JP5981441B2 - エチレンの重合および共重合のための固体触媒成分を製造するプロセス - Google Patents
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Description
(a)ヒドロキシル基を有する脱水された担体を、一般式MgR1R2を有するマグネシウム化合物と接触させる工程、式中、R1およびR2は、同じかまたは異なり、独立して、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基、アリール基、アルカリール基、アルケニルアリール基およびアルカジエニルアリール基を含む群より選択される;
(b)工程(a)において得られた生成物を、改質化合物(A)、(B)および(C)と接触させる工程、ここで、
(A)は、カルボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、ハロゲン化アシル、アルデヒドおよび/またはアルコールからなる群より選択される少なくとも1種類の化合物である、
(B)は、一般式R11 f(R12O)gSiXhを有する化合物である、式中、f、gおよびhは、各々、0から4の整数であり、hが4である場合、改質化合物(A)がアルコールではないという条件で、f、gおよびhの合計が4であり、Siはケイ素原子であり、Oは酸素原子であり、Xはハロゲン原子であり、R11およびR12は、同じかまたは異なり、独立して、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基、アリール基、アルカリール基、アルケニルアリール基およびアルカジエニルアリール基を含む群より選択され;
(C)は、一般式(R13O)4Mを有する化合物である、式中、Mは、チタン原子、ジルコニウム原子またはバナジウム原子であり、Oは酸素原子であり、R13は、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基、アリール基、アルカリール基、アルケニルアリール基およびアルカジエニルアリール基を含む群より選択される;および
(c)工程(b)において得られた生成物を、一般式TiX4を有するハロゲン化チタン化合物と接触させる工程、式中、Tiがチタン原子であり、Xがハロゲン原子である;
を有してなるプロセスによって達成される。
シリカ中のヒドロキシル基の含有量を決定するために使用した方法の1つは、J.J. Fripiat and J. Uytterhoeven, J. Phys. Chem. 66, 800, 1962に記載された方法に基づくものであった。脱水したシリカサンプルを、テトラヒドロフラン中の過剰のヨウ化メチルマグネシウム溶液で処理した。デジタル式圧力変換器に接続されたフラスコに、2.0gのシリカおよび10.0cm3のデカヒドロナフタレンを加えた。次いで、このフラスコに、テトラヒドロフラン中のヨウ化メチルマグネシウムの3.0モル濃度溶液2.0cm3を加え、フラスコの内容物を30分間に亘り撹拌した。全ての化合物の添加は、窒素雰囲気下で行った。シリカのヒドロキシル基をヨウ化メチルマグネシウムと反応させて、等モル量のメタンを生成し、その結果、フラスコ内の圧力が増加した。初期圧力と、所定の温度での反応後の圧力との差を測定し、得られた値を使用して、シリカのヒドロキシル基の含有量を計算した。
固体触媒成分Xの合成
窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ2.5gを40cm3のフラスコに入れた。15cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、2.5ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに3.5ミリモルのメチルn−プロピルケトンを加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに0.25ミリモルのテトラエトキシシランを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。次に、フラスコに0.25ミリモルのチタンテトラエトキシドを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに1.50ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、60分間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
重合
2.0リットルの容積を有するオートクレーブ反応器を30分間に亘り130℃で窒素でパージした。55℃に冷却した後、反応器を水素でパージし、次いで、この反応器に1.0リットルのイソペンタンを入れた。次いで、反応器を、3.0バール(300kPa)の水素圧まで加圧した。反応器の圧力を20.0バール(2MPa)まで上昇させるように、反応器にエチレンを導入し、反応器の温度を85℃に上昇させた。次いで、1.2ミリモルのトリエチルアルミニウムTEAを反応器に注入した。この後に、20cm3のイソペンタン中でスラリーにされた後の50.0mgの固体触媒成分Xを注入した。反応器の総圧を20.0バール(2MPa)に維持するように要求に応じてエチレンを供給しながら、重合を1時間に亘り行った。0.405g/cm3の樹脂嵩密度、2800gPE/g触媒の触媒生産性、35402g/モルのMn、147119g/モルのMwおよび4.16のMWDを有する、140グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Yの合成
1.75ミリモルの四塩化チタンを加えたことを除いて、実施例1を繰り返した。
重合
固体触媒成分Yを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.416g/cm3の樹脂嵩密度、3400gPE/g触媒の触媒生産性、29177g/モルのMn、124349g/モルのMwおよび4.26のMWDを有する、170グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Zの合成
テトラエトキシシラン(Si(OEt)4)の代わりに、四塩化ケイ素(SiCl4)を加えたことを除いて、実施例1を繰り返した。
重合
固体触媒成分Zを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.381g/cm3の樹脂嵩密度、3000gPE/g触媒の触媒生産性、25209g/モルのMn、127784g/モルのMwおよび5.07のMWDを有する、150グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Dの合成
1.75ミリモルの四塩化チタンを加えたことを除いて、実施例5を繰り返した。
重合
固体触媒成分Dを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.363g/cm3の樹脂嵩密度、5060gPE/g触媒の触媒生産性、25692g/モルのMn、133859g/モルのMwおよび5.21のMWDを有する、253グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Eの合成
四塩化ケイ素の代わりに、ジメチルジクロロシラン(Me2SiCl2)を加えたことを除いて、実施例7を繰り返した。
重合
固体触媒成分Eを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.402g/cm3の樹脂嵩密度、3180gPE/g触媒の触媒生産性、24151g/モルのMn、121935g/モルのMwおよび5.05のMWDを有する、159グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Fの合成
ジメチルジクロロシランの代わりに、n−ブチルトリクロロシラン(n−BuSiCl3)を加えたことを除いて、実施例9を繰り返した。
重合
固体触媒成分Fを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.420g/cm3の樹脂嵩密度、3280gPE/g触媒の触媒生産性、32056g/モルのMn、150236g/モルのMwおよび4.69のMWDを有する、164グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Gの合成
n−ブチルトリクロロシランの代わりに、イソブチルトリメトキシシランを加えたことを除いて、実施例11を繰り返した。
重合
固体触媒成分Gを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.430g/cm3の樹脂嵩密度、4920gPE/g触媒の触媒生産性、42793g/モルのMn、171173g/モルのMwおよび4.00のMWDを有する、246グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Hの合成
イソブチルトリメトキシシランの代わりに、n−プロピルトリエトキシシランを加えたことを除いて、実施例13を繰り返した。
重合
固体触媒成分Hを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.424g/cm3の樹脂嵩密度、3300gPE/g触媒の触媒生産性、31381g/モルのMn、125801g/モルのMwおよび4.01のMWDを有する、165グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Iの合成
チタンテトラエトキシドの代わりに、チタンテトラ−n−ブトキシドを加えたことを除いて、実施例3を繰り返した。
重合
固体触媒成分Iを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.430g/cm3の樹脂嵩密度、3200gPE/g触媒の触媒生産性、30644g/モルのMn、127434g/モルのMwおよび4.16のMWDを有する、160グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Jの合成
メチルn−プロピルケトンの代わりに、酢酸n−ブチルを加えたことを除いて、実施例3を繰り返した。
重合
固体触媒成分Jを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.367g/cm3の樹脂嵩密度、3260gPE/g触媒の触媒生産性、42970g/モルのMn、185125g/モルのMwおよび4.31のMWDを有する、163グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Kの合成
テトラエトキシシランの代わりに、四塩化ケイ素を加えたことを除いて、実施例19を繰り返した。
重合
固体触媒成分Kを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.378g/cm3の樹脂嵩密度、4280gPE/g触媒の触媒生産性、27990g/モルのMn、170670g/モルのMwおよび6.10のMWDを有する、214グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Lの合成
酢酸n−ブチルの代わりに、酢酸エチルを加えたことを除いて、実施例21を繰り返した。
重合
固体触媒成分Lを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.370g/cm3の樹脂嵩密度、3460gPE/g触媒の触媒生産性、26027g/モルのMn、117615g/モルのMwおよび4.52のMWDを有する、173グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Mの合成
酢酸エチルの代わりに、イソブチルアルデヒドを加えたことを除いて、実施例23を繰り返した。
重合
固体触媒成分Mを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.380g/cm3の樹脂嵩密度、3100gPE/g触媒の触媒生産性、29957g/モルのMn、121536g/モルのMwおよび4.06のMWDを有する、155グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Nの合成
酢酸n−ブチルの代わりに、塩化エタノイルを使用し、1.00ミリモルの四塩化チタンを加えたことを除いて、実施例19を繰り返した。
重合
固体触媒成分Nを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.391g/cm3の樹脂嵩密度、3700gPE/g触媒の触媒生産性、25543g/モルのMn、148403g/モルのMwおよび5.81のMWDを有する、185グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Oの合成
1.50ミリモルの四塩化チタンを加えたことを除いて、実施例27を繰り返した。
重合
固体触媒成分Oを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.402g/cm3の樹脂嵩密度、4400gPE/g触媒の触媒生産性、25615g/モルのMn、163568g/モルのMwおよび6.39のMWDを有する、220グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Pの合成
イソブチルアルデヒドの代わりに、1.5ミリモルの酢酸を加えたことを除いて、実施例25を繰り返した。
重合
固体触媒成分Pを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.355g/cm3の樹脂嵩密度、4500gPE/g触媒の触媒生産性、37466g/モルのMn、164144g/モルのMwおよび4.38のMWDを有する、225グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Qの合成
メチルn−プロピルケトンの代わりに、イソ酪酸を加え、チタンテトラエトキシドの代わりに、チタンテトラ−n−ブトキシドを加えたことを除いて、実施例15を繰り返した。
重合
固体触媒成分Qを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.425g/cm3の樹脂嵩密度、3280gPE/g触媒の触媒生産性、38861g/モルのMn、153909g/モルのMwおよび3.96のMWDを有する、164グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Rの合成
イソブチルアルデヒドの代わりに、イソ酪酸を加えたことを除いて、実施例25を繰り返した。
重合
固体触媒成分Rを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.404g/cm3の樹脂嵩密度、5240gPE/g触媒の触媒生産性、28081g/モルのMn、130571g/モルのMwおよび4.65のMWDを有する、262グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Sの合成
メチルn−プロピルケトンの代わりに、エタノールを加えたことを除いて、実施例11を繰り返した。
重合
固体触媒成分Sを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.380g/cm3の樹脂嵩密度、3200gPE/g触媒の触媒生産性、39565g/モルのMn、139533g/モルのMwおよび3.53のMWDを有する、160グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Tの合成
エタノールの代わりに、sec−ブタノールを加えたことを除いて、実施例37を繰り返した。
重合
固体触媒成分Tを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.385g/cm3の樹脂嵩密度、3540gPE/g触媒の触媒生産性、24880g/モルのMn、111309g/モルのMwおよび4.47のMWDを有する、177グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Uの合成
チタンテトラエトキシドの代わりに、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシドを加えたことを除いて、実施例7を繰り返した。
重合
固体触媒成分Uを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.408g/cm3の樹脂嵩密度、3220gPE/g触媒の触媒生産性、27951g/モルのMn、121852g/モルのMwおよび4.36のMWDを有する、161グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Vの合成
メチルn−プロピルケトンの代わりに、酢酸n−ブチルを加えたことを除いて、実施例41を繰り返した。
重合
固体触媒成分Vを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.388g/cm3の樹脂嵩密度、3500gPE/g触媒の触媒生産性、34360g/モルのMn、135596g/モルのMwおよび3.95のMWDを有する、175グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分Wの合成
チタンテトラエトキシドの代わりに、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシドを加えたことを除いて、実施例39を繰り返した。
重合
固体触媒成分Wを使用したことを除いて、実施例2を繰り返した。0.387g/cm3の樹脂嵩密度、4420gPE/g触媒の触媒生産性、32122g/モルのMn、127315g/モルのMwおよび3.96のMWDを有する、221グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分CE−1の合成
窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ2.5gを40cm3のフラスコに入れた。15cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、2.5ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに3.5ミリモルのメチルn−プロピルケトンを加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに1.50ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、60分間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
重合
2.0リットルの容積を有するオートクレーブ反応器を30分間に亘り130℃で窒素でパージした。55℃に冷却した後、反応器を水素でパージし、次いで、この反応器に1.0リットルのイソペンタンを入れた。次いで、反応器を、3.0バール(300kPa)の水素圧まで加圧した。反応器の圧力を20.0バール(2MPa)まで上昇させるように、反応器にエチレンを導入し、反応器の温度を85℃に上昇させた。次いで、1.2ミリモルのトリエチルアルミニウムTEAを反応器に注入した。この後に、20cm3のイソペンタン中でスラリーにされた後の50.0mgの固体触媒成分CE−1を注入した。反応器の総圧を20.0バール(2MPa)に維持するように要求に応じてエチレンを供給しながら、重合を1時間に亘り行った。0.351g/cm3の樹脂嵩密度、2060gPE/g触媒の触媒生産性、30331g/モルのMn、149471g/モルのMwおよび4.93のMWDを有する、103グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分CE−2の合成
1.75ミリモルのTiCl4を使用したことを除いて、比較例1を繰り返した。
重合
固体触媒成分CE−2を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.356g/cm3の樹脂嵩密度、2840gPE/g触媒の触媒生産性、26995g/モルのMn、125419g/モルのMwおよび4.65のMWDを有する、142グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分CE−3の合成
メチルn−プロピルケトンの代わりに、酢酸エチルを使用したことを除いて、比較例3を繰り返した。
重合
固体触媒成分CE−3を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.354g/cm3の樹脂嵩密度、2120gPE/g触媒の触媒生産性、45912g/モルのMn、209785g/モルのMwおよび4.57のMWDを有する、106グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分CE−4の合成
酢酸エチルの代わりに、イソ酪酸を使用したことを除いて、比較例5を繰り返した。
重合
固体触媒成分CE−4を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.351g/cm3の樹脂嵩密度、2240gPE/g触媒の触媒生産性、39505g/モルのMn、146036g/モルのMwおよび3.70のMWDを有する、112グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分CE−5の合成
イソ酪酸の代わりに、エタノールを使用したことを除いて、比較例7を繰り返した。
重合
固体触媒成分CE−5を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.262g/cm3の樹脂嵩密度、2760gPE/g触媒の触媒生産性、39727g/モルのMn、160451g/モルのMwおよび4.04のMWDを有する、138グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分(CE−6)の合成
窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ2.5gを40cm3のフラスコに入れた。15cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、2.5ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに0.25ミリモルのテトラエトキシシランを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに1.75ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、60分間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
重合
固体触媒成分CE−6を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.293g/cm3の樹脂嵩密度および300gPE/g触媒の触媒生産性を有する、15グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分(CE−7)の合成
窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ2.5gを40cm3のフラスコに入れた。15cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、2.5ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに3.5ミリモルのメチルn−プロピルケトンを加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに0.25ミリモルのテトラエトキシシランを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに1.75ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、60分間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
重合
固体触媒成分CE−7を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.360g/cm3の樹脂嵩密度、2200gPE/g触媒の触媒生産性、35705g/モルのMn、140763g/モルのMwおよび3.94のMWDを有する、110グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分CE−8の合成
メチルn−プロピルケトンの代わりに、エタノールを使用したことを除いて、比較例13を繰り返した。
重合
固体触媒成分CE−8を使用したことを除いて、比較例2を繰り返した。0.355g/cm3の樹脂嵩密度、1720gPE/g触媒の触媒生産性、51177g/モルのMn、191206g/モルのMwおよび3.74のMWDを有する、86グラムのホモポリエチレンが回収された。
固体触媒成分SS−1のスケールアップ合成
実施例1に記載された固体触媒成分Xのスケールアップを行った。窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ325gを10リットルのフラスコに入れた。1950cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、325.0ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに455.0ミリモルのメチルn−プロピルケトンを加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに32.5ミリモルのテトラエトキシシランを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。次に、フラスコに32.5ミリモルのチタンテトラエトキシドを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに195.0ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、3.5時間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
固体触媒成分CE−9の合成
比較例1に記載された固体触媒成分CE−1のスケールアップを行った。窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ320gを10リットルのフラスコに入れた。1920cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、320.0ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに448.0ミリモルのメチルn−プロピルケトンを加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに192.0ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、3.5時間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
固体触媒成分SS−2のスケールアップ合成
実施例3に記載された固体触媒成分Yのスケールアップを行った。窒素を流しながら4時間に亘り600℃で脱水したSylopol 955シリカ340gを10リットルのフラスコに入れた。2040cm3のイソペンタンを加えて、シリカをスラリーにし、次いで、340.0ミリモルのジ−n−ブチルマグネシウムをフラスコに加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに476.0ミリモルのメチルn−プロピルケトンを加え、得られた混合物を35℃の温度で60分間に亘り撹拌した。次いで、フラスコに34.0ミリモルのテトラエトキシシランを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。次に、フラスコに34.0ミリモルのチタンテトラエトキシドを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。続いて、フラスコに238.0ミリモルの四塩化チタンを加え、得られた混合物を35℃の温度で30分間に亘り撹拌した。最後に、3.5時間に亘り70℃で窒素パージを使用して、スラリーを乾燥させて、さらさらした固体生成物を生成した。
重合
流動床気相式重合反応器における、1.0g/10分のメルトインデックスおよび0.918g/cm3のポリマー密度を有する1−ブテン直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の合成に、固体触媒成分SS−1、固体触媒成分SS−2および固体触媒成分CE−9を使用した。流動床気相式重合反応器は、45cmの内径を有し、140cmの反応区域の高さで動作した。毎時10kgの生産速度を維持するために、乾燥固体触媒供給機を使用して、反応器に固体触媒成分を供給した。エチレン、1−ブテン、水素および窒素を反応器に導入して、要求される仕様を有するポリマーを生成した。イソペンタン中5質量%のトリエチルアルミニウム(助触媒)を毎時0.08kgの供給速度で反応器に連続的に導入した。反応器の温度を86℃に、エチレンの分圧を7.0バール(700kPa)に、反応器の総圧を20.7バール(2.07MPa)に、そして空塔速度を0.42m/sに維持した。上述した固体触媒成分の各々を、流動床気相式重合反応器内で連続3日間に亘り実験した。対応する重合データが表4に報告されている。
Claims (13)
- ポリエチレンおよびそのコポリマーを製造するのに適した固体触媒成分を調製するプロセスにおいて、
(a)ヒドロキシル基を有する脱水された担体を、一般式MgR1R2を有するマグネシウム化合物と接触させる工程、式中、R1およびR2は、同じかまたは異なり、独立して、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基、アリール基、アルカリール基、アルケニルアリール基およびアルカジエニルアリール基を含む群より選択される;
(b)工程(a)において得られた生成物を、改質化合物(A)、(B)および(C)と接触させる工程、ここで、
(A)は、カルボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、ハロゲン化アシル、アルデヒドおよびアルコールからなる群より選択される少なくとも1種類の化合物である、
(B)は、一般式R11 f(R12O)gSiXhを有する化合物である、式中、f、gおよびhは、各々、0から4の整数であり、hが4である場合、改質化合物(A)がアルコールではないという条件で、f、gおよびhの合計が4であり、Siはケイ素原子であり、Oは酸素原子であり、Xはハロゲン原子であり、R11およびR12は、同じかまたは異なり、独立して、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基、アリール基、アルカリール基、アルケニルアリール基およびアルカジエニルアリール基を含む群より選択され;
(C)は、一般式(R13O)4Mを有する化合物である、式中、Mは、チタン原子、ジルコニウム原子またはバナジウム原子であり、Oは酸素原子であり、R13は、アルキル基、アルケニル基、アルカジエニル基、アリール基、アルカリール基、アルケニルアリール基およびアルカジエニルアリール基を含む群より選択される;および
(c)工程(b)において得られた生成物を、一般式TiX4を有するハロゲン化チタン化合物と接触させる工程、式中、Tiがチタン原子であり、Xがハロゲン原子である;
を有してなるプロセス。 - Mg対前記ヒドロキシル基のモル比が0.01から10である、請求項1記載のプロセス。
- 前記化合物(A)対Mgのモル比が0.01から10である、請求項1または2記載のプロセス。
- 前記化合物(B)対Mgのモル比が0.01から5である、請求項1から3いずれか1項記載のプロセス。
- 前記化合物(C)対Mgのモル比が0.01から5である、請求項1から4いずれか1項記載のプロセス。
- 前記ハロゲン化チタン化合物対Mgのモル比が0.01から10である、請求項1から5いずれか1項記載のプロセス。
- 前記担体が、シリカ、アルミナ、マグネシア、トリア、ジルコニアまたはそれらの混合物である、請求項1から6いずれか1項記載のプロセス。
- 前記担体がシリカである、請求項1から7いずれか1項記載のプロセス。
- 前記化合物(A)が、メチルn−プロピルケトン、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸、イソ酪酸、イソブチルアルデヒド、塩化エタノイル、エタノールおよびsec−ブタノールから選択される、請求項1から8いずれか1項記載のプロセス。
- 前記化合物(B)が、テトラエトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジメチルジクロロシラン、n−ブチルトリクロロシランおよび四塩化ケイ素から選択される、請求項1から9いずれか1項記載のプロセス。
- 前記化合物(C)が、チタンテトラエトキシド、チタンテトラ−n−ブトキシドおよびジルコニウムテトラ−n−ブトキシドから選択される、請求項1から10いずれか1項記載のプロセス。
- 前記化合物(C)およびTiX4対前記ヒドロキシル基の総モル比が、0.05から10である、請求項1から11いずれか1項記載のプロセス。
- TiX4化合物がTiCl4である、請求項1から12いずれか1項記載のプロセス。
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