JP5972759B2 - レンズ加工システム、加工サイズ管理装置、加工サイズ管理方法および眼鏡レンズの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の態様は、眼鏡レンズの玉型加工を行う複数の加工機と、前記複数の加工機に接続されて用いられる加工サイズ管理装置と、を備えるレンズ加工システムであって、前記加工サイズ管理装置は、前記加工機の機種毎に、当該加工機が加工対象とするレンズ素材の種類および当該加工機が用いる加工ツールの種類と関連付けて、当該加工機にて前記加工ツールを用いて前記レンズ素材を加工したときの加工特性に関する情報を記憶保持する記憶手段を備えており、前記記憶手段が記憶保持する情報は、前記複数の加工機のうちの少なくとも一つの加工機で得られた当該加工機の加工特性に関する情報であり、前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機と同機種の加工機は、当該加工機にて前記レンズ素材に対し前記加工ツールを用いて加工を行う際に、前記記憶手段が記憶保持する情報に基づいて当該加工のための加工パラメータを補正する補正手段を備えていることを特徴とするレンズ加工システムである。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の発明において、前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機以外の当該加工機と同機種の加工機は、基準とすべく予め定められた少なくとも1種の前記レンズ素材につき、前記加工ツールの種類毎に玉型加工後における眼鏡レンズの所望サイズと実サイズとの誤差分を許容範囲内に収めるための加工サイズ調整を行った上で、前記補正手段が、前記基準となる少なくとも1種以外の前記レンズ素材について加工を行う際に、前記加工パラメータの補正を行うように構成されていることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、眼鏡レンズの玉型加工を行う複数の加工機に接続されて用いられる加工サイズ管理装置であって、前記加工機の機種毎に、当該加工機が加工対象とするレンズ素材の種類および当該加工機が用いる加工ツールの種類と関連付けて、当該加工機にて前記加工ツールを用いて前記レンズ素材を加工したときの加工特性に関する情報を記憶保持する記憶手段と、前記記憶手段に記憶保持させる情報として、前記複数の加工機のうちの少なくとも一つの加工機における加工特性に関する情報を取得する取得手段と、前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機と同機種の加工機に対して、当該加工機にて前記レンズ素材に対し前記加工ツールを用いて加工を行う際に、前記記憶手段が記憶保持する情報に基づいて当該加工のための加工パラメータを補正させる管理手段と、を備えることを特徴とする加工サイズ管理装置である。
本発明の第4の態様は、眼鏡レンズの玉型加工を行う複数の加工機における加工サイズを管理する加工サイズ管理方法であって、前記複数の加工機のうちの少なくとも一つの加工機にて、当該加工機が加工対象とするレンズ素材の全種類および当該加工機が用いる加工ツールの全種類のそれぞれにつき、当該加工ツールを用いて当該レンズ素材を加工したときの加工特性に関する情報を取得する工程と、前記少なくとも一つの加工機で取得した加工特性に関する情報を、当該加工機の機種、前記レンズ素材の種類および前記加工ツールの種類と関連付けて記憶保持する工程と、前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機と同機種の加工機にて、前記レンズ素材に対し前記加工ツールを用いて加工を行う際に、既に記憶保持している加工特性に関する情報に基づいて当該加工のための加工パラメータを補正する工程と、を備えることを特徴とする加工サイズ管理方法である。
本発明の第5の態様は、第4の態様に記載の加工サイズ管理方法により加工サイズが管理される前記加工機を用いた玉型加工によって眼鏡レンズを形成することを特徴とする眼鏡レンズの製造方法である。
本実施形態では、以下の順序で項分けをして説明を行う。
1.レンズ加工システム全体の概略構成
2.加工機の構成
3.加工サイズ管理装置の構成
4.加工サイズ管理の手順
5.眼鏡レンズの製造手順
6.本実施形態の効果
7.変形例等
先ず、本実施形態におけるレンズ加工システム全体の概略構成について説明する。
図1は、本実施形態におけるレンズ加工システム全体の概略構成例を示すブロック図である。
三次元周長測定機20は、玉型加工後の眼鏡レンズの周長を測定するものである。
管理装置30は、複数の加工機10に接続されて用いられる加工サイズ管理装置として機能するものであり、本実施形態ではサーバ装置31およびクライアント装置32から構成されている。これらサーバ装置31およびクライアント装置32は、いずれもコンピュータとしての機能を有したものであるが、サーバ装置31がシステム全体の動作を制御・管理するのに対して、クライアント装置32が各加工機10における動作を制御・管理する点で、それぞれは互いに相違する。クライアント装置32は、システム内に存在する加工機10の数と当該クライアント装置32が管理し得る加工機10の数とを考慮して、システム内に複数設けられていてもよい。なお、本実施形態では、サーバ装置31とクライアント装置32が別装置として設けられている場合を例に挙げているが、これらは一つの装置として一体に設けられていても構わない。
次に、レンズ加工システムにおける加工機10について、さらに詳しく説明する。
ただし、加工対象となり得るレンズ素材は、その種類によって加工性(例えば切削性の良し悪し)に違いが生じていることがある。このことから、加工機10は、加工性の違いに対応すべく、いくつかの加工モードを用意しており、加工モードの切り替えによって装置側の加工条件(例えばツール駆動速度)を可変させるように構成されている。
ただし、加工対象となるレンズ素材の種類数と加工機10における加工モード数は、必ずしも一致している必要はなく、本実施形態では加工モード数よりも多種のレンズ素材が加工対象として想定されるものとする。
調整手段11は、加工サイズ調整に対応するための機能である。加工サイズ調整は、玉型加工後における眼鏡レンズの実サイズと所望サイズとの誤差分を許容範囲内に収めるべく、装置導入時やツール交換時等の所定段階にて、加工機10のオペレータや保守員等によって行われる。具体的には、加工サイズ調整として、例えば所定レンズを実際に加工して、その加工後の実サイズを測定した後に、実サイズと所望サイズとの誤差分を許容範囲内に収めるべく、当該誤差分を解消するような加工条件を予め加工機10に設定しておくことが考えられる。さらに詳しくは、誤差分を解消する加工条件として、例えばレンズ回転軸と加工ツール回転軸との軸間距離や加工ツールのツール径(オフセット量)等といった加工パラメータについて、誤差分を解消するための補正値を、加工機10の側に予め設定しておくのである。このような加工サイズ調整は、公知技術(例えば、特許文献1参照)を利用して行うものであればよく、その一具体例としては加工機10の図示せぬ操作パネルから加工パラメータの補正値をオペレータ等が入力することによって行うことが考えられる。
補正手段12は、加工パラメータ補正に対応するための機能である。加工パラメータ補正は、上述した加工サイズ調整と同様に、玉型加工後における眼鏡レンズの実サイズと所望サイズとの誤差分を許容範囲内に収めるべく、当該誤差分を解消するためのものである。ただし、加工パラメータ補正は、加工機10での玉型加工に際して行われるもの、すなわち加工機10の運用段階で行われるものである点で、玉型加工の事前処理として加工機10の準備段階で行われる加工サイズ調整とは異なる。また、加工パラメータ補正は、加工サイズ調整のように加工機10のオペレータ等によって行われるのではなく、加工機10が接続するクライアント装置32からの情報に基づいて行われる。具体的には、加工ツールのツール径等といった加工パラメータについて、誤差分を解消するための補正値がクライアント装置32から通知されると、その通知された補正値を反映させた加工量を決定した上で、玉型加工を行うことになる。このような補正手段12としての機能は、クライアント装置32から通知される補正値を受け付け(場合によってはクライアント装置32に補正値を問い合わせ)、その補正値に基づいて加工機10の駆動制御を行うように、当該加工機10の制御プログラムを設定することによって実現が可能である。
次に、レンズ加工システムにおいて、加工サイズ管理装置として機能する管理装置30について、さらに詳しく説明する。
管理装置30は、上述したように、サーバ装置31およびクライアント装置32から構成されている。以下、これらについて順に説明する。
サーバ装置31は、レンズ加工システムの全体の動作を管理・制御するコンピュータからなり、レンズ加工システムで行われる玉型加工に関する情報を一元管理するものである。具体的には、サーバ装置31は、眼鏡店に設置された図示せぬ端末装置とインターネット等の広域ネットワーク網を介して接続しており、その端末装置からの眼鏡レンズの注文を受け付ける。そして、注文を受け付けると、その注文に応じたジョブに関する情報を管理するとともに、そのジョブに関する情報と関連付けて三次元周長測定機20で得られた玉型加工後の眼鏡レンズの周長測定結果を管理するようになっている。
図2は、本実施形態のデータベース部33が記憶保持する加工特性に関する情報の一具体例を示す説明図である。
クライアント装置32は、サーバ装置31による管理・制御に従いつつ、システム内の各加工機10における動作を制御・管理するコンピュータからなる。具体的には、クライアント装置32は、サーバ装置31が管理するジョブに関する情報を当該サーバ装置31から受け取り、これをそのジョブ(すなわち眼鏡レンズの玉型加工)を実行する加工機10へ通知することで、その加工機10におけるジョブ処理動作を制御するようになっている。また、クライアント装置32は、ジョブの処理に先立ち、システム内の少なくとも一つの加工機10で得られる加工特性に関する情報について、その取得を行うとともに、取得した情報をサーバ装置31へ送信して当該サーバ装置31での記憶保持を依頼するようになっている。
図例にように、サイズ管理テーブルは、加工機10毎に作成されるもので、その加工機10が加工対象とするレンズ素材の種類(マテリアルA,マテリアルB,・・・)と、その加工機10が用いる加工ツールの種類(ヤゲンツール,平ツール,・・・)と、それぞれの組み合わせにおいて必要となる加工パラメータ補正のための補正値H11,H12・・・とについて、これらを互いに関連付けて管理(記憶保持)するものである。なお、サイズ管理テーブルにおける補正値H11,H12・・・には、詳細を後述するように、データベース部33内から「パラメータ補正値」が読み出されて格納されることになる。
次に、上述した構成のレンズ加工システムにおける加工サイズ管理の手順について説明する。
図4は、本実施形態における加工サイズ管理の手順の一具体例を示すフロー図である。
本実施形態のレンズ加工システムにおいては、ある機種の1台目の加工機10の導入時に、先ず、その加工機10についての加工サイズ調整を行う(ステップ101、以下ステップを「S」と略す。)。加工サイズ調整は、当該加工機10の調整手段11としての機能を用いつつ、オペレータ等の作業によって行う。
平レンズに対する外形加工は、1台目の加工機10が用いる加工ツールの種類毎に行う。したがって、1台目の加工機10が用いる加工ツールの全種類の数分だけ、外形加工後の平レンズが得られることになる。
そして、平レンズに対する外形加工を行った後は、その加工後の平レンズについて、その外周の周長の実サイズを測定する。サイズ測定は、システム内の三次元周長測定機20を用いて行うことが考えられるが、これに限定されることはなく、例えばオペレータ等がノギス等の測定機を用いて測定するようにしても構わない。
その後、オペレータ等は、所望サイズ(周長基準値)と実サイズとを比較し、その誤差分が許容範囲内に収まるようにすべく、1台目の加工機10に対する加工サイズ調整を行う。具体的には、所望サイズと実サイズとの誤差分を例えば半径換算値で算出した後に、オペレータ等が1台目の加工機10の操作パネルを操作して、算出した誤差分を解消するような加工パラメータ(例えば加工ツールのツール径)の補正値を、加工ツールの種類毎に、当該加工機10の側に予め設定しておく。このような処理は、1台目の加工機10が本来的に有している機能(公知機能)を利用して行えばよい。
これにより、1台目の加工機10では、それ以降、少なくとも予め定められたレンズ素材の平レンズについては、どの種類の加工ツールを用いた場合であっても、所望サイズと実サイズとの誤差分が許容範囲内に収まるような外形加工を行い得るようになる。すなわち、換言すると、後述する加工特性の把握を適切に行う準備が整うことになる。
このようにして得られる測定結果を用いれば、当該測定結果の周長基準値に対する周長差(すなわち所望サイズと加工後の実サイズとの誤差分)を算出することができ、これにより1台目の加工機10がどのような加工特性を有しているかを特定することが可能となる。つまり、平レンズであれば所望サイズと実サイズとの誤差分が許容範囲内に収まるような外形加工を行い得るところ、同じ加工条件であっても所定度数レンズを加工対象とした場合にはどのような誤差分が生じてしまうのか、または誤差分が許容範囲内に収まるのか等について、当該所定度数レンズに対する加工特性として把握し得るようになる。
なお、加工特性の把握は、上述したように、システム内における少なくとも一つの加工機10である1台目の加工機10において行うが、「少なくとも一つ」であるから同一機種の複数の加工機10のそれぞれにおいて行うことも考えられる。複数の加工機10のそれぞれで加工特性の把握を行う場合には、その把握結果についての高精度化や信頼性向上等が期待できる。ただし、加工特性の把握を行うための負担等を考慮すると、上述したように1台目の加工機10のみにおいて行うことが好ましい。
その後は、クライアント装置32が、1台目の加工機10における加工特性に関する情報の取得を行い、取得した情報をサーバ装置31のデータベース部33内に記憶保持させる(S104)。
これにより、サーバ装置31のデータベース部33には、図2に示したような加工特性に関する情報が記憶保持されることになる。なお、データベース部33での記憶保持は、1台目の加工機10の機種を識別する情報と関連付けて(すなわち加工機10の機種毎に個別に)行われるものとする。
ここで、レンズ加工システム内において、1台目の加工機10と同一機種の加工機10が新たに導入された場合を考える。以下、新たに導入された加工機10を、2台目以降の加工機10という。
ただし、2台目以降の加工機10に対して行う加工サイズ調整は、以下に述べる点で、1台目の加工機10に対する加工サイズ調整とは異なる。
このような加工および測定は、2台目以降の加工機10のそれぞれにおいて、各加工機10が用いる加工ツールの種類毎に行う。したがって、2台目以降の加工機10が用いる加工ツールの全種類の数分だけ、外形加工後の度数ゼロレンズおよび実サイズの測定結果が得られることになる。
その後、オペレータ等は、所望サイズ(周長基準値)と実サイズとを比較して、所望サイズと実サイズとの誤差分を例えば半径換算値で算出し、その誤差分が許容範囲内に収まるようにすべく、2台目以降の加工機10の操作パネルを操作して、算出した誤差分を解消するような加工パラメータ(例えば加工ツールのツール径)の補正値を、加工ツールの種類毎に、当該加工機10の側にマシンオフセット値として予め設定しておく。このような処理は、2台目以降の加工機10が本来的に有している機能(公知機能)を利用して行えばよい。
その後は、クライアント装置32が、レンズ加工システム内に存在している加工機10、すなわち1台目および2台目以降の各加工機10について、加工機10毎のサイズ管理テーブル(例えば図3参照)を作成する(S106)。
これにより、クライアント装置32からは、レンズデータ、玉型形状データ、加工条件データ等の各種情報と併せて、サイズ管理テーブルから読み出された「パラメータ補正値」が付随情報として、ジョブを実行する加工機10に対して通知されることになる。
一方、玉型加工ジョブを実行する加工機10では、クライアント装置32から上述した各種情報が通知されると、その通知された各種情報の内容に基づき、玉型加工ジョブの実行を開始する。
次に、上述したレンズ加工システムを用いて行う眼鏡レンズの製造手順について簡単に説明する。
本実施形態によれば、以下のような効果が得られる。
以上に本発明の実施形態を説明したが、上記の開示内容は、本発明の例示的な実施形態を示すものである。すなわち、本発明の技術的範囲は、上記の例示的な実施形態に限定されるものではない。
Claims (5)
- 眼鏡レンズの玉型加工を行う複数の加工機と、前記複数の加工機に接続されて用いられる加工サイズ管理装置と、を備えるレンズ加工システムであって、
前記加工サイズ管理装置は、前記加工機の機種毎に、当該加工機が加工対象とするレンズ素材の種類および当該加工機が用いる加工ツールの種類と関連付けて、当該加工機にて前記加工ツールを用いて前記レンズ素材を加工したときの加工特性に関する情報を記憶保持する記憶手段を備えており、
前記記憶手段が記憶保持する情報は、前記複数の加工機のうちの少なくとも一つの加工機で得られた当該加工機の加工特性に関する情報であり、
前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機と同機種の加工機は、当該加工機にて前記レンズ素材に対し前記加工ツールを用いて加工を行う際に、前記記憶手段が記憶保持する情報に基づいて当該加工のための加工パラメータを補正する補正手段を備えている
ことを特徴とするレンズ加工システム。 - 前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機以外の当該加工機と同機種の加工機は、基準とすべく予め定められた少なくとも1種の前記レンズ素材につき、前記加工ツールの種類毎に玉型加工後における眼鏡レンズの所望サイズと実サイズとの誤差分を許容範囲内に収めるための加工サイズ調整を行った上で、前記補正手段が、前記基準となる少なくとも1種以外の前記レンズ素材について加工を行う際に、前記加工パラメータの補正を行うように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のレンズ加工システム。 - 眼鏡レンズの玉型加工を行う複数の加工機に接続されて用いられる加工サイズ管理装置であって、
前記加工機の機種毎に、当該加工機が加工対象とするレンズ素材の種類および当該加工機が用いる加工ツールの種類と関連付けて、当該加工機にて前記加工ツールを用いて前記レンズ素材を加工したときの加工特性に関する情報を記憶保持する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶保持させる情報として、前記複数の加工機のうちの少なくとも一つの加工機における加工特性に関する情報を取得する取得手段と、
前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機と同機種の加工機に対して、当該加工機にて前記レンズ素材に対し前記加工ツールを用いて加工を行う際に、前記記憶手段が記憶保持する情報に基づいて当該加工のための加工パラメータを補正させる管理手段と、
を備えることを特徴とする加工サイズ管理装置。 - 眼鏡レンズの玉型加工を行う複数の加工機における加工サイズを管理する加工サイズ管理方法であって、
前記複数の加工機のうちの少なくとも一つの加工機にて、当該加工機が加工対象とするレンズ素材の全種類および当該加工機が用いる加工ツールの全種類のそれぞれにつき、当該加工ツールを用いて当該レンズ素材を加工したときの加工特性に関する情報を取得する工程と、
前記少なくとも一つの加工機で取得した加工特性に関する情報を、当該加工機の機種、前記レンズ素材の種類および前記加工ツールの種類と関連付けて記憶保持する工程と、
前記複数の加工機のうち前記少なくとも一つの加工機と同機種の加工機にて、前記レンズ素材に対し前記加工ツールを用いて加工を行う際に、既に記憶保持している加工特性に関する情報に基づいて当該加工のための加工パラメータを補正する工程と、
を備えることを特徴とする加工サイズ管理方法。 - 請求項4に記載の加工サイズ管理方法により加工サイズが管理される前記加工機を用いた玉型加工によって眼鏡レンズを形成する
ことを特徴とする眼鏡レンズの製造方法。
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