JP5980628B2 - プリンタおよびプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法 - Google Patents

プリンタおよびプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法 Download PDF

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Description

本発明は、印字部によってインクリボンのインクを記録媒体に転写して印字するプリンタおよびプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法に関する。
従来、熱転写式のプリンタが知られており、サーマルヘッドなどの印字部によって、インクリボンに塗布されたインクをラベルや記録紙などの記録媒体に熱転写するようになっている。この熱転写により印字される際、記録媒体およびインクリボンは、互いに重ね合わされた状態で印字部とプラテンローラとの間を挟圧されつつ通過する。
このとき、記録媒体は搬送路によって印字部に搬送され、かつ、インクリボンはリボン供給経路によって印字部に供給される。リボン供給経路は、インクリボンを巻回した供給部から印字部とプラテンローラとの間を経て巻取部へと至る経路となっている。
従って、インクリボンを交換する場合には、巻回した新たなインクリボンを供給部にセットし、その供給部から繰り出したインクリボンの始端を、印字部とプラテンローラとの間に通した後、その始端を巻取部に取り付ける。
ところで、インクリボンの始端を取り付ける巻取部の構造としては、例えば、特許文献1に示されるような巻取リールを用いたものがある。この巻取リールは、リール胴体部に形成した空洞部にスライド部を着脱可能に挿入する構造となっており、インクリボンの始端を空洞部とスライド部との間に挟み込むことにより、インクリボンの取り付けが行われるようになっている。これにより、従来、インクリボンの始端を巻取部に巻き取る際に用いられてきた紙管や粘着テープが不要になり、紙管の外周にインクリボンの始端を粘着テープで貼り付けるテープ留めという作業を省略することができる。
特開平5−306071号公報
しかしながら、かかる特許文献1に示された巻取部の構造では、インクリボンの始端を巻取部に取り付ける作業が簡単となるのであるが、インクリボンの始端を、供給部からリボン供給経路を通して巻取部まで至る作業は人の手作業となる。
インクリボンは、通常、極薄いフィルム状に形成されている。供給部にセットされたインクリボンは、印字部とプラテンローラとの間を通過させて巻取部にセットされる。その際、印字部とプラテンローラとの間を開いてインクリボンを通すようになっているが、従来のプリンタでは、印字部とプラテンローラとの間を開いた場合にも、その開放口が一般的に狭いものであるため、供給部から繰り出したインクリボンを印字部とプラテンローラとの間に通す作業が、インクリボンが極薄いこともあってやり辛いものであり、インクリボンのセット時の作業性が悪いものであった。
そこで、本発明は、かかる従来の問題に鑑みて、インクリボンを供給部からリボン供給経路を通して巻取部に取り付ける一連の作業性を向上させるようにしたプリンタを提供することを目的とする。
また、インクリボンの始端を巻取部に巻き取る際、紙管を粘着テープでテープ留めする必要を無くし、作業性を向上させるようにしたプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の手段は、印字部と、供給部から繰り出したインクリボンを前記印字部を通して巻取部まで供給するリボン供給経路と、前記印字部に記録媒体を搬送する搬送路と、を備え、前記インクリボンと前記記録媒体とが互いに重ね合わされて前記印字部を通過した後に、インクリボンは巻取部に巻き取られるプリンタであって、前記供給部から繰り出したインクリボンの始端に、前記インクリボンが取り付けられる先端挟持部材を設け、かつ、前記巻取部に、前記インクリボンを取り付けた前記先端挟持部材を保持する保持部を設けたことを特徴とする。
本発明の第2の手段は、第1の手段のプリンタにおいて、前記先端挟持部材は、前記インクリボンの始端を両面から挟み込む挟持片を有し、前記挟持片に、互いに圧入して係合する係合部を設けたことを特徴とする。
本発明の第3の手段は、第1または第2の手段のプリンタにおいて、前記保持部は、前記巻取部の中心軸方向に延在する蟻溝状の溝部であり、前記溝部に前記先端挟持部材を圧入またはスライドにより嵌合して保持させることを特徴とする。
本発明の第4の手段は、印字部と、供給部から繰り出したインクリボンを前記印字部に挿通して巻取部まで供給するリボン供給経路と、前記印字部に記録媒体を搬送する搬送路と、前記巻取部に前記供給部から繰り出したインクリボンの始端を挟み込む先端挟持部材と、を備えたプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法において、前記供給部から繰り出したインクリボンの始端を前記先端挟持部材で挟み込んだ状態で印字部を通過させた後に、前記先端挟持部材を、巻取部の中心軸方向に延在して形成される蟻溝状の溝部に圧入もしくはスライドすることにより前記巻取部に保持させることを特徴とする。
本発明の第1の手段のプリンタによれば、供給部から繰り出したインクリボンの始端に、前記インクリボンが取り付けられる先端挟持部材を設けたので、極薄いインクリボンの始端は、先端挟持部材で挟持された状態でリボン供給経路に通すことができる。また、インクリボンに、インクリボンを取り付けた先端挟持部材を保持する保持部を設けたので、リボン供給経路を通したインクリボンの始端に取り付いている先端挟持部材を、そのまま巻取部の保持部に保持させることができる。これにより、リボン供給経路を通したインクリボンの始端を巻取部に簡単に取り付けることができる。従って、インクリボンの始端に先端挟持部材を設けたことにより、インクリボンをリボン供給経路を通して巻取部に取り付ける一連の作業性を向上させることができる。
本発明の第2の手段のプリンタによれば、第1の手段の効果に加えて、先端挟持部材は、インクリボンの始端を両面から挟み込む挟持片を設けて構成し、そして、この挟持片に係合部を設けてある。これにより、先端挟持部材の取り付けは、インクリボンの始端を挟持片で挟んだ状態で、係合部によって結合すればよく、先端挟持部材の取り付けを簡単に行うことができる。
本発明の第3の手段のプリンタによれば、第1および第2の手段の効果に加えて、巻取部に設けた保持部を巻取部の中心軸方向に延在する蟻溝状の溝部とし、この溝部に先端挟持部材を圧入またはスライドにより嵌合して保持させるようになっている。これにより、先端挟持部材を巻取部に取り付ける際には、この先端挟持部材を蟻溝状の溝部に圧入またはスライドさせて保持させればよく、先端挟持部材の取り付け、ひいては、インクリボンの始端の巻取部への取り付けをより簡単にすることができる。
本発明の第4の手段のプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法によれば、供給部から繰り出したインクリボンの始端を先端挟持部材で挟み込んだ状態で印字部を通過させた後に、前記先端挟持部材を、巻取部の中心軸方向に延在して形成される蟻溝状の溝部に圧入もしくはスライドすることにより巻取部に保持させるようにしてある。これにより、インクリボンをリボン供給経路を通して巻取部に取り付ける一連の作業性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すプリンタで、上モジュールが下降位置にある状態をインクリボンの下流側側面から見た斜視図である。 図2は、図1に示すプリンタで、上モジュールが下降位置にある状態をインクリボンの上流側側面から見た斜視図である。 図3は、図1に示すプリンタの上モジュールの斜視図である。 図4は、図1に示すプリンタの下モジュールの斜視図である。 図5は、図1に示すプリンタの分離機構で、(a)は上モジュールが下降位置にある時の断面図、(b)は上モジュールが上昇位置にある時の断面図である。 図6は、図5に示す分離機構の分解斜視図である。 図7は、図1に示すプリンタで、上モジュールが上昇位置にある状態をインクリボンの上流側から見た斜視図である。 図8は、インクリボンの始端に先端挟持部材を取り付ける手順を(a)、(b)に順を追って概略的に示す説明図である。 図9は、インクリボンの始端に取り付ける先端挟持部材を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図10は、先端挟持部材の一つの取付け方法を示す巻取部の斜視図である。 図11は、図10中I部の拡大斜視図である。 図12は、先端挟持部材の他の取付け方法を示す図11に対応した拡大斜視図である。 図13は、インクリボンの始端をリボン供給経路に通す状態を示すプリンタの要部斜視図である。 図14は巻取部の作動状態を示し、(a)はインクリボンのセット時の斜視図、(b)はインクリボンの取り外し時の斜視図である。 図15は、先端挟持部材の更に他の取付け方法を示す巻取部の斜視図である。
以下、本発明に係る好適な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のプリンタ1は、印字部としてのヘッドユニット2と、インクリボン31をヘッドユニット2に供給するリボン機構3と、ヘッドユニット2に記録媒体としての記録紙4を搬送する搬送路5とを備えている。更には、図中では現れない電源部や印字全般の制御部を備えている。尚、同図は、ケーシングを省略して内部をそれぞれ示してある。
ヘッドユニット2には、図示しないサーマルヘッドが取り付けられ、このサーマルヘッドの下側にはプラテンローラ6が対向配置されている。そして、これらサーマルヘッドとプラテンローラ6との間に、インクリボン31と記録紙4とが、互いに重ね合わされた状態で送り込まれるようになっている。インクリボン31は記録紙4の上面に位置し、上記サーマルヘッドの発熱体を選択的に発熱させることにより、印字情報がインクリボン31を介して記録紙4に転写される。このとき、プラテンローラ6は、ヘッドユニット2で印字される記録紙4を下側から押さえて、この記録紙4をサーマルヘッドとの間に挟圧する役目をする。
リボン機構3は、インクリボン31を巻回した供給リール32と、ヘッドユニット2を通過したインクリボン31を巻き取る巻取部としての巻取リール33とを備える。供給リール32から供給されたインクリボン31は、図1に示すように、リボン供給経路34を通過した後に巻取リール33に巻き取られる。
即ち、インクリボン31は、ガイドプレート20とガイドシャフト21との間に形成される入口35(図1、図2参照)、送りローラ22と受けローラ23との間(図7参照)、およびヘッドユニット2のサーマルヘッドとプラテンローラ6との間を順に通過する。その後、インクリボン31は、ヘッドユニット2の出口部分の上方に設けたガイドシャフト24(図1参照)で案内されつつ巻取リール33に巻き取られる。
搬送路5は、記録紙4を搬送する搬送駆動機構5Aが設けられている。この搬送駆動機構5Aは、昇降移動する上モジュール1Aに対して固定側となる下モジュール1Bに安定状態で設けられる。そして、この搬送駆動機構5Aは、記録紙4の搬送方向に沿って図中現れないベルトと、プラテンローラ6と、排紙ローラ51と、この排紙ローラ51との間に記録紙4を挟み込む支持ローラ52等を備えて構成されている。
また、記録紙4を差し込む差込口54(図2参照)の近傍には、供給ローラ56と、この供給ローラ56との間に記録紙4を挟み込む支持ローラ(図示省略)が配置されている。そして、ベルトの駆動および供給ローラ56、プラテンローラ6、排紙ローラ51および支持ローラ52の回転により記録紙4が搬送される。このとき、搬送路5には、少なくともヘッドユニット2のサーマルヘッドに対向する部分において、記録紙4を上モジュール1Aの分離方向に対して直角方向となる略水平方向に搬送する直線搬送部としての水平搬送部53が設けられている。
記録紙4の搬送方向は、図中右側から左側に向かう方向aとなり、図中右端の差込口54(図2参照)に差し込んだ記録紙4は、ヘッドユニット2とプラテンローラ6との間に送り込まれる。そして、記録紙4がヘッドユニット2を通過する際にインクリボン31のインクで印字され、その後、排紙ローラ51と支持ローラ52との間を通過して排出される。
従って、本実施形態のプリンタ1では、インクリボン31と記録紙4とは、互いに重ね合わされてヘッドユニット2を通過し、その後にそれぞれが分離されて記録紙4は外方に排出され、かつ、インクリボン31は巻取リール33に巻き取られることになる。
搬送路5には、経路始端部の差込口54側に用紙幅規制ガイド55が設けられ、この用紙幅規制ガイド55によって記録紙4の幅位置が整列されるようになっている。また、上述した制御部は、ヘッドユニット2およびリボン機構3や搬送路5の駆動機構5Aを制御するようになっており、電源部はそれらに電力を供給するようになっている。
本実施形態のプリンタ1は、図3に示すように、ヘッドユニット2とリボン機構3とをモジュール化して上モジュール1Aを構成し、また、図4に示すように、搬送路5と電源部と制御部とをモジュール化して下モジュール1Bを構成してある。そして、上モジュール1Aと下モジュール1Bとを上下方向に分離可能な構造とし、上モジュール1Aは、分離機構100を介して下モジュール1Bに上下移動可能に取り付けられる。
分離機構100は、図5に示すように、上モジュール1Aを、これの移動方向となる上下方向に昇降案内するガイド手段120と、上モジュール1Aを分離方向となる上方に押上げる付勢手段130と、ガイド手段120を上モジュール1Aに取り付ける取付け部材としてのL字状金具140とを備えている。
そして、ガイド手段120および付勢手段130は、下モジュール1Bから立設するホルダ部材150に保持され、このホルダ部材150によって上モジュール1Aが下モジュール1Bに支持される。
ホルダ部材150は、図2に示すように、ヘッドユニット2の片側(本実施形態では向こう側)で、記録紙4の搬送方向aの上流側および下流側にそれぞれ配置される。また、搬送方向aの下流側のホルダ部材150は、ヘッドユニット2の両側方向(図中、向こう側と手前側)に、互いに対称となるように一対配置されている。これにより、上モジュール1Aは、3基のホルダ部材150によって安定的に支持される。尚、図1および図7では、手前側のホルダ部材150(分離機構100)を省略してある。
ホルダ部材150は、奥壁150aと両側壁150bとによって断面コ字状に形成され、その内方には適宜間隔を設けて上下2箇所に一対の固定プレート151が固定される。
一対の固定プレート151は、図6に示すように、ホルダ部材150の奥側に配置される一端部に、下方に向かって折曲片151aが折曲形成され、その折曲片151aの折曲部に第一の突出部151bが設けられる。また、固定プレート151の他端部両側にそれぞれ第二の突出部151cが設けられる。
他方、ホルダ部材150の奥壁150aには、固定プレート151の第一の突出部151bを挿入する挿入孔150cが形成され、かつ、両側壁150bの開放部には、固定プレート151の第二の突出部151cを挿入するスリット150dが形成されている。
そして、固定プレート151をホルダ部材150に固定する際、折曲片151aを奥壁150aの内面に当接しつつ、第一の突出部151bを挿入孔150cに挿入し、かつ、第二の突出部151cをスリット150dに挿入するようになっている。このとき、図5に示すように、折曲片151aは、ビス152によってホルダ部材150に固定される。また、ホルダ部材150は、下端部にフランジ150eを設けてあり、このフランジ150eが下モジュール1Bのベースプレート7に図示省略したビスによって固定される。
ガイド手段120は、図6に示すように、ホルダ部材150に固定された一対の固定プレート151に固定されるガイド軸121と、このガイド軸121に摺動自在に嵌合される上下一対の摺動ブッシュ122とを備えている。
ガイド軸121は、一対の固定プレート151間に上下方向に配置され、その上下両端がビス123によってそれぞれの固定プレート151に固定される。一方、摺動ブッシュ122は、L字状金具140に結合する取付け面124が設けられ、この取付け面124には複数の突起125が突設されている。
付勢手段130は、図6に示すように、圧縮コイルばね131と、上下方向に配置されて圧縮コイルばね131の内方に遊嵌される支持軸132とを備えている。支持軸132の下端部は、図5にも示すように、下方の固定プレート151に形成された開口部151dに取り付けた軸受133に摺動自在に挿通される。他方、支持軸132の上端部は、圧縮コイルばね131と共に上方の固定プレート151に形成した開口部151eに貫通される。
L字状金具140は、上モジュール1Aの架台8Aに取り付けられる側板141と、この側板141の頂部を略L字状に折曲して付勢手段130の押上げ力(付勢力)、つまり圧縮コイルばね131の付勢力が伝達される天板142とを備えている。側板141は上下方向に延在し、天板142は略水平方向に配置され、これら側板141と天板142とは略L字状を成している。
側板141には、複数の透孔143が形成されており、この透孔143に、摺動ブッシュ122の取付け面124に設けた突起125を係合することにより、摺動ブッシュ122と側板141とが一体に結合される。また、側板141は、上モジュール1Aの架台8Aに取り付けられているため、摺動ブッシュ122がガイド軸121に沿って移動することにより、上モジュール1Aを昇降させることができる。
他方、天板142には、付勢手段130の支持軸132の上端がビス134によって固定される。これにより、支持軸132に遊嵌した圧縮コイルばね131は、下端が軸受133に当接して下方の固定プレート151に支持され、かつ、上端が天板142に当接して支持される。従って、圧縮コイルばね131の付勢力は、天板142を介してL字状金具140に伝達されることになり、L字状金具140を取り付けた上モジュール1Aには、圧縮コイルばね131の押上げ方向の付勢力が作用することになる。
尚、本実施形態では、付勢手段130による押上げ力(付勢力)を発生させる手段として圧縮コイルばね131を用いてあるが、押上げ力の発生手段としては、これ以外にも、例えば、エアシリンダーやオイルシリンダーであってもよい。
図1、図2に示すプリンタ1の使用状態では、上モジュール1Aが下降位置にあり、図5(a)に示すように、圧縮コイルばね131は圧縮された状態となっている。このとき、上モジュール1Aと下モジュール1Bとに跨がってフック9が係脱自在に設けられており、このフック9の係止状態で付勢手段130の下降位置が保持されるようになっている。尚、上モジュール1Aは、下降位置が基準位置となり、上昇位置が分離位置となっている。
フック9は、図示省略したスプリングによって係止方向に付勢されており、かつ、先端部に傾斜面92が形成されている。これにより、上モジュール1Aを下降した際に、フック9は、傾斜面92がプラテンローラ6の軸部に接触しつつ解除方向bに一旦回転され、そして、傾斜面92がプラテンローラ6の軸部を乗り越えた時点で、上記スプリングの付勢力で解除方向bと反対方向に逆回転して係止されるようになっている。このとき、プラテンローラ6の軸部はステンレス等の金属製の丸棒で形成され、この軸部の外周に一体に設けられたゴム部が記録紙4に接触するようになっている。
また、フック9は、図3に示すように、ヘッドユニット2の両側に一対設けられ、これら一対のフック9は、ヘッドユニット2の上方に配置される回転軸10の両端部に回転方向に固定される。また、それぞれのフック9は回転軸10を介して互いに連動され、かつ、この回転軸10は、上モジュール1A側に支持されている。
フック9の下端部には鉤部91が形成されており、この鉤部91が、図1、図2に示すように、上モジュール1Aの下降位置でプラテンローラ6の軸部の長手方向の両端部に係止される。そして、フック9を手動により前記スプリングの付勢力に抗して図1中反時計回り方向bに回動操作することにより、鉤部91がプラテンローラ6から離脱して係止状態が解除される。尚、図中、93はフック9を回転操作する操作部である。
そして、このようにフック9が係止解除されることにより、付勢手段130は、図5(a)に示すように、圧縮状態にある圧縮コイルばね131が、図5(b)に示すように伸張して、その付勢力で上モジュール1Aを上昇させることができる。
また、一対設けられたフック9の内方(ヘッドユニット2の中心側)には、図3に示すように、上モジュール1Aの下降位置でプラテンローラ6の軸部に上方から係合するU字状部材11が設けられる。このU字状部材11は、ヘッドユニット2のサイドプレート2Sに固定若しくは一体に設けられている。
ところで、プリンタ1では、インクリボン31を交換する際には、巻回した新たなインクリボン31を供給リール32にセットし、その供給リール32から繰り出したインクリボン31の始端をリボン供給経路34に送り込むようになっている。
ここで、本実施形態では、図8に示すように、供給リール32から繰り出したインクリボン31の始端31aに、このインクリボン31の全幅に亘って取り付けられる先端挟持部材200を設けるようになっている。
先端挟持部材200は、図9に示すように、合成樹脂で薄肉に形成される細長い矩形状の基板201で形成され、この基板201は幅W方向の略中央部に設けた屈曲線202から折り畳み可能となっている。このとき、屈曲線202は、一端部側に所定長さL1を残して、残りの大部分には、少なくともインクリボン31の幅よりも長くなる長さL2を有する所定幅のスリット203が形成される。
基板201は、屈曲線202およびスリット203を挟んだ両側が一対の挟持片204、205となっている。そして、屈曲線202で折り畳むことにより、挟持片204、205でインクリボン31の始端31aを両面から挟み込むことができるようになっている。このとき、一対の挟持片204、205は、図中上方の挟持片204が下方の挟持片205よりも長さL2方向に若干短く形成され、先端挟持部材200をインクリボン31から取り外す際に、挟持片204、205を開き易くしてある。
また、一対の挟持片204、205には、それぞれを屈曲線202で折り畳んだ際に対向される面に、互いに圧入されてワンタッチで結合される係合部206が設けられる。この係合部206は複数箇所(本実施形態では3箇所)設けられ、挟持片204、205の一方に形成される凸部206aと、他方に形成され凸部206aを着脱自在に圧入する透孔206bとによって形成される。尚、係合部206は、凸部206aと透孔206bに限ることなく、一対の挟持片204、205を係合できる構造であればよい。
そして、先端挟持部材200をインクリボン31に取り付ける際には、まず、図8(a)に示すように、挟持片204、205を開いた状態で、インクリボン31の始端31aを挟持片204、205の一方側に添える。このとき、インクリボン31の全幅がスリット203の長さL2内に収まるようにする。
次に、図8(b)に示すように、挟持片204、205の相手側を一方側に折曲線202から折り畳み、両挟持片204、205でインクリボン31の始端31aを挟み込む。また、この挟み込みと同時に、凸部206aと透孔206bとを圧入して係合部206をワンタッチで結合する。これにより、係合部206によって、一対の挟持片204、205でインクリボン31の始端31aを挟持した状態を維持することができる。
一方、図10に示すように、巻取リール33の外周部となる外周胴部33aに、インクリボン31を取り付けた先端挟持部材200を保持する保持部としての蟻溝状の溝部300を設けてある。この溝部300は、インクリボン31の中心軸方向、つまり、巻取リール33の外周胴部33aの母線方向に延在されて、溝部本体301の幅方向両側に、この溝部本体301を覆う方向に突出するリップ部302を有している。また、溝部300は、巻取リール33の先端側に開放されている。
そして、先端挟持部材200を溝部300に取り付けるには、本実施形態では、図10、図11に示すように、先端挟持部材200を、両側のリップ部302を変形させつつ溝部本体301内に圧入して保持させるようになっている。
尚、先端挟持部材200を溝部300に取り付けるには、先端挟持部材200の圧入に限ることなく、図12に示すように、溝部300の先端開放側から先端挟持部材200を差し込んでスライドさせることによっても保持させることができる。尚、図11、図12では、便宜上、先端挟持部材200のみを示すが、この先端挟持部材200にインクリボン31が取り付けられているのはいうまでもない。
次に、本実施形態のプリンタ1の機能を以下説明する。搬送路5に記録紙4を送り込むと、この記録紙4は、ヘッドユニット2とプラテンローラ6との間を、供給リール32から繰り出されるインクリボン31と重ね合わされて通過して印字される。その後、ヘッドユニット2とプラテンローラ6との間を重ね合わせ状態で通過した記録紙4およびインクリボン31は、ヘッドユニット2の後側(搬送方向aの下流側)で分離される。
そして、分離した記録紙4は、排紙ローラ51と支持ローラ52との間から排出され、かつ、インクリボン31は巻取リール33に巻き取られる。尚、記録媒体としては、記録紙4以外にラベルであってもよく、また、紙以外の印字可能な素材で形成されていてもよい。
そして、インクリボン31の交換時には、フック9を手動によりb方向に回動させてプラテンローラ6との係止を解除する。すると、上モジュール1Aは、分離機構100によって上方に押し上げられ、図7に示すように、上モジュール1Aと下モジュール1Bとの間に開放スペースSが設けられる。その後、供給リール32にセットした新たなインクリボン31の始端31aを繰り出し、その始端31aを、開放スペースSからリボン供給経路34に通して、巻取リール33に取り付けるという一連の作業が行われる。
本実施形態では、インクリボン31を交換する際、まず、供給リール32から繰り出したインクリボン31の始端31aに先端挟持部材200を取り付ける。そして、図13に示すように、取り付けた先端挟持部材200を人の手で掴んで、この先端挟持部材200を、矢印cに示すように、開放スペースSからヘッドユニット2とプラテンローラ6との間に通す。尚、同図では図示省略したが、プラテンローラ6は、図7に示すように、ヘッドユニット2の下方に所定間隔をもって配置される。
つまり、本実施形態では、供給リール32にセットした新たなインクリボン31をリボン供給経路34に通す際、インクリボン31の始端31aに先端挟持部材200を取り付けた状態で行われる。これにより、インクリボン31の始端31aを先端挟持部材200で挟持し、その先端挟持部材200を手で掴んだ状態でリボン供給経路34に通すことができる。従って、極薄いインクリボン31を、開放スペースSの最も狭くなるヘッドユニット2のサーマルヘッドとプラテンローラ6との間に容易に通すことができる。
そして、このようにリボン供給経路34に通したインクリボン31の始端31aを巻取リール33に取り付けるのであるが、この巻取リール33の外周胴部33aに溝部300が形成されている。これにより、ヘッドユニット2とプラテンローラ6との間に通した先端挟持部材200を、インクリボン31から取り外すことなく巻取リール33まで持って行き、そのまま巻取リール33の溝部300に圧入またはスライドにより保持させる。
尚、先端挟持部材200を巻取リール33に保持させる方法としては、図15に示す構造とすることもできる。即ち、同図では、巻取リール33に、先端挟持部材200を挿入するサイズの中空部33bが設けられる一方、巻取リール33の周面には、中空部33bに通じる連通溝33cが設けられる。そして、インクリボン31の始端31aを挟持片204、205で挟み込んだ状態で先端挟持部材200を巻取リール33の中空部33bに挿入した後に、連通溝33cを介してインクリボン31を巻取リール33の外部へ出す。そして、外部に出したインクリボン31を巻取リール33の外周に巻き付けるようにすることもできる。
ところで、供給リール32から繰り出されるインクリボン31が、巻取リール33に全て巻き取られた後は、この巻取リール33から使用済みのインクリボン31を取り外して廃棄することになる。このとき、巻取リール33の外周胴部33aには使用済みのインクリボン31がきつく巻き取られており、インクリボン31をそのまま引き抜いて取り外すのは困難となる。
そこで、本実施形態では、インクリボン31を巻取リール33から取り外す際には、図14(a)に示す通常使用状態から同図(b)に示すように、巻取リール33の外周胴部33aをu方向に引き出すようになっている。この引き出し動作により外周胴部33aは、外径が若干縮小される構造となっており、使用済みのインクリボン31を巻取リール33から容易に引き抜くことができるようになっている。このとき、先端挟持部材200は、溝部300からスライドさせて巻取リール33から抜き取るようにすることが好ましい。
このとき、巻取リール33から抜き取ったインクリボン31には先端挟持部材200が取り付いた状態にある。そこで、係合部206の凸部206aと透孔206bとを離脱させつつ、一対の挟持片204、205を開くことにより、先端挟持部材200をインクリボン31と分離することができ、これによって、先端挟持部材200の再利用が可能となる。
以上説明したように、本実施形態のプリンタ1によれば、インクリボン31の交換時に、供給リール32から繰り出したインクリボン31の始端31aに、このインクリボン31に先端挟持部材200が取り付けられるようになっている。これにより、極薄いインクリボン31の始端31aを、先端挟持部材200で挟持した状態でリボン供給経路34に簡単に通すことができる。
また、インクリボン31を巻き取る巻取リール33に、先端挟持部材200を保持する溝部300が設けられている。これにより、リボン供給経路34に通した先端挟持部材200を、そのまま巻取リール33の溝部300に取り付けることができ、リボン供給経路34に通したインクリボン31の始端31aを巻取リール33に簡単に取り付けることができる。
従って、このようにインクリボン31の始端31aに先端挟持部材200を設けたことにより、インクリボン31を供給リール32からリボン供給経路34に通した後、巻取リール33に取り付けるという一連の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、先端挟持部材200は、インクリボン31の始端31aを両面から挟み込む挟持片204、205を設けて構成され、かつ、これら挟持片204、205を互いに結合する係合部206が設けられている。これにより、先端挟持部材200の取り付けは、インクリボン31の始端31aを挟持片204、205で挟んだ状態で、係合部206によって係合すればよく、先端挟持部材200の取り付けを簡単に行うことができる。
更に、本実施形態によれば、巻取リール33の外周胴部33aに設けた溝部300を、巻取リール33の中心軸方向に延在する蟻溝状に形成して、この溝部300に先端挟持部材200を圧入またはスライドにより嵌合して保持させるようになっている。これにより、先端挟持部材200の巻取リール33への取り付けを簡単かつ迅速に行うことができ、ひいては、インクリボン31の始端31aを巻取リール33に取り付ける作業をより簡素化することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。また、本発明は、供給リールから繰り出したインクリボンを、リボン供給経路を通して巻取リールに巻き取るようにしたプリンタであれば適用することができる。
1 プリンタ
2 ヘッドユニット(印字部)
31 インクリボン
31a インクリボンの始端
32 供給リール(供給部)
33 巻取リール(巻取部)
34 リボン供給経路
4 記録紙(記録媒体)
5 搬送路
200 先端挟持部材
204、205 挟持片
206 係合部
300 蟻溝状の溝部(保持部)

Claims (3)

  1. 印字部と、供給部から繰り出したインクリボンを前記印字部を通して巻取部まで供給するリボン供給経路と、前記印字部に記録媒体を搬送する搬送路と、を備え、
    前記インクリボンと前記記録媒体とが互いに重ね合わされて前記印字部を通過した後に、インクリボンは巻取部に巻き取られるプリンタであって、
    前記供給部から繰り出したインクリボンの始端に、前記インクリボンが取り付けられる先端挟持部材を設け、かつ、前記巻取部に、前記インクリボンを取り付けた前記先端挟持部材を保持する保持部を設け
    前記先端挟持部材は、前記インクリボンの始端を両面から挟み込む挟持片を有し、前記挟持片に、互いに係合する係合部を設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記保持部は、前記巻取部の中心軸方向に延在する蟻溝状の溝部であり、前記溝部に前記先端挟持部材を圧入またはスライドにより嵌合して保持させることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 印字部と、供給部から繰り出したインクリボンを前記印字部に挿通して巻取部まで供給するリボン供給経路と、前記印字部に記録媒体を搬送する搬送路と、前記巻取部に前記供給部から繰り出したインクリボンの始端を挟み込む先端挟持部材と、を備えたプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法において、
    前記供給部から繰り出したインクリボンの始端を前記先端挟持部材で挟み込んだ状態で印字部を通過させた後に、前記先端挟持部材を、巻取部の中心軸方向に延在して形成される蟻溝状の溝部に圧入もしくはスライドすることにより前記巻取部に保持させることを特徴とするプリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法。
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