JP5971308B2 - 携帯機器及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯機器及びプログラムに関する。
従来、無線LAN(Local Area Network)を倉庫等の施設に導入する場合に、無線通信を中継するアクセスポイントを施設内に仮に設置してその電波環境を調べるサイトサーベイ(site survey)が知られている。サイトサーベイにより、電波環境が良くなる場所にアクセスポイントを設置することができる。
従来のサイトサーベイでは、調査員が特殊な装置(測定器)を用いて、当該装置の画面を見ながら操作を行い、複数の場所で電波環境を測定していた。
上記特殊な装置として、ディスプレイを有する小型端末と、アンテナと、角速度及び車速のセンサとを台車に搭載した無線LAN自動サイトサーベイ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。サイトサーベイの測定領域に、台車を走行させながら電界強度及び角速度及び車速を測定し、測定情報に応じて二次元的な電界強度分布を得る。
特開2006−125951号公報
しかし、従来のサイトサーベイでは、専用の特殊な装置が必要であり、調査員が当該装置の画面を見ながら操作を行わねばならなく、作業負担が大きく、作業時間も長くかかっていた。また、上記測定を行う携帯機器の各場所の位置を正確に取得しておく必要があった。
本発明の課題は、携帯機器の位置を常に正確に把握できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、自己の位置情報を測定する位置測定手段を備えた携帯機器であって、当該携帯機器の動きが停止したか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で当該携帯機器の動きの停止判別した前記位置測定手段により測定された当該携帯機器の現在位置の近くに、近距離通信可能な範囲内に外部電子機器が存在すれば、当該外部電子機器存在する位置を示す機器位置情報を取得する取得手段と、前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報を、当該現在位置において前記取得手段で取得た機器位置情報に基づい補正を行う補正手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、当該携帯機器の近距離範囲内に外部電子機器がある場合に、当該外部電子機器と通信可能な近距離通信手段と、前記位置測定手段により測定された当該携帯機器の現在位置の近くに、前記近距離通信手段を介して通信可能な外部電子機器あるか否かを探索する探索手段と、前記探索手段による探索で前記現在位置の近くに通信可能な外部電子機器があれば、その外部電子機器存在する位置を示す機器位置情報を取得する取得手段と、前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報を、当該現在位置において前記取得手段で取得た機器位置情報に基づい補正を行う補正手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、携帯機器の位置を常に正確に把握することができる。

本発明の実施の形態の携帯機器の構成を示すブロック図である。 位置情報テーブルの構成を示す図である。 サイトサーベイを行う倉庫内の棚、アクセスポイント及びRFIDタグの配置を示す図である。 サイトサーベイ処理を示すフローチャートである。 サイトサーベイを行った倉庫内の電波強度のイメージを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
先ず、図1を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態の携帯機器10の構成を示す。
図1に示すように、本実施の形態の携帯機器10は、読み取り対象物としてのRFIDタグ30の情報を読み取り管理するハンディターミナルである。RFIDタグ30は、例えば、倉庫や小売店等の施設に並べられた備品や商品に付されているものとする。
また、携帯機器10は、施設に設置されるアクセスポイント40と無線通信を行う通信機能を有する。また、携帯機器10は、施設にアクセスポイント40を正式に設置して運用する前のサイトサーベイを補助する機能を有する。本実施の形態では、携帯機器10が、屋内の施設としての倉庫で使用され、倉庫内のサイトサーベイが行われる例を説明する。
本実施の形態では、サイトサーベイの対象が、屋内の施設としての倉庫であるため、サイトサーベイでの位置情報取得に、GPS(Global Positioning System)による位置情報入力を適用することができない。よって、本実施の形態では、サイトサーベイでの位置情報取得に、モーションセンサ19を用いた位置情報入力を行う。
RFIDタグ30は、電磁誘導方式のRFIDタグであるものとする。RFIDタグ30は、コイルアンテナを含む通信部と、制御部と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)と、を備える。RFIDタグ30において、制御部は、通信部により電磁界を介して携帯機器10と無線通信を行い、受信した携帯機器10からの読み取り要求に応じてEEPROMに記憶されているデータを読み出して携帯機器10に送信する。また、RFIDタグ30の制御部は、携帯機器10から受信したデータをEEPROMに書き込み又は書き換える。
RFIDタグ30のEEPROMには、RFIDタグ30を識別する個体識別情報が記憶されているものとする。また、RFIDタグ30は、携帯機器10からの電磁界により電力を得るパッシブ型のRFIDタグとするが、電源部を有し、電源部の電力により電磁界を出力するアクティブ型のRFIDタグとしてもよい。
アクセスポイント40は、携帯機器10と無線通信を行う。また、アクセスポイント40は、有線LANに接続され、この有線LAN上の機器と通信を行う。アクセスポイント40は、この有線LAN上の機器と、携帯機器10と、の通信を中継する機能を有する。
携帯機器10は、CPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、ROM(Read Only Memory)15と、無線通信部16と、フラッシュメモリ17と、RFIDリーダライタ部18と、モーションセンサ19と、報知部20と、電源部21と、を備える。電源部21を除く携帯機器10の各部は、バス22を介して互いに接続されている。
CPU11は、携帯機器10の各部を制御する。CPU11は、各種プログラムのうち指定されたプログラムをROM15から読み出してRAM13に展開し、展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
CPU11は、サイトサーベイプログラム151に従い、モーションセンサ19により算出された携帯機器10を保持するユーザの位置情報を、無線通信部16により検出された電波の状態情報としての電波強度情報に対応付けてフラッシュメモリ17に記憶する。そして、CPU11は、モーションセンサ19から出力された停止情報に応じて、前記ユーザが停止したか否かを判別し、当該ユーザが停止し、RFIDリーダライタ部18によりRFIDタグ30の個体識別情報が読み取られた場合に、当該個体識別情報に対応して位置情報テーブル50の位置情報52を読み出す。そして、CPU11は、読み出した位置情報52でフラッシュメモリ17の電波強度情報に対応付けられて記憶された位置情報を補正する。
操作部12は、文字入力キー等の各種キーからなるキー群を備え、ユーザからの各キーの押下入力に応じた操作情報をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性の半導体メモリであり、各種データ及び各種プログラムを格納するワークエリアを有する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等の表示パネルを備える表示部であり、CPU11から入力される表示情報に応じて表示パネルに各種表示を行う。
ROM15は、各種データ及び各種プログラムを記憶する読み出し専用の半導体メモリである。ROM15には、サイトサーベイプログラム151が記憶されている。
無線通信部16は、無線LAN通信方式の無線通信部である。無線通信部16は、アンテナ、変調部、復調部、信号処理部等を備え、アクセスポイント40と無線通信を行う。無線通信部16は、送信する情報の信号を、信号処理部で信号処理し、変調部により変調してアンテナから無線電波としてアクセスポイント40に送信する。このアクセスポイント40は、通信先の機器と有線LANを介して接続されている。また、無線通信部16は、アンテナによりアクセスポイント40から受信した無線電波の受信信号を復調部により復調し、信号処理部で信号処理して受信情報を得る。このようにして、無線通信部16は、アクセスポイント40を介して、通信先の機器と通信を行う。
また、無線通信部16は、アクセスポイント40から受信した電波の状態情報である電波強度情報を検出してCPU11に出力する。電波強度情報は、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indication)値である。
フラッシュメモリ17は、情報を読み出し及び書き込み可能に記憶する不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ17には、後述する位置情報テーブル50が記憶されている。
RFIDリーダライタ部18は、RFIDタグ30に記憶されている情報を読み取り及び書き込みする電磁誘導方式のリーダライタ部であるものとする。RFIDリーダライタ部18は、コイルアンテナ、変調部、復調部、信号処理部等を備える。RFIDリーダライタ部18は、CPU11から入力された送信データの電気信号を信号処理部により信号処理し、変調部により変調してコイルアンテナから電磁界として出力する。RFIDタグ30は、RFIDリーダライタ部18から出力された電磁界を介してデータを受信し、RFIDリーダライタ部18に送信するデータを電磁界を介して出力する。RFIDリーダライタ部18は、RFIDタグ30から出力された電磁界を介してコイルアンテナでデータを受信し、このデータの電気信号を復調部により復調して信号処理部により信号処理してデータを受信する。
モーションセンサ19は、携帯機器10の運動及び方位の情報を検知するセンサである。モーションセンサ19は、加速度センサ191と、地軸センサ192と、制御部(CPU)193と、を有する。加速度センサ191は、3次元空間の3軸方向の加速度を検出する3次元の加速度センサである。地軸センサ192は、地球上の方位を検出するセンサである。制御部193は、加速度センサ191により検出された3次元の加速度情報と、地軸センサ192により検出された方位情報とを用いて、携帯機器10(を保持するユーザ)の水平面上の位置情報を算出してCPU11に出力する。また、携帯機器10(を保持するユーザ)が停止している場合に、制御部193は、加速度センサ191により検出された3次元の加速度情報と、地軸センサ192により検出された方位情報とに応じて、携帯機器10(を保持するユーザ)が停止している旨の停止情報(例えば、0の信号)をCPU11に出力する。
報知部20は、CPU11の制御に応じて、振動を発生することによりユーザに報知するバイブレータである。なお、報知部20は、CPU11の制御に応じて、音を発生することによりユーザに報知するブザー,スピーカー等の音響発生器でもよい。さらに、報知部20は、バイブレータと音響発生器との両方を備えてもよい。
電源部21は、リチウム電池等の二次電池であり、携帯機器10の各部に電源供給を行う。なお、電源部21は、アルカリ電池等の一次電池でもよい。
次に、図2及び図3を参照して、携帯機器10に記憶される情報を説明する。図2に、位置情報テーブル50の構成を示す。図3に、サイトサーベイを行う倉庫内の棚、アクセスポイント及びRFIDタグの配置を示す。
フラッシュメモリ17には、図2に示す位置情報テーブル50が記憶される。位置情報テーブル50は、個体識別情報51と、位置情報52と、のフィールドを有する。個体識別情報51は、サイトサーベイ時に施設内に位置補正の目的で予め配置されたRFIDタグ30を識別する個体識別情報である。位置情報52は、個体識別情報51に対応するRFIDタグ30の配置された施設内の位置に対応して、サイトサーベイ時にユーザが停止する停止位置の位置情報である。また、サイトサーベイの動線の終了地点に配置されたRFIDタグ30の個体識別情報51に対応する位置情報52には、終了地点である旨の情報を含むものとする。
例えば、図3に示すように、棚61,62,63が設置された屋内の施設としての倉庫内において、サイトサーベイを行う場合を説明する。倉庫内に、サイトサーベイ用の動線Lが設定される。動線Lは、スタート位置P0から終了位置Eまでの間の線分であり、サイトサーベイ時に携帯機器10を保持するユーザが歩く経路となる。動線Lは、倉庫内の無線LAN通信の運用後に、携帯機器10を使用するユーザが通る通路を含むように設定されている。また、動線L上には、携帯機器10を使用するユーザが右折又は左折する地点に、ユーザが停止する停止位置P1,P2,P3,P4,P5,P6が設定されている。
停止位置P1,P2,P3,P4,P5,P6、終了位置Eにそれぞれ対応する近傍の棚61,62,63の位置に、RFIDタグ31,32,33,34,35,36,37が設置されている。RFIDタグ31,32,33,34,35,36,37は、RFIDタグ30と同様の装置である。
位置情報テーブル50において、個体識別情報51には、例えば、RFIDタグ31,32,33,34,35,36,37それぞれが記憶している個体識別情報が格納されている。また、位置情報52には、例えば、停止位置P1,P2,P3,P4,P5,P6、終了位置Eの位置情報が格納されている。
また、倉庫内において、サイトサーベイのために、仮の台数(2台)のアクセスポイント41,42が仮の位置に設置されている。アクセスポイント41,42は、アクセスポイント40と同様の装置である。サイトサーベイでは、仮設置されたアクセスポイント41,42からの電波状況が測定される。
次に、図4及び図5を参照して、携帯機器10の動作を説明する。図4に、サイトサーベイ処理を示す。図5に、サイトサーベイを行った倉庫内の電波強度のイメージを示す。
図4に示すように、携帯機器10でサイトサーベイ処理が実行される。サイトサーベイ処理の前に予め、サイトサーベイ対象の倉庫内に、ユーザが歩く動線上の停止位置近傍に少なくとも一つのRFIDタグ30が配置され、仮の台数のアクセスポイント40が仮の位置に設置されているものとする。アクセスポイント40は、無線LANの運用時に、倉庫内の携帯機器10と電波環境の面で適切に無線LAN通信が行われると予想される位置及び台数で設置される。
また、予め、サイトサーベイ処理中にユーザが歩く動線が倉庫内に設定されている。また、動線上で、スタート位置と、RFIDタグ30の近傍の停止位置及び終了位置と、が設定されている。例えば、図3に示すように、倉庫内に、アクセスポイント41,42が配置され、RFIDタグ31,32,33,34,35,36,37が仮設置され、動線L、スタート位置P0、停止位置P1,P2,P3,P4,P5,P6、終了位置Eが設定されている。
上記アクセスポイント40及びRFIDタグ30の設置後、携帯機器10において、例えば、ユーザから操作部12を介してサイトサーベイ処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU11は、ROM15から読み出されて適宜RAM13に展開されたサイトサーベイプログラム151との協働で、サイトサーベイ処理を実行する。
先ず、CPU11は、モーションセンサ19から携帯機器10を保持するユーザの位置情報又は停止情報を取得する(ステップS11)。そして、CPU11は、無線通信部16によりアクセスポイント40から出力される無線信号の電波を受信し、無線通信部16により検出された受信電波の強度に対応する電波強度情報を無線通信部16から取得する(ステップS12)。そして、CPU11は、ステップS11,S12で取得されたユーザ(携帯機器10)の位置情報と電波強度情報とを対応付けてフラッシュメモリ17に記憶する(ステップS13)。
そして、CPU11は、ステップS11でユーザ(携帯機器10)の停止情報が取得されたか否かに応じて、ユーザ(携帯機器10)が停止しているか否かを判別する(ステップS14)。ユーザが停止していない場合(ステップS14;NO)、ステップS11に移行される。
ユーザが停止している場合(ステップS14;YES)、CPU11は、RFIDリーダライタ部18に応答要求の電磁界を出力させ、RFIDリーダライタ部18を介してRFIDタグ30から応答要求に対応する応答情報を受信する(ステップS15)。応答情報には、RFIDタグ30の個体識別情報が含まれるものとする。そして、CPU11は、ステップS15で応答情報を受信したか否かを判別する(ステップS16)。
応答情報を受信していない場合(ステップS16;NO)、ステップS11に移行される。応答情報を受信した場合(ステップS16;YES)、CPU11は、フラッシュメモリ17に記憶されている位置情報テーブル50を参照し、ステップS15で受信した応答情報に含まれる個体識別情報51に対応する位置情報52を読み出し、読み出した位置情報52に終了位置の旨の情報があるか否かにより、ユーザ(携帯機器10)が終了位置Eにいるか否かを判別する(ステップS17)。
ユーザが終了位置Eにいない場合(ステップS17;NO)、CPU11は、ステップS17で読み出した位置情報52で、ステップS13でフラッシュメモリ17に記憶されている位置情報を補正する(ステップS18)。そして、CPU11は、報知部20にユーザへの位置情報の補正完了の旨を振動により報知させ(ステップS19)、ステップS14に移行される。報知部20の振動により、動線上の停止位置で位置情報の補正が完了した旨をユーザに報知できる。なお、報知部20は音によってユーザに報知するようにしてもよい。ユーザが終了位置Eにいる場合(ステップS17;YES)、サイトサーベイ処理が終了する。
サイトサーベイ処理実行により測定結果として電波強度情報及び位置情報が得られフラッシュメモリ17に記憶される。図5に示すように、例えば、図3に示す倉庫において、測定結果として、動線L上におけるアクセスポイント41,42から出力される無線電波の電波強度情報が得られる。スタート位置P0から終了位置Eまでの間で、アクセスポイント41,42の近傍で強い電波強度が得られている。電波強度は、アクセスポイント41,42に近付くほど、強い電波強度が得られている。
サイトサーベイ処理実行による測定結果は、動線L上の位置情報に対応する電波強度情報であるが、この電波強度情報に基づいて、段階的な電波強度毎の円状又は環状の領域71,72,73,74,75,76の存在が推定できる。領域71,72,73は、ほぼアクセスポイント41を中心としている。領域74,75,76は、ほぼアクセスポイント42を中心としている。また、領域73,75,76の一部の領域が重なっている。領域71,74は、電波強度が高い領域である。領域72,75は、電波強度が中程度の領域である。領域73,76は、電波強度が低い領域である。また、領域71,72,73,74,75,76以外の領域77は、電波強度がほぼ無いとみなせる領域である。
サイトサーベイ処理は、アクセスポイント40の台数及び位置が変更されて繰り返し実行される。そして、サイトサーベイ処理により得られた良い電波環境となる台数のアクセスポイント40が適切な位置に正式に設置され、無線LANの運用が開始される。
以上、本実施の形態によれば、携帯機器10は、モーションセンサ19により算出された携帯機器10を保持するユーザの位置情報を、無線通信部16により検出された電波強度情報に対応付けてフラッシュメモリ17に記憶する。このため、サイトサーベイ用の装置としての携帯機器10の構成を簡単にできるとともに、サイトサーベイを行うユーザは、携帯機器10を胸ポケットに入れたり、把持したりして動線上を歩行(及び停止)するだけでよく、ユーザの作業負担を低減でき且つ作業時間を短縮できる。
また、携帯機器10は、モーションセンサ19から出力された停止情報に応じて、ユーザが停止したか否かを判別し、当該ユーザが停止し、RFIDリーダライタ部18によりRFIDタグ30の個体識別情報が読み取られた場合に、当該個体識別情報に対応して位置情報テーブル50の位置情報52をフラッシュメモリ17から読み出す。そして、携帯機器10は、読み出した位置情報52でフラッシュメモリ17の電波強度情報に対応付けられて記憶された位置情報を補正する。このため、補正による正確なユーザの位置情報を取得できる。
また、携帯機器10は、位置情報を補正した場合に、位置情報を補正した旨を振動により報知部20に報知させる。このため、ユーザが、停止位置で位置情報を補正した旨を容易且つ確実に認識できる。
また、携帯機器10は、操作部12を介して、サイトサーベイ処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、スタート位置P0に対応して、ユーザの位置情報及び電波の強度情報の取得及び記憶を開始する。このため、スタート位置P0の位置情報の登録を容易に行うことができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてROM15を使用した例を開示したが、この例に限定されない。
その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る携帯機器及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
上記実施の形態では、携帯機器10がハンディターミナルである構成としたが、これに限定されるものではない。携帯機器10としては、RFIDの情報読み取り機能を有するPDA、携帯電話機、携帯パーソナルコンピュータ等、他の携帯機器を用いる構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、RFIDタグ30に、RFIDカード(非接触ICカード)を含める。
また、上記実施の形態では、RFIDタグ30及びRFIDリーダライタ部18が、電磁誘導方式のRFIDタグ及びRFIDリーダライタ部である構成を説明したが、これに限定されるものではない。RFIDタグ30及びRFIDリーダライタ部18が、電波方式のRFIDタグ及びRFIDリーダライタ部である構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、報知部20が、位置情報の補正完了の旨を振動及び音の少なくとも一つにより報知するバイブレータである構成としたが、これに限定されるものではない。報知部20は、位置情報の補正完了の旨を、音声出力、LED(Light Emitting Diode)の点灯、情報表示等によりユーザに報知する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、無線通信部16が、電波の状態情報として電波強度情報を検出する構成としたが、これに限定されるものではない。電波の状態情報として、電波のSNR(Signal-Noise Ratio)等、他の電波の状態情報を検出する構成としてもよい。また、携帯機器が、サイトサーベイ中に、アクセスポイントから受信したアクセスポイントの識別情報をサートサーベイの測定結果(電波の状態情報、ユーザ(携帯機器)の位置情報)に加えてもよい。
また、上記実施の形態における携帯機器10の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
サイトサーベイ対象の施設内に設置されたアクセスポイントから電波を受信し、当該受信した電波の状態情報を検出する電波状態検出部と、
自機の加速度情報及び方位情報を検出し、当該加速度情報及び方位情報から自機を保持するユーザの位置情報を算出するモーションセンサと、
前記モーションセンサにより算出されたユーザの位置情報を、前記電波状態検出部により検出された電波の状態情報に対応付けて記憶部に記憶する制御部と、を備える携帯機器。
<請求項2>
前記自機を保持するユーザの停止位置の近傍の位置に配置されたRFIDタグの識別情報を読み取る読取部を備え、
前記記憶部は、前記RFIDタグの識別情報と当該RFIDタグに対応する停止位置の位置情報とを対応付けて記憶し、
前記モーションセンサは、自機が停止している場合に、前記検出した加速度情報及び方位情報に応じて、自機を保持するユーザが停止している旨の停止情報を出力し、
前記制御部は、前記モーションセンサから出力された停止情報に応じて、前記ユーザが停止したか否かを判別し、当該ユーザが停止し、前記読取部により前記RFIDタグの識別情報が読み取られた場合に、当該読み取られた識別情報に対応して前記記憶部に記憶されている位置情報を読み出し、当該読み出した位置情報で前記記憶部の電波の状態情報に対応付けられて記憶された位置情報を補正する請求項1に記載の携帯機器。
<請求項3>
報知を行う報知部を備え、
前記制御部は、前記位置情報を補正した場合に、当該位置情報を補正した旨を前記報知部に報知させる請求項2に記載の携帯機器。
<請求項4>
サイトサーベイの実行指示入力を受け付ける操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部にサイトサーベイの実行指示が入力された場合に、前記ユーザの位置情報及び前記電波の状態情報の取得及び記憶を開始する請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯機器。
<請求項5>
コンピュータを、
サイトサーベイ対象の施設内に設置されたアクセスポイントから電波を受信し、当該受信した電波の状態情報を検出する電波状態検出部、
自機の加速度情報及び方位情報を検出し、当該加速度情報及び方位情報から自機を保持するユーザの位置情報を算出するモーションセンサ、
前記モーションセンサにより算出されたユーザの位置情報を、前記電波状態検出部により検出された電波の状態情報に対応付けて記憶部に記憶する制御部、
として機能させるためのプログラム。
10 携帯機器
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 ROM
16 無線通信部
17 フラッシュメモリ
18 RFIDリーダライタ部
19 モーションセンサ
191 加速度センサ
192 地軸センサ
193 制御部
20 報知部
21 電源部
22 バス
30,31,32,33,34,35,36,37 RFIDタグ
40,41,42 アクセスポイント

Claims (9)

  1. 自己の位置情報を測定する位置測定手段を備えた携帯機器であって、
    当該携帯機器の動きが停止したか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段で当該携帯機器の動きの停止判別した前記位置測定手段により測定された当該携帯機器の現在位置の近くに、近距離通信可能な範囲内に外部電子機器が存在すれば、当該外部電子機器存在する位置を示す機器位置情報を取得する取得手段と、
    前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報を、当該現在位置において前記取得手段で取得た機器位置情報に基づい補正を行う補正手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯機器。
  2. 自己の位置情報を測定する位置測定手段を備えた携帯機器であって、
    当該携帯機器の近距離範囲内に外部電子機器がある場合に、当該外部電子機器と通信可能な近距離通信手段と、
    前記位置測定手段により測定された当該携帯機器の現在位置の近くに、前記近距離通信手段を介して通信可能な外部電子機器あるか否かを探索する探索手段と、
    前記探索手段による探索で前記現在位置の近くに通信可能な外部電子機器があれば、その外部電子機器存在する位置を示す機器位置情報を取得する取得手段と、
    前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報を、当該現在位置において前記取得手段で取得た機器位置情報に基づい補正を行う補正手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯機器。
  3. 記取得手段は、前記通信可能な範囲内にある外部電子機器から当該外部電子機器の識別情報を受信し、複数の電子機器の識別情報毎にその識別情報の電子機器が存在する機器位置情報を記憶する記憶手段を参照することで、その受信した識別情報で特定される電機器の機器位置情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯機器。
  4. 前記位置測定手段で当該携帯機器の現在位置を測定する毎に、その位置において取得可能な特定情報を取得し、その取得した特定情報を、その時の現在位置に対応付けて特定情報記憶手段に記憶するよう制御する記憶制御手段と、
    を更に具備し、
    前記記憶制御手段は、前記補正手段により前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報が前記機器位置情報に基づいて補正された際は、その現在位置で取得された特定情報に対応付けて前記特定情報記憶手段に記憶される位置情報を、その補正された補正位置情報に補正して記憶するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の携帯機器。
  5. 前記特定情報は、当該携帯機器により電波受信を行う際の受信強度を測定した受信強度情報であり、
    前記特定情報記憶手段は、前記位置測定手段で取得された位置情報あるいは前記補正手段で補正された補正位置情報と対応付けて、その位置で測定した電波受信の受信強度情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯機器。
  6. 前記位置測定手段は、自機の加速度と方位とを検出することで、当該携帯機器の現在位置を測定する、
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の携帯機器。
  7. 前記補正手段で現在位置の位置情報の補正を行った際は、当該端末機器の自己位置の補正を行ったことを報知する報知手段と、
    を更に具備したことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の携帯機器。
  8. 自己の位置情報を測定する位置測定手段を備えた携帯機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    当該携帯機器の動きが停止したか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段で当該携帯機器の動きの停止判別した前記位置測定手段により測定された当該携帯機器の現在位置の近くに、近距離通信可能な範囲内に外部電子機器が存在すれば、当該外部電子機器存在する位置を示す機器位置情報を取得する取得手段、
    前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報を、当該現在位置において前記取得手段で取得た機器位置情報に基づい補正を行う補正手段、
    として機能させるようにしたプログラム
  9. 自己の位置情報を測定する測定手段を備えた携帯機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    当該携帯機器の近距離範囲内に外部電子機器がある場合に、当該外部電子機器と通信可能な近距離通信手段、
    前記位置測定手段により測定された当該携帯機器の現在位置の近くに、前記近距離通信手段を介して通信可能な外部電子機器あるか否かを探索する探索手段、
    前記探索手段による探索で前記現在位置の近くに通信可能な外部電子機器があれば、その外部電子機器存在する位置を示す機器位置情報を取得する取得手段、
    前記位置測定手段で測定された現在位置の位置情報を、当該現在位置において前記取得手段で取得た機器位置情報に基づい補正を行う補正手段、
    として機能させるようにしたプログラム
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