JP5975401B2 - 獣忌避剤および獣忌避方法 - Google Patents
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Description
より詳細には、本発明は、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物、および環式セスキテルペン類から選ばれる化合物のそれぞれ少なくとも一種以上の組み合せを有効成分として含有することを特徴とする獣忌避剤、およびそれを用いる忌避方法に関するものである。
さらに詳細には、本発明は、環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物の少なくとも一種以上と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンとの組み合せを有効成分として含有し、かつ、テルペノイド化合物モノマーの重量平均分子量1000以下の低重合或いは/及び低共重合化合物を含有しないことを特徴とする獣忌避剤、およびそれを用いる忌避方法に関するものである。
しかしながら、これら従来の忌避剤には、忌避効果が不十分であるうえ、その効果の持続性が短いという問題があった。
また、猛獣の糞尿が、シカなどの獣に対して忌避する効果(特許文献4、特許文献5)が知られているが、糞尿の取り扱いに負担が大きいうえ、それらを大量に入手することが困難である。
この知見をもとに本発明を完成させるに至った。
(1)環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物の少なくとも一種以上と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンとの組み合せを有効成分として含有し、かつ、テルペノイド化合物モノマーの重量平均分子量1000以下の低重合或いは/及び低共重合化合物を含有しないことを特徴とする獣忌避剤。
(2)環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物の少なくとも一種以上と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンとの組み合せを有効成分として、0.5〜100重量%含有することを特徴とする上記(1)に記載の獣忌避剤。
(3)環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンを1:9〜9:1の重量比で組み合せることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の獣忌避剤。
(4)忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤として安息香酸フェニル、安息香酸べンジル、フタル酸ジメチル 、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、ジフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ジフェニル、メチルナフタレン、エチルナフタレンの少なくとも一種以上、または担体との混合物よりなる上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の獣忌避剤。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の獣忌避剤を噴霧、散布、塗布、送風式揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる獣忌避方法。
さらに、本発明の獣忌避剤は、忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、または担体との混合物とすることにより、一層持続性、使用性に優れるものであるという効果を有する。
そして、この獣忌避剤を、噴霧、散布、塗布、送風式揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる獣忌避方法により、イノシシ、シカ、モグラ、イタチ、イヌ、ネコ、ネズミ等の有害な獣を、樹木、農作物、花弁、食物等の加害から有効に忌避するという効果を有する。
本発明では、これらの担体を用いて、固形の剤型に調製することができ、粉剤、粒剤、錠剤などの剤型にすることができる。
また、使用時の形状として、例えば、ハニカム形状、網形状、スリット形状、格子形状、もしくは開孔を設けた紙類等の構造のものとすることができる。
さらに、本発明では、使用目的により、公知の乳化剤、分散剤、懸濁剤、展着剤、湿潤剤、安定剤、可塑剤、噴射剤などを添加し、油剤(液剤)、乳剤、水和剤、ペースト剤、ゲル剤、エアゾール剤、マイクロカプセル剤などの形状で利用することができる。
マイクロカプセル剤とすると、これを獣の喫食対象物に塗布する塗布剤に混入したり、忌避シートに分散塗布または含浸することにより、有効成分がゆっくりと揮散し忌避効果が長期にわたって持続する。
忌避剤を忌避シートに塗布または含浸して用いる場合のシート材としては、不織布、薄葉紙、晒クラフト紙、チタン紙、板紙、石膏ボード紙等の紙、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポリ塩化ビニルフイルム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ナイロンフイルム等のプラスチックフイルム等が使用できる。
ある動物園で飼育されているシカ5頭に対して、試験物質を与えて2か月間観察した。
下記の表中に示す忌避成分▲1▼〜▲6▼(環式モノテルペンアルコール類)と忌避成分▲7▼〜▲10▼(環式セスキテルペン類)の試験物質への添加量を変化させ、忌避成分単一の場合と併用した場合の忌避効果を調べた。
試験物質は、プレーンクラッカーに忌避成分をシリンジで均等になるように添加したものである。(註:メントールの添加については、メントール(80%)をペンタン(20%)に溶解して添加後、ペンタン分を揮散させた。)
(1)忌避成分20%添加
(2)忌避成分25%添加
の各試験物質を与えた時の観察結果を下記の表1、表2に示す。
なお、餌(青草)を与えられて食事中のシカは空腹と思われ、餌場から離れたシカは空腹を満たされていると考えられる。空腹時のシカに対しては忌避効果が現れ難かった。
上記表1のNo.1〜10は、試験物質へ各単一の忌避成分を20%添加した場合であるが、それら単一の忌避成分の添加では食事中のシカ(空腹と思われるシカ)に対して、いずれも忌避効果が認められなかった。
しかし、No.11〜14に示されるように、環式モノテルペンアルコール類と環式セスキテルペン類の併用添加(添加量は各成分10%で合計20%)では、ある程度の忌避効果が認められた。
この結果により環式モノテルペンアルコール類および環式セスキテルペン類の組合せに併用効果(相乗効果)が認められる。
上記表2のNo.1〜10に示されるように、試験物質への添加量25%では、各単一の忌避成分の添加でも、餌場から離れたシカに対しては、忌避効果が認められるものが多かったが、食事中のシカ(空腹と思われるシカ)に対してはいずれも忌避効果が十分ではなかった。
しかし、No.11〜14に示されるように、環式モノテルペンアルコール類と環式セスキテルペン類の併用添加(添加量は各12.5%で合計25%)では、食事中のシカ(空腹と思われるシカ)に対しても十分な忌避効果が認められた。
この結果により環式モノテルペンアルコール類および環式セスキテルペン類の組合せに併用効果(相乗効果)が認められる。
生後6週目のマウス(ICR系)を用いて、下記のBellack−DeWitt法に準じた方法で忌避試験をおこなった。
オス2頭、メス2頭を一群として、忌避成分▲1▼、▲2▼、▲6▼(環式モノテルペンアルコール類)と忌避成分▲8▼、▲9▼、▲10▼(環式セスキテルペン類)の試験物質への添加量を変化させ、忌避成分単一の場合と併用した場合の忌避効果(忌避係数)を調べた。
じた方法で忌避試験をおこなった。
▲1▼試験物質(処理飼料):粉末飼料に一定量の忌避成分を均一になるように擂り潰 して混合する。
▲2▼ケージにマウスを1頭ずついれ、これに上記の処理飼料と無処理飼料をそれぞれ 別々に、次の表に示すように与えて、4日間の喫食量を調べた。
▲3▼忌避係数の計算方法
飼料をPM4:00頃与え、翌日9:00〜10:00に飼料の喫食量を測定し、 次式により忌避係数を求めた。
但し、T1〜T4:4日間毎日の処理区の喫食量(g)
U1〜U3:3日間毎日の無処理区の喫食量(g)
X1〜X3:3日間毎日の無処理区の残存量(g)
W :マウスの体重(Kg)
粉末飼料への忌避成分の添加量は
(1)忌避成分5.0%添加
(2)忌避成分10.0%添加
とし、結果を下記の表3、表4に示す。
なお、表中の忌避係数は、試験マウス4頭(オス2頭とメス2頭)の平均値である。
上記表3に示されるように、各単一忌避成分の添加(No.1〜6;添加量5.0%)よりも、環式モノテルペンアルコール類と環式セスキテルペン類の併用添加(No.7〜12;添加量は各成分2.5%で合計5.0%)が、いずれも忌避係数が大きかった。
この結果により環式モノテルペンアルコール類および環式セスキテルペン類の組合せに併用効果(相乗効果)が認められる。
上記表4に示されるように、各単一忌避成分の添加(No.1〜6;添加量10.0%)よりも、環式モノテルペンアルコール類と環式セスキテルペン類の併用添加(No.7〜12;添加量は各成分5.0%で合計10.0%)が、いずれも忌避係数が大きかった。
この結果により環式モノテルペンアルコール類及び環式セスキテルペン類の組合せに併用効果(相乗効果)が認められる。
しかも先の表3のNo.7〜12(併用添加)の忌避係数と上記表4のNo.1〜6(単一成分添加)の忌避係数を比較してわかるように、該併用の場合(添加量は各成分2.5%で合計5.0%)の忌避係数は、その2倍の添加量の単一忌避成分の添加(添加量10.0%)の忌避係数に近い値であり、併用による相乗効果が大きいことが認められる。
以下に、実施例(剤型例)を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
シリカゲル(5〜10メッシュ)70部にプロピレングリコール5部を混合した後に環式モノテルペンアルコール類12.5部と環式セスキテルペン類12.5部を加えて混合し、顆粒状の獣忌避剤を得た。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油20部に環式モノテルペンアルコール類2.0部と環式セスキテルペン類3.0部を加えて混合した後に、撹拌しながら水75部を徐々に加えて、乳状の獣忌避剤を得た。
さらに、本発明の獣忌避剤は、忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤、または担体との混合物とすることにより、一層持続性、使用性に優れるものであるという効果を有し、このような獣忌避剤を、噴霧、散布、塗布、送風式揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる獣忌避方法により、イノシシ、シカ、モグラ、イタチ、イヌ、ネコ、ネズミ等の有害な獣を、樹木、農作物、花弁、食物等の加害から有効に忌避できるという効果を有し、例えば、近年問題となっている、森林のシカの食害に対しても有効であるので、産業上の利用可能性は大きい。
Claims (5)
- 環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物の少なくとも一種以上と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンとの組み合せを有効成分として含有し、かつ、テルペノイド化合物モノマーの重量平均分子量1000以下の低重合或いは/及び低共重合化合物を含有しないことを特徴とする獣忌避剤。
- 環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物の少なくとも一種以上と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンとの組み合せを有効成分として、0.5〜100重量%含有することを特徴とする請求項1に記載の獣忌避剤。
- 環式モノテルペンアルコール類から選ばれる化合物と環式セスキテルペン類から選ばれる化合物であるロンギホレンを1:9〜9:1の重量比で組み合せることを特徴とする請求項1または2に記載の獣忌避剤。
- 忌避剤中の忌避成分の揮散速度を調節する保留剤として安息香酸フェニル、安息香酸べンジル、フタル酸ジメチル 、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、ジフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ジフェニル、メチルナフタレン、エチルナフタレンの少なくとも一種以上、または担体との混合物よりなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の獣忌避剤。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の獣忌避剤を噴霧、散布、塗布、送風式揮散、または燻煙のいずれかの手段で用いる獣忌避方法。
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