JP5963388B2 - ミシンの布押え - Google Patents

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Description

本発明は、布段部で布を押圧して布の動きを規制するミシンの布押えに関する。
従来技術のミシンの布押えは、図32のように布押え60の底面61は一平面で構成され、特に針孔部62の周辺は、布がバタつかないように確実に布が押えられる構造である。布押え60は、図33のような厚物の段縫い裁縫時、特にジーンズなどの裾上げやベルトループ部裁縫の際に3枚,9枚,3枚といった布段部10の裁縫を行う際、布段部10により布押え60の底面後端部63を支点として布押え前部64が持ち上がる。また、回動ピン4は底面後端部63寄りに設定されるため、布押え60の前部が持ち上げられるのと同期して、回動ピン4も持ち上がる。
こうして、布段部10の最厚部が回動ピン4に近づき、回動ピン4を越えると布段部10を乗り越えたことになるが、最厚部が回動ピン4に近くなると、押え圧力により布の押し戻しや、回動ピン4の急激な上昇に起因する送り不良(布が送れない)が発生する問題がある。
また布押え前部64が、布段部10にかかると、布段部10の角と布押え前部64の当接部65、布段部の下端66、布押え底面後部67とで略三角形の空間68が形成される。空間68にある布に対しては布押え60が利かない状態になるため、その布へ針6が貫通する際に、布が規制されていないため、針糸ループの形成が不安定になる。そのため、目飛びなどの裁縫不良につながる。この不具合は布段部10を下りるとき(図35)も同様である。
この問題に対して従来のミシンの布押えは、押えホルダ2の下端部に回動軸を介して回動可能に設けられた押え板と、その押え板の底面において回動軸の略真下に対応する少なくとも両側端面部に設けられた凹部とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、押え腕に、布送り方向の前後に並べられた2枚の押え足が回動可能に取り付けられ、その2枚の押え足の間には、コイルバネが懸架され、後の押え足と押え腕との間には、コイルバネが懸架され、前の押え足の前部がベッド面から離れる方向に回動するとき、後の押え足に対してその前部がベッド面に接近するようにコイルバネによって付勢力が付与されるものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、布押え部材との接触位置に布の前端部あるいは布段部がさしかかった時点で布圧検出手段がこれを検出し、その布厚検出手段からの検出信号を受けて、制御手段が布押え部材による押圧力を減少させると共に、送り歯の水平移動量を増大させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
実開平3−65570号公報 特開平8−141251号公報 特開平5−161771号公報
しかしながら、従来のミシンの布押えでは、布押えの底面の凹部形状により段部の乗り越えやすさは向上するが、布搬送方向の凹部の長さが短いと、凹部に至るまでの平面部での乗り上げが困難である。凹部の長さを長くすると針孔周辺が凹部となり針による布のバタつきが抑えられず、また布段部を乗り越える途中においても布のバタつきを十分に抑えられない問題がある。
また、布押えを前後に分割しても、前部押えの後端が段部を下りてしまった状態で布の逆送りを行うと、前部押えの後端が再び段部を上ることができずに、目詰まりが発生する問題がある。また、ミシンに布押えを取り付ける際、前部押えが前下がりになり、布を布押えの下に送り込むのに手間がかかり作業が煩雑な上、構造が複雑で、部品点数が多く製品コストが増大する問題がある。
また、布押えの傾きをセンサーにて検出し、その信号を処理し、押え圧力を制御しているアクチュエータ及び送り量を制御しているアクチュエータに伝達し、布段部を送りやすい条件に再設定して、送り性能を向上させるが、センサー及びアクチュエータの使用により、非常に高価なミシンにしか対応できないため、機種展開に問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、布段部での目飛びの発生を防止し、布送りが良好で、機種展開が可能で、低コストなミシンの布押えを提供することを目的とする。
本発明の第1の課題解決手段は、針孔部を備え押えホルダに回動軸で回動可能に設けられ、導入湾曲部と底面とを有する布押え本体部と、軸が孔部と嵌合して前記布押え本体部に回動可能に組み付けられる布規制体と、を備え、前記底面は、布の送り方向に対して前記導入湾曲部、前側平面部、前傾斜部、格納部、後傾斜部および後側平面部の順で構成され、前記前傾斜部又は前記前側平面部の位置に針孔部が設けられ、前記回動軸の中心よりも後方で前記前傾斜部と前記後傾斜部が延長交差した位置に仮想最深部が設けられ、前記布規制体は、布段部で前記布押え本体部の底面より突出して、布を押圧して前記布の動きを規制する規制部を備え、前記布段部で前記規制部の弾性変形により前記布規制体の針孔周辺押え部が前記格納部に収納されたときに、前記布段部が前記前傾斜部によって規制される構成である。

本発明の第2の課題解決手段は、針孔部を備え押えホルダに回動軸で回動可能に設けられ、導入湾曲部と底面とを有する布押え本体部と、軸が孔部と嵌合して前記布押え本体部に回動可能に組み付けられる布規制体と、を備え、前記底面は、布の送り方向に対して前記導入湾曲部、前側平面部、前傾斜部、格納部、後傾斜部および後側平面部の順で構成され、前記前傾斜部又は前記前側平面部の位置に針孔部が設けられ、前記回動軸の中心よりも後方で前記前傾斜部と前記後傾斜部が延長交差した位置に仮想最深部が設けられ、前記布規制体は、布段部で弾性部材により前記布押え本体部の底面より突出して、布を押圧して前記布の動きを規制する規制部を備え、前記布規制体は前記布段部で前記軸を中心として回動して前記布規制体の前記規制部が前記格納部へ収納されたときに、前記布段部が前記前傾斜部によって規制される構成である。
本発明の第3の課題解決手段は、前記布規制体と前記規制部とは樹脂材料で一体成形される構成である。
本発明の第4の課題解決手段は、前記規制部は、弾性力で前記布を押圧する弾性部材である構成である。



本発明の第5の課題解決手段は、前記規制部は、前記針孔部を挟んで、前記布規制体に少なくとも2つ以上設けられる構成である。
本発明の第6の課題解決手段は、前記布規制体は、前記針孔部の真横で前記布を保持する補助規制体を有する構成である。
本発明のミシンの布押えは、布規制体に布段部で布押え本体部の底面より突出する規制部を備える。ミシンの布押えの前部が布段部に掛かると、布段部とミシンの布押えの間で針落ち位置に略三角形の空間が形成される。空間が形成されても、規制部が布を押圧して布の動きを規制するため、針糸ループが安定して形成され目飛びの発生を防止できる。この効果は、布段部の上り時及び下り時ともに有効である。また、ミシンの布押えは、布押え本体部(例えばZDC製)と規制部を備えた布規制体の2部品から構成され、材料、工法ともに製造が容易である。また、ミシン本体には特別な構成が不要なため、従来機種にも展開が可能で、オプションとして提供できる。
また、布規制体と規制部は樹脂材料で一体成形されるため、安価に製造、組付けができる。
また、前記規制部は、弾性力で前記布を押圧する弾性部材で構成されるため、布規制体を弾性付勢して、布段部で規制部を布押え本体部の底面より突出させる付勢部材(例えばコイルバネ)が不要となり、部品点数を低減できる。
また、規制部は、針孔部を挟んで、布規制体に少なくとも2つ以上設けられるため、針孔部の布を布規制体が2つの場合は線で、3つ以上の場合は面で動きを規制し、針糸ループが安定して形成され、目飛びの発生を防止する。
また、布規制体に補助規制体を取り付けることで、針孔部の真横で布を保持するため、針落ち直近の布のバタつきを抑えることが可能で、より効率的に針糸ループを形成させることが可能となる。
また、布押え本体部の底面は、前傾斜部と後傾斜部が延長交差した仮想最深部が回動軸の中心よりも後方に位置する傾斜部を備えた構成であり、例えば厚物の段縫い(ジーンズの裾上げ時など)に対し、布の厚みに対する布段部乗り上げ時におけるミシンの布押えの傾きが小さくなり、押え棒バネの荷重を伝える回動軸の上昇が緩やかになる。また底面の傾斜部について、前傾斜部と後傾斜部が延長交差した仮想最深部が回動軸の中心よりも後方に位置することで、回動軸の直下まで布段部が入り込んでも、その布厚分まで回動軸が上昇する必要がないため、布をミシンの布押えにスムーズに送り込むことができる。さらに、布段部が回動軸を通過すれば、布押えの傾きは、布押え本体部の底面の傾斜に沿って、布段部を面で押えることができ、回動軸より後方に設けた押え底面を上ることができる。また回動軸の上昇が緩やかになり、布段部の乗り越えが容易になる。また布押え本体部は、針孔部まで傾斜部が設けられるため、布押え本体部で薄物地を裁縫すると針孔部周辺の布が押えられないが、布規制体と組み合わせることで、布規制体が針孔部周辺の布を押えるため、目飛びの発生を防止できる。
本発明の実施例1の布押えの斜視図である。 本発明の実施例1の布押え本体部で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はA−A断面図である。 本発明の実施例1の板バネ部を備えた布規制体で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はB−B断面図である。 本発明の実施例1の布押え本体部と布規制体を組み合わせた布押えのアッセンブリの状態で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はC−C断面図である。 本発明の実施例1の布押えが布段部に移行する前段階を示す説明図である。 本発明の実施例1の布押えが布段部に乗り上げ開始した状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布押えの前傾斜部に布段部が到達した状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布段部がさらに回動ピンに近づいた状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布段部が回動ピンの直下に到達した状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布段部が回動ピンの直下を通過した状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の回動ピンが布段部の終了部に到達した状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布押え本体部の後端傾斜部が布段部を下る状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布押え本体部の後端傾斜部が布段部にかかった状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の布押えが布段部を乗り越えた状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布押えの斜視図である。 本発明の実施例2の布押え本体部で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はD−D断面図を示す。 本発明の実施例2の布規制体で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はE−E断面図を示す。 本発明の実施例2の布押え本体部と布規制体を組み合わせた布押えアッセンブリの状態で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はF−F断面図を示す。 本発明の実施例2の布押えが布段部に移行する前段階を示す説明図である。 本発明の実施例2の布押えが布段部に乗り上げ開始した状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布押えの前傾斜部に布段部が到達した状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布段部がさらに回動ピンに近づいた状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布段部が回動ピンの直下に到達した状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布段部が回動ピンの直下を通過した状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布押え本体部の後端傾斜部が布段部を下る状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布押え本体部の後端傾斜部が布段部にかかった状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の布押えが布段部を乗り越えた状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の変形例で、布規制体に補助規制体を取り付けた状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の変形例で、布段部に移行する前段階を示す説明図である。 本発明の実施例2の変形例で、布押えの前傾斜部に布段部が到達した状態を示す説明図である。 本発明の実施例2の変形例で、布押え本体部の後端傾斜部が布段部にかかった状態を示す説明図である。 従来の布押えの斜視図である。 従来の布押えが布段部を上っている状態を示す説明図である。 従来の布押えが布段部を上っている状態を示す説明図である。 従来の布押えが布段部を下っている状態を示す説明図である。
以下に本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1のミシンの布押え1の斜視図である。布押え1は、布押え本体部20と、布規制体40と、布規制体40に設けられた2つの板バネ部50(規制部)と、から構成される。
図2は、本発明の実施例1の布押え本体部20で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はA−A断面図である。布押え本体部20には、押え棒バネ(図示せず)の押え圧力を布押え本体部20に伝える押えホルダ2(図5)が設けられる。押えホルダ2は上下摺動可能な押え棒3(図5)に固定され、布押え本体部20は押えホルダ2に回動ピン4(回動軸)により回動可能な状態で取り付けられる。
布押え本体部20の底面21は、平面部22と前傾斜部23(傾斜部)と後傾斜部24(傾斜部)で構成され、前傾斜部23と後傾斜部24の延長交差した仮想最深部25は、回動ピン4の中心よりも後方に位置する。底面21には、布規制体40(図3)の渡り部42(図3)を格納する格納部27と、針孔周辺押え部41(図3)を格納する格納部28が設けられ、布規制体40の揺動により、どちらか一方を格納し、布押え本体部20の底面21の形状が滑らかにつながるように構成される。また押えホルダ2の当接部5(図13)との干渉を避けるための逃がし部31、32が設けられている。また布押え本体部20は、略中央は針6が貫通する針孔部33が設けられ、両側面には孔部26が設けられ、また回動ピン4が取り付く。
図3は、本発明の実施例1の板バネ部50を備えた布規制体40で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はB−B断面図である。布規制体40には、針孔周辺押え部41と渡り部42が設けられており、両サイドには板バネ部50を備える。また布規制体40の両側には軸43が設けられる。布規制体40と板バネ部50は樹脂材料で一体成形される。
図4は、本発明の実施例1の布押え本体部20と布規制体40を組み合わせた布押え1
のアッセンブリの状態で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はC−C断面図である。布規制体40と布押え本体部20は、軸43が孔部26と嵌合して回動可能に組み付く。
以下に、本発明の実施例1の布押え1の動作を図5〜図14を用いて詳細に説明する。
図5は、布段部10に移行する前段階を示しており、布(3枚部)を布押え1が押えている状態を示している。布規制体40の板バネ部50の弾性力は、押え圧力と比較して十分に小さく設定されるため、押え圧力に負けて板バネ部50は弾性変形して図5の上方に押し上げられる。また渡り部42についても、押え圧力により布押え本体部20の格納部27に格納される。さらに針孔周辺押え部41は、渡り部42が押え圧力により布へ押圧されるため、軸43を介して、針孔部33の周辺を押えた状態になる。この状態は、薄物地を裁縫する際も同様な状態であり、針孔部33の周辺の布を支えているため、目飛びの発生を防止できる。
図6は、布押え1が布段部10への乗り上げを開始した状態を示しており、布押え1と布の間には略三角形の空間11が形成される。このとき、布規制体40に設けた板バネ部50の弾性力(復元力)により、布の遊びを規制する。よって布のバタつきによる針糸ループの不安定な形成を抑えることが可能になり、布段部10への上り途中の目飛びを防止できる。
図7は、布押え1の前傾斜部23に布段部10が到達した状態を示している。布段部10の角部が布押え本体部20に当接し、布規制体40の渡り部42には押え圧力が加わらなくなり、板バネ部50の影響で針孔周辺押え部41が布押え本体部20の格納部28に格納される。
図8は、布段部10がさらに回動ピン4に近づいた状態を示しており、板バネ部50は押え圧力に負けて弾性変形する。このときの本願発明の布押え1と従来の布押え60(図34)とを比較すると、布押え1の傾きαは、布押え60の傾きβに対して約40%低減する。また、回動ピン4の高さh1は、従来の回動ピン4の高さh2に対して約10%低くなる。よって回動ピン4の直下まで布段部10が進入するまでに発生する布への抗力(布の送り方向と逆に作用する力)及び押え圧力の荷重変化を低減でき、布の進入をスムーズに行える。
図9は、布段部10が回動ピン4の直下に到達した状態を示しており、押え圧力は布押え本体部20の前傾斜部23の全面に伝えられる。布押え本体部20の前傾斜部23
傾斜部24の延長交差した仮想最深部25が回動ピン4の中心よりも後方に位置するため、テコの原理により図9の状態になる。
図10は、布段部10が回動ピン4の直下を通過する状態を示しており、布段部10の角部が、布押え本体部20の後傾斜部24に当接する。このとき、回動ピン4の高さは変動するが、変動量は微小であるため、布の送りを阻害することはない。
図11は、回動ピン4が布の布段部10の終了部に到達した状態を示しており、布段部10を上るときと同様に、布段部10と布押え1との間に略三角形の空間11が形成される。しかし布規制体40の板バネ部50により布のバタつきを規制するため、目飛びの発生を抑えることができる。
図12は、布押え本体部20の後端傾斜部29が布段部10を下る状態を示しており、布規制体40の板バネ部50が布押え本体部20と布段部10で形成される三角形の空間11にある布のバタつきを規制しつつ、布段部10を下る。針孔周辺押え部41は布段部10から外れた状態で、針孔周辺押え部41には荷重はかからない。押え圧力により渡り部42は布押え本体部20の格納部27に格納される。この状態から逆縫い(逆送り)をする場合、容易に布段部10を乗り越えられる。
図13は、布押え本体部20の後端傾斜部29が布段部10にかかった状態を示している。図35の従来の布押え60では、布押え60の前下がり角度が十分でないため、布押え60の前部が布を押えることができない。送り歯(図示せず)が針板面よりも下がった状態になると、後端傾斜部69が押え圧力により布段部10を後方へ押し出して、送り量が増大し、また押し出された布によって針6が曲がる虞がある。これに対し、本発明の実施例1の布押え1では、布押え本体部20に設置した押えホルダ2の当接部5との干渉を避けるための逃がし部31、32により、布押え本体部20の前下がり角度を大きくすることができ、布押え本体部20に格納された布規制体40の渡り部42を介して、布押え本体部20に加わった押え圧力で布を保持するため、布が押し出されるのを防止できる。
図14は、布押え1が布段部10を乗り越えた状態で図5と同様に、布規制体40の板バネ部50は弾性変形して図14の上方へ押し上げられ、渡り部42は押え圧力により布押え本体部20の格納部27に格納される。
本発明の実施例1のミシンの布押え1では、布規制体40に布段部10で布押え本体部20の底面21より突出する板バネ部50を備えるため、布押え1の前部が布段部10に掛かると、布段部10とミシンの布押え1の間に略三角形の空間11が形成されるが、板バネ部50が布を押して動きを規制するため、針糸ループが安定して形成され、目飛びの発生を防止する。この効果は、布段部10の上り時及び下り時ともに有効である。また、布押え1は、布押え本体部20と板バネ部50を備えた布規制体40の2部品から構成され、材料/工法ともに製造が容易である。また、ミシン本体には特別な構成が不要で、従来機種へも展開が可能で、オプションとして提供することができる。
また、布規制体40と板バネ部50は樹脂材料で一体成形されるため、安価に製造、組み付けが可能になる。
また、板バネ部50は、弾性力で布を押圧する弾性部材であるため、布規制体40を弾性付勢して、布段部10で板バネ部50を布押え本体部20の底面21より突出させる付勢部材(例えば圧縮コイルバネ)が不要となり、部品点数を低減できる。
また、板バネ部50は、針孔部33を挟んで、布規制体40に2つ設けられるため、針孔部の布を2つの線で動きを規制することができ、針糸ループが安定して形成される。
また、布押え本体部20の底面21は、前傾斜部23と後傾斜部24の延長交差した仮想最深部25が回動ピン4の中心後方に位置する前傾斜部23と後傾斜部24を備える構成のため、例えば厚物の段縫い(ジーンズの裾上げ時など)に対し、布の厚みに対する布段部10に乗り上げ時における布押え1の傾きが小さくなり、押え棒バネの荷重を伝える回動ピン4の上昇を少なくできる。また底面21の前傾斜部23と後傾斜部24の延長交差した仮想最深部25が回動ピン4の中心よりも後方に位置することで、回動ピン4の直下まで布段部10が入り込んでも、その布厚の分まで回動ピン4が上昇する必要がなく、布をミシンの布押え1にスムーズに送り込むことができる。さらに、布段部10が回動ピン4を通過すれば、布押え1の傾きは、布押え本体部20の底面21の前傾斜部23と後傾斜部24の形状に沿って布段部10を押えることができ、回動ピン4の後方に設けた底面21を容易に上ることができる。回動ピン4の上昇が緩やかに変化することで、布段部10の乗り越えが容易になる。また布押え本体部20は、針孔部まで前傾斜部23と後傾斜部24が設けられているため、布押え本体部20で薄物地を裁縫すると針孔部33の周辺の布が押えられないが、布規制体40と組み合わせることで、布規制体40が針孔部33の周辺の布を押えるため、目飛びの発生を防止できる。
図15は、本発明の実施例2のミシンの布押え101の斜視図で(a)は斜め上方から見た図で、(b)は斜め下方から見た図である。主な構成として、布押え101は布押え本体部120と布規制体140と圧縮コイルバネ151(図18)とネジリコイルバネ152(図18)である。
図16は、本発明の実施例2の布押え本体部120で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はD−D断面図である。布押え本体には、押え棒バネ(図示せず)の押え圧力を布押え本体部120に伝える押えホルダ102(図19)が設けられる。押えホルダ102は上下摺動可能な押え棒103(図19)に固定され、布押え本体部120は押えホルダ102に回動ピン104(回動軸)により回動可能な状態で取り付けられる。
布押え本体部120の底面121は、前側平面部122aと後側平面部122bと前傾斜部123(傾斜部)と後傾斜部124(傾斜部)で構成され、前傾斜部123と後傾斜部124の間の前傾斜部123と後傾斜部124の延長交差した仮想最深部125aは、回動ピン104の中心よりも後方に位置する。底面121には、布規制体140(図17)の規制片141(規制部)(図17)を格納する格納部128が設けられ、布規制体140の揺動により、規制片141を格納した場合は、布押え本体120の底面121の前傾斜部123と後傾斜部124の形状に合わせて、滑らかにつながるように構成される。また押えホルダ102の当接部105(図26)との干渉を避けるための逃がし部131、132が設けられている。また布押え本体部120は、略中央は針106(図19)が貫入する針孔部133が設けられ、両側面には布規制体140の軸143(図17)が挿入される孔部126が設けられ、また回動ピン104が取り付く。さらに、圧縮コイルバネ151(図18)を保持する凹部156を備え、ネジリコイルバネ152(図18)を保持する嵌合溝157を備える。
図17は、本発明の実施例2の規制片141(規制部)を備えた布規制体140で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はE−E断面図である。布規制体140には、規制片141と回動規制ピン142とコイルバネ保持部150が設けられており、また布規制体140の両側には、軸143が設けられる。また規制片141の断面形状としては、布押え本体120の格納部128に格納された状態で、前傾斜部123と後傾斜部124と同形状で設定されており、格納された状態での前傾斜部123と後傾斜部124の延長交差した仮想最深部125aは、この規制片141に設定されている。
図18は、本発明の実施例2の布押え本体部120と布規制体140及び圧縮コイルバネ151とネジリコイルバネ152を組み合わせた布押え101のアッセンブリの状態で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)はF−F断面図である。布規制体140と布押え本体部120は、軸143が孔部126と嵌合して、回動可能に組み付く。尚、布規制体140の回動可能範囲は、回動規制ピン142と布押え本体部120の規制面127により決定される。また布規制体140は、弾性部材である圧縮コイルバネ151の弾性力により常に図示した方向から見て、軸143を中心に時計回り方向に荷重を受けている。この圧縮コイルバネ151の作用は、布規制体140の規制片141を布押え本体部120の底面121より突出させる方向に荷重を与えており、布のバタつきを規制する効果がある。またネジリコイルバネ152の作用は、押えホルダ102のバネ保持面105a(図19)に対し、布押え101全体の傾きを回動ピン104を中心にして、後方下がりになるように荷重を与え、布段部110(図19)を上る際の後方荷重の抜けによる送り不良を防止し、布段部110を上ることができるような効果が得られる。
以下に、本発明の実施例2の布押え101の動作を図19〜図28を用いて詳細に説明する。
図19は、布段部110に移行する前段階を示しており、布(3枚部)を布押え101が押えている状態を示している。布規制体140に荷重を加えている圧縮コイルバネ151の弾性力は押え圧力と比較して十分に小さく設定されているため、押え圧力に負けて布規制体140は軸143を中心に反時計回りに回動し、布に対して布押え本体部120の前側平面部122a/後側平面部122bと布規制体140の規制片141とで針孔部133の周辺を押えた状態になる。この状態は、薄物地を裁縫する際も同様な状態であり、針孔部133の周辺の布を支えているため、目トビの発生を防止できる。
図20は、布押え101が布段部110への乗り上げを開始した状態を示しており、布押え101と布の間には略三角形の空間111が形成される。このとき、布規制体140に設けた規制片141が、圧縮コイルバネ151に作用により、布の遊びを規制する。よって、布のバタつきによる針糸ループの不安定な形成を抑えることが可能になり、布段部110への上り途中の目トビを防止できる。
図21は、布押え101の前傾斜部123に布段部110が到達した状態を示している。布段部110の角部が布押え本体部120の前傾斜部123に至り、布規制体140が圧縮コイルバネ151の作用によって更に回動し、規制片141によって布のバタつきを抑制することができる。このとき、布規制体140の規制片141は最も突出した状態となるが、この突出量が大きすぎると、規制片141と針106が衝突してしまう虞があるため、布規制体140には突出量を規制する回動規制ピン142が設けられ、その回動規制ピン142が布押え本体部120に設けた規制面127に当接した状態で規制される。
図22は、布段部110が更に回動ピン104に近づいた状態を示しており、布規制体140の側壁下面形状153が布段部110をなぞることによって、布規制体140が軸143を中心として反時計回りに回動し、規制片141は布押え本体部120の格納部128に格納される。このときの本願発明の布押え101と従来の布押え60(図34)とを比較すると、布押え101の傾きαは、布押え60の傾きβに対して約40%低減する。また回動ピン104の高さh1は、従来の回動ピン4の高さh2に対して、約10%低くなる。よって、回動ピン104の直下まで布段部110が進入するまでに発生する布への抗力(布の送り方向と逆に作用する力)及び押え圧力の荷重変化を低減でき、布の進入をスムーズに行える。
図23は、布段部110が回動ピン104の直下に到達した状態を示しており、押え圧力は布押え本体部120の前傾斜部123の全面に伝えられる。布押え本体部120の前傾斜部123後傾斜部124の延長交差した仮想最深部125aが回動ピン104の中心よりも後方に位置するため、テコの原理により図の状態になる。
図24は、布段部110が回動ピン104の直下を通過した状態を示しており、布段部110の角部が、布押え本体部120の後傾斜部124に当接する。このとき、回動ピン104の高さは変動し始めるが、変動量は微小であるため、布の送りを阻害することはない。
図25は、布押え本体部120の後側平面部122bが布段部110を下る状態を示しており、布規制体140の規制片141が布押え本体部120と布段部110で形成される三角形の空間111にある布のバタつきを規制しつつ、布段部110を下る。この状態から、逆縫い(逆送り)をする場合、布規制体140の後端形状155により、容易に布段部110を乗り越えられる。
図26は、布押え本体部120の後端傾斜部129が布段部110にかかった状態を示している。図32の従来の布押え60では、図35に示すように押えホルダ2と布押え2の当接部2aの干渉により、布押え60の前下がり角度が十分でないため、布押え60の前部が布を押えることができない。送り歯(図示せず)が針板面よりも下がった状態になると、後端傾斜部69が押え圧力により布段部10を後方へ押し出して、送り量が増大し、また押し出された布によって針6が曲がる虞がある。これに対し、布押え101では、布押え本体部120に設置した押えホルダ102の当接部105との干渉を避けるための逃がし部131、132により、布押え本体部120の前下がり角度を大きくすることができ、布押え本体部120の導入湾曲部154に加わった押え圧力で布を保持するため、布が押し出されるのを防止できる。
図27は、布押え101が布段部110を乗り越えた状態で、布規制体140は、布に対して布押え本体部120の前側平面部122a/後側平面部122bと布規制体140の規制片141とで針孔部133の周辺を押えた状態になる。この状態は、薄物地を裁縫する際も同様な状態であり、針孔部133の周辺の布を支えているため、目トビの発生を防止できる。
本発明のミシンの布押え101では、布規制体140に布段部110で布押え本体部120の底面121より突出する規制片141を備えるため、布押え101の前部が布段部110に掛かると、布段部110とミシンの布押え101の間に略三角形の空間111が形成されるが、規制片141が布を押して布の動きを規制するため、針糸ループが安定して形成され、目トビの発生を防止する。この効果は、布段部110の上り時及び下り時ともに有効である。また、布押え101は、布押え本体部120と規制片141を備えた布規制体140と圧縮コイルバネ151とネジリコイルバネ152の4種類の部品から構成され、材料/工法ともに製造が容易である。また、ミシン本体には特別な構成が不要で、従来機種へも展開が可能で、オプションとして提供することができる。
また、布規制体140と規制片141は樹脂材料で一体成型されるため、安価に製造及び組み付けが可能になる。
また、布押え本体部120の底面121は、前傾斜部123と後傾斜部124の延長交差した仮想最深部125aが回動ピン104の中心よりも後方に位置し、前傾斜部123と後傾斜部124を備える構成のため、例えば厚物の段縫い(ジーンズの裾上げ時など)に対し、布段部110を乗り上げる際の布押え101の傾きが小さくなり、押え棒バネの荷重を伝える回動ピン104の上昇を少なくできる。また、底面121の前傾斜部123と後傾斜部124の延長交差した仮想最深部125aが回動ピン104の中心よりも後方に位置することで、回動ピン104の直下まで布段部110が入り込んでも、その布厚の分まで回動ピン104が上昇する必要がなく、布をミシンの布押え101にスムーズに送り込むことができる。さらに、布段部110が回動ピン104を通過すれば、布押え101の傾きは、布押え本体部120の底面121の前傾斜部123と後傾斜部124の形状に沿って布段部110を押えることができ、回動ピン104の中心よりも後方に設けた底面121を容易に上ることができる。回動ピン104の上昇が緩やかに変化することで、布段部110の乗り越えが容易になる。また布押え本体部120は、針孔部まで前傾斜部123と後傾斜部124によって形成される空間が設けられているため、布押え本体部120で薄物地を裁縫すると針孔部133の周辺の布が押えられないが、布規制体140と組み合わせることで、布規制体140が針孔部133の周辺の布を押えるため、目トビの発生を防止できる。
図28は、布押え101の変形例で布規制体140に補助規制体158を取り付けた状態を示す説明図である。布規制体140に板バネなどで補助規制体158を設け、針孔部133に対して真横の位置に腕部158a/158bを配置する。図29は平面部を裁縫している状態を示す図であり、図30は布段部110を上る状態を示す図であり、図31は布段部110を下る状態を示す図である。
布規制体140に補助規制体158を取り付けることで、針孔部133の真横で布を保持するため、針落ち直近の布のバタつきを抑えることが可能である。したがってより効率的に針糸ループを形成させることが可能となる。
1 布押え
4 回動ピン(回動軸)
10 布段部
20 布押え本体部
21 底面
23 前傾斜部(傾斜部)
24 後傾斜部(傾斜部)
25 前傾斜部と後傾斜部の延長交差した仮想最深部
33 針孔部
40 布規制体
50 板バネ部(規制部)
120 布押え本体部
140 布規制体
141 規制片(規制部)
158 補助規制体

Claims (6)

  1. 針孔部を備え押えホルダに回動軸で回動可能に設けられ、導入湾曲部と底面とを有する布押え本体部と、軸が孔部と嵌合して前記布押え本体部に回動可能に組み付けられる布規制体と、を備え、前記底面は、布の送り方向に対して前記導入湾曲部、前側平面部、前傾斜部、格納部、後傾斜部および後側平面部の順で構成され、前記前傾斜部又は前記前側平面部の位置に針孔部が設けられ、前記回動軸の中心よりも後方で前記前傾斜部と前記後傾斜部が延長交差した位置に仮想最深部が設けられ、前記布規制体は、布段部で前記布押え本体部の底面より突出して、布を押圧して前記布の動きを規制する規制部を備え、前記布段部で前記規制部の弾性変形により前記布規制体の針孔周辺押え部が前記格納部に収納されたときに、前記布段部が前記前傾斜部によって規制されるミシンの布押え。
  2. 針孔部を備え押えホルダに回動軸で回動可能に設けられ、導入湾曲部と底面とを有する布押え本体部と、軸が孔部と嵌合して前記布押え本体部に回動可能に組み付けられる布規制体と、を備え、前記底面は、布の送り方向に対して前記導入湾曲部、前側平面部、前傾斜部、格納部、後傾斜部および後側平面部の順で構成され、前記前傾斜部又は前記前側平面部の位置に針孔部が設けられ、前記回動軸の中心よりも後方で前記前傾斜部と前記後傾斜部が延長交差した位置に仮想最深部が設けられ、前記布規制体は、布段部で弾性部材により前記布押え本体部の底面より突出して、布を押圧して前記布の動きを規制する規制部を備え、前記布規制体は前記布段部で前記軸を中心として回動して前記布規制体の前記規制部が前記格納部へ収納されたときに、前記布段部が前記前傾斜部によって規制されるミシンの布押え。
  3. 前記布規制体と前記規制部とは樹脂材料で一体成形されることを特徴とする請求項1または2に記載のミシンの布押え。
  4. 前記規制部は、弾性力で前記布を押圧する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のミシンの布押え。
  5. 前記規制部は、前記針孔部を挟んで、前記布規制体に少なくとも2つ以上設けられることを特徴とする請求項1に記載のミシンの布押え。
  6. 前記布規制体は、前記針孔部の真横で前記布を保持する補助規制体を有することを特徴とする請求項2に記載のミシンの布押え。

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