JP5980416B2 - シューズアッパーの製造方法、およびシューズアッパー - Google Patents

シューズアッパーの製造方法、およびシューズアッパー Download PDF

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Description

本発明は、シューズアッパーの製造方法、およびそのシューズアッパーの製造方法を用いて得られたシューズアッパーに関する。
シューズは、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、を有するシューズアッパーを備える。外履きのシューズでは、このシューズアッパーのソールカバー部に、合成樹脂などでできたアウターソールが取り付けられる。近年、シューズアッパーを構成するインステップカバー部とソールカバー部のうち、インステップカバー部を一枚の編地で構成し、生産性良くシューズを作製することが試みられている。例えば、特許文献1では、平面展開された状態のインステップカバー部を一枚の編地で作製し、それをソールカバー部と共に合成樹脂などでできたアウターソールに接合することで、シューズを完成させている。
特表2012−512698号公報
しかし、特許文献1のシューズは、生産性に未だ改善の余地がある。
特許文献1では、一枚の編地を裁断してインステップカバー部を得るか、もしくは成型編みを行なうことでインステップカバー部を得ている。前者の場合、編地の裁断工程と、インステップカバー部を立体形状にするための縫製工程と、が必要である。また、後者の場合、裁断工程は必要ないものの、縫製工程が必要である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シューズアッパーを生産性良く製造することができるシューズアッパーの製造方法、およびそのシューズアッパーの製造方法で得られたシューズアッパーを提供することにある。
本発明のシューズアッパーの製造方法は、開口部を有し、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、を備えるシューズアッパーを製造するシューズアッパーの製造方法である。この本発明のシューズアッパーの製造方法は、少なくとも前後一対の針床を備える横編機を用いて、次の[1]あるいは[2]を行なうことで、インステップカバー部とソールカバー部とを無縫製で一体に編成することを特徴とする。
[1]インステップカバー部の編出し部の編成を含む下記工程αを行なった後に下記工程βを行ない、下記工程βで左右に分離された状態で編成されたソールカバー部を接続する。
[2]ソールカバー部の編出し部の編成を含む下記工程βを行なった後に下記工程αを行ない、インステップカバー部の編終り部の解れ止めを行なう。
[工程α]…インステップカバー部の左側部分にあたる本体左部と、インステップカバー部の右側部分にあたる本体右部と、がシューズアッパー1の踵側と爪先側で繋がった状態となるように、引き返し編成および筒状編成の少なくとも一方を用いて、横編機の一方の針床で本体左部を編成すると共に、横編機の他方の針床で本体右部を編成する。
[工程β]…ソールカバー部の左側部分にあたる底左部と、ソールカバー部の右側部分にあたる底右部と、が分離された状態となるように、引き返し編成を用いて、横編機の一方の針床で底左部を編成すると共に、横編機の他方の針床で底右部を編成する。
本発明のシューズアッパーの製造方法として、編出し部もしくは編終り部がインステップカバー部の本体左部と本体右部に接続され、インステップカバー部の厚み方向に重複する重複編地部を編成する場合、次のように編成を行なうことが挙げられる。
・重複編地部の編成が終了するまでの間は、インステップカバー部を構成する編目列を増加させる編成を行なわない。
・インステップカバー部を構成する編目列を増加させる際は、インステップカバー部を編成する針床に重複編地部の編目が係止されていない状態としておく。
なお、『インステップカバー部を編成する針床に重複編地部の編目が係止されていない状態』とは、重複編地部の編目が全く作られていない状態(変形形態1−2を参照)、重複編地部の編目が針床から外れた状態(変形形態1−1を参照)、あるいは重複編地部の編目がインステップカバー部を編成する針床から退避した状態(実施形態1を参照)のことである。
上記重複編地部を編成するシューズアッパーの製造方法は、端的に言えば、インステップカバー部と重複編地部とを並行して編成するのではなく、インステップカバー部と重複編地部とを順次編成するシューズアッパーの製造方法である。例えば、実施形態1のように、インステップカバー部を編成する前に重複編地部を編出して、重複編地部を完成させてからインステップカバー部の編成を開始する手順が挙げられる。あるいは、変形形態1−2のように、インステップカバー部の一部を編成した後、インステップカバー部の編成を一時中断して重複編地部を編出して完成させ、そしてインステップカバー部の残りを編成する手順が挙げられる。
重複編地部を編成する本発明のシューズアッパーの製造方法として、工程αにおいて次の手順で編成を行なう形態を挙げることができる。なお、この形態では、工程αを先に行なっても良いし、工程βを先に行なっても良い。
・インステップカバー部の編成領域に重複する位置で重複編地部を編出し、引き返し編成を用いて重複編地部を完成させる。
・その後、重複編地部の編終り部の編目列と、インステップカバー部の一部の編目列と、を重ね合わせて接続し、インステップカバー部を構成する編目列を増加させる編成を行なう。
重複編地部を編成する本発明のシューズアッパーの製造方法として、工程αにおいて次の手順で編成を行なう形態を挙げることができる。なお、この形態では、工程αを先に行なっても良いし、工程βを先に行なっても良い。
・インステップカバー部の編成領域に重複する位置でインステップカバー部から分岐する重複編地部の編出し部を編成する。
・その編出し部に続いて重複編地部を完成させ、重複編地部を針床から外す。
重複編地部を編成する本発明のシューズアッパーの製造方法として、重複編地部を、インステップカバー部の開口部の近傍に接続する形態を挙げることができる。
本発明のシューズアッパーの製造方法として、工程αの後に工程βを行なう場合、工程βにおけるソールカバー部を、熱融着糸を含む融着編糸で編成し、工程βで分離された状態で編成される底左部と底右部とを、編成によって接続した後、その接続部を熱処理によって融着させる形態を挙げることができる。
一方、本発明のシューズアッパーは、開口部を有し、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部、着用者の足裏を覆うソールカバー部、を備える。この本発明のシューズアッパーでは、インステップカバー部の左側部分と右側部分をそれぞれ本体左部と本体右部とし、ソールカバー部の左側部分と右側部分を底左部と底右部としたとき、少なくとも下記[1]〜[3]を満たすことを特徴とする。
[1]本体左部と底左部との間、および本体右部と底右部との間に繋ぎ目がない。
[2]底左部と底右部との境界部分に、シューズアッパーの編出し部または編終わり部が形成されている。
[3]インステップカバー部とソールカバー部の編幅方向が、シューズアッパーの長さ方向に向いている。
本発明のシューズアッパーの製造方法によれば、インステップカバー部とソールカバー部とが無縫製で一体に編成された本発明のシューズアッパーを、複雑な編成動作を用いることなく容易に製造することができる。また、本発明のシューズアッパーの製造方法によれば、インステップカバー部とソールカバー部の編幅方向がシューズアッパーの長さ方向に向いて揃っている本発明のシューズアッパーを製造することができる。このように全体的に編幅方向が揃っており、インステップカバー部とソールカバー部との間に繋ぎ目となる段差がない本発明のシューズアッパーは、見た目・履き心地に優れる。
重複編地部を編成する本発明のシューズアッパーの編成方法によれば、インステップカバー部を部分的に多層構造とすることができる。例えば、踵や開口部などの部分を多層構造として、インステップカバー部を補強することができる。また、多層構造となっている部分は、クッション材などを収納する収納部として利用することもできる。
ここで、インステップカバー部を部分的に多層構造とするにあたって、本発明のシューズアッパーの製造方法では、重複編地部とインステップカバー部とを順次編成する構成を採用している。そのため、重複編地部を編成する間はインステップカバー部を編成しないので、重複編地部の目面(loop quality)がインステップカバー部に比べて低下することがない。多層構造となっている部分は、インステップカバー部を補強する役割や、クッション材などの収納部としての役割を果たす。特に、重複編地部をインステップカバー部の開口部の近傍に接続することで、当該開口部を補強することができ、開口部周りのデザイン性を向上させることができる。
(A)は実施形態1に示すシューズアッパーの概略上面斜視図、(B)はそのシューズアッパーの概略下面斜視図である。 (A)は実施形態2に示すシューズアッパーの概略上面斜視図、(B)はそのシューズアッパーの概略下面斜視図である。 (A)は実施形態3に示すシューズアッパーの概略上面斜視図、(B)はそのシューズアッパーの概略下面斜視図である。
以下、本発明のシューズアッパーの製造方法、および本発明のシューズアッパーの実施形態を図に基づいて説明する。シューズアッパーの製造方法には、少なくとも前後一対の針床を備え、前後の針床間で編目の目移しが可能な2枚ベッド横編機を用いた。いずれの実施形態においても、横編機の一方の針床では奇数番目の編針に編目を係止させ、他方の針床では偶数番目の編針に編目を係止させる編成、いわゆる針抜き編成を行なう。もちろん、使用する横編機は、2枚ベッド横編機に限定されるわけではなく、例えば4枚ベッド横編機であっても良い。
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1に示す本実施形態のシューズアッパー1は、着用者の足の甲側の部分を覆うインステップカバー部3と、着用者の足裏の部分を覆うソールカバー部2と、を備える。シューズアッパー1はさらに、ソールカバー部2の外側に図示しないアウターソールを備えていても良い。この実施形態のシューズアッパー1は、以下の二点で従来のシューズアッパーと異なる。
[1]インステップカバー部3とソールカバー部2とが繋ぎ目なく、無縫製で立体的に編成されている。
[2]インステップカバー部3とソールカバー部2の編幅方向が共に、シューズアッパー1の長さ方向、即ち踵と爪先とを繋ぐ方向に向いて揃っている(丸囲み拡大図を参照)。
上記[1]と[2]の構成は、シューズアッパー1の製造方法に起因して形成される。シューズアッパー1の製造方法については後ほど詳しく説明するが、簡単に言えば次のようになる。
・横編機に備わる一方の針床で、インステップカバー部3の左側部分にあたる本体左部3L、およびソールカバー部2の左側部分にあたる底左部2Lを編成する。
・横編機に備わる他方の針床で、インステップカバー部3の右側部分にあたる本体右部3R、およびソールカバー部2の右側部分にあたる底右部2Rを編成する。
なお、インステップカバー部3とソールカバー部2の左右の配分は特に限定されないが、当該配分はおよそ1:1とすることが好ましい。
上記インステップカバー部3とソールカバー部2とは、熱融着糸を含む融着編糸で編成することが好ましい。融着編糸を用いることで、シューズアッパー1を足型にはめて熱処理したときに、シューズアッパー1を立体的に成形することができる。もちろん、インステップカバー部3とソールカバー部2とを、熱融着糸を含まない非融着編糸で編成することもできるし、インステップカバー部3とソールカバー部2の一部を融着編糸、残部を非融着編糸で編成しても構わない。例えば、爪先や踵、足指の付け根のやや踵側の部分などを融着編糸で編成し、残部を非融着編糸で編成することなどを挙げることができる。
インステップカバー部3の上方には開口部5が形成されている。開口部5は、着用者が足を挿入する履き口5iと、履き口5iから爪先側に向かって延びるスリット5sと、を備える。その開口部5の縁部近傍で、かつインステップカバー部3の内側には内側編地部(重複編地部)4が接続されている(ハッチング部分を参照)。本実施形態の内側編地部4は、開口部5の縁部近傍のうち、踵側の一部を除く部分を縁取るように設けられている。もちろん、内側編地部4は、開口部5の縁部近傍全体を縁取るように設けられていても構わない。その他、内側編地部4を開口部5の縁部以外の部分、例えば踵の部分に設けても構わない。
上記内側編地部4は必須の構成ではないが、開口部5の縁部近傍に内側編地部4を設けることで開口部5の縁部を補強することができる。加えて、内側編地部4によってシューズアッパー1のデザイン性を向上させることもできる。この内側編地部4は、融着編糸で編成しても良いし、非融着編糸で編成しても良い。後者の場合、内側編地部4が柔らかく仕上がるので、開口部5の縁部に起因する靴擦れを緩和することができる。
なお、内側編地部4の代わりに、開口部5の縁部近傍で、かつインステップカバー部3の外側に接続される外側編地部(重複編地部)を設けても構わない。外側編地部は、内側編地部4と同様に、開口部5の縁部の補強効果、およびシューズアッパー1のデザイン性の向上効果を持つ。もちろん、後述する実施形態3に示すように、内側編地部4と外側編地部6(図3参照)の両方をインステップカバー部3に設けても良い。
≪シューズアッパーの製造方法≫
上記シューズアッパー1は、インステップカバー部3の側から編成を開始し、ソールカバー部2の側で編終る第一の製造方法、あるいはソールカバー部2の側から編成を開始し、インステップカバー部3の側で編終る第二の製造方法によって製造することができる。ここで、本実施形態では、第一の製造方法について説明する。その説明にあたっては、図1に白抜き矢印と大文字アルファベットで示す編成の要所を参照する。なお、以下に示す第一の製造方法の手順は一例に過ぎず、本発明のシューズアッパーの製造方法は以下の手順に限定されるわけではない。
まず、インステップカバー部3を編成する前に、一方の針床で内側編地部4の左側部分にあたる内左部4Lの編出し部(図1(A)のラインA−B−C)を編成すると共に、他方の針床で内側編地部4の右側部分にあたる内右部4Rの編出し部(図1(A)のラインA−D−E)を編成する。各編出し部に基づいて引き返し編成とC字状編成を用いて内側編地部4を完成させる。この時点で、一方の針床には内左部4LのラインF−Cの編目が係止され、他方の針床には内右部4RのラインF−Eの編目が係止された状態となる。
次に、一方の針床に係止される内左部4Lの編目を他方の針床の空針に退避させておき、内側編地部4の編成に利用した給糸口とは別の給糸口を用いて、一方の針床でインステップカバー部3の左側部分にあたる本体左部3Lの編出し部(ラインG−H−C−I)を編成する。その編出し部に基づいて、引き返し編成を用いて本体左部3Lの一部(G−H−C−Fで囲まれる部分)を編成し、他方の針床に退避させておいた内左部4Lの編目を、一方の針床上で本体左部3Lの編目と重ね合わせる。その結果、ラインF−Cで内左部4Lと本体左部3Lとが接続される。
なお、本実施形態のシューズアッパーの編成方法では、内側編地部4を完成させた後、インステップカバー部3の編成を開始するため、インステップカバー部3を編成する際、内側編地部4の編成に利用した給糸口と同じものを利用することもできる。
次に、他方の針床に係止される内右部4Rの編目を一方の針床の空針に退避させておき、他方の針床でインステップカバー部3の右側部分にあたる本体右部3Rの編出し部(ラインG−J−E−I)を編成する。その編出し部に基づいて、引き返し編成を用いて本体右部3Rの一部(G−J−E−Fで囲まれる部分)を編成し、一方の針床に退避させておいた内右部4Rの編目を、他方の針床上で本体右部3Rの編目と重ね合わせる。その結果、ラインF−Eで内右部4Rと本体右部3Rとが接続される。
ここで、本体左部3Lと本体右部3Rにおいて、スリット5sの形成方向に沿って並ぶ複数の鳩目孔(eyelet hole)を形成しても良い、鳩目孔を形成することで、シューレースタイプのシューズアッパー1とすることができる。鳩目孔は公知のメッシュ編成などで形成することができる。
次いで、一方の針床でインステップカバー部3の本体左部3Lを編成すると共に、他方の針床でインステップカバー部3の本体右部3Rを編成する。その際、引き返し編成、およびC字状編成を適宜使い分け、インステップカバー部3を完成させる。例えば、本実施形態では、シューズアッパー1の爪先側のラインF−Kで本体左部3Lと本体右部3Rとを繋ぎ、踵側で本体左部3Lと本体右部3Rとを繋ぎ目無く編成するC字状編成を主に行なっており、必要に応じて引き返し編成を行なってインステップカバー部3の形状を整えている。もちろん、必要に応じて部分的に筒状編成を用いることもできる。
ここで、実施形態1のシューズアッパー1では、インステップカバー部3と内側編地部4が重なった2層構造となっている部分がある。通常、片側の針床で2層構造の編地の各層を並行して編成する場合、編針の数が足らないために、いずれかの層の編目数が他の層の編目数よりも少ない状態(目面が粗い状態)となってしまう。これに対して、実施形態1のシューズアッパー1では、いずれかの層の目面が粗くなることがない。それは、内側編地部4とインステップカバー部3とを順次編成するため、各部3,4を編成する際、編針が足らなくなることがなく、各部3,4を同一の編目間隔で編成できるからである。このように、各部3,4の目面が揃っていると、シューズアッパー1の見栄えが良いし、各部3,4の強度を確保することができる。
インステップカバー部3の編成が終了したら、一方の針床に本体左部3Lの編終り部が係止され、他方の針床に本体右部3Rの編終り部が係止された状態になる。本体左部3Lの編終り部の編目は、図1(B)に示すソールカバー部2の紙面上側の輪郭ラインK−Lに並ぶ編目であり、本体右部3Rの編終り部の編目は、ソールカバー部2の紙面下側の輪郭ラインK−Lに並ぶ編目である。この状態から、一方の針床で引き返し編成を行なうことでソールカバー部2の左側部分にあたる底左部2Lを形成すると共に、他方の針床で引き返し編成を行なうことでソールカバー部2の右側部分にあたる底右部2Rを形成する。最後に、中央ラインK−Lで底左部2Lと底右部2Rとを接続し、シューズアッパー1を完成させる。
底左部2Lと底右部2Rとの接続方法は特に限定されず、例えば公知の伏目処理を利用することができる。あるいは、前後の針床に交互に編目を編成する前後ニットで底左部2Lと底右部2Rとを接続しても良い。目移しを必要としない前後ニットを用いることで、目移しを必須とする伏目処理よりも極めて短時間で両部2L,2R同士を接続できる。後述する熱処理によって接続部(即ち、シューズアッパー1の編終り部)が融着されるので、どのような接続方法を利用して接続部を形成しても、接続部の接続強度は確保される。また、接続部はシューズアッパー1の着用時に見えない位置にあるため、接続部によってシューズアッパー1の見栄えが損なわれることはない。
以上説明した手順に従えば、増し目や減らし目の形成、複雑な目移しなどを殆ど、あるいは全く行なうことなくシューズアッパー1を編成することができる。そのため、シューズアッパー1を生産性良く製造することができる。
シューズアッパー1の編成が終了したら、シューズアッパー1全体を足型にはめて熱処理し、シューズアッパー1を立体的に成形する。また、この熱処理によって、底左部2Lと底右部2Rとの接続部が融着され、両部2L,2Rが分離することを回避できる。
<変形形態1−1;ソールカバー部から編出すシューズアッパー>
図1に示すシューズアッパー1は、ソールカバー部2の側から編成を開始し、インステップカバー部3の側で編終る第二の製造方法によって製造することもできる。その場合、図1(B)の中央のラインK−Lに相当する編出し部を、一方の針床と他方の針床にわたって編成する。次いで、一方の針床でソールカバー部2の底左部2Lを編成すると共に、他方の針床でソールカバー部2の底右部2Rを編成し、ソールカバー部2を完成させる。そして、内側編地部4との接続箇所(ラインC−F−E)までインステップカバー部3を編成した後、インステップカバー部3から内側編地部4を分岐させる。分岐部の形成には割増しなどを利用することができる。最後に、インステップカバー部3を完成させた後、内側編地部4を完成させる、あるいは内側編地部4を完成させた後、インステップカバー部3を完成させれば良い。この場合、インステップカバー部3の開口部5の縁部が、インステップカバー部3の編終り部になる。
別の編成例として、内側編地部4との接続箇所(ラインC−F−E)までインステップカバー部3を編成した後、インステップカバー部3が係止されていない空針で内側編地部4を編出しても良い。その場合、内側編地部4の編出し部は、ラインC−B−A−D−Eとなる。この編出し部から内側編地部4を完成させた後、内側編地部4の編終り部(ラインC−F−E)をインステップカバー部3に接続し、インステップカバー部3の残りの部分(C−H−G−J−E−Fで囲まれる部分)を編成する。
<変形形態1−2;インステップカバー部から編出すシューズアッパー>
実施形態1では、内側編地部4を編成した後、インステップカバー部3を編成し、そしてインステップカバー部3の編成途中で内側編地部4とインステップカバー部3とを接続した。これに対して、インステップカバー部3の一部を先に編成した後、内側編地部4を編成し、内側編地部4とインステップカバー部3とを接続しても良い。例えば、一方の針床でインステップカバー部3の本体左部3Lの一部(G−H−C−Fで囲まれる部分)を編成し、他方の針床で本体右部3Rの一部(G−J−E−Fで囲まれる部分)を編成する。即ち、内側編地部4の編目が全く作られていない状態で、インステップカバー部3を構成する編目を増加させる編成を行なう。次いで、インステップカバー部3の編成を一時中断して、一方の針床の空針を用いて内側編地部4の内左部4Lを編成し、目移しを用いて内左部4Lと本体左部3Lとを接続する。同様に、他方の針床の空針を用いて内右部4Rを編成し、目移しを用いて内右部4Rと本体右部3Rとを接続する。
別の編成例として、インステップカバー部3の編成を中断する際、インステップカバー部3から内側編地部4を分岐させ、内側編地部4を編成しても良い。その場合、ラインC−F−Eが内側編地部4の編出し部、ラインC−B−A−D−Eが内側編地部4の編終り部となる。
<変形形態1−3;外側編地部を備えるシューズアッパー>
実施形態1では、インステップカバー部3の内側に内側編地部4を形成した。これに対して、内側編地部4の代わりに、インステップカバー部3の外側に外側編地部(重複編地部)を形成しても良い。外側編地部を備えるシューズアッパー1も、実施形態1と同様に編成することができる。例えば、図1に示す内側編地部4をインステップカバー部3のスリット5s近傍の部分と考え、図1に示す内側編地部4の外側にあるインステップカバー部3の一部を外側編地部と考え、実施形態1と同様の手順の編成を行なえば良い。
<実施形態2>
実施形態1では、インステップカバー部3のスリット5sに合わせて内側編地部4にもスリットが形成されていた。これに対して、内側編地部4のスリットの一部、あるいは全部を閉じても良い。実施形態2では、内側編地部4のスリットを全部閉じたシューズアッパー10を図2に基づいて説明する。なお、図2では、説明の便宜上、内側編地部4に図の水平線に対して約150°のハッチングを付けている。
図2に示す実施形態2のシューズアッパー10では、内側編地部4の爪先側の一部がインステップカバー部3のスリット5s全体を閉じるように形成され、内側編地部4の踵側の残部が履き口5iの一部を構成するように形成されている。もちろん、内側編地部4の踵側の部分が、インステップカバー部3の履き口5iの全周にわたって形成されていても良い。
図2のシューズアッパー10を編成する場合、例えば、一方の針床で内側編地部4の内左部4Lを編成すると共に、他方の針床で内右部4Rを編成する際、インステップカバー部3のスリット5sに対応する部分では、内左部4Lと内右部4Rとが繋がった状態とする。そして、実施形態1と同様に、インステップカバー部3の本体左部3Lの一部を編成し、ラインA−Bの位置で内左部4Lと本体左部3Lとを接続することと、本体右部3Rの一部を編成し、ラインA−Cの位置で内右部4Rと本体右部3Rとを接続することと、を行なう。その際、本体左部3L(本体右部3R)を編成するときは、本体左部3L(本体右部3R)を編成する針床から内左部4L(内左部4R)を退避させておく。後は、実施形態1と同様に、インステップカバー部3を完成させ、さらに図2(B)に示すソールカバー部2を完成させる。
なお、本実施形態のシューズアッパー10も、ソールカバー部2から編出し、インステップカバー部3で編終ることができる。
<実施形態3>
実施形態3では、内側編地部4と外側編地部6の両方を備えるシューズアッパー100を図3に基づいて説明する。なお、図3では、説明の便宜上、内側編地部4に図の水平線に対して約30°のハッチングを、インステップカバー部3の表側の部分に約110°のハッチングを付けている。
図3のシューズアッパー100を編成する場合、例えば、内側編地部4を最初に編成することが挙げられる。内側編地部4は、一方の針床と他方の針床にわたる編出し部を形成した後、一方の針床と他方の針床の両方で内側編地部4を編成する、あるいは一方の針床と他方の針床のいずれかで内側編地部4を編成することができる。この内側編地部4を弾性編糸によって編成すれば、インステップカバー部3のスリット5sの間隔が開き過ぎることを抑制でき、また内側編地部4の収縮によって着用者の足にシューズアッパー1をフィットさせることができる。さらに、内側編地部4を袋編みすれば、内側編地部4の厚みを厚くすることができ、内側編地部4の収縮性を向上させることができる。
次いで、実施形態1と同様の手順で、インステップカバー部3の本体左部3Lの一部を編成し、本体左部3Lと内側編地部4とを接続することと、本体右部3Rの一部を編成し、本体右部3Rと内側編地部4とを接続することと、を行なう。
次いで、インステップカバー部3の一部と外側編地部6を編成すると共に、インステップカバー部3と外側編地部6とを接続する。これらの編成・接続は、内側編地部4とインステップカバー部3の編成・接続と同様に行なうことができる。具体的には、本体左部3Lを、外側編地部6の左側部分にあたる外左部6Lとの接続位置まで編成する。そして、本体左部3Lの編目を一方の針床から他方の針床に預けておいてから、外左部6Lを編成し、本体左部3Lと外左部6Lとを接続する。また、本体右部3Rを、外側編地部6の右側部分にあたる右左部6Rとの接続位置まで編成する。そして、本体右部3Rの編目を他方の針床から一方の針床に預けておいてから、外右部6Rを編成し、本体右部3Rと外右部6Rとを接続する。
以降は、実施形態1と同様に、インステップカバー部3を完成させ、さらに図3(B)に示すソールカバー部2を完成させれば、図3のシューズアッパー100を製造することができる。
ここで、実施形態3のシューズアッパー100では、インステップカバー部3と内側編地部4と外側編地部6とが重なった3層構造となっている部分がある。実施形態1で既に説明したように、通常、片側の針床で多層構造の編地の各層を並行して編成する場合、編針の数が足らないために、いずれかの層の目面が粗くなってしまう。これに対して、実施形態3のシューズアッパー100では、いずれかの層の目面が粗くなることがない。それは、内側編地部4とインステップカバー部3と外側編地部6とを順次編成するからである。
なお、シューズアッパー100も、ソールカバー部2から編出し、インステップカバー部3で編終ることができる。
1,10,100 シューズアッパー
2 ソールカバー部 2L 底左部 2R 底右部
3 インステップカバー部 3L 本体左部 3R 本体右部
4 内側編地部(重複編地部) 4L 内左部 4R 内右部
5 開口部 5i 履き口 5s スリット
6 外側編地部(重複編地部) 6L 外左部 6R 外右部

Claims (7)

  1. 開口部を有し、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、を備えるシューズアッパーを製造するシューズアッパーの製造方法において、
    少なくとも前後一対の針床を備える横編機を用いて、前記インステップカバー部の編出し部の編成を含む下記工程αを行なった後に下記工程βを行ない、下記工程βで左右に分離された状態で編成された前記ソールカバー部を接続する、あるいは前記ソールカバー部の編出し部の編成を含む下記工程βを行なった後に下記工程αを行ない、前記インステップカバー部の編終り部の解れ止めを行なうことで、前記インステップカバー部と前記ソールカバー部とを無縫製で一体に編成することを特徴とするシューズアッパーの製造方法。
    [工程α]…前記インステップカバー部の左側部分にあたる本体左部と、前記インステップカバー部の右側部分にあたる本体右部と、がシューズアッパーの踵側と爪先側で繋がった状態となるように、引き返し編成および筒状編成の少なくとも一方を用いて、前記横編機の一方の針床で前記本体左部を編成すると共に、前記横編機の他方の針床で前記本体右部を編成する。
    [工程β]…前記ソールカバー部の左側部分にあたる底左部と、前記ソールカバー部の右側部分にあたる底右部と、が分離された状態となるように、引き返し編成を用いて、前記横編機の一方の針床で前記底左部を編成すると共に、前記横編機の他方の針床で前記底右部を編成する。
  2. 編出し部もしくは編終り部が前記本体左部と前記本体右部に接続され、前記インステップカバー部の厚み方向に重複する重複編地部を編成する場合、
    前記重複編地部の編成が終了するまでの間は、前記インステップカバー部を構成する編目列を増加させる編成を行なわず、
    前記インステップカバー部を構成する編目列を増加させる際は、前記インステップカバー部を編成する針床に前記重複編地部の編目が係止されていない状態としておくことを特徴とする請求項1に記載のシューズアッパーの製造方法。
  3. 前記工程αにおいて、
    前記インステップカバー部の編成領域に重複する位置で前記重複編地部を編出し、引き返し編成を用いて前記重複編地部を完成させた後、
    その重複編地部の編終り部の編目列と、前記インステップカバー部の一部の編目列と、を重ね合わせて接続し、前記インステップカバー部を構成する編目列を増加させる編成を行なうことを特徴とする請求項2に記載のシューズアッパーの製造方法。
  4. 前記工程αにおいて、
    前記インステップカバー部の編成領域に重複する位置で前記インステップカバー部から分岐する前記重複編地部の編出し部を編成し、
    その編出し部に続いて前記重複編地部を完成させ、前記重複編地部を針床から外すことを特徴とする請求項2に記載のシューズアッパーの製造方法。
  5. 前記重複編地部を、前記インステップカバー部の開口部の近傍に接続することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のシューズアッパーの製造方法。
  6. 前記工程αの後に前記工程βを行なう場合、前記工程βにおける前記ソールカバー部を、熱融着糸を含む融着編糸で編成し、
    前記工程βで分離された状態で編成される前記底左部と前記底右部とを、編成によって接続した後、その接続部を熱処理によって融着させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のシューズアッパーの製造方法。
  7. 開口部を有し、着用者の甲側の部分を覆うインステップカバー部と、着用者の足裏を覆うソールカバー部と、を備えるシューズアッパーにおいて、
    前記インステップカバー部の左側部分と右側部分をそれぞれ本体左部と本体右部とし、前記ソールカバー部の左側部分と右側部分を底左部と底右部としたとき、
    前記本体左部と前記底左部との間、および前記本体右部と前記底右部との間に繋ぎ目がなく、かつ、前記底左部と前記底右部との境界部分に、シューズアッパーの編出し部または編終わり部が形成されており、
    前記インステップカバー部と前記ソールカバー部の編幅方向が、シューズアッパーの長さ方向に向いていることを特徴とするシューズアッパー。
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