JP5967866B2 - 符号化装置、符号化方法及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態による、複数の符号化器を並列に用いて符号化処理の性能を向上させる例について説明する。本実施形態では、2つの符号化器の並列動作について説明する。また、符号化方式はH.264に準拠したものであり、時間的に前後の画像とは独立して単独符号化できる画面内符号化を用いているものとする。
図1において、入力端子101は、符号化ストリームの圧縮条件等を外部から指示する入力パラメータを入力する。符号化パラメータ設定部102は、入力端子101から入力された入力パラメータを設定する。
図2に示す入力動画像200は、横軸を時間軸としてピクチャ単位で表現されており、ダミーピクチャ201が入力動画像200の先頭に付加されている。ストリーム202は、第1の符号化器106の符号化処理によって生成されるストリームを示している。また、ストリーム203は、第2の符号化器107の符号化処理によって生成されるストリームを示している。ダミーピクチャ204は、ダミーピクチャ201が第2の符号化器107において符号化された符号化ピクチャである。合成ストリーム205は、生成されたストリーム202、203を合成したものである。
最初に、合成ストリームの生成条件となる入力パラメータが入力端子101から入力される。ここで、入力パラメータとは、具体的には、画像サイズやターゲットとするビットレートの設定といった、外部から指示する必要があるパラメータのことである。この入力パラメータは、符号化処理を開始する時に設定される。例えばカメラ等で使用する場合、カメラの撮影モードや記録メディアの性能に応じて入力パラメータが変更される。
まず、画像振り分け部105は、メモリ104に格納されている入力動画像の先頭にダミーピクチャ201を付加して図2に示す入力動画像200を生成する。そして、画像振り分け部105は、図2に示すように、偶数番号のピクチャを第1の符号化器106へ振り分け、奇数番号のピクチャを第2の符号化器107へ振り分ける。
以下、図3を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る符号化装置の構成については、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
図3におけるストリーム300は、第1の符号化器106の符号化処理により生成されるストリームを示している。また、合成ストリーム301は、第1の符号化器106で生成されたストリーム300と、第2の符号化器107で生成されたストリーム203とを合成したストリームである。
以下、図4を参照しながら本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る符号化装置の構成については、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
図4において、動画像400は、横軸を時間軸としてピクチャ単位で表現されている。本実施形態では、動画像400の先頭ピクチャ401はダミーピクチャではなく、ダミーピクチャが先頭に付加されていない。
以下、図5及び図6を参照しながら本発明の第4の実施形態について説明する。
図5は、本実施形態に係る符号化装置500の概略構成例を示すブロック図である。なお、図1と同様の構成については、同一の番号を付しており、その説明は省略する。
図5において、符号化部503を構成する第1の符号化器501及び第2の符号化器502は、ストリームバッファを制御する機能を備えている。また、本実施形態に係る符号化装置500は、レート制御部が不要である点で、第1〜第3の実施形態と異なる。
以下、図7及び図8を参照しながら本発明の第5の実施形態について説明する。
図7は、本実施形態に係る符号化装置700の概略構成例を示すブロック図である。なお、図1と同様の構成については、同一の番号を付しており、その説明は省略する。
図7において、符号化部701は、並列処理するためのn個の符号化器から構成されている。
図8における入力動画像800は、横軸を時間軸としてピクチャ単位で表現されており、n−1個のダミーピクチャ801が入力動画像800の先頭に付加されている。ストリーム802は、第1の符号化器における符号化処理によって生成されるストリームを示している。ダミーピクチャ803は、入力動画像800の1番目のダミーピクチャが第2の符号化器において符号化された結果として先頭に位置する符号化ピクチャである。ダミーピクチャ804は、入力動画像800の2番目のダミーピクチャが第3の符号化器において符号化された結果として先頭に位置する符号化ピクチャである。さらに、ダミーピクチャ805は、入力動画像800のn−1番目のダミーピクチャが第nの符号化器において符号化された結果として先頭に位置する符号化ピクチャである。合成ストリーム806は、各符号化器で生成された全てのストリームを合成したストリームである。
本実施形態では、画像振り分け部105が入力画像に付加するダミーピクチャの個数は並列処理する符号化器の数より1少ない数となる。これにより、第1の符号化器は、ダミーピクチャではないn番目のピクチャから処理することとなる。第1の実施形態では、2並列なので処理時間を1/2に短縮できるが、本実施形態では、処理時間を1/nに短縮できることになる。
上述した全ての実施形態において画像の単位をピクチャと表現しているが、このピクチャという単位は、プログレッシブ動画におけるフレーム、インターレース動画におけるフィールドのどちらにも適用可能である。
106 第1の符号化器
107 第2の符号化器
109 ストリーム結合部
110 ヘッダ検出部
111 ヘッダ修正部
Claims (8)
- 入力画像データをフレーム又はフィールドを表すピクチャ単位で分割して、複数の画像データに振り分ける振り分け手段と、
前記振り分け手段によって振り分けられた複数の画像データをそれぞれ画面内符号化により符号化する複数の符号化手段と、
前記複数の符号化手段によってそれぞれ符号化された複数の画像データを結合して結合画像データを生成する結合手段と、
前記振り分け手段による振り分けに関する情報に基づいて、前記結合手段により結合される前の前記複数の画像データ、または前記結合画像データから所定のヘッダを検出するヘッダ検出手段と、
前記ヘッダ検出手段によって検出された所定のヘッダを修正するヘッダ修正手段と、
前記ヘッダ修正手段による修正が施された後の前記結合画像データを符号化ストリームとして出力する出力手段とを有し、
前記複数の符号化手段は、ピクチャ番号がリセットされる画面内符号化ピクチャを生成する第1の符号化器と、前記ピクチャ番号がリセットされない画面内符号化ピクチャを生成する第2の符号化器とを具備し、
前記結合手段は、前記第1の符号化器によって符号化された画像データと前記第2の符号化器によって符号化された画像データとを交互に結合させ、
前記ヘッダ修正手段は、前記第2の符号化器によって符号化された画像データの前記所定のヘッダに含まれる前記ピクチャ番号を修正することを特徴とする符号化装置。 - 前記ヘッダ検出手段は、仮想バッファのレベルを示すヘッダを検出し、
前記ヘッダ修正手段は、前記仮想バッファのレベルを示すヘッダを前記符号化ストリームの仮想バッファのレベルに整合させるように修正することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 入力されたパラメータに基づいて、前記複数の符号化手段の仮想バッファの容量を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記振り分け手段は、前記第1の符号化器及び前記第2の符号化器に対して、前記入力画像データをピクチャ単位で1枚毎交互に振り分けを行うとともに、各ピクチャを前記第1の符号化器及び前記第2の符号化器のどちらに振り分けたかを示す情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記振り分け手段は、前記入力画像データの先頭にダミーピクチャを付加して前記第2の符号化器に出力し、
前記第2の符号化器は、前記ダミーピクチャを、前記ピクチャ番号がリセットされる画面内符号化により符号化するものの、符号化後の前記ダミーピクチャを前記結合画像データに含めないように制御することを特徴とする請求項4に記載の符号化装置。 - 前記複数の画像データ及び前記符号化ストリームは、H.264に準拠していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の符号化装置。
- 入力画像データをフレーム又はフィールドを表すピクチャ単位で分割して、複数の画像データに振り分ける振り分け工程と、
前記振り分け工程において振り分けられた複数の画像データをそれぞれ画面内符号化により複数の符号化手段を用いて符号化する符号化工程と、
前記複数の符号化手段によってそれぞれ符号化された複数の画像データを結合して結合画像データを生成する結合工程と、
前記振り分け工程における振り分けに関する情報に基づいて、前記結合工程において結合される前の前記複数の画像データ、または前記結合画像データから所定のヘッダを検出するヘッダ検出工程と、
前記ヘッダ検出工程において検出された所定のヘッダを修正するヘッダ修正工程と、
前記ヘッダ修正工程による修正が施された後の前記結合画像データを符号化ストリームとして出力する出力工程とを有し、
前記複数の符号化手段は、ピクチャ番号がリセットされる画面内符号化ピクチャを生成する第1の符号化器と、前記ピクチャ番号がリセットされない画面内符号化ピクチャを生成する第2の符号化器とを具備し、
前記結合工程では、前記第1の符号化器によって符号化された画像データと前記第2の符号化器によって符号化された画像データとを交互に結合し、
前記ヘッダ修正工程では、前記第2の符号化器によって符号化された画像データの前記所定のヘッダに含まれる前記ピクチャ番号を修正することを特徴とする符号化方法。 - 入力画像データをフレーム又はフィールドを表すピクチャ単位で分割して、複数の画像データに振り分ける振り分け工程と、
前記振り分け工程において振り分けられた複数の画像データをそれぞれ画面内符号化により複数の符号化手段を用いて符号化する符号化工程と、
前記複数の符号化手段によってそれぞれ符号化された複数の画像データを結合して結合画像データを生成する結合工程と、
前記振り分け工程における振り分けに関する情報に基づいて、前記結合工程において結合される前の前記複数の画像データ、または前記結合画像データから所定のヘッダを検出するヘッダ検出工程と、
前記ヘッダ検出工程において検出された所定のヘッダを修正するヘッダ修正工程と、
前記ヘッダ修正工程による修正が施された後の前記結合画像データを符号化ストリームとして出力する出力工程とをコンピュータに実行させ、
前記複数の符号化手段は、ピクチャ番号がリセットされる画面内符号化ピクチャを生成する第1の符号化器と、前記ピクチャ番号がリセットされない画面内符号化ピクチャを生成する第2の符号化器とを具備し、
前記結合工程では、前記第1の符号化器によって符号化された画像データと前記第2の符号化器によって符号化された画像データとを交互に結合し、
前記ヘッダ修正工程では、前記第2の符号化器によって符号化された画像データの前記所定のヘッダに含まれる前記ピクチャ番号を修正することを特徴とするプログラム。
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