JP5970119B2 - 透明矯正装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、歯の矯正器具に関し、特に、透明矯正装置の製造方法に関する。
不正咬合の治癒または整形のために歯列矯正が広く施行されている。従来、固定式矯正装置という、歯にブラケットを接着固定した後、ワイヤーをブラケットに掛け、引くかまたは押しながら矯正する装置が広く用いられてきた。
固定式矯正装置において、ブラケットは、通常、歯の滑らかな外面、即ち、唇側に設けられる。このような固定式矯正装置は、効果ないし施術の便宜性の面では有利であるものの、被施術者の立場では、図23に示されるように、美観上良くないため、避けられる場合が多い。
前述のような固定式矯正装置の美観上の問題及び常時取り付けていなければならない不便さ等を解消しようと、インビザライン(Invisalign)及びクリアーアライナ(Clear−aligner)などの透明矯正装置(ないし施術方式)が提案されたことがある。これらは、いずれも透明な形態の矯正装置であって、マウスピース(mouthpiece)のような方式で着用される。
前者は、現在の歯の状態と目標値の歯の状態との間の変化過程を数十段階に分割し、各段階の歯型に合うポケットを成形作製した後、被施術者が段階別に取り替えながら着用するようにする方式である。後者は、前者と類似しているが、進行状況を観察しながらその度にポケットを作製して着用するようにするという点で差別化される。
そして、透明矯正装置による施術は、1997年度に開発されたものであって、「Invisalign System」という名称で米国の「Align Technology,Inc.」社が開発した歯の矯正装置によって行われ、特許文献1および2などにその技術内容が開示されている。「Invisalign System」は、歯に対する3次元スキャン資料を特殊なプログラムを利用してコンピュータ上で歯を一つずつ切り、仮想シミュレーションを通して最終的に歯が移動すべき位置まで段階別に20〜30対の模型を作った後、それぞれの模型別に歯の移動が可能な透明なプラスチックフレームを作製して患者に配分するものである。
「Invisalign System」の特徴としては、準備された一連のプラスチックフレームを段階別に歯に嵌め入れることで矯正されるべき歯を少しずつ最終目標地点に移動させ、前記プラスチックフレームが透明な材質に作られて、外観が目立たないため、矯正患者の日常的な社会生活に大きく役立つことができ、また、患者が必要に応じて矯正装置を容易に着脱することができるということが挙げられる。
このような透明矯正方式は、透明な素材の矯正装置(以下、透明矯正装置という)をマウスピースのように歯に被せる方式であるので、矯正装置が外部から視認されないうえ、着脱が可能であって着用性に優れている。このような効果により、他の矯正方式に比べて大きな脚光を浴びている。
しかし、従来の透明矯正装置は、歯を押したり、引いたり、押さえたりする力は卓越であるが、歯を回転させる力は非常に弱くて、歯の回転矯正に脆弱であるという問題点があった。特に、歯模型の上部の凹んでいる部分が他の部分に比べて歯にさらに大きな力を与えるようになり、歯の回転矯正に困難があった。
一方で、従来の透明矯正装置は、歯が多くねじれているか、矯正装置がきつい場合、矯正装置の脱去が容易ではなく、爪が折れたり歯茎が損傷したりするなどの問題点があった。
また、従来の透明矯正装置は、乳歯が抜ける直前や抜けた直後、永久歯が上がってくる空間を確保できず、小児、青少年期の透明矯正治療に限界があった。
さらに、従来の透明矯正装置は、一定の厚さを持っているため、歯の移動が多いか、長時間矯正装置を使用すると、歯に痛みを誘発するとか、矯正装置が摩耗して正常に機能しないことが多かった。
米国特許第5,975,893号明細書 米国特許第6,217,325号明細書
本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたものであって、歯の回転矯正に効果的な透明矯正装置の製造方法を提供することをその目的とする。
本発明の他の目的は、脱去が容易な透明矯正装置を製造する方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、乳歯が抜ける直前や抜けた直後、永久歯が上がってくる空間を確保することができる透明矯正装置の製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、互いに異なる厚さを有する透明矯正装置の製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、歯の回転矯正に効果的な透明矯正装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、脱去が容易な透明矯正装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、乳歯が抜ける直前や抜けた直後、永久歯が上がってくる空間を確保することができる透明矯正装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、互いに異なる厚さを有する透明矯正装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係る透明矯正装置の製造方法は、
3Dモデリングされた歯模型を提供する過程と、3Dモデリングされた歯模型に矯正データを反映して3D歯矯正モデルデータを生成する過程と、プリンターを利用して矯正歯模型を作製する過程と、前記矯正歯模型に合成樹脂生地を載せて真空圧着する過程とを含む透明矯正装置の製造方法において、
前記3D歯矯正モデルデータを生成する過程は、
回転矯正が要求される歯の表面を囲む輪郭部を有する矯正モデルを定める過程と、
前記回転矯正が要求される歯の回転中心軸を定める過程と、
前記回転中心軸および前記回転矯正の要求される歯の矯正に要求される回転方向に基づいて、前記回転中心軸を中心に対称となり且つ前記歯の外側表面に接する2ポイントを定める過程と、
前記2ポイントで前記輪郭部を歯の表面側及び回転方向側に突出させて回転矯正のための矯正モデルを定める過程とを含むことを特徴とする。
ここで、抜歯の助力が必要な歯に相応する第2歯ポケット溝の舌側壁及び唇側壁に、前記抜歯の助力が必要な歯を抜歯方向に押す第2突出部を適用した矯正モデルを定めることが好ましい。
ここで、前記真空圧着する過程以前に、前記矯正歯模型の奥歯の外側歯茎部位に楕円形パッチを貼り付ける過程をさらに含むことを特徴とする。
ここで、前記真空圧着する過程以前に、矯正歯模型で乳歯が抜けて永久歯が生えていない歯部分をレジンで埋める過程をさらに含むことを特徴とする。
ここで、前記真空圧着する過程では、互いに異なる厚さの合成樹脂生地を順次適用して複数の透明矯正装置を製造することを特徴とする。
ここで、前記真空圧着する過程以前に、熱接着樹脂を矯正歯模型に適用してカバーを得、得られたカバーを矯正歯模型に被せた状態で真空圧着する過程を行うことが好ましい。
上記の目的を達成するための本発明に係る透明矯正装置は、
歯の矯正のためのマウスピース方式の透明矯正装置において、
歯の矯正歯型に対応する歯ポケット溝が形成され、対応する歯群に被せられる挿入矯正部と、
前記挿入矯正部から歯茎まで延びる支持部とを含んでなり、
前記歯ポケット溝のうちのいずれか一つは、回転矯正が必要な歯に対応する第1歯ポケット溝であり、
前記第1歯ポケット溝は、前記回転矯正が必要な歯の舌側及び唇側をそれぞれ囲む舌側壁及び唇側壁を含み、
前記舌側壁及び唇側壁には、前記回転矯正が必要な歯の回転中心軸を中心に対称となる位置で前記回転矯正が必要な歯側に突出した突出部がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
ここで、前記突出部は、前記回転矯正が必要な歯側に突出した凸部及び前記凸部の裏側に位置する凹部が形成され、前記凹部には固形支持材が充填されていることが好ましい。
ここで、前記回転矯正が必要な歯を、中間高さを基準に上部と下部とに分けたとき、前記突出部は、前記回転矯正が必要な歯の下部に位置することが好ましい。
ここで、前記透明矯正装置は、
抜歯の助力が必要な歯に相応する第2歯ポケット溝をさらに備え、
前記第2歯ポケット溝は、前記抜歯の助力が必要な歯の舌側及び唇側をそれぞれ囲む舌側壁及び唇側壁を含み、
前記舌側壁及び唇側壁には、前記抜歯の助力が必要な歯を抜歯方向に押す第2突出部がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
一方、前記透明矯正装置は、
乳歯が抜けて永久歯が生えてくる部分に該当する第3歯ポケット溝をさらに備えることが好ましい。
一方、前記透明矯正装置は、
前記支持部の奥歯の外側歯茎部位に形成された脱去用把持部を有することが好ましい。
一方、前記透明矯正装置は、互いに異なる厚さを有する複数の矯正装置が一つのセットとして構成されたことが好ましい。
本発明によれば、歯の回転矯正に効果的な透明矯正装置を製造することができる。
また、歯が多くねじれているか、矯正装置がきつい場合でも脱去が容易な透明矯正装置を提供することができる。
また、乳歯が抜ける直前や抜けた直後、永久歯が上がってくる空間を確保することができる透明矯正装置を提供することができる。
また、歯の移動が多いか、長時間矯正装置を用いても、歯に痛みを誘発しない透明矯正装置を提供することができる。
本発明に係る透明矯正装置の製造方法を示すフローチャートである。 本発明に係る透明矯正装置の矯正方法の第1実施例を示す図である。 回転矯正をするための方向選定に対する中心線選定について説明するための図である。 図2に示された回転矯正のためのポイントを選定する方法を説明するための図である。 回転矯正をした後の正しい位置にあることを説明する図である。 図4に示されたポイントを設定する方法を示す図である。 回転矯正が必要な歯に相応する矯正歯モデル及びそれに相応する第1歯ポケット溝の断面形状を示す。 図7に示された2ポイントを定めて3D矯正歯データに反映する方法を示すフローチャートである。 矯正歯モデルで選定されたポイント部分の横断面形状を示す。 矯正歯モデルで選定されたポイント部分の縦断面形状を示す。 図10の矯正歯モデルから得られた矯正モデルの2ポイントにおける透明矯正装置の形態を示す。 本発明に係る他の歯より大きさが小さな歯を他の歯と大きさを合わせるために若干の抜歯が必要な矯正歯モデルの第2実施例を説明するための図である。 図12による透明矯正装置の製造について説明する第2実施例の矯正装置を示す図である。 図13による左右方から見た形態を示す図である。 永久歯が生えていないケースに該当する箇所における、永久歯が生える位置にワックスまたはレジンで成形をした矯正歯モデルを示すものであって、第3実施例を説明するための図である。 本発明に係る透明矯正装置の製造方法の第4実施例を説明するためのものである。 熱接着樹脂の例を示す。 熱接着樹脂である図17の樹脂でできた、透明矯正装置と同じ形状のカバーを示す。 合成樹脂の例を示す。 成形物の例を示す。 透明矯正装置を示す。 透明矯正装置を着用する例を示す。 従来の固定式矯正装置を取り付けた例を示す。
本発明に係る透明矯正装置は、歯の矯正のためのマウスピース方式のものであって、歯の矯正歯型に対応する歯ポケット溝が形成され、対応する歯群に被せられる挿入矯正部及び挿入矯正部から歯茎まで延びる支持部を含む。
挿入矯正部は、それぞれの歯ポケット溝が連なって形成されたものであり、歯ポケット溝は、歯の舌側と唇側を囲む透明なカバーである。
これに加えて、本発明に係る透明矯正装置は、回転矯正が必要な歯に相応する第1歯ポケット溝、抜歯の助力が必要な歯に相応する第2歯ポケット溝、乳歯が抜けて永久歯が未だ生えていない部分に相応する第3歯ポケット溝、および透明矯正装置の脱去に役立てるための把持部が形成されたことを特徴とする。
図1は本発明に係る透明矯正装置の製造方法を示すフローチャートである。
図1を参照すると、先ず、歯スキャンデータを用いて3Dモデリングされた歯模型を提供する(S102)。
3Dモデリングされた歯模型は、歯石膏模型を3次元スキャナーでスキャンすることにより得られる。
次に、3Dモデリングされた歯模型に矯正データを反映して3D歯矯正モデルデータを生成する(S104)。
具体的には、現在の歯の状態と将来の目標歯の状態との間の変化過程を数十段階に分割し、各段階の歯型に合う3D歯矯正モデルデータを生成する。
生成された3D歯矯正モデルデータは、患者の歯矯正装置の設計情報を生成することに用いられる。ここで、歯矯正装置の設計情報は、3D CADでモデリングされた設計情報である。歯矯正装置の設計情報が3Dプリンターに提供された後、加工処理を介して、該当する形態の歯の矯正装置の製造が行われる。
本発明によれば、3D歯矯正モデルデータを生成する過程で、回転矯正が必要な歯に相応する第1歯ポケット溝、及び抜歯の助力が必要な歯に相応する第2歯ポケット溝を形成するための3D歯矯正モデルデータが生成される。
図2は、本発明に係る透明矯正装置の製造方法の第1実施例を示すものであって、回転矯正が要求される歯を矯正する方法を説明するために提示された図である。
図2を参照すると、回転矯正の要求される矯正すべき歯202を回転させるためには、歯の回転中心に対して対称となる2点を選定し、回転させようとする方向に偶力を印加すればよいことが分かる。
図3は図2に示された回転矯正のためのポイントを選定する方法を説明するための図である。
図4を参照すると、矯正すべき歯202を左方向に回転させようとする場合、歯外側のポイントA及び歯内側のポイントBの2点が必要であることが分かる。2ポイント(ポイントA、ポイントB)で回転させようとする方向に偶力を発生させると、図5に示すように、偶力により歯が回転するように力を受けて結果的に回転矯正が完全になされ得ることが分かる。
図6は図4に示されたポイントを設定する方法を示す図である。
図6を参照すると、ポイントは、矯正すべき歯202の中心線より下方に位置することが効果的であることが分かる。ここで、歯の中心線とは、歯茎の上方に出た矯正すべき歯202における中間程度の高さの仮想の線を意味する。
ポイント(ポイントA、ポイントB)が矯正すべき歯202の中心線より高く位置する場合、偶力だけでなく、下方向に押さえる力を発生するので、歯の回転矯正に妨害を受けることになる。逆に、ポイント(ポイントA、ポイントB)が矯正すべき歯202の中心線より下方に位置する場合、偶力とともに上方向に上げる力が発生し得るが、この上方向に押し上げる力は、回転矯正に役立つ。
ここで、ポイントBは、回転中心軸に対してポイントAとは反対となる側に位置することとなる。
図7は回転矯正が必要な歯に相応する回転矯正モデルを示す。
図7を参照すると、矯正歯モデル500は、矯正すべき歯を囲む輪郭部を有し、矯正すべき歯を回転しようとする方向に歯を押すことができるように、矯正すべき歯側に矯正位置ポイント502、504が存在することが分かる。このとき、二つの矯正位置ポイント502、504の位置は、矯正すべき歯の回転中心軸に対して対称となり、かつ歯の表面から陥没した位置に接する箇所となる。
一方、矯正すべき歯の矯正装置の二つの矯正位置ポイント502、504の位置は、矯正すべき歯202の中間より低い位置に設定することが好ましい。歯の中間より上方とする場合、押さえる力として作用して矯正を妨害するおそれがある。
図8は図7に示された2ポイントを定める方法を示すフローチャートである。
先ず、回転矯正が要求される歯の表面を囲む輪郭線を有する歯輪郭モデルを定める(S602)。
歯輪郭モデルは、回転矯正が要求される歯の形状を有する。
歯輪郭モデルの回転中心軸を定める(S604)。
回転中心軸は、歯の幾何学的形状を考慮して定められる。
前記回転中心軸および矯正に要求される回転方向に基づいて、前記回転させようとする方向に適した二つの矯正位置ポイント502、504を定める(S606)。
即ち、回転中心軸を中心に対称となり、前記歯の外側表面に偶力を発生させることができる2点を定める。
前記2点で前記輪郭線を歯内側及び回転方向側に突出させて回転矯正のための回転矯正モデル500を定める(S608)。
回転のための矯正歯モデル500を3D矯正歯データに反映する(S610)。
図9は回転矯正モデルで選定されたポイント部分の図7の横断面形状を示す。歯輪郭モデルが歯内側に突出した形状を有するため、それに相応する矯正歯モデル600は、歯内側に突出した突出部602、604を有する。
図10は図7の縦断面図を示す。
図11は図10の回転矯正モデルに係る透明矯正装置の形状を説明するための図である。
図11の部分拡大図を参照すると、透明矯正装置の第1ポケット溝700は、矯正歯モデル600の二つの矯正歯モデルの内方に突出した突出部602、604に相応する透明矯正装置の凸部702、704を有する。ここで、透明矯正装置の突出部702、704の裏側は、同じ形状の透明矯正装置の凹部702’、704’が形成される。この凹部702’、704’が空いている状態になると、凹部702’、704’の上下部及び歯側からの抵抗する力によって凸部702が歯をきちんと押すことができなくなるおそれがある。
これを防止するために、凹部702’、704’にレジン、ワックス等の固形支持材を充填してよい。例えば、凹部702’、704’に半固形のレジンを充填した後に硬化させ、固形支持材を充填して固形支持部706を形成することができる。このような固形支持部706により突出部702、704が十分な弾性を持つようになるので、歯をきちんと押して効果的な回転矯正を行うことができるようになる。ここで、第1歯ポケット溝700が作製され、効果的な回転矯正を行うことができる。
図12は本発明に係る透明矯正装置の製造方法の第2実施例を説明するためのものであって、抜歯の助力が要求される歯を矯正する方法を説明するための図である。
図12に示されている方法は、歯の抜歯を助ける第2歯ポケット溝800を形成するためのものである。図13を参照すると、抜歯の助力が必要な歯の唇側及び舌側に、内側方向に突出した第2凸部802、804を形成したものが示される。
即ち、他の歯より発達が遅いか、大きさが小さな歯の抜歯の助力が必要な歯に対応する第2歯ポケット溝の内壁において、歯の舌側及び唇側のそれぞれに抜歯を助けるために上方に突出した抜歯助力突出部802、804を形成する。
このような第2歯ポケット溝800は、図1の矯正歯モデル生成過程(S106)で定められ得る。即ち、抜歯助力突出部802、804を有する透明矯正装置の第2歯ポケット溝800を適用した矯正歯模型を形成し、ここに合成樹脂生地を適用して真空圧着すると、抜歯助力突出部802、804を有する抜歯矯正装置の第2歯ポケット溝800を形成することができるようになる。
具体的には、回転矯正が要求される歯の場合と同様に、抜歯の助力が要求される歯の表面を囲む輪郭部を有する歯輪郭モデルを定める。
図13によって説明すると、下記のとおりである。
歯輪郭モデルで抜歯の助力が必要な歯を抜歯方向に押す力を発生する二つの箇所を定める。
二つの箇所で歯輪郭モデルの輪郭部を抜歯方向に突出させた突出部を形成し、抜歯の助力のための抜歯矯正モデルを定める。
定められた抜歯矯正モデルを3D矯正歯モデルに適用する。
ここで、抜歯助力突出部は、図14に示されたように、前記抜歯の助力が要求される歯の横方向に延びたものであり、また、抜歯方向に凸な「U」字状であることが好ましい。
再び図1に戻って、3Dプリンターを利用して矯正歯模型を作製する(S106)。
図15は本発明に係る透明矯正装置の製造方法の第3実施例を説明するための図である。図15を参照すると、乳歯が抜けて永久歯が生えてくる部分に相当する歯ポケット溝(第3ポケット溝)を形成することが示される。
図15を参照すると、矯正歯模型302において、幼少年の場合、乳歯が抜けて未だ永久歯が生えてくる部分か、成人の場合、永久歯のない欠落部分をワックスまたはレジンで成形304したことが分かる。このとき、成形される形状は、永久歯が生えた時の形状を仮定して定める。
このように、ワックスまたはレジンで成形304部分が永久歯の形状通りにレジンで成形及び硬化された矯正歯模型302に合成樹脂生地を適用して真空圧着すると、乳歯が抜けた部分に対応する第3歯ポケット溝を形成することができるようになる。
図16は本発明に係る透明矯正装置の製造方法の第4実施例を説明するための図である。図16を参照すると、奥歯の外側部分に透明矯正装置の脱去を容易にするための把持部を形成することが示される。
図面符号302aは矯正歯模型の歯に該当し、302bは矯正歯模型の歯茎に該当する部位である。
具体的には、矯正歯模型の上顎、下顎の両側の奥歯の外側歯茎部位に楕円形パッチ306を貼り付ける。
楕円形パッチ306は、透明矯正装置の奥歯の下部に位置する把持部308を形成するためのものであって、その形状は、把持部308の輪郭と同一である。即ち、楕円形パッチ306は、歯茎の下端から歯茎と歯との境界線まで延びるものであって、その厚さ及び幅は爪先部分が挿入される程度であることが好ましい。
楕円形パッチ306が貼り付けられた矯正歯模型を利用して透明矯正装置を作製する。
このように、楕円形パッチ306が貼り付けられた矯正歯模型302に合成樹脂生地を適用して真空圧着すると、楕円形パッチ306に該当する部分に把持部308が形成された透明矯正装置を形成することができるようになる。
3D歯矯正モデルデータを生成する過程は、いくつかのステップに分け、所望の矯正歯模型が完成するまでプログラムを利用していくつかのステップのシミュレーションにより模型を生成する。
また、所望の矯正歯模型を得るために、いくつかのステップでセットされた固定歯模型を出力して様々な模様の歯モデルを生成することが好ましい。
順次歯モデルで生成された複数の透明矯正装置を用いて痛みなしに自由に外して再び着用することにより、歯の矯正が自由かつ効果的に行うことができるという長所がある。
第1歯ポケット溝、第2歯ポケット溝、第3歯ポケット溝、および楕円形パッチのいずれか一つあるいはこれらの組み合わせが適用された矯正歯模型302に、図17に示されるような熱接着樹脂を適用して加熱し、図18に示されるカバーを得る。
このカバーは、合成樹脂を適用して透明矯正装置を製造するとき、矯正歯モデルと透明矯正装置との分離を容易にするために適用される。
カバーを適用した状態で、図19に示されるような合成樹脂生地を矯正歯模型に適用し、真空圧着を行って、図20に示されるような成形物を得る。そして、回転矯正が必要な歯に対応する第1歯ポケット溝の凹部702’、704’にレジンを充填して硬化させ、固形支持部706を形成する。
ここで、互いに異なる厚さの合成樹脂を適用して1セットの成形物を得る。例えば、0.02inch、0.03inch、0.035inch、および0.004inchのように4つの厚さを有する合成樹脂を適用して、同じ矯正歯模型から、4つの互いに異なる厚さを有する1連の成形物を得る。
図20に示されるような成形物を裁断し、図21に示されるような矯正治療に適用される互いに異なる厚さを有する複数の透明矯正装置からなる1連の透明矯正装置を得る。
前記3D歯矯正モデルデータを生成する段階は、多段階に分けて所望の歯模型が完成するまでプログラムを用いて多段階のシミュレーションによって模型を生成し、多段階の透明矯正装置からなる透明矯正装置を得る。
図22は透明矯正装置を着用する状態を示す。
本発明に係る透明矯正装置において、4つの厚さの透明矯正装置を1週毎に一つずつ用いる場合、歯の移動量が多くても相対的に痛みが少なく、1週に一つずつ矯正装置を取り替えることができるので、矯正装置の汚染による歯の色の変色や口臭等を予防し、摩耗しないため、さらに精巧な矯正が可能となる。
以上で説明されたものは、本発明の技術的思想に基づいた例示に過ぎない。当業者は、請求の範囲で表現される本発明の技術的思想の範囲を逸脱することなく、例示されているものを活用して様々な変形実施をすることができるだろう。
202 矯正すべき歯
302 矯正歯模型
302a 矯正歯
302b 矯正歯の歯茎
304 乳歯が抜けた欠落部分をワックスまたはレジンで成形
306 楕円形パッチ
308 把持部
500、600 矯正歯モデル
502、504 矯正位置ポイント
602、604 矯正歯モデルの内方に突出した突出部
700 透明矯正装置の第1ポケット溝
702、704 透明矯正装置の突出部
702’、704’ 透明矯正装置の凹部
706 固形支持部
800 抜歯矯正モデル(第2歯ポケット溝)
802、804 抜歯助力突出部

Claims (13)

  1. 歯の矯正歯型に対応する歯ポケット溝が形成され、対応する歯群に被せられる挿入矯正部と、前記挿入矯正部から歯茎まで延びる支持部とを有する透明歯矯正装置の製造方法において、
    3Dモデリングされた歯模型を提供する過程と、
    前記3Dモデリングされた歯模型に矯正データを反映して3D歯矯正モデルデータを生成する過程と、
    前記3D歯矯正モデルデータを利用して矯正歯模型を作製する過程と、
    前記矯正歯模型に合成樹脂生地を載せて真空圧着する過程とを含んでなり、
    ここで、前記3D歯矯正モデルデータを生成する過程は、
    回転矯正が要求される歯の表面を囲む輪郭部を有する歯輪郭モデルを定める過程と、
    前記回転矯正が要求される歯の回転中心軸を定める過程と、
    前記回転中心軸および前記回転矯正が要求される歯の矯正に要求される回転方向に基づいて、前記回転中心軸を中心に対称となり且つ前記歯の外部側の表面に接する2ポイントを定める過程と、
    前記2ポイントで前記輪郭部を歯の表面側及び回転方向側に突出させて回転矯正のための回転矯正モデルを定める過程と、
    抜歯の助力が要求される歯の表面を囲む輪郭部を有する歯輪郭モデルを定める過程と、
    前記抜歯の助力が要求される歯の唇側及び舌側表面のそれぞれで前記抜歯の助力が必要な歯を抜歯方向に押す力を発生する箇所を定める過程と、
    前記二つの箇所で前記輪郭部を抜歯方向に突出させ、抜歯の助力のための抜歯矯正モデルを定める過程と、
    前記回転矯正モデル及び前記抜歯矯正モデルを適用して前記3D歯矯正モデルデータを生成する過程とを含むことを特徴とする、透明矯正装置の製造方法。
  2. 前記真空圧着する過程以前に、前記矯正歯模型の奥歯の外側歯茎部位に楕円形パッチを貼り付ける過程をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正装置の製造方法。
  3. 前記真空圧着する過程以前に、前記矯正歯模型で乳歯が抜けて永久歯が生えていない歯部分を、永久歯が生えた時の形状に合わせてレジンで成形する過程と、
    前記レジンを硬化させる過程とをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正装置の製造方法。
  4. 前記真空圧着する過程は、互いに異なる厚さの合成樹脂生地を順次適用して複数の透明矯正装置を製造することを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正装置の製造方法。
  5. 前記真空圧着する過程以前に、熱接着樹脂を矯正歯模型に適用してカバーを得、得られたカバーを矯正歯模型に被せた状態で前記真空圧着する過程を行うことを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正装置の製造方法。
  6. 前記3D歯矯正モデルデータを生成する過程は、いくつかのステップに分け、所望の歯模型が完成するまでプログラムを利用していくつかのステップのシミュレーションにより模型を生成することを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正装置の製造方法。
  7. 所望の歯模型を得るために、いくつかのステップでセットされた歯模型を出力して様々な模様の歯モデルを生成することを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正装置の製造方法。
  8. 歯の矯正のためのマウスピース方式の透明矯正装置において、
    歯の矯正歯型に対応する歯ポケット溝が形成され、対応する歯群に被せられる挿入矯正部と、
    前記挿入矯正部から歯茎まで延びる支持部とを含んでなり、
    前記歯ポケット溝のうちの一つ以上は、回転矯正が必要な歯に対応する第1歯ポケット溝であり、
    前記第1歯ポケット溝は、前記回転矯正が必要な歯の舌側及び唇側をそれぞれ囲む舌側壁及び唇側壁を含み、前記舌側壁及び唇側壁には、前記回転矯正が必要な歯の回転中心軸を中心に対称となる位置で前記回転矯正が必要な歯側に突出した突出部がそれぞれ設けられ
    前記支持部の奥歯の外側歯茎部位に形成された脱去用把持部を有することを特徴とする、透明矯正装置。
  9. 前記第1歯ポケット溝の前記突出部には、前記回転矯正が必要な歯側に突出した凸部、及び前記凸部の裏側に位置する凹部が形成されることを特徴とする、請求項に記載の透明矯正装置。
  10. 前記凹部には固形支持材が充填されていることを特徴とする、請求項に記載の透明矯正装置。
  11. 抜歯の助力が必要な歯に相応する第2歯ポケット溝をさらに備え、
    前記第2歯ポケット溝は、前記抜歯の助力が必要な歯の舌側及び唇側をそれぞれ囲む舌側及び唇側壁を含み、
    前記舌側壁及び唇側壁には、前記抜歯の助力が必要な歯を抜歯方向に押す抜歯助力突出部がそれぞれ設けられたことを特徴とする、請求項に記載の透明矯正装置。
  12. 乳歯が抜けて永久歯が生えてくる部分に該当する第3歯ポケット溝をさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の透明矯正装置。
  13. 互いに異なる厚さを有する複数の透明矯正装置が一つのセットとして構成されたことを特徴とする、請求項に記載の透明矯正装置。
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