JP5967089B2 - 冷却装置及びそれを用いた機器収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器を冷却する冷却装置及びこの冷却装置を備えて複数の電子機器を収納する機器収納装置に関する。
近年、情報処理技術の向上やインターネット環境の発達等に伴い、必要とされる情報処理量が増大している。このような状況にあってインターネット用のサーバ、データ通信機器、固定電話、携帯電話、IP電話等の電子機器を集約して設置し、運用するデータセンタービジネスが注目されている。一般的に、このような電子機器はラック等に複数収納されている。そして、サーバルームにはかかるラックが複数設置されている。
ところで、電子機器が発する熱により、サーバルームの室温が上昇する。そこで、通常、サーバルームは空調機が設置されて、温度管理が行われている。
しかし、情報処理量の増加に伴い電子機器の集約化が進むと共に、各電子機器から放出される熱が増大することにより、サーバルームの温度管理を行う空調機の負荷が大きくなっている。そこで、空調機の負荷軽減を目的とした技術が提案されている。
例えば、特開2009−193244号公報では、複数の電子機器が搭載されたサーバーラックと、電子機器の排熱で冷媒を気化させる蒸発器と、蒸発器よりも高所に設置された凝縮部とを備えて、気液状態における冷媒の密度差を利用して冷媒を自然循環させる冷却システムが提案されている。
また、特開2009−193137号公報においては、ファン付きの複数の電子機器を収納し、その前面及び後面が開口したキャビネットと、キャビネットの後面側の開口部に通気可能なリアドアを備えた冷却システムが提案されている。このリアドアと電子機器との間には冷凍サイクルを形成する複数のフィンアンドチューブ型蒸発器が配置され、複数の蒸発器の冷媒配管が複数の電子機器に対応して設けられている。
しかしながら、上述した特開2009−193244号公報にかかる技術では、複数のサーバに対して、フィンアンドチューブ型の大きな1つの蒸発器が用いられているため、蒸発器におけるチューブ上部は、気化した冷媒により占められて、効率良く熱交換できない問題がある。
また、特開2009−193137号公報にかかる技術では、サーバーラックのリアドアと電子機器との間に、冷凍サイクルを構成する複数のフィンアンドチューブ型蒸発器が配置され、複数の蒸発器の冷媒配管が複数の電子機器に対応して設けられているが、冷凍サイクルを用いているために、圧縮機等の外部動力が必要となり、データセンタの空調に必要な電力が増加する問題がある。
そこで、本発明の主目的は、圧縮機等の要素を必要とすることなく、かつ、冷却対象と効率良く熱交換できる冷却装置及びそれを用いた機器収納装置を提供することである。
上記課題を解決するため、冷却装置にかかる発明は、当該蒸発器の最上位位置に設けられると共に、気体冷媒が流動する気体冷媒配管により凝縮器と接続された上部ヘッダと、当該蒸発器の最下位位置に設けられると共に、液体冷媒が流動する液体冷媒配管により凝縮器と接続された下部ヘッダと、上部ヘッダと下部ヘッダとの中間位置に設けられて、液体冷媒が流動する液体冷媒配管により凝縮器と接続された中間ヘッダと、上部ヘッダと中間ヘッダとの間に配置されて、中間ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら上部ヘッダに導く第1流路を有する共に、下部ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら上部ヘッダに導く第2流路を有する上部蒸発管を含む上部蒸発器と、下部ヘッダと中間ヘッダとの間に配置されて、下部ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら中間ヘッダを挿通して上部蒸発管の第2流路と連通された第3流路を有する下部蒸発管を含む下部蒸発器と、により蒸発器を構成する。
また、機器収納装置にかかる発明は、複数の電子機器が搭載されるラックと、ラックに対応して設けられた上記の冷却装置と、外気を吸引して電子機器に吹き当てて冷却すると共に、当該電子機器で温度上昇した外気を、冷却装置を介して吹き出させる送風機とを備える。
本発明によれば、圧縮機等の要素を必要とすることなく、かつ、冷却対象と効率良く熱交換できるようになる。
本発明第1実施形態にかかる冷却装置を備える機器収納装置の側断面図である。 第1実施形態にかかる蒸発器の斜視図である。 第1実施形態にかかる蒸発器の図2におけるA−A線に沿った上部蒸発器の水平断面図である。 第1実施形態にかかる蒸発器の図2におけるB−B線に沿った下部蒸発器の水平断面図である。 第1実施形態にかかる図2におけるC−C線に沿った蒸発器の垂直断面図である。 第1実施形態にかかる他の構成の上部蒸発管の縦断面図である。 第1実施形態にかかる凝縮器の断面図である。 第1実施形態にかかる他の構成の凝縮器の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる凸部を備える上部蒸発管の部分斜視図である。
本発明の第1実施形態を説明する。図1は、本発明第1実施形態にかかる冷却装置5を備える機器収納装置2の側断面図である。なお、このような機器収納装置2は、マシンルームやデータセンタ等の建屋内部に複数設置されることが多いので、以下の説明においては、機器収納装置2の設置場所をマシンルームとして説明する。
機器収納装置2は、複数の電子機器3を収納するラック機構等を備えた概ね箱状体である。そして、機器収納装置2の前面板2a(図1において左側の側板)には複数の吸入口2bが設けられ、後面板2c(図1において右側の側板)はリアドア2dが設けられている。図1においては、後面板2cがリアドア2dを兼ねている場合を示している。
複数の吸入口2bは千鳥形状等に配置されている。即ち、外気Eが吸入口2bから吸引される際に乱流が発生したり、前面板2aの板面に対して吸引した空気量が分布を持つことがある。かかる乱流や空気量の分布は、騒音や冷却ムラを起こす要因となる。そこで、本実施形態では吸入口2bを複数設け、かつ、所定形状に配置することにより、各吸入口2bから吸引した空気の乱流を抑制すると共に、空気量の均一化を図っている。この意味から、吸入口2bの配置形状は千鳥形状に限定するものではない。なお、リアドア2dは、機器収納装置2に電子機器3を収納する際に開閉されるドアで、後述する冷却装置5における蒸発器10が固着されている。
電子機器3は、CPU、ハードディスク、メモリ等の発熱部品(図示しない)を備えると共に、この発熱部品に冷却用空気を吹き当たてる送風機4を備えている。なお、送風機4を冷却装置5に含めることが可能である。このような電子機器3として、1U型のサーバーラック、4U型のサーバーラック等のラックマウント型サーバやブレードサーバ等が例示できる。しかし、本実施形態は、電子機器3として、これらに限定するものではなく、発熱部品を備える電子機器であればよい。
冷却装置5は、蒸発器10、凝縮器11、これら蒸発器10と凝縮器11とを接続する冷媒管12、電子機器3と凝縮器11とを包むように連結するダクト13を備えている。
蒸発器10のサイズは、機器収納装置2に収納される電子機器3のサイズより適宜小さいサイズに設定されている。ここで、サイズとは、リアドア2dから電子機器3を見たときの、縦横サイズを言う。このようなサイズに設定されることにより、機器収納装置2に収納された電子機器3毎に蒸発器10が設置できるようになる。即ち、1つの電子機器3に対して1つの蒸発器10を設けることが可能になる。
送風機4により電子機器3に吹き当てられた空気は、ダクト13により案内されて蒸発器10を通過する。このとき蒸発器10のサイズが電子機器3のサイズより小さいので、電子機器3を通過した空気は、絞られて蒸発器10を通過することになる。空気が絞られることにより、その密度は大きくなる。空気の密度が大きくなると、この空気の熱伝導度が大きくなり、熱交換効率が向上する。
但し、電子機器3のサイズに対して蒸発器10のサイズが小さすぎると、ダクト13による空気の絞り量も大きくなるので、蒸発器10に流入する際の空気の流動抵抗は大きくなる。そこで、電子機器3のサイズ、送風量、ダクト13の表面荒さ等と、流動抵抗との兼ね合いを勘案して蒸発器10のサイズが決定される。
冷媒管12は、伸縮性及び可塑性を有する柔軟な配管で、気体の冷媒(気体冷媒)が流動する気体冷媒配管12aと、液体の冷媒(液体冷媒)が流動する液体冷媒配管12bとの2種類の配管から構成されている。なお、後述するように、液体冷媒配管12bは2本設けられているが、本実施形態は、気体冷媒配管12a及び液体冷媒配管12bの本数を限定するものではない。
冷媒管12の材料としては、冷媒がハイドロフルオロロエーテルの場合は、ブチルゴムやシリコーンゴム等が好ましい。無論、本実施形態は、冷媒管12の材料としてブチルゴムやシリコーンゴム等に限定するものではなく、冷媒に対する化学的安定性や冷媒管12の製造・配管作業の容易性等の観点から決められ、アルミニュームや銅等の金属材料を用いることも可能である。
蒸発器10は、図2に示すように、上部ヘッダ20、中間ヘッダ21、下部ヘッダ22、上部ヘッダ20と中間ヘッダ21とで挟まれた上部蒸発器10a、中間ヘッダ21と下部ヘッダ22とで挟まれた下部蒸発器10bを備える。そして、蒸発器10は、リアドア2dの一部を開口して形成された開口部に固着されている。なお、図2は蒸発器10の斜視図である。
蒸発器10の内部には、ハイドロフルオロロエーテル等の有機冷媒(以下、単に冷媒と記載する)が封入されている。ハイドロフルオロロエーテルは、室温(約25℃)で沸騰現象を起こす冷媒である。
図3は蒸発器10の水平断面図で、図3Aは図2におけるA−A線に沿った上部蒸発器10aの水平断面図、図3BはB−B線に沿った下部蒸発器10bの水平断面図である。さらに、図4は、図2におけるC−C線に沿った蒸発器10の垂直断面図である。但し、図4においては、冷媒管12を含めて示している。
上部蒸発器10aは、複数の上部蒸発管23aと、この上部蒸発管23aに固着されたフィン29とにより形成されている。同様に、下部蒸発器10bは、複数の下部蒸発管23bと、この下部蒸発管23bに固着されたフィン29により形成されている。上部蒸発管23aは第1流路31aや第2流路31bが複数形成された多孔管であり、下部蒸発管23bは、第3流路31cが複数形成された多孔管である。
フィン29は、アルミニュームや銅等の熱伝導性の優れた薄板状の部材により形成されて、ロウ材等により上部蒸発管23aや下部蒸発管23bと熱接触して固着されている。このフィン29は、外気が接する面積を大きくすることにより、熱交換面積を増大させるために設けられている。
図4に示すように、第1流路31a、第2流路31bは、中間ヘッダ21と上部ヘッダ20とを連通させ、第3流路31bは、中間ヘッダ21と下部ヘッダ22とを連通させる。
このとき、上部蒸発管23aや下部蒸発管23bは中間ヘッダ21の内部に達するまで設けられていないので、上部蒸発管23aの第2流路31bと下部蒸発管23bとの第3流路31cは、中間ヘッダ21内で連結されていない状態となる。そこで、この中間ヘッダ21内にバイパス管33を設けて、上部蒸発管23aの第2流路31bと下部蒸発管23bの第3流路31cとが中間ヘッダ21内の空間と連通することなく、互いに連通するようにしている。
なお、図3,図4等において、上部蒸発管23a及び下部蒸発管23bの水平断面形状は矩形であり、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31cの水平断面形状は楕円形の場合が示されているが、本実施形態はかかる形状に限定するものではない。また、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31cは、それぞれ3本の場合を例示しているが、本実施形態はかかる本数を限定するものではない。
このような構成により、中間ヘッダ21の冷媒は、上部蒸発管23aの第1流路31aを介して上部ヘッダ20に流動する。一方、下部ヘッダ22の冷媒は、下部蒸発器10bの第3流路31c、バイパス管33、上部蒸発管23aの第2流路31bを介して上部ヘッダ20に流動する。
このようにバイパス管33により第2流路31bと第3流路31cとを連結する理由は以下の通りである。即ち、蒸発器10において、冷媒は外気と熱交換する。このとき、冷媒が上述した室温近傍で沸騰するハイドロフルオロロエーテルの場合には、外気との熱交換により沸騰して蒸発する。
この熱交換は、主に、外気との熱接触面積が大きい上部蒸発器10a及び下部蒸発器10bで行われる。従って、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31c内の冷媒は、液体冷媒中に気体冷媒が泡状に存在した気液混合状態となる。冷媒が、気液混合状態になると、液体の場合より流路抵抗が大きくなる。即ち、熱交換する冷媒量が少なくなる。
また、一般に、気体冷媒は液体冷媒より密度が小さいので、気体冷媒は、液体冷媒より熱交換効率が悪い。従って、気液混合状態では、液体冷媒と外気との熱交換は、これらの間に存在する気体冷媒により妨げられるため、熱交換効率は、気体冷媒と熱交換する場合の熱交換効率より大きいが、液体冷媒と熱交換する場合の熱交換効率より小さくなってしまう。
このことを流路長の観点から言及すると、流路長が長くなるに従い、流路の出口付近における液体冷媒量に対する気体冷媒量の比(気体冷媒量/液体冷媒量)が大きくなり、逆に流路長が短くなるに従い、この比は小さくなると言える。
このような観点から最適な流路長が定義できる。しかし、最適な流路長は、電子機器3のサイズと無関係に決まるため、この電子機器3のサイズ(特に、縦方向のサイズ)より非常に小さくなる場合が発生する。この場合には、ダクト13により蒸発器10に流入する空気を絞る度合いが大きくなり、熱交換効率の低下を招くことがある。
また、蒸発器を最適な流路長を持つ蒸発管のみにより構成すると(中間ヘッダ21を持たない上部ヘッダ20と下部ヘッダ22とから構成される蒸発器)、所定の熱交換量を確保するために、蒸発管を空気の流動方向に列設する必要が生じる。即ち、蒸発器は、空気の流動方向に長い寸法を持つようになる。このような蒸発器では、空気の流動抵抗が大きくなってしまう不都合がある。加えて、蒸発器を通過する空気の温度は、蒸発器の空気流入部で高く、蒸発器の空気流出部で低いので、空気の流動方向に長い寸法を持つ蒸発器では、空気流入部と空気流出部との温度差が大きくなる。熱伝導率は、一次近似として温度差に比例するので、温度差の小さい(冷媒との温度差が小さい)空気流出部の近傍の空気は、効率良く熱交換できない。
このような観点から、本実施形態においては、上述したように蒸発器10を上部蒸発器10aと下部蒸発器10bとの2段に多段化している。なお、本実施形態は交換器を2段構成に限定するものではない。蒸発器10を多段化することにより、最適流路長が電子機器のサイズより短い場合であっても、電子機器3のサイズに対応したサイズを持つ蒸発器10が容易に製造でき、かつ、空気の流動方向に長くない蒸発器10が容易に製造できる。従って、熱交換効率の高い蒸発器10を安価に製造することができるようになる。
図4等に示すバイパス管30は、楕円の断面形状を持っていた。また、上部蒸発管23a及び下部蒸発管23bは、中間ヘッダ21の筐体に固着され、当該中間ヘッダ21内には延設されていない構成を示した。しかし、本実施形態はかかる形状に限定するものではない。
例えば、図5に示すように上部蒸発管23aが中間ヘッダ21の底面21aまで伸びた構成としても良い。このような構成は、上述した上部蒸発管23aに対して中間ヘッダ21の内部空間Sと第1流路31aとが連通するように、この上部蒸発管23aの一部(図5において、領域K)を切欠くことにより容易に製造することができる。さらに、バイパス管30を用いた場合に必要となる上部蒸発管23aの第2流路31bとバイパス管30との位置合わせ作業が不要になる利点がある。なお、下部蒸発管23bにバイパス管を一体化して形成することも可能である。
凝縮器11は、図6に示すように、筐体11aの内壁にフィン11bが固着された金属製の箱体で、その筐体11aは水等の冷却剤が流動する冷却管8に固着されている。なお、フィン11bが固着される筐体11aは、冷却管8と固着される側の筐体(図6において右側の側板に対応)が好ましい。これは冷媒と冷却剤との熱伝導パスを短くすることにより、温度勾配を大きくして、熱交換効率を良くするためである。図6は、凝縮器11の断面図を示している。
そして、蒸発器10からの冷媒は、気体冷媒配管12aを介して筐体11b内に流動し、この筐体11bが固着されている冷却管8内の冷却剤とフィン11b等を介して熱交換する。冷却剤の温度は、筐体11aに流入してくる気体冷媒の温度より低い温度に設定されている。従って、冷媒は、フィン11bを介して冷却剤に放熱することになる。この放熱により、冷媒は気体から液体に相変化して(凝縮して)、液体冷媒配管12bを介して蒸発器10に戻る。
なお、凝縮器11が外気と熱交換するような場合には、図7に示すように、凝縮器11の外側面にフィン11cを設けることが好ましい。図7は、筐体11aの外面にフィン11cを備える凝縮器11の断面図である。これにより、凝縮器11は外気とも熱交換することが可能になる。凝縮器11がマシンルームの室外に設置される場合には、筐体11aの外面にフィン11cを設けことが好ましい。但し、筐体11aが接する外気は、気体冷媒より温度が低いことを前提とする。
次に、上述した構成の冷却装置5の動作を説明する。電子機器3及び送風機4が動作する。これにより、送風機4により吸入口2bから外気が機器収納装置2内に吸入される。吸入された空気は、電子機器3に吹き当たり、電子機器3の発熱部品を冷却する。従って、空気は温度上昇する。
その後、温度上昇した空気は、ダクト13を介して蒸発器10に吹き当てられる。蒸発器10内には、室温で沸騰直下の状態の液体冷媒が貯留されている。蒸発器10は、液体冷媒が貯留される中間ヘッダ21と下部ヘッダ22とを備え、下部ヘッダ22は第3流路31c、第2流路31bを介して上部ヘッダ20と連通し、中間ヘッダ21は第1流路31aを介して上部ヘッダ20と連通している。従って、空気は、下部蒸発管23b及び上部蒸発管23aのフィン29を介して、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31c内の液体冷媒と熱交換する。
この熱交換により、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31c内の液体冷媒は、沸騰して気液混合状態となる。即ち、電子機器3を冷却して温度上昇した空気は、冷媒と熱交換することにより、この冷媒に放熱する。熱交換して気化した冷媒は、液体冷媒中で泡の状態で存在し、徐々に成長して上部ヘッダ20側に流動する。
このとき、例えば中間ヘッダ21が存在しない蒸発器10では、第1流路31aのみとなるので、上部ヘッダ20の近傍領域における第1流路31aには気体冷媒のみが存在する状態が発生することがある。この場合には、効率的に冷媒を蒸発させることができない(温度上昇した空気の熱が効率良く冷媒に放熱できない)。
これに対し、本実施形態のように多段蒸発器とすることで、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31cが常に気液混合状態の冷媒で満たされる蒸発器を構成することができる。従って、熱交換効率の低下が抑制できる。
なお、気液混合状態においては、気体冷媒は液体冷媒との比重差により、浮力により上部ヘッダ20に向けて上昇する。従って、上部ヘッダ20の圧力が上昇し、この圧力により気体冷媒は気体冷媒配管12aを介して凝縮器11側に流動する。
凝縮器11に流入した気体冷媒は、凝縮器11内のフィン11bを介して冷却管8を流動する冷却剤と熱交換する。この冷却剤の温度は、気体冷媒の温度より低い温度に設定されているので、気体冷媒は冷却剤に放熱し、液化する。液化した冷媒は、凝縮器11内に貯留され、蒸発器10との圧力差により液体冷媒配管12bを介して蒸発器10に流動する。
このようなクローズドサイクルを繰り返すことにより、電子機器3の発熱部品が放出した熱は、冷却剤に放熱される。従って、マシンルームの温度上昇が抑制できる。
なお、図6は、液体冷媒配管12bが上下をなして2本設けた場合を示している。この場合、定常サイクルにおいて、上側の液体冷媒配管12bの流入口が凝縮器11に貯留されている液体冷媒の水位より低くなるように、上側の液体冷媒配管12bの流入口の高さ位置又は冷媒量が設定されている。従って、気体冷媒配管12aを介して凝縮器11に流入してきた気体冷媒が、そのまま気体冷媒の状態で液体冷媒配管12bを介して蒸発器10に流動する不都合が防止されている。また、液体冷媒配管12bは、断熱処理が行われて、凝縮器11から蒸発器10に流動する際に外気と熱交換して蒸発しないようにすることが好ましい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一構成に関しては、同一符号を用いて説明を適宜省略する。
第1実施形態においては、第1流路、第2流路、第3流路の内壁は、単純な円形又は楕円形であった。これに対して、本実施形態は、第1流路、第2流路、第3流路の内壁に、長手方向に沿って凸部が設けられている。
図8は、かかる凸部23cを備える上部蒸発管23aの部分斜視図である。同図に示すように、第1流路31a、第2流路31b、第3流路31cの内壁には、流路に沿って凸部23cが形成されている。この凸部23cにより、流路の面積が増大するので、外気と冷媒との熱交換効率を高めることができる。従って、蒸発器10の熱交換効率が向上する。
以上説明した本発明の特徴を以下に付記として纏める。
(付記1)外気と熱交換することにより冷媒を蒸発させる蒸発器と、冷媒と冷却剤とを熱交換させて、気体冷媒を液体冷媒に凝縮させる凝縮器と、前記蒸発器と前記凝縮器とを連結する気体冷媒配管及び液体冷媒配管とを備える冷却装置であって、
前記蒸発器は、当該蒸発器の最上位位置に設けられると共に、気体冷媒が流動する前記気体冷媒配管により前記凝縮器と接続された上部ヘッダと、
当該蒸発器の最下位位置に設けられると共に、液体冷媒が流動する前記液体冷媒配管により前記凝縮器と接続された下部ヘッダと、
前記上部ヘッダと前記下部ヘッダとの中間位置に設けられて、前記液体冷媒が流動する前記液体冷媒配管により前記凝縮器と接続された中間ヘッダと、
前記上部ヘッダと前記中間ヘッダとの間に配置されて、前記中間ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら前記上部ヘッダに導く第1流路を有すると共に、前記下部ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら前記上部ヘッダに導く第2流路を有する上部蒸発管を含む上部蒸発器と、
前記下部ヘッダと前記中間ヘッダとの間に配置されて、前記下部ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら前記中間ヘッダを挿通して前記上部蒸発管の前記第2流路と連通された第3流路を有する下部蒸発管を含む下部蒸発器と、を備えることを特徴とする冷却装置。
(付記2)付記1に記載の冷却装置であって、
前記第1流路、第2流路、第3流路の少なくとも一方の流路内壁に、冷媒の流路方向に沿って延設された凸部が形成されていることを特徴とする冷却装置。
(付記3)付記1又は2に記載の冷却装置であって、
前記上部蒸発管及び前記下部蒸発管の外壁には、フィンが熱接触して固着されていることを特徴とする冷却装置。
(付記4)付記1乃至3のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
前記中間ヘッダには、前記上部蒸発器の前記第2流路と前記下部蒸発器の前記第3流路とを連通するバイパス管が設けられていることを特徴とする冷却装置。
(付記5)付記1乃至3のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
前記バイパス管は、前記上部蒸発管又は前記下部蒸発管と一体に形成されていることを特徴とする冷却装置。
(付記6)付記1乃至5のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
前記凝縮器は、当該凝縮器の内壁に熱接触して固着されたフィンを備えることを特徴とする冷却装置。
(付記7)付記1乃至6のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
前記凝縮器は、当該凝縮器の外壁に熱接触して固着されたフィンを備えることを特徴とする冷却装置。
(付記8)付記1乃至7のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
前記気体冷媒配管及び前記液体冷媒配管は、柔軟性を備えた冷媒配管であることを特徴とする冷却装置。
(付記9)付記1乃至8のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
少なくとも、前記液体冷媒配管は断熱処理が施されていることを特徴とする冷却装置。
(付記10)複数の電子機器が搭載されるラックと、
前記ラックに対応して設けられた付記1乃至9のいずれか1つに記載の冷却装置と、
外気を吸引して前記電子機器に吹き当てて冷却すると共に、当該電子機器で温度上昇した外気を、前記冷却装置を介して吹き出す送風機と、を備えることを特徴とする機器収納装置。
(付記11)付記10に記載の冷却装置であって、
前記電子機器と前記蒸発器とを囲むダクトを備えることを特徴とする機器収納装置。
(付記12)付記10又は11に記載の冷却装置であって、
前記冷却剤は、前記凝縮器に流入してきた気体冷媒の温度より低い温度に設定された冷却水であることを特徴とする機器収納装置。
(付記13)付記10乃至12のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
前記蒸発器のサイズは、前記電子機器より小さいサイズに形成されていることを特徴とすることを特徴とする機器収納装置。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年7月15日に出願された日本出願特願2011−156852を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
2 機器収納装置
2a 前面板
2b 吸入口
2c 後面板
2d リアドア
3 電子機器
4 送風機
5 冷却装置
6 筐体
8 冷却管
10 蒸発器
10a 上部蒸発器
10b 下部蒸発器
11 凝縮器
11a、11b 筐体
11b、11c、29 フィン
12 冷媒管
12a 気体冷媒配管
12b 液体冷媒配管
13 ダクト
20 上部ヘッダ
21 中間ヘッダ
22 下部ヘッダ
23a 上部蒸発管
23b 下部蒸発管
23c 凸部
30 バイパス管
31a 第1流路
31b 第2流路
31c 第3流路

Claims (10)

  1. 電子機器を冷却する冷却装置であって、
    外気と熱交換することにより冷媒を蒸発させる蒸発器と、
    冷媒と冷却剤とを熱交換させて、気体冷媒を液体冷媒に凝縮させる凝縮器と、
    前記蒸発器と前記凝縮器とを連結する気体冷媒配管及び液体冷媒配管と、を備え
    前記蒸発器は、
    当該蒸発器の最上位位置に設けられると共に、気体冷媒が流動する前記気体冷媒配管により前記凝縮器と接続された上部ヘッダと、
    当該蒸発器の最下位位置に設けられると共に、液体冷媒が流動する前記液体冷媒配管により前記凝縮器と接続された下部ヘッダと、
    前記上部ヘッダと前記下部ヘッダとの中間位置に設けられて、前記液体冷媒が流動する前記液体冷媒配管により前記凝縮器と接続された中間ヘッダと、
    前記上部ヘッダと前記中間ヘッダとの間に配置されて、前記中間ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら前記上部ヘッダに導く第1流路を有すると共に、前記下部ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら前記上部ヘッダに導く第2流路を有する上部蒸発管を含む上部蒸発器と、
    前記下部ヘッダと前記中間ヘッダとの間に配置されて、前記下部ヘッダの冷媒を外気と熱交換させながら前記中間ヘッダを挿通して前記上部蒸発管の前記第2流路と連通された第3流路を有する下部蒸発管を含む下部蒸発器と、を備えることを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置であって、
    前記第1流路、第2流路、第3流路の少なくとも一方の流路内壁に、冷媒の流路方向に沿って延設された凸部が形成されていることを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項1又は2に記載の冷却装置であって、
    前記上部蒸発管及び前記下部蒸発管の外壁には、フィンが熱接触して固着されていることを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
    前記中間ヘッダには、前記上部蒸発器の前記第2流路と前記下部蒸発器の前記第3流路とを連通するバイパス管が設けられていることを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項4に記載の冷却装置であって、
    前記バイパス管は、前記上部蒸発管又は前記下部蒸発管と一体に形成されていることを特徴とする冷却装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
    前記凝縮器は、当該凝縮器の内壁に熱接触して固着されたフィンを備えることを特徴とする冷却装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
    前記凝縮器は、当該凝縮器の外壁に熱接触して固着されたフィンを備えることを特徴とする冷却装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の冷却装置であって、
    前記気体冷媒配管及び前記液体冷媒配管は、柔軟性を備えた冷媒配管であることを特徴とする冷却装置。
  9. 複数の電子機器が搭載されるラックと、
    前記ラックに対応して設けられた請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷却装置と、
    外気を吸引して前記電子機器に吹き当てて冷却すると共に、当該電子機器で温度上昇した外気を、前記冷却装置を介して吹き出す送風機と、を備えることを特徴とする機器収納装置。
  10. 請求項9に記載の冷却装置であって、
    前記電子機器と前記蒸発器とを囲むダクトを備えることを特徴とする機器収納装置。
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