JP5968082B2 - 耐力壁を構成し得る不燃パネル - Google Patents

耐力壁を構成し得る不燃パネル Download PDF

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本発明は、建築資材として多く用いられる不燃パネル(いわゆる石膏ボードまたはプラスターボード)に関するものであって、特にパネル自体に強度を併せ持たせるように改良した新規な不燃パネルに係るものである。
建築物には、通常、不燃性や遮熱性などの観点から壁(壁内)に不燃性のボード(不燃パネル)が組み込まれている。この種の不燃パネルは、発癌性が指摘されるアスベスト製のものに替わり、ケイ酸カルシウム等の無機質素材を低密度でボード状に形成し、不燃パネルとした建築資材が普及している(例えば特許文献1参照)。このものは、優れた不燃性に加え、遮熱効果・断熱効果・防音効果なども高く、且つ低密度成形されているため現場での加工のし易さも具備しており、これらがその普及の一因となっている。
しかし、強度面では充分ではないため、建築物の構造材としては使用できず、例えば不燃パネルを耐力壁に用いる場合には、別途、強度部材として構造用合板等を併用する対策などが採られていた。
特開平4−30050号公報
本発明は、このような背景を認識してなされたものであって、使い勝手と機能性に優れた無機質系の現行不燃パネルに対し、その利点を損なうことなく、更に耐力壁としての機能をも付与できるようにした新規な改良を提案するものである。
すなわち請求項1記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネルは、
無機質素材を低密度板状に形成したボード主材と、このボード主材の一方ののみに積層固着させたボード補強材とを具え、このボード補強材は、ボード主材より薄い木質芯材と、この木質芯材の双方の面に積層固着させた金属素材を適用した表殻板とを具えて成ることを特徴として成るものである。
また請求項2記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネルは、前記請求項1記載の要件に加え、
前記金属素材を適用した表殻板は、ボード主材よりも小さい面積であり、積層状態においてボード主材の周縁部に表殻板の存在しない調整代が形成されることを特徴として成るものである。
また請求項3記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネルは、前記請求項1または2記載の要件に加え、
前記表殻板には、配線用または配管用のユーティリティ切り欠き孔が予め開口されて成ることを特徴として成るものである。
また請求項4記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネルは、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、
前記ボード主材とボード補強材とを具えた不燃パネルは、既存の不燃パネルの規格寸法と同一寸法に形成されていることを特徴として成るものである。
また請求項5記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネルは、前記請求項4記載の要件に加え、
前記規格寸法のうち不燃パネルの厚み寸法は12.5mmであり、
この厚み寸法を実現するために9.5mm厚のボード主材を適用し、
且つボード補強材は、木質芯材を2.3mm厚の木質合板とし、その両面に0.35mm厚の表殻板が積層されて成ることを特徴として成るものである。
これら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1記載の発明によれば、ボード主材(無機質素材)の一面に、木質芯材と表殻板(金属板)とを具えたボード補強材を積層固着させるため、ボード主材としては、耐力壁としての強度は有していなくても、これにボード補強材を積層固着させることによって、耐力壁として充分な強度を発揮し得る不燃パネルを実現することができる。
また請求項2記載の発明によれば、不燃パネルの全外周に、表殻板(金属板)の存在しない調整代が設けられるため、建築現場で不燃パネルを現物合わせでカットする作業が容易となり、ひいては不燃パネルの施工性を向上させ得る。すなわち、建築現場では、例えば手ノコによるノコ挽き作業等によって、不燃パネル(端縁部)を現物合わせで微調整的に切り落とさなければならないことがあり、本発明では、表殻板(金属板)が存在しない調整代部分をカットすれば良いため(金属板をカットせずに済むため)、このような作業が能率的に行い得るものである。
また請求項3記載の発明によれば、金属製の表殻板には、配線用または配管用のユーティリティ切り欠き孔が予め開口されるため、電気配線や水回りあるいは空調設備等の配管を壁面に通さなければならない場合、このユーティリティ切り欠き孔を利用して、容易に配管を通すことができ、このような作業が能率的に行える。逆に言えば、金属製の表殻板にユーティリティ切り欠き孔が一切無い場合には、上記配管を通す部位で、その都度、金属製の表殻板に孔を開けなければならず、開口作業に手間取ることが考えられる。
また請求項4記載の発明によれば、本発明の不燃パネルは、既存の不燃パネルと同一の規格寸法に形成されるため、例えば不燃パネルを施工する作業者(職人)は、従来から扱い慣れた仕様で作業ができ、これまでに培ってきた経験や勘をそのまま生かした作業が行い得る。
また請求項5記載の発明によれば、不燃パネルは、9.5mm厚のボード主材(無機質素材)・0.35mm厚の表殻板(金属板)・2.3mm厚の木質芯材・0.35mm厚の表殻板(金属板)をこの順で積層して成り、計12.5mmという一般的な不燃パネルの厚み寸法を実現する。このため、従来と全く同じ設計仕様や施工態様あるいは使い勝手などを達成しながら耐力壁としても充分に機能する、性能的に優れた不燃パネルを提供することができる。
本発明の不燃パネル(耐力壁を構成し得る不燃パネル)の施工例、並びに該不燃パネルを示す平面図、並びにボード補強材の構造を異ならせた不燃パネルを部分的に示す平面図(a)である。 表殻板が張設されたボード主材を、表殻板の方から(背面側から)示す斜視図である。 本発明に関連する不燃パネルの参考例を種々示す部分的な平面図である。 骨枠状の表殻板が張設されたボード主材を、表殻板の方から(パネル背面側から)示す斜視図であり、またパネル正面側に設けられる表層シートに、表殻板パターンを形成する(表殻板の肉抜き部を示す)様子を併せ示す図である。 金属製の表殻板に対し足付けリブを形成し、ボード主材と強固に密着(接合)させるようにした実施例を示す平面図(a)、並びに当該表殻板のみを示す斜視図(b)である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に述べるものをその一つとするとともに、更にその技術思想内において改良し得る種々の手法を含むものである。
本発明の「耐力壁を構成し得る不燃パネルP(以下、単に不燃パネルPと記す)」は、一例として図1に示すように、適宜の室内Rの壁面W等を構成するように用いられ(壁内に組み込まれ)、その室内R側の面には、最終的に塗装、珪藻土、壁紙張設などの適宜の化粧処理(内装)が施される。
不燃パネルPは、例えば同図1の平面図に示すように、無機質素材を低密度状に形成したボード主材1と、このボード主材1の一方の面に積層固着させたボード補強材2とを具えて成るものである。また、ボード補強材2は、ボード主材1より薄い木質芯材4と、この木質芯材4の双方の面に金属素材を適用した表殻板5を具えて成るものである。なお、図1に示す実施例では、ボード主材1の室内R側の面に(ボード補強材2の反対側の面に)、板紙樹脂シートやクラフト紙等を適用した表層シート3を張設するものである。
以下、上記ボード主材1、ボード補強材2について更に説明する。
まずボード主材1は、例えばケイ酸カルシウム等の不燃材料の粉体をボード状に低密度に結着させて成るものであり、不燃性に加え、遮熱性・断熱性・防音性等に優れたものである。
なお、本実施例では、上述したようにボード主材1の一面(片面)のみにボード補強材2を一体的に積層固着させるとともに、反対側の面には板紙樹脂シートやクラフト紙等を適用した表層シート3が張設されるものであり、好ましい形態である。因みに、上記表層シート3によって、ボード主材1の素材たるケイ酸カルシウム等が作業中等に一部剥離して作業環境を悪化させることがないように考慮されている。
そして、実際の使用(施工)にあたっては、例えば同図1に示すように、ボード補強材2側を室外側に向け、室内R側に表層シート3が向くように不燃パネルPが施工される。
なお、ボード主材1は、例えば図1(a)に示すように、室内R側の端縁部に、面取り加工が施されることもあるし、また室内R側に設けられた表層シート3が背面側(室外側)まで折り返し状に設けられることもある。
次に、ボード補強材2について説明する。ボード補強材2は、ボード主材1(不燃パネルP)に、耐力壁として耐え得る耐久性や強度を付与するものであり、本実施例では、上記図1に示すように、ボード主材1より薄い木質芯材4と、その両面に積層された金属製の表殻板5とを具えて成るものである。すなわち、図1に示す実施例では、不燃パネルPは、ボード主材1(無機質素材)・表殻板5(金属板)・木質芯材4・表殻板5(金属板)を積層した言わば4層構造で形成され、更にボード主材1の室内R側表面に表層シート3が設けられるものである。
次に、ボード主材1・表殻板5・木質芯材4の好適な寸法例(厚み寸法や正面視寸法)について説明する。なお、本発明はこのような厚み寸法・正面視寸法に限定されるものではなく、種々の設定が採り得るものである。
まずボード主材1の厚み寸法は、一例として図1に示すように9.5mmとする。また木質芯材4の厚み寸法は、一例として2.3mm厚の木質合板とする。更にその両面の表殻板5の厚み寸法は一例として0.35mm厚の鉄系金属板とするものであり、これは表殻板5自体が、例えば通常の建築作業等に用いる充電式ドライバー(インパクトドライバー)等のネジの締め付けトルクによって充分貫通する程度の厚みであることを考慮して設定された寸法である。そして、このような寸法設定であれば、従来の不燃パネルの最も一般的な12.5mm(9.5+0.35+2.3+0.35)という厚み寸法に、本発明の不燃パネルPの厚み寸法を形成することができ、好ましいものである。すなわち、従来の不燃パネルと同じ厚み寸法にすることで、不燃パネルPに耐力壁としての機能を付与しながらも、従来と全く同じ設計仕様や施工態様あるいは使い勝手などを達成することができるものである。
また不燃パネルP(ボード主材1)の正面視寸法は、一例として縦寸法が約1820mm、横寸法が約910mmとするものであり、この寸法が言わば従来から最も汎用される不燃パネルの寸法規格である(いわゆる3×6版(サブロクバン))。
もちろん、本発明は上述したように上記のような厚み寸法・正面視寸法に限定されるものではなく、種々の設定が採り得るものである。
また、表殻板5の正面視サイズは、ボード主材1より一回り小さな面積とするものであり、具体的には例えば図2に示すように、表殻板5の輪郭(外郭)はボード主材1に対し、縦方向で10mm・横方向で5mmそれぞれ端縁部(周縁部)から内側に入った位置に形成される。すなわち、ボード主材1の外周部には、金属製の表殻板5が存在しない部位が形成されるものであり、ここを調整代21とするものである。
この調整代21は、建築現場において不可避的に行われる不燃パネルPのカット(現物合わせ)を容易にするものであり、ひいては不燃パネルPの施工性を向上させ得るものである。すなわち、建築現場では、例えば手ノコによるノコ挽き作業等によって、不燃パネルP(端縁部)を現物合わせで多少切り落とすことが多く行われる。その際、不燃パネルPの外周部に表殻板5(金属板)の存在しない調整代21があれば、この際のカット作業がスムーズに且つ正確に行え、不燃パネルPの施工自体も能率的に行い得るものである。
なお、木質芯材4の正面視サイズは、図1に示すように基本的にボード主材1と同一とするが、ボード主材1と木質芯材4との間に形成されるクリアランス(表殻板5の厚み寸法)が、上記現物合わせのカット作業に悪影響を及ぼす場合等には、例えば図1(a)に示すように、木質芯材4も表殻板5と同じ大きさ(ボード主材1よりも一回り小さいサイズ)に形成することも可能である。
また、表殻板5には、例えば図2に併せて示すように、ユーティリティ切り欠き孔51を予め形成しておくことが好ましい。これは、電気配線や水回りあるいは空調設備等の配管を壁面Wに通す作業を容易にするためである。すなわちユーティリティ切り欠き孔51が予め開口されていれば、このような配管を通すための開口作業は、ボード主材1と木質芯材4との孔開け加工で済み(金属製の表殻板5に孔を開ける必要がなく)、作業が行い易いものである。逆に言えば、金属製の表殻板5に電動ドリルやノコ挽き等で孔を開ける作業は、相応の抵抗が掛かり、作業が円滑に行い得ないことが考えられるものである。なお、上記のような配管等は、一般に形成位置がある程度限定されるため、ユーティリティ切り欠き孔51の位置も、これに基づいて形成(開口)されることが好ましい。
〔他の実施例〕
本発明は以上述べた実施例を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
ここで、例えば図3(a)は、ボード主材1の両面にボード補強材2を設けた形態であり、本発明に関連する参考例である。
また、図3(b)は、木質芯材4の室外側(不燃パネルPの最も室外側)に表殻板5を一枚のみ設けた形態であり、更に図3(c)は、ボード主材1と木質芯材4の間に表殻板5を一枚のみ設けた形態であり、これらも本発明に関連する参考例である。
更にまた、図3(d)は、ボード補強材2をボード主材1の両面に設けるとともに、室内R側では、ボード主材1と木質芯材4の間に表殻板5を一枚のみ設け、室外側では、最も室外側となる位置で木質芯材4に密着するように表殻板5を一枚のみ設けた形態であり、これも本発明に関連する参考例である。
なお、上述した基本の実施例では、金属製の表殻板5にユーティリティ切り欠き孔51を全く形成しない形態はもちろん、より好ましい形態として表殻板5に予めユーティリティ切り欠き孔51を形成する形態を説明した。しかし、表殻板5にユーティリティ切り欠き孔51としての開口を形成するにあたっては他の手法も考えられ、例えば図4に示すような表殻板5も可能である。すなわち、この表殻板5は、上記ユーティリティ切り欠き孔51を規則的または不規則的に複数設けたような形態であり、表殻板5を骨枠状表殻板5Aとしたタイプのものである。具体的には、実際に強度部材として表殻板5が担う耐力を考慮し、また軽量化あるいは作業性等も考慮して、表殻板5を本図に示すように骨枠部52と、それらの間に形成される肉抜き部53とによって形成するものであり(いわゆる肉抜き状)、これによって形成される肉抜き部53を実質的にユーティリティ切り欠き孔51とするものである。
更に、表層シート3においては、例えば上記図4に併せ示すように、骨枠状表殻板5Aにおける骨枠部52と肉抜き部53との位置あるいは表殻板5のユーティリティ切り欠き孔51が施工時に理解し易いように表層シート3に対して表殻板パターン31を印刷しておき、電気配線や水回りあるいは空調設備等の配管を通すための孔開け加工の目安とすることが可能である。なお、図4に示す表殻板パターン31は、表層シート3を裏面(ボード主材1に張設される面)から視ているために、肉抜き部53(ユーティリティ切り欠き孔51)を破線で描いたものであり、表層シート3を室内R側(表面)から視た場合には、明確に目視できるように印刷されるものである。
因みに、表殻板5自体は、上述したように例えば通常の建築作業等に用いる充電式ドライバー等のネジの締め付けトルクによって充分それが貫通する程度の厚みに設定されることが好ましい。もちろん、表殻板5の厚みが、このような木ネジの貫通を許容しない厚みに設定されているときには、別途、電気ドリル等で下孔を開口した後、ビス留め等を行うものである。
また例えばボード主材1と表殻板5(ボード補強材2)との接合(密着)をより強化したい場合等には、例えば図5に示すように、互いの接合面にアリ溝状の係合を形成しておき、ボード主材1と表殻板5との一体化をより強固にすることが可能である。ここで、表殻板5に対して形成される凸部を足付けリブ55とする。もちろん、このような接合(密着)を強化するための構成は、必ずしもアリ溝状でなくても構わない。
本発明の不燃パネルPは、以上述べたような種々の実施例が採り得るものであり、以下、このような不燃パネルPを用いて壁面Wを形成(構成)する施工態様について説明する。これには、建築物の取付下地(例えば間柱や胴縁など)に不燃パネルPをあてがい、寸法出しした後、必要に応じて現物合わせでサイズを調整し(切断し)、その後、取付下地にビス留め等の手段で固定する。この際、従来の不燃パネル(無機質素材)では、これ自体に強度がなかったため、耐力壁となる壁面に不燃パネルを適用した場合には、これと併せて構造用合板などを設けていたが、本発明では不燃パネルPに一体的に積層されるボード補強材2がこの作用(強度)を担うため、施工にあたり補強用の構造用合板は必要ないものである。
このようにして不燃パネルPを張り終えた後、電気配線や水回りあるいは空調設備等の配管を通すための開口作業が必要であれば、適宜の位置に孔開け加工を行う。この際、表層シート3に表殻板パターン31が印刷してあれば、金属部材が存在しない肉抜き部53やユーティリティ切り欠き孔51に孔開け作業を施すことができ、正確且つ能率的に開口作業が行えるものである。
また、施工した不燃パネルPに内装仕上げを行うにあたっては、例えば前記表層シート3の上から塗装、珪藻土、壁紙張設など適宜の化粧処理を行うものである。
P 不燃パネル
1 ボード主材
2 ボード補強材
3 表層シート
4 木質芯材
5 表殻板
5A 骨枠状表殻板

2 ボード補強材
21 調整代

3 表層シート
31 表殻板パターン

5 表殻板
51 ユーティリティ切り欠き孔

5A 骨枠状表殻板
52 骨枠部
53 肉抜き部

55 足付けリブ

R 室内
W 壁面

Claims (5)

  1. 無機質素材を低密度板状に形成したボード主材と、このボード主材の一方ののみに積層固着させたボード補強材とを具え、このボード補強材は、ボード主材より薄い木質芯材と、この木質芯材の双方の面に積層固着させた金属素材を適用した表殻板とを具えて成ることを特徴とする、耐力壁を構成し得る不燃パネル。
  2. 前記金属素材を適用した表殻板は、ボード主材よりも小さい面積であり、積層状態においてボード主材の周縁部に表殻板の存在しない調整代が形成されることを特徴とする請求項1記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネル。
  3. 前記表殻板には、配線用または配管用のユーティリティ切り欠き孔が予め開口されて成ることを特徴とする請求項1または2記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネル。
  4. 前記ボード主材とボード補強材とを具えた不燃パネルは、既存の不燃パネルの規格寸法と同一寸法に形成されていることを特徴とする請求項1、2または3記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネル。
  5. 前記規格寸法のうち不燃パネルの厚み寸法は12.5mmであり、
    この厚み寸法を実現するために9.5mm厚のボード主材を適用し、
    且つボード補強材は、木質芯材を2.3mm厚の木質合板とし、その両面に0.35mm厚の表殻板が積層されて成ることを特徴とする請求項4記載の、耐力壁を構成し得る不燃パネル。
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