JP5969690B2 - 対話型健康管理装置、対話型健康管理方法及び対話型健康管理プログラム - Google Patents

対話型健康管理装置、対話型健康管理方法及び対話型健康管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、対話型健康管理装置、対話型健康管理方法及び対話型健康管理プログラムに関する。
近時、コンピュータを利用して患者と医師等とが健康管理についての意思疎通を図る技術が広く活用されている。例えば、特許文献1の対話型自動問診装置は、数値情報である患者の生体情報を受け付けるステップ、非数値情報である患者の自覚症状を受け付けるステップ、生体情報及び自覚症状に基づき、健康アドバイスを出力するステップ等を順次実行する。当該対話型自動問診装置は、自覚症状を受け付けるステップにおいては、患者に対し全身像を表示した画面を表示し、その全身像の部分を患者が指定すると、その部分に関する自覚症状を選択肢として当該画面に表示する。
特開平9−198446号公報(段落0004)
例えば、世帯主が家族全員の治療費を負担するような場合において、世帯主にとっては、医療効果と、その医療効果を得るために支払われる価格とを充分に比較検討し、家族の健康維持と、家計の健全化を両立させることが肝要である。近時、医師等が提供する医療以外にも、健康関連の一般事業者が提供するサービスが多く存在する。そして、そのようなサービスを併用すれば、目標とする医療効果を、より効率的に実現し得る。また、世帯主は、例えば、子供が小学校に入学する時点等の人生の節目を想定し、その節目が到来するまでに、どのようなサービスをどれだけの価格で利用し、その結果どれだけの医療効果が見込めるか、ということを当然考える。
しかしながら、特許文献1の対話型自動問診装置は、サービスの利用、家族分を含む家計の健全化、目標達成までの期間等の考え方を前提としていない。したがって、前記したような世帯主のニーズに完全に応えるには、別途方策が必要である。
そこで、本発明は、サービスの候補の内容とそれらの効果及び価格を、目標期間について表示し、併せて家族全体の予算消費状態を表示する対話型健康管理装置を提供することを目的とする。
本発明の対話型健康管理装置は、生体値のカテゴリと、サービスの改善度、期間及び価格の間の優先順位とを受け付け、実際の処方例に基づき、薬品の候補を取得し、受け付けた生体値のカテゴリ及び優先順位に基づきサービスの候補を取得し、取得した薬品の候補と、取得したサービスの候補を、それぞれの価格とともに表示し、サービスの候補の改善度、及び、生体情報の過去値に基づき、受け付けた生体値のカテゴリについての生体値の予測値を算出し、算出した予測値を、時系列の図形として表示し、表示したサービスの候補のうちから、患者が選択するのを受け付けることを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、サービスの候補の内容とそれらの効果及び価格を、目標期間について表示し、併せて家族全体の予算消費状態を表示する対話型健康管理装置を提供することが可能になる。
健康管理システムの構成図である。 対話型健康管理装置、患者端末装置及びエージェント端末装置の構成図である。 家族情報の一例を示す図である。 生体情報の一例を示す図である。 薬品情報の一例を示す図である。 サービス情報の一例を示す図である。 家族支払情報の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 エージェント用対話画面の一例を示す図である。 患者用対話画面の一例を示す図である。 エージェント用対話画面の一例を示す図である。 患者用対話画面の一例を示す図である。 生体値の時系列グラフの一例を示す図である。 サービス確認画面の一例を示す図である。 家計画面の一例を示す図である。 処理手順のフローチャートである。 処理手順のフローチャート(続き)である。 エージェント用対話画面及び患者用対話画面の遷移図である。 エージェント用対話画面及び患者用対話画面の遷移図(続き)である。 画面入力の一例を説明する図である。 画面入力の一例を説明する図である。
以降、本発明を実施するための形態(「本実施形態」という)を、図等を参照しながら説明する。本実施形態を通じて、夫(給与所得者)、妻(無職)、長男(小学生)及び長女(乳児)から構成される家族を想定する。夫は、職場の産業医から健康指導を受ける機会が多い。妻は、掛かりつけの医師から健康指導を受けることが多い。長男(又はその親)は、小学校の校医から健康指導を受けることが多い。長女(の親)は、保育所の保育士から健康指導を受けることが多い。
いま、産業医、医師、薬剤師、校医及び保育士等の医療従事者を総称して「サポータ」と呼ぶことにする。一方、家族のような患者の集団に対する健康指導を、例えば、医療費のコスト分析のような経済的・家政的観点から行う専門家を「エージェント」と呼ぶことにする。エージェントの職業は特に限定されない。保険会社等には、健康関連の一般事業者が提供するサービスについての多くの情報が集まる。そして、エージェントは、そのサービスの内容を患者に対して理解し易く説明する能力を有している。家族を代表する者、例えば夫は、サポータからは独立したエージェントからアドバイスを受け、経済的・家政的観点から治療方針の見直し等ができれば便宜である。
(機器構成)
図1に沿って、健康管理システム1の構成を説明する。健康管理システム1は、ネットワーク4を介して相互に接続された、患者端末装置2、エージェント端末装置3及び対話型健康管理装置5を有する。患者端末装置2及びエージェント端末装置3は、それぞれ、家族に属する患者及びエージェントによって操作される。対話型健康管理装置5は、例えば保健会社等に設置される。
図2に沿って、患者端末装置2等の構成を説明する。患者端末装置2は、一般的なコンピュータである。患者端末装置2は、中央制御装置11、キーボード、マウス、タッチスクリーン等の入力装置12、ディスプレイ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15、通信装置16、カメラ17、マイクロホン18及びスピーカ19を有する。これらはシステムバスによって相互に接続されている。
コンピュータが一般的に有する構成11〜16については詳しい説明を省略する。カメラ17は、被写体である患者の画像(静止画又は動画)を取得する。マイクロホン18は、患者の発する音声を取得する。スピーカ19は、エージェントの音声を再生する。
エージェント端末装置3もまた、一般的なコンピュータである。患者端末装置2の構成について前記した説明が、そのままエージェント端末装置3にもあてはまる。但し、エージェント端末装置3のカメラ17は、被写体であるエージェントの画像を取得する。マイクロホン18は、エージェントの発する音声を取得する。スピーカ19は、患者の音声を再生する。
対話型健康管理装置5もまた、一般的なコンピュータである。対話型健康管理装置5は、中央制御装置31、入力装置32、出力装置33、主記憶装置34、補助記憶装置35及び通信装置36を有する。これらはシステムバスによって相互に接続されている。コンピュータが一般的に有する構成31〜36については詳しい説明を省略する。
主記憶装置34における、送受信情報管理部41及び端末装置画面管理部42は、プログラムである。以降、「○○部は」と主体を記した場合は、中央制御装置31が、補助記憶装置35から各プログラムを読み出し、主記憶装置34にロードしたうえで、各プログラムの機能(詳細後記)を実現するものとする。補助記憶装置35は、家族情報51、生体情報52、薬品情報53、サービス情報54及び家族支払情報55を記憶している。これらの詳細については後記する。
(家族情報)
図3に沿って、家族情報51を説明する。家族情報51においては、家族ID欄101に記憶された家族IDに関連付けて、個人ID欄102には個人IDが、氏名欄103には氏名が、続柄欄104には続柄が、生年月日欄105には生年月日が、個人医療費支払計画欄106には個人医療費支払計画が、家族医療費支払計画欄107には家族医療費支払計画が、選定基準欄108には選定基準が記憶されている。
家族ID欄101の家族IDは、患者が属する家族を一意に特定する識別子である。
個人ID欄102の個人IDは、患者を一意に特定する識別子である。
氏名欄103の氏名は、患者の氏名である。
続柄欄104の続柄は、家族内における患者の親族関係を示す語である。ここでは、「夫」、「妻」、「長男」及び「長女」が例として記載されている。続柄は、「次男」、「次女」、「夫の母」、「長男の長男」等であってもよい。なお続柄に付された「*」は、その患者が家族のなかでの代表者(1名)であることを示す。
生年月日欄105の生年月日は、患者の生年月日である。
個人医療費支払計画欄106の個人医療費支払計画は、その患者個人に対する医療又はサービスの対価として支出し得る金額(単位:万円)である。個人医療費支払計画は、「,」で区切られた13個の数値からなる。最初の数値は、ある年の1月の月間予算であり、2つ目の数値は、その年の2月の月間予算であり、・・・、12個目の数値はその年の12月の月間予算であり、最後の数値は、その年の年間予算(各月の合計額)である。
家族医療費支払計画欄107の家族医療費支払計画は、家族全体に対する医療又はサービスの対価として支出し得る金額(単位:万円)である。家族医療費支払計画における、「,」で区切られた13個の数値の意味は、個人医療費支払計画と同様である。当然のことながら、家族医療費支払計画は、その家族に含まれる個人の個人医療費支払計画を合計したものである。家族医療費支払計画は、続柄に「*」が付されているレコードのみに記憶されている。
選定基準欄108の選定基準は、サービスを評価する3つの尺度間の優先順位を示す情報である。サービスを評価する3つの尺度とは、価格、効果参考期間及び効果そのもの(改善度)である。いま、選定基準が「(お金,期間,効果)=(1,2,3)」である場合、それは、まず価格が安い順に、次に効果が生じる期間が短い順に、最後に効果そのものが大きい順に、サービスが選択されるべきであることを示している。図3においては、選好基準は、続柄に「*」が付されているレコードのみに記憶されている。しかしながら、すべてのレコードに選好基準が記憶されるようにしてもよい。このようにすれば、その家族に含まれる個々の患者に対してよりきめ細かなサービスが提供できる。
家族情報51のレコードは、個人IDの数だけ存在する。1〜4行目に注目すると、家族IDが「F001」である家族には、「夫」であり代表者でもある「松田一郎」、「妻」である「松田幸子」、「長男」である「松田航平」及び「長女」である「松田綾乃」が属している。
(生体情報)
図4に沿って、生体情報52を説明する。生体情報52においては、情報ID欄111に記憶された情報IDに関連付けて、個人ID欄112には個人IDが、生体値カテゴリ欄113には生体値カテゴリが、生体値欄114には生体値が、取得時期欄115には取得時期が記憶されている。
情報ID欄111の情報IDは、生体情報52のレコードを一意に特定する識別子である。
個人ID欄112の個人IDは、図3の個人IDと同じである。
生体値カテゴリ欄113を説明するに先立ち、「生体値」の説明をする。
生体値とは、例えば以下のような、人間の身体についての定量的情報である。
・体重、身長、体温、最高血圧、最低血圧、脈拍数のように測定機器によって直ちに取得できる情報
・血糖値のように、身体から採取されたサンプルを分析することにより取得できる情報
・50メートル走(タイム)のように、運動能力を示す情報
・睡眠時間、摂取カロリのように日常の行動を積算して得られる情報
生体値カテゴリ欄113の生体値カテゴリは、生体値の種類であり、ここでは「体重」、「最高血圧」、「最低血圧」、「体温」、「摂取カロリ」及び「睡眠時間」を例としている。「身長」、「脈拍数」、「血糖値」等の他の生体値カテゴリがあってもよい。
生体値欄114の生体値は、取得された生体値そのものである。
取得時期欄115の取得時期は、生体値が取得された時点の年月日時分である。
生体情報52のレコードは、年初以降に取得された生体値の数だけ存在する。
図4の例えば1〜3行目のレコードに注目すると、以下のことがらがわかる。
・2013年1月1日10時00分に、松田一郎の体重の値は65.3kgであった。
・同時点における、松田一郎の、最高血圧及び最低血圧の値は、それぞれ、「148mmHg」及び「88mmHg」であった。
(薬品情報)
図5に沿って、薬品情報53を説明する。薬品情報53においては、薬品ID欄121に記憶された薬品IDに関連付けて、薬品名欄122には薬品が、薬効欄123には薬効が、症状欄124には症状が、価格欄125には価格が、薬品効果参考数値情報欄126には薬品効果参考数値情報が、ジェネリック欄127には特許切れフラグが、アイコン欄128にはアイコンが記憶されている。
なお、対話型健康管理装置5は、薬品情報53を適切なサポータから入手する、又は、適切なサポータから、薬品情報53について管理を受けるものとする。
薬品ID欄121の薬品IDは、薬品を一意に特定する識別子である。
薬品名欄122の薬品は、薬品の名称である。
薬効欄123の薬効は、薬品が患者の生体に及ぼす作用である。
症状欄124の症状は、患者の健康上の不具合である。
価格欄125の価格は、薬品の単価である。単価は、例えば、錠剤であれば一錠当たりの価格(単位:円)であり、液状薬であればアンプル一本当たりの価格である。
薬品効果参考数値情報欄126の薬品効果参考数値情報は、生体値カテゴリと改善率との組合せであり、例えば、「最高血圧:10%/年」のように表記される。この例では、生体値カテゴリが「最高血圧」であり、改善率が「10%/年」である。「最高血圧:10%/年」は、その薬品を服用する患者が1年で最高血圧を10%下げ得ることが統計的に分かっていることを意味する。同様に、「最低血圧:8%/年」は、その薬品を服用する患者が1年で最低血圧を8%上げ得ることが統計的に分かっていることを意味する。なお、比率で表記される改善率を、例えば「最低血圧:+5mmHg/年」のように、実数で表記される改善値に置換することも可能である。改善率及び改善値を含む概念を「改善度」と呼ぶ。
ジェネリック欄127の特許切れフラグは、薬品の特許権存続期間が終了していることを示すフラグであり、ここでは「○」である。
アイコン欄128のアイコンは、薬品を画面表示する際の図形の種類である。
(サービス情報)
図6に沿って、サービス情報54を説明する。サービス情報54においては、サービスID欄131に記憶されたサービスIDに関連付けて、サービス名欄132にはサービス名が、症状欄133には症状が、サービスカテゴリ欄134にはサービスカテゴリが、医療科欄135には医療科が、効果参考期間欄136には効果参考期間が、サービス効果参考数値情報欄137にはサービス効果参考数値情報が、サービス内容欄138にはサービス内容が、価格欄139には価格が、アイコン欄140にはアイコンが記憶されている。サービス情報54は、図6では上下2段に分かれて記載されているが、実際は1つのものである。
サービスID欄131のサービスIDは、サービスを一意に特定する識別子である。前記したように、サービスとは、サポータ以外の、健康関連の一般事業者が提供する任意の役務を意味する。最も広義には、サービスは、健康関連の一般事業者による商品の販売も含む。
サービス名欄132のサービス名は、サービスの名称である。
症状欄133の症状は、図5の症状と同じである。
サービスカテゴリ欄134のサービスカテゴリは、サービスの種類である。サービスカテゴリは、例えば「食事系」、「滞在系」、「運動系」等である。
医療科欄135には医療科は、サービスと関係するサポータの専門分野である。
効果参考期間欄136の効果参考期間は、そのサービスの効果(「改善度」)を出現させるために、患者がそのサービスを継続して利用しなければならない最短の期間である。「サービスの効果の発生が期待できる期間」には、当該最短の期間が相当する。
サービス効果参考数値情報欄137のサービス効果参考数値情報は、生体値カテゴリと改善率との組合せであり、例えば、「最高血圧:10%/年」のように表記される。この例では、生体値カテゴリが「最高血圧」であり、改善率が「10%/年」である。生体値カテゴリ及び改善率の意味は、薬品効果参考数値情報の説明と同様である。さらに、比率で表記される改善率は実数で表記される改善値に置換され得ること、改善率及び改善値を含む概念を「改善度」と呼ぶことも、薬品効果参考数値情報の説明と同様である。
サービス内容欄138のサービス内容は、サービスの内容を患者に具体的に説明する文言である。
価格欄139の価格は、サービスの価格(単位:円)である。
アイコン欄140のアイコンは、サービスを画面表示する際の図形の種類である。
(家族支払情報)
図7に沿って、家族支払情報55を説明する。家族支払情報55においては、家族ID欄141に記憶された家族IDに関連付けて、個人ID欄142には個人IDが、支払先ID欄143には支払先IDが、区分欄144には区分が、症状欄145には症状が、摘要欄146には摘要が、支払金額欄147には支払金額が、日時欄148には日時が記憶されている。
家族ID欄141の家族IDは、図3の家族IDと同じである。
個人ID欄142の個人IDは、図3の個人IDと同じである。
支払先ID欄143の支払先IDは、支払先を一意に特定する識別子である。支払先がサポータである場合、支払先IDは、サポータを一意に特定するサポータIDとなる。支払先が、健康関連の一般事業者である場合、支払先IDは、サービスIDとなる
区分欄144の区分は、支払の対象となった医療又はサービスの区分である。サポータが直接関与する医療の区分は、「検査」、「薬品」、「通院」、「入院」等である。サポータが直接関与せず、健康関連の一般事業者が提供するサービスの区分は、実際には多種多様であるがここではひとくくりにして、単に「サービス」である。
症状欄145の症状は、図5の症状と同じである。
摘要欄146の摘要は、支払の対象となった医療又はサービスの詳細内容である。なお、区分が「薬品」である場合の適用は、「(K001,3,2,14)」のように表記される。これは、薬品IDが「K001」である薬品が、1日3回、2錠ずつ、14日間服用すべきものとして処方されたことを示している。
支払金額欄147の支払金額は、患者がサポータ等に対して支払った金額(単位:円)である。
日時欄148の日時は、支払時点の年月日である。
図7のレコードは、年初(図の例では2013年1月1日)以降のすべての支払の回数だけ存在する。
以降では、まず表示画面の説明を行い、その後に処理手順を説明する。
図8に沿って、設定画面201を説明する。設定画面201は、サービスカテゴリ選択欄202、医療科選択欄203、医療費支払計画入力欄204、選定基準入力欄205及び「設定」ボタン206を有する。前記したように、サービスは、サービスカテゴリ(滞在系、運動系、食事系、・・・)ごとに分類されている。患者又はエージェントは、サービスカテゴリ選択欄202のチェックボックスにチェックマークを入力することにより、端末装置画面管理部42が候補として表示するサービスを絞り込むことができる。
患者は、医療科選択欄203のチェックボックスにチェックマークを入力することにより、端末装置画面管理部42が候補として表示するサービスを絞り込むことができる。
患者は、医療費支払計画入力欄204の各行204a〜204dに、家族の氏名及び月ごとの予算を入力する。もちろん、家族の代表者が家族全員分を入力してもよい。
患者は、選定基準入力欄205に、前記した選定基準を入力する。より具体的には、患者は、選定基準入力欄205の「お金」欄、「期間」欄及び「効果」欄に、優先順位を入力する。いま、患者による入力結果が、(お金,期間,効果)=(1,2,3)であったとする。これは、患者はまず価格の安い順にサービスを選択し、価格が同じ場合は効果参考期間の短い順にサービスを選択し、さらに効果参考期間も同じ場合は、改善度が大きい順にサービスを選択することを希望していることを示す。
図9〜図12に沿って、エージェント用対話画面211a、211b及び患者用対話画面251a、251bを説明する。エージェントが、エージェント用対話画面211a(図9)を視認しているとき、患者は、患者用対話画面251a(図10)を視聴している。同様に、エージェントが、エージェント用対話画面211b(図11)を視認しているとき、患者は、患者用対話画面251b(図12)を視認している。なお、エージェント用対話画面211aとエージェント用対話画面211bは、もともと同じ画面である。しかしながら、分かり易さのために、治療プラン(詳細後記)が決定される前のものに符号211aを付し、治療プランが決定された後のものに符号211bを付して区別している。患者用対話画面251aと患者用対話画面251bについても全く同様である。
図9のエージェント用対話画面211aは、患者画像領域212、生体値領域213a、投薬提案221、222、及び、サービス提案223、224を有する。
図13は、生体値領域213a(図9)の拡大図である。時系列グラフ(符号231〜233)の横軸は、現在時点(本日)を含む1年間の月である。縦軸は、患者の生体値カテゴリのうちの1つであり、ここでは「最高血圧」である。時系列グラフのうち、太実線231(網掛け部分)は、過去の実績値である。時系列グラフのうち細破線232及び太破線233は、本日から4ヶ月間の生体値の予想値である。このうち、細破線232は、患者が薬品の服用だけに頼った場合の予想値である。太破線233は、患者が薬品の服用に加えて、(2つの)サービスを利用した場合の予想値である。ここでは時系列グラフは折れ線グラフであるが、棒グラフであってもよい。なお、生体値領域213aは、家族切替タグ238を有している。なお、「時系列の図形」には、時系列グラフが相当する。
アイコン234、235は薬品を示す。アイコン236、237はサービスを示す。患者が複数種類の薬品を同時に服用する場合であっても、これらを代表して「錠剤」又は「アンプル」のアイコンが1つだけ表示される。サービスについては、エージェントが特に詳しく患者に説明する必要があるので、候補となるすべてのサービスの数だけアイコンが表示される。
図13の生体値領域213aを視認した患者は、以下のことを直ちに理解し得る。
(1)本日の最高血圧は「152mmHg」である。
(2)今後4ヵ月間、薬品の服用だけを継続しても、約145mmHgにしか下がらない。
(3)今後4ヵ月間、薬品の服用と併せて、サービスを2つ利用したとすると、最高血圧は約142mmHgに下がる。
患者はさらに図10の投薬提案221、222、及び、サービス提案223、224を視認すると、以下のことを直ちに理解し得る。
(4)患者は「Ca拮抗薬」及び「利尿薬」を服用する必要があること。
(5)「Ca拮抗薬」の候補として、「Hバック」及び「Kロムシン」が存在し、「Kロムシン」のほうが安価であること。
(6)「利尿薬」の候補として、「Sロライド」が存在すること。
(7)今後4ヶ月の薬品代金は、「Hバック」及び「Sロライド」を服用した場合は、「24,000円」であり、「Kロムシン」及び「Sロライド」を服用した場合は、「19,120円」であること。
(8)サービス「あんしんメニュー宅配」の内容は、「病状に合わせた・・・」であり、1回当たりの価格が「1,000円」であること。
(9)サービス「滞在型プログラム」の内容は、「1週間の滞在プログラムで、・・・」であり、1週間当たりの価格が「72,000円」であること。
(10)(患者の主観であるが)休暇が取れれば、サービス「あんしんメニュー宅配」及び「滞在型プログラム」を同時に利用できそうであること。
なお、前記(2)〜(7)は、薬品についての患者の理解に関するものである。このような理解を援けるために、対話型健康管理装置5は、図10及び図13に表示される情報以外の情報を画面表示することができる。例えば、対話型健康管理装置5は、処方箋等の情報をサポータから入手したうえで、画面表示することもできる。
図10の患者用対話画面251aは、エージェント画像領域252、生体値領域213a、投薬提案221、222、及び、サービス提案223、224を有する。生体値領域213a、投薬提案221、222、及び、サービス提案223、224は、図9と同じものである。
図11のエージェント用対話画面211bは、患者画像領域212、生体値領域213b、提案選択領域225、会計プラン226a、226b、及び、支払実績227を有する。患者画像領域212は、図9と同じものである。生体値領域213bは、生体値領域213a(図9)に類似している。生体値領域213aの生体値グラフの太破線は、アイコンを3つ伴い、目標時点の生体値が「142mmHg」である。一方、生体値領域213b(図11)の生体値グラフの太破線は、アイコンを2つ伴い、目標時点の生体値が「144mmHg」である。この相違は、提案された2つのサービス「あんしんメニュー宅配」及び「滞在型プログラム」のうち、患者が「滞在型プログラム」を選択しなかったことによる。
提案選択領域225の各行は、図9のそれぞれ、投薬提案221、222及びサービス提案223、224に対応している。患者又はエージェントは、チェックボックスにチェックマークを入力することによって、薬品の候補又はサービスの候補のうちから、希望するものを選択できる。ここで選択された薬品及び/又はサービスの組合せを「治療プラン」と呼ぶ。
会計プラン226aは、治療プランによる今後4ヶ月間の支払予定額(家族全員分)が、目標とする金額(100%)に対して占める割合を示している。同様に、会計プラン226bは、治療プランによる今年1年間の支払予定額(家族全員分)が、目標とする金額(100%)に対して占める割合を示している。なお、「比率を示す図形」には、会計プランが相当する。
支払実績227は、今年1月以降の、家族全員分の支払金額の実績を示している。
図12の患者用対話画面251bは、エージェント画像領域252、生体値領域213b、提案選択領域225、会計プラン226a、226b、及び、支払実績227を有する。エージェント画像領域252は、図10と同じものである。生体値領域213b、提案選択領域225、会計プラン226a、226b、及び、支払実績227は、図11と同じものである。
図12の生体値領域213b、提案選択領域225、会計プラン226a、226b、及び、支払実績227を視認した患者は、以下のことを直ちに理解し得る。
・自身が「投薬4ヶ月(ジェネリック)」及び「あんしんメニュー宅配」を選択したことによって、4ヶ月後、最高血圧が「144mmHg」に低下しそうであること。
・自身が「投薬4ヶ月(ジェネリック)」及び「あんしんメニュー宅配」を選択したことによって、今後4ヶ月間の支払金額は、目標金額に対して約30%となりそうであること。
・同様に、今年1年間の支払金額は、目標金額に対して20%となりそうであること。
・(患者の主観であるが)家族分の支払金額(実績)が相当金額に上っており、家計全体として節約しなければならないこと。
図14に沿って、サービス確認画面261を説明する。サービス選択画面261は、患者がサービスを選択するに先立って、サービスの内容等を確認するための画面である。サービス確認画面261は、現在の状況欄262、医師コメント欄263、生体値領域264、サービスカテゴリ選択タグ265a〜265f、表示順選択欄266及びサービス候補表示欄267、268を有している。
現在の状況欄262は、患者の症状を表示する。医師コメント欄263は、医師等のサポータの所見を表示する。生体値領域264は、図9等の生体値領域213aと同じであるが、ここでは、過去の値のみを表示している。
前記したように、サービスは、複数のサービスカテゴリに分類される。複数あるサービスカテゴリ選択タグ265a〜265fは、それぞれのサービスカテゴリに対応している。例えば患者がサービスカテゴリ選択タグ「運動系」265cを選択すると、サービス候補表示欄267、268等に、サービスカテゴリが「運動系」であるサービスが表示される。患者がサービスカテゴリ選択タグ「すべて」265aを選択すると、サービス候補表示欄267、268等に、すべてのサービスが表示される。なお、タグの括弧内の数字は、そのサービスカテゴリに属するものとして記憶されているサービスの数である。
表示順選択欄266は、「価格が安い順」、「期間が短い順」及び「効果が大きい順」の3つの欄を有する。各欄の「1」、「2」及び「3」は、選定基準入力欄205(図8)の、それぞれ「お金」欄、「期間」欄及び「効果」欄に入力された優先順位である。サービスは、まず料金の安い順に、料金が同じ場合は効果参考期間の短い順に、さらに効果参考期間も同じ場合は、改善度が大きい順に、サービス候補表示欄267、268等に表示される。「1」、「2」及び「3」は初期値として表示されるものであり、患者が任意に変更したうえで再度入力してもよい。
サービス候補表示欄267、268等のそれぞれは、アイコン267a、268a、価格267b、268b、サービス名等267c、268c、生体値領域267d、268dを有する。
生体値領域267d、268dは、図9等の生体値領域213aと同じであるが、ここでは、そのサービスが単独で利用された場合における将来の予想値を表示している。
生体値領域267dの時系列グラフは、患者が「あんしんメニュー宅配」を利用すれば、4ヵ月後の目標時点には、患者の最高血圧が「149mmHg」まで低下する見込みであることを示している。同様に、生体値領域268dの時系列グラフは、患者が「滞在型プログラム」を利用すれば、4ヵ月後の目標時点には、患者の最高血圧が「148mmHg」まで低下する見込みであることを示している。このように、患者は、サービス選択画面261を視認することによって、どのサービスがどの程度の効果を有するかを直ちに理解し得る。
図15に沿って、家計画面271を説明する。家計画面271は、表題272、個人別区分別支払実績欄273、区分別比率グラフ274及び個人別比率グラフ275を有する。
表題272は、その家計画面271が、どの月についてのものであるかを示す。もちろん、対象となる月は、1月〜3月のように複数の連続する月であってもかまわない。
個人別区分別支払実績欄273は、対象となる月に、家族の各人が、どのような区分についてどれだけの金額を支払ったかを示している。
区分別比率グラフ274は、個人別区分別支払実績欄273の情報を、区分ごとに集計し、全体(100%)に対する比率を円グラフで示している。
個人別比率グラフ275は、個人別区分別支払実績欄273の情報を、個人ごとに集計し、全体(100%)に対する比率を帯グラフで示している。
なお、区分別比率グラフ274は、帯グラフであってもよいし、個人別比率グラフ275は、円グラフであってもよい。
(処理手順)
図16及び図17に沿って、必要に応じ図18及び図19を参照しながら、処理手順を説明する。処理手順が開始される時点において、生体情報52、薬品情報53、サービス情報54及び家族支払情報55は、完成された状態で補助記憶装置35に格納されている。家族情報51は、家族ID欄101〜生年月日欄105にデータが記憶され、個人医療費支払計画欄106〜選定基準欄108は空欄の状態で、補助記憶装置35に格納されている。
ステップS301において、対話型健康管理装置5の送受信情報管理部41は、患者端末装置2及びエージェント端末装置3との間に通信を確立する。いま、患者端末装置2を操作しているのは「松田一郎」であるとする。
ステップS302において、対話型健康管理装置5の端末装置画面管理部42は、患者による設定を受け付ける。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、設定画面201(図8)を作成し、患者端末装置2に送信し、出力装置13に表示する。
端末装置画面管理部42は、第2に、患者が入力装置12を介して自身の個人IDを入力するのを受け付ける。このとき受け付けた個人IDを「対話個人ID」とも呼ぶ。
端末装置画面管理部42は、第3に、患者が、設定画面201の各欄202〜205に、それぞれ、サービスカテゴリのチェックマーク、医療科のチェックマーク、個人医療費支払計画及び選定基準(「お金」等の優先順位)入力し、「設定」ボタン206を押下するのを受け付ける。
端末装置画面管理部42は、第4に、対話個人IDをキーとして家族情報51(図3)を検索し、該当するレコードの家族IDを取得する。そして、取得した家族IDを有するすべてのレコードの個人医療費支払計画欄106に対し、ステップS302の「第3」において受け付けた各人の個人医療費支払計画を記憶する。さらに、取得した家族IDを有し、かつ、続柄欄104に「*」を有するレコードの家族医療費支払計画欄107及び選定基準欄108に、それぞれ、受け付けた各人の個人医療費支払計画の合計値、及び、選定基準を記憶する。
ステップS303において、端末装置画面管理部42は、双方の端末装置に対話画面を表示する。具体的には、端末装置画面管理部42は、患者用対話画面251a及びエージェント用対話画面211aを作成し(この段階では画面は空欄である)、ネットワーク4を介してそれぞれ、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。
すると、患者端末装置2は、カメラ17を介して患者の画像を取得し、マイクロホン18を介して患者の音声を取得し、取得した画像及び音声を、ネットワーク4を介して対話型健康管理装置5に送信する。端末装置画面管理部42は、受信した画像及び音声をエージェント端末装置3に送信し、エージェント端末装置3の出力装置13及びスピーカ19に表示・再生させる。エージェント端末装置3から患者端末装置2への逆向きの流れについても全く同様である。
ステップS303の処理が終了した時点で、患者は、図18(a)の画面を視認し、エージェントは、図18(b)の画面を視認していることになる。
ステップS304において、端末装置画面管理部42は、キーとなる生体値カテゴリ等を受け付ける。具体的には、端末装置画面管理部42は、キーとなる生体値カテゴリ及び目標期間を患者端末装置2又はエージェント端末装置3から受信する。
キーとなる生体値カテゴリとは、例えば、患者(又はエージェント)が発する「最高血圧」という音声であってもよいし、患者(又はエージェント)が入力装置12を介して入力する「最高血圧」という文字列であってもよい。端末装置画面管理部42は、マイクロホン18が取得した音声を文字データに変換することができるものとする。
目標期間とは、現在を起点とし、患者がコスト評価の目安とする期間である。例えば、現在は4月中旬であり、患者はお盆(8月中旬)に家族旅行をするために貯金をしているとする。この場合、「4ヶ月」が目標期間として相応しい。目標期間は、患者(又はエージェント)が発する「4ヶ月」という音声であってもよいし、患者(又はエージェント)が入力装置12を介して入力する「4ヶ月」という文字列であってもよい。
ステップS304において受信された生体値カテゴリ及び目標期間を、それぞれ、「キー生体値カテゴリ」及び「評価目標期間」とも呼ぶ。
ステップS305において、端末装置画面管理部42は、生体値の時系列グラフを作成する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、以下の条件1〜条件3のすべてに該当する生体情報52(図4)のレコードを取得する。
(条件1)そのレコードの個人IDが、対話個人IDと一致すること。
(条件2)そのレコードの生体値カテゴリが、キー生体値カテゴリと一致すること。
(条件3)そのレコードの取得時期が、年初から現在時点までの期間に該当すること。
端末装置画面管理部42は、第2に、ステップS305の「第1」において取得したレコードの取得時期及び生体値に基づいて、時系列グラフを作成する。
ステップS306において、端末装置画面管理部42は、時系列グラフを双方の端末装置に表示する。具体的には、端末装置画面管理部42は、ステップS305の「第2」において作成した時系列グラフを、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。ステップS306の処理が終了した時点で、患者は、図18(c)の画面を視認し、エージェントは、図18(d)の画面を視認していることになる。
ステップS307において、端末装置画面管理部42は、薬品の候補を取得する。具体的には、端末装置画面管理部42は、サポータから提供された情報である薬品情報53(図5)のうちから、以下の条件4又は条件5に該当するレコードを取得する。
(条件4)そのレコードの薬品IDが、家族支払情報55(図7)における摘要中の薬品IDと一致すること。端末装置画面管理部42は、対話個人IDを検索キーとして家族支払情報55を検索し、該当したレコードの摘要を取得する。
(条件5)そのレコードの薬効及び症状が、「条件4」によって取得されたレコードのそれぞれ薬効及び症状と一致し、かつ、特許切れフラグを有すること。
いま、端末装置画面管理部42は、薬品情報53の1〜3行目のレコード(Hバック、Sロライド、Kロムシンについてのレコード)を取得したとする。このうち、「Hバック」及び「Sロライド」は、「条件4」に該当する薬品(実際に処方されている)である。「Kロムシン」は、「条件5」に該当する薬品(ジェネリック)である。詳細は後記するが、これらの処方済薬品及びジェネリック薬品は、併せて表示されることになる。
ステップS308において、端末装置画面管理部42は、サービスの候補を取得する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、サービス情報54(図6)のうちから、以下の条件6〜条件8を同時に満たし、かつ、条件9及び条件10のうちの少なくとも1つを満たすレコードを取得する。
(条件6)そのレコードのサービスカテゴリが、ステップS302の「第3」において受け付けたサービスカテゴリと一致すること。
(条件7)そのレコードの医療科が、ステップS302の「第3」において受け付けた医療科と一致すること。
(条件8)そのレコードの効果参考期間が、評価目標期間を超過しないこと。
(条件9)そのレコードのサービス効果参考数値情報欄137に記憶されている生体値カテゴリが、キー生体値カテゴリと一致すること。
(条件10)そのレコードの症状が、キー生体値カテゴリと関連すること。なお、補助記憶装置35は、キー生体値カテゴリと症状との関連性を定義した関連テーブルを格納しているものとする。関連テーブルには、例えば、「最高血圧」と「高血圧」が関連付けて記憶されている。よって、端末装置画面管理部42は、キー生体値カテゴリ「最高血圧」に基づいて、症状「高血圧」を取得できる。
端末装置画面管理部42は、第2に、ステップS308の「第1」において取得したレコードを、ステップS302の「第4」において記憶した選定基準に基づいて並び変える。例えば、選定基準が「(お金,期間,効果)=(1,2,3)」である場合、端末装置画面管理部42は、まず価格の安い順に、価格が同じ場合は効果参考期間の短い順に、さらに効果参考期間も同じ場合は、改善度が大きい順に、レコードを並び替える。
端末装置画面管理部42は、第3に、ステップS308の「第2」において並び替えたレコードの最初から、所定の数だけのレコードを取得する。所定の数とは、「2」以上の数であればどんな数でもよい。所定の数が「2」以上であれば、患者は複数のサービスを比較できるからである。ここでは、所定の数が「2」であるとして以降の説明を続ける。
いま、端末装置画面管理部42は、サービス情報54の1、2行目のレコード(あんしんメニュー宅配、滞在型プログラムについてのレコード)を取得したとする。
ステップS309において、端末装置画面管理部42は、治療プランの候補を作成する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、ステップS307において取得した薬品情報53のレコードを使用して、投薬提案221、222(図9等)を作成する。端末装置画面管理部42は、実際にサポータが処方した薬品(前記「条件4」に該当したもの)の組合せの投薬提案221を必ず作成する。実際にサポータが処方した薬品の代替薬品、すなわち、薬効が同じであり、より価格が安い薬品がある場合が存在する。この場合は、端末装置画面管理部42は、その処方した薬品を代替薬品と入れ替えた組合せを、投薬提案222(図9等)として作成する。さらに、代替薬品が特許切れフラグに該当する薬品である場合は、薬品名に関連付けて「ジェネリック薬品です」という文言を付す。
図9の投薬提案221、222には、「4ヶ月間にかかる費用」が表示されている。端末装置画面管理部42は、家族支払情報55に記憶されている「(K001,3,2,14)」、評価目標期間、及び、薬品情報53の価格(単価である)を使用して、「4ヶ月間にかかる費用」を算出することができる。
端末装置画面管理部42は、第2に、ステップS308の「第3」において取得したサービス情報54のレコードを使用して、サービス提案223、224を作成する。
ステップS310において、端末装置画面管理部42は、治療プランの候補を表示する。具体的には、端末装置画面管理部42は、ステップS309の「第1」及び「第2」において作成した投薬提案221、222及びサービス提案223、224を、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。表示された投薬提案221、222及びサービス提案223、224は、価格を含んでいる。
ステップS311において、端末装置画面管理部42は、予想生体値の時系列グラフを作成する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、薬品だけに頼る場合の予想生体値の時系列グラフを作成する。端末装置画面管理部42は、例えば、ある単一の薬品を服用する場合においては、現在の生体値に「1+その薬品の改善率/12」を乗算することによって、現在から1ヶ月後の生体値を予想することができる。現在の生体値とは、本日の実績値、又は、本日の実績値がない場合は直近の過去の実績値である。複数の薬品を服用する場合は、現在の生体値に「1+Σ改善率/12」を乗算する。Σ改善率は、複数の薬品の改善率の合計値である。2ヵ月後、3ヶ月後、・・・についても同様である。
端末装置画面管理部42は、第2に、薬品に加えてサービスを利用する場合の予想生体値の時系列グラフを作成する。端末装置画面管理部42は、例えば、ある単一のサービスを利用する場合においては、現在の生体値に「1+そのサービスの改善率/12」を乗算することによって、現在から1ヶ月後の生体値を予想することができる。複数の薬品を服用し、かつ、複数のサービスを利用する場合は、現在の生体値に「1+(Σ薬品についての改善率/12+Σサービスについての改善率/12)」を乗算する。Σ薬品についての改善率は、複数の薬品の改善率の合計値である。Σサービスについての改善率は、複数のサービスの改善率の合計値である。2ヵ月後、3ヶ月後、・・・についても同様である。
ステップS312において、端末装置画面管理部42は、予想生体値の時系列グラフを表示する。具体的には、端末装置画面管理部42は、ステップS311の「第1」及び「第2」において作成した予想生体値の時系列グラフ(薬品だけのもの、及び、薬品とサービスを併用するもの)を、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。このとき、端末装置画面管理部42は、アイコン234〜237(図13)を予想生体値の時系列グラフに付して表示する。
ステップS312の処理が終了した時点で、患者は、図19(a)の画面を視認し、エージェントは、図19(b)の画面を視認していることになる。
ステップS313の説明に先立って、図20に沿って、第1のインタラクティブ操作を説明する。インタラクティブ操作とは、患者が画面上において、指、マウス等で図形を移動させ、一方、端末装置画面管理部42は、この操作を新たな入力として受け付けたうえで処理を実行することを繰り返す、という相互的、反復的操作である。なお、第2のインタラクティブ操作については後記する。
図20において、患者は、患者用対話画面251aの生体値領域213aに表示されている時系列グラフ(太破線)の端点pを、指で点qに動かしたとする。その結果、「太い二点鎖線」239が点qまで、2ヶ月分だけ延長される。このとき、「太い二点鎖線」239は、淡色で表されている。点p及び点qの座標平面における位置関係に注目すると、点qは点pの右上にある(破線の円内参照)。このことは、患者が「点pに比較して、評価目標期間がより長く、効果がより小さい点pを指定している」ことを示す。つまり、患者は、効果参考期間及び改善度の両者について譲歩してもよいと考えている。
以降、まず、「太い二点鎖線が2ヶ月だけ延長され、点qが点pの右上にある」場合を例にしてステップS313の処理を説明する。
ステップS313において、端末装置画面管理部42は、第1のインタラクティブ操作を実行する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、選定基準において、「期間」の優先順位及び「効果」の優先順位を下げる。いま、選定基準は「(お金,期間,効果)=(1,2,3)」であるので、端末装置画面管理部42は、特になにもしない。仮に、選定基準が「(お金,期間,効果)=(3,2,1)」である場合は、端末装置画面管理部42は、選定基準を「(お金,期間,効果)=(1,2,3)又は(1,3,2)」に変更する。
端末装置画面管理部42は、第2に、評価目標期間に、「太い二点鎖線」が延長された期間を加算し、新たな評価目標期間とする。この例では、新たな評価目標期間は、6ヶ月(4ヶ月+2ヶ月)である。
端末装置画面管理部42は、第3に、サービス情報54(図6)のレコードを、改善率が大きい順に並べて1番目からn(n=2、3、・・)番目までのレコードを除外し、効果参考期間が短い順にならべて1番目からn番目までのレコードも除外する。nは、任意の数を設定できる。
端末装置画面管理部42は、第4に、ステップS305〜S311の処理を繰り返す。このとき、ステップS308の「第3」を経過する都度、所定の数だけサービス情報54のレコードを無作為に取得し直したうえで、繰り返し回数が所定の閾値に達するまで、S305〜S311の処理を繰り返すものとする。但し、ステップS311においては「第1」の処理は省略するものとする。繰り返し回数が所定の閾値に達すると、端末装置画面管理部42は、予想生体値の時系列グラフを所定の閾値の数だけ作成し終わっていることになる。
端末装置画面管理部42は、第5に、作成した予想生体値の時系列グラフのうちから、図20の時系列グラフの「太い二点鎖線」239に最も近似する曲線を描くものを決定する。そして、決定した予想生体値の時系列グラフを濃色の「太い二点鎖線」で表示し、既に表示している淡色の「太い二点鎖線」を消去する。
次に、「太い二点鎖線が2ヶ月だけ延長され、点qが点pの右下にある」場合を例にしてステップS313の処理を説明する。この場合、患者が「点pに比較して、評価目標期間がより長く、効果がより大きい点pを指定している」ことになる。つまり、患者は、効果参考期間については譲歩するが、改善度をさらに向上させたいと考えている。すると、前記したステップS313の「第1」〜「第3」の処理は以下のように変わる。
ステップS313において、端末装置画面管理部42は、第1のインタラクティブ操作を実行する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、選定基準において、「期間」の優先順位を下げ、「効果」の優先順位を上げる。いま、選定基準は「(お金,期間,効果)=(1,2,3)」であるので、端末装置画面管理部42は、選定基準を「(お金,期間,効果)=(1,3,2)」に変更する。
端末装置画面管理部42は、第2に、評価目標期間に、「太い二点鎖線」が延長された期間を加算し、新たな評価目標期間とする。この例でも、新たな評価目標期間は、6ヶ月(4ヶ月+2ヶ月)である。
端末装置画面管理部42は、第3に、サービス情報54(図6)のレコードを、改善率が小さい順に並べて1番目からn(n=2、3、・・)番目までのレコードを除外し、効果参考期間が短い順にならべて1番目からn番目までのレコードも除外する。nは、任意の数を設定できる。
以上をまとめると、点qが点pに対して、どの位置(右上、右下、左下、左上)にあるかに応じて、端末装置画面管理部42は、サービス情報54(図6)のレコードを、改善度及び効果参考期間の順に並べ替えたうえで、それぞれ、上位又は下位の候補を除外する。除外の方法は、改善度について上位(改善率が大きい)を除外する方法と、下位(改善率が小さい)を除外する方法とがあり、効果参考期間について上位(効果参考期間が短い)を除外する方法と、下位(効果参考期間が短い)を除外する方法とがある。両者の組合せは4つ存在し、これらが、点qの点pに対する位置(右上、右下、左下、左上)に対応している。
患者は、第1のインタラクティブ操作を何度も繰り返すことができる。その都度、端末装置画面管理部42は、エージェント用対話画面211a(図9)及び患者用対話画面251a(図10)において、生体値領域213a、投薬提案221、222、及び、サービス提案223、224を変化させて表示する。
ステップS314において、端末装置画面管理部42は、治療プランを決定する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、提案選択領域225を作成する。端末装置画面管理部42は、投薬提案221、222及びサービス提案223、224を作成する際に使用した情報から、提案選択領域225を作成し得る。
端末装置画面管理部42は、第2に、作成した提案選択領域225を、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。このとき、端末装置画面管理部42は、現在表示されている投薬提案221、222及びサービス提案223、224を画面から削除して(又は非表示として)、空いたスペースに提案選択領域225を表示する。
端末装置画面管理部42は、第3に、患者又はエージェントが、提案選択領域225のチェックボックスに、1又は複数のチェックマークを入力するのを受け付ける。
以上の処理によって、端末装置画面管理部42は、「松田一郎」についての治療プランを決定したことになる。端末装置画面管理部42は、ステップS304〜314の処理を繰り返すことによって、「松田一郎」からの入力に基づいて、「松田幸子」、「松田航平」及び「松田綾乃」についての治療プランを決定することもできる。
この繰り返し処理が終了した時点で、端末装置画面管理部42は、以下の情報を、家族の各人について、主記憶装置34に記憶している。
・決定した治療プランに含まれる薬品についての、薬品情報53(図5)のレコード
・決定した治療プランに含まれるサービスについての、サービス情報54(図6)のレコード
・実際に服用した薬品の薬品IDと、その服用頻度(1日3回2錠ずつ14日間など)
これらの情報を「会計プラン基礎情報」と呼ぶ。
ステップS315において、端末装置画面管理部42は、目標期間の会計プランを作成する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、会計プラン基礎情報のレコードをすべて(家族単位に)集計し、評価目標期間の支払金額を算出する。薬品については、価格に対して服用頻度が乗算されてその薬品についての評価目標期間の支払金額が算出されることになる。
端末装置画面管理部42は、第2に、対話個人IDを検索キーとして、家族情報51(図3)を検索し、該当したレコードの家族IDを取得する。次いで、取得した家族IDを有し、かつ、続柄欄104に「*」を有するレコードの家族医療費支払計画を取得する。そして、取得した家族医療費支払計画のうちの、評価目標期間に該当する数値を合計し、目標金額を算出する。現在を起点とした評価目標期間が「4ヶ月」が、「4月、5月、6月、7月」である場合、図4の「松田一郎」の例では、この数値は、4+4+4+4=16万円となる。
端末装置画面管理部42は、第3に、ステップS315の「第2」において算出した目標金額を全体(100%)とし、ステップS315の「第1」において算出した評価目標期間の支払金額を全体に対する部分とする円グラフを作成し、これを会計プラン226aとする。
ステップS316において、端末装置画面管理部42は、年間の会計プランを作成する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、目標期間が「現在から12月までの期間」であったものとしてステップS304〜S314の処理を再度実行する(ただし、患者端末装置2及びエージェント端末装置3の出力装置13に画面を表示する処理は省略する)。
端末装置画面管理部42は、第2に、ステップS316の「第1」における繰り返し処理で取得した、会計プラン基礎情報のレコードをすべて(家族単位に)集計し、評価目標期間の支払金額を算出する。
端末装置画面管理部42は、第3に、対話個人IDを検索キーとして、家族情報51(図3)を検索し、該当したレコードの家族IDを取得する。次いで、取得した家族IDを有し、かつ、続柄欄104に「*」を有するレコードの家族医療費支払計画を取得する。そして、取得した家族医療費支払計画のうちの、最後の数値(年間予算)を取得し、年間目標金額とする。
端末装置画面管理部42は、第4に、対話個人IDを検索キーとして、家族情報51(図3)を検索し、該当したレコードの家族IDを取得する。ついで、取得した家族IDに関連付けられているすべての個人IDを取得する。
端末装置画面管理部42は、第5に、ステップS316の「第4」において取得したすべての個人IDを検索キーとして、家族支払情報55(図7)を検索し、該当したレコードをすべて取得する。そして、取得したすべてのレコードの支払金額を合計し、過去支払済実績とする。
端末装置画面管理部42は、第6に、年間目標金額を全体(100%)とし、評価目標期間の支払金額と過去支払済実績の合計額を全体に対する部分とする円グラフを作成し、これを会計プラン226bとする。
ステップS317において、端末装置画面管理部42は、支払実績を作成する。具体的には、端末装置画面管理部42は、ステップS316の「第5」において取得したレコードのそれぞれに基づいて、「幸子さま入院費¥80,000」の様なデータを作成する。そして、このような複数のデータを支払金額の大きい順に並び替えることによって、支払実績227を作成する。
ステップS318において、端末装置画面管理部42は、会計プラン及び支払実績を表示する。具体的には、端末装置画面管理部42は、ステップS315〜S317において作成した、会計プラン226a、226b及び支払実績227を、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。
ステップS318の処理が終了した時点で、患者は、図19(c)の画面を視認し、エージェントは、図19(d)の画面を視認していることになる。
ステップS319の説明に先立って、図21に沿って、第2のインタラクティブ操作を説明する。いま、患者は、指で患者用対話画面251b(図12)に表示されている会計プラン226aの円グラフの半径を時計回りに動かしたところである。その結果、目盛が「30%」から「40%」に変わっている。そして、40%の円グラフ226cが淡色で表されている。このことは、患者が、評価目標期間において、家族全体の支払金額を16万円×(40%−30%)=1.6万円だけ増加させてもよいと考えていることを示す。
以降、まず、『目盛が「30%」から「40%」に変わっている』場合を例にしてステップS319の処理を説明する。
ステップS319において、端末装置画面管理部42は、第2のインタラクティブ操作を実行する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、選定基準において、「お金」の優先順位を下げる。いま、選定基準は「(お金,期間,効果)=(1,2,3)」であるので、端末装置画面管理部42は、選定基準を「(お金,期間,効果)=(3,1,2)」に変更する。
端末装置画面管理部42は、第2に、サービス情報54(図6)のレコードを、価格が安い順にならべて1番目からn(n=2、3、・・)番目までのレコードを除外する。nは、任意の数を設定できる。
端末装置画面管理部42は、第3に、ステップS305〜S311、S314及びS315の処理を繰り返す。このとき、ステップS308の「第3」を経過する都度、所定の数だけサービス情報54のレコードを無作為に取得し直したうえで、繰り返し回数が所定の閾値に達するまで、ステップS305〜S311、S314及びS315の処理を繰り返すものとする。但し、ステップS311においては「第1」の処理は省略するものとする。繰り返し回数が所定の閾値に達すると、端末装置画面管理部42は、評価目標期間についての会計プラン226a(円グラフ)を所定の閾値の数だけ作成し終わっていることになる。
端末装置画面管理部42は、第4に、作成した会計プラン226aのうちから、「40%」に最も近似するものを決定する。そして、決定した会計プラン226aを濃色で表示し、既に表示している淡色の会計プラン226aを消去する。
次に、『目盛が「40%」から「30%」に変わっている』場合を例にしてステップS319の処理を説明する。この場合、患者は、評価目標期間において、家族全体の支払金額を16万円×(40%−30%)=1.6万円だけ減少させたいと考えている。すると、前記したステップS319の「第1」及び「第2」の処理は以下のように変わる。
ステップS319において、端末装置画面管理部42は、第2のインタラクティブ操作を実行する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、選定基準において、「お金」の優先順位を上げる。いま、選定基準は「(お金,期間,効果)=(1,2,3)」であるので、端末装置画面管理部42は、特になにもしない。仮に、選定基準が「(お金,期間,効果)=(3,2,1)」であった場合は、端末装置画面管理部42は、選定基準を「(お金,期間,効果)=(1,3,2)」に変更する。
端末装置画面管理部42は、第2に、サービス情報54(図6)のレコードを、価格が高い順にならべて1番目からn(n=2、3、・・)番目までのレコードを除外する。nは、任意の数を設定できる。
患者は、第2のインタラクティブ操作を何度も繰り返すことができる。その都度、端末装置画面管理部42は、エージェント用対話画面211b(図11)及び患者用対話画面251b(図12)において、会計プラン226aを変化させて表示する。
前記では、評価目標期間の会計プラン226aについての第2のインタラクティブ操作を説明した。端末装置画面管理部42は、年間の会計プラン226bについても同様に第2のインタラクティブ操作を実行できる。
ステップS320において、端末装置画面管理部42は、家計画面を作成し、表示する。具体的には、端末装置画面管理部42は、第1に、過去月の入力を受け付ける。
端末装置画面管理部42は、第2に、ステップS316の「第5」において取得した、家族支払情報55(図7)のレコードのうちから、日時が、ステップS320の「第1」において受け付けた過去月に該当するレコードを抽出する。
端末装置画面管理部42は、第3に、ステップS320の「第2」において抽出したレコードを個人IDごとにソートし、個人別区分別支払実績欄273(図15)を作成する。
端末装置画面管理部42は、第4に、ステップS320の「第2」において抽出したレコードを区分ごとに集計し、支払金額についての円グラフである区分別比率グラフ274
(図15)を作成する。
端末装置画面管理部42は、第5に、ステップS320の「第2」において抽出したレコードを個人IDごとに集計し、支払金額についての帯グラフである個人別比率グラフ275(図15)を作成する。
端末装置画面管理部42は、第6に、ステップS320の「第3」〜「第5」において作成した個人別区分別支払実績欄273、区分別比率グラフ274及び個人別比率グラフ275を含む家計画面271(図15)を作成する。
端末装置画面管理部42は、第7に、ステップS320の「第6」において作成した家計画面271を、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。
(変形例)
患者又はエージェントが、提案選択領域225(例えば図11、図12参照)のチェックボックスに、チェックマークを入力するとき、候補となるサービスの詳細及び医療効果がわかれば便宜である。
ステップS314の「第3」において、端末装置画面管理部42は、サービス確認画面261(図14)を作成したうえで、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示してもよい。そして、端末装置画面管理部42は、患者又はエージェントがサービスカテゴリ選択タグ265a〜265fのいずれか1つを選択するのを受け付けると、受け付けたサービスカテゴリを検索キーとして、サービス情報54を検索し、該当するレコードを取得する。
次に、端末装置画面管理部42は、選定基準(図3の欄108)の優先順位に基づき取得したレコードを並べ替える。そして、並べ替えたレコードに基づいて、サービス候補表示欄267、268等を作成し、患者端末装置2及びエージェント端末装置3に送信し、出力装置13に表示する。端末装置画面管理部42が生体値領域264、267d、268dを作成する方法は、前記した通りである。
前記では、ある年の1月から12月までの暦年についての医療費等の支払を表示する例を説明した。これはあくまでも例であり、例えば、4月から翌年3月までの会計年を表示してもよい。さらに、現在時点から遡って4ヶ月、現在時点から将来に対して8ヶ月というように1年を設定してもよい。さらには、時系列の刻みを、「週」、「四半期」等としてもよい。
(実施形態の効果)
本実施形態は、以下の効果を奏する。
(1)患者は、自身が注意している生体値を改善するためのサービス候補を、その医療効果及びコストを視覚的に知った上で選択できる。さらに、患者は、治療プランにかかる「お金」、「期間」及び「効果」の優先順位を設定したうえで、サービス候補を視認できる。
(2)患者は、治療プランのコストと、目標期間の目標額との比較結果を、家族単位で視覚的に知ることができる。
(3)患者は、治療プランの複数の候補の効果を時系列で比較することができる。
(4)患者は、画面上のインタラクティブ操作によって、サービスの候補が動的に変化していく様子と、それに応じて効果及びコストが変化して行く様子とを視認できる。
(5)患者は、サービスカテゴリと医療科を指定したうえで、サービスの候補を知ることができる。
(6)患者は、リアルタイムでエージェントの画像及び音声を視聴できる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウエアで実現してもよい。また、前記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 健康管理システム
2 患者端末装置
3 エージェント端末装置
4 ネットワーク
5 対話型健康管理装置
11、31 中央制御装置(制御部)
12、32 入力装置
13、33 出力装置
14、34 主記憶装置(記憶部)
15、35 補助記憶装置(記憶部)
16、36 通信装置
17 カメラ
18 マイクロホン
19 スピーカ
41 送受信情報管理部
42 端末装置画面管理部
51 家族情報
52 生体情報
53 薬品情報
54 サービス情報
55 家族支払情報
201 設定画面
211a、211b エージェント用対話画面
251a、251b 患者用対話画面
261 サービス確認画面
271 家計画面

Claims (9)

  1. 時系列の生体値が、前記生体値のカテゴリごとに記憶される生体情報と、
    薬品に関連付けて、価格が記憶され、かつ、医師を含むサポータから入手される又は前記サポータの管理を受ける薬品情報と、
    サービスに関連付けて、前記生体値のカテゴリ、前記生体値に対する改善度、前記サービスの効果の発生が期待できる期間、及び、価格が記憶されるサービス情報と、
    を格納する記憶部と、
    患者が操作する端末装置から、前記生体値のカテゴリを受け付け、前記サービス情報における前記改善度、前記期間及び前記価格の間の優先順位を受け付け、
    実際の処方例に基づき前記薬品情報を検索し、薬品の候補を取得し、
    前記受け付けた生体値のカテゴリ及び優先順位に基づき前記サービス情報を検索し、サービスの候補を取得し、
    前記取得した薬品の候補及び前記取得したサービスの候補を、それぞれの価格とともに前記端末装置に表示し、
    前記表示したサービスの候補の前記改善度、及び、前記生体情報の過去値に基づき、前記受け付けた生体値のカテゴリについての生体値の予測値を算出し、
    前記算出した予測値を、時系列の図形として前記端末装置に表示し、
    前記表示したサービスの候補のうちから、前記患者が利用するサービスを選択する指示を、前記端末装置を介して受け付ける制御部と、
    を備えることを特徴とする、前記端末装置に接続される対話型健康管理装置。
  2. 前記記憶部は、
    前記患者に関連付けて、前記患者が属する家族が記憶される家族情報格納しており、
    前記制御部は、
    前記端末装置から前記家族の予算額を受け付け、
    前記表示した薬品及び前記指示により選択されたサービスの価格の合計額を前記家族について集計し、
    前記集計した合計額が前記受け付けた予算額に占める比率を、前記端末装置に、比率を示す図形として表示すること、
    を特徴とする請求項1の対話型健康管理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記取得した薬品の候補に基づく前記時系列の図形と、前記取得した薬品の候補及び前記取得したサービスの候補に基づく前記時系列の図形とを同じ座標軸に表示すること、
    を特徴とする請求項2の対話型健康管理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記端末装置の出力画面上において前記患者が前記時系列の図形に対して行う操作を受け付け、
    前記サービス情報のレコードを、前記受け付けた操作に応じて、前記改善度及び前記期間の順に並べ替えたうえで、それぞれ、上位又は下位の候補を除外し、
    前記取得した薬品の候補及び前記取得したサービスの候補を、それぞれの価格とともに前記端末装置に表示し、前記表示したサービスの候補の前記改善度、及び、前記生体情報の過去値に基づき、前記受け付けた生体値のカテゴリについての生体値の予測値を算出し、前記算出した予測値を、時系列の図形として前記端末装置に表示する処理を繰り返し実行すること、
    を特徴とする請求項3の対話型健康管理装置。
  5. 前記サービス情報は、
    前記サービスに関連付けて、前記サービスのカテゴリ及び前記サービスに関係する医療科を記憶しており、
    前記制御部は、
    前記端末装置から、前記サービスのカテゴリ及び前記医療科を受け付け、
    前記受け付けたサービスのカテゴリ及び医療科を用いて、前記サービス情報のレコードを絞りこむこと、
    を特徴とする請求項4の対話型健康管理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記端末装置の出力画面上において前記患者が前記比率を示す図形に対して行う操作を受け付け、
    前記サービス情報のレコードを、前記価格の順に並べ替えたうえで、上位又は下位の候補を除外し、
    前記集計した合計額が前記受け付けた予算額に占める比率を、前記端末装置に、比率を示す図形として表示する処理を繰り返し実行すること、
    を特徴とする請求項5の対話型健康管理装置。
  7. 前記端末装置は、
    前記患者と対話するエージェントが操作する端末装置を含み、
    前記制御部は、
    前記患者が操作する端末装置と、前記エージェントが操作する端末装置との間の通信を確立し、
    前記患者の画像及び音声を前記エージェントが操作する端末装置に送信し、
    前記エージェントの画像及び音声を前記患者が操作する端末装置に送信すること、
    を特徴とする請求項6の対話型健康管理装置。
  8. 記憶部は、
    時系列の生体値が、前記生体値のカテゴリごとに記憶される生体情報と、
    薬品に関連付けて、価格が記憶され、かつ、医師を含むサポータから入手される又は前記サポータの管理を受ける薬品情報と、
    サービスに関連付けて、前記生体値のカテゴリ、前記生体値に対する改善度、前記サービスの効果の発生が期待できる期間、及び、価格が記憶されるサービス情報と、
    を格納しており、
    制御部は、
    患者が操作する端末装置から、前記生体値のカテゴリを受け付け、前記サービス情報における前記改善度、前記期間及び前記価格の間の優先順位を受け付け、
    実際の処方例に基づき前記薬品情報を検索し、薬品の候補を取得し、
    前記受け付けた生体値のカテゴリ及び優先順位に基づき前記サービス情報を検索し、サービスの候補を取得し、
    前記取得した薬品の候補及び前記取得したサービスの候補を、それぞれの価格とともに前記端末装置に表示し、
    前記表示したサービスの候補の前記改善度、及び、前記生体情報の過去値に基づき、前記受け付けた生体値のカテゴリについての生体値の予測値を算出し、
    前記算出した予測値を、時系列の図形として前記端末装置に表示し、
    前記表示したサービスの候補のうちから、前記患者が利用するサービスを選択する指示を、前記端末装置を介して受け付けること、
    を特徴とする、前記端末装置に接続され、前記記憶部及び前記制御部を備える対話型健康管理装置の対話型健康管理方法。
  9. 対話型健康管理装置の記憶部に対し、
    時系列の生体値が、前記生体値のカテゴリごとに記憶される生体情報と、
    薬品に関連付けて、価格が記憶され、かつ、医師を含むサポータから入手される又は前記サポータの管理を受ける薬品情報と、
    サービスに関連付けて、前記生体値のカテゴリ、前記生体値に対する改善度、前記サービスの効果の発生が期待できる期間、及び、価格が記憶されるサービス情報と、
    を格納させ、
    前記対話型健康管理装置の制御部に対し、
    患者が操作する端末装置から、前記生体値のカテゴリを受け付け、前記サービス情報における前記改善度、前記期間及び前記価格の間の優先順位を受け付け、
    実際の処方例に基づき前記薬品情報を検索し、薬品の候補を取得し、
    前記受け付けた生体値のカテゴリ及び優先順位に基づき前記サービス情報を検索し、サービスの候補を取得し、
    前記取得した薬品の候補及び前記取得したサービスの候補を、それぞれの価格とともに前記端末装置に表示し、
    前記表示したサービスの候補の前記改善度、及び、前記生体情報の過去値に基づき、前記受け付けた生体値のカテゴリについての生体値の予測値を算出し、
    前記算出した予測値を、時系列の図形として前記端末装置に表示し、
    前記表示したサービスの候補のうちから、前記患者が利用するサービスを選択する指示を、前記端末装置を介して受け付ける処理を実行させること、
    を特徴とする、前記対話型健康管理装置を機能させるための対話型健康管理プログラム。
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