JP5980722B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、天板上にガスバーナ部が配設され、ガスバーナ部の周囲に五徳が配設されるガスコンロに関する。
一般にガスコンロは天板上に複数のガスバーナが配設されており、さらに、各ガスバーナの周囲には五徳が配置されている。
さらに、特許文献1に開示されているように、五徳の周囲に鍋などの調理器具を載置するための補助五徳を設けたものが提案されており、補助五徳は五徳が配置される部分を除く天板上の残部を覆うように天板に対して着脱自在に配置されている。特許文献1に開示される補助五徳は、天板の周囲に上方に膨出する矩形状の外周縁部を形成し、この外周縁部内に嵌り込むように外周部を矩形に形成することで天板上に位置決めされる。
また、特許文献2に開示されるように、天板の前側に左右2つのガスバーナと後側の中央部にガスバーナを配設し、これら3つのガスバーナの周囲に矩形状の五徳を配置させると共に、矩形状の補助五徳を後側の五徳を挟むように左右に配置したものも提案されている。特許文献2に開示されるガスコンロは、さらに、天板の周囲に上方に膨出する矩形状の外周縁部を形成し、外周縁部を含む天板のほぼ全面を覆うように3つの矩形状の五徳と、2つの矩形状の補助五徳を密着させて配置するようにしている。これら五徳と補助五徳とは、外周縁部の内面を利用して位置決めを行なっている。
特開平11−218335号公報 特開平8−303796号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されるようなガスコンロでは、ガスバーナの数が異なったり、ガスバーナの配置が異なったりしてしまうと補助五徳を使用することができないため、個々のガスコンロの型に合わせて専用の補助五徳を作製しなければならない。特に特許文献2に開示されているガスコンロでは前後の五徳もガスコンロの型が異なると使用できない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、異なるガスバーナの型であっても鍋などを載置するための補助五徳の共通化を可能とし、しかも、簡単に位置ズレすることなく補助五徳を天板上に配置させることができるガスコンロを提供することを目的とする。
本発明に係るガスコンロは、
天板から突出するガスバーナ部を備え、複数の爪部を有する五徳がガスバーナ部により固定されて天板上のガスバーナ部の周囲に配置されるガスコンロにおいて、
五徳の近傍に個別に配置され、五徳と上端面が略面一である補助五徳を備え、
補助五徳は、五徳の上端面と略面一の部分を有する載置用枠部と、載置用枠部から五徳に向かって延設される延長部とを有し、
補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と補助五徳の延長部の先端部とに、補助五徳の水平方向の動きを阻止するために嵌め合わされる係合手段を備え、
補助五徳の延長部の先端部と、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部とに、互いに当接する当接面を形成すると共に、双方の当接面の接触状態を維持して嵌め合わされる係合部及び被係合部を形成して上記係合手段を構成し、
補助五徳の延長部は、天板上に配置した際に載置用枠部における一方の横方向外側端部となる部分から五徳に向かって延設され、
五徳は、放射状に延びる爪部を備え、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と、この爪部と隣り合う爪部の外方側端部とに外側に向けて平行して延びる脚部を形成すると共に、各脚部における連結枠との連結部分に上方に開放する凹部を形成して上記被係合部を構成し、
補助五徳の延長部の先端部には、五徳の内方に向かって屈曲し、脚部の内方側に形成する五徳側当接面に当接させる補助五徳側当接面を備える係合片を形成すると共に、係合片の屈曲部の下端部に下方に開放する補助五徳側凹部を形成して五徳の上記凹部に係合させる上記係合部を構成している。
このような構成によれば、補助五徳を設けることにより、鍋などの調理容器の載置面積を大きくして使い勝手を向上させることができる。さらに、五徳がガスバーナ部に固定されているので、補助五徳における延長部の先端部と、天板上に配置した際に補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部とが係合することにより、補助五徳を天板上の所定の位置に水平方向の動きが阻止された状態で配置できる。その結果、五徳上に配置された調理容器を、五徳と略面一の補助五徳の載置用枠部上に配置させても補助五徳の位置ずれが起こり難い。特に、調理中は調理容器を五徳と補助五徳との上端面を滑らせて移動させることが多くなる可能性が高いが、調理容器を滑らせて移動させても補助五徳の位置ずれが起こり難い。
さらに、調理容器を載置するための補助五徳を五徳によって位置決めできるので、天板上に簡単に位置ずれが少なく配置できると共に、ガスコンロの型に応じて専用の補助五徳を設けることなく、複数種類のガスコンロの型に対しても共通させて補助五徳を使用することができるので、補助五徳の共通化が可能となりコストの低廉化が図れる。即ち、補助五徳をガスバーナの数が1つのガスコンロ、左右2つのガスコンロ、そして、左右2つ及び後側中央1つのガスコンロの場合でも共通して使用することができる。
また、補助五徳の延長部の先端部と、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部とに、互いに当接する当接面を形成すると共に、双方の当接面の接触状態を維持して嵌め合わされる係合部及び被係合部を形成して係合手段を構成するので、五徳の当接面に補助五徳の当接面を当接させた状態で、係合部を被係合部に係合させることにより、水平方向のうち、補助五徳の前後左右の動きが阻止されるだけでなく、各当接面によって補助五徳の回転も防止することができる。その結果、補助五徳が天板上でガタつくのを防止して、補助五徳による天板の表面の損傷を起こり難くすることができる。
すなわち、延長部の先端部に形成した係合片を五徳の脚部に当接させて脚部の五徳側当接面と補助五徳側当接面とが当接した状態を維持しながら、五徳の凹部に補助五徳側凹部をクロスさせて嵌め合わせるように係合させることによって、補助五徳の前後左右の動きと回転を簡単な構成で阻止することができる。
また、本発明のガスコンロは、
五徳は、天板上に配置した際に補助五徳と対向し、被係合部が形成された爪部を除く爪部の外方側端部に孔部を有する脚部を備え、
補助五徳は、天板上に配置した際に載置用枠部から上記孔部が形成された五徳の爪部に向かって延びる第2延長部を備え、第2延長部の先端部に五徳の上記孔部に対向する位置で屈曲する屈曲部が形成され、屈曲部を五徳の上記孔部に挿通させることにより補助五徳が屈曲部の屈曲方向と直交する方向への動きを阻止する構成をさらに有している。
これにより、五徳の被係合部と補助五徳の係合部とにより補助五徳の水平方向の移動を防止すると共に、補助五徳の屈曲部を五徳の孔部に挿通させることにより水平方向の移動のうち補助五徳の回転も確実に阻止することができるので、補助五徳の位置決めを確実に行なうことができ、補助五徳のガタつきも確実に防止できる。
また、本発明のガスコンロは、
天板から突出するガスバーナ部を備え、複数の爪部を有する五徳がガスバーナ部により固定されて天板上のガスバーナ部の周囲に配置されるガスコンロにおいて、
五徳の近傍に個別に配置され、五徳と上端面が略面一である補助五徳を備え、
補助五徳は、五徳の上端面と略面一の部分を有する載置用枠部と、載置用枠部から五徳に向かって延設される延長部とを有し、
補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と補助五徳の延長部の先端部とに、補助五徳の水平方向の動きを阻止するために嵌め合わされる係合手段を備え、
五徳は、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する爪部の外方側端部に外方向に向けて延設される脚部を備え、
五徳の脚部に凹部を形成して被係合部を構成し、
補助五徳の延長部の先端部に上部を湾曲させて五徳の上記凹部に引っ掛けるフック部を形成して係合部を構成し、
被係合部と係合部とにより上記係合手段を構成し、
補助五徳の延長部は、天板上に配置した際に載置用枠部における一方の横方向外側端部となる部分から五徳に向かって延設され、
五徳は、放射状に延びる爪部を備え、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部に補助五徳の延長部の先端部まで延設される上記脚部を形成し、この脚部に上方に開放する上記凹部を形成して上記被係合部を構成し、
延長部の先端部に上部を湾曲させて五徳の上記凹部に引っ掛ける上記フック部を形成して上記係合部を構成し、
五徳は、天板上に配置した際に補助五徳と対向し、被係合部が形成された爪部を除く爪部の外方側端部に孔部を有する脚部を備え、
補助五徳は、天板上に配置した際に載置用枠部から上記孔部が形成された五徳の爪部に向かって延びる第2延長部を備え、第2延長部の先端部に五徳の上記孔部に対向する位置で屈曲する屈曲部が形成され、屈曲部を五徳の上記孔部に挿通させることにより補助五徳が屈曲部の屈曲方向と直交する方向への動きを阻止する構成をさらに有している。
このような構成によれば、簡単な構成で補助五徳の位置決め及び前後左右の移動の防止を行なうことができる。
また、上記ガスコンロでも、五徳の被係合部と補助五徳の係合部とにより補助五徳の水平方向の移動を防止すると共に、補助五徳の屈曲部を五徳の孔部に挿通させることにより水平方向の移動のうち補助五徳の回転も確実に阻止することができるので、補助五徳の位置決めを確実に行なうことができ、補助五徳のガタつきも確実に防止できる。


また、本発明のガスコンロは、天板上に左右2つのガスバーナ部を備え、各ガスバーナ部の周囲に五徳が配設され、補助五徳が左右の五徳の後方にそれぞれ個別に配置されるように構成されたガスコンロとすることができる。
このような構成によれば、調理容器を載置するための補助五徳を五徳によって位置決めしているので、天板上に簡単に位置ずれが少なく配置できると共に、前側の左右のガスバーナ間のピッチが多少異なっても同じ補助五徳を使用でき、補助五徳の共通化が可能となりコストの低廉化が図れる。
また、本発明のガスコンロは、天板上の前側に左右2つのガスバーナ部を、後側中央部に1つのガスバーナ部を備え、
前側の左右のガスバーナの周囲に前側五徳が配置され、
後側のガスバーナの周囲に後側五徳が配置され、
後側五徳の左右両側に補助五徳が配置されるように構成することができる。
このような構成によれば、前側に2つガスバーナと後側中央にガスバーナを備えるガスコンロにおいて、後側五徳に補助五徳及び前側五徳を接触させることなく天板の略全面を五徳と補助五徳で覆うことができるので、後側五徳の共通化も可能となる。
以上のように、本発明のガスコンロによれば、補助五徳を設けることにより、調理容器の載置面積を大きくして使い勝手を向上させることができ、五徳から補助五徳の載置用枠部上へ調理容器を移動させても、補助五徳の位置ずれが起こり難く、しかも、ガスコンロの型が異なっても補助五徳の共通化が可能となりコストの低廉化が図れる。
実施形態1に係るガスコンロの全体平面図である。 実施形態1に係るガスコンロの天板に対する五徳及び補助五徳の位置を示す斜視図である。 実施形態1に係るガスコンロの五徳と補助五徳の接続状態を示す斜視図である。 実施形態1に係るガスコンロの右側の補助五徳を示す斜視図である。 実施形態1に係るガスコンロの左側の補助五徳を示す斜視図である。 実施形態1に係るガスコンロの五徳と補助五徳の接続状態を示す部分拡大斜視図である。 実施形態2に係るガスコンロの全体平面図である。 実施形態3に係るガスコンロの五徳と補助五徳の接続状態を示す斜視図である。
[実施形態1]
以下に、本発明の実施形態1に係るガスコンロについて添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すガスコンロ1は、平坦なガラス板で形成された矩形状の天板11と、この天板11の前側に配置される左右2つ前側ガスバーナ13及び後側中央部に配置される後側ガスバーナ14とを備える。平坦な天板11の外周囲にはガラス板を保護するためにアルミ枠15が嵌められている。
前側ガスバーナ13及び後側ガスバーナ14は天板11のバーナ用開口を介して上面に露出されており、前側ガスバーナ13の周囲にバーナリング16と鍋やフライパン等の調理容器を支持する横長の前側五徳2が載置され、後側ガスバーナ14の周囲にバーナリング16と調理容器を支持する概略円形の後側五徳3が載置されている。前側ガスバーナ13と前側に配置させるバーナリング16とにより前側のガスバーナ部が構成され、後側ガスバーナ14と後側に配置させるバーナリング16とにより後側のガスバーナ部が構成される。天板11の後部には、図示しないグリル装置のグリル庫に連通する排気口12が形成されている。
さらに、天板11上の各前側五徳2の後方には、平面視がほぼ矩形状の補助五徳4が載置されるようになっており、これら補助五徳4は、後側五徳3を挟むようにして配置される。
前側ガスバーナ13及び後側ガスバーナ14の周囲に配置される環状のバーナリング16は、ガスバーナの周囲の隙間から煮ごほれ汁がガスコンロ1の本体内部に入り込むのを防止するために天板11に組み付けられている。
各バーナリング16の外周縁における対向する2箇所には、前側五徳2又は後側五徳3の位置決めを行なうための切欠16aが形成されている。切欠16aは、天板11にバーナリング16を組み付けた時に前後に位置させるようになっている。なお、各バーナリング16は、天板11に対して回らないように天板11に固定されている。
前側五徳2は、図3にも示すように、線材で形成される環状のリング部21と、リング部21からに放射状に取付けた6つの爪部22,25とを備える。リング部21は、バーナリング16の外周を囲うように形成されている。リング部21を天板11に固定されたバーナリング16の外周に嵌め合わすことにより、前側五徳2が水平移動しないようになっている。各爪部22,25は、帯状金属材料により形成されており、上辺部と下辺部とを有する略コ字状に形成され、下辺部のコ字状開放側の端部がリング部21に固定されている。
また、図3に示すように、爪部22,25のうち前側五徳2を天板11上に配置させた際に、前後に位置させる半周離れた2つの爪部22のリング部21への固定部には、リング部21より内方に張り出す張出部22aが形成されている。これら張出部22aをバーナリング16に形成した切欠16aに嵌め合わすことで、前側五徳2を前側ガスバーナ13に対して位置決めすると共に回転防止を行なう。このようにリング部21をバーナリング16の外周に嵌め合わし、張出部22aをバーナリング16に形成した切欠16aに嵌め合わすことで、前側五徳2がバーナリング16に固定された状態になる。
さらに、前側五徳2の前後に配置される爪部22は、上辺部と下辺部とを連結する外方側端部を径方向外方に延設して脚部23を形成している。これら脚部23の外方側端部の下端を天板11に載置させるようになっている。さらに、脚部23には三角形状の孔部24が形成されている。孔部24は、径方向外方に上下に直線状に延びる部分が形成され、径方向内方が傾斜面となっており孔の大きさが下方に向けて小さくなるように形成している。このように、孔部24の傾斜面によって、後述する補助五徳4の屈曲部48を孔部24の下端に案内し易くする。また、前後配置される爪部22に孔部24が形成されているため、前側五徳2の前後方向が分かり易くなる。
前側五徳2の左右に2つずつ放射状に配置される爪部25は、上辺部と下辺部とを連結する外方側端部の上端部から上辺部と面一状態で径方向外方に延設した後、天板11の前側縁部と平行になるように屈曲させ、さらに外側端部を下方に向けて屈曲させて脚部26を形成している。
これら脚部26のうち、前後に対向して配置される脚部26が連結枠28で連結されている。各連結枠28の長手方向中間部には、爪部25の外側端部における上端面と同一高さで屈曲し、先端がリング部21に向けて延びる第2爪部29を形成している。爪部22,25の上辺部の上面及び第2爪部29の上面は、内方側先端部の位置が外側端部よりも低くなるようにやや傾斜させている。爪部22,25の上辺部の下面及び第2爪部29の下面は、内方から外方に向けて下向きに傾斜させている。爪部22,25又は第2爪部29に付着した煮零れなどの液体は下面側の傾斜面を伝ってバーナリング16の外側に流れるようになっている。
前後の爪部25と連結枠28と第2爪部29とは、一枚の帯状金属材料を打ち抜いて曲げ加工を行なうことにより一体に形成されている。このように形成されることで、前側五徳2における爪部25の部分の製造が容易にしかも安価にでき、凹凸が少なく清掃性も向上できる。
さらに、前側五徳2は、各脚部26における連結枠28との連結部分に上方及び左右に開放する切欠状の凹部27が形成されている。凹部27は、詳しくは連結枠28と脚部26との屈曲部の内方側に形成されている。凹部27が、後述する補助五徳4の延長部44の先端部に形成した係合片45の凹部46が嵌め合わされる被係合部51を構成する。
前側五徳2は、前後に設ける爪部22、左右4つの爪部25、及び、爪部25と連結枠28との連結部分に形成される凹部27がリング部21の中心に対して対称に形成されているので、左右の前側ガスバーナ13のどちらに対しても使用できるし、前後方向も決まらないので、4つの爪部25に形成した何れの凹部27も被係合部51として機能させることができる。このように前側五徳2は1種類作成するだけで左右の前側ガスバーナ13に配置させることができるので、前側五徳2の共通化が可能となる。
後側五徳3は、前側五徳2と同様に、線材で形成される環状のリング部31と、リング部31に放射状に取付けた6つの爪部32とを備える。リング部31は、バーナリング16の外周を囲うように形成されている。各爪部32は、上辺部と下辺部とを有する略コ字状に形成され、下辺部のコ字状開放側の端部がリング部31に固定されている。
6つの爪部32は、略同一形状であるが、半周離れた1対の爪部32のリング部31への固定部には、リング部31より内方に張り出す張出部33が形成されている。これら張出部33をバーナリング16に形成した切欠16aに嵌め合わすことで、後側五徳3を後側ガスバーナ14に対して位置決めし、かつ、回転を防止するようになっている。
なお、後側五徳3は、各爪部32の上辺部と下辺部と連結する部分が脚部となっており、これら脚部の下端が天板11に載置される。前側五徳2と同様に、爪部32の上辺部の上面も内方側先端部の位置が外側端部よりも低くなるようにやや傾斜させ、上辺部の下面も内方から外方に向けて下向きに傾斜させている。
補助五徳4は、左右の前側五徳2の後方で、後側五徳3を挟むようにして、それぞれ個別に配置され、各前側五徳2の爪部22,25と上端面が略面一となるように形成されている。補助五徳4は、図4及び図5に示すように、後側五徳3を挟んで右側と左側とに配置させるため、左右対称の構造をしている。
補助五徳4は、図3〜図5に示すように、前側五徳2の上端面と略面一の部分を有する載置用枠部40と、天板11上に配置した際に載置用枠部40から前方に配置される前側五徳2に向かって延設される延長部44とを有する。
載置用枠部40は、天板11の前側縁部と平行に配置される3本の載置部41と、これら載置部41を連結する3本の連結部43とを備える。載置部41及び連結部43は、帯状金属材料により形成されており、載置部41は両端と中間位置とに下方に突出する脚片42が形成されている。これら脚片42の下端を連結部43に連結させている。
なお、本実施形態1では、連結部43は載置部41に形成した脚片42の下端部に連結させているが、載置部41に脚片42を形成することなく連結部43の高さを載置部41と同一高さに形成して連続させて載置用枠部40を構成することもできる。
連結部43のうち、補助五徳4を天板11上に配置した際に載置用枠部40における横方向外側端部となる連結部43は、前方に配置される前側五徳2に向けて延設される延長部44が形成されている。
延長部44は、前側五徳2の左右の爪部25のうち、前側五徳2を天板11上に配置した際に後方の外側となる爪部25の脚部26の端部近くまで延設されている。延長部44の先端部には、前側五徳2の内方側に向かって直角に屈曲すると共に所定の上下方向長さを有し、爪部25に形成した脚部26の内側の面(五徳側当接面)に当接する補助五徳側当接面を有する係合片45を形成している。
係合片45の高さは、図6にも示すように、脚部26の高さよりもやや低くなるように形成されている。係合片45を脚部26と同じ高さになるように設計すると、製造工程において寸法のバラツキが生じた場合、係合片45が脚部26より高くなってしまう可能性があり、係合片45の高さを脚部26の高さより低くなるように形成することにより、寸法バラつきがあっても調理容器を前側五徳2から補助五徳4に滑らせて移動させる際に係合片45に常に調理容器が当らないようにすることができ、補助五徳4がなるべくガタつかないようにすることができる。さらに、係合片45の屈曲部における上端面は、外側よりも凹ませて形成されている。このように凹ませて形成することにより、曲げ加工時に屈曲させた部分が上方に膨らんでも係合片45の屈曲部上端が他の部分よりも突出することがなく、調理容器を載置した際のガタつきも生じない。
また、ガスコンロ1の正面から前側五徳2と補助五徳4を見た場合に、係合片45が脚部26より低いので、係合片45が脚部26によって隠されて違和感がなくなる。さらに、補助五徳4の延長部44を有する連結部43は、係合片45の凹部46を脚部26の凹部27に係合させた状態の正面視において連結枠28と連結部43の側面が面一となるように形成されている。連結枠28と連結部43の側面が面一となりすっきりするので、見栄えが良くなり、係合片45が脚部26によって隠れることと相俟って、連結枠28と連結部43が1本のように見えて、前側五徳2と補助五徳4とが一体化されたように見え、デザイン上においても向上する。
係合片45における屈曲部分の下端には、下方及び前後に開放し、前側五徳2の凹部27に嵌め合わされる凹部46が形成されており、補助五徳4の凹部46を前側五徳2の凹部27に嵌め合わすことにより、係合片45の補助五徳側当接面が脚部26の内側の五徳側当接面に当接し、これら当接面が面接触することにより補助五徳4の回転が阻止される。そして、補助五徳4の凹部46を前側五徳2の凹部27に係合することで、補助五徳4の前側五徳2に対する前後左右の動きが阻止される。本実施形態1では、補助五徳4の係合片45に形成した凹部46により前側五徳2の被係合部51に係合する係合部52を構成している。
本実施形態1では、補助五徳4の各連結部43のうち、外側に配置される2本の連結部43の長手方向両端部の下端面、延長部44がある連結部43においては延長部44の外側端部の下端面の合計4箇所を天板11上に載置するようになっている。
さらに、補助五徳4は、載置用枠部40の中間部に配置させた連結部43に、天板11上に配置した際に孔部24が形成された前側五徳2の爪部22の脚部23に向かって延びる第2延長部47を形成し、この第2延長部47の先端部を他方の前側五徳2に向けて屈曲させて屈曲部48を形成している。この屈曲部48を前側五徳2の孔部24に挿通させることにより補助五徳4の前後の動きが阻止される。
本実施形態1に係るガスコンロ1において、前側五徳2、後側五徳3、そして補助五徳4を天板11上に載置する手順としては、まず、前側五徳2及び後側五徳3をバーナリング16に嵌め合わせて天板11上に載置させて、前側五徳2の孔部24に補助五徳4の屈曲部48を挿通させながら前側五徳2の被係合部51に補助五徳4の係合部52を係合させ、補助五徳4を天板11上に載置させる。
なお、本実施形態1では、前側五徳2は、横方向中間部において前後に配置される爪部22の脚部23の外側下端部と、左右4箇所の爪部25における脚部26の下端部の合計6箇所を天板11上に設置させるようになっており、その他の部分の下面は、天板11との間に所定の隙間が形成されるように構成されている。
また、後側五徳3は、爪部32の上辺部と下辺部とを連結する6箇所の脚部の下端のみを天板11上に設置させるようになっており、その他の部分の下面は、天板11との間に所定の隙間が形成されるように構成されている。
さらに、補助五徳4も外側に配置される2本の連結部43の長手方向両端部の下端面を除き、連結部43の他の部分の下面は、天板11との間に所定の隙間が形成されるように構成されている。
このように、前側五徳2、後側五徳3、そして、補助五徳4の下面の天板11への設置箇所を限定し、これら下面と天板11との間に隙間を形成することによって、前側五徳2、後側五徳3、そして、補助五徳4が天板11へ載置された時にガタつくのを防止し、煮零れなどの液体を隙間から外側に逃がすことができる。煮零れを温度の低い天板11の外周部側に逃がすことによって、煮零れが天板11に加熱により固着するのを防止できる。さらに、加熱調理時に前側五徳2、後側五徳3の内方で生じた熱気を下端面と天板11との間の隙間から外方に逃がすことにより、熱気のこもりをなくすことができるのでガスバーナ13,14の燃焼性を向上できる。
本実施形態1に係るガスコンロ1は、前側五徳2の凹部27で構成される被係合部51に補助五徳4の係合片45に形成した凹部46で構成される係合部52を係合させることにより、補助五徳4の前後左右の移動が防止でき、しかも、補助五徳4の係合片45を前側五徳2の爪部25の脚部26に当接させて補助五徳4の回転も阻止できる。さらに、補助五徳4の屈曲部48を前側五徳2の孔部24に挿通させることによっても補助五徳4の前後の移動を防止することができる。
本実施形態1のガスコンロ1によれば、前側五徳2及び後側五徳3とは独立して左右に前側五徳2及び後側五徳3の上端面と略面一の補助五徳4を配置させるため、鍋などの調理容器を前側五徳2又は後側五徳3からスライドさせて補助五徳4に載置させることができ、調理容器の載置面積を大きくできるので、ガスコンロ1の使い勝手が向上する。さらに、前側五徳2の天板11に対する位置決めを容易に行なって、天板11上での補助五徳4の位置ずれを確実に阻止することができる。
このように本実施形態1のガスコンロ1は、調理容器を載置するための補助五徳4を前側五徳2及び後側五徳3とは独立して設けて前側五徳2によって位置決めしているので、ガスバーナの数が左右2つだけであっても天板11の奥行きが広ければ補助五徳4を配置させることができるし、天板11の奥行きが狭ければ補助五徳4を載置させないように対応することができる。従って、ガスコンロの型に応じて専用の補助五徳を設けることなく、補助五徳4の共通化が可能となりコストの低廉化が図れる。さらに、本実施形態1では、左右の前側ガスバーナ13に対して、1種類の前側五徳2を適用できるので、前側五徳2の共通化も図れる。
[実施形態2]
実施形態1のガスコンロ1は、左右の前側ガスバーナ13の間隔が比較的狭いため、図1に示すように、左右の前側五徳2の連結枠28は近接させた状態で天板11上に載置され、補助五徳4は後側五徳3に近接した状態で配置されるようになっている。
図7に示す実施形態2に係るガスコンロ1は、実施形態1のガスコンロ1と天板11の広さは同じであるが、左右の前側ガスバーナ13の間隔を実施形態1のガスコンロ1よりも広くしたものである。この場合であっても、実施形態1のガスコンロ1に使用した前側五徳2、後側五徳3、補助五徳4をそのまま適用できる。
本実施形態2に係るガスコンロ1では、左右の前側ガスバーナ13の間隔が実施形態1のガスコンロ1より広いため、図7に示すように、左右の前側五徳2は、各連結枠28を所定の間隔を空けた状態で天板11上に載置され、補助五徳4は、後側五徳3とやや離れて配置された状態になる。
このように本実施形態2のガスコンロ1のように前側の左右のガスバーナ間のピッチが広くなっても、前側五徳2を利用することで前側五徳2及び後側五徳3とは独立して左右に補助五徳4を位置ずれすることなく配置させることができる。従って、左右のガスバーナの間隔が異なるガスコンロに対して、前側五徳2および補助五徳4の共通化が可能となりコストの低廉化が図れる。
[実施形態3]
実施形態1に係る前側五徳2では、前後の爪部25と連結枠28は、一枚の帯状金属材料を打ち抜いて曲げ加工を行なうことにより一体に形成したが、図8に示す実施形態3に係る前側五徳2aのように、左右に配置される爪部25aをそれぞれ個別に帯状金属材料を打ち抜いて曲げ加工し、別途設ける金属製の棒状体で連結枠28aを構成して、連結枠28aを左右それぞれにおいて前後で対向する爪部25aの脚部26aに連結するように構成することもできる。
この場合、棒状の連結枠28aの中間部に帯状金属材料を打ち抜いた第2爪部29aを固定すると共に、爪部25aと第2爪部29aとの間の連結枠28aに軸方向に切れ目の入った筒状ゴム部材6を嵌め合わして、筒状ゴム部材6を天板11上に載置させるようにしている。筒状ゴム部材6を介して前側五徳2aを天板11上に載置させることができるので、天板11が傷つき難くなる。また、筒状ゴム部材6には切れ目が入っているので、棒状の連結枠28aに対して脱着が可能であり、連結枠28aの清掃がし易くなる。
本実施形態3では、前側五徳2aは、連結枠28a、左右に2つずつ配置される爪部25aの脚部26aの形状を除いて、実施形態1の前側五徳2と同じ形状をしている。同じ構成部分については同じ符号で示す。
また、左右に配置される各爪部25aの脚部26aには、横方向外側に向けて開放され、下方に向けて凹む凹部27aが形成されており、凹部27aが被係合部51aとなる。そして、凹部27aに後述する補助五徳4aの延長部44aの先端に形成したフック部49からなる係合部52aを係合させる。なお、脚部26aに形成した凹部27aは、横方向外側に向けて開放させているが、脚部26aの上部外側に形成される突出部分を無くして、単に上方に開放される凹部27aとしてもよい。なお、棒状の連結枠28a及び第2爪部29aは設けないようにすることもできる。棒状の連結枠28aを設けない場合には、脚部26aの下端を天板11に設置させる構成とする。
また、実施形態1に係る補助五徳4では、載置用枠部40の連結部43を帯状金属材料により構成し、連結部43を天板11上に載置するようにしたが、図8に示す本実施形態3の補助五徳4aのように、載置用枠部40aの連結部43aを棒状の部材に変更することもできる。連結部43aを棒状部材で構成することにより、手入れが容易になる。
外側の2本の連結部43aには、前側五徳2aの連結枠28aと同様に、3本の載置部41の間の棒部分に軸方向に切れ目の入った筒状ゴム部材6を嵌め合わして、筒状ゴム部材6を天板11上に載置させるようにしている。このように、筒状ゴム部材6を介して補助五徳4aを天板11上に載置させることができるので、天板11が傷つかず、ゴム部材により補助五徳4aのガタつきも吸収できる。また、補助五徳4の連結部43aも切れ目の入った筒状ゴム部材6が脱着可能に取付けられているので、連結部43aの清掃がし易くなる。なお、本実施形態3の補助五徳4aは、載置用枠部40aの載置部41は実施形態1と同じ形状であるので、同じ符号で示す。
そして、連結部43aのうち、補助五徳4aを天板11上に配置した際に載置用枠部40aにおける横方向外側端部となる連結部43aを前方に配置される前側五徳2aに向けて延設して延長部44aを形成している。
この場合も、延長部44aは、前側五徳2aの左右の爪部25aのうち、前側五徳2aを天板11上に配置した際に後方外側となる脚部26aの近くまで延設させている。延長部44aの先端部に上部を湾曲させた鉤状のフック部49が形成され、このフック部49により係合部52aを構成している。
さらに、補助五徳4aは、天板11上に配置した際に前側となる載置用枠部40aの中間部に配置させた連結部43aの端部を孔部24が形成された前側五徳2aの爪部22の脚部23に向かって延設して第2延長部47aを形成している。そして、第2延長部47aの先端部を他方の前側五徳2aに向けて屈曲させて屈曲部48aを形成している。
本実施形態3のガスコンロ1も、前側五徳2aの凹部27aで構成される被係合部51aと補助五徳4aのフック部49で構成される係合部52aとにより補助五徳4aの前後左右の移動を防止でき、補助五徳4aの屈曲部48aを前側五徳2aの孔部24に挿通させることによって前後の移動及び回転を防止できるので、補助五徳4aの天板11に対する位置決めを簡単に行なえ、補助五徳4aの移動も確実に阻止できる。
なお、本発明は、前記実施形態のみに限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、ビルトインタイプのガスコンロにも適用できるし、ガステーブルタイプのガスコンロにも適用できる。
また、前述した各実施形態において前側五徳に形成した凹部は、上方及び左右、又は、上方及び前後に開放される切欠により形成したが、前後左右が塞がれた凹みにすることもできる。この場合、補助五徳に形成する被係合部は、前側五徳の凹みに嵌り込むピンにより構成することで補助五徳の前後及び左右の動きを阻止することができる。ただし、これだけでは、補助五徳は回転する可能性があるので、各実施形態に示したように、前側五徳に形成する孔部に補助五徳に設ける第2延長部の屈曲部を嵌合する構成も備えるようにすることで補助五徳の回転を防止できる。
また、上記各実施形態では、補助五徳の延長部は、天板上に配置した際に載置用枠部における横方向外側端部となる部分から前側五徳に向かって延設したが、載置用枠部の中央部から延設して先端部に係合部を形成し、前側五徳の前後に配置する爪部に被係合部を形成するようにしてもよい。この場合、補助五徳の載置用枠部における横方向外側端部から第2延長部を延設して先端部に屈曲部を形成し、前側五徳の横方向外側端部の爪部の脚部に孔部を形成するようにすることができる。
さらに、上記実施形態では、左右2つの前側ガスバーナと後中央に1つのガスバーナとを備えるガスコンロについて説明したが、左右2つのみのガスバーナを備えるガスコンロにも本発明の五徳と補助五徳の構成を適用できるし、1つのガスバーナのみを備えるガスコンロにも本発明の五徳と補助五徳の構成を適用できる。
本発明の補助五徳は、五徳の後方に配置するタイプのほか、五徳の前方にスペースがある場合には、そのスペースに合う大きさの補助五徳を配置させることもできる。即ち、天板の五徳に対するスペースに応じて、五徳の後方にのみ、五徳の前方にのみ、又は、五徳の前後・左右など、五徳の周囲に配置させることができる。
また、天板として、ガラス板だけでなく平坦なものであれば、ホーロー板や金属板の天板にも適用できる。
1 ガスコンロ
2 前側五徳
3 後側五徳
4 補助五徳
11 天板
13 前側ガスバーナ
14 後側ガスバーナ
16 バーナリング
22 爪部(前後)
23 脚部
24 孔部
25 爪部(左右)
26 脚部
27 凹部(被係合部)
28 連結枠
40 載置用枠部
41 載置部
42 脚片
43 連結部
44 延長部
45 係合片
46 凹部(係合部)
47 第2延長部
48 屈曲部
51 被係合部
52 係合部

Claims (5)

  1. 天板から突出するガスバーナ部を備え、複数の爪部を有する五徳がガスバーナ部により固定されて天板上のガスバーナ部の周囲に配置されるガスコンロにおいて、
    五徳の近傍に個別に配置され、五徳と上端面が略面一である補助五徳を備え、
    補助五徳は、五徳の上端面と略面一の部分を有する載置用枠部と、載置用枠部から五徳に向かって延設される延長部とを有し、
    補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と補助五徳の延長部の先端部とに、補助五徳の水平方向の動きを阻止するために嵌め合わされる係合手段を備え、
    補助五徳の延長部の先端部と、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部とに、互いに当接する当接面を形成すると共に、双方の当接面の接触状態を維持して嵌め合わされる係合部及び被係合部を形成して上記係合手段を構成し、
    補助五徳の延長部は、天板上に配置した際に載置用枠部における一方の横方向外側端部となる部分から五徳に向かって延設され、
    五徳は、放射状に延びる爪部を備え、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と、この爪部と隣り合う爪部の外方側端部とに外側に向けて平行して延びる脚部を形成すると共に、各脚部における連結枠との連結部分に上方に開放する凹部を形成して上記被係合部を構成し、
    補助五徳の延長部の先端部には、五徳の内方に向かって屈曲し、脚部の内方側に形成する五徳側当接面に当接させる補助五徳側当接面を備える係合片を形成すると共に、係合片の屈曲部の下端部に下方に開放する補助五徳側凹部を形成して五徳の上記凹部に係合させる上記係合部を構成しているガスコンロ。
  2. 天板から突出するガスバーナ部を備え、複数の爪部を有する五徳がガスバーナ部により固定されて天板上のガスバーナ部の周囲に配置されるガスコンロにおいて、
    五徳の近傍に個別に配置され、五徳と上端面が略面一である補助五徳を備え、
    補助五徳は、五徳の上端面と略面一の部分を有する載置用枠部と、載置用枠部から五徳に向かって延設される延長部とを有し、
    補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と補助五徳の延長部の先端部とに、補助五徳の水平方向の動きを阻止するために嵌め合わされる係合手段を備え、
    補助五徳の延長部の先端部と、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部とに、互いに当接する当接面を形成すると共に、双方の当接面の接触状態を維持して嵌め合わされる係合部及び被係合部を形成して上記係合手段を構成し、
    補助五徳の延長部は、天板上に配置した際に載置用枠部における一方の横方向外側端部となる部分から五徳に向かって延設され、
    五徳は、放射状に延びる爪部を備え、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と、この爪部と隣り合う爪部の外方側端部とに外側に向けて平行して延びる脚部を形成すると共に、各脚部における連結枠との連結部分に上方に開放する凹部を形成して上記被係合部を構成し、
    補助五徳の延長部の先端部には、五徳の内方に向かって屈曲し、脚部の内方側に形成する五徳側当接面に当接させる補助五徳側当接面を備える係合片を形成すると共に、係合片の屈曲部の下端部に下方に開放する補助五徳側凹部を形成して五徳の上記凹部に係合させる上記係合部を構成し、
    五徳は、天板上に配置した際に補助五徳と対向し、被係合部が形成された爪部を除く爪部の外方側端部に孔部を有する脚部を備え、
    補助五徳は、天板上に配置した際に載置用枠部から上記孔部が形成された五徳の爪部に向かって延びる第2延長部を備え、第2延長部の先端部に五徳の上記孔部に対向する位置で屈曲する屈曲部が形成され、屈曲部を五徳の上記孔部に挿通させることにより補助五徳が屈曲部の屈曲方向と直交する方向への動きを阻止する構成をさらに有しているガスコンロ。
  3. 天板から突出するガスバーナ部を備え、複数の爪部を有する五徳がガスバーナ部により固定されて天板上のガスバーナ部の周囲に配置されるガスコンロにおいて、
    五徳の近傍に個別に配置され、五徳と上端面が略面一である補助五徳を備え、
    補助五徳は、五徳の上端面と略面一の部分を有する載置用枠部と、載置用枠部から五徳に向かって延設される延長部とを有し、
    補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部と補助五徳の延長部の先端部とに、補助五徳の水平方向の動きを阻止するために嵌め合わされる係合手段を備え、
    五徳は、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する爪部の外方側端部に外方向に向けて延設される脚部を備え、
    五徳の脚部に凹部を形成して被係合部を構成し、
    補助五徳の延長部の先端部に上部を湾曲させて五徳の上記凹部に引っ掛けるフック部を形成して係合部を構成し、
    被係合部と係合部とにより上記係合手段を構成し、
    補助五徳の延長部は、天板上に配置した際に載置用枠部における一方の横方向外側端部となる部分から五徳に向かって延設され、
    五徳は、放射状に延びる爪部を備え、補助五徳の延長部の先端部近傍に位置する五徳の爪部の外方側端部に補助五徳の延長部の先端部まで延設される上記脚部を形成し、この脚部に上方に開放する上記凹部を形成して上記被係合部を構成し、
    延長部の先端部に上部を湾曲させて五徳の上記凹部に引っ掛ける上記フック部を形成して上記係合部を構成し、
    五徳は、天板上に配置した際に補助五徳と対向し、被係合部が形成された爪部を除く爪部の外方側端部に孔部を有する脚部を備え、
    補助五徳は、天板上に配置した際に載置用枠部から上記孔部が形成された五徳の爪部に向かって延びる第2延長部を備え、第2延長部の先端部に五徳の上記孔部に対向する位置で屈曲する屈曲部が形成され、屈曲部を五徳の上記孔部に挿通させることにより補助五徳が屈曲部の屈曲方向と直交する方向への動きを阻止する構成をさらに有しているガスコンロ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のガスコンロにおいて、
    天板上に左右2つのガスバーナ部を備え、各ガスバーナ部の周囲に五徳が配設され、
    補助五徳が左右の五徳の後方にそれぞれ個別に配置されるように構成しているガスコンロ。
  5. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のガスコンロにおいて、
    天板上の前側に左右2つのガスバーナ部を、後側中央部に1つのガスバーナ部を備え、
    前側の左右のガスバーナの周囲に前側五徳が配置され、
    後側のガスバーナの周囲に後側五徳が配置され、
    後側五徳の左右両側に補助五徳が配置されるように構成しているガスコンロ。
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