body Ply)、サイドウォール(Side Wall)、ビード(Bead)及びチェーファー(Nylon Chafer)などを組み立てたもので、2次グリーンケースはシーツ形態の半製品状態のベルト(Belt)とキャッププライ(Cap Ply)及びトレッド(Tread)などを組み立てたもので、グリーンケースは前記1次グリーンケースと前記2次グリーンケースを組み立てて加硫前の完製品タイヤ状に近く成形したものを言う。
前記グリーンケースの1、2次成形工程は、成形機の成形ドラム上で前記半製品を順次に巻いて積層した後、加圧しながら圧搾成形することになる。
成形ドラムは、ドラム可動軸の中心部に前記半製品を巻いて積層成形するための巻取ドラムが備えられ、この巻取ドラムの両側にグリーンケースのターンアップ過程で、ビード部位を取って固定するためのビードクランプが備えられ、このビードクランプの外方へグリーンケースを成す半製品の両側端部をターンアップして圧搾固定するために圧搾ローラーが備えられたフィンガーが可動シリンダーによって角運動しながら放射状に広げられよう、回動できるように固定される。
しかし、従来のタイヤ成形ドラムは、半製品の両側端部が、圧搾ローラーが設けられたフィンガーの内側端部の上側を覆い、巻取ドラム上に巻かれた状態で圧搾されて積層成形されるので、フィンガーの間に形成される隙間によって円周方向に沿ってデコボコして不連続の巻取面を成すようになり、結局半製品の両側端部をターンアップする時均一に圧搾することができず、浮上及び変形が生じるようになって完製品タイヤの均一性を低下させる問題がある。
前記問題点を解決するための本発明の目的は、より詳細には、半製品を巻いて圧搾し、1次グリーンケースを成形する過程で回動式カバープレートを用いてフィンガーの上側を覆い、よりなめらかな巻取面を成すようにすることで、これによって完成された完製品タイヤの均一性を高められるタイヤ成形ドラムを提供することである。
前記の目的を達成するための本発明のタイヤ成形ドラムは、可動スクリューが内部で回転できるように設けられるドラム可動軸;前記ドラム可動軸の中心部で前記可動スクリューによって長手方向に沿って互いに間隔を調節できるように設けられる一対の巻取ドラム;前記各巻取ドラム上で前記可動シリンダーによって前記ドラム可動軸の長手方向に沿って移動できるように設けられるフィンガー可動フレーム;前記各フィンガー可動フレームの円周方向に沿って、間隔を置いて一側端部が回転できるように固定され、圧搾ローラーが備えられた他一側端部が前記各巻取ドラムの外周面上で角運動しながら、放射状に広げられるように設けられる複数対のフィンガー;前記各巻取ドラム上で前記フィンガー可動フレームに対向するドラムブロックの円周方向に沿って、間隔を置いて回動できるように固定設置され、半製品を巻いて積層成形する時、前記フィンガーの間に広げられ、前記フィンガーの上側を覆うことで巻取面を成すようにするカバープレート;及び前記フィンガーの回動角によって前記各カバープレートが広げられたり、折られるように回動させるためのカバープレート回動手段;を含んで構成されることを特徴とする。
ここで、前記各カバープレートは前記フィンガーの内側端部の上部を覆い、円周方向に沿って間隔を置いて前記巻取面を成す巻取プレート;及び前記巻取プレートの下部面から延長して形成され、前記巻取ドラムのドラムブロック側壁面上に回動できるようにヒンジ固定される回動バー;を含んで構成されることができる。
また、前記カバープレートの回動手段は、前記巻取ドラムの内側で前記ドラム可動軸の長手方向に沿って移動できるように設けられるカバープレートの可動フレーム;及び前記カバープレートの可動ブロックと連動し、前記各カバープレートが折られて広げられるように、前記カバープレートの可動フレームの円周方向に沿って前記各回動バーを回動できるように連結する可動レバー;を含んで構成されることができる。
また、前記カバープレートの可動フレームは、前記フィンガー可動フレームと互いに連動しながら対向する方向に移動できるように設けられることが好ましい。
また、前記フィンガーは前記可動フレームの円周方向に沿って、間隔を置いて一側端部が回転できるように固定され、他一側端部に前記圧搾ローラーが回転できるように固定されるフィンガー可動バー;及び前記フィンガー可動バーが前記成形ドラム上に折られた状態で円周方向に沿って巻取面を成す前記フィンガー可動バーの上側を覆い、一体に固定して設けられるフィンガー蓋バー;を含んで構成されることができる。
また、前記各カバープレートは前記巻取プレートが前記成形ドラムの円周方向に沿って前記フィンガー可動バーの幅に対応されるように間隔を置いて、連続的に巻取面を成すように配列形成されることが好ましい。
また、前記カバープレートの前記巻取プレートと前記フィンガー蓋バーは、前記巻取ドラムの長手方向に沿って連続的に巻取面を成すように配列形成されることが好ましい。
前記本発明のタイヤ成形ドラムによると、1次グリーンケースを成す半製品を巻いて圧搾し、積層成形する過程で回動式カバープレートを利用して前記半製品の両側端部が覆うフィンガーの上側を覆ってより滑らかな巻取面を成すようにすることで、完成された完製品タイヤの均一性を高められる效果を持つ。
また、カバープレートは前記巻取プレートが前記成形ドラムの円周方向に沿って前記フィンガー可動バーの幅に対応されるように間隔を置いて連続し、巻取面を成すように配列形成することで、巻取された半製品の両側端部をターンアップする時、フィンガーが内側
へ移動して放射状に開かれ、加圧ローラーが半製品の両側傾斜面に沿って圧搾固定する過程において、回動式カバープレートが折られて下りることで、フィンガーの広げられる動作が干渉を受けないようにする效果を持つ。
また、フィンガーを成すフィンガー可動バーの上側を覆い、フィンガー可動バーが前記成形ドラム上で折られた状態で円周方向に沿って巻取面を成すようにフィンガー蓋バーを形成すると共に、前記カバープレートの前記巻取プレートと前記フィンガー蓋バーは前記巻取ドラムの長手方向に沿って連続し、巻取面を成すように配列形成してより小さい隙間を持ってより滑らかな巻取面を成すようにする效果を持つ。
本発明の一実施例によるタイヤ成形ドラムにおいて、フィンガーが折られた状態を図示した正断面図である。 図1に図示したタイヤ成形ドラムにおいて、フィンガーが広げられた状態を図示した正断面図である。 図1のIIIを拡大図示した部分拡大図である。 図3のカバープレートによってフィンガーの上側が覆われた状態を図示した平面図である。 図3のカバープレートによってフィンガーの上側が覆われた状態を図示した側断面図である。 図2のVI部分を拡大図示した部分拡大図である。 図6のカバープレートによってフィンガーの上側が開放された状態を図示した平面図である。 本発明の一実施例によるタイヤ成形ドラムを利用して1次グリーンケースを成形する過程を図示したフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例に対して本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は様々な形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。本発明を明確に説明するために、図面で説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて同一または類似の構成要素に対しては同一の参照符号を付けた。
図1は本発明の一実施例によるタイヤ成形ドラムにおいてフィンガーが折られた状態を図示した正断面図で、図2は図1に図示したタイヤ成形ドラムにおいてフィンガーが広げられてターンアップ部の加圧状態を図示した正断面図である。
図1及び図2を参照して説明すると、本実施例のタイヤ成形ドラム1はドラム可動軸10、巻取ドラム20、フィンガー可動フレーム30、フィンガー40、カバープレート60及びカバープレート回動手段70を含んで構成される。
ドラム可動軸10は可動スクリュー(未図示)が内部で回転できるように設けられ、一対の巻取ドラム20は前記ドラム可動軸10の長手方向の中心部で可動スクリュー(未図示)によって移動して互いに間隔を調節できるように設けられる。
フィンガー可動フレーム30は、前記ドラム可動軸10上で可動シリンダー35によってドラム可動軸10の長手方向に沿って移動できるように設けられる。
フィンガー40は前記各フィンガー可動フレーム30の円周方向に沿って間隔を置いて一側端部が回転できるように固定され、圧搾ローラー45が備えられた他一側端部が前記
各巻取ドラム20の外周面上で角運動し、放射状に広げられるように設けられる。
一方、巻取ドラム20のフィンガー可動フレーム30に対向する内側端部に形成されるドラムブロック21上には、圧搾ローラー45が収納固定されるように安着溝部25が備えられ、安着溝部25に連続して圧搾ローラーの移動傾斜面26が延長して形成され、内側外周面上にはリング状のビード半製品130を取って固定するためのビードクランプ50が備えられる。
カバープレート60は、前記各巻取ドラム20の安着溝部25が形成されたドラムブロック21の内側で円周方向に沿って間隔を置いて回動できるようにヒンジが固定設置され、1次グリーンケース100を成す半製品110を巻いて積層成形する時、フィンガー40の間に広げられ、フィンガー40の内側端部の上側を覆い、円周方向に沿ってさらに隙間が詰められた状態でより滑らかな巻取面を成すように形成される。
そして、カバープレートの回動手段70は、前記各カバープレート60がフィンガー40と互いに干渉せず、ドラム可動軸10を基準にして、角運動された回動角によって連動しながら広がったり、折られるように構成されることがより好ましい。
すなわち、1次グリーンケース100を成す半製品110を巻いて積層成形する過程では、カバープレートの回動手段70によってカバープレート60が広げて上げられ、半製品110の両側端部が巻かれるフィンガー40の圧搾ローラー45の上側を覆って巻取面を成すようにする。
そして、巻取ドラム20上に1次グリーンケース100を成す半製品110を巻いて積層させた後、両側端部120をターンアップさせるためにフィンガー40が放射状に広げられなければならない場合、カバープレートの回動手段70によってカバープレート60が回動し、フィンガーの間に折られて下りてきて、フィンガー40の角運動を通じた半製品の圧搾過程が干渉を受けないようにする。
図3は図1のIIIを拡大図示した部分拡大図で、図4は図3のカバープレートによってフィンガーの上側が覆われた状態を図示した平面図であり、図5は図3のカバープレートによってフィンガーの上側が覆われた状態を図示した側断面図で、図6は図2のVI部分を拡大図示した部分拡大図であり、図7は図6のカバープレートによってフィンガーの上側が開放された状態を図示した平面図である。
図3ないし図7を参照して説明すると、本実施例でカバープレート60は巻取プレート61と回動バー62を含むように構成されることを例示する。
ここで、巻取プレート61は、前記フィンガー40の内側端部を覆い、円周方向に沿って間隔を置いて前記巻取面を成すように形成される。
そして、回動バー62は前記巻取プレート61の下部面から前記圧搾ローラー45の干渉を受けないように折曲されて延長形成され、前記巻取ドラム20のドラムブロック21の側壁面上で回動できるよう、ヒンジ固定されるように構成される。
そして、カバープレートの回動手段70は、カバープレートの可動フレーム72及び可動レバー71を含んで構成されることを例示する。
ここで、カバープレートの可動フレーム72は、巻取ドラム20の上側でドラム可動軸10の長手方向に沿って移動できるように設けられる。
本実施例において、カバープレートの可動フレーム72は、巻取ドラム20上で可動シリンダー35によってフィンガー可動フレーム30と互いに連動して対向する方向へ移動できるように設けられることを例示する。
しかし、本発明は必ずこれに限定されるものではなく、前記カバープレートの可動フレーム72がドラム可動軸10の軸線上で、内部可動スクリュー(未図示)によってフィンガー可動フレーム30と互いに対向する方向へ連動して移動できるように構成できることは当然である。
そして、可動レバー71は、前記カバープレートの可動フレーム72と連動して前記各カバープレート60が折られて広げられるように、前記カバープレートの可動フレーム72の端部を前記各回動バー62に連結する。
したがって、1次グリーンケース100を成す半製品110を巻いて積層成形する過程において、回動式カバープレート60が広げられて上がり、圧搾ローラー45が備えられたフィンガー40の内側端部を覆ってもっと隙間が詰められ、滑らかな巻取面を成すようにすることで、結局完製品タイヤの均一性を高められるようになる。
また、前記フィンガー40は、フィンガー可動バー41と共にフィンガー蓋バー42をさらに含んで構成されることができる。
ここで、フィンガー可動バー41は前記フィンガー可動フレーム30の円周方向に沿って間隔を置いて一側端部が回転できるように固定され、他一側端部の両側には前記圧搾ローラー45が回転できるように固定され、実質的に1次グリーンケースのターンアップ部を加圧する時、加圧力を伝達できるようにする部分であって、縦断面状が略垂直に長方形の断面形状を持って形成される。
フィンガー蓋バー42は、前記フィンガー可動バー41が前記巻取ドラム20上に折られた状態で、円周方向に沿って巻取面を成すように前記フィンガー可動バー41の上側を覆い、一体に固定されて設けられるように縦断面状、略水平の長方形の断面形状で形成される。
一方、カバープレート60が巻取プレート61によってフィンガー40の圧搾ローラー45の上側を覆ってより間隔を詰め、滑らかな巻取面を成す過程において、巻取プレート61が巻取ドラム20の円周方向に沿ってフィンガー可動バー41の幅に対応されるように間隔を置いて連続し、複数の巻取面を成すように配列形成されることが好ましい。
したがって、巻取された半製品110の両側端部をターンアップする時、フィンガー40が内側へ移動して放射状に広げられ、加圧ローラー45が半製品110の両側傾斜面に沿って上がって圧搾固定させる過程において、カバープレート60は回動式で折られて下りて、フィンガーによる加圧動作のために広げる過程で生じえる干渉を防止できるようにする。
以下、本発明の一実施例によるタイヤ成形ドラム1を用いて1次グリーンケースを成形する過程を通じてより詳細に説明すると、次のとおりである。
図8は本発明の一実施例によるタイヤ成形ドラムを用いて、1次グリーンケースを成形する過程を図示したフローチャートである。
図8を参照にして説明すると、本実施例のタイヤ成形ドラム1を用いた1次グリーンケースの成形過程は半製品積層段階ST10、ビードクランピング段階ST20、ターンアップ段階ST30によって製造される。
まず、半製品の積層段階ST30では、図8の(a)に図示したように、1次グリーンケース100を成すように、順次に栽断及び移送供給されるインナーライナー及びボディープライのような半製品110を巻いて積層成形する。
この時、半製品110が巻かれるドラム可動軸10の中心部には、一対の巻取ドラム20が一定の間隔を保つようにするが、フィンガー40はフィンガー可動フレーム30によって引かれ、巻取ドラム20の上で折られた状態を維持するようになる。
そして、カバープレート60の巻取プレート61は、カバープレートの回動手段70によって断面状のドラム可動軸10と水平状態を成すように広げて上がり、フィンガー40の内側端部に形成された圧搾ローラー45の上部を覆い、半製品の両側端部が巻かれる巻取面を形成するようになる。
ここで、カバープレート60は可動シリンダー35によってフィンガー可動フレーム30と互いに対向する内側方向へカバープレートの可動フレーム72を押して、可動レバー71に繋がる回動バー62をヒンジ固定された下側端部を中心に回動させて、巻取プレート61がフィンガー40の間を通過しながら広げられて、圧搾ローラー45が固定されたフィンガー40の内側端部の上側を覆い、前記巻取面を成す。
さらに、フィンガー蓋バー42がフィンガー可動バー41の上側を覆い、円周方向に沿って配列されるようにすることで、前記巻取プレート61と共にフィンガーの上側を覆ってもっと隙間を詰めて、円周方向に沿ってより滑らかな半製品の巻取面を形成できるようにする。
したがって、フィンガー40の上側を覆って巻取される半製品110の両側端部がより均一に圧搾されて積層成形できるようにすることで、これによって製造された完製品タイヤがより高い均一性を持つようにする。
ビードクランピング段階ST20では、図8の(b)に図示したように、インナーライナーとボディープライの半製品110が順次に積層成形された後、リング状に加工されて移送供給されたビード半製品130を巻取ドラム20のドラムブロック21上に位置するように供給した後、ドラムブロック21に形成されたビードクランプ50を拡張させてビード半製品130が積層成形された半製品110の両側端部を取って固定する。
この時、カバープレート60の巻取プレート61は、前記半製品積層段階ST10のように、カバープレートの可動フレーム72によって内側へ押されて上側へと広げて上げられた状態をそのまま維持するようになる。
ターンアップ段階ST30では、図8の(c)及び(d)に図示したように、1次グリーンケース100を成す半製品110が巻かれて積層されると、巻取ドラム20の間隔が詰められ、ドラム可動軸10の中心部に移動して1次グリーンケース100の中心部が外方へふくらんで飛び出すように折られると同時に、フィンガー可動フレーム30を巻取ドラム20のドラムブロック21の方へ移動させてフィンガー40に固定された圧搾ローラー45が1次グリーンケース100の両側傾斜面に沿って加圧し、両側端部120がビード半製品130を包みながら押して上げられ、圧搾固定されるようにするターンアップ過程を完成する。
前記ターンアップ過程のためにフィンガー可動フレーム30と連動する複数のフィンガー40が内側へ移動して放射状に広げられ、これらの内側端部に備えられた加圧ローラー45が半製品110の両側傾斜面に沿って上がって圧搾固定させる過程において、フィンガー40の圧搾ローラー45の上側を覆っていたカバープレート60がフィンガーの間に傾くように折られて下って、フィンガー40の前記広げられ加圧動作が干渉を受けないようにする。
この時、カバープレートの可動フレーム72が可動シリンダー35によってフィンガー可動フレーム30と対向するドラム可動軸10の両側端部方向へ引っ張られながら、可動レバー71を通じて回動バー62を引っぱって巻取面を成す巻取プレート61が傾斜角を成してフィンガー40の下側に折られて下りるようになる。
このように、本実施例のタイヤ成形ドラムは、1次グリーンケース100を成す半製品110を巻いて圧搾しながら積層成形する過程で、必要な時、回動式カバープレート60を利用して前記半製品110の両側端部が巻取されるフィンガーの上側を覆って、より滑らかな巻取面を成すようにすることで、完製品タイヤの均一性を高める效果を持つようにする。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるのではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲内でいろいろと変形または変更して実施することが可能であり、これもまた本発明の範囲に属することは当然である。
1: タイヤ成形ドラム 10: ドラム可動軸
20: 巻取ドラム 21: ドラムブロック
30: フィンガー可動フレーム 35: 可動シリンダー
40: フィンガー 45: 圧搾ローラー
50: ビードクランプ 60: カバープレート
61: 巻取プレート 62: 回動バー
70: カバープレートの回動手段 71: 可動レバー
72: カバープレートの可動フレーム

Claims (7)

  1. 可動スクリューが内部で回転できるように設けられるドラム可動軸;
    前記ドラム可動軸の中心部で前記可動スクリューによって長手方向に沿って互いに間隔を調節できるように設けられる一対の巻取ドラム;
    前記各巻取ドラム上で可動シリンダーによって前記ドラム可動軸の長手方向に沿って移動できるように設けられるフィンガー可動フレーム;
    前記各フィンガー可動フレームの円周方向に沿って、間隔を置いて一側端部が回転できるように固定され、圧搾ローラーが備えられた他一側端部が前記各巻取ドラムの外周面上で角運動しながら、放射状に広げられるように設けられる複数対のフィンガー;
    前記各巻取ドラム上で前記フィンガー可動フレームに対向するドラムブロックの円周方向に沿って、間隔を置いて回動できるように固定設置され、半製品を巻いて積層成形する時、前記フィンガーの間に広げられ、前記フィンガーの上側を覆うことで巻取面を成すようにするカバープレート;及び
    前記フィンガーの回動角によって前記各カバープレートが広げられたり、折られるように回動させるためのカバープレート回動手段;を含むタイヤ成形ドラム。
  2. 前記各カバープレートは、前記フィンガーの内側端部の上部を覆い、円周方向に沿って間隔を置いて前記巻取面を成す巻取プレート;及び
    前記巻取プレートの底面から延長して形成され、前記巻取ドラムのドラムブロックの側壁面上に回動できるようにヒンジ固定される回動バー;を含む、請求項1に記載のタイヤ成形ドラム。
  3. 前記カバープレートの回動手段は、前記巻取ドラムの内側で前記ドラム可動軸の長手方向に沿って移動できるように設けられるカバープレートの可動フレーム;及び
    前記カバープレートの可動フレームと連動しながら前記各カバープレートが折られて広げられるように、前記カバープレートの可動フレームの円周方向に沿って前記各回動バーを回動できるように連結する可動レバー;を含む、請求項2に記載のタイヤ成形ドラム。
  4. 前記カバープレートの可動フレームは、前記フィンガー可動フレームと互いに対向する
    方向に連動しながら移動できるように設けられる、請求項3に記載のタイヤ成形ドラム。
  5. 前記フィンガーは、前記フィンガー可動フレームの円周方向に沿って、間隔を置いて一側端部が回転できるように固定され、他一側端部に前記圧搾ローラーが回転できるように固定されるフィンガー可動バー;及び
    前記フィンガー可動バーが前記成形ドラム上に折られた状態で円周方向に沿って巻取面を成す前記フィンガー可動バーの上側を覆い、一体に固定して設けられるフィンガー蓋バー;を含む、請求項2に記載のタイヤ成形ドラム。
  6. 前記各カバープレートは、前記巻取プレートが前記成形ドラムの円周方向に沿って前記フィンガー可動バーの幅に対応されるように間隔を置いて、連続的に巻取面を成すように配列形成される、請求項5に記載のタイヤ成形ドラム。
  7. 前記カバープレートの前記巻取プレートと前記フィンガー蓋バーは、前記巻取ドラムの長手方向に沿って連続的に巻取面を成すように配列形成される、請求項6に記載のタイヤ成形ドラム。
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