JP5977043B2 - 工作機械のテレスコピックカバーに取り付ける極薄金属板の差込型ブレードおよびこの差込型ブレードの取付方法 - Google Patents

工作機械のテレスコピックカバーに取り付ける極薄金属板の差込型ブレードおよびこの差込型ブレードの取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、工作機械のテレスコピックカバーのシール機構として着脱可能に取り付ける極薄金属板の差込型ブレードおよび極薄金属板の差込型ブレードを着脱可能に取り付ける方法に関するものである。
工作機械のテレスコピックカバーのシール機構として着脱可能に挿着する薄金属板の差込型ブレードの一例としては、炭素量0.03〜0.1%、クロム量10〜20%を含む鉄鋼またはステンレス鋼を板厚0.01〜0.3mmの極薄板状のブレード3に形成し、図1に示すように、ブレード3の一端部分を工作機械のテレスコピックカバー1のパーツカバー2に固定するとともに、このブレード6の他端を、工作機械の被摺動面に押圧して摺動するように構成した極薄板状のブレード(特開平8−285853)がある。
また、工作機械のテレスコピックカバーのシール機構として着脱可能に挿着する薄金属板の差込型ブレードの他の一例としては、図2に示すように、板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス、焼き入れリボン鋼等の弾力性が強く、物理的強度のある金属薄板によって形成した金属薄板製のブレード6の一端部分を、ホールダー11に設けたスリット14に嵌め込み、この金属薄板製のブレード6を取り付けたホールダー11を工作機械のテレスコピックカバー1に取り付けるとともに、ホールダー11より露出させた金属薄板製のブレード6の他端を、工作機械のテレスコピックカバー1の被摺動面に押圧して摺動するように構成する金属薄板製のブレード(特開平11−159627)もある。
さらに、工作機械のテレスコピックカバーについて、各パーツカバーに着脱可能に挿着する薄金属板の差込型ブレードも存在し(特開2008−279523)、このテレスコピックカバーの各パーツカバーは、板厚0.5〜3mmの高強度複層組織ステンレス鋼製の金属薄板で形成したテレスコピックカバーの各パーツカバーに、板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼製または焼き入れリボン鋼製の極薄金属板の差込型ブレードを取り付けるについて、差込型ブレードの幅を各パーツカバーの幅と同じにし、長さをパーツカバーの長さより短くして長板状にし、この差込型ブレードに差込部とスクレーバー部を形成し、また、各パーツカバーの先端部分を下方に折り曲げてストッパーを形成し、各パーツカバーの裏面の中央部分に、バネ用ステンレス鋼または焼き入れリボン鋼製のホールダーの厚板部分を固定するとともに、ホールダーの薄板部分の先端を各パーツカバーのストッパーの先端より0.5〜2mm突出させて、各パーツカバーの裏面とホールダーの薄板部分の表面の間にスリットを形成し、このスリットに差込型ブレードの差込部を挿入し、ストッパーの押圧力とホールダーの薄板部分の弾力とによって差込部を保持して、スクレーバー部をブレードとして使用するものであって、差込型ブレードを各パーツカバーより取り出すについては、ストッパーの押圧力とホールダーの薄板部分の弾力とに抗して差込型ブレードの差込部引き抜いて各パーツカバーより取り出すものである。
しかし、前述した工作機械のテレスコピックカバーの各パーツカバーに着脱可能に取り付けたブレードは、板厚が極めて薄くて、ブレードの先端部分がまるで剃刀の刃のようになっているために、大変に面倒な作業を要し、熟練した技術者であれば手で差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーの各パーツカバーに設けたホールダーのスリットに差込、挿着することが可能であるが、熟練した技術を有しないものがこの作業を行うと、その際に手の指を怪我する危険が多いという欠点があった。
また、取付工具を使用して差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーの各パーツカバーに設けたホールダーのスリットに差込、挿着することも行われているが、注意して慎重に作業を行わないと、取付工具によって差込型ブレード、工作機械のテレスコピックカバーの先端部分のストッパー部、ホールダーのスリットの先端部分のガイド部等に傷を付けて、これらの部材に不具合を発生するおそれもあった。
さらに、差込型ブレードを着脱可能に取り付けた稼動中の工作機械のテレスコピックカバーにおいては、特定の差込型ブレードに大きな力がかかったり、異常なショックを受けたりすると、特定の差込型ブレードだけが亀裂、破損、磨耗して差込型ブレードとしてガタが起き、差込型ブレードの摺動性、シール性、切り子の排除性等の性能低下の問題を引き起こすことがあり、このような場合には、特定の差込型ブレードに不都合が起こる都度、たとえ、工作機械のテレスコピックカバーの他の差込型ブレードの性能に問題がなくても、工作機械のテレスコピックカバー全体の解体を行った後、不都合の起きた特定の差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーのホールダーのスリットより取り除いて、再度、新しい差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーのホールダーのスリットに取り付け直した後、工作機械のテレスコピックカバーを組み直すという面倒な修理作業を行う問題があった。
特開平10−180587 特開平11−159627特開2008−279523
本発明は、熟練した技術を有しない者であっても、手の指を怪我することなく、簡単かつ容易に、手で極薄金属板の差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに設けたホールダーのスリットに着脱可能に差込、挿着することに目的がある。
また、本発明は、差込型ブレード、工作機械のテレスコピックカバーに形成した押圧部、ホールダーの溝部の先端部分に形成したガイド部等を傷付けることなく、差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに設けたホールダーのスリットに着脱可能に差込、挿着して、製品の仕上がりと性能を向上させることに目的がある。
さらに、本発明は、稼動中の差込型ブレードを着脱可能に取り付けた工作機械のテレスコピックカバーにておいて、特定の差込型ブレードに不都合が発生した場合に、工作機械のテレスコピックカバーの全体の解体を行わずに、不都合の起きた特定の差込型ブレードのみを工作機械のテレスコピックカバーに設けたホールダーのスリットより取り除いて、再度、新しい差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに設けたホールダーのスリットに着脱可能に取り付けて、不都合の起きた差込型ブレードの交換修理作業を簡単化にすることに目的がある。
さらに、本発明は、差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに設けたホールダーのスリットに単に差込、挿着するだけでなく、工作機械のテレスコピックカバーの先端部分の押圧部とホールダーの溝部の先端部分のガイド部による確固とした保持機構によって、差込型ブレードが工作機械のテレスコピックカバーより抜け落ちることを防止し、差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに安定的に保持することに目的がある。
本発明は、工作機械のテレスコピックカバーに着脱可能に取り付ける極薄金属板の差込型ブレードに関するもので、
工作機械のテレスコピックカバーの先端部分を下方に折り曲げて押圧部とし、工作機械のテレスコピックカバーの裏面に、バネ用ステンレス鋼または焼き入れリボン鋼製のホールダーの取付部を固定することによって、ホールダーの溝部をスリットとするとともに、ホールダーの溝部の先端部分を折り曲げたガイド部を、工作機械のテレスコピックカバーの押圧部の先端より0.5〜2mm突出させて、この工作機械のテレスコピックカバーの裏面とホールダーの溝部の表面の間に形成したスリットに、
板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼製または焼き入れリボン鋼の極薄金属板の差込型ブレードを着脱可能に取り付けるについて、
極薄金属板の差込型ブレードとして、
極薄金属板の差込型ブレードの横幅を工作機械のテレスコピックカバーの横幅と同じにし、差込型ブレードの縦幅を工作機械のテレスコピックカバーの縦幅より短くするとともに、差込型ブレードを長手方向に10〜45度の角度をつけて折り曲げた折曲線によって差込部とスクレーバー部とに形成し、
さらに、極薄金属板の差込型ブレードのスクレーバー部の一端面に対して接着テープの一端面を接着するについて、接着テープとして、
差込型ブレードの横幅と同じ横幅の接着テープを使用し、
接着テープの接着面に、接着テープの横幅と同じ横幅であって接着テープの縦幅より短いシートを貼り付けることによって、
接着テープの一端面にシートを貼り付けていない接着部を形成するとともに、接着テープの残り全面にシートを貼り付けた手持ち部とを形成し、
この接着テープの接着部を差込型ブレードのスクレーバー部の一端面に付着させることによって、シートを貼り付けた接着テープを付着した極薄金属板の差込型ブレードを構成し、
この接着テープの接着部を差込型ブレードのスクレーバー部の一端面に付着させて構成したシートを貼り付けた接着テープを付着した極薄金属板の差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに簡易、交換可能に取り付けて極薄金属板の差込型ブレードとすることに特徴がある。
さらに、本発明は、工作機械のテレスコピックカバーに極薄金属板の差込型ブレードを着脱可能に取り付ける方法に関するもので、
工作機械のテレスコピックカバーの先端部分を下方に折り曲げて押圧部とし、工作機械のテレスコピックカバーの裏面に、バネ用ステンレス鋼または焼き入れリボン鋼製のホールダーの取付部を固定することによって、ホールダーの溝部をスリットとするとともに、ホールダーの溝部の先端部分を折り曲げたガイド部を、工作機械のテレスコピックカバーの押圧部の先端より0.5〜2mm突出させて、この工作機械のテレスコピックカバーの裏面とホールダーの溝部の表面の間に形成したスリットに、
板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼製または焼き入れリボン鋼の極薄金属板の差込型ブレードを着脱可能に取り付けるについて、
極薄金属板の差込型ブレードとして、
極薄金属板の差込型ブレードの横幅を工作機械のテレスコピックカバーの横幅と同じにし、差込型ブレードの縦幅を工作機械のテレスコピックカバーの縦幅より短くするとともに、差込型ブレードを長手方向に10〜45度の角度をつけて折り曲げた折曲線によって差込部とスクレーバー部とに形成し、
さらに、極薄金属板の差込型ブレードのスクレーバー部の一端面に対して接着テープの一端面を接着するについて、接着テープとして、
差込型ブレードの横幅と同じ横幅の接着テープを使用し、
接着テープの接着面に、接着テープの横幅と同じ横幅であって接着テープの縦幅より短いシートを貼り付けることによって、
接着テープの一端面にシートを貼り付けていない接着部を形成するとともに、接着テープの残り全面にシートを貼り付けた手持ち部とを形成し、
この接着テープの接着部を差込型ブレードのスクレーバー部の一端面に付着させることによって、シートを貼り付けた接着テープを付着した極薄金属板の差込型ブレードを構成し、
このシートを貼り付けた接着テープを付着させた極薄金属板の差込型ブレードの手持ち部を手で持って、差込型ブレードの差込部の先端を、
工作機械のテレスコピックカバーの押圧部とホールダーのガイド部とによって形成した間隙に差し込んだ後、
接着テープのシートを張った手持ち部を一段と引っ張って、差込型ブレードの差込部をホールダーのスリットに挿填して保持した後、接着テープの一端面に形成した接着部を端より横方向に剥がして差込型ブレードのスクレーバー部より除去して、極薄金属板の差込型ブレードを簡易、着脱可能に工作機械のテレスコピックカバーのシール機構として取り付けることに特徴がある。
さらに、本発明は、工作機械のテレスコピックカバーの各パーツカバーに既に取り付けた極薄金属板の差込型ブレードに不具合が起きた時に新たな極薄金属板の差込型ブレードと交換して取り付ける方法に関するもので、
不具合が起きた差込型ブレードだけを工作機械のテレスコピックカバーの各パーツカバーより取り除いて、新たな薄金属板の差込型ブレードをそのホールダーのスリットに簡易に交換して取り付けることに特徴がある。
本発明によると、熟練技術者でなくても、手の指を怪我することなく、簡単かつ容易に、手で極薄金属板の差込型ブレードを、工作機械のテレスコピックカバーに取り付けることが可能であり、工作機械のテレスコピックカバーの各パーツカバーへの極薄金属板の差込型ブレードの取付作業コストを格段に低減できるとともに労働環境の安全化を図れる利点がある。
また、本発明によると、取付工具を使用して差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに取り付けることがないために、取付工具によって差込型ブレード、工作機械のテレスコピックカバーの先端部分の押圧部、ホールダーの先端部分のガイド部等に傷を付けないので、製品としての仕上がりを綺麗にできるとともに、製品の性能を向上させることができるメリットがある。
さらに、本発明によると、稼動中の差込型ブレードを着脱可能に取り付けた工作機械のテレスコピックカバーにおいて、特定の差込型ブレードに不都合が発生した場合に、工作機械のテレスコピックカバー全体の解体を行わずに、不都合の起きた特定の差込型ブレードのみを工作機械のテレスコピックカバーのホールダーのスリットより取り除いて、新しい差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーのホールダーのスリットに取り付けることが可能であって、差込型ブレードの交換修理作業コストを削減できるとともに、工作機械のテレスコピックカバーの維持管理コストを低減できる長所もある。
さらに、本発明によると、差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーのホールダーのスリットに単に差込、挿着するだけでなく、工作機械のテレスコピックカバーの先端部分の押圧部とホールダーのスクレーバー部の先端部分のガイド部による確固とした保持機構によって、差込型ブレードが工作機械のテレスコピックカバーより抜け落ちることを防止して、差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーに安定的に保持できるので、製品のライフの長期化を図れる効果がある。
本発明の極薄金属板のバネ用ステンレス鋼製の差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバーのシール機構として取り付けた場合について説明すると、工作機械のテレスコピックカバー1に着脱可能に取り付ける差込型ブレード6としては、図3に示すように、板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼(または焼き入れリボン鋼製)の長板状の極薄金属板であって、その横幅を工作機械のテレスコピックカバー1の横幅と同じにし、その縦幅を工作機械のテレスコピックカバー1の縦幅より短くし、この差込型ブレード6を長手方向に10〜45度、望ましくは20〜30度の角度をつけて折り曲げた折曲線10によって差込部7とスクレーバー部8とに形成したものを使用する。
工作機械のテレスコピックカバー1の裏面には、スリット14を有するホールダー11を固定するが、図4に示すように、工作機械のテレスコピックカバー1の裏面にホールダー11の取付部12を固定するとともに、ホールダー11の溝部13を固定せずにスリット14として形成し、このスリット14は、工作機械のテレスコピックカバー1の裏面とホールダー11の溝部13の表面の間に形成するものであって、差込型ブレード6の着脱可能な個所とする。
工作機械のテレスコピックカバー1の先端部分を下方に折り曲げて押圧部9とし、また、ホールダー11のスクレーバー部8の先端部分を折り曲げて、工作機械のテレスコピックカバー1の押圧部9の先端より突出させてガイド部15とするとよい。
差込型ブレード6のスクレーバー部8の一端面に対して接着テープ17の一端面を接着するが、図5に示すように、接着テープ17としては、差込型ブレード6の横幅と同じ横幅の接着テープ17を使用し、かつ、この接着テープ17の接着面に、この接着テープ17の横幅と同じ横幅であって接着テープ17の縦幅より短いシート18を接着することによって、
接着テープ17の一端面にシート18を貼り付けていない接着部19を形成するとともに、接着テープ17の残り全面にシート18を貼り付けた手持ち部20とを形成し、
この接着テープ17の接着部19を差込型ブレード6のスクレーバー部8の一端面に接着することによって、シート18を貼り付けた接着テープ17を付着した極薄金属板の差込型ブレード6を構成する。
シート18を貼り付けた接着テープ17を付着させた極薄金属板の差込型ブレード6を工作機械のテレスコピックカバー1に着脱可能に取り付けるについては、
接着テープ17にシート18を貼り付けた手持ち部20を手3で持って、差込型ブレード6の差込部7の先端を、
工作機械のテレスコピックカバー1の押圧部9とホールダーのスリット14のガイド部15とによって形成した間隙に差し込み、さらに、この手持ち部20手3で一段と引っ張って、図6に示すように、差込型ブレード6の差込部7を工作機械のテレスコピックカバー1とホールダー11の間に形成したスリット14に挿填して保持した後、接着テープ17の一端面に形成した接着部19を端より横方向に剥がして差込型ブレード6のスクレーバー部8より除去するという一連の作業によって、極薄金属板の差込型ブレード6を簡易に工作機械のテレスコピックカバー1に取り付ける。
差込型ブレード6の差込部7をスリット14に挿着すると、図6に示すように、各パーツカバー2の押圧部9の押圧力によって差込型ブレード6のスクレーバー部8をホールダー11の溝部13のガイド部15に押し付けることによって、差込型ブレード6の差込部7を確り保持し、各パーツカバー2が激しく摺動しても、差込型ブレード6の差込部7は抜け落ちることはなく、スクレーバー部8はブレードとしての機能を十分発揮する。
差込型ブレード6の材質としては、弾力性があって、物理的強度が強く、耐摩耗性に富んだ素材であることを要し、板厚が0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼、焼き入れリボン鋼を使用するとよく、その横幅は工作機械1のテレスコピックカバー1の幅と同じ5〜200cmで、縦幅が1.5〜3cmものを使用するが、これらの素材以外にも、炭素量0.03〜0.1%、クロム量10〜20%を含む鉄鋼またはステンレス鋼(以下単に低炭素含有量で高クロム含有量のステンレス鋼、たとえば、日新製鋼(株)の高強度ステンレス鋼として、SUS631、NSSHT1770、NSSHT1960、NSSHT2000を用いると、高強度(引張強さ2000〜2000N/mm2 )と硬度(耐摩耗性)の優れた特性を発揮する。
差込型ブレード6の板厚を0.01〜0.3mm(望ましくは0.05〜0.1mm)の極薄金属板にするのは、差込型ブレード6として使用する際の引っ張り強度を強くするとともに、差込型ブレード6を薄く、小型、軽量、コンパクトにするとともに、工作機械のテレスコピックカバー1の被摺動面との接地面積を小さくし、摩擦抵抗を軽減して、工作機械のテレスコピックカバー1のまたは移動機構に余分な荷重、負担をかけず、工作機械のテレスコピックカバー1の駆動電力を節減するためである。
差込型ブレード6を長手方向に10〜45度、望ましくは20〜30度の角度をつけて折り曲げた折曲線10によって差込部7とスクレーバー部8とに形成したものを使用する以外に、
差込型ブレード6を長手方向に湾曲させて差込部7とスクレーバー部8を形成したものを使用すると、差込型ブレード6としての弾力が一段と向上して、
工作機械のテレスコピックカバー1の先端部分の押圧部9とホールダー11のスクレーバー部8のガイド部15による保持機構との相乗作用によって、差込型ブレード6を工作機械のテレスコピックカバー1より抜け落ちることを確実に防止して、差込型ブレードを工作機械のテレスコピックカバー1の差込型ブレード6としてより確固に安定的して保持できる。
ホールダー11の材質としては、弾力性があって、物理的強度が強い素材であることを要し、バネ用ステンレス鋼または焼き入れリボン鋼を使用することが望ましく、ホールダー11の横幅は工作機械のテレスコピックカバー1の横幅と同じ5〜200cm、縦幅は1.5〜3cmとし、また、ホールダー11の取付部12の板厚は0.2〜1mm、ホールダー11の溝部13の板厚0.1〜0.5mmとし、さらに、ホールダー11の取付部12とホールダー11の溝部13の横幅は工作機械のテレスコピックカバー1の横幅と同じ5〜200cm、ホールダー11の取付部12の縦幅は1.5〜3cm、ホールダー11の溝部13の縦幅は0.75〜1.5cmとし、スリット14の横幅は各パーツカバー2の横幅と同じ5〜200cm、縦幅は1.5〜3cmにする。
差込型ブレード6の差込部7とスクレーバー部8の横幅は工作機械のテレスコピックカバー1の横幅と同じ5〜200cm、これらの縦幅は1.5〜3cmとし、
接着テープ17の横幅は各パーツカバー2の横幅と同じ5〜200cm、縦幅は2.5〜5cmとし、
シート18の横幅は各パーツカバー2の横幅と同じ5〜200cm、縦幅は0.75〜1.5cmとし、
縦幅2.5〜5cmの接着テープ17に縦幅0.5〜1.7cmのシート18を貼り付けることによって、接着テープ17の一端面を露出させて接着部19とするとともに、接着テープ17の残り全面にシート18を貼り付けて手持ち部20とする。
接着テープ17の一端面にシート18を貼り付けずに露出させた接着部19の縦幅は、
工作機械のテレスコピックカバー1、差込型ブレード6、工作機械のテレスコピックカバー1の先端部分の押圧部9、ホールダー11、差込型ブレード6のスクレーバー部8等の縦幅を勘案とし適宜決めるが、通常の場合、この接着部19の縦幅を、0.3〜0.8mmとすると、
接着テープ17の手持ち部20を引っ張って、差込型ブレード6の差込部7を工作機械のテレスコピックカバー1とホールダーの間に形成したスリット14に挿填する際に、
接着テープ17の接着部19が差込型ブレード6のスクレーバー部8より剥離することがなく、また、接着テープ17の接着部19を端より横方向に剥がして差込型ブレード6のスクレーバー部8より除去する際に、この剥離、除去作業を容易にする。
接着テープ17としては、片面に接着材を塗布したテーフであればどのようなものでも使用でき、通常のセロテープ(登録商標)やスコッチのフィラメントテープが物理的強度、耐磨耗性において優れている点で最適であり、
また、シート18としては、紙、ビニール、布が使用できる。
各パーツカバー2の裏面10に、バネ用ステンレス鋼製のホールダー11の取付部12を固定するについては、溶接またはリベットやネジで止め等の公知の手段でよいが、工作機械のテレスコピックカバー1の裏面10とホールダー11の取付部12とエポシキ系接着剤で接着して、工作機械のテレスコピックカバー1に対するホールダーの11の固定作業を容易にするとともに、工作機械のテレスコピックカバー1の平滑性、平面性を維持してもよい。
なお、ホールダー11の溝部13の先端を、各パーツカバー2の押圧部9の先端より0.5〜2mm突出させるのは、このホールダー11の溝部13の先端を、差込型ブレード6の差込部7をホールダー11のスリット14に挿填の際の導入ガイドとするためであって、このガイド部15があると、差込型ブレード6の差込部7の挿填は容易になり、ホールダー11の溝部13の先端を各パーツカバー2の押圧部9の先端より0.5〜2mm突出させないと、ホールダー11の溝部13の先端は押圧部9の裏面に隠れてしまうために、差込部7の挿填はしにくくなる。
本発明の工作機械テレスコピックカバー1、板厚0.5〜3mmのハイテンション鋼製(または17%Cr−2%Niを主成分として軟質なフェライト相と硬質なマルテンサイト相と微細混合組織を有する高強度複層組織ステンレス鋼製)の金属薄板で形成した各パーツカバー2a〜2dを摺動可能に積層して構成することが最適である
テレスコピックカバー1の各パーツカバー2a〜2dに着脱可能に取り付ける差込型ブレード6としては、前述したように、板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼(または焼き入れリボン鋼製)の極薄金属板で形成し、その横幅を各パーツカバー2a〜2dの横幅と同じにし、縦幅をパーツカバー2の縦幅より短くして長板状にし、図3に示すように、この差込型ブレード6を長手方向に10〜45度、望ましくは20〜30度の角度をつけて折り曲げた折曲線10によって差込部7とスクレーバー部8とに形成したものを使用する。
テレスコピックカバー1の各パーツカバー2a〜2dの裏面には、スリット14を有するホールダー11を固定するが、このホールダー11としては、図4に示すように、各パーツカバー2a〜2dの裏面にホールダー11の取付部12を固定するとともに、ホールダー11の溝部13を固定せずにスリット14として形成し、このスリット14は、各パーツカバー2a〜2dの裏面とホールダー11の溝部13の表面の間に形成するものであって、差込型ブレード6の着脱可能な個所とするとよい。
テレスコピックカバー1の各パーツカバー2a〜2dの先端部分を下方に折り曲げて押圧部9とし、また、このホールダー11のスクレーバー部8の先端部分を折り曲げて各パーツカバー2a〜2dの押圧部9の先端より突出させてガイド部15とするとよい。
図5に示すように、差込型ブレード6のスクレーバー部8の一端面に対して接着テープ17の一端面を接着するが、接着テープ17としては、差込型ブレード6の横幅と同じ横幅の接着テープ17を使用し、かつ、この接着テープ17の接着面に、この接着テープ17の横幅と同じ横幅であって接着テープ17の縦幅より短いシート18を接着することによって、
接着テープ17の一端面にシート18を貼り付けていない接着部19を形成するとともに、接着テープ17の残り全面にシート18を貼り付けた手持ち部20とを形成し、
この接着テープ17の接着部19を差込型ブレード6のスクレーバー部8の一端面に接着することによって、シート18を貼り付けた接着テープ17を付着した極薄金属板の差込型ブレード6を構成する。
シート18を貼り付けた接着テープ17を付着させた極薄金属板の差込型ブレード6を金属薄板で形成したテレスコピックカバー1の各パーツカバー2a〜2dに着脱可能に取り付けるについては、前述したように
接着テープ17にシート18を貼り付けた手持ち部20を手で持って、差込型ブレード6の差込部7の先端を
テレスコピックカバー1の各パーツカバー2a〜2dの押圧部9とホールダーのスリット14のガイド部15とによって形成した間隙に差し込み、さらに、
この手持ち部20を一段と引っ張って、差込型ブレード6の差込部7を各パーツカバー2a〜2dとホールダーの間に形成したスリット14に挿填して保持した後、接着テープ17の一端面に形成した接着部19を端より横方向に剥がして差込型ブレード6のスクレーバー部8より除去するという一連の作業によって、、図7に示すように、極薄金属板の差込型ブレード6を簡易にテレスコピックカバー1の各パーツカバー2a〜2dに取り付ける。
スリット14に差込型ブレード6の差込部7を挿入すると、前述したように、各パーツカバー2の押圧部9の押圧力によって差込型ブレード6のスクレーバー部8をホールダー11の溝部13のガイド部15に押し付けることによって、差込型ブレード6の差込部7を確り保持し、各パーツカバー2a〜2dが激しく摺動しても、差込型ブレード6の差込部7は抜け落ちることはなく、スクレーバー部8はブレードとしての機能を十分発揮する。
テレスコピックカバー1のパーツカバー2aに、図7に示すように、工作機械の主軸頭等の移動機構4を取り付けるとともに、パーツカバー2dに工作機械の固定機構5を取り付け、これらのパーツカバー2a〜2dの端部を摺動可能にフレーム6に装着するが、パーツカバー2a〜2dに工作機械の固定機構5を取り付け、パーツカバー2dに工作機械の移動機構4を取り付けてもかまわない。
差込型ブレード6を固定した各パーツカバー2a〜2dは、図8に示すように、テレスコピックカバーとして、パーツカバー2bに固定した差込型ブレード6は、パーツカバー2aの被摺動面を押圧して摺動し、また、パーツカバーの2cに固定した差込型ブレード6は、パーツカバー2bの被摺動面を押圧して摺動し、さらに、パーツカバーの2dに固定した差込型ブレード6は、パーツカバー2cの被摺動面を押圧して摺動し、以下、パーツカバーの差込型ブレード6についても、同様に差込型ブレード6パーツカバーの被摺動面を、それぞれ押圧して摺動するように構成する。
工作機械のテレスコピックカバー1の作動状態を、図8に従って説明すると、工作機械の移動機構4の左方向への移動にしたがって、各パーツカバー2a〜2dを左方向に伸展させて、各差込型ブレード6を左方向に摺動させることによって、切り粉や切削用水等を外部に排出し、次いで、工作機械の移動機構4の右方向への移動にしたがって、各パーツカバー2a〜2dを右方向に収縮させて、各差込型ブレード6を右方向に摺動させることによって、切り粉や切削用水等を外部に排出し、以後、前述した摺動操作を繰り返せばよく、各パーツカバー2a〜2dにパンタグラフ16を付設すると、差込型ブレード6挿填した各パーツカバー2a〜2dの摺動操作は格段に向上する。
なお、バネ用ステンレス鋼(または焼き入れリボン鋼製)の極薄金属板の差込型ブレード6は、その幅を各パーツカバー2の幅と同じにし、長さをパーツカバー2の長さより短くして長板状にし、この差込型ブレード6を、その幅の方向に湾曲させて巻尺状にし、湾曲させた部分の一方部分を差込部7とし、他方部分をスクレーバー部8として形成するが、最近の金属製巻尺の素材として用いられているコンベックス材はそのまま差込型ブレード6として使用できる。
差込型ブレード6を各パーツカバー2より取り出すについては、各パーツカバー2の押圧部9の押圧力とホールダー11の溝部13のガイド部15の弾力とに抗して、差込型ブレード6のスクレーバー部8を引っぱって、差込部7をスリット14より引き抜くことによって、各パーツカバー2より取り出せばよい。
差込型ブレード6を固定した各パーツカバー2a〜2dは、図8に示すように、パーツカバー2bに固定した差込型ブレード6は、パーツカバー2aの被摺動面を押圧して摺動し、また、パーツカバーの2cに固定した差込型ブレード6は、パーツカバー2bの被摺動面を押圧して摺動し、以下、パーツカバー2d〜2dのブレード3も同様にパーツカバー2c〜2dの被摺動面を、それぞれ押圧して摺動するように構成する。
各パーツカバー2の材質としては、板厚0.5〜3mmのハイテンション鋼を使用してもよいが、17%Cr−2%Niを主成分として軟質なフェライト相と硬質なマルテンサイト相と微細混合組織を有する高強度複層組織ステンレス鋼を使用することによって、パーツカバー2の物理的強度を一段と高めてもよい。
各パーツカバー2の枚数は3〜30枚でよく、また、各パーツカバー2の幅は5〜200cm、長さは1.5〜3cmが適当であり(各パーツカバー2の幅と長さについては1〜10cmの差を付けてもよい)、さらに、パーツカバー2の形状は前述した長方形以外に、楕円形や円形でもよい。
本発明の工作機械のテレスコピックカバーとして、
(1)ハイテンション鋼製のパーツカバー(板厚0.5mm、幅5cm、長さ1.7cm)の先端部分の0.3cmを下方20度に折り曲げてストッパーを形成、
(2)バネ用ステンレス鋼製のホールダー(幅5cm、長さ1.7cm)の厚板部分(板厚0.2mm、幅50cm、長さ0.8cm)の表面をエポシキ系接着剤によってパーツカバーの裏面の中央部分に接着し、その薄板部分(板厚0.1mm、幅50cm、長さ0.85cm)の先端を、パーツカバーの押圧部の先端より0.5mm突出してガイド部を形成、
(3)パーツカバーの裏面とホールダーの溝部の表面の間にスリット(幅50cm、長さ0.85cm、スリット幅0.25mm、)を形成、
(4)バネ用ステンレス鋼製の差込型ブレード(板厚0.1mm、幅50cm、長さ1.7cm)を長手方向に30度折り曲げて差込部(幅50cm、長さ0.85cm)とスクレーバー部(幅50cm、長さ0.85cm)を形成、
(5)スコッチのフィラメントテープ製の接着テープの横幅は各パーツカバーの横幅と同じ、縦幅は5.8cm、
紙製のシートの横幅は各パーツカバーの横幅と同じ、縦幅は5.8cm、
接着テープの接着部の縦幅は0.8cm、接着テープの手持ち部の縦幅は5.0cmとする。
本発明の差込型ブレードは、各種の工作機械の主軸頭、ベッド、テーブル、コラム、ピストン、シリンダー、ATCカバー等の移動機構に従って摺動するテレスコピックカバーのシール機構としては最適である。
従来の差込型ブレードを着脱可能に挿着した工作機械のテレスコピックカバーの側面図である。 従来の他の差込型ブレードを着脱可能に挿着した工作機械のテレスコピックカバーの側面図である。 長手方向に折り曲げて差込部とスクレーバー部を形成した本発明の差込型ブレードの斜視図である。 先端部分を押圧部とした工作機械のテレスコピックカバーに、ホールダーの取付部を固定してホールダーの溝部によってスリットを形成するとともに、ホールダーの溝部の先端をガイド部とした本発明の工作機械のテレスコピックカバーの側面図である。 差込型ブレードのスクレーバー部の一端面に接着テープの接着部を付着するとともに、接着テープの残り全面にシートを貼り付けて手持ち部とした本発明の極薄金属板の差込型ブレードの説明図である。 工作機械のテレスコピックカバーのホールダーのスリットに、差込型ブレードの差込部を挿填して、差込型ブレードのスクレーバー部を工作機械のテレスコピックカバーの押圧部とホールダーのガイド部とによって保持した状態を示す本発明のパーツカバーの側面図である。 ホールダーのスリットに差込型ブレードの差込部を挿填したパーツカバーを摺動可能に積層した本発明のテレスコピックカバーの側面図である。 パーツカバーの一端部に工作機械の移動機構を装填した状態を示す本発明のテレスコピックカバーの平面図である。
テレスコピックカバー
2a〜2d パーツカバー
3 手
4 移動機構
5 固定機構
6 差込型ブレード
7 差込部
8 スクレーバー部
9 押圧部
10 折曲線
11 ホールダー
12 取付部
13 溝部
14 スリット
15 ガイド部
16 パンタグラフ
17 接着テープ
18 シート
19 接着部
20 手持ち部

Claims (2)

  1. 工作機械のテレスコピックカバーの裏面とホールダーの溝部の表面の間に形成したスリットに、着脱可能に取り付ける板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼製または焼き入れリボン鋼の極薄金属板の差込型ブレードであって、横幅を前記テレスコピックカバーの横幅と同じにし、縦幅を前記テレスコピックカバーの縦幅より短くするとともに、長手方向に10〜45度の角度を付け折り曲げた折曲線によって差込部とスクレーバー部を形成し、前記スクレーバー部の一端面に接着する接着テープとして、前記差込型ブレードの横幅と同じ横幅の接着テープを使用し、当該接着テープの接着面に、前記接着テープの横幅と同じ横幅であって前記接着テープの縦幅より短いシートを貼り付けることによって、前記接着テープの一端面にシートを貼り付けていない接着部を形成するとともに、前記接着テープの残り全面にシートを貼り付けた手持ち部とを形成し、前記接着部を前記スクレーバー部の一端面に付着されてなる工作機械のテレスコピックカバーのシール機構としての極薄金属板の差込型ブレード。
  2. 工作機械のテレスコピックカバーの先端部分を下方に折り曲げて押圧部とし、前記テレスコピックカバーの裏面に、バネ用ステンレス鋼または焼き入れリボン鋼製のホールダーの取付部を固定することによって、前記ホールダーの溝部をスリットとするとともに、前記ホールダーの溝部の先端部分を折り曲げたガイド部を、前記テレスコピックカバーの押圧部の先端より0.5〜2mm突出させ、前記テレスコピックカバーの裏面と前記ホールダーの溝部の表面の間に形成した前記スリットに、板厚0.01〜0.3mmのバネ用ステンレス鋼製または焼き入れリボン鋼の極薄金属板の差込型ブレードを着脱可能に取り付けるについて、前記差込型ブレードとして、横幅を前記テレスコピックカバーの横幅と同じにし、縦幅を前記テレスコピックカバーの縦幅より短くするとともに、長手方向に10〜45度の角度を付けた折り曲げた折曲線によって差込部とスクレーバー部とを形成し、前記スクレーバー部の一端面に対して接着テープの一端面を接着するについて、当該接着テープとして、前記差込型ブレードの横幅と同じ横幅の接着テープを使用し、前記接着テープの接着面に、前記接着テープの横幅と同じ横幅であって前記接着テープの縦幅より短いシートを貼り付けることによって、前記接着テープの一端面に前記シートを貼り付けていない接着部を形成するとともに、前記接着テープの残り全面に前記シートを貼り付けた手持ち部とを形成し、前記手持ち部を手で持って、前記差込部の先端を、前記テレスコピックカバーの押圧部と前記ホールダーのガイド部とによって形成した間隙に差し込んだ後、前記手持ち部を一段と引っ張って、前記差込部を前記スリットに挿填して保持した後、前記接着部を端より横方向に剥がして前記スクレーバー部より除去して、前記差込型ブレードを着脱可能に工作機械のテレスコピックカバーのシール機構として取り付ける方法。
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