JP2007303157A - 外壁パネルおよび外壁の窓構造 - Google Patents

外壁パネルおよび外壁の窓構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007303157A
JP2007303157A JP2006132615A JP2006132615A JP2007303157A JP 2007303157 A JP2007303157 A JP 2007303157A JP 2006132615 A JP2006132615 A JP 2006132615A JP 2006132615 A JP2006132615 A JP 2006132615A JP 2007303157 A JP2007303157 A JP 2007303157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
wall
width
opening
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006132615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4613874B2 (ja
Inventor
Masaru Noma
賢 野間
Keiichi Tomiyama
惠一 冨山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2006132615A priority Critical patent/JP4613874B2/ja
Publication of JP2007303157A publication Critical patent/JP2007303157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4613874B2 publication Critical patent/JP4613874B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

【課題】 十分な強度、耐力を備え、建物の各部に応じた幅の切断を許容しうる施工性の高い外壁パネルを提供し、また重厚感や、奥行きのある意匠表現を可能にすることによって、建物を意匠性の高い外観に仕上げることのできる外壁の窓構造を提供する。
【解決手段】 室外側表面に形成された意匠層2と、この意匠層2の内側の基材層3を有する。基材層3はファスニング用フレームを層内に納めうる厚さで形成されている。基材層3の中空部32は、3本を繰り返し単位30として幅方向に複数単位が連続するように形成され、繰り返し単位30ごとに隣り合う中空部32,32同士の間隔が拡げて配設される。この繰り返し単位の幅Wは、その整数倍に相当する幅が、建物のモジュールとほぼ合致するように設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の外壁面を構成する外壁パネル、およびこの外壁パネルを用いた外壁の窓構造に関する。
近年、建物の外壁をパネル化したものとして、長方形状に枠組みされたスチール製の補強フレームにサイディング板材等が取り付けられた外壁パネルなどが知られている。この種の外壁パネルは、板材の表面を屋外側へ露出させるようにして建物の壁面に建て込まれ、外壁を構成するようになされている。
従来、この種の外壁パネルでは、厚さが15mm〜16mm程度の基材の裏面側に鉄板等の補強材を貼り合わせて壁強度をもたせ、さらに裏面四周に接着剤やビス等を用いて鉄枠を取り付けることで、外壁の納まりを形成していた。
例えば、特許文献1には、無機質外壁面材と金属板とからなる外壁パネルについて記載されている。無機質外壁面材は、長尺板状の金属板が裏面に添設されており、この金属板を介して建物構造体に取り付けられる構造となっている。
特開2003−328528号公報
上記したような従来の外壁パネルは、パネル自体に厚さがそれほどなく、鉄板との複合パネルとされているため、パネル表面に多数の傷が付いた場合などにはパネルに反りが発生する可能性があった。したがって、パネルに生じうる反りを抑制しつつ、曲げ強度や耐衝撃強度、防火性能等の外壁面に求められる各種の性能を具備する外壁パネルが求められていた。
また、従来の外壁パネルを建物の窓周りに使用する場合、開口部の幅で配設した二枚の外壁パネルの上下に、開口部幅に合わせて形成した窓上パネルおよび窓下パネルを組み合わせて外壁面を構成する手法がとられていた。しかし、施工時のパネル枚数が増え、構造体への接合金具等の部品点数も増えるため施工が煩雑になり、建物ごとに窓寸法に合わせた窓上パネルおよび窓下パネルと製造しなければならないという不都合があった。
さらに、このような外壁パネルを用いた外壁面に窓を設ける場合、前記のように配設した複数枚の外壁パネルに、サッシユニットが開口部とほぼ同一面となるように配設されるため、意匠性の乏しい外観を呈するものとなっていた。
そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、十分な強度、耐力を備えてパネルの反りを低減できるようにし、建物の各部に応じた施工性の高い外壁パネルを提供するとともに、重厚感や、奥行きのある意匠表現を可能にして、建物を意匠性の高い外観に仕上げることのできる外壁の窓構造を提供するものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、軸組フレームにファスニング用フレームを介して固定具により固着されて建物の外壁面を構成する外壁パネルであって、室外側表面に形成された意匠層と、この意匠層の内側に形成された基材層とを有し、基材層が前記ファスニング用フレームを層内に納めうる厚さで形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、基材層の厚みで十分な強度を確保しつつ、補強材等を用いなくともパネルの反りを低減させることができる。
また、本発明は前記構成の外壁パネルにおいて、意匠層と基材層とを含めた厚さが30mm以上とされたことを特徴とする。これにより、外壁面に要求される曲げ強度、耐衝撃・耐風圧強度、ならびに防火性能を満足しうる厚さとすることができる。
また、本発明は前記構成の外壁パネルにおいて、基材層における四周の辺縁部には切欠部が設けられ、この切欠部に前記ファスニング用フレームが基材層の室内側表面と略面一となるように配設されたことを特徴とする。
このように構成することにより、納まりよくファスニング用フレームを配設することができ、施工性も良好なものとなる。
さらに、本発明において前記基材層は幅方向に所定間隔で並設された複数本の中空部を有することを特徴とする。このような中空部を設けることにより、外壁パネルの重量化を抑えることができ、火炎等によって受ける熱を上方へ逃がして建物の遮熱性を高めることができる。
また、本発明の外壁パネルにおいて、中空部は3本を繰り返し単位として幅方向に複数単位が連続するように形成されるとともに、繰り返し単位ごとに隣り合う中空部同士の間隔が拡げて配設されており、この繰り返し単位の幅は、その整数倍に相当する幅が、建物のモジュールとほぼ合致するように設定されていることが好ましい。
これにより、建物のモジュールに合わせたパネル配置が容易になって施工性が高められ、さらに建物のモジュールを基準とした分割幅にパネルを切り出して、端面処理を行わずに使用することも可能になる。
また、本発明に係る外壁の窓構造においては、前記外壁パネルを用いて窓を有する外壁面を構成し、外壁パネルを矩形状にくり抜いて開口部が形成されるとともに、この開口部の室内側に後退してサッシユニットが取り付けられて、少なくとも開口部の左右端面を露出させることにより外壁パネルの厚みを見せるように構成されていることを特徴とする。
このように外壁パネルの厚みを見せることにより、建物の重厚感、高級感、あるいは強度的な安心感などといった好ましい印象を与えることができる。
また、本発明に係る外壁の窓構造は、中空部が3本を繰り返し単位として幅方向に複数単位が連続するように形成されるとともに、繰り返し単位ごとに隣り合う中空部同士の間隔が拡げて配設されており、この繰り返し単位の幅は、その整数倍に相当する幅が、建物のモジュールとほぼ合致するように設定されている外壁パネルを用いて窓を有する外壁面を構成する。そして、かかる外壁パネルを矩形状にくり抜いて開口部が形成されるとともに、この開口部は外壁パネルに形成された中空部の繰り返し単位幅の整数倍に相当する幅で、かつ繰り返し単位に対応させて配設され、室内側から室外側へ張り出す上枠および下枠を備えたサッシユニットが前記開口部の室内側に後退して取り付けられ、開口部の上下木口面に現れる中空部は前記サッシユニットの上枠および下枠によりそれぞれ閉塞されるとともに、開口部の左右端面は露出されて外壁パネルの厚みを見せるように構成されていることを特徴とする。
このような発明により、建物の重厚感、高級感、あるいは強度的な安心感などといった好ましい印象を与えるとともに、窓に使用する部材点数の増加を抑え、シーリング処理のコストアップを抑えることができる。
上述のように構成される本発明の外壁パネルによれば、背面側に補強材を添設しなくとも十分な強度を備え、外壁面に要求される曲げ強度、耐衝撃・耐風圧強度、ならびに防火性能を満足することができる。また、基材層に中空部が設けられていることにより、パネルの軽量化を図り、外壁面の遮熱効果をもたせるとともに、施工性を格段に高めることが可能となっている。
また、本発明の外壁の窓構造は、少なくとも開口部の左右端面を露出させて外壁パネルの厚みを見せるように構成されているので、外壁パネルの厚みを外観に現すことによって得られる重厚感や、奥行きのある意匠表現を可能にし、建物を意匠性の高い外観に仕上げることができる。
以下、本発明に係る外壁パネルおよび外壁の窓構造を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の外壁パネルのパネル端面を示す上面図、図2は図1の外壁パネルを用いた外壁の接合部を示す断面図である。
例示の形態に係る外壁パネル1は、押出しセメント板等で形成された板体であり、室外側表面に意匠層2を有し、例えば縦方向および横方向にそれぞれ設けられた複数本の縦溝21と横溝22によって、外壁面に現す模様が形成されている。この意匠層2の内側には、意匠層2よりも厚みを有して強度を担保する基材層3が形成されている。
外壁パネル1は、枠体である軸組フレーム4を備え、この軸組フレーム4に配設されている。例示の形態では、軸組フレーム4は、リップ溝形鋼(C形鋼)からなり、四周に枠組みされている。これにより、軸組フレーム4は建物の軸組を兼ねるように構成されている。軸組フレーム4と外壁パネル1とは、外壁パネル1の四周に取り付けられた長尺のファスニング用フレーム5を介して固定具6により固着されている。
外壁パネル1の基材層3は、溝形のファスニング用フレーム5を基材層3内に納めうる厚さで形成されている。図示するように、基材層3の室内側には、四周の辺縁部に切欠部31が設けられており、この切欠部31とファスニング用フレーム5との断面形状および大きさを対応させて形成されている。
例示の場合、ファスニング用フレーム5は厚さ方向に約16mmの大きさで形成されている。これに対応して、外壁パネル1の基材層3の切欠部31も約16mmの切欠厚で形成されている。ファスニング用フレーム5は、このように設けられた切欠部31に、基材層3の室内側表面に対して略面一となるように、接着剤およびビスを用いて配設されて、その溝部が外方へ向いて開放されるように取り付けられている。
また、外壁パネル1は、かかる基材層3と、室外側の意匠層2とを含めた厚さが30mm以上となるように形成されている。基材層3は、切欠部31が設けられた室内側と、意匠層2との間でパネル強度を担保しうるための厚みを設け、例えば28mmの厚さが確保されている。また、意匠層2は平均して5mmの厚さで形成されており、外壁パネル1は、全体として33mmの厚みを有して形成されている。
ここで、従来、この種の多くの外壁パネルは、その厚さが15mm程度であり、強度を補うために鉄板等の補強材が背面に添設されていた。これに比較して、本発明の外壁パネル1は33mmの厚さを有していることにより、補強材を添設する必要がなく、十分な強度を備えたものとなっている。すなわち、外壁パネル1の基材層3において、外壁面に要求される曲げ強度、耐衝撃・耐風圧強度、ならびに防火性能を満足できるようになっている。
図示した外壁パネル1において、パネル同士を接合している固定具6は、基板61の上に二枚の押え板62,63が回動自在にビス止めされている。ビス64は、押え板62,63を貫通して固定されている。これらの押え板62,63は軸組フレーム4の軸線に沿う位置から、この軸線に直交する位置まで約90度の角度範囲を回動するようになっている。そして、押え板62,63を軸線に直交する位置に回動させることにより、軸組フレーム4に沿って外壁パネル1の切欠部31に配置されたファスニング用フレーム5内に、押え板62,63の先端部が差込まれる構成である。また、押え板62,63の先端部はファスニング用フレーム5の溝縁を押圧する方向へ湾曲形成されている。これにより、ビス64を締付けるとファスニング用フレーム5の溝縁をこの押え板62,63の先端部が押圧固定し、外壁パネル1は軸組フレーム4に取り付けられるように構成されている。
隣接する外壁パネル1同士の間に形成される目地部には、適宜のシールジョイント部材65を嵌め込んだり、あるいはシーリング処理を施したりすることによって水密状態とし、雨水等の浸入を防止している。
外壁パネル1の基材層3は、幅方向に所定間隔で並設された複数本の高さ方向(長辺方向)の中空部32…32を有する。これらの中空部32を基材層3に設けることにより、パネルの軽量化を図るとともに外壁面の遮熱効果をもたせている。
これらの中空部32は、3本を一つの繰り返し単位30として幅方向に複数単位が連続するように形成されるとともに、繰り返し単位30ごとに隣り合う中空部32同士の間隔が拡げて配設されている。ここで、中空部32…32の繰り返し単位30が設けられる幅Wは、その整数倍に相当する幅が、建物のモジュールとほぼ合致するように設定されている。
前記のように外壁パネル1の辺縁部には切欠部31が設けられているので、辺縁部においては、この切欠部31および2本の中空部32,32とを合わせて、一つの繰り返し単位幅Wに対応するように形成されている。
例示の形態では、繰り返し単位幅Wは125mmとされるとともに、外壁パネル1の幅が1000mm(1m)で形成されて、これが建物のモジュールに相当するものとなされている。すなわち、建物のモジュール1mに対して、1枚の外壁パネル1がほぼ同寸の幅で形成されている。
また、かかる繰り返し単位30ごとに、隣り合う中空部32,32の間隔が拡げて形成され、さらに意匠層2に形成される縦溝21も、この繰り返し単位30に対応させて配設されて目地20が形成されている。
このような外壁パネル1は、幅方向に繰り返し単位幅Wの整数倍に相当する位置にある目地20で切断することで、建物のモジュールの1/8幅、1/4幅、または1/2幅など、適宜の幅の外壁パネル1を容易に得ることができ、施工性に富むものとなる。
また、このように形成されることで、外壁パネル1は、中空部32が中断されることなく、切断した端面を平滑に形成し、建物のモジュールに対応させた所望のパネル幅で切り出して使用することができる。したがって、建物の施工において、外壁パネル1の中空部32が分割されることが極めて少ないので、切断端面の処理をする必要がなく、施工性もよい。
次に、前記のように構成される外壁パネル1を用いて窓を有する外壁面を構成した外壁の窓構造について説明する。
図3は開口部を設けた外壁パネル1を示す正面図、図4は外壁パネル1を部分的に示して外壁の窓構造を説明する斜視図である。
外壁パネル1には、適宜の位置で矩形状にくり抜いて開口部7が形成される。このとき、開口部7は、外壁パネル1に形成された中空部32の繰り返し単位幅Wの整数倍に相当する幅で、かつ繰り返し単位30に対応させて配設される。
図3において、外壁パネル1の意匠層2に設けられた目地20の間隔が、繰り返し単位幅Wとほぼ合致するように形成されている。例示の場合、外壁パネル1において、窓10は、約500mmの幅で設けられる。そこで、開口部7は繰り返し単位幅Wの4倍に相当する幅でくり抜き形成される。すなわち、図示するように、開口部7は、外壁パネル1の適宜の高さ位置に、繰り返し単位幅Wの4倍に相当する幅で目地20に沿ってくり抜かれている。これにより、外壁パネル1の中空部32を中断することなく、開口部7を設けることができる。
この開口部7には、サッシユニット8が取り付けられて窓10が形成される。サッシユニット8は、例えばスイングサッシであって、窓左右の縦枠81と、上下の横枠82によって形成された空間内に回動自在のガラス障子83が設けられている。また、サッシユニット8には、室内側から室外側へ張り出すアルミ製の上枠84および下枠85が、それぞれ横枠82の室外側に延設されている。
このようなサッシユニット8が、開口部7の室内側周縁部に取り付けられ、室外側表面の意匠層2から外壁パネル1の厚み分だけ後退して設けられている。開口部7の上下木口面に現れる中空部32は、サッシユニット8に延設された上枠84および下枠85によってそれぞれ閉塞されている。これに対し、開口部7の左右端面は、別部材が添設されることなく、そのまま露出されており、防水塗装等の防水処理がなされている。
したがって、かかる窓構造では、外壁面に窓10が形成されて、少なくとも開口部7の左右端面を露出させていることによって、外壁パネル1の30mm以上ある厚みを見せることができ、建物の重厚感、高級感、あるいは強度的な安心感などといった好ましい印象を与えることができる。
なお、前記説明において、外壁パネル1の繰り返し単位幅Wを125mmとし、建物のモジュールを1mの場合について例示したが、本発明はこれらの幅に限定されるものではなく、繰り返し単位幅、建物の基準モジュール、開口部の幅等、前記関連性を満たせば、どのような大きさに設定されてもよい。また、外壁パネル1同士の接合に用いる固定具6も前記構成のものに限定されず、どのようなものであってもよい。また、外壁パネル1の基材層3の室内側表面と略面一となるようにファスニング用フレーム5が配設された例を示したが、本発明は必ずしも両者が面一となる構造に限定されず、ファスニング用フレーム5の寸法形状や接合の仕方によって基材層3からファスニング用フレーム5を部分的に突出させて配設するなどの対応をすることによって、外壁厚をフレキシブルに変化させることもできる。
本発明は住宅等の建物に用いられる外壁パネルに好適に利用することができる。
本発明に係る外壁パネルのパネル端面を示す上面図である。 図1の外壁パネルを用いた外壁の接合部を示す断面図である。 本発明において開口部を設けた外壁パネルを示す正面図である。 本発明に係る外壁の窓構造を示す外壁パネルの部分斜視図である。
符号の説明
1 外壁パネル
2 意匠層
3 基材層
31 切欠部
32 中空部
4 軸組フレーム
5 ファスニング用フレーム
6 固定具
7 開口部
8 サッシユニット
81 縦枠
82 横枠
83 ガラス障子
84 上枠
85 下枠
10 窓
20 目地
30 繰り返し単位
W 繰り返し単位幅

Claims (7)

  1. 軸組フレームにファスニング用フレームを介して固定具により固着されて建物の外壁面を構成する外壁パネルであって、
    室外側表面に形成された意匠層と、この意匠層の内側に形成された基材層とを有し、基材層が前記ファスニング用フレームを層内に納めうる厚さで形成されていることを特徴とする外壁パネル。
  2. 意匠層と基材層とを含めた厚さが30mm以上とされたことを特徴とする請求項1に記載の外壁パネル。
  3. 基材層における四周の辺縁部には切欠部が設けられ、この切欠部に前記ファスニング用フレームが基材層の室内側表面と略面一となるように配設されたことを特徴とする請求項1または2に記載の外壁パネル。
  4. 基材層は幅方向に所定間隔で並設された複数本の中空部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外壁パネル。
  5. 中空部は3本を繰り返し単位として幅方向に複数単位が連続するように形成されるとともに、繰り返し単位ごとに隣り合う中空部同士の間隔が拡げて配設されており、この繰り返し単位の幅は、その整数倍に相当する幅が、建物のモジュールとほぼ合致するように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の外壁パネル。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載された外壁パネルを用いて窓を有する外壁面を構成する外壁の窓構造であって、
    外壁パネルを矩形状にくり抜いて開口部が形成されるとともに、この開口部の室内側に後退してサッシユニットが取り付けられて、少なくとも開口部の左右端面を露出させることにより外壁パネルの厚みを見せるように構成されていることを特徴とする外壁の窓構造。
  7. 請求項5に記載された外壁パネルを用いて窓を有する外壁面を構成する外壁の窓構造であって、
    外壁パネルを矩形状にくり抜いて開口部が形成されるとともに、この開口部は外壁パネルに形成された中空部の繰り返し単位幅の整数倍に相当する幅で、かつ繰り返し単位に対応させて配設され、
    室内側から室外側へ張り出す上枠および下枠を備えたサッシユニットが前記開口部の室内側に後退して取り付けられ、開口部の上下木口面に現れる中空部は前記サッシユニットの上枠および下枠によりそれぞれ閉塞されるとともに、開口部の左右端面は露出されて外壁パネルの厚みを見せるように構成されていることを特徴とする外壁の窓構造。
JP2006132615A 2006-05-11 2006-05-11 外壁パネルおよび外壁の窓構造 Active JP4613874B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006132615A JP4613874B2 (ja) 2006-05-11 2006-05-11 外壁パネルおよび外壁の窓構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006132615A JP4613874B2 (ja) 2006-05-11 2006-05-11 外壁パネルおよび外壁の窓構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007303157A true JP2007303157A (ja) 2007-11-22
JP4613874B2 JP4613874B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=38837319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006132615A Active JP4613874B2 (ja) 2006-05-11 2006-05-11 外壁パネルおよび外壁の窓構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4613874B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109629740A (zh) * 2019-01-05 2019-04-16 山东邦得绿建建材科技有限公司 一种防冷桥装配式外挂墙板的边框及窗口边框结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6247506B2 (ja) * 2013-11-13 2017-12-13 トヨタホーム株式会社 建物の壁構造

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11336249A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Atsushi Sasaki 建築物用外壁
JPH11343661A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Sekisui House Ltd 内壁パネルの固定装置
JP2001107484A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Sekisui House Ltd 外壁パネル
JP3647988B2 (ja) * 1996-09-12 2005-05-18 積水ハウス株式会社 くり抜き外壁パネルの成形方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3647988B2 (ja) * 1996-09-12 2005-05-18 積水ハウス株式会社 くり抜き外壁パネルの成形方法
JPH11336249A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Atsushi Sasaki 建築物用外壁
JPH11343661A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Sekisui House Ltd 内壁パネルの固定装置
JP2001107484A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Sekisui House Ltd 外壁パネル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109629740A (zh) * 2019-01-05 2019-04-16 山东邦得绿建建材科技有限公司 一种防冷桥装配式外挂墙板的边框及窗口边框结构
CN109629740B (zh) * 2019-01-05 2023-11-14 山东邦得绿建建材科技有限公司 一种防冷桥装配式外挂墙板的边框及窗口边框结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4613874B2 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2027347B1 (en) A translucent panel
JP4613874B2 (ja) 外壁パネルおよび外壁の窓構造
CN104769195A (zh) 一种组合式墙体及其施工方法
KR100758378B1 (ko) 고층용 창호
JP2005232879A (ja) 採光窓付き内装パネル
JP4678332B2 (ja) 外壁パネル
JP2019002180A (ja) 建具
JP4897436B2 (ja) パネルユニット及びそれを用いた壁体構造
JP4561689B2 (ja) 外壁パネルおよび外壁の施工方法
JP5374437B2 (ja) 連段窓
JP2005307727A (ja) 壁面構成体
JP5294984B2 (ja) サッシ
CN212054397U (zh) 分体式防火型材及相应的嵌入式铝包钢耐火窗
JP2010121296A (ja) サッシ窓
CN2931727Y (zh) 一种组合门
JP3035681U (ja) 建築用パネル
JP2023007945A (ja) 化粧胴差及び建物
JP2005105636A (ja) 開口部における外断熱外壁構造
KR101777358B1 (ko) 건축물 외장패널
KR101855256B1 (ko) 아트패널 및 아트패널 설치구조
CN111255353A (zh) 分体式防火型材及相应的嵌入式铝包钢耐火窗
JP2020117872A (ja) 建材パネル
KR20160103636A (ko) 양옥 및 한옥 겸용 문
JP2006249684A (ja) ドア
JP2010001603A (ja) 額縁の下地ボード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4613874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250