JP5970200B2 - 組合せオイルリング - Google Patents

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Description

本発明は、3ピース形の組合せオイルリングに関する。
上下一対のサイドレールと、それらの間に配置するスペーサエキスパンダとを備えている3ピース形の組合せオイルリングを使用すると、未燃焼カーボンや潤滑油燃焼生成物から生じたカーボンなどのスラッジがスペーサエキスパンダとサイドレールとの間に堆積する傾向にある。これが進行すると、堆積物によりサイドレールとスペーサエキスパンダが固着し、サイドレールがシリンダボアの形状に追従しなくなり、オイルリングとしての所定の性能を発揮できなくなる場合がある。これに対して、特許文献1では、エキスパンダの略平坦な面を有する山部と谷部の中央部分にスラッジを通過させるに充分な大きさの穴を形成している。
実公平2−31559号公報
しかしながら、特許文献1では、エキスパンダの略平坦な面を有する山部と谷部の中央部分に穴を形成するため、エキスパンダの剛性が不足する場合がある。
本発明は、組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止することを目的とする。
本発明は、上下一対のサイドレールと、それらの間に配置するスペーサエキスパンダとを備え、前記スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片及び下片と、隣接する上片と下片とを連結している連結片と、前記上片と下片の内周側端部に起立形成され、サイドレールを押圧するための耳部とを有し、前記耳部に貫通孔が形成されている組合せオイルリングにおいて、
前記スペーサエキスパンダの上片及び下片と前記サイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって連続的に広がっていることを特徴とする。
本発明は次の構成でもよい。すなわち、
本発明は、上下一対のサイドレールと、それらの間に配置するスペーサエキスパンダとを備え、前記スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片及び下片と、隣接する上片と下片とを連結している連結片と、前記上片と下片の内周側端部に起立形成され、サイドレールを押圧するための耳部とを有し、前記耳部に貫通孔が形成されている組合せオイルリングにおいて、
前記スペーサエキスパンダの上片及び下片と前記サイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって不連続に広がり、次の(イ)又は(ロ)
(イ)前記スペーサエキスパンダの上片及び下片の外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてサイドレール側の外郭線が3個以上の屈曲点を有している。
(ロ)前記スペーサエキスパンダの上片及び下片の外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてサイドレール側の外郭線が1又は2個の屈曲点を有し、内周側が傾斜している。
を満たすことを特徴とする。
屈曲点とは外郭線で方向が変化する点をいう(以後、同じ)。
前記スペーサエキスパンダの耳部付け根位置と前記サイドレールとの軸方向距離a、前記スペーサエキスパンダの外周側端部の軸方向幅bについて、a≧0.1mmであり、かつ、a/b=0.04〜0.3であることが好ましい。
前記スペーサエキスパンダの上片及び下片のサイドレール側の面に半径方向に延びる溝が形成され、前記溝が前記耳部の貫通孔に連通していることが好ましい。
本発明によれば、スペーサエキスパンダの上片及び下片とサイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって広がっているので、堆積物によるサイドレールとスペーサエキスパンダとの固着を抑制できる。
本発明の一実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 本発明の更に別の実施形態を示し、組合せオイルリングを装着したピストンがシリンダに挿入された状態を示す縦断面図である。 スペーサエキスパンダの一部分を示す斜視図である。 スペーサエキスパンダの耳部付け根位置とサイドレールとの軸方向距離aとスペーサエキスパンダの外周側端部の軸方向幅bを示す図である。 スペーサエキスパンダの耳部付け根位置とサイドレールとの軸方向距離aとスペーサエキスパンダの外周側端部の軸方向幅bを示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図2に基づいて説明する。
図1において、シリンダ1内のピストン2の外周面3に形成されているオイルリング溝4に組合せオイルリング10が装着されている。組合せオイルリング10は3ピース形の鋼製組合せオイルリングであり、上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置しているスペーサエキスパンダ13とから構成されている。
サイドレール11,12は環状で合口を備えている板状レールである。
スペーサエキスパンダ13(図1及び図2参照)は、軸方向に波形をなす周期要素が周方向に多数連なって構成されている。スペーサエキスパンダ13は、上片14と下片15とが軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置し、隣接する上片14と下片15とが連結片16で連結されている。
上片14と下片15の内周側端部には、サイドレール11,12を押圧するための耳部17,18がアーチ形状をなして起立形成され、耳部17,18の根元部にそれぞれ貫通孔19を形成している。耳部17,18のサイドレール11,12側の面は、垂直に起立した下端面とその上方に延び内方に傾斜した傾斜面とで形成されている。
上片14は外周側端部から内周側の耳部17付け根部にかけて半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる傾斜片部14bを有している。同様に、下片15は外周側端部から内周側の耳部18付け根部にかけて半径方向内方に向かってサイドレール12から遠ざかる傾斜片部15bを有している。したがって、上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間は、外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけて半径方向内方に向かって連続的に広がるようにされている。
スペーサエキスパンダ13は、ピストン2のオイルリング溝4内に、両合口端部が突き合わされて縮められた状態で装着され、半径方向外方への拡張力を生じるようにされ、上下のサイドレール11,12を上下片14,15の外周側端部で上下(軸方向)に離隔保持し、上下の耳部17,18が上下のサイドレール11,12の内周面をそれぞれ押圧することによって、各サイドレール11,12の外周面をシリンダ1の内壁に密着させる。このようにして、上下のサイドレール11,12の外周面がシリンダ1の内壁に押接され、シリンダ1の内壁のオイルを掻き取る。
本実施形態の組合せオイルリング10は以上のように、上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間が半径方向内方に向かって連続的に広がっているので、堆積物によるサイドレール11とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。また、上片14は半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる傾斜片部14bを有しているため、スラッジを含むオイルが上片14の傾斜面上を流れて耳部17の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。
図3〜図4は本発明の別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は上記実施形態の組合せオイルリングとは、上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は上記実施形態と同じである。
本実施形態は、スペーサエキスパンダ13の上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間が、外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけて半径方向内方に向かって不連続に広がっている。
本実施形態においては、上片14は外周側端部にサイドレール11側に突出して平坦なサイドレール支持面を有するサイドレール支持部14aを形成し、その内周側に耳部17付け根部まで半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる傾斜片部14bを有している。同様に、下片15は外周側端部にサイドレール12側に突出して平坦なサイドレール支持面を有するサイドレール支持部15aを形成し、その内周側に耳部18付け根部まで半径方向内方に向かってサイドレール12から遠ざかる傾斜片部15bを有している。
したがって、スペーサエキスパンダ13の半径方向に切った軸方向断面における上片14の外周側端部から内周側の耳部17付け根部にかけてサイドレール11側の外郭線が1個の屈曲点を有している。下片15のサイドレール12側の外郭線も同様に1個の屈曲点を有している。
したがって、上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間は、サイドレール支持部14a,15aの内周側から耳部付け根部にかけて半径方向内方に向かって連続的に広がるようにされている。
本実施形態の組合せオイルリング10は以上のように、上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間が半径方向内方に向かって不連続に広がっているので、堆積物によるサイドレール11とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。また、上片14は半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる傾斜片部14bを有しているので、スラッジを含むオイルが上片14の傾斜面上を流れて耳部17の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。
図5〜図6は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は最初の実施形態の組合せオイルリングとは、上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は最初の実施形態と同じである。
本実施形態は、スペーサエキスパンダ13の上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間が、外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけて半径方向内方に向かって不連続に広がっている。
本実施形態においては、上片14は外周側端部にサイドレール11側に突出して平坦なサイドレール支持面を有するサイドレール支持部14aを形成し、その内周側に耳部17付け根部まで半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる2段の傾斜片部14bを有している。同様に、下片15は外周側端部にサイドレール12側に突出して平坦なサイドレール支持面を有するサイドレール支持部15aを形成し、その内周側に耳部18付け根部まで半径方向内方に向かってサイドレール12から遠ざかる2段の傾斜片部15bを有している。
したがって、スペーサエキスパンダ13の半径方向に切った軸方向断面における上片14の外周側端部から内周側の耳部17付け根部にかけてサイドレール11側の外郭線が2個の屈曲点を有している。下片15のサイドレール12側の外郭線も同様に2個の屈曲点を有している。
したがって、上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間は、サイドレール支持部14a,15aの内周側から耳部付け根部にかけて半径方向内方に向かって連続的に広がるようにされている。
本実施形態の組合せオイルリング10は図3〜図4に示す実施形態と同様の作用効果を有する。
図7〜図8は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図1〜図2に示す最初の実施形態の組合せオイルリングとは、上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は最初の実施形態と同じである。
本実施形態は、スペーサエキスパンダ13の上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間が、外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけて半径方向内方に向かって不連続に広がっている。
本実施形態においては、上片14は外周側端部にサイドレール11側に突出して平坦なサイドレール支持面を有するサイドレール支持部14aを形成し、その内周側に耳部17付け根部まで半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる2段の平坦片部14cを有している。同様に、下片15は外周側端部にサイドレール12側に突出して平坦なサイドレール支持面を有するサイドレール支持部15aを形成し、その内周側に耳部18付け根部まで半径方向内方に向かってサイドレール12から遠ざかる2段の平坦片部15cを有している。
したがって、スペーサエキスパンダ13の半径方向に切った軸方向断面における上片14の外周側端部から内周側の耳部17付け根部にかけてサイドレール11側の外郭線が4個の屈曲点を有している。下片15のサイドレール12側の外郭線も同様に4個の屈曲点を有している。
本実施形態の組合せオイルリング10は以上のように、上片14とサイドレール11との間の隙間、ならびに下片15とサイドレール12との間の隙間が半径方向内方に向かって不連続に広がっているので、堆積物によるサイドレール11とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。また、上片14は半径方向内方に向かってサイドレール11から遠ざかる2段の平坦片部14cを有しているので、スラッジを含むオイルが上片14の2段の平坦片部14cを流れて耳部17の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。
図9〜図10は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図1〜図2に示す最初の実施形態の組合せオイルリングとは、上片14と下片15の耳部17,18の構成が相違しており、他の構成は最初の実施形態と同じである。
本実施形態においては、上片14と下片15の耳部17,18は、サイドレール11,12側の面が内方に傾斜している傾斜面から形成されている。
本実施形態の組合せオイルリング10は図1〜図2に示す最初の実施形態と同様の作用効果を有する。
図11〜図12は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図3〜図4に示す実施形態の組合せオイルリングとは、上片14と下片15の耳部17,18及び傾斜片部14b,15bの構成が相違しており、他の構成は図3〜図4に示す実施形態と同じである。
本実施形態においては、上片14と下片15の耳部17,18は、サイドレール11,12側の面が内方に傾斜している傾斜面から形成されている。また、上片14及び下片15のサイドレール11,12側の外郭線は2個の屈曲点を有しており、サイドレール支持部14a,15aの内周側にサイドレール11,12から少し離れた部位から1段の傾斜片部14b,15bを有している。
本実施形態の組合せオイルリング10は図5〜図6に示す実施形態と同様の作用効果を有する。
図13〜図14は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図1〜図2に示す最初の実施形態の組合せオイルリングとは、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は最初の実施形態と同じである。
本実施形態においては、スペーサエキスパンダ13の上片14のサイドレール11側の面と下片15のサイドレール12側の面に、外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてそれぞれ半径方向に直線的に延びる溝20が形成されている。これらの溝20は上片14と下片15の所定部分が塑性加工によって断面円弧形に変形することによって形成されている。上片14と下片15の溝20は、内周側端部が耳部17,18の根元部の各貫通孔19にそれぞれ連通し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。21が開口である。溝20の断面形状は円弧形を示したが、これに限ることはなく、この他例えば逆台形又はV字形などが使用される。
本実施形態の組合せオイルリング10は、図1〜図2に示す最初の実施形態が奏する作用効果に加えて更に次の作用効果を有している。すなわち、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15に溝20を形成することにより、耳部17,18の根元部に設けられてサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との間の空間部に臨んでいる貫通孔19の大きさを、溝20の分だけ、溝を形成しない平坦な場合に比べて大きく形成できるため、スペーサエキスパンダ13の上下片14,15とサイドレール11,12との間の堆積物をスペーサエキスパンダ13の耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。また、前記溝20が半径方向に延び、外周側で閉塞されておらず、外側空間に開口して外側空間と連通していることにより、開口21からオイルが流入して外周側から内周側にオイルの流れができるため、堆積物が溜まりにくくなるとともに、堆積物を耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を更に抑制できる。
図15〜図16は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図3〜図4に示す実施形態の組合せオイルリングとは、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は図3〜図4に示す実施形態と同じである。
本実施形態においては、スペーサエキスパンダ13の上片14のサイドレール11側の面と下片15のサイドレール12側の面において、サイドレール支持部14a,15aの内周側から耳部付け根部まで傾斜片部14b,15bにそれぞれ半径方向に直線的に延びる溝20が形成されている。これらの溝20は上片14と下片15の傾斜片部14b,15bの所定部分が塑性加工によって断面円弧形に変形されることにより形成されている。上片14と下片15の溝20は、内周側端部が耳部17,18の根元部の各貫通孔19にそれぞれ連通し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。21が開口である。溝20の断面形状は円弧形を示したが、これに限ることはなく、この他例えば逆台形又はV字形などが使用される。
本実施形態の組合せオイルリング10は、図3〜図4に示す実施形態が奏する作用効果に加えて更に次の作用効果を有している。すなわち、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15に溝20を形成することにより、耳部17,18の根元部に設けられてサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との間の空間部に臨んでいる貫通孔19の大きさを、溝20の分だけ、溝を形成しない平坦な場合に比べて大きく形成できるため、スペーサエキスパンダ13の上下片14,15とサイドレール11,12との間の堆積物をスペーサエキスパンダ13の耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。また、前記溝20が半径方向に延び、外周側で閉塞されておらず、外側空間に開口して外側空間と連通していることにより、開口21からオイルが流入して外周側から内周側にオイルの流れができるため、堆積物が溜まりにくくなるとともに、堆積物を耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を更に抑制できる。
図17〜図18は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図5〜図6に示す実施形態の組合せオイルリングとは、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は図5〜図6に示す実施形態と同じである。
本実施形態においては、スペーサエキスパンダ13の上片14のサイドレール11側の面と下片15のサイドレール12側の面において、1段目の傾斜片部14b,15bの内周側から耳部付け根部まで2段目の傾斜片部14b,15bにそれぞれ半径方向に直線的に延びる溝20が形成されている。これらの溝20は上片14と下片15の2段目の傾斜片部14b,15bの所定部分が塑性加工によって断面円弧形に変形することによって形成されている。上片14と下片15の溝20は、内周側端部が耳部17,18の根元部の各貫通孔19にそれぞれ連通し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。21が開口である。溝20の断面形状は円弧形を示したが、これに限ることはなく、この他例えば逆台形又はV字形などが使用される。
本実施形態の組合せオイルリング10は図15〜図16に示す実施形態と同様の作用効果を有する。
図19〜図20は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図7〜図8に示す実施形態の組合せオイルリングとは、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は図7〜図8に示す実施形態と同じである。
本実施形態においては、スペーサエキスパンダ13の上片14のサイドレール11側の面と下片15のサイドレール12側の面において、サイドレール支持部14a,15aの内周側から耳部付け根部まで1段目と2段目の平坦片部14c,15cにそれぞれ半径方向に直線的に延びる溝20が形成されている。これらの溝20は上片14と下片15の1段目と2段目の平坦片部14c,15cの所定部分が塑性加工によって断面円弧形に変形することによって形成されている。上片14と下片15における1段目の平坦片部14c,15cの溝20は内周側端部が開口し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。2段目の平坦片部14c,15cの溝20は内周側端部が耳部17,18の根元部の各貫通孔19にそれぞれ連通し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。21がそれぞれの開口である。溝20の断面形状は円弧形を示したが、これに限ることはなく、この他例えば逆台形又はV字形などが使用される。
本実施形態の組合せオイルリング10は、図7〜図8に示す実施形態が奏する作用効果に加えて更に次の作用効果を有している。すなわち、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15に溝20を形成することにより、耳部17,18の根元部に設けられてサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との間の空間部に臨んでいる貫通孔19の大きさを、溝20の分だけ、溝を形成しない平坦な場合に比べて大きく形成できるため、スペーサエキスパンダ13の上下片14,15とサイドレール11,12との間の堆積物をスペーサエキスパンダ13の耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を抑制できる。また、前記溝20が半径方向に延び、外周側で閉塞されておらず、外側空間に開口して外側空間と連通していることにより、開口21からオイルが流入して外周側から内周側にオイルの流れができるため、堆積物が溜まりにくくなるとともに、堆積物を耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を更に抑制できる。
図21〜図22は本発明の更に別の実施形態を示している。本実施形態の組合せオイルリング10は、図7〜図8に示す実施形態の組合せオイルリングとは、スペーサエキスパンダ13の上片14と下片15の構成が相違しており、他の構成は図7〜図8に示す実施形態と同じである。
本実施形態においては、スペーサエキスパンダ13の上片14のサイドレール11側の面と下片15のサイドレール12側の面において、外周側端部から耳部付け根部までにわたってサイドレール支持部14a,15a及び1段目と2段目の平坦片部14c,15cにそれぞれ半径方向に直線的に延びる溝20が形成されている。これらの溝20は上片14と下片15のサイドレール支持部14a,15a及び1段目と2段目の平坦片部14c,15cの所定部分が塑性加工によって断面円弧形に変形することによって形成されている。サイドレール支持部14a,15aの溝20は内周側端部が開口し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。上片14と下片15における1段目の平坦片部14c,15cの溝20は内周側端部が開口し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。2段目の平坦片部14c,15cの溝20は内周側端部が耳部17,18の根元部の各貫通孔19にそれぞれ連通し、外周側端部は外側空間に開口して外側空間と連通している。21がそれぞれの開口である。溝20の断面形状は円弧形を示したが、これに限ることはなく、この他例えば逆台形又はV字形などが使用される。
本実施形態の組合せオイルリング10は、図19〜図20に示す実施形態が奏する作用効果に加えて更に次の作用効果を有している。すなわち、サイドレール支持部14a,15aにも溝20を形成しているので、この溝20の開口21から更にオイルが流入して外周側から内周側にオイルの流れができ易くなるため、堆積物が溜まりにくくなるとともに、堆積物を耳部17,18の貫通孔19から排出しやすくなり、堆積物によるサイドレール11,12とスペーサエキスパンダ13との固着を更に抑制できる。
なお、以上の実施形態において、スペーサエキスパンダ13の耳部17,18付け根位置とサイドレール11,12との軸方向距離a(例えば図23、図24参照)、スペーサエキスパンダ13の外周側端部の軸方向幅b(例えば図23、図24参照)について、a≧0.1mmであり、かつ、a/b=0.04〜0.3であることが望ましい。
a/bが0.04未満の場合、スラッジを含むオイルが耳部の貫通孔から排出しづらくなる。a/bが0.3より大きいと、スペーサエキスパンダの耳部貫通孔周辺の肉厚が薄くなる。
1・・シリンダ、2・・ピストン、3・・ピストン外周面、4・・オイルリング溝、10・・組合せオイルリング、11,12・・サイドレール、13・・スペーサエキスパンダ、14・・上片、15・・下片、14a,15a・・サイドレール支持部、14b,15b・・傾斜片部、14c,15c・・平坦片部、16・・連結片、17,18・・耳部、19・・貫通孔、20・・半径方向溝、21・・開口。

Claims (4)

  1. 上下一対のサイドレールと、それらの間に配置するスペーサエキスパンダとを備え、前記スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片及び下片と、隣接する上片と下片とを連結している連結片と、前記上片と下片の内周側端部に起立形成され、サイドレールを押圧するための耳部とを有し、前記耳部に貫通孔が形成されている組合せオイルリングにおいて、
    前記スペーサエキスパンダの上片及び下片が傾斜片とされて、前記サイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって連続的に広がっていることを特徴とする組合せオイルリング。
  2. 上下一対のサイドレールと、それらの間に配置するスペーサエキスパンダとを備え、前記スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片及び下片と、隣接する上片と下片とを連結している連結片と、前記上片と下片の内周側端部に起立形成され、サイドレールを押圧するための耳部とを有し、前記耳部に貫通孔が形成されている組合せオイルリングにおいて、
    前記スペーサエキスパンダの上片及び下片と前記サイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって不連続に広がり、次の(イ)又は(ロ)
    (イ)前記スペーサエキスパンダの上片及び下片の外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてサイドレール側の外郭線が3個以上の屈曲点を有している。
    (ロ)前記スペーサエキスパンダの上片及び下片の外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてサイドレール側の外郭線が1又は2個の屈曲点を有し、内周側が傾斜している。
    を満たすことを特徴とする組合せオイルリング。
  3. 前記スペーサエキスパンダの耳部付け根位置と前記サイドレールとの軸方向距離a、前記スペーサエキスパンダの外周側端部の軸方向幅bについて、a≧0.1mmであり、かつ、a/b=0.04〜0.3であることを特徴とする請求項1又は2記載の組合せオイルリング。
  4. 前記スペーサエキスパンダの上片及び下片のサイドレール側の面に半径方向に延びる溝が形成され、前記溝が前記耳部の貫通孔に連通していることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の組合せオイルリング。
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