JP5968866B2 - シュラウドを備えた鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、シュラウドを備えた鞍乗り型車両に関する。
従来、運転者にニーグリップされる燃料タンクの側面から前方へ延びるタンクシュラウド(シュラウド)が、車幅方向に比較的大きく張り出たものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−075585号公報
ところで、特に燃料タンク下方に配置されたエンジンを冷却するべく走行風を多く取り入れるため、車幅方向も上下方向も大型化したシュラウドを備える車両においては、走行中にシュラウドに付着した雨滴がその上面に集まって運転者側へ流れることがある。
そこで本発明は、ニーグリップ部材の前方にシュラウドを備えた鞍乗り型車両において、走行中にシュラウドに付着した雨滴が運転者側へ流れることを抑止することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、運転者が跨るシート(9)と、前記シート(9)の前方に配置されて運転者の左右の膝に挟まれるニーグリップ部(15)を有するニーグリップ部材(8)と、前記ニーグリップ部材(8)の下方に配置されるエンジン(11)と、前記ニーグリップ部材(8)の側面からから前方に延びて前記エンジン(11)を冷却するための走行風を取り入れるシュラウド(20)と、を備える鞍乗り型車両(1)において、前記シュラウド(20)は、車幅方向外側に凸の膨出形状をなす外側面部(25)と、前記外側面部(25)における前後に延びる上縁部(25a)の車幅方向内側に平坦状に延びる上面部(26)と、前記外側面部(25)及び上面部(26)の間で前記上縁部(25a)に沿って延びる接続部(27)と、を有し、前記接続部(27)は、前記上縁部(25a)と交差する断面で、車幅方向内側に凸の凹面形状を形成するとともに、前記シュラウド(20)は、前記上面部(26)を前記ニーグリップ部材(8)の上面部(16)と連続させるように形成されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ニーグリップ部材(8)は、平面視で、前記ニーグリップ部(15)の前方に車幅方向の最大幅部(17a)を有し、前記シュラウド(20)は、平面視で、前記ニーグリップ部材(8)の最大幅部(17a)からさらに車幅方向外側に広がるように延びる拡幅部(28)を有し、前記接続部(27)は、平面視で、前記拡幅部(28)の車幅方向外側端に合流することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記シュラウド(20)は、前記上縁部(25a)と交差する断面における車幅方向外側の頂部(29b)を、後上がりに傾斜して前後に延ばし、前記頂部(29b)の後端部は、前記接続部(27)と前記拡幅部(28)との合流点(28b)でこれらに合流することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ニーグリップ部材(8)は、前記最大幅部(17a)を形成する張り出し部(17)を有し、前記シュラウド(20)は、前記上縁部(25a)と交差する断面における車幅方向外側の頂部(29b)を形成するシュラウド張り出し部(29)を有し、前記ニーグリップ部材(8)の張り出し部(17)は、側面視で、前記シュラウド張り出し部(29)の後方に連続するように、前記ニーグリップ部(15)の上方を先細りに後方へ延びることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、外側面部及び上面部の間に車幅方向内側に凸の凹面形状の接続部を形成することで、車幅方向外側に凸の膨出形状の外側面部を直接上面部に接続する場合と比べて、接続部の凹面形状が平坦状に延びる上面部に直角に近い角度で接続されるため、外側面部に付着した雨滴が上面側の手前でせき止められる。これにより、エンジン冷却のためにシュラウドを大型化した場合でも、その外側面部に付着した雨滴が上面部に回り込んだ後に運転者側へ流れることを抑止することができる。
また、ニーグリップ部材の上面部を越えないように制限されたスペースの中で、シュラウドを極力上方に張り出した形状とし、冷却風を多く取り入れることができる。
請求項2に記載した発明によれば、接続部の凹面形状でせき止めた雨滴が後方へ流れた後、拡幅部を伝ってニーグリップ部材側に流れることを抑止し、拡幅部の車幅方向外側から後方へ飛ばすことができる。
請求項3に記載した発明によれば、外側面部の頂部よりも下方に付着した雨滴は、大部分が頂部を越えずに下方へ流れ落ちるが、落ち切れなかった雨滴があっても、接続部との合流点から後方へ飛ばすことができる。
請求項4に記載した発明によれば、運転者の両膝が合流点に対して幅の狭いニーグリップ部を挟むので、合流点から後方へ飛ばされる雨滴が両膝に当たり難くすることができる。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。


本発明の実施形態における自動二輪車の車体前部の左側面図である。 上記自動二輪車の前面図である。 上記自動二輪車の車体前部の上面図である。 上記自動二輪車のタンクシュラウドのシュラウドインナーの左側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。図中線CLは車体左右中心線を示す。
図1、図2は本実施形態の自動二輪車(鞍乗り型車両)1の車体前部を示す。自動二輪車1の前輪2は左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支される。左右フロントフォーク3の上部はステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端部のヘッドパイプ6に操向可能に枢支される。ステアリングステム4のトップブリッジ上には操向用のバーハンドル4aが取り付けられる。ステアリングステム4にはヘッドランプ4b及びメータ装置4c等が支持される。
車体フレーム5において、ヘッドパイプ6の後方にはメインフレーム7が延びる。メインフレーム7の下方にはエンジン(内燃機関)11が搭載される。メインフレーム7上には燃料タンク8が配置され、燃料タンク8の後方には運転者等が乗車する鞍乗りシート9が配置される。
エンジン11は、その下部を構成するクランクケース12の前部上方にシリンダ13を起立させる。シリンダ13は、クランクケース12側から順に、シリンダ本体、シリンダヘッド及びヘッドカバーを有する。
燃料タンク8は例えば鋼板製とされ、メインフレーム7を左右に跨ぐように形成される。
図3を併せて参照し、燃料タンク8の後下部の左右両側には、鞍乗りシート9に着座した運転者の両膝間に挟まれるニーグリップ部(凹形状部)15が形成される。燃料タンク8の前下部の左右両側には、燃料タンク8の下方に位置するエンジン11に走行風を導くタンクシュラウド20が左右一対に設けられる。
図1、図4を参照し、タンクシュラウド20は、側面視で概ね三角形状をなし、上側ほど前側に位置するように傾斜した前辺部20aと、後側ほど上側に位置するように傾斜した上辺部20bと、前片部の下端及び上辺部20bの後端の間に渡る後下辺部20cと、を有する。タンクシュラウド20は、燃料タンク8の側面から前下方に張り出し、側面視でエンジン11のシリンダ13の前方に位置するように設けられる。
タンクシュラウド20は、その車幅方向内側部を構成するインナーシュラウド21と、車幅方向外側部を構成するアウターシュラウド24と、を備える。
図4を参照し、インナーシュラウド21は、タンクシュラウド20の側面視形状と同様の三角形状に形成されるのに対し、アウターシュラウド24は、側面視で前記前辺部20a及び上辺部20bに沿う概ねV字形状に形成される。
タンクシュラウド20の前辺部20aの上部は、側面視で前方に凸のV字形状をなし、このV字形状に沿うように、タンクシュラウド20内に走行風を導入可能とする走行風取り入れ口31が形成される。この走行風取り入れ口31よりタンクシュラウド20内に導入された走行風は、その大部分がエンジン11のシリンダ13に向けて導出される。
走行風取り入れ口31内には、前下がりに傾斜したルーバー32が設けられる。ルーバー32は、インナーシュラウド21の外側面から車幅方向外側に起立する複数のリブ32aで構成される。走行風取り入れ口31にルーバー32を設けることで、タンクシュラウド20内に取り入れる走行風を整流して抵抗を抑えることができる。タンクシュラウド20をアウターシュラウド24及びインナーシュラウド21の二部品構成とし、一方の部品の片面に形成した複数のリブ32aでルーバー32を構成することで、ルーバー32を容易に設けることができる。
図2を併せて参照し、アウターシュラウド24は、車幅方向外側に凸の膨出形状をなす外側面部25と、外側面部25における前後に延びる上縁部25aの上方かつ車幅方向内側で略水平な平坦状に延びる上面部26と、外側面部25及び上面部26の間で上縁部25aに沿って前後に延びる接続部27と、を有する。接続部27は、上縁部25aと交差する断面(図2中に破線で示す)で、シュラウド外方に凸の膨出形状をなす外側面部25及び上面部26に対し、シュラウド内方に凸の凹面形状を形成する。
車幅方向外側に凸の膨出形状の外側面部25をそのまま上方に凸の膨出形状の上面部26に接続すると、外側面部25と上面部26とがシュラウド外方に凸の面一に連続した湾曲形状を形成するように連なるが、外側面部25と上面部26との間に凹面形状の接続部27を設けることで、接続部27の上縁部が略垂直に立ち上がり、略水平な上面部26の外側縁部との間に直角に近い屈曲形状を形成するように連なる。
タンクシュラウド20は、多くの走行風を取り入れるために、特に上面部26の高さを燃料タンク8の上面部16と同等の高さにしているが、このようにタンクシュラウド20を大型化して外側面部25を広くした場合でも、外側面部25と上面部26との間に凹状の接続部27を設けることで、外側面部25に付着した雨滴が上面部26に回り込み難くなる。
図1、図3を参照し、燃料タンク8の左右両側には、ニーグリップ部15の前方から上方に渡り、車幅方向外側に張り出すタンク張り出し部17が形成される。タンク張り出し部17は、後上がりに傾斜して前後に延び、ニーグリップ部15の上方で後側ほど上下幅を狭めた先細りに形成される。タンク張り出し部17の上縁高さは、タンク上面部16の外側縁部と同等の高さにある。図3中符号16aはタンク上面部16に配置されたタンクキャップを示す。
図3の平面視において、タンク張り出し部17は、ニーグリップ部15の前上方に、車幅方向の幅を最大とするタンク最大幅部17aを形成する。
また、図3の平面視で、アウターシュラウド24は、タンク最大幅部17aの近傍からさらに車幅方向外側に広がるように斜め前方に延びる拡幅部28を形成する。
拡幅部28は、上面部26の後端部を含んで形成される。拡幅部28は、その車幅方向外側端部に外側面部25の後端部を接続する。拡幅部28及び外側面部25の間には、シュラウド外方に凸の屈曲形状部28aが形成される。この屈曲形状部28aでは、拡幅部28及び外側面部25に加えて接続部27の後端部が合流する。接続部27を伝ってその後端部に流れた雨滴は、拡幅部28及び外側面部25の間の屈曲形状部28aからニーグリップ部15側に流れることなく後方へ飛ばされる。
タンクシュラウド20(アウターシュラウド24)には、前記上辺部20bに沿うように前後に延びるとともに車幅方向外側に張り出すシュラウド張り出し部29が形成される。
図1の側面視において、シュラウド張り出し部29は、後上がりに傾斜して前後に延び、かつ後側ほど上下幅を狭めた先細りに形成される。シュラウド張り出し部29の上縁高さは、外側面部25の上縁部25aと同等の高さにある。
図3の平面視において、シュラウド張り出し部29は、左右タンクシュラウド20間の車幅方向の幅を最大にするシュラウド最大幅部29aを形成する。
図1、図2を参照し、上縁部25aと交差する断面において、シュラウド最大幅部29aを形成するシュラウド張り出し部29の頂部29bは、側面視で後上がりに傾斜して延び、接続部27と拡幅部28との合流点28bでこれらに合流する。頂部29bよりも下方に付着した雨滴は、走行風の影響を受けても頂部29bを越えて上方に流れることは少なく、頂部29bよりも下方で前記合流点28bまで流れた後、接続部27を流れた雨滴とともに後方へ飛ばされる。
図1を参照し、燃料タンク8のタンク張り出し部17は、シュラウド張り出し部29の後方に連続するように、ニーグリップ部15の上方を先細りに後方へ延びる。ニーグリップ部15は、タンク張り出し部17及びシュラウド張り出し部29の何れに対しても車幅方向の幅が狭く、これを挟む運転者の両膝は車幅方向内側に入り込むので、合流点28bから後方へ飛ばされる雨滴が運転者の両膝に当たり難くなる。
以上説明したように、上記実施形態における自動二輪車1は、タンクシュラウド20を備えた鞍乗り型車両であって、タンクシュラウド20は、車幅方向外側に凸の膨出形状をなす外側面部25と、外側面部25における前後に延びる上縁部25aの車幅方向内側に平坦状に延びる上面部26と、外側面部25及び上面部26の間で上縁部25aに沿って延びる接続部27と、を有し、接続部27は、上縁部25aと交差する断面で、車幅方向内側に凸の凹面形状を形成するものである。
この構成によれば、外側面部25及び上面部26の間に車幅方向内側に凸の凹面形状の接続部27を形成することで、車幅方向外側に凸の膨出形状の外側面部25を直接上面部26に接続する場合と比べて、接続部27の凹面形状が平坦状に延びる上面部26に直角に近い角度で接続されるため、外側面部25に付着した雨滴が上面側の手前でせき止められる。これにより、エンジン冷却のためにタンクシュラウド20を大型化した場合でも、その外側面部25に付着した雨滴が上面部26に回り込んだ後に運転者側へ流れることを抑止することができる。
また、上記鞍乗り型車両では、燃料タンク8は、平面視で、ニーグリップ部15の前方に車幅方向のタンク最大幅部17aを有し、タンクシュラウド20は、平面視で、燃料タンク8のタンク最大幅部17aからさらに車幅方向外側に広がるように延びる拡幅部28を有し、接続部27は、平面視で、拡幅部28の車幅方向外側端に合流するものである。
この構成によれば、接続部27の凹面形状でせき止めた雨滴が後方へ流れた後、拡幅部28を伝って燃料タンク8側に流れることを抑止し、拡幅部28の車幅方向外側から後方へ飛ばすことができる。
また、上記鞍乗り型車両では、タンクシュラウド20は、上面部26を燃料タンク8のタンク上面部16と連続させるように形成されるものである。
この構成によれば、燃料タンク8の上面部16を越えないように制限されたスペースの中で、タンクシュラウド20を極力上方に張り出した形状とし、冷却風を多く取り入れることができる。
また、上記鞍乗り型車両では、タンクシュラウド20は、上縁部25aと交差する断面における車幅方向外側の頂部29bを、後上がりに傾斜して前後に延ばし、頂部29bの後端部は、接続部27と拡幅部28との合流点28bでこれらに合流するものである。
この構成によれば、外側面部25の頂部29bよりも下方に付着した雨滴は、大部分が頂部29bを越えずに下方へ流れ落ちるが、落ち切れなかった雨滴があっても、接続部27との合流点28bから後方へ飛ばすことができる。
また、上記鞍乗り型車両では、燃料タンク8は、タンク最大幅部17aを形成するタンク張り出し部17を有し、タンク張り出し部17は、側面視で、タンクシュラウド20の頂部29bを形成するシュラウド張り出し部29の後方に連続するように、前記ニーグリップ部15の上方を先細りに後方へ延びるものである。
この構成によれば、運転者の両膝が合流点28bに対して幅の狭いニーグリップ部15を挟むので、合流点28bから後方へ飛ばされる雨滴が両膝に当たり難くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
ニーグリップ部材は燃料タンク8に限らず物品収納箱やエアクリーナケースであってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
8 燃料タンク(ニーグリップ部材)
9 鞍乗りシート(シート)
11 エンジン
15 ニーグリップ部
16 タンク上面部(上面部)
17 タンク張り出し部(張り出し部)
17a 最大幅部
20 タンクシュラウド(シュラウド)
25 外側面部
25a 上縁部
26 上面部
27 接続部
28 拡幅部
28b 合流点
29 シュラウド張り出し部
29b 頂部

Claims (4)

  1. 運転者が跨るシート(9)と、
    前記シート(9)の前方に配置されて運転者の左右の膝に挟まれるニーグリップ部(15)を有するニーグリップ部材(8)と、
    前記ニーグリップ部材(8)の下方に配置されるエンジン(11)と、
    前記ニーグリップ部材(8)の側面からから前方に延びて前記エンジン(11)を冷却するための走行風を取り入れるシュラウド(20)と、を備える鞍乗り型車両(1)において、
    前記シュラウド(20)は、車幅方向外側に凸の膨出形状をなす外側面部(25)と、前記外側面部(25)における前後に延びる上縁部(25a)の車幅方向内側に平坦状に延びる上面部(26)と、前記外側面部(25)及び上面部(26)の間で前記上縁部(25a)に沿って延びる接続部(27)と、を有し、
    前記接続部(27)は、前記上縁部(25a)と交差する断面で、車幅方向内側に凸の凹面形状を形成するとともに、
    前記シュラウド(20)は、前記上面部(26)を前記ニーグリップ部材(8)の上面部(16)と連続させるように形成されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記ニーグリップ部材(8)は、平面視で、前記ニーグリップ部(15)の前方に車幅方向の最大幅部(17a)を有し、
    前記シュラウド(20)は、平面視で、前記ニーグリップ部材(8)の最大幅部(17a)からさらに車幅方向外側に広がるように延びる拡幅部(28)を有し、
    前記接続部(27)は、平面視で、前記拡幅部(28)の車幅方向外側端に合流することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記シュラウド(20)は、前記上縁部(25a)と交差する断面における車幅方向外側の頂部(29b)を、後上がりに傾斜して前後に延ばし、前記頂部(29b)の後端部は、前記接続部(27)と前記拡幅部(28)との合流点(28b)でこれらに合流することを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記ニーグリップ部材(8)は、前記最大幅部(17a)を形成する張り出し部(17)を有し、
    前記シュラウド(20)は、前記上縁部(25a)と交差する断面における車幅方向外側の頂部(29b)を形成するシュラウド張り出し部(29)を有し、
    前記ニーグリップ部材(8)の張り出し部(17)は、側面視で、前記シュラウド張り出し部(29)の後方に連続するように、前記ニーグリップ部(15)の上方を先細りに後方へ延びることを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両。
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