JP5978631B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リードフレームに発光素子を実装した発光装置に関する。
発光ダイオード(LED)等の発光素子を用いた発光装置として、発光素子や保護素子等の電子部品と、それらを配置する樹脂パッケージと、発光素子や保護素子等を保護するための封止樹脂と、を備える構造が知られている。樹脂パッケージには、発光素子等と電気的に接続される正負一対のリードフレームが設けられている。
このような発光装置において、同一面側に正電極と負電極とを有する発光素子をフリップチップ実装する構造が知られている(特許文献1参照)。このように、発光素子を正負一対のリードフレームの上にフリップチップ実装することにより、ワイヤを配置する領域を省略することができ、発光装置の小型化、低背化を図ることができる。
特開2010−34292号公報
しかしながら、樹脂パッケージは、比較的熱によって変形しやすい。そのため、リードフレームと発光素子(特に、発光素子の基板)の線膨張係数の差に起因して、熱応力によりリードフレームに反りが発生することによって、リードフレームと発光素子との接合部分に負荷がかかり、発光素子がリード電極から剥離してしまうおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するもので、熱応力によるリード電極の反りを抑え、信頼性の高い発光装置を提供することを目的とする。
本願発明の発光装置は、第1リードフレーム及び第2リードフレームと、前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの上にフリップチップ実装された発光素子と、前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの周囲を覆う樹脂成形体と、を備える発光装置であって、前記樹脂成形体の内部に、前記第1リードフレーム及び第2リードフレームよりも線膨張係数が小さい材料からなり、前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームを固定する補強部材を有する。
前記補強部材は、前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの裏面に接合されていることが好ましい。
前記補強部材は、上面側から見て、前記第1リードフレームと前記第2リードフレームとの間の領域において、上下に貫通する貫通孔を有することが好ましい。
前記補強部材は、ガラス又はセラミックスからなることが好ましい。
前記補強部材は、金属からなり、絶縁性の接着剤を介して前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームに接合されていることが好ましい。
本発明によれば、リード電極の反りを抑え、信頼性の高い発光装置を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る発光装置の一例を示す概略平面図である。 本発明の第1実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。 補強部材の一例を示す概略平面図である。 補強部材の他の例を示す概略平面図である。 本発明の第1実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。
以下に示す形態は本発明の技術思想を具体化するための発光装置を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限りは本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。尚、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る発光装置10の一例を示す概略平面図である。図2は、図1に示す発光装置10のI−I’線における概略断面図である。
本実施形態に係る発光装置10は、発光素子11と、発光素子11をフリップチップ実装する第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22と、この第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の周囲を覆う樹脂成形体40と、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22を固定する補強部材50と、を備える。
第1リードフレーム21と第2リードフレーム22は、互いに離間し、かつ対向するように配置されている。第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22は、側面及び裏面が樹脂成形体40で覆われており、上面の一部が樹脂成形体40から露出している。発光素子11は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の上にフリップチップ実装される。樹脂成形体40の内部に、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22よりも線膨張係数が小さい材料からなり、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22を固定する補強部材50が設けられている。
本実施形態において、補強部材50は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の裏面に跨るように設けられ、接着剤60を介して接合されている。図2に示すように、補強部材50は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の裏面のうち、発光装置の中央側の裏面に接合されている。
以下、本実施形態の発光装置を構成する各構成部材について詳細に説明する。
(発光素子11)
発光素子11としては、発光ダイオード等を用いることができる。発光素子11の構造としては、同一面側に正電極と負電極が形成された構造の半導体素子を用いることができる。例えば、透光性基板の上に、第1導電型半導体層、発光層及び第2導電型半導体層がこの順に形成された半導体積層構造を備え、この半導体積層構造に電流を供給するための正電極及び負電極が設けられた半導体発光素子構造を有するものが挙げられる。透光性基板としてはサファイア、SiC、ZnO等を用いることができる。後述する補強部材50は、発光素子11の透光性基板と線膨張係数が近い材料を用いることが好ましい。発光素子11の厚みは熱膨張を考慮して、50〜200μmとすることが好ましい。なお、発光素子11はこれらの構成に限定されるものではなく、他の半導体層構造を用いて構成してもよい。透光性基板として、窒化物半導体基板(GaN、AlN等)等を用いてもよい。
発光素子11の電極は、ダイボンド材30を介して第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22にフリップチップ実装されおり、電極の形成された面と反対側の面、すなわち基板側を光取り出し面としている。
(第1リードフレーム21、第2リードフレーム22)
第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22は、発光素子や保護素子等の電子部品を配置するためのものであり、外部電極(図示省略)と発光素子等とを電気的に接続する正負一対の電極として機能する。第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の大部分は、樹脂成形体40に埋設されており、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の上面が、樹脂成形体40から露出している。
第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の材料は、導電性であれば特に限定されないが、例えばFe、Al、Cu、Ni、または、これらを主成分とする合金あるいはクラッド材等が好適である。また、熱応力により発光素子との接合部が破壊されることを防止するため、発光素子の基板としてサファイア、SiC、ZnO等のセラミックスを用いる場合は、線膨張係数がセラミックスに近いものを用いることが好ましく、例えば、42アロイ、インバー等が好ましい。
第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の表面には、銀、アルミニウム、銅や金等の金属メッキを施すこともできる。
第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の厚みは、0.05mm〜1mmとすることができる。第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の厚みは、この範囲において薄い方が好ましい。
第1リードフレーム21と第2リードフレーム22は、発光装置の中央において離間するように配置されていることが好ましい。発光素子11は、第1リードフレーム21と第2リードフレーム22に跨るように載置される。これにより、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に加わる応力のバランスを保つことができる。
(補強部材50)
補強部材50は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に接合され、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22を固定する機能をもたせている。補強部材50は、少なくとも第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22よりも線膨張係数が小さい材料により形成されることが好ましく、発光素子11の線膨張係数と同等以下の材料がさらに好ましい。
補強部材50としては、ガラス、Al、SiC、AlN等のセラミックスなどの絶縁性部材を用いることが好ましい。また、無機フィラーを含有する樹脂、Si、表面に絶縁膜を形成したカーボン等を用いてもよい。また、金属等の導電性の材料の表面に絶縁膜を形成したものを用いてもよい。補強部材50を第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に金属接合させる場合は、補強部材50に予め、Cu、Al、Ag、Au等を含む金属膜52を形成しておくことが好ましい。
補強部材50は、例えば平面が略矩形の平板状であり、上面が接着材60を介して第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に接合される。補強部材50と第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22との接合面積は、発光素子11と第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22との接合面積に対して同等以上とすることが好ましい。
補強部材50は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の上面において発光素子11の電極(ダイボンド材30)が載置される領域の下部に位置する裏面に接合されていることが好ましい。これにより、熱応力による第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22と発光素子11との接合部分にかかる負荷を低減することができる。
補強部材50の縦幅は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の縦幅と同等以下とすることが好ましく、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の縦幅に対して50〜100%の幅とすることが好ましい。また、補強部材50の横幅は、第1リードフレーム21と第2リードフレーム22を跨ぎ、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の裏面と確実に接合ができる程度の長さであり、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の横幅に対して20〜90%の幅とすることが好ましい。ここで、縦幅とは、図1において紙面に向かって縦方向の幅であって、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の配列方向に対して垂直方向の幅を指す。また、横幅とは、図1において紙面に向かって横方向の幅であって、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の配列方向に対して平行方向の幅を指す。補強部材50の厚みは、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の厚みに対して、50〜150%の厚みとすることが好ましい。これにより、リードフレームの熱膨張により発生する反りを効果的に防止することができる。特に、補強部材50の厚みを第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22よりも厚くすることにより、応力に対する補強部材50の耐久力を高めることができる。
また、補強部材50の縦幅及び横幅は、発光素子11の縦幅及び横幅よりも大きいことが好ましい。補強部材50と第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の接合面積が大きくなることで、反りを低減させることができる。
発光装置を上面から見て、補強部材50の中央部は、第1リードフレーム21と第2リードフレーム22との間に露出している。この補強部材50の中央部には、樹脂パッケージの成形時における樹脂の流れを補強部材50によって妨げることを防止するために、貫通孔51や切り欠きを設けることが好ましい。
図3は、補強部材50の一例を示す概略平面図である。図3(a)は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に対する補強部材50の配置を説明する図であり、図3(b)は、図3(a)における補強部材50を示す図である。
図3に示す例においては、補強部材50の中央部に、上下(補強部材50の厚み方向)に貫通する貫通孔51を有している。これにより、樹脂パッケージの成形時における樹脂の流れを補強部材50で妨げにくい構造とすることができる。貫通孔51の縦幅は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の縦幅に対して5〜45%の幅とすることが好ましく、20〜40%の幅とすることがさらに好ましい。また、補強部材50の縦幅に対して20〜70%の幅とすることが好ましく、30〜50%の幅とすることがさらに好ましい。
図4は、補強部材50の他の例を示す概略平面図である。
図4に示す例においては、補強部材50の中央部には、紙面に向かって縦方向(第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の配列方向に対して垂直方向)において対向する両辺に、凹状に切欠かれた切欠き53が設けられている。これにより、樹脂パッケージの成形時の樹脂の流れ込み不良を防止することができる。切欠き53の縦幅は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の縦幅に対して10〜20%とすることが好ましく、切欠き53の横幅は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の横幅に対して8〜15%とすることが好ましい。
補強部材50としては、平板の他に、線材(丸線、角線、平角線等)も用いることができる。
(接着材)
補強部材50を第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に接合する接着剤60としては、Pb、SnAgCu、AuSn、AgSn、CuSn、SnZnBi等のハンダやエポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂等を用いることができる。また、発光素子11と第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22との接合時の熱処理による影響を受けないように、ダイボンド材30の融点と同等以上の材料であることが好ましい。
(樹脂成形体40)
樹脂成形体40は、発光装置の外形を成す部材である。本実施形態において、樹脂成形体40は、発光素子11を配置する凹部41を備えている。樹脂成形体40は、発光装置の発光面となる上面を有し、該上面に凹部41の開口部を有する。凹部41の内壁面は、凹部41の幅が凹部41の底面から開口部に向かって広がるように傾斜していることが好ましい。特に、開口部が一方向に長い場合、開口部の長手方向の両側内壁面を延長したときに、その2つの内壁面のなす角度θが90°以上であることが好ましい。このような樹脂成形体40を有する発光装置は、前記一方向に効率よく配光を広げることができることから、バックライト用光源として好適に用いることができる。樹脂成形体40の凹部41には、後述する透光性部材を設けることができる。
樹脂成形体40は、耐熱性及び適度な強度を有し、発光素子からの光を遮光可能な樹脂によって構成される。樹脂成形体40を構成する材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂としては、液晶ポリマー、ポリフタルアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が挙げられる。特にポリフタルアミド樹脂のような高融点結晶を含有する半結晶性ポリマー樹脂は表面エネルギーが大きく、上記成形樹脂の開口部に充填する透光性部材との密着性が良好であるので好適である。これにより透光性部材を充填し硬化する工程において、樹脂の冷却過程の間に成形樹脂と透光性部材との界面が剥離しにくくなる。また、樹脂成形体が発光素子からの光を効率良く反射できるように、樹脂成形体を構成する樹脂中に酸化チタンなどの白色顔料などを混合してもよい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタン樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂を用いることができる。
(透光性部材)
透光性部材は、発光素子11を覆うように、樹脂成形体40の凹部41内に設ける部材である。
透光性部材としては、発光素子11からの光に対して透光性で、かつ、耐光性及び絶縁性を有するものが好ましい。具体的には、シリコーン樹脂組成物、変性シリコーン樹脂組成物、エポキシ樹脂組成物、変性エポキシ樹脂組成物、アクリル樹脂組成物等、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、フッ素樹脂及びこれらの樹脂を少なくとも1種以上含むハイブリッド樹脂、ガラス、シリカゾル等の無機物等が挙げられる。
透光性部材には、その一部又は全部に、発光素子からの光の少なくとも一部を吸収して異なる波長を有する光を発する波長変換部材(蛍光体)、着色剤、光拡散剤、光反射材、各種フィラー等を含有していてもよい。
(製造方法)
先ず、図5(a)に示すように、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22を準備する。第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の表面には、銀、アルミニウム、銅や金等の金属メッキを施してもよい。
次に、図5(b)に示すように、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の裏面に接着剤60を用いて補強部材50を接合する。絶縁性部材からなる補強部材50に対してハンダ材料を接合剤とする場合、絶縁性部材にハンダ材料を良好に接合させるために、補強部材50の上面のうち、ハンダ材料と接合する領域に、予め薄い金属膜を設けることが好ましい。なお、補強部材50を接合する工程は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の表面に金属メッキを施す工程の前に行ってもよい。一般的に、メッキを施す前のリードフレームの表面粗さは大きく、補強部材50(接着材60)との接触面積が大きくなるため密着性を高めることができる。
次に、図5(c)に示すように、補強部材50を接合した第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22に、トランスファーモールド等によって樹脂成形体40を設ける。
次に、図5(d)に示すように、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の上に、ダイボンド材30を介して発光素子11をフリップチップ実装する。この後、発光素子11を覆う透光性部材を設けてもよい。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態に係る発光装置210の一例を示す概略断面図である。
本実施形態に係る発光装置210は、発光素子11と、発光素子11をフリップチップ実装する第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22と、この第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の周囲を覆う樹脂成形体40と、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22を固定する補強部材50と、を備える。第1リードフレーム21と第2リードフレーム22は、互いに離間し、かつ対向するように配置されている。第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22は、側面及び裏面が樹脂成形体40で覆われており、上面の少なくとも一部が樹脂成形体40から露出している。発光素子11は、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の上にフリップチップ実装される。樹脂成形体40の内部に、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22よりも線膨張係数が小さい材料からなり、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22を固定する補強部材50が設けられている。
本実施形態において、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22は、発光装置の内側の端部側の裏面が他の部分の裏面よりも高く設けられており、内側の端部側の厚みが他の部分よりも薄い。この厚みが薄い領域23に、補強部材50が接合されている。補強部材50の裏面が、第1リードフレーム21及び第2リードフレーム22の上記他の部分の裏面と同一若しくは上記他の部分の裏面よりも上に配置してもよい。これにより、発光装置の薄型化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、補強部材50は、樹脂成形体40の内部に設けられているものとしたが、補強部材50の裏面又は側面の少なくとも一部が樹脂成形体40から露出してもよい。補強部材50の裏面及び側面の表面積に対して、補強部材50の露出面は50%以下とすることが好ましく、補強部材50の裏面及び側面の全体が樹脂成形体40によって覆われていることが好ましい。これにより、樹脂成形体40と補強部材50との接着面積が増加するため、補強効果を高めることができる。また、樹脂成形体40によって補強部材50を外部から保護することができる。
本発明に係る発光装置の構成により、リード電極の反りを抑え、信頼性の高い発光装置を得ることができる。これにより、液晶ディスプレイのバックライト光源、車載等に公的に利用することができる。
10、210 発光装置
11 発光素子
21 第1リードフレーム
22 第2リードフレーム
23 厚みが薄い領域
30 ダイボンド材
40 樹脂成形体
41 凹部
50 補強部材
51 貫通孔
52 金属膜
53 切欠き
60 接着剤

Claims (6)

  1. 第1リードフレーム及び第2リードフレームと、
    前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの上にフリップチップ実装された発光素子と、
    前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの周囲を覆う樹脂成形体と、を備える発光装置であって、
    前記第1リードフレーム及び第2リードフレームよりも線膨張係数が小さい材料からなり、前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの裏面に接合されており、樹脂成形体によって裏面及び側面の全体が覆われている補強部材を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記補強部材の厚みは、前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームの厚みに対して50%〜150%であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記補強部材の中央部には、前記第1リードフレームと前記第2リードフレームの配列方向に対して垂直方向に対向する両辺に、凹状に切り欠かれた切欠き部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記補強部材は、上面側から見て、前記第1リードフレームと前記第2リードフレームとの間の領域において、上下に貫通する貫通孔を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記補強部材は、ガラス又はセラミックスからなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記第1リードフレーム及び前記第2リードフレームは、それぞれ内側の端部側の厚みが他の部分よりも薄く、この厚みが薄い領域に、前記補強部材が接合されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発光装置。
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