JP5960084B2 - 紙幣取扱装置および紙幣保管庫 - Google Patents
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仕切板411の図中下方向の第二の領域に押板409が存在し、その押板409の上に紙幣P2が収納されている。第二の領域の紙幣P2は押板409の動作によって図中Y1、Y2方向へ移動する。
次に図6乃至図9を用い、本発明を適用した紙幣取扱装置1の入金、収納、返却動作について説明する。図6は入金、収納、及び返却時における紙幣の流れを示す図である。図6(a)は入金及び収納時における紙幣の流れを示す図である。利用者によって、入出金口ユニット101に入金された紙幣は一枚ずつ繰り出され、図中経路Aを通り、鑑別ユニット102に送られる。そして、鑑別ユニット102において、搬送された紙幣の真偽や金種、搬送姿勢や形状を確認し、正常紙幣か否かを判別する。また、その際に画像センサ201によって取得された紙幣の画像情報は、記憶手段としての制御部107に記憶される。ここで取得された取引中の紙幣の画像情報を記憶することで、取引中の紙幣と取引前に既に紙幣取扱装置1内に保管されていた紙幣との識別が可能となる。
次に保管庫104に紙幣が入金される際の動作について説明する。図7は第一の実施例における保管庫104の入金動作を示す側面図である。図7(a)は入金動作開始直前の保管庫104の状態を表す図であり、図7(b)は入金動作中の保管庫104の状態を表す図である。
次に保管庫104内において、第一の領域に収納されている紙幣を第二の領域へ収納する動作について説明する。図8は第一の実施例における保管庫104の収納動作を示す図である。図8(a)は収納動作時の保管庫104の側面図であり、図8(b)は収納動作時の保管庫104の上面図である。
第一の領域に収納されている紙幣を第二の領域へ収納する際は、予め押板409を図中Y2方向へ降下させる。この時、仕切板411a、411b、411cは、ストッパ414a、414b、414cに規制されるため、所定の位置に存在する。また、この状態において、第二の領域に収納されている紙幣P2の最上部の紙幣P21は仕切板411a、411b、411cから十分離間しており、紙幣P21は仕切板411a、411b、411cの動作の影響を受けない。
次に、返却動作時の収納庫104の動作について説明する。図9は第一の実施例における保管庫104の返却動作を示す側面図である。図9(a)は返却動作時の保管庫104の側面図であり、図9(b)は返却動作時の保管庫104の上面図である。
次に図10及び図11を用い、本発明を適用した紙幣取扱装置1の出金動作について説明する。図10は出金時における紙幣の流れを示す図である。出金時は、利用者が要求する金額に応じた紙幣が、保管庫104から放出される。保管庫104から放出された紙幣は、図中経路Fを経由し、鑑別ユニット102を含む経路Gに従って搬送される。この時、鑑別ユニット102では、搬送された紙幣の真偽や金種、搬送姿勢や形状を確認し、正常紙幣か否かを判別される。そして正常紙幣と判別された紙幣のみ経路Hを通り入出金口ユニット101へ送られ、利用者へ受け渡す。鑑別ユニット102で異常紙幣と判別された紙幣は、経路Iを通り、第一の予備保管庫へ収納される。
次に図14乃至図16を用い、本実施例による紙幣取扱装置1の入金、収納、返却動作について説明する。本動作時の紙幣取扱装置1中の紙幣の流れに関しては、実施例1と同様である。
図14は、第二の実施例における保管庫104の入金動作を示す側面図である。保管庫104の内部には、収納されている紙幣を保管庫104の外部に放出するための放出手段としてのピックローラ422と、放出時にピックローラ422によって搬送された紙幣を一枚ずつ分離し繰り出すためのフィードローラ420及びゲートローラ423と、仕切手段410と、収納されている紙幣を移動させるための押板409と、紙幣の集積時に所定の集積空間を確保するため、集積される紙幣を図中Y2方向へ叩き落とすためのシートローラ423が備えられている。
次に保管庫104内において、第一の領域に収納されている紙幣を第二の領域へ収納する動作について説明する。図15は第二の実施例における保管庫104の収納動作を示す図である。入金動作の終了後、利用者が入金された金額を確認し、承認操作が為された場合、保管庫104内の第一の領域に収納されている紙幣P1は、第二の領域に収納される。収納のための、仕切シート430の退避動作について説明する。
次に、返却動作時の収納庫104の動作について説明する。図16は第二の実施例における保管庫104の返却動作を示す側面図である。図16(a)は返却動作時の保管庫104の側面図であり、図16(b)は返却動作時の保管庫104の上面図である。ここで、収納庫104内の紙幣において、返却の対象となる紙幣は仕切シート430上部の第一の領域に存在する紙幣P1である。返却処理時には、押板409は図中Y1方向へ上昇しており、仕切シート430下部の第二の領域に存在する紙幣P2を介し、仕切シート430を同様に図中Y1方向へ持上げている。
次に図17を用い、本発明を適用した紙幣取扱装置1の出金動作について説明する。図17は、第一の実施例における保管庫104の出金動作を示す側面図である。出金動作時において、上述の収納動作時と同様に、仕切シート430は退避状態となっている。この状態で、押板409を図中Y1方向へ上昇させることで、第二の領域に存在する紙幣P2のうち、最上部紙幣P21がピックローラ422に押しあてられ、所定の押圧が作用する状態となる。この状態で、ピックローラ422とフィードローラ420を図中ω2の方向へ回転させることにより、第二の領域に存在する紙幣P2は一枚ずつ、図中X2の方向へ分離され放出される。そして、指定枚数の紙幣を放出した後、動作が終了する。
104:保管庫 105:第一の予備保管庫 106:第二の予備保管庫
107:制御部 201:画像センサ 401:第一の取出口 402:第二の取出口
403 開放部 404:取手 405:第一の施錠部 406:第二の施錠部
407:第三の施錠部 408:取込放出口 409:押板 410:仕切手段
411:仕切板 412:圧縮バネ 413:支持軸 414:ストッパ
415:駆動モータ 416:タイミングベルト 417:ギヤ 420:フィードローラ 421:ゲートローラ 422:ピックローラ 423:シートローラ
424:ピンチローラ 425:スタックガイド 430:仕切シート。
Claims (8)
- 入出金される紙幣を保管する保管庫を備えた紙幣取扱装置であって、
前記保管庫は、保管されている紙幣を、第一の領域と第二の領域とに区分するための仕切部材を有した目印手段と、前記紙幣を保管庫外に放出する放出手段とを備え、前記目印手段は、前記第一の領域に設けられた前記放出手段に対して、前記紙幣の積層方向の重なる位置に前記仕切部材を設け、
前記保管庫は、前記第一の領域に設けられた第一の取出口と、前記第二の領域に設けられた第二の取出口とを有する、
ことを特徴とする紙幣取扱装置。 - 請求項1記載の紙幣取扱装置において、前記目印手段は、前記仕切部材を前記第一の領域または前記第二の領域から退避させる退避機構を有し、前記仕切部材の退避によって、前記紙幣を前記第一の領域から前記第二の領域に移動させることを特徴とする紙幣取扱装置。
- 請求項1記載の紙幣取扱装置において、入金口より取り込まれた紙幣の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報取得手段によって抽出された画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報と前記入出金口より取り込まれる紙幣の画像情報とに基づいて、取引中の紙幣と取引前に既に保管されていた紙幣とを識別する制御部と、を備えることを特徴とする紙幣取扱装置。
- 請求項1記載の紙幣取扱装置において、前記保管庫は、前記保管庫に保管されている紙幣を積層方向に移動させるための押板を有した押板機構を備え、前記目印手段は、前記押板からの力を受けて前記積層方向に移動することを特徴とする紙幣取扱装置。
- 請求項4記載の紙幣取扱装置において、前記目印手段は、前記仕切部材を支持するための支持軸に前記仕切部材を係合させる係合部を有し、前記支持軸の回転に合わせ、前記仕切部材が回動作可能であることを特徴とする紙幣取扱装置。
- 請求項1記載の紙幣取扱装置において、前記目印手段は、変形可能な可撓性材料で構成された仕切部材を有していることを特徴とする紙幣取扱装置。
- 請求項1記載の紙幣取扱装置において、前記保管庫は、前記紙幣取扱装置に前記保管庫を収納するための引き出し可能なトレイに収納されていることを特徴とする紙幣取扱装置。
- 入出金される紙幣を保管する紙幣保管庫であって、
保管されている紙幣を、第一の領域と第二の領域とに区分するための仕切部材を有した目印手段と、前記紙幣を保管庫外に放出する放出手段とを備え、前記目印手段は、前記第一の領域に設けられた前記放出手段に対して、前記紙幣の積層方向の重なる位置に前記仕切部材を設け、前記第一の領域に設けられた第一の取出口と、前記第二の領域に設けられた第二の取出口とを有している、
ことを特徴とする紙幣保管庫。
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