JP2014065580A - 用紙カセット、及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される用紙カセットが複数ある場合に、複数の用紙カセットの携行性の向上を図るとともに、携行時に用紙カセットにキズ等がつくのを防止する仕組みを提供する。
【解決手段】用紙カセットLは、複数のシートが載置される載置部201を有し、印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される。載置部201は、保持部205a,205b,205c及び被保持部207a,207b,207cを有し、用紙カセットLの保持部205a,205b,205cは、他の用紙カセットCの載置部201に設けられた他の被保持部207a,207b,207cを着脱可能に保持することで他の用紙カセットCと重なった状態で結合される。用紙カセットLの被保持部207a,207b,207cは、他の用紙カセットPの載置部201に設けられた他の保持部205a,205b,205cに着脱可能に保持されることで他の用紙カセットPと重なった状態で結合される。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される用紙カセット、及び用紙カセットを備える印刷装置に関する。
近年、サーマルヘッドでインクリボンをシートに密着させて加熱し、昇華印刷する印刷装置が各種提案されている。
図14に、従来の昇華型印刷装置の一例を示す。図14(a)は、印刷装置の装置本体1にインクリボンカセット3、及び用紙カセット2を装着する前の状態を示す斜視図である。図14(b)は、装置本体1のカセット装着口102、及びカセット装着口104にそれぞれインクリボンカセット3、及び用紙カセット2を装着した状態を示す斜視図である。
装置本体1のカセット装着口102にインクリボンカセット3を装着した後は、カセット装着口102は、蓋101により覆われ、インクリボンカセット3は、装置本体1の内部に配置される。
図14(c)は、印刷終了後に装置本体1のカセット装着口104から用紙カセット2を取り外した状態を示す斜視図である。装置本体1のカセット装着口104から用紙カセット2を取り外した後は、カセット装着口104は、蓋103により覆われる。
図15は、図14に示す印刷装置の動作例を説明するための概略図である。図15(a)は印刷装置の初期状態を示す図、図15(b)は印刷装置の給紙状態を示す図、図15(c)は印刷装置の印刷状態を示す図、図15(d)は印刷装置の排紙状態を示す図である。
図15(a)に示すように、用紙カセット2は、複数のシート4が載置される載置部201と、載置部201の上方に配置される排紙トレイ203とを有する。図15(a)に示す印刷装置の初期状態では、シート4を押圧する押圧部材105がシート4に対して退避した位置に配置されている。
図15(b)に示す印刷装置の給紙状態では、押圧部材105が上昇してシート4が押圧部材105と給紙ローラ114との間に挟まれ、この状態で給紙ローラ114が回転することで、最上部のシート4が装置本体1内の搬送路に給紙される。
搬送路に給紙されたシート4は、分離板106の下を通過してグリップローラ107とピンチローラ108との間に送り込まれ、グリップローラ107の搬送力で下流側の印刷開始可能な位置まで送られると給紙動作が停止される。
図15(c)に示す印刷装置の印刷状態では、サーマルヘッド113がインクリボン301とシート4をプラテンローラ109に圧接させる位置まで下降する。インクリボン301は、巻上側コア302と供給側コア303の両方に巻かれて、巻上側コア302を巻上駆動することで巻き取られる。また、押圧部材105は、退避位置に移動して、載置部201のシート4の給紙動作は行われない。
図15(d)に示す印刷装置の排紙状態では、所定長さの印刷が終了すると、サーマルヘッド113が上昇してプラテンローラ109に対するインクリボン301とシート4の加圧を止める。そして、グリップローラ107の逆回転により上流側に搬送されるシート4は、先端を分離板106に当接させて排紙ローラ115側に経路を変え、給紙ローラ114と排紙ローラ115とにより排紙トレイ203に排紙される。
ところで、上記従来の印刷装置では、使用するシートの大きさに合わせた複数の用紙カセットを用いる場合がある。この場合、複数の用紙カセットを携行しにくく、また、携行時に複数の用紙カセットの表面同士が接触してキズ等がつく問題がある。
用紙カセットにキズ等がつくのを防止する技術しては、複数の用紙カセット毎に専用の収納箱に納める技術が提案されている(特許文献1)。また、用紙カセットの携行性を考慮したものとして、用紙カセットとインクリボンとをヒンジ部を介して結合した用紙トレイ一体型リボンカセット構造が提案されている(特許文献2)。
特開平11−35166号公報 特開2009−67028号公報
しかし、上記特許文献1では、複数の用紙カセット毎に専用の箱を用意しなければならず、コスト高になり、また、複数の用紙カセットの携行性については改善されない。
また、上記特許文献2では、用紙トレイ一体型リボンカセットの携行性はよくなるが、用紙トレイ一体型リボンカセットが複数ある場合は、依然として携行性、及びキズ等の問題は解決されない。
そこで、本発明は、印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される用紙カセットが複数ある場合に、複数の用紙カセットの携行性の向上を図るとともに、携行時に用紙カセットにキズ等がつくのを防止する仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される用紙カセットであって、保持部及び被保持部を有し、前記保持部は、他の用紙カセットに設けられた他の被保持部を着脱可能に保持することで他の用紙カセットと重なった状態で結合され、前記被保持部は、他の用紙カセットに設けられた他の保持部に着脱可能に保持されることで他の用紙カセットと重なった状態で結合されることを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される用紙カセットが複数ある場合に、複数の用紙カセットの携行性の向上を図ることができるとともに、携行時に用紙カセットにキズ等がつくのを防止することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態である用紙カセットの斜視図、(b)は(a)の矢印A方向から見た拡大詳細図、(c)は(a)の矢印B方向から見た拡大詳細図、(d)は(a)のC部拡大詳細図である。 (a)は図1(a)に示す用紙カセットの部分斜視図、(b)は(a)のD部拡大詳細図、(c)は(a)の矢印E方向から見た拡大詳細図である。 (a)は載置部に対して蓋部が閉じられ、かつ蓋部に対して排紙トレイが開かれた状態を示す斜視図、(b)は載置部に対して蓋部が閉じられ、かつ蓋部に対して排紙トレイが閉じられた状態を示す斜視図である。 (a)は大きさの異なる複数の用紙カセットが互いに保持された状態を示す斜視図、(b)は(a)を反対側から見た斜視図である。 (a)は印刷装置の装置本体にインクリボンカセット、及び用紙カセットを装着する前の状態を示す斜視図、(b)は装置本体にインクリボンカセット、及び用紙カセットを装着した状態を示す斜視図である。 装置本体にインクリボンカセット、及び用紙カセットを装着した状態の側面図である。 (a)は本発明の第2の実施形態において複数の用紙カセットを結合する前の状態を示す斜視図、(b)は複数の用紙カセットを結合した状態を示す斜視図である。 (a)は図7の最下段の用紙カセットの斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。 (a)は本発明の第3の実施形態における用紙カセットの斜視図、(b)は(a)を反対側から見た斜視図である。 (a)は同一サイズの用紙カセットを結合した状態を示す斜視図、(b)は用紙カセットを装置本体に装着した状態を示す側面図である。 (a)は本発明の第4の実施形態における用紙カセットの斜視図、(b)は(a)の矢印F方向から見た拡大詳細図、(c)は(a)を裏面側から見た斜視図、(d)は(c)のH部拡大詳細図である。 同一サイズの用紙カセットを結合した状態を示す斜視図である。 同一サイズの用紙カセットを結合した状態の要部断面図である。 (a)は印刷装置の装置本体にインクリボンカセット、及び従来の用紙カセットを装着する前の状態を示す斜視図、(b)は装置本体にインクリボンカセット、及び従来の用紙カセットを装着した状態を示す斜視図である。(c)は、印刷終了後に装置本体から従来の用紙カセットを取り外した状態を示す斜視図である。 (a)は印刷装置の初期状態を示す図、(b)は印刷装置の給紙状態を示す図、(c)は印刷装置の印刷状態を示す図、(d)は印刷装置の排紙状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)は本発明の第1の実施形態である用紙カセットの斜視図、図1(b)は図1(a)の矢印A方向から見た拡大詳細図、図1(c)は図1(a)の矢印B方向から見た拡大詳細図、図1(d)は図1(a)のC部拡大詳細図である。図2(a)は図1(a)に示す用紙カセットの部分斜視図、図2(b)は図2(a)のD部拡大詳細図、図2(c)は図2(a)の矢印E方向から見た拡大詳細図である。なお、昇華型印刷装置の装置本体1については、既に図14及び図15で説明したものと同様であるため、符号を流用して説明する。
本実施形態の用紙カセットは、図1及び図2に示すように、複数枚のシート4が載置される載置部201と、載置部201に対して開閉方向に回動可能に支持される蓋部202と、蓋部202に対して開閉方向に回動可能に支持される排紙トレイ203とを有する。
載置部201における、装置本体1のカセット装着口104に装着される側の端部の幅方向両側には、カセット装着口104の両内側面に形成された不図示の凹部に着脱可能に係合する係合部204が設けられる。係合部204は、載置部201に一体に設けられて弾性変形可能とされ、先端に突起を有する片持ち形状とされている。
また、載置部201には、保持部205a,205b及び保持部205cと、保持部205a,205b及び保持部205cに対応する被保持部207a,207b及び被保持部207cとが設けられる。
保持部205a,205b及び保持部205cは、いずれも凸形状とされている。保持部205a,205bは、載置部201の幅方向の一側上部にシート4の給紙方向(長手方向)に互いに離間して突設され、保持部205cは、載置部201の幅方向の他側上部に突設されている。
被保持部207a,207b及び被保持部207cは、いずれも溝形状とされている。被保持部207a,207bは、載置部201の幅方向の一側下部にシート4の給紙方向(長手方向)に互いに離間して配置され、被保持部207cは、載置部201の幅方向の他側下部に配置されている。
そして、用紙カセットの保持部205a,205b及び保持部205cは、用紙カセットの上側に配置される他の用紙カセットの被保持部207a,207b及び被保持部207cに着脱可能に位置決め嵌合されて、他の用紙カセットを保持する。
また、用紙カセットの被保持部207a,207b及び被保持部207cには、用紙カセットの下側に配置される他の用紙カセットの保持部205a,205b及び保持部205cが着脱可能に位置決め嵌合されて、他の用紙カセットに保持される。
図1(a)は、載置部201に対して蓋部202が開いた状態で、かつ蓋部202に対して排紙トレイ203が開いた状態を示している。載置部201に対して蓋部202を開けることで、載置部201にシート4を載置することが可能になる。
蓋部202の先端両側には、突起202aが設けられ、突起202aは、載置部201に設けられた不図示の係止部に係脱可能に係止される。排紙トレイ203の先端両側にも突起203aが設けられ、突起203aは、載置部201に設けられた係止部206に係脱可能に係止される。また、載置部201には、装置本体1の押圧部材105が出入りするシート供給側開口部208が形成されている。
図3(a)は、載置部201に対して蓋部202が閉じられ、かつ蓋部202に対して排紙トレイ203が開かれた状態を示す斜視図である。図3(b)は、載置部201に対して蓋部202が閉じられ、かつ蓋部202に対して排紙トレイ203が閉じられた状態を示す斜視図である。
装置本体1のカセット装着口104に用紙カセットを装着する場合は、図3(a)の状態で行う。図3(a)の状態では、蓋部202が閉じられているので、ゴミが載置部201に侵入することが防止され、また、装置本体1で印刷されたシート4が開状態の排紙トレイ203上に排紙される。
図3(b)は、装置本体1から取り外した後の用紙カセットの状態を示しており、この状態では、蓋部202と排紙トレイ203が共に閉じられて用紙カセットの大きさが最小サイズとされるとともに、ゴミの載置部201への侵入が防止される。なお、蓋部202と排紙トレイ203は、スライド式であってもよい。
図4(a)は大きさの異なる複数の用紙カセットが互いに結合された状態を示す斜視図、図4(b)は図4(a)を反対側から見た斜視図である。
図4において、用紙カセットCはカードサイズのシート、用紙カセットLはLプリントサイズのシート、用紙カセットPはポストカードサイズのシート、用紙カセットWはワイドサイズのシートにそれぞれ対応している。用紙カセットC,L,P,Wは、長さがシートの長さに合わせて異なり(C<L<P<W)、幅Aは略同一とされている。
最下段の用紙カセットWの保持部205a,205b,205cは、用紙カセットPの被保持部207a,207b,207cに着脱可能に位置決め嵌合される。また、用紙カセットPの保持部205a,205b,205cは、用紙カセットLの被保持部207a,207b,207cに着脱可能に位置決め嵌合される。
用紙カセットLの保持部205a,205b,205cは、最上段の用紙カセットCの被保持部207a,207b,207cに着脱可能に位置決め嵌合される。これにより、用紙カセットC,L,P,Wが上下に重なった状態で互いに結合される。この状態では、用紙カセットC,L,P,Wのシート供給側開口部208側の端部は、略一致するように配置される。
ここで、保持部205a,205b,205cと被保持部207a,207b,207cとの結合力は、用紙カセットC,L,P,Wにシートが満載された状態で用紙カセットCを持ち上げても用紙カセットL,P,Wが外れないように設定される。
これにより、大きさの異なる複数の用紙カセットC,L,P,Wの携行性の向上を図ることができる。
また、図4の状態では、用紙カセットL,P,Wの蓋部202及び排紙トレイ203は、他の用紙カセットの下面に覆われるため、用紙カセットC,L,P,Wを携行しても不用意に開くことが防止される。
用紙カセット同士の結合を解除する際は、結合を解除したい用紙カセット双方を各々持って引きはがすことにより、容易に用紙カセット同士の結合を解除することができるような結合力とされている。
図5(a)は、印刷装置の装置本体1にインクリボンカセット3、及び用紙カセットを装着する前の状態を示す斜視図である。図5(b)は、装置本体1のカセット装着口102、及びカセット装着口104にそれぞれインクリボンカセット3、及び用紙カセットを装着した状態を示す斜視図である。図6は、装置本体1のカセット装着口102、及びカセット装着口104にそれぞれインクリボンカセット3、及び用紙カセットを装着した状態の側面図である。
図4で説明したように、用紙カセットC,L,P,Wは、シート供給側開口部208側の端部を揃えて互いに結合されているため、かかる結合状態で最上部の排紙トレイ203を開いた状態にしても、装置本体1に用紙カセットを装着することができない。
これは、互いに結合された状態の複数の用紙カセットのいずれかの用紙カセットを装置本体1に装着すると、装置本体1と用紙カセットとの結合が不安定になり、給紙動作不良になるため、これを防止するためである。
また、保持部205a,205b,205cは、用紙カセットを装置本体1に装着した状態で、装置本体1の設置面Gと反対方向に突設されている。このため、排紙トレイ203に排紙されたシート4の両側部が保持部205a,205b,205cにガイドされて排紙トレイ203からのシート4の落下が防止される。
以上説明したように、本実施形態では、複数の用紙カセットが互いに結合された状態でコンパクトに一体化されるため、複数の用紙カセットの携行性の向上を図ることができるとともに、携行時に用紙カセットにキズ等がつくのを防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施形態である用紙カセットについて説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
図7(a)は複数の用紙カセットを結合する前の状態を示す斜視図、図7(b)は複数の用紙カセットを結合した状態を示す斜視図である。図8(a)は図7の最下段の用紙カセットの斜視図、図8(b)は図8(a)の反対側から見た斜視図である。
本実施形態では、図7の最下段の用紙カセットWの長さを長くし、用紙カセットWに対して保持部205a,205b,205c及び被保持部207a,207b,207cを二組設けている。用紙カセットWは、用紙カセットLの長さと用紙カセットCの長さとを足した長さと略同一とされている。
そして、本実施形態では、用紙カセットWの二組の保持部205a,205b,205cが用紙カセットLの被保持部207a,207b,207c及び用紙カセットCの被保持部207a,207b,207cにそれぞれ嵌合位置決めされる。
これにより、用紙カセットC,L,P,Wを結合した状態での高さを低くすることができ、携行性をより高めることができる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図9及び図10を参照して、本発明の第3の実施形態である用紙カセットについて説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
図9(a)は用紙カセットの斜視図、図9(b)は図9(a)を反対側から見た斜視図である。図10(a)は同一サイズの用紙カセットを結合した状態を示す斜視図、図10(b)は用紙カセットを装置本体に装着した状態を示す側面図である。
本実施形態では、載置部201に、保持部205d,205e及び保持部205fと、保持部205d,205e及び保持部205fに対応する被保持部207d,207e及び被保持部207fとが設けられる。
保持部205d,205e及び保持部205fは、いずれも凸形状とされている。保持部205d,205eは、載置部201の幅方向の一側下部にシート4の給紙方向(長手方向)に互いに離間して突設され、保持部205fは、載置部201の幅方向の他側下部に突設されている。
被保持部207d,207e及び被保持部207fは、いずれも溝形状とされている。被保持部207d,207eは、載置部201の幅方向の一側上部にシート4の給紙方向(長手方向)に互いに離間して配置され、被保持部207fは、載置部201の幅方向の他側上部に配置されている。
そして、用紙カセットの保持部205d,205e及び保持部205fは、図10(a)に示すように、他の用紙カセットの被保持部207d,207e及び被保持部207fに着脱可能に位置決め嵌合されて、他の用紙カセットを保持する。
本実施形態では、図10(b)に示すように、用紙カセットを装置本体1に装着した状態において、保持部205d,205e,205fは、先端が装置本体1の設置面Gに接するように突設されている。
これにより、用紙カセットの傾きが防止されて、給紙時に押圧部材105がシート押圧位置に上昇する際にシート4が給紙ローラ114に確実に押圧され、給紙不良を未然に防ぐことが出来る。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次に、図11乃至図13を参照して、本発明の第4の実施形態である用紙カセットについて説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
図11(a)は用紙カセットの斜視図、図11(b)は図11(a)の矢印F方向から見た拡大詳細図、図11(c)は図11(a)を裏面側から見た斜視図、図11(d)は図11(c)のH部拡大詳細図である。図12は同一サイズの2つの用紙カセットを結合した状態を示す斜視図、図13は同一サイズの2つの用紙カセットを結合した状態の要部断面図である。
本実施形態では、載置部201に、保持部205g,205h及び保持部205i,205jと、保持部205g,205h及び保持部205i,205jに対応する被保持部209a,209b及び被保持部209c,209dとが設けられる。
保持部205g,205h及び保持部205i,205jは、いずれも円柱状の磁石で構成されている。保持部205g,205hは、載置部201の幅方向の一側上面にシート4の給紙方向(長手方向)に互いに離間して配置されて、接着等により固定されている。保持部205i,205jは、載置部201の幅方向の他側上面にシート4の給紙方向に互いに離間して配置されて、接着等により固定されている。保持部205g,205hの間隔は、保持部205i,205jの間隔より長く設定されている。
被保持部209a,209b及び被保持部209c,209dは、いずれも穴形状とされている。被保持部209a,209bは、載置部201の幅方向の一側下面にシート4の給紙方向に互いに離間して形成され、被保持部209c,209dは、載置部201の幅方向の他側下面にシート4の給紙方向に互いに離間して形成されている。被保持部209a,209b及び被保持部209c,209dの穴形状の底面には、ビス210等の金属面が露出している。
そして、用紙カセットの保持部205g,205h及び保持部205i,205jは、他の用紙カセットの被保持部209a,209b及び被保持部209c,209dに着脱可能に位置決め嵌合されて、磁力により他の用紙カセットを保持する。
保持部205g,205h,205i,205jと被保持部209a,209b,209c,209dとの結合力(磁力)は、各用紙カセットにシートが満載された状態で上段の用紙カセットを持ち上げても下段の用紙カセットが外れないように設定される。また、用紙カセット同士の結合を解除する際は、用紙カセット双方を各々持って引きはがすことにより、容易に用紙カセット同士の結合を解除することができるような結合力とされている。
本実施形態では、保持部205g,205h,205i,205jを他の実施形態の保持部より低くできるため、落下等による保持部205g,205h,205i,205jの破損等が抑えられる。また、載置部201の側面に溝を形成しなくてよいため、デザイン上好ましい。
なお、載置部201の下面全域に金属板を貼って被保持部を構成して、保持部205g,205h,205i,205jが載置部201の下面の適宜な位置で磁力により結合されるようにしても構わない。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 装置本体
4 シート
201 載置部
202 蓋部
203 排紙トレイ
205a〜205c 保持部
207a〜207c 被保持部

Claims (8)

  1. 印刷装置の装置本体に着脱可能に装着される用紙カセットであって、
    保持部及び被保持部を有し、
    前記保持部は、他の用紙カセットに設けられた他の被保持部を着脱可能に保持することで他の用紙カセットと重なった状態で結合され、
    前記被保持部は、他の用紙カセットに設けられた他の保持部に着脱可能に保持されることで他の用紙カセットと重なった状態で結合されることを特徴とする用紙カセット。
  2. 前記保持部及び前記被保持部は、複数枚のシートを載置する載置部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の用紙カセット。
  3. 前記保持部は、凸形状とされ、前記被保持部は、前記凸形状が位置決め嵌合される溝形状とされることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙カセット。
  4. 前記保持部は、磁石で構成され、前記被保持部には、前記磁石の磁力により保持される金属面が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙カセット。
  5. 前記保持部は、前記装置本体に前記用紙カセットを装着した際に、前記装置本体の設置面に接するように突設されることを特徴とする請求項3に記載の用紙カセット。
  6. 前記保持部は、前記装置本体に前記用紙カセットを装着した際に、前記装置本体の設置面と反対方向に突設されること特徴とする請求項3に記載の用紙カセット。
  7. 前記他の用紙カセットと結合された際に、前記装置本体に装着される側の端部が前記他の用紙カセットと一致するように配置されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の用紙カセット。
  8. 装置本体と、前記装置本体に着脱可能に装着される用紙カセットとを備える印刷装置であって、
    前記用紙カセットとして請求項1乃至7のいずれか一項に記載の用紙カセットを備えることを特徴とする印刷装置。
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