JP2005096433A - ロール紙収納容器及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 感熱ロール紙の紙負荷を軽減し、感熱ロール紙のたるみが引き起こす紙送り不良や左右端面の折れ曲がりを低減したプリンタを提供する。
【解決手段】 感熱ロール紙102交換用扉111の内側に設けた感熱ロール紙装着用のホルダ121と一体化した左右のロール紙支持部114が、感熱ロール紙102をクランプすることにより、印字開始時に感熱ロール紙102の巻きたるみを低減させ、回転負荷が低減する。さらに交換用扉111内側という視認の容易な部分に感熱ロール紙装着用のホルダ121を設けることで、感熱ロール紙102の交換作業性に優れる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、外食店舗(レストラン、居酒屋、ファーストフード等)等において、客からの注文内容を料理担当者に対し調理指示伝票として印字出力する調理指示伝票出力用のプリンタや、客への精算内容を会計伝票として印字出力する会計伝票出力等に用いられるプリンタに使用されるロール紙を収納するロール紙収納容器及び該ロール紙収納容器を有するプリンタに関する。
従来から、レストラン、居酒屋あるいはホテル等では無線式注文データ管理装置が使用されている。無線式注文データ管理装置の一例を図7により概略説明すると、接客担当者が客から料理の注文を受けた場合、携帯している注文入力装置601に、テーブル番号等とともに注文を受けた各メニューを入力する。
この入力された注文データは、前記注文入力装置601から無線送信される。前記無線送信された注文データは、店舗内の各コーナー等に設置された無線制御装置603によって受信され、各種データの処理や一元管理等を行うデータ管理装置602に出力される。前記データ管理装置602では、前記注文データ及び該注文データを受信した時刻、接客担当者を識別する番号等の情報を記憶装置に記憶(データ管理装置602内部)する。
そして、厨房に設置されたレストランプリンタ604から調理指示用の伝票を印刷出力して、調理担当者に調理の指示を送る。また一方、客室近傍に設置された別なレストランプリンタ604から会計用伝票が印刷出力され、これは接客担当者により客に手渡される。
調理担当者は調理指示伝票に従って調理を開始し、調理完了するとその旨を接客担当者に通知する。これにより、接客担当者は注文を受けた客に調理を運んで配膳することになる。(例えば、非特許文献1参照。)
これらのレストランプリンタ604は、上記のように通信手段として無線を用いたものや有線を用いたものがあり、調理指示用の伝票を印刷出力する調理指示伝票用レストランプリンタも会計用伝票を印刷出力する会計伝票用レストランプリンタも、その構造は基本的に同じであり、印字内容が用途に応じて出力されるように印字内容を制御する電気的制御回路部分が相違するだけである。
以下に、無線方式のレストランプリンタを一例として説明する。
図6は、従来のレストランプリンタの内部構造を模式的に示す構造図である。この図に示すように、これらのレストランプリンタ40は、通信手段として無線部419を装備し、印字部分はサーマルヘッド406を有するサーマルプリンタモジュール430を備えている。
このプリンタモジュール430は、以下に説明するように、ロール状の感熱ロール紙402をロール紙収納部431に収納する際に、交換用扉411を開くことにより、サーマルヘッド406に対するプラテンローラ407の押圧状態が開放されるプラテンローラー脱着方式の構造となっている。また、このサーマルプリンタモジュール430は、印字した部分を余分な余白無しに最適な長さに切断するオートカッタ404も装備している。
配置的には、ロール紙収納部431に収納された感熱ロール紙402の上部に印字用のサーマルヘッド406を有したサーマルプリンタモジュール430があり、そのサーマルプリンタモジュール430の紙排出口405の近傍に前記のオートカッタ404が取り付けられている。このオートカッタ404は、感熱ロール紙402の走行方向に対し垂直に切断するためのシャーリング式の可動刃408が、感熱ロール紙402の上方からほぼ垂直に降りてきて、感熱ロール紙402の下部に位置している固定刃409とかみ合わさることで切断する構造になっている。
印字して切断された感熱ロール紙402の紙排出口405と感熱ロール紙402の交換用扉411とは、レストランプリンタ40の前面部に位置している構造となっており、この交換用扉411はレストランプリンタ本体の前面最下部のヒンジ部412を介して開閉可能に連結されている。この交換用扉411の内側には、印字時、サーマルヘッド406を押圧するプラテンローラ407と、印字した部分を余分な余白無しに最適な長さに切断するオートカッタ404の固定刃409とが取り付けられている。
そのため、感熱ロール紙402等の交換時、交換用扉411を開くと、感熱ロール紙402をサーマルヘッド406とプラテンローラ407とではさみこみながら印字していた状態から、サーマルヘッド406とプラテンローラ407とが分離した状態となり、前記印字したサーマル紙を最適な長さに切断するオートカッタ404のサーマル紙搬送経路が完全に開放されることになる。
これは、サーマルヘッド406を有したサーマルプリンタモジュール430が、レストランプリンタ本体側に取り付けられているサーマルヘッド406と交換用扉411側に取り付けられているプラテンローラ407とが分離し、同じようにレストランプリンタ本体側に取り付けられたオートカッタ404の可動刃408と交換用扉411側に取り付けられている固定刃409とが分離可能な構造となっている為である。
従って感熱ロール紙402の交換は、交換用扉411を開き感熱ロール紙402をレストランプリンタ本体側のサーマルヘッド406を有したサーマルプリンタモジュール430の下部に設けられたロール紙収納部431に感熱ロール紙402を落とし込むように挿入し、交換用扉411を閉じた時に紙排出口405から前記感熱ロール紙402の先頭部分が(感熱ロール紙の使いはじめ部分)十分に出る長さまで引き出して交換用扉411を閉じる。
この交換用扉411を閉じることによって、レストランプリンタ本体側に取り付いているサーマルヘッド406を交換用扉411に取り付いているプラテンローラ407が押圧し、印字可能な状態となる。同様に、レストランプリンタ本体側に取り付いているオートカッタ404の可動刃408と交換用扉411側に取り付いている固定刃409も通常のシャーリング方式のオートカッタの基本構造である可動刃と固定刃の位置関係が成り立ち、感熱ロール紙402を適宜の長さに切断することが可能な状態となる。
従って、印字する際、このプラテンローラ407が回転することにより感熱ロール紙402が搬送される。この感熱ロール紙402が紙排出口405方向に搬送されると、ロール状に巻かれた感熱ロール紙402は、ロール紙収納部431内で感熱ロール紙402の外周が滑るようにして回転する(例えば、特許文献1参照。)。
会田邦弘・浅川明著「オーダーシステムが外食産業を変える」泉文堂、1999年2月20日、P17 特開2001−293927号公報
従来のような感熱ロール紙交換時、交換用扉を開くことにより印字用サーマルヘッドとプラテンローラ、可動刃と固定刃がそれぞれ分離するレストランプリンタにおいて、感熱ロール紙の保持が特になく、ロール紙収納部のくぼみに置かれた感熱ロール紙がロールの外周で滑ることによって回転する構造では、印字時プリンタモジュール側から見た場合、感熱ロール紙の給紙つまり引き込み力に対し感熱ロール紙のロール外周部とレストランプリンタ本体側の感熱ロール紙設置部(ロール紙収納部)のくぼみの部分との摩擦による負荷が大きく、その分プラテンローラを回転駆動させるモーターもより強力なトルクが必要になる。
多くの場合、その対策として、感熱ロール紙のロール外周部とレストランプリンタ本体側の感熱ロール紙設置部(ロール紙収納部)のくぼみの部分の接触する部分に摩擦負荷軽減のために回転ローラーを設ける場合もある。しかしながらこの方法では、滑らかに回転するローラーという構成部品が増えるうえに、このローラー上を感熱ロール紙が回転した場合、ロール自体の巻きたるみが発生する。
この巻きたるみが発生した場合、ロール状に巻かれた感熱ロール紙は、自重でレストランプリンタ本体側の感熱ロール紙設置部(ロール紙収納部)のくぼみの部分に下面で接触しているため、たるみは感熱ロール紙の上方にたるんでいく傾向にある。
本発明に係るレストランプリンタは、厨房や接客者控え室といった比較的狭い場所に設置されるものであり、しかも設置スペースは極力少なくなるように設置したいとの店舗ニーズがある。そのために、設置スペースが小さい図5中のA面側を底面とした縦長の姿勢で設置可能な構造とし、しかも、感熱ロール紙の交換も容易なように操作性を考慮して、図5中のD面側に感熱ロール紙交換用の扉を設けているものである。
例えば、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで使用されているPOSレジシステムでは、同様のサーマルプリンタがPOSレジシステムに組み込まれて使用されているが、このサーマルプリンタは操作性及び設置の容易性を考慮して、図5中のB面側が下方になるように設置され、感熱ロール紙交換用の扉、即ちD面側が上方になるように設けられている。
このように本発明に係るレストランプリンタと上記のようなPOSレジシステムに組み込まれて使用されているサーマルプリンタとは、一見、設置する姿勢のみが異なるように見えがちであるが、設置する姿勢が異なることにより、内部に収納する感熱ロール紙の収納状態が異なって、それに起因する以下に説明するような課題がある。
POSレジシステムに組み込まれて使用されているサーマルプリンタに見られるような、感熱ロール紙の交換時に扉を上方向へ開く構造では、収納した感熱ロール紙のたるみが上に発生しても十分に空間的に十分な余裕があり、また感熱ロール紙と印字用プリンタモジュールの位置関係も横方向へ並列して設置できることもあり、感熱ロール紙を搬送する角度も垂直方向より小さくできる。
これは、下面が接触している感熱ロール紙を引っ張ったとき多少でも横方向の力が働くため、プリンタモジュールのプラテンローラが給紙するための負荷が軽減される。また、角度的に感熱ロール紙の引っ張りを受ける部分が垂直より上方向に広がっているため、たるみも規制を受けることなく上方向に扇形に広がることができる。また、たるみの最も大きい感熱ロール紙の上方頂点部分にプリンタモジュールの給紙ガイドがないためたるんだ部分を引き込むこともない。
本発明に係るレストランプリンタのような構造では、前述したように感熱ロール紙の上部に印字ヘッドを有したプリンタモジュールがあり、そのプリンタモジュールの紙排出口の近傍にオートカッタが取り付けられている。このオートカッタは、感熱ロール紙の搬送方向に対し垂直に切断するためのシャーリング式の可動刃が、感熱ロール紙の上方からほぼ垂直に降りてきて、感熱ロール紙の下部に位置している固定刃とかみ合わさることで切断する構造になっている。
印字して切断された紙の排出口と感熱ロール紙の交換用扉は、レストランプリンタの前面(図5中、D面側)に位置している構造となっており、この交換用扉はレストランプリンタ本体のD面最下部のヒンジ部を介して開閉可能に連結されている縦方配置であるため、プリンタモジュールが、感熱ロール紙を紙送りしたとき、垂直方向より交換用扉(D面)側へ引っ張るため、感熱ロール紙を交換用扉(D面)側へ引き寄せる力が加わる。
これにより感熱ロール紙のたるみの空間が縮小され、許容できるたるみ量に限度ができる。限度を超えたたるみ量になると、そのたるんだ感熱ロール紙は自由が効かなくなり、感熱ロール紙の前方上部(交換用扉側)とプリンタモジュールから引っ張られている感熱ロール紙の部分に挟まれ最終的にプリンタモジュールの給紙口に入り込み、感熱ロール紙の片側から引っ張ることによって回転して給紙を行っていた状態が、感熱ロール紙を両方から引っ張る形となり、回転できなくなる。
またプリンタモジュールは、回転できない感熱ロール紙を更に給紙口から引っ張り込もうとするが、給紙口に感熱ロール紙のロール自体が入ることは不可能なため、引き込み力に対する負荷がプラテンローラを駆動するモーターのトルクより大きくなり、完全にロックしてしまう。
このメカニズムの回避策として、感熱ロール紙のたるみを十分許容できるだけの空間を設けることが可能ならばそれでも問題は無いのだが、たるみは、感熱ロール紙の給紙負荷の軽減策として用いるような前述の回転ローラを使用した場合のみでなく、ユーザーが感熱ロール紙を交換する際、たるみが生じた感熱ロール紙をそのままの状態でロール紙収納部にセットするという可能性もあり、たるみ量としては制御するのは不可能である。
しかも、レストランプリンタは、設置スペースの減少化を達成するための商品開発として小型化は必要条件であるため、たるみ量を許容できる空間の増加は、この場合得策ではない。また、このたるみにより感熱ロール紙の左右方向を規制している感熱ロール紙設置部分(ロール紙収納部)の横壁による効果も無くなり、印字、切断し排出された感熱ロール紙(伝票等)の片側のみ感熱ロール紙の端面部分がつぶれてしまう。
これは、たるんだ状態の感熱ロール紙は、1枚から数枚の部分で、無理に横方向のずれを規制しようという力が働き、感熱紙のこしが耐え切れなくており曲がったためである。このように店舗内での使用中、特に繁忙期に感熱ロール紙を交換することになった場合、確実にたるみなく感熱ロール紙をセットするのは不可能であり、そのたるみが原因で印字した顧客へ提出する伝票の端が折れ曲がる場合があり、品質的にも不十分である。また、感熱ロール紙をロール紙収納部内のくぼみに感熱ロール紙の左右両端面を規制するように収納し、ロール外周面を接触させ回転させるような構造では、感熱ロール紙のセット時にたるみを作ってしまうと次の交換時まで無くならないといった状況となる。
そこで本発明は、感熱ロール紙等のロール紙のロール外周面を接触させて回転させる構造ではなく、ロール紙の紙芯部分をプリンタに回転可能に固定された左右のアームの凸型形状で挟みこむことにより保持すると共に、その保持構造物を交換用扉側に備えることにより、安定した紙送り、ロール紙の交換性、装置の小型化が可能なロール紙収納容器及び該ロール紙収納容器を利用したプリンタを提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るプリンタは、まず、ロール紙支持部を交換用扉の内側に設け、ロール紙交換の際、視覚的に容易に見え、前記作業上手前で作業でき、誤操作する要因を減らした。
つまり、交換用扉の内側に強度十分なアームとロール紙の紙芯部分を挟み込む凸型形状をした左右のアーム部が、それぞれ1本づつの回転シャフトで交換用扉のフレームに固定されており、しかも回転可能な構造とした。さらに左右に取り付けたアーム部は、ロール紙の紙芯部分を挟み込む部分は、凸型形状をしており、その凸型形状はお互いに内側を向いていて、ロール紙の紙芯にその部分が入り込むことにより、回転シャフトと同じ機能になる。
また、前記左右のアーム部は、固定している交換用扉のフレームとの間でばね(弾性体部)により、常にお互いに内側に加圧されていて、ロール紙を装着する際、一旦広げられるが、ロール紙の紙芯の穴(軸孔)がアーム部のロール紙支持部近傍にくると、左右のアーム部は、内側に閉じる力(閉腕方向)が働いているため、アーム部のロール紙支持部がロール紙の紙芯の穴に入り込み、センタリングが可能になる。
また、左右のアーム部の周りには、ロール紙が装着されたとき、4方を囲む箱形のホルダ部が交換用扉内側に備えられ、前記交換用扉を90°以上開いたとき、上方向のみ開放されている。そのためロール紙の装着方向が規制され、ホルダの内側の左右の側面から内側へそれぞれ飛び出しているアーム部の凸型形状を押し広げるのに無理な力が加わることなくスムーズに、ロール紙の装着が可能になる。
さらに、このホルダ部の内側は、ロール紙の外形にほぼあった半円弧形状になっているため、新品のロール紙を装着した場合は、ほぼ上からホルダに落とし込むだけでセンタリングが可能である。ロール紙を装着する際は、そのロール紙の紙芯に入り込む左右のロール紙支持部のあるアーム部は、常に内側へ加圧しているばね力だけでロール紙の回転シャフトの変わりになっているが、交換用扉を閉じて実際に印字をするときは、プリンタ本体側により前記アーム部の移動量を規制することにより、それぞれ外側に開くことはなくなり、ロール紙支持部から、ロール紙が外れることはなく、完全な回転シャフトとしての状態になり安定する構造とした。
また、ロール紙交換の際、装着不十分で、完全にロール紙の紙芯にアーム部のロール紙支持部が入り込んでいない場合、交換用扉を閉じようとしても、プリンタ本体側に設けたストッパにより閉じない構造とした。
本発明に係るロール紙収納容器及びプリンタによれば、ロール紙のセット時に起こりうるロールたるみによるロール紙の搬送不良・印字伝票の左右端面の折れ曲がりを防止するだけではなく、印字時のロール紙の回転負荷が削減でき、それによりプラテンローラ駆動に必要なモータートルクに十分な余裕ができた。これは、印字位置の安定化につながり、モーターの消費電力の軽減にもなるという効果がある。また、ロール紙の紙芯を保持することで、ロール紙のロール外周面に接触することがなく、感熱面の損傷対策にもなるという効果がある。
本発明の実施の形態について、図1から図5を参照して以下に説明する。
図2は、本発明に係るレストランプリンタ(プリンタ)の断面図であり、図3は、その斜視図である。本レストランプリンタは、レストラン、居酒屋、ホテルあるいはファーストフード等で用いられ、注文データ管理装置の一部を構成する装置の中のデータ出力装置であり、
まず、この注文データ管理装置の全体構成、及びその使用例について図1にて概略説明する。なお、図1において、図7と同一の構成については、同一の符号を付している。
無線方式の注文データ管理装置を一例として取り上げ、その使用例を説明する。なお、本発明のレストランプリンタは、無線方式のものに限定されるものではなく、有線方式のものであっても適用可能である。
接客担当者が客から料理の注文を受けた場合、携帯している注文入力装置601に、テーブル番号等とともに注文を受けた各メニューを入力する。この入力された注文データは、前記注文入力装置601から無線送信される。前記無線送信された注文データは、店舗内の各コーナー等に設置された制御装置603によって受信され、各種データの処理や一元管理等を行うデータ管理装置602に送られ、表示される。前記データ管理装置602では、前記注文データ及び該注文データを受信した時刻、接客担当者を識別する番号等の情報を記憶装置(上記データ管理装置602内部)に記憶する。
そして、厨房に設置されたレストランプリンタ(プリンタ)101から調理指示用の伝票を印刷出力して、調理担当者に調理の指示を送る。また、会計用伝票が別の異なるレストランプリンタから印刷出力され、これは接客担当者により客に手渡される。
調理担当者は、調理指示伝票に従って調理を開始し、調理完了するとその旨を接客担当者に通知する。これにより、接客担当者は注文を受けた客に調理を運んで配膳することになる。なお、説明した無線方式の他に、電磁誘導コイルを用いて注文データの送受信を行う電磁誘導方式の注文入力装置601もある。
以上のようにして用いられるレストランプリンタ101は、前記データ管理装置602での、前記注文データ及び該注文データを受信した時刻、接客担当者を識別する番号等の情報を記憶した記憶装置から送られた情報を無線により受け取り、前記記憶装置からの指示に従って、調理指示用に伝票を出力する。また、客室近傍に設置されたレストランプリンタ101には、顧客に渡す会計用伝票を出力する。
このレストランプリンタ101は、図1に示すように、箱状の筐体500と、該筐体500の一面(前面)に開閉自在で開状態のときに内側面111aが上方を向くように設けられた交換用扉(扉)111とを有し、該交換用扉111を介して感熱ロール紙(ロール紙)102を内部に収納するロール紙収納容器501と、交換用扉111の内側面111aに設けられ、該交換用扉111を閉めたときに交換用扉111の先端と筐体500との間に設けられら伝票排出口(排出口)105から感熱ロール紙102を繰り出して外部に排出するプラテンローラ107と、上記交換用扉111の内側面111aに設けられ、該交換用扉111を閉めたときに上記プラテンローラ107により繰り出された感熱ロール紙102の下面側に配された固定刃109と、上記筐体500内に設けられて上記交換用扉111を閉めたときにプラテンローラ107に感熱ロール紙102を圧接させるサーマルヘッド106と、筐体500内に設けられて上記固定刃109に当接するように移動可能とされ、移動したときに固定刃109との間で感熱ロール紙102を挟み込んで切断する可動刃108とを備えている。
また、レストランプリンタ101は、図1に示すように、上記データ管理装置602内部の記憶装置からの情報をアンテナ119で受け、制御基板120で処理し、印字は、プリンタモジュール103に、切断はオートカッタ104にそれぞれ指示を送る。従ってそれぞれ用途の異なる伝票出力であるが、基本は同じサーマル印字で、ロール状に巻かれた使用前の上記感熱ロール紙102をレストランプリンタ101の内部、即ち、ロール紙収納容器501内に格納でき、その上部に印字用のプリンタモジュール103を配置し、伝票内容を印字した感熱ロール紙102を伝票の形にするために切断するオートカッタ104が前記プリンタモジュール103の伝票排出口105側に設けられている。
オートカッタ104で切断した伝票は、レストランプリンタ101の伝票排出口105から排出(出力)される。またこのプリンタモジュール103は、サーマルヘッド106と印字時感熱ロール紙102を挟みこみ押さえつける働きをするプラテンローラ107とが分離可能な構造のものであり、同じようにこのオートカッタ104も可動可能な可動刃108と固定刃109とが分離可能な構造のものである。
このオートカッタ104は、感熱ロール紙102の伝票排出口105近傍の走行方向に対し垂直に切断するためのシャーリング式の可動刃108が、印字された感熱ロール紙110の上方からほぼ垂直に降りてきて、印字された感熱ロール紙110の下部に位置している固定刃109とかみ合わさることで切断する構造になっている。
印字して切断された紙の排出口(本レストランプリンタ101の伝票排出口105)と、感熱ロール紙102の交換を行うために開閉自在に設けられた交換用扉111とは、レストランプリンタ101の前面に位置している構造となっており、交換用扉111は、レストランプリンタ101の前面最下部のヒンジ部112を介して開閉可能に連結されている。
この交換用扉111の内側(内側面111a)には、印字時、サーマルヘッド106に感熱ロール紙102を押さえつけているプラテンローラ107と印字した部分を余分な余白無しに最適な長さに切断するオートカッタ104の固定刃109とが取り付けられている。
そのため感熱ロール紙102等の交換時、レストランプリンタ101の下部に位置するヒンジ部112を支点として回転することにより、交換用扉111を開くと感熱ロール紙102をサーマルヘッド106とプラテンローラ107とではさみこみながら印字し、前記印字したサーマル紙を最適な長さに切断するオートカッタ104のサーマル紙搬送経路が完全に開放されることになる。
これは、前記のようにサーマルヘッド106を有したプリンタモジュール103が、レストランプリンタ101側に取り付けられているサーマルヘッド106と交換用扉111側に取り付けられているプラテンローラ107とに分離し、同じようにレストランプリンタ101側に取り付けられたオートカッタ104の可動刃108と交換用扉111側に取り付けられている固定刃109とが分離可能な構造である為である。
また、図3及び図4に示すように、上記交換用扉111の内側面111aには、感熱ロール紙102の軸孔113a、紙芯113の軸孔113aの両開口側に位置するように、該内側面111aの直交する方向に延びた一対のホルダ(板状部材)121が形成されている。
更に、ロール紙収納容器500は、この一対のホルダ121に、感熱ロール紙102の軸線L方向に移動可能に設けられ、感熱ロール紙102の軸孔113a内に挿入されて該感熱ロール紙102を回転可能に支持する突起状のロール紙支持部114と、該ロール紙支持部114を一対のホルダ121の内側に向けて付勢する付勢手段502とを備えている。そして、ロール紙支持部114は、ロール紙102を交換用扉111の内側面111aに接触させることなく支持するようになっている。
また、本実施形態においては、上記ホルダ121に、基端側を中心として開閉可能で閉状態のときにホルダ121の外側面121aから突出しないように設けられた板状のアーム(アーム部)115を有している。そして、上記ロール支持部114は、このアーム115の先端に設けられている。また、このアーム115は、バネ118によって常に閉腕方向に付勢されている。即ち、これらアーム115及びバネ118は、上記付勢手段114として機能するようになっている。
つまり、感熱ロール紙102の紙芯113を保持する軸は、感熱ロール紙102を回転させるための完全な一本の軸ではなく、前記感熱ロール紙102の紙芯113の両端をそれぞれ保持する左右に分離したロール紙支持部114を有する左右2本のアーム115構造になっている。
図4にこの部分の前側から見た断面構成を示す。このアーム115は、感熱ロール紙102の幅方向つまり、レストランプリンタ101を前から見たとき、左右に位置するよう配置され、交換用扉111の内側(内側面111aに設けられた)のフレーム117にそれぞれシャフト116により回転可能に固定されており、それぞれにばね118を備え、常に内側(レストランプリンタ101を前から見たとき中央)へ加圧されている。
また、これらアーム115の詳細形状は、図4も参照願いたい。これら左右のアーム115の先端に設けられたロール紙支持部114は、お互いに内側へ突き出ていて、感熱ロール紙102が装着されてないときは、そのロール紙支持部114の先端の左右の距離は、感熱ロール紙102の幅より小さく設定されている。
また、これら左右のアーム115の周りには、交換用扉111を90°近く開いた状態で上方向122(図2において紙面に対して上方向)しか開放されてない、感熱ロール紙102を4方囲んだ箱型形状の樹脂製の上記ホルダ121を備えており、この状態での感熱ロール紙102の装着方向性を規制可能にした。
また、このホルダ121内側は、感熱ロール紙102の円弧に沿った形状となっており、感熱ロール紙102装着の際、交換用扉111を90°近く開くと、感熱ロール紙102の方向性に戸惑うことなく、上から下へ向かって前記ホルダ121に確実に入れることが可能。
さらに前記ホルダ121の内側で感熱ロール紙102を装着した場合の幅方向の左右の両側面には、それぞれ前記アーム115のロール紙支持部114が内側向きに突き出ており、その左右のロール紙支持部114の間の距離は、感熱ロール紙102の幅より小さくなっており、感熱ロール紙102を前記樹脂製のホルダ121に装着する際、一旦感熱ロール紙102の幅まで前記ロール紙支持部114を有したアーム115がばね118の力に反発しながら押し広げられ、前記感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)が通過すると同時に、その穴(軸孔113a)にロール紙支持部114が入り込み感熱ロール紙102の紙芯113の部分を左右のアーム115で挟みこんだ形になる。
紙芯113の穴(軸孔113a)に入り込んだロール紙支持部114そのものは、感熱ロール紙102の紙芯113の両端左右しか荷重的に受けていないが、軸が一本紙芯の中を貫通していることと同じになる。
したがって、感熱ロール紙102が通常使用されるときは、回転するわけだが、その回転中心が紙芯113を貫通した一本の軸にみたてた、左右のアーム115に形成したロール紙支持部114となる。
回転中心が、感熱ロール紙102の中心の穴であることから、回転の負荷が非常に小さくなる。また、ロール紙支持部114は、感熱ロール紙102を装着するための方向が上から下へ向かっているのに対し、アーム115が広がる方向は、アーム115が交換用扉111のフレーム117にシャフト116で取り付けられていて、そのシャフト116を中心に回転するが、その方向は感熱ロール紙102の幅方向に左右それぞれのアーム115が広がる方向に可動する。
通常、左右のアーム115に形成されたロール紙支持部114は、アーム115そのものが、交換用扉111のフレーム117と回転可能にシャフト116で固定されている部分において、ばね118で内側に加圧されているため感熱ロール紙102の幅より小さくなっている。
そこに感熱ロール紙102をひっかかりなく入れるために、ロール紙支持部114に傾斜がついており、図4に示すように、感熱ロール紙102の入れはじめは、傾斜の始まり部分123でロール紙支持部114の頂点124にいくにつれて感熱ロール紙102の幅より狭くなっている。
したがって、感熱ロール紙102が下にいくほど、よりアーム115を押し広げて、ちょうど感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)がロール紙支持部114の位置を通過すると同時に、ばね118でお互いに内側へ加圧されているアーム115は、内側へ動き、ロール紙支持部114が、感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)に入り込む(挿入する)。
このように、ばね118で加圧され内側へそれぞれ寄せられているアーム115のロール紙支持部114の距離に対し、その距離より大きな幅の感熱ロール紙102を入れるという単一動作により、ひっかかりなく、押し広げるために、ロール紙支持部114に傾斜がついており、感熱ロール紙102の装着時の状態である、交換用扉111を約90°開いた状態でのロール紙支持部114の上側は、前記のように傾斜がついており、左右のアーム115に形成されたロール紙支持部114のもっとも上の部分、つまり傾斜の始まり部分123で左右のアーム115に形成されたロール紙支持部114の距離は、感熱ロール紙102の幅より多少大きくなっているが、前記ロール紙支持部の頂点124にいくに従って、小さくなっている。
つまりこの傾斜により、感熱ロール紙102を装着する際の最初に前記左右のアーム115に形成されたロール紙支持部114に接触する衝撃を無くし、アーム115のロール紙支持部114の上側につけられた傾斜をこすりながら、前記左右のアーム115を押し広げる構造である。
ここで、図5の片側のアーム115の斜視図とそのロール紙支持部114部分の三面図にて説明すると、この第1の傾斜510は、平面ではなく凹形状に湾曲している面である。
図5のロール紙支持部斜視図で説明する。
即ち、ロール紙支持部114は、感熱ロール紙102の軸線L方向の延びた断面円状の外周面512と、軸線L方向に直交する面に対して傾斜した上記第1の傾斜面510及び第2の傾斜面511を有する端面513とで形成されている。
この第1の傾斜面510は、感熱ロール紙102を装着する際に、感熱ロール紙102が外周面512とで形成する稜線L1のみに接触しながら装着されるよう凹んで形成されている。本実施形態では、第1の傾斜面510は、円筒状の曲面を有するように凹んで形成されている。
また、第2の傾斜面511は、感熱ロール紙102を脱着する際に、感熱ロール紙102が外周面512とで形成する稜線L2のみに接触しながら脱着されるように形成されている。本実施形態では、円筒状の曲面を有するように形成されている。
また、図3に示すように、交換用扉111を開けたときに、第1の傾斜面510が上方側(紙面に対して上方)に位置すると共に、第2の傾斜面511が下方側(紙面に対して下方)に位置するように形成されている。
第1の傾斜面510の湾曲は、感熱ロール紙102を交換用扉111の内側にあるホルダ121に装着する際、前記のように感熱ロール紙102と左右のアーム115に形成されたロール紙支持部114が接触しながら左右それぞれのアーム115を押し広げ、感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)が、それぞれのアーム115のロール紙支持部114の位置にきた時点で、前記の穴(軸孔113a)にアーム115のロール紙支持部114が入り込む構造であるが、極力フラツキなく、感熱ロール紙102の紙芯113の穴をロール紙支持部114の位置にさそい込むために無線プリンタの前後方向のズレ防止のための形状となっている。
上述した感熱ロール紙102を装着する際、最初に感熱ロール紙102の外縁部(外周面と端面との境)が、第1の傾斜面510に接触する。この状態は、感熱ロール紙102の外縁部が、稜線L1に1点接触した状態である。そして、感熱ロール紙102を押し込むにしたがい、該感熱ロール紙102は、アーム115を押し広げると共に、外縁部が稜線L1のみに接触しながら(稜線L1をなぞるように)移動する。これにより、感熱ロール紙102は、ひっかかり等がなく、円滑に移動するので、微小な力で感熱ロール紙102を押し込むことができ、容易に装着を行うことができる。
更に、外縁部が稜線L1のみに接触しながら移動するので、1点接触が2点接触になると共に、2点接触間の距離がロール紙支持部114の直径に近づくように徐々に広がることになる。従って、感熱ロール紙102は、押し込まれるほど、安定して支持されると共に、ロール支持部114の求心作用により、軸孔113aの中心がロール支持部114の中心に向かうことになる(センタリング効果)。従って、容易且つ確実にロール紙支持部114を軸孔113a内に挿入させることができる。
更に、ロール紙支持部114が軸孔113a内に挿入された後、更に、感熱ロール紙102を押し込もうとした場合、第1の傾斜面510の稜線L1が、紙芯113の内周面に押し付けられた状態となる。ところがこの場合においては、第1の傾斜面510が凹んでいるので、稜線L1と内周面とのなす角度が鋭角な状態(エッジがたった状態)となり、
抵抗を受けて感熱ロール紙102は移動しにくくなる。つまり、感熱ロール紙102をさらに押し込んだとしても、容易にロール紙支持部114から外れないようになっている。
また、前記アーム115のロール紙支持部114の頂点から下側は、感熱ロール紙102を使い切った際に残る感熱ロール紙102の紙芯113をひっかかりなく、取り外すことができるよう、この部分にもロール紙支持部114の頂点より上側同様、上記第2の傾斜面511がついている。
しかしながら、第1の傾斜面510と異なるのは、第1の傾斜面510は凹形状(円筒状)に湾曲しているのに対し、第2の傾斜面511は凸形状(円筒状)に湾曲している。これは、つまり使い切った感熱ロール紙102の紙芯113を取り外す際は、装着時のように感熱ロール紙102が新品のときと異なり、外径が小さいため、操作的には上へ持ち上げて取り外す角度は、バラツキやすい。そのため少しでもスムーズに取り外すため感熱ロール紙102の紙芯113を持ち上げたとき、前記紙芯113の穴(軸孔113a)の内径が、アーム115に形成したロール紙支持部114に最初に接触する箇所を1点にすることにより、感熱ロール紙102の紙芯113を取り外す際のアーム115のロール紙支持部114との摩擦力を下げるためである。
そこで、感熱ロール紙102の紙芯113を取り外す際の挙動を説明する。感熱ロール紙102の紙芯113を取り外す場合、交換用扉111は約90°開かれた状態であるためホルダ121内に残った前記感熱ロール紙102の紙芯113をつかみ上方向へ引っ張り取ろうとする。
そのとき、感熱ロール紙102の装着挙動を説明したのと同様、ひっかかることなく一度、左右のアーム115に形成されたロール紙支持部114の表面を滑らせながら押し広げることになる。
これは、まず前記感熱ロール紙の紙芯113を持ち上げると今まで感熱ロール紙102の紙芯113の自重で左右のアーム115のロール紙支持部114の上側の傾斜部と前記感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)の内径の上部分での接触がなくなり、感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)の内径とアーム115のロール紙支持部114のクリアランス分持ち上がり、次に感熱ロール紙102の紙芯103の穴(軸孔113a)の内径の下部分とアーム115のロール紙支持部114の頂点より下側が接触する。
そのまま持ち上げることにより管状に残った紙芯103の肉厚部分がその傾斜を滑りながら押し広げ、アーム115のロール紙支持部114の頂点を通過すると同時に元に戻る。
このように、感熱ロール紙102の脱着、つまり紙交換は、これまで説明したようにばね118により加圧された、左右のアーム115をドーナツ型した感熱ロール紙102の脱着により押し広げ、ばね118の力でアーム115に形成されたロール紙支持部114をドーナツ型した感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)に入れることにより、無線プリンタ本体と別体の軸の必要がなく、感熱ロール紙102の回転軸を構成している。
そこで、このアーム115に形成されたロール紙支持部114の詳細を説明すると、感熱ロール紙102を交換する際、交換用扉111を90°開いた状態では、無線プリンタとして前から見ると、おおよそ台形に似た形となっており、上下の動きとなる感熱ロール紙102の着脱によってスムーズに左右のアーム115を押し広げることに適した形状となっている。
また、前記、交換用扉111を90°開いた状態で、上から見ると、長方形になっている。さらに、内側から見ると、丸形状となっている。これは、感熱ロール紙102の交換時は、交換用扉111は約90°開いている状態で、前記説明のとおり、スムーズな感熱ロール紙102の着脱のために、上下方向については傾斜がついている。そのため、感熱ロール紙102の回転軸としては、アーム115のロール紙支持部114の斜面で感熱ロール紙の紙芯113の穴(軸孔113a)を支えているため、安定しているとはいえない。
しかしながら、実際に無線プリンタとして動作させる場合は、感熱ロール紙102を装着し、交換用扉111は、閉じられた状態(感熱ロール紙装着時より90°回転した状態)で使用される。
つまり、アーム115のロール紙支持部114と感熱ロール紙の紙芯113の穴(軸孔113a)の内径の接触している部分が90°回転した状態となるため、ロール紙支持部114の傾斜(第1の傾斜面510及び第2の傾斜面511)の部分でなく感熱ロール紙102の紙芯113と平行した面、即ち、外周面512で支えることとなり、安定した回転軸を構成できる。
また、本、無線プリンタは、前記のように、交換用扉111を90°開いた状態で、感熱ロール紙102を装着し、無線プリンタとして動作させるためにその交換用扉111を閉じるわけだが、感熱ロール紙102の装着が正しくないまま印字するいわゆる誤動作を防止する構造となっている。
そのしくみを説明する。感熱ロール紙102の紙芯113の左右の穴(軸孔113a)にそれぞれ左右のアーム115のロール紙支持部114が入り込むことによって、前記感熱ロール紙102は、安定した回転を得ることは前記のとおりである。左右のアーム115は、それぞれ交換用扉111のフレーム117に回転可能に軸固定され、それぞれにばね118で加圧されている。
したがって、それぞれのアーム115は内側に常に押し付けられている。その位置は、感熱ロール紙102が装着されていない場合と正規どおりに装着されている場合が同じであり、ホルダ121の幅方向の外形とおなじか、それ以下になっている。
つまり、感熱ロール紙102を装着する際、感熱ロール紙102の外周がアーム115のロール紙支持部114に接触し左右のアーム115の押し広げがはじまる。さらに感熱ロール紙102を押し込むと徐々にロール紙支持部114の出っ張り分が押し広げられ、凸部分の頂点を最大とし、感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)にロール紙支持部114が入り込むことにより、未装着の位置まで、左右のアーム115は戻る。
つまり、正規の位置(感熱ロール紙102の紙芯113の穴(軸孔113a)を左右のアーム115のロール紙支持部114が挟み込んだ位置)以外では、左右のアーム115は、押し広げられているため、ホルダ121の幅方向の両外形よりとびだしている。感熱ロール紙102を装着する際、交換用扉111は約90度開いた状態であるのに対し、印字は、前記交換用扉111を閉じなければならない。
交換用扉111を徐々に閉じていくと交換用扉111に有したホルダ121の両外側の寸法の方が無線プリンタ本体(筐体500)側のホルダ収納部分125の内側寸法より小さいため、問題なく収納されるが、前記交換用扉111に有したホルダ121の両外側より左右のアーム115が外側へ飛び出していると無線プリンタ本体側のホルダ収納部125の内側寸法より大きくなり、無線プリンタ本体(筐体500)側のホルダ収納部125の入り口のストッパ126に左右のアーム115の端面であるアームのストッパ127がぶつかり、それ以上閉じない構造となっている。
これにより、感熱ロール紙102の装着が不十分であることを検出するばかりでなく、不十分なまま、印字することも完全に防ぐことができる。
また、感熱ロール紙102の紙芯113からアームのロール紙支持部114が外れるためには、ホルダ121の外幅より飛び出さなければならないが、交換用扉111閉時は無線プリンタ本体側のホルダ収納部125に入っているため、多少は広がることは可能であるが、完全に感熱ロール紙102の紙芯113からアーム115のロール紙支持部114が外れるだけの飛び出しは、不可能な構造となっている。
従って、一度感熱ロール紙102が正規に装着されると、交換用扉111を再度開けないかぎり、外れることはない。また、プリンタ本体側に固定されたプリンタモジュール103の印字ヘッドの幅方向の中心に交換用扉111を閉じた際、装着した感熱ロール紙102の幅方向の中心がほぼ一致するためのリブ128をプリンタ本体側のホルダ収納部125の上部に設けた。
これは、規格化した感熱ロール紙102でも公差内のバラツキがあり、それを装着する部分であるホルダ121の内側寸法も前記規格化された公差の上限値とさらにクリアランスを考慮するとある程度大きめの寸法にする必要がある。
そのため、どうしても感熱ロール紙102をホルダ121に装着した際、左右のアーム115のロール紙支持部114で作り出した軸に対し、スラスト方向のクリアランスが生じる。
つまり、感熱ロール紙102装着時点では左右への偏りが発生している。これを、交換用扉111を閉じることでプリンタ本体側のホルダ収納部125の上部に設けた2本のリブ128で中心に寄せていく。この2本のリブ128は、その内側寸法がプリンタ本体からみて前側は、交換用扉111に有したホルダ121の内側寸法より大きく、後ろ側つまり奥へいくと感熱ロール紙102の幅寸法とほぼ同じになっており、交換用扉111のホルダ121に装着された感熱ロール紙102を徐々に閉じていくに従って、感熱ロール紙102に対し左右からリブ128が迫ってきて偏っていた感熱ロール紙102が中心に寄せられていき、印字ヘッドとのセンタリングができていく構造になっている。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
なお、交換用扉111に設けた上記シャフト116、アーム115、ばね118構造等は図示した構造物に限定されるものではなく、本発明の主旨に基づくすべての構造物も含まれるものであることは言うまでもない。また、プリンタモジュールとして感熱用紙に印字を行うサーマルプリンタを例として説明したが、例えば、インクをノズルから噴射して印字を行うインクジェット方式の印字ヘッドを用いて、ロール状の記録用紙を保持し収納するようなレストランプリンタにも、本発明は適用可能である。また、本発明のプリンタは、レストラン以外の他のシステムにおいても有用である。
また、本発明のロール紙収納容器をプリンタに採用した例を説明したが、プリンタに限られるものではない。例えば、トイレットペーパ(ロール紙)を収納する容器に採用しても構わないし、台所等で使用するキッチンペーパ(ロール紙)を収納する容器等に採用しても構わない。これら場合においては、ロール支持部により、各種ロール紙の交換等をワンタッチで容易に行うことができる。
また、上記実施形態においては、アームとバネとで付勢手段を構成したが、これに限られることはなく、ロール紙支持部を一対の板状部材の内側に付勢できる構成であれば構わない。例えば、ロール支持部を単に、一対の板状部材に取り付けたバネ等で付勢しても構わないし、また、アームに替えて板バネを利用しても構わない。
また、上記実施形態においては、ロール紙支持部の第1の傾斜面及び第2の傾斜面を、円筒状の曲面を有するように形成したが、円筒状に限られるものではない。
本発明に係るレストランプリンタを含む注文データ管理装置の全体構成図である。 本発明に係るレストランプリンタの一例を示す横側断面図である。 図2に示すレストランプリンタの斜視図である。 図2に示すレストランプリンタを前面から見た状態であって、感熱ロール紙を装着する前の状態を示す図である。 図2に示すレストランプリンタが有するロール紙収納容器のロール紙支持部を示す図であって、(a)はアームに取り付けられた状態での斜視図であり、(b)はロール紙支持部の正面図を示し、(c)は(b)に示す状態の側面面であり、(d)は(b)の断面矢視E−E図であり、(e)はロール紙支持部の斜視図である。 従来のレストランプリンタの一例を示す断面図である。 従来のレストランプリンタを含む注文データ管理装置の全体構成図である。
符号の説明
L 軸線
L1、L2 稜線
101 レストランプリンタ(プリンタ)
102 感熱ロール紙(ロール紙)
103 プリンタモジュール
104 オートカッタ
105 伝票排出口
106 サーマルヘッド
107 プラテンローラ
108 可動刃
109 固定刃
110 印字された感熱ロール紙
111 交換用扉(扉)
111a 交換用扉の内側面
112 ヒンジ
113 紙芯
113a 軸孔
114 ロール紙支持部
115 アーム(アーム部)
116 シャフト
117 フレーム
118 ばね
119 アンテナ
120 制御基板
121 ホルダ(板状部材)
122 上方向
123 傾斜の始まり部分
124 ロール紙支持部の頂点
125 本体側ホルダ収納部
126 本体側ホルダ収納部ストッパ
127 アームのストッパ
128 リブ
500 筐体
501 ロール紙収納容器
502 付勢手段
510 第1の傾斜面
511 第2の傾斜面
512 外周面
513 端面

Claims (17)

  1. ロール紙に印字するプリンタにおいて、ロール紙を交換するための扉の筐体側の面に、ロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部を有するロール紙支持構造を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    前記扉の筐体側の面に配設された2本のアーム部を備え、
    前記ロール紙支持部が、前記アーム部の向かい合う面に設けられて前記ロール紙の軸孔両端に挿入し、前記扉面とロール紙とが接することなく該ロール紙を支持することを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項2記載のプリンタにおいて、
    前記前記アーム部は、前記扉の筐体内側に回動可能に取り付けられ、
    前記アーム部を、それぞれ閉腕方向に加重する弾性体部を備えることを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項2記載のプリンタにおいて、
    前記アーム部を前記ロール紙の幅よりも広い間隔に保持するホルダ部を備え、
    前記ロール紙支持部は、前記ロール紙の軸孔両端に挿入し、該ロール紙の回転のセンタリングをすることを特徴とするプリンタ。
  5. 請求項2記載のプリンタにおいて、
    前記アーム部は、前記扉を閉めた状態において、前記ホルダと筐体内部に設置されたストッパの間に安定して挟持されることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  6. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    回転のセンタリングがされていない前記ロール紙と当接するよう筐体内部に配設したストッパを有することを特徴とするプリンタ。
  7. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    前記ロール紙支持部は、前記扉を閉めた状態において、前記ロール紙のスラスト方向のセンタリングが成されている位置に設けられていることを特徴とするプリンタ。
  8. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    前記ロール紙支持部は、前記ロール紙の回転中心線と平行な面で該ロール紙を支えることを特徴とするプリンタ。
  9. ロール紙に印字するプリンタにおいて、扉の筐体内側の面に回動可能に取り付けられた2本のアーム部と、
    該アーム部をそれぞれ閉腕方向に力を加える弾性体と、
    前記アーム部を前記ロール紙の幅よりも広い間隔に保持するホルダ部と、
    前記アーム部の互いに向かい合う面に設けられ、前記ロール紙の軸孔を支持するロール紙支持部とを有することを特徴とするプリンタ。
  10. 請求項9記載のプリンタにおいて、
    前記ロール紙支持部の先端部が、互いに向かい合う方向に突出する斜面形状を有し、前記アーム部側の形状は前記ロール紙の回転中心軸と同じ中心軸を有する円筒形面を有することを特徴とするプリンタ。
  11. 請求項9記載のプリンタにおいて、
    前記扉に配設されたプラテンローラと、
    前記扉に配設されると共に前記プラテンローラにより搬送された前記ロール紙を切断する固定刃と、
    前記扉を閉じたときに前記プラテンローラに前記ロール紙を圧接するように筐体内部に設置されたサーマルヘッドと、
    前記扉を閉じたときに前記固定刃と共に前記ロール紙を切断するように筐体内部に設置された可動刃とを有することを特徴とするプリンタ。
  12. 箱状の筐体と、該筐体の一面に開閉自在で開状態のときに内側面が上方を向くように設けられた扉とを備え、該扉を介してロール紙を内部に収納するロール紙収納容器であって、
    前記扉の内側面には、前記ロール紙の軸孔の両開口側に位置するように、該内側面に直交する方向に延びた一対の板状部材が形成され、
    前記一対の板状部材に、前記ロール紙の軸線方向に移動可能に設けられ、ロール紙の軸孔内に挿入されて該ロール紙を回転可能に支持する突起状のロール紙支持部と、
    該ロール紙支持部を、前記一対の板状部材の内側に向けて付勢する付勢手段とを備え、
    前記ロール紙支持部は、前記ロール紙を前記扉の内側面に接触させることなく支持することを特徴とするロール紙収納容器。
  13. 請求項12記載のロール紙収納容器において、
    前記ロール紙支持部は、前記ロール紙の軸線方向に延びた断面円状の外周面と、軸線方向に直交する面に対して傾斜した第1の傾斜面及び第2の傾斜面を有する端面とを備え、
    前記扉を開けたときに、前記第1の傾斜面が上方側に位置すると共に前記第2の傾斜面が下方側に位置するように形成されており、
    前記第1の傾斜面は、前記ロール紙を装着する際に、ロール紙が前記外周面とで形成する稜線のみに接触しながら装着されるように凹んで形成されていることを特徴とするロール紙収納容器。
  14. 請求項13記載のロール紙収納容器において、
    前記第1の傾斜面は、円筒状の曲面を有するように凹んで形成されていることを特徴とするロール紙収納容器。
  15. 請求項13又は14記載のロール紙収納容器において、
    前記第2の傾斜面は、前記ロール紙を脱着する際に、ロール紙が前記外周面とで形成する稜線のみに接触しながら脱着されるように形成されていることを特徴とするロール紙収納容器。
  16. 請求項15記載のロール紙収納容器において、
    前記第2の傾斜面は、円筒状の曲面を有するように形成されていることを特徴とするロール紙収納容器。
  17. 請求項12から16のいずれか1項に記載のロール紙収納容器と、
    前記扉の内側面に設けられ、該扉を閉めたときに扉の先端と前記筐体との間に設けられた排出口から前記ロール紙を繰り出して外部に排出するプラテンローラと、
    前記扉の内側面に設けられ、該扉を閉めたときに前記プラテンローラにより繰り出された前記ロール紙の下面側に配された固定刃と、
    前記筐体内に設けられ、前記扉を閉めたときに前記プラテンローラに前記ロール紙を圧接させるサーマルヘッドと、
    前記筐体内に設けられ、前記固定刃に当接するように移動可能とされ、移動したときに固定刃との間で前記ロール紙を挟み込んで切断する可動刃とを備えることを特徴とするプリンタ。
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