JP5974739B2 - 無菌充填用チャンバ内の滅菌方法及び装置 - Google Patents

無菌充填用チャンバ内の滅菌方法及び装置 Download PDF

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本発明は、飲料等をPETボトル等の容器に充填するに先立ち、無菌充填用チャンバ内を滅菌する方法及び装置に関する。
茶飲料、ミルクコーヒー、ミネラルウォータ等をボトルに無菌充填する場合、この充填に先立って、フィラーが収納されたチャンバ内を滅菌処理する必要がある。
従来、チャンバ内を滅菌処理する方法として、チャンバ内に、過酢酸の噴霧、無菌水の噴霧、ホットエアの吹き込み、過酸化水素の噴霧、ホットエアの吹き込みを順に行うことが試みられている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3315918号公報
従来のチャンバ内殺菌方法は、過酢酸等の薬剤の噴霧と、無菌水又はホットエアの吹き込みとを交互に行うもので、殺菌効果を更に高めようとする場合は、薬剤の使用量を増やしたり、ホットエアの吹き込み量を増やしたりする必要がある。
そのため、この方法は、チャンバ内の殺菌効果を高めようとする場合、殺菌に時間がかかるという問題があり、また、薬剤の使用量、ホットエアを加熱するためのエネルギの消費量が増大するという問題がある。
本発明はこのような問題点を解消することができる無菌充填用チャンバ内の滅菌方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
なお、本発明を理解しやすくするため図面の符号を括弧付きで付すが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、請求項1に係る発明は、フィラー(12)が収納された無菌充填用チャンバ(11)内にアルカリ性洗浄液の噴射の後、過酢酸を噴射し、その後過酸化水素水を噴射し、その後ホットエアを吹き出すことによって、無菌充填用チャンバ(11)内を滅菌処理する無菌充填用チャンバ内の滅菌方法において、上記フィラー(12)に対し高温の水蒸気によって行うSIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射を行う無菌充填用チャンバ内の滅菌方法を採用する。
請求項2に記載されるように、請求項1に記載の無菌充填用チャンバ内の滅菌方法において、上記SIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射後、さらにホットエアを噴射し、過酸化水素水の乾燥を行うことも可能である。
請求項3に係る発明は、フィラー(12)が収納された無菌充填用チャンバ(11)内にアルカリ性洗浄液を噴射する第一のノズル(22)、過酢酸を噴射する第三のノズル(24)、過酸化水素水を噴射する第四のノズル(25)及びホットエアを噴射する第五のノズル(26)が設けられた無菌充填用チャンバ内の滅菌装置において、上記フィラー(12)に対し高温の水蒸気によって行うSIPに同期して、上記第四のノズル(25)から過酸化水素水が噴射されるようにした無菌充填用チャンバ内の滅菌装置を採用する。
請求項4に記載されるように、請求項3に記載の無菌充填用チャンバ内の滅菌装置において、上記SIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射後、さらにホットエアを噴射し、過酸化水素水の乾燥を行うノズル(26)が設けられたものとすることも可能である。
本発明によれば、フィラー(12)が収納された無菌充填用チャンバ(11)内に少なくとも過酸化水素水を噴射することによって、無菌充填用チャンバ(11)内を滅菌処理する無菌充填用チャンバ内の滅菌方法において、上記フィラー(12)に対し高温の水蒸気によって行うSIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射を行う無菌充填用チャンバ内の滅菌方法であるから、無菌充填用チャンバ(11)内に伝熱するSIP時の水蒸気の熱を利用して過酸化水素水の噴射による殺菌効果を更に高めることができる。また、このことから過酸化水素やホットエアの使用量を低減することができる。
飲料等の充填装置の概略平面図である。 飲料等の充填装置の概略立面図である。 フィラーの概略縦断面図である。 チャンバ内の殺菌方法を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、飲料等の充填装置は、殺菌処理済みの容器であるボトル1を一列で一方向に搬送するための搬送路を有する。
この搬送路は各種ホイールの列として形成される。すなわち、各種ホイールは直列に配置され、ボトル1の搬送方向に見て上流側から下流側へと、導入ホイール2、中間ホイール3,4,5、フィラーホイール6、キャッパーホイール7、中間ホイール8、排出ホイール9の順に並べられる。これらホイール1〜9は互いに略同じ周速度で回転運動を行うように駆動される。
上記各ホイール1〜9の回りには、図3に示すようにボトル1の首部をクランプ・アンクランプする鋏状のグリッパ10が所定のピッチで配置される。グリッパ10は各ホイール1〜9と共に各ホイール1〜9の中心軸の回りを旋回運動可能である。
グリッパ10は、公知の構造であるから詳しくは説明しないが、ホイール同士の隣接箇所でカム等の作用により開閉動作することにより、上流側ホイールのグリッパ10から下流側ホイールのグリッパ10へとボトル1を受け渡すようになっている。これにより、ボトル1は、導入ホイール2からフィラーホイール6、キャッパーホイール7等を経て排出ホイール9へと一列になって連続走行する。
図1及び図2に示すように、上記各種ホイール1〜9は無菌充填用チャンバ11内に収納される。
これらホイールのうち、フィラーホイール6はその回りに配置された図3に示すようなフィラー12と共に無菌充填用チャンバ11内に収納される。
フィラー12は、図3を用いて説明すると、基台13上に設置された垂直軸14に水平に取り付けられる上記フィラーホイール6を有し、このフィラーホイール6の回りに上記グリッパ10を有する。
また、フィラーホイール6の回りには、各グリッパ10に対応して飲料等をボトル1に充填するためのパイプ状のノズル15が複数本設けられる。各ノズル15は、グリッパ10に把持されたボトル1の口部にノズル15の下端の口が臨むように垂直に配置される。ノズル15はフィラーホイール6に対して固定されたものであってもよいが、垂直方向に往復運動可能なものであってもよい。垂直方向に往復運動可能な場合は、ノズル15をボトル1内に挿入して飲料等をボトル1内に供給することができる。
飲料等はそれ自体無菌処理された後に図示しない貯留タンクに貯留され、そこから管路を通ってノズル15に至るようになっており、タンクから供給される飲料等を旋回運動するノズル15に配分するために、上記垂直軸14には上部ロータリージョイント16及び上部マニホルド17が設けられる。貯留タンク内の飲料等は、垂直軸14の空室内に入り、上部ロータリージョイント16、上部マニホルド17を経てノズル15からボトル1内に吐出される。
なお、図示しないが、ノズル15には飲料等を所望量だけボトル1内に供給するためのバルブが設けられている。
このフィラー12には、CIP(cleaning in place)装置及びSIP(sterilization in place)装置を構成するものとして、上記ノズル15における下端の口を開閉するためのカップ状の開閉体18が設けられる。開閉体18は、フィラーホイール6の回りに、各グリッパ10及びノズル15に対応して配置される。
開閉体18は、図示しないカム装置、エアシリンダ装置等によってフィラーホイール6の半径方向と垂直方向とに移動可能であり、ノズル15から飲料等をボトル1内に供給する時は半径方向内側へと後退し、ノズル15を遮蔽する時はノズル15の直下へと半径方向外側に移動し、続いて上昇してノズル15の口を塞ぐようになっている。
また、フィラー12は、CIP装置を構成するものとして、上記開閉体18のほか、下部マニホルド19と、下部ロータリージョイント20と、洗浄液タンク(図示せず)と、ポンプ(図示せず)とを備える。下部ロータリージョイント20は、上記垂直軸14に取り付けられる。下部マニホルド19は、上記基台13側に固定される。これら開閉体18、上部マニホルド17、下部マニホルド19等の間は破線で示す管路及び図示しないその他の管路で結ばれる。
このフィラー12による飲料等の充填作業に先立ち、CIP装置によってフィラー12内を洗浄する必要があるときは、まず、ノズル15のすべてが開閉体18で遮蔽される。その後、ポンプの起動により洗浄液タンク内の洗浄液が上記垂直軸14内、上部ロータリージョイント16、上部マニホルド17、ノズル15、下部マニホルド19、下部ロータリージョイント20等ループ状に形成された管路内を巡りつつ、フィラー12内を洗浄する。これにより、フィラー12のノズル15を含む全配管内がCIP処理される。
また、フィラー12には、SIP装置を構成するものとして、上記開閉体18と、上記下部マニホルド19と、上記下部ロータリージョイント20とを備える。これら開閉体18、上部マニホルド17、下部マニホルド19等の間は破線で示す管路で結ばれる。
SIP装置によってフィラー12内を殺菌する必要があるときは、上記CIP装置によるフィラー12内の洗浄が終了した後、ノズル15のすべてが開閉体18で遮蔽された状態にあるとき、130℃程度以上の高温の水蒸気がフィラー12内に供給される。この水蒸気は、図3中、破線で示す管路のほか、垂直軸14内、上部ロータリージョイント16、上部マニホルド17、ノズル15、下部マニホルド19、下部ロータリージョイント20等を通りつつ、フィラー12内を加熱する。これにより、フィラー12のノズル15を含む全配管内がSIP処理される。
図1に示した上記キャッパーホイール7の回りには、図示しないが、飲料等が充填されたボトル1の口部にキャップをねじ込むためのキャッパー21が設けられる。キャッパー21は、キャッパーホイール7と共に旋回運動しつつ殺菌処理済のキャップをボトル1の口部に螺着するようになっている。キャッパー21は良く知られた構造であるから、詳しい説明は省略する。
図2に示すように、無菌充填用チャンバ11には、チャンバ内殺菌処理装置が設けられる。
具体的には、アルカリ性洗浄液を無菌充填用チャンバ11内に噴射する第一のノズル22、無菌水を無菌充填用チャンバ11内に噴射する第二のノズル23、過酢酸を無菌充填用チャンバ11内に噴射する第三のノズル24、過酸化水素水を無菌充填用チャンバ11内に噴射する第四のノズル25、ホットエアを無菌充填用チャンバ11内に噴射する第五のノズル26が、無菌充填用チャンバ11の内壁面に沿って配置される。
第一〜第四のノズル22,23,24,25には、望ましくはスプリンクラーヘッド(図示せず)が装着される。これにより、アルカリ性洗浄液、過酸化水素水等の薬剤が無菌充填用チャンバ11内にシャワー状に散布され、薬剤が無菌充填用チャンバ11内に均一に撒かれることになる。
第五のノズル26から吐出されるホットエアは、外気を図示しないフィルタ等で濾過し、無菌化してなるものである。
フィラー12による飲料等の充填作業に先立ち、無菌充填用チャンバ11内の殺菌処理が行われる場合、第一のノズル22からのアルカリ性洗浄液の噴射、第二のノズル23からの無菌水の噴射、第三のノズル24からの過酢酸の噴射、第二のノズル23からの無菌水の噴射、第四のノズル25からの過酸化水素水の噴射、第五のノズル26からのホットエアの吹き出しが順次行われる。
また、少なくとも第四のノズル25からの無菌充填用チャンバ11内への過酸化水素水の噴射は、上記フィラー12に対するSIPに同期して行われる。SIP時には、フィラー12に供給される水蒸気の熱が無菌充填用チャンバ11内の内壁、機器、雰囲気等にも拡散し、この熱によって過酸化水素による無菌充填用チャンバ11内の殺菌作用が高められることになる。さらには、過酸化水素水等の薬剤の使用量が低減される。
次に、上記飲料等の充填装置の作用と共に無菌充填用チャンバ11内の滅菌方法について説明する。
(1)所定の飲料の充填作業が開始される場合、フィラー12による飲料の充填作業に先立ち、CIP装置によってフィラー12内が洗浄される。
まず、図3の右半分で示すように、ノズル15のすべてが開閉体18で遮蔽される。その後、ポンプの起動により洗浄液タンク内の洗浄液が垂直軸14内、上部ロータリージョイント16、上部マニホルド17、ノズル15、下部マニホルド19、下部ロータリージョイント20等ループ状に形成された管路内に供給される。
これにより、フィラー12のノズル15を含む全配管内がCIP処理される(図4のS1)。
(2)CIPが終了すると、上記ノズル15のすべてが開閉体18で遮蔽された状態のままで、130℃程度以上の高温の水蒸気がフィラー12の管路内に供給される。
この水蒸気は、図3中、破線で示す管路のほか、垂直軸14内、上部ロータリージョイント16、上部マニホルド17、ノズル15、下部マニホルド19、下部ロータリージョイント20等を通りつつ、フィラー12内を加熱する。使用済の水蒸気は、図2に示すように、下部ロータリージョイント20を経て無菌充填用チャンバ11外に排出される。
これにより、フィラー12のノズル15を含む全配管内がSIP処理される(図4のS2)。
このフィラー12に対するSIP処理のとき、水蒸気の熱が無菌充填用チャンバ11内の各部、雰囲気に伝熱し、これらを加熱する。
(3)一方、図2に示す第一のノズル22からアルカリ性洗浄液が噴射され、これがシャワー状になって無菌充填用チャンバ11内の壁面、フィラー12、キャッパー21等各部に吹き付けられる(図4のS3)。
これにより、無菌充填用チャンバ11内の各部が洗浄される。
(4)図2に示す第二のノズル23から無菌水が噴射され、これがシャワー状になって無菌充填用チャンバ11内の壁面、フィラー12、キャッパー21等各部に吹き付けられる(図4のS4)。
これにより、無菌充填用チャンバ11内の各部の表面に残留したアルカリ性洗浄液が洗い流され除去される。
(5)図2に示す第三のノズル24から過酢酸が噴射され、これがシャワー状になって無菌充填用チャンバ11内の壁面、フィラー12、キャッパー21等各部に吹き付けられる(図4のS5)。
これにより、無菌充填用チャンバ11内の各部の表面が過酢酸により殺菌処理される。
(6)図2に示す第二のノズル23から無菌水が噴射され、これがシャワー状になって無菌充填用チャンバ11内の壁面、フィラー12、キャッパー21等各部に吹き付けられる(図4のS6)。
これにより、無菌充填用チャンバ11内の各部の表面に残留した過酢酸が洗い流され除去される。
(7)図2に示す第四のノズル25から過酸化水素水が噴射され、これがシャワー状になって無菌充填用チャンバ11内の壁面、フィラー12、キャッパー21等各部に吹き付けられる(図4のS7)。
この過酸化水素水の噴射は、上記(2)のフィラー12に対するSIP(図4のS2)と同期的に行われる。すなわち、フィラー12に対するSIP処理のとき、水蒸気の熱が無菌充填用チャンバ11内の各部、雰囲気に伝熱するが、この熱が過酸化水素による殺菌に活用される。
これにより、無菌充填用チャンバ11内の各部の表面が過酸化水素と水蒸気の熱とにより効果的に殺菌処理される。
(8)図2に示す第五のノズル26からホットエアが吐出され、このホットエアが無菌充填用チャンバ11内の壁面、フィラー12、キャッパー21等各部に吹き付けられる(図4のS8)。
これにより、無菌充填用チャンバ11内の各部の表面に残留した過酸化水素が乾燥処理され、無菌充填用チャンバ11内の滅菌処理が終了する。
(9)図3の左半分に示すように、開閉体18がフィラーホイール6の半径方向内側に移動し、ノズル15の口を開放する。
(10)フィラーホイール6が他の各種ホイールと共に回転し、ボトル1への飲料の充填が開始される。
すなわち、フィラーホイール6と共にノズル15が旋回運動しつつ、ボトル1の口部に対向し、更には必要に応じてボトル1内に降下し、飲料を一定量だけボトル1内に供給する。
(11)飲料が充填されたボトル1は、キャッパーホイール7へと至り、キャッパー21によって口部に図示しないキャップをあてがわれ、打栓される。
これにより、ボトル1は密封され飲料の瓶詰め製品とされて排出ホイール9から無菌充填用チャンバ11外へ排出される。
本発明は以上説明したように構成されるが、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々変更可能である。
11…無菌充填用チャンバ
12…フィラー
25,26…ノズル

Claims (4)

  1. フィラーが収納された無菌充填用チャンバ内にアルカリ性洗浄液の噴射の後、過酢酸を噴射し、その後過酸化水素水を噴射し、その後ホットエアを吹き出すことによって、無菌充填用チャンバ内を滅菌処理する無菌充填用チャンバ内の滅菌方法において、上記フィラーに対し高温の水蒸気によって行うSIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射を行うことを特徴とする無菌充填用チャンバ内の滅菌方法。
  2. 請求項1に記載の無菌充填用チャンバ内の滅菌方法において、上記SIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射後、さらにホットエアを噴射し、過酸化水素水の乾燥を行うことを特徴とする無菌充填用チャンバ内の滅菌方法。
  3. フィラーが収納された無菌充填用チャンバ内にアルカリ性洗浄液を噴射する第一のノズル、過酢酸を噴射する第三のノズル、過酸化水素水を噴射する第四のノズル及びホットエアを噴射する第五のノズルが設けられた無菌充填用チャンバ内の滅菌装置において、上記フィラーに対し高温の水蒸気によって行うSIPに同期して、上記第四のノズルから過酸化水素水が噴射されるようにしたことを特徴とする無菌充填用チャンバ内の滅菌装置。
  4. 請求項3に記載の無菌充填用チャンバ内の滅菌装置において、上記SIPに同期して、上記過酸化水素水の噴射後、さらにホットエアを噴射し、過酸化水素水の乾燥を行うノズルが設けられたことを特徴とする無菌充填用チャンバ内の滅菌装置。
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