JP5963713B2 - ウェブの切断装置 - Google Patents
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Description
切断工程に移行されると、ガイドロールが新コアと対向配置されるとともにウェブの片側面に当接する。このとき、ウェブはガイドロールと新コアとの隙間を通って旧コアに架け渡される状態となり、新コアに対しては非接触の状態を保つ。ガイドロールは、旧コアによる巻き取り最終工程においてウェブを搬送方向にガイドしつつ回転する。巻取コアの巻き替えは、旧コアおよび新コアを所定の回転速度で回転させた状態で連続的に行われる。つまり、巻き替えに際してウェブの巻き取りが中断されることがない巻継ぎが行われる。ガイドロールがウェブに当接した状態で切断部材が駆動されると、ガイドロールと新コアとの隙間を切断部材の刃がその延在方向に通過する。このため、ウェブの厚みに対して刃の動作ストロークを十分に大きくとることができ、その刃を延在方向に振り抜くような形でウェブを容易に切断することができる。
また、本実施形態のウェブの切断装置においては、切断部材の刃の切断駆動方向後側に押圧部が一体に設けられる。この押圧部は、切断部材によるウェブの切断動作に連続するようにそのウェブの先端部を新コアの外周面に対して押圧する押圧面を有する。押圧部は、切断部材に一体成形されてもよいし、別体にて構成され、切断部材に一体に組み付けられるものでもよい。本実施形態においては、ウェブの切断完了と同時又はその後速やかに押圧部による押圧が開始される。このようにウェブの切断と押圧を連続させることにより、切断されたウェブの先端部に折れ込みが発生することを確実に防止できるようになる。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体化した実施例について説明する。まず、切断装置が適用されるウェブの巻取装置の概要について説明する。図1および図2は、実施例に係るウェブの巻取装置を模式的に表す図である。図1は巻取工程の様子を示し、図2は巻替工程(切断工程)の様子を示す。
上記実施例では、切断部材40の刃52をノコ刃状に構成する例を示したが、刃の形状については種々の態様を採用できることは言うまでもない。図9は、変形例に係る切断部材およびその周辺構成を示す図である。(a)は切断部材の側面図であり、(b)は(a)のB方向矢視図である。
上記実施例においては、切断時の押さえとなるガイドロール44を切断部材40と同心状に設ける構成とした。変形例においては、これらを互いの軸線がある程度離れるように配置してもよい。ただし、切断処理の安定化を図るためには、切断部材40の回動に干渉しない程度にガイドロール44を近接させるのが好ましい。
上記実施例においては、切断処理を開始する前にガイドロール44をウェブWに当接させ、切断対応箇所を短くすることにより安定した切断処理を実現できる構成とした。変形例においては、このガイドロール44を省略してもよい。すなわち、図2に示したタッチロール34とガイドロール28との間に切断対応箇所を設定し、切断部材40による切断を新コア26bの近接位置にて行ってもよい。つまり、切断対応箇所を支持するロールの距離によっては別途ガイドロールを設けなくとも、切断部材の回動により刃を振り抜く構成とすることで、ウェブWの切断性能をある程度高く維持することができる。その場合、切断部材40が巻取工程において干渉しない位置に回動軸42を設けることで、切断工程ごとに切断部材40を移動させる機構を省略することができる。
上記実施例においては、上記切断装置32を製膜ラインの最終工程に設けられた巻取装置10に適用する例を示した。変形例においてはその他、種々の製造ラインの巻取装置に適用することもできる。例えば、基材シートを貼り合わせるラミネート装置の最終工程に巻取装置を設け、その巻取装置に適用してもよい。
Claims (8)
- ウェブの巻き取りを旧コアから新コアへ切り替える際に、前記旧コアに架け渡されたウェブを切断するウェブの切断装置であって、
回動軸を中心とする円のほぼ接線方向に延びる刃を有する切断部材と、
前記切断部材の刃が前記新コアとの最近接ポイントを前記新コアのほぼ接線方向に通過するよう前記切断部材を回動させることによりウェブを切断する駆動部と、
切断工程において前記新コアとの間にウェブを介在させるようにして対向配置されることによりウェブの片側面に当接し、そのウェブを前記旧コアの巻き取り方向へガイド可能なガイドロールと、
切断部材の回動方向後側に設けられ、前記切断部材によるウェブの切断動作に連続するようにそのウェブの先端部を前記新コアの外周面に対して押圧する押圧部と、を備え、
前記切断部材および前記押圧部は、前記ガイドロールと同心の前記回動軸を有することを特徴とするウェブの切断装置。 - 前記切断部材は、前記ガイドロールと同心の円のほぼ接線方向に延びる刃を有し、
前記駆動部は、前記ガイドロールと前記新コアとの隙間を前記切断部材の刃がその延在方向に通過するよう前記切断部材を回動させることによりウェブを切断することを特徴とする請求項1に記載のウェブの切断装置。 - 前記ガイドロールが前記切断部材の回動軸を中心に回転自在に支持され、
前記切断工程において前記切断部材の刃先がウェブから離間した状態を維持しつつ前記ガイドロールをウェブに当接させるように前記回動軸を移動させる移動機構を備え、
前記駆動部は、前記ガイドロールがウェブに当接した状態で前記切断部材を切断方向に回動させることを特徴とする請求項2に記載のウェブの切断装置。 - 前記切断部材が、前記ガイドロールの同心円に沿って延びる円弧状の本体を有することを特徴とする請求項2または3に記載のウェブの切断装置。
- 前記切断部材の刃先がウェブに当接して切り込みを開始するポイントが、前記ガイドロールと前記新コアとの最近接ポイントよりも回動方向手前に位置することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のウェブの切断装置。
- 前記切断部材の刃は、その刃先が尖るとともに刃元に向けてエッジ面が形成された形状を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のウェブの切断装置。
- 前記押圧部が前記切断部材と一体に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のウェブの切断装置。
- 前記押圧部は、前記切断部材の回動とともにウェブに当接する押圧位置が移動するよう円弧形状を有することを特徴とする請求項7に記載のウェブの切断装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2013131091A JP5963713B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | ウェブの切断装置 |
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Family Applications (1)
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