JP5959487B2 - 制御装置、プログラム、制御システム - Google Patents
制御装置、プログラム、制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5959487B2 JP5959487B2 JP2013207862A JP2013207862A JP5959487B2 JP 5959487 B2 JP5959487 B2 JP 5959487B2 JP 2013207862 A JP2013207862 A JP 2013207862A JP 2013207862 A JP2013207862 A JP 2013207862A JP 5959487 B2 JP5959487 B2 JP 5959487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- group
- registration
- group information
- users
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段と、
を備えた、制御装置である。
この制御装置は、
ユーザからの登録要求があった場合に、当該登録要求が他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLを生成する生成手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段と、
前記登録要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段によって生成されたユニークURLと、当該ユニークURLを含むメッセージを送信するアプリケーションを起動するための操作対象とを、登録要求元のユーザのユーザ端末に表示させる表示手段と、
を備えてもよい。
この制御方法は、
ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付けるステップと、
前記判定するステップにおいて前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付けるステップと、
を備えてもよい。
ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する判定手段、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段、及び、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段、
として機能させるためのプログラムであってもよい。
この制御システムにおいて、前記サーバは、
ユーザからのアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求が他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLを生成する生成手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段と、
を備えてもよい。
この制御システムにおいて、アクセス要求元のユーザの前記ユーザ端末は、
前記アクセス要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段によって生成されたユニークURLを前記サーバから取得し、当該ユニークURLと、当該ユニークURLを含むメッセージを送信するアプリケーションを起動するための操作対象とを表示する表示手段と、
前記操作対象に対する操作に基づいて前記アプリケーションを実行し、前記取得したユニークURLを含むメッセージを生成する実行手段と、
を備えてもよい。
(1−1)事前登録システムの構成
以下、制御システムの一実施形態として、新規のゲームについてサービスの開始前にユーザ登録を行うための事前登録システム1について説明する。ここで、「事前登録」とは、ゲーム、またはゲーム内の特定のイベント等についてのサービスが開始される前にユーザが、例えば電子メールアドレス等のユーザの連絡先についての情報を登録することである。ゲーム運営者はユーザの事前登録を促進させることで、ゲームまたはイベント等についてのサービスの開始前にゲームの潜在ユーザを増加させることができる。
各ユーザ端末10a,10b,10c,…はそれぞれ、個々のユーザによって操作される端末であり、例えば、フィーチャーフォン、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、双方向の通信機能を備えたテレビジョン受像機(いわゆる多機能型のスマートテレビも含む。)、通信機能付き携帯ゲーム機などの通信端末である。以下の説明において、各ユーザ端末10a,10b,10c,…に共通して言及するときには、ユーザ端末10と表記する。
ユーザ端末10は、事前登録サーバ20によって提供されるHTMLデータを解釈して表示するウェブブラウザを備えており、ユーザ端末10によるウェブページ上のユーザの操作に基づく要求をネットワークを介して事前登録サーバ20へ送信し、事前登録サーバ20による処理結果を受信することでゲームAの事前登録の処理を実行する。例えば、事前登録の処理には、ユーザ端末10がユーザのメールアドレスを事前登録サーバ20へ送信する処理、および、事前登録サーバ20が受信したメールアドレスを記録する処理などが含まれる。
通信網NWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、専用回線、又はこれらの組み合わせによって構成される情報通信ネットワークである。
インスタントメッセージング(IM)サーバ80は、ユーザ端末10を介したユーザ間の短文のメッセージの交換(チャット等)やプレゼンスの通知などのIMサービスを提供する。
メールサーバ90は、ユーザ端末10を介したユーザ間の電子メールの配送サービスを提供する。
図2を参照してユーザ端末10について説明する。
図2に示すように、ユーザ端末10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部15、表示部16、通信インタフェース部17、および、ストレージ18を備えており、各部間の制御信号あるいはデータ信号を伝送するためのバス19が設けられている。
ユーザ端末10がタッチパネル入力方式のユーザ端末である場合、操作入力部15は、主として表示画面に指先あるいはペンで触れることによるタッチパネル方式の入力を受け付ける。
図3を参照して事前登録サーバ20の構成について説明する。
事前登録サーバ20は、ユーザによるゲームAに対する事前登録に関するサービスを提供する。図3に示すように、事前登録サーバ20は、CPU21、ROM22、RAM23、通信インタフェース部24、および、ストレージ25を備えており、各部間の制御信号あるいはデータ信号を伝送するためのバス26が設けられている。なお、事前登録サーバ20は、ハードウエアに関しては汎用のネットワークサーバと同一の構成をとることができる。
本実施形態の事前登録システム1では、新規のゲームAの事前登録の案内に関する情報が、ユーザ間でネットワークを介して伝達、つまりユーザ間で拡散することで、短期間でより多くのユーザに対して、新規のゲームAを告知して事前登録を促すことを意図している。
以下、ゲームAの事前登録の案内の拡散の原理について、図4および図5を参照して説明する。図4は、ゲームAの事前登録の案内に関する情報が拡散されている態様を示す概念図である。図5は、事前登録データベースの構成例を示す図である。事前登録データベースは、前述したように、事前登録サーバ20のストレージ25に記録されている。
なお、事前登録の対象となるゲームAは、今までにない全く新規のゲームの場合に限られない。同じタイトルのゲームが旧バージョンから新バージョンに変更になる場合には、新バージョンが新規のゲームとして事前登録の対象であってもよい。
以下の説明において、グループID、ユーザIDはそれぞれ、グループ情報、ユーザ情報の一例である。また、アクセス要求にグループIDが含まれていることは、アクセス要求がグループ情報に関連付けられていることの一例である。アクセス要求にグループIDが含まれていないことは、アクセス要求がグループ情報に関連付けられていないことの一例である。
後述するが、事前登録が完了するとユーザU1、および、ユーザU10は、それぞれグループIDに対応するユニークURLへのリンクを有する事前登録の案内に関する情報を含むコメント(リンク付コメント)を投稿してネットワークに公開する、あるいは当該情報を含むメッセージを知人に送信する等の処理を簡易な操作で行うことができるように構成されている。ユーザU1によるコメントやメッセージを閲覧した他ユーザであるユーザU2あるいはユーザU3、または、ユーザU10によるコメントやメッセージを閲覧した他ユーザであるユーザU11あるいはユーザU12が上記ユニークURLを指定してアクセス要求を行うと、ゲームAの事前登録処理がユニークURLに含まれるグループIDに関連付けて行われる。例えば、ユーザU2がゲームAの事前登録を行った場合、ユーザU2を識別するユーザIDが生成されるとともに、当該ユーザIDを上記グループIDと対応付けて記録される。
「ユーザID」は事前登録を行ったユーザを識別するために設定される。ユーザIDは事前登録を行ったユーザ間で重複することがないコードであることが好ましい。
「メールアドレス」は、事前登録したユーザから送信されるメールアドレスである。後述するように、本実施形態の事前登録処理では各ユーザのメールアドレスを送信することが要求され、送信されたメールアドレスがユーザIDと対応付けて事前登録データベースに書き込まれる。
「シリアルコード」は、事前登録を行った各ユーザに配布されるコードであり、新規のゲームAのサービスが開始された後に、事前登録者専用ページ(後述する)からゲームを開始するときに入力が必要となるコードである。シリアルコードについては本実施形態では必須ではなく、第3の実施形態において言及される。
「グループ内ユーザ数」は、同一のグループIDに対応付けられているユーザIDの数(つまり、同一のグループに所属しているユーザ数)の値である。
「事前登録日時」は、各ユーザがゲームAの事前登録要求を行った日時である。
なお、他の実施の形態として、「ユーザID」の項目に、ユーザのメールアドレスを書き込んでもよい。何故なら、メールアドレスは、インターネット上で一意の文字列のため、これをユーザIDとして用いることができるためである。この場合、別途ユーザIDを生成する必要がなくなる。
以下、本実施形態のゲームの事前登録処理について、図6〜9を参照しながら説明する。図6〜9はそれぞれ、本実施形態のゲームの事前登録処理および拡散処理を実行しているときのユーザ端末10上の表示画面の一例を示す図である。
以下では、ユーザU1が最初に新規のゲームAの事前登録処理を行い、その後、ユーザU1がSNS上の自身のページにゲームAに関するコメントを投稿し、そのコメントを閲覧したユーザU2がゲームAの事前登録処理を行う場合について説明する。
以下では、新規のゲームAの事前登録のためのURL、又は当該URLへのリンクについては、ゲーム運営者等から告知されている場合について説明する。なお、ゲームAの事前登録の受付を行う期限は決まっており、その期限は例えばゲームAのサービスの開始日の前日である。
ユーザU1が、ユーザ端末10上でゲーム運営者等から告知されているURLを指定する操作を行うと、図6のウェブページP1がユーザU1のユーザ端末10に表示される。ウェブページP1は、事前登録を開始するときの初期の画像を示している。ウェブページP1には、ユーザがメールアドレスを入力するための入力ボックスb1と、次のステップに進むためのボタンb2(「次へ」)とを含む。ウェブページP1によって、事前登録を行うことで所定のアイテムQ1が得られることが通知される。ウェブページP1にはボタンb20(「キャンペーン詳細」)が設けられている。図示しないが、ボタンb20(「キャンペーン詳細」)を操作すると、事前登録に関する詳しい情報が表示される。そのような情報として、例えば、ユーザが事前登録をすることによってユニークURLが発行されてそのユニークURLに関連付けて事前登録に関する情報を各種のアプリケーションを利用して拡散させることができることなどを通知する情報が含まれる。後述する第3の実施形態では、グループ内のユーザ数に応じて報酬が付与されるが、その具体的な報酬についての情報(グループ内のユーザ数ごとの報酬の内容についての情報)が含まれていてもよい。
ユーザU1が入力ボックスb1に自身のメールアドレス(例えば、xxxxx@xxxxx.com)を入力した上でボタンb2(「次へ」)を操作すると、P2に示すようにウェブページが変化する。ウェブページP2には、ユーザU1がウェブページP1で入力したメールアドレスが確認のために表示されるとともに、ボタンb3(「登録」)が表示される。なお、以下の説明では、ウェブページP1,P2を適宜「事前登録ページ」という。
ウェブページP2においてボタンb3(「登録」)が操作されると、ユーザU1のメールアドレスが事前登録サーバ20へ送信される。その結果、ユーザU1のユーザ端末10に表示されるウェブページが、図7のP3に示すように更新されるとともに、ユーザU1のメールアドレス宛に電子メールM1が送信される。
なお、本発明の実施形態では、URL内に付加する文字列として、事前登録データベースで管理される「グループID」を用いる例で説明しているが、URL内に付加する文字列は、これに限られない。つまり、事前登録データベースで管理されるどのグループIDかを特定可能な文字列であれば、どのような文字列であってもよい。
ウェブページP3のテキスト110は、ユーザU1に対応するグループに所属するユーザ数を通知するためのテキストである。図8に示す例では、ユーザU1の事前登録処理によって新たなグループIDが生成されたため、グループに所属するユーザ数は1人(ユーザU1のみ)である。また、テキスト110によって、グループに所属するユーザ数に応じて特定される報酬内容が例えば30pt(ポイント)であることが通知されてもよい。なお、グループに所属するユーザ数は事前登録期間内で変動しうるため、グループに所属するユーザ数に応じて最終的に付与される報酬内容はこの時点では確定しない。
ウェブページP3のテキスト111には、グループに所属するユーザ数に応じて次に特定される報酬内容(例えば「60pt(ポイント)」)と、当該報酬が特定されるために必要なグループ内のユーザ数を示す情報(例えば「あと1人」)とが含まれてもよい。
メールM1の表示領域102にはまた、ユーザU1に対して生成されたユーザIDを末尾に含むURL2(http://game_A.kkkkkk.co.jp/registration/id=u001)へのリンクと、ユーザU1に配布されるシリアルコード(図8の例では、“def001”)とが含まれる。
メールM1内のURL2へのリンクを選択すると、ウェブページP3が表示される。従って、ウェブページP3が表示された後にユーザU1が別の操作をユーザ端末10に対して行うことによってウェブページP3が表示されなくなった場合であっても、保存されている受信メールM1の中のURL2へのリンクを選択することによって、再度ウェブページP3を表示させることができる。
表示領域102に含まれるシリアルコードは、ユーザU1が新規のゲームAのサービスが開始された後に、事前登録者専用ページ(後述する)からゲームを開始するときに入力が必要となるコードである。
なお、ウェブページP3の表示領域101とコメントCM1の表示領域103に記述される内容は、URL1が含まれている限り、全く同一でなくてもよい。例えば、コメントCM1の表示領域103では、ウェブページP3の表示領域101に対して、テキストとURL1の配置、テキストのフォント若しくはサイズ、又は背景画像等が変化していてもよい。なお、ウェブページP3のボタン群bgのそれぞれの釦毎に内容が異なってもよい。つまり、コメントを提示するアプリケーション毎にリンク付コメントの内容を変更してもよい。このようにすることによって、それぞれのアプリケーションに適した形で情報を提供させることができる。
次に、ユーザU2が、ユーザU1によって投稿されたコメントを閲覧し、コメントCM1に含まれている、ユーザU1が所属するグループIDに対応するユニークURLに基づいて、事前登録を行う場合について説明する。
図8において、ユーザU2が、ユーザU1によって投稿されたコメントCM2(内容は、図7のコメントCM1と同じ)を閲覧し、コメントCM2に含まれるユニークURL1へのリンク(例えば、ハイパーリンク)を選択すると、ウェブページP11を表示する。ウェブページP11は、図6のP1と同内容のウェブページであり、メールアドレスを入力するための入力ボックスb1と、次のステップに進むためのボタンb2(「次へ」)とを含む。ユーザU2が入力ボックスb1に自身のメールアドレス(例えば、yyyyy@yyyyy.com)を入力した上でボタンb2(「次へ」)を操作すると、P12に示すようにウェブページが変化する。ウェブページP12には、ユーザU2がウェブページP11で入力したメールアドレスが確認のために表示されるとともに、ボタンb3(「登録」)が表示される。ウェブページP11,P12は、事前登録ページの例である。
ウェブページP12においてボタンb3(「登録」)が操作されると、ユーザU2のメールアドレスが事前登録サーバ20へ送信される。その結果、ユーザU2のユーザ端末10に表示されるウェブページが、図9のP13に示すように更新されるとともに、ユーザU2のメールアドレス宛に電子メールM2が送信される。なお、ウェブページP13は、拡散用ページの例である。
ウェブページP13には、ウェブページP3と同様に、ゲームAの事前登録の案内に関する情報をさらに他ユーザに拡散するための複数のアプリケーションを起動するためのボタン群bgが含まれており、ボタン群bgの中のいずれかのボタンが操作されると、そのボタンに対応するアプリケーションが起動して、表示領域101に記述されている情報(テキストおよびユニークURLへのリンク)をネットワーク上で拡散できるように構成されている。
メールM2の表示領域104にはまた、ユーザU2に対して生成されたユーザIDを末尾に含むURL3(http://game_A.kkkkkk.co.jp/registration/id=u024)へのリンクと、ユーザU2に配布されるシリアルコード(図9の例では、“stu083”)とが含まれる。
メールM2内のURL3へのリンクを選択すると、ウェブページP13が表示される。従って、ウェブページP13が表示された後にユーザU2が別の操作をユーザ端末10に対して行うことによってウェブページP13が表示されなくなった場合であっても、保存されている受信メールM2の中のURL3へのリンクを選択することによって、再度ウェブページP13を表示させることができる。電子メールM1の場合と同様に、表示領域104に含まれるシリアルコードは、ユーザU2が新規のゲームAのサービスが開始された後に、事前登録者専用ページからゲームを開始するときに入力が必要となるコードである。
次に、上述した本実施形態のゲームを実現するために制御装置が備える機能について説明する。
本実施形態では、事前登録サーバ20によって制御装置50が構成されている。以下では、本実施形態の制御装置50で実現される機能について、図10を参照して説明する。図10は、本実施形態の制御装置50で主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。
なお、図10に示す機能ブロック図に含まれる手段のすべてが本発明に必須の要素とは限らない。例えば、本発明の一態様では、判定手段51、第1対応付け手段52、および、第2対応付け手段54を備えていればよい。
判定手段51の機能は、以下のようにして実現できる。ユーザが、ゲーム運営者等から告知されているURLを指定してアクセス要求を行う場合には、ユーザ端末10から事前登録サーバ20へ送信されるHTTPリクエストに含まれる事前登録のためのURLに、他ユーザに対応したグループIDが含まれていない。一方、ユーザが、他ユーザからネットワーク上で拡散されている事前登録に関する情報に関連付けられたユニークURLを指定してアクセス要求を行う場合には、ユーザ端末10から事前登録サーバ20へ送信されるHTTPリクエストで指定されるユニークURLの末尾には、他ユーザに対応したグループIDが含まれている。そこで、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザからのアクセス要求を受け付けた場合、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいてユニークURLが指定されているか否かを判定することで、アクセス要求が他ユーザに対応したグループIDを含むか否かを判定する。
第1対応付け手段52の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいて事前登録のためのユニークURLが指定されていないと判定した場合(つまり、アクセス要求が他ユーザに対応したグループIDを含まないと判定した場合)、アクセス要求元のユーザに対応したグループID、および当該ユーザに対応したユーザIDを生成し、生成したグループIDとユーザIDを互いに対応付けるように事前登録データベースに書き込む(例えば、図5のグループID:g001とユーザID:u001)。新たなグループIDおよびユーザIDの生成はそれぞれ、既に生成されたグループIDおよびユーザIDと重複しないようにして行われる。
なお、本発明の実施の形態では、グループIDおよびユーザIDの生成タイミングを、判定手段51による判定の後である場合を例に説明しているが、これに限られるものではない。例えば、予め生成しておいた多数のグループIDおよびユーザIDの中から選択して割り当てる方法であってもよい。つまり、グループIDおよびユーザIDの生成タイミングは、任意のタイミングでよいものである。
また、本実施形態の例では、事前登録データベースは、事前登録サーバ20のストレージ25に記憶されているが、事前登録サーバ20からアクセス可能なネットワーク上の外部装置(ネットワークサーバ等)に記憶していてもよい。その場合、第1対応付け手段52の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、通信インタフェース部24を介して外部の事前登録データベースにデータの書き込みを行う。
シリアルコードの項目には、既に他ユーザに対して設定されたシリアルコードと重複しないシリアルコードが生成されて書き込まれる。事前登録日時の項目には、ユーザIDが生成された日時が書き込まれる。
生成手段53の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいて事前登録のためのユニークURLが指定されていないと判定した場合(つまり、アクセス要求にユニークURLが含まれていないと判定した場合)、前述したように新たなグループID(つまり、アクセス要求元のユーザに対応したグループID)を生成するとともに、当該グループIDを含むユニークURLを生成する。例えば、グループIDが“g001”である場合には、図7のウェブページP3に示したように、ユニークURLは、“http://game_A.kkkkkk.co.jp/registration/group=g001”となる。
第2対応付け手段54の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいて事前登録のためのユニークURLが指定されていると判定した場合(つまり、アクセス要求が他ユーザに対応したグループIDを含むと判定した場合)、当該ユニークURLに含まれているグループIDを特定する。事前登録サーバ20のCPU21は、HTTPリクエストの送信元のユーザを識別するユーザIDを生成し、当該ユーザIDを、特定したグループIDに対応付けるようにして事前登録データベースに書き込む(例えば、図5のグループID:g001とユーザID:u024)。
シリアルコードの項目には、既に他ユーザに対して設定されたシリアルコードと重複しないシリアルコードが生成されて書き込まれる。事前登録日時の項目には、ユーザIDが生成された日時が書き込まれる。
通知手段55の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいて事前登録のためのユニークURLが指定されていると判定した場合(つまり、アクセス要求がグループIDを含むと判定した場合)、前述したように、HTTPリクエストの送信元のユーザに対応したユーザIDを生成して事前登録データベースに書き込むとともに、新たに書き込まれたユーザIDを含めてすべてのユーザIDに対応付けられるグループ内ユーザ数の値を更新する。次いで事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録要求を行ったユーザのユーザ端末10へ送信するHTMLデータに、グループ内ユーザ数を含ませるようにする。それによって、例えば図9のウェブページP13のテキスト110に示したように、グループ内ユーザ数(つまり、グループIDに対応付けられているユーザIDの数)がユーザに通知される。
第1表示手段56の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、ユニークURL、又は、ユニークURLへのリンクを含むようにして、事前登録要求を行ったユーザのユーザ端末10へ送信するHTMLデータを生成する。このとき、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいて事前登録のためのユニークURLが指定されていないと判定した場合には、上述したように新たなグループIDを含むユニークURL、又はユニークURLへのリンクを生成して、HTMLデータに含ませる。一方、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から受信したHTTPリクエストにおいて事前登録のためのユニークURLが指定されていると判定した場合には、そのユニークURL、又はユニークURLへのリンクをHTMLデータに含ませる。その結果、例えば、ウェブページP3(図7)あるいはウェブページP13(図9)の表示領域101に、ユニークURLへのリンクがユーザ端末10に表示される。
第2表示手段57の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録要求を行ったユーザのユーザ端末10へ送信するHTMLデータを、SNSアプリケーションを起動するボタン(「SNS」)、ミニブログ用アプリケーションを起動するボタン(「Blog」)、IMアプリケーションを起動するボタン(「MES」)、および、電子メールアプリケーションを起動するボタン(電子メール記号の表示)のうち少なくともいずれか1つを含むボタン群bgを含むようにして生成する。このとき、各ボタンの操作に基づいてAPI(Application Programming Interface)を呼び出すことによってボタンに対応するアプリケーションが起動するように、HTMLデータが生成される。
報酬特定手段58の機能を実現するために、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザ端末10から事前登録要求を取得すると、事前登録データベースを参照して、グループ内ユーザ数の項目のデータ(アクセスしたユーザが所属するグループの人数)を読み出す。そして事前登録サーバ20のCPU21は、読み出したグループ内ユーザ数を用いて、例えば後述する報酬設定テーブル(図14参照)からユーザ数に応じた報酬内容を特定する。
また、事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録データベースから読み出したグループ内ユーザ数に基づいて、報酬設定テーブルを参照して、次に特定される報酬内容と、当該報酬が特定されるために必要なグループ内ユーザ数とを特定してもよい。「次に特定される報酬内容」とは、現在のグループ内ユーザ数が増加したときに特定される報酬内容が、現在特定されている報酬内容に対して初めて変動する場合に、その「グループ内ユーザ数が増加したときに特定される報酬内容」を意味する。例えば、図14に示す報酬設定テーブルの例において、現在特定されているグループ内ユーザ数および特定されている報酬がそれぞれ「20人」、「440pt」である場合には、「次に特定される報酬内容」として「460pt」が特定され、「当該報酬が特定されるために必要なグループ内ユーザ数」として「23人」が特定される。このようにして特定された情報をユーザに提示することで、ユーザが属するグループのユーザ数を増やそうとするさらなる動機付けを当該ユーザに与えることができる。なお、「当該報酬が特定されるために必要なグループ内ユーザ数」についての情報は、例えば「あと3人」(=23−20)といったテキスト形式でユーザに提示されてもよい。
また、上記では、報酬特定手段58によって特定された報酬が直ちにユーザに付与されない場合について説明したが、ユーザが希望する場合には当該報酬を直ちにユーザに付与してもよい。つまり、報酬特定手段58によって特定された報酬をユーザが受け取るか否かについてユーザによって選択可能となるボタンを、その報酬をユーザに提示するウェブページ(拡散用ページ)に表示させ、当該ボタンに対する操作入力に基づきユーザが報酬を受け取ることを希望することを認識した場合には、報酬をユーザに付与してもよい。
図14に示す報酬設定テーブルの例では、グループ内ユーザ数と報酬とが1対1の関係で規定されているが、グループ内ユーザが増加するにつれて累積的に付与される報酬を規定してもよい。例えば、以下のように規定する。
・グループ内ユーザ数:1 報酬内容:30pt
・グループ内ユーザ数:2 追加分として報酬内容:30pt
・グループ内ユーザ数:3 追加分として報酬内容:40pt
・グループ内ユーザ数:4 追加分として報酬内容:20pt
…
このように規定した場合、グループ内ユーザに対して付与すべき報酬(ポイント)の総量は、図14に示した例と変わらない。そして、ユーザに付与すべきグループ内ユーザ数に応じた各報酬について、それぞれ個別にユーザの所望のタイミングでユーザが受け取ることができるようにしてもよい。
次に、本実施形態のゲームAの事前登録処理フローの一例について、図11A〜図11Cのシーケンスチャートを参照して説明する。図11Aは、最初のユーザであるユーザU1による事前登録処理を示しており、図6および図7の表示内容に対応する。図11Bは、2番目のユーザであるユーザU2による事前登録処理を示しており、図8および図9の表示内容に対応する。図11Cは、図11Aおよび図11Bに示すフローチャート内の報酬特定処理の詳細処理を示すフローチャートである。
なお、各図において、図6〜9に示した各ウェブページP1〜P3、P11〜P13、および、コメントCM1,CM2の表示タイミングに、各符号を付してある。
以下の説明において、事前登録ページの要求、および、事前登録要求は、それぞれ本発明の「アクセス要求」の一例である。
図11Aにおいて先ず、ユーザU1が、ユーザ端末10を操作してゲーム運営者等から告知されている新規ゲームの事前登録のためのURLを指定して事前登録ページの要求を行う場合について説明する(ステップS10)。ゲーム運営者等から告知されているURLは、予め定められた特定の記号で構成されており、グループIDは含まれていない。事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録ページの要求に係るHTTPリクエストを取得すると、ユーザU1以外の他ユーザに対応したグループIDの有無を判定する(ステップS12)。事前登録ページの要求において他ユーザに対応したグループIDの有無を判定することによって、事前登録ページの要求が他ユーザに対応したグループIDに関連付けられているか否かについて判定される。なお、事前登録サーバ20のCPU21は、ステップS12の判定結果を、ユーザU1と対応付けてRAM23に記録しておく。
事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録ページの要求に、ユーザU1以外の他ユーザに対応したグループIDが含まれていないと判断すると、事前登録ページを表示するためのHTMLデータをユーザU1のユーザ端末10へ送信する(ステップS14)。ユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈して事前登録ページを表示する(ステップS16)。
なお、本実施形態では、所定の期限(例えば、ゲームのサービス開始前日)までに事前登録を行うものとして説明しているため、ユーザ端末10からアクセス要求がなされた場合、事前登録サーバ20は、アクセス要求された時刻が、予め設定されている所定の期限を過ぎているかを判定する。期限を過ぎていると判定した場合は、サービスが開始されているため、ゲームのトップページ(図15のP20)を表示させるための画面データとしてHTMLデータをユーザ端末10に送信する。
事前登録サーバ20のCPU21は、発行したグループIDとユーザIDを対応付けるとともに、ユーザIDと、メールアドレス、シリアルコード、グループ内ユーザ数、および事前登録日時の各項目のデータとを対応付けるようにして、事前登録データベースにデータを記録する(ステップS24)。なお、ユーザU1はグループに所属する最初のユーザとなるため、グループ内ユーザ数の項目は「1」が書き込まれる。また、事前登録日時の項目には、ステップS22でユーザIDを生成した日時のデータが書き込まれる。
また、ステップS26において、事前登録サーバ20のCPU21は、ステップS252およびS253で特定した情報を含むようにして拡散用HTMLデータを生成する。例えばP3の拡散用ページには、現時点で特定された報酬内容として「30ポイント」、次に特定される報酬内容として「60ポイント」、および次に特定される報酬に必要なグループ内のユーザ数として「1人」が表示される。
また、事前登録サーバ20のCPU21は、SNSアプリケーションを起動するボタン(「SNS」)、ミニブログ用アプリケーションを起動するボタン(「Blog」)、IMアプリケーションを起動するボタン(「MES」)、および、電子メールアプリケーションを起動するボタン(電子メール記号の表示)のうち少なくともいずれか1つを含むボタン群を含むようにして、拡散用HTMLデータを生成する。このとき、各ボタンの操作に基づいてAPIを呼び出すことによってボタンに対応するアプリケーションが起動するように、HTMLデータが生成されている。
なお、ステップS36において、いずれかのアプリケーションに対応付けたボタンが操作されない場合には(ステップS36:NO)、アプリケーションは起動されずに拡散用ページを表示したままとなる。
例えば、ユーザU1の友達であるユーザU2が、ユーザU1によって投稿されたリンク付コメントを閲覧することによって、事前登録を行う場合について説明する。SNSサーバ70は、ユーザU2から閲覧要求を受け付けると(ステップ50)、サーバ内のデータベースからユーザU1のリンク付コメントを読み出し(ステップS52)、そのリンク付コメントを含むHTMLデータを生成してユーザU2のユーザ端末10へ送信する(ステップS54)。ユーザU2のユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈してユーザU1のリンク付コメントを表示する(ステップS56)。
事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録ページの要求に、ユーザU2以外の他ユーザに対応したグループID(この場合、ユーザU1に対応したグループID)が含まれていると判断すると、事前登録ページを表示するためのHTMLデータをユーザU2のユーザ端末10へ送信する(ステップS62)。ユーザU2のユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈して事前登録ページを表示する(ステップS64)。
なお、本発明の実施形態では、所定の期限(例えば、ゲームのサービス開始前日)までに事前登録を行うものとして説明しているため、ユーザ端末10からアクセス要求がなされた場合、事前登録サーバ20は、グループIDの有無を判定する前に、アクセス要求された時刻が、予め設定されている所定の期限を過ぎているかを判定する。期限を過ぎていると判定した場合は、ゲームのサービスが開始されているため、グループIDの有無にかかわらず、ゲームのトップページ(図15のP20)をユーザ端末10に表示させるための画面データとしてのHTMLデータをユーザ端末10に送信する。
また、他の実施の形態として、ユーザIDの数が1つのグループに対応付け可能な上限値に達したかを判定する処理を追加してもよい。例えば、1つのグループに対応付け可能なユーザIDの数の上限値として「100」と設定しておき、ユーザIDをグループIDと対応付けるタイミングで、そのユーザIDをグループIDに対応付けた場合に、グループIDに対応付けられるユーザIDの数が上限値を超えるか否かを判定する。仮に、上限値を超えることになる場合、事前登録サーバ20はユーザ端末10にエラー通知を行う。このように上限値を設けることで、ゲームの進行に大きく影響を与えない程度の報酬設定が可能となる、または、過大な報酬を付与することをなくすことができるといった効果を得ることができる。
次いで事前登録サーバ20のCPU21は、拡散用ページを表示するためのHTMLデータ(拡散用HTMLデータ)を生成して(ステップS72)、ユーザU2のユーザ端末10へ送信する(ステップS74)。ユーザU2のユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈して拡散用ページを表示する(ステップS76)。拡散用ページの例は、図9のウェブページP13である。ステップS72において、事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録データベースを参照し、ユーザU2のユーザIDに対応するグループ内ユーザ数を読み出し、読み出したグループ内ユーザ数が表示されるようにしてHTMLデータを生成する。ステップS72の例では、グループ内ユーザ数が「2」(ユーザU1,U2の2名)であるため、拡散用ページにはP13に例示したように例えば「あなたのグループは現在2人」というテキストが含まれる。
ここで、HTMLデータを生成するに際して、ボタン群(操作オブジェクト)の近傍に、次に特定される報酬の内容を示す情報と、当該報酬のために登録が必要となるユーザ数の条件を示す情報とを、ユーザ端末10の表示部16に表示させることを可能にする形式で生成することが望ましい。次に特定される報酬が魅力的な場合、ユーザは登録者数を増加させるため、ボタンを操作するインセンティブが働くからである。
なお、事前登録サーバ20は、ユーザU1のグループのユーザ数の他に、事前登録データベースに登録されている他のグループのユーザ数を読み出し、グループを示す情報とユーザ数とを含むランキング形式の表として表示させるためのHTMLデータを生成してもよい。HTMLデータは、図18のP25(後述する)に示すように拡散用ページとは別のウェブページとなるように生成してもよいし、拡散用ページに含めるように生成してもよい。また、ランキング表には、全体のランキングの他に、自分の所属するグループの相対的な順位が分かるように、表示させるHTMLデータを生成することが望ましい。全体のグループの中で相対的な順位関係が分かることにより、ユーザはより高い順位を目指すため、ボタンを操作するインセンティブが働くからである。
なお、ステップS82において、いずれかのアプリケーションに対応付けたボタンが操作されない場合には(ステップS82:NO)、アプリケーションは起動されずに拡散用ページを表示したままとなる。
すなわち、上述したように、ユーザU1によるアクセス要求が他ユーザ(つまり、ユーザU1以外のユーザ)に対応したグループIDに関連付けられていないと判定された場合、ユーザU1に対応したグループIDとユーザU1に対応したユーザIDとが対応付けられる。ここで、ユーザU1がグループに対応付けられる最初のユーザとなる。一方、ユーザU2が他ユーザであるユーザU1から拡散された情報に基づいてアクセス要求を行った場合、つまり、ユーザU2によるアクセス要求が他ユーザに対応したグループIDに関連付けられていると判定された場合、他ユーザ(ユーザU1)に対応したグループIDとユーザU2に対応したユーザIDとが対応付けられる。それによって、ユーザU2は、他ユーザ(ユーザU1)が既に対応付けられているグループに対応付けられることになる。同様にして、新規のゲームの事前登録に関する情報の拡散ルート上のすべてのユーザに対応したユーザIDが、拡散される情報に関連付けられているグループIDに対応付けられる。
よって、本実施形態の制御装置によれば、ネットワークを介して新規のゲームの事前登録に関する情報をユーザ間で拡散させていく過程においてユーザをグループ化することができる。
グループ内ユーザ数をユーザに通知するタイミングは適宜設定してもよい。上述した実施形態では、図9のウェブページP13に示すようにグループIDに対応付けられたグループ内ユーザ数が更新されたタイミングで表示され、あるいはユーザが任意のタイミングで受信メールM2の中のURLへのリンクを選択することでユーザIDやグループIDを含むアクセス要求がなされたタイミングで表示される場合について説明したが、これらのタイミングに限られない。グループ内ユーザ数を事前登録処理のタイミングでは通知せずに、事前登録が締め切られて新規のゲームのサービスが開始された後の任意のタイミングで通知してもよい。
・ランクA:グループ内ユーザ数が31以上
・ランクB:グループ内ユーザ数が21〜30
・ランクC:グループ内ユーザ数が11〜20
・ランクD:グループ内ユーザ数が 1〜10
このようにランク付けし、例えば随時「現在Dランク!次はCランクを目指せ!」といったテキストも通知することで、グループに所属しているユーザによる他ユーザの勧誘を促進することができる。
また、それぞれのグループ内のユーザ数で比較を行い、ユーザ数によるグループ間のランキング情報を通知してもよい。つまり、通知する情報は、グループ内のユーザ数に基づいて集計される同一グループの登録の状況についての情報や、複数のグループの各グループ内のユーザ数に基づいて集計されるグループ間の登録の状況についての情報など、通知を受けたユーザが、自グループの登録者数を増やすため、他のユーザに事前登録を促す行動に結びつけることができる情報であれば、どのようなものであってもよい。
なお、制御装置が生成手段53と第1表示手段56を備えることは必須ではない。すなわち、事前登録データベースにおいてユーザIDとグループIDとを対応付けているため、ユニークURLへのリンク等をユーザ端末10に表示させることはユーザをグループ化することに対して必須の要件ではない。
なお、制御装置が第2表示手段57を備えることは必須ではない。アプリケーションを起動するためのボタンを表示させない場合であっても、ユーザが当該ボタンによらず自らアプリケーションを起動してユニークURLを含むコメントを投稿等すること等によってユニークURLに関連付けて事前登録に関する情報を拡散させることもできる。
上述した実施形態では、アプリケーションの例として、SNSアプリケーション、ミニブログ用アプリケーション、IMアプリケーション、および、電子メールアプリケーションの例を挙げたが、この中でも特に、SNSアプリケーション(例えばフェイスブック)とIMアプリケーション(例えばLINE)のように、関わりのある複数のユーザ間でメッセージを共有する、あるいはメッセージを通知する機能を備えたアプリケーションが好ましい。このようなアプリケーションを起動するためのボタンを表示させることで、事前登録の前から元々交流のあるユーザ同士でユニークURLに関連付けて事前登録に関する情報を拡散し、拡散ルート上のユーザ群を1つのグループにまとめることができる。
上述した第1の実施形態では、ゲームの事前登録の案内に関する情報を拡散するときに、当該情報にグループIDに対応するユニークURLを関連付ける場合について説明したが、この点は必須ではない。例えば、拡散対象とする情報にグループID自体を関連付けてもよい。この場合も、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザからのゲームの事前登録に関するアクセス要求にグループIDが含まれていない場合には、ユーザIDとグループIDを発行して互いに対応付けて事前登録データベースに記録する。ユーザからのアクセス要求にグループIDが含まれている場合には、ユーザIDを発行し、当該ユーザIDと、アクセス要求に含まれているグループIDとを対応付ける。この場合には、拡散対象とする情報に関連付けられるのはユニークURLではなく、グループID自体となる。
以下の説明において、事前登録ページの要求、および、事前登録要求は、それぞれ本発明の「アクセス要求」の一例である。
図12Aにおいて先ず、ユーザU1が、ゲーム運営者等から告知されている新規ゲームの事前登録のためのURLを指定して事前登録ページの要求を行う場合について説明する(ステップS10a)。この事前登録ページの要求は、ユーザが事前登録を行うに当たってグループIDの情報を有しているか否かに関わらず行う処理である。事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録ページの要求に係るHTTPリクエストを取得すると、事前登録ページ用のHTMLデータをユーザU1のユーザ端末10へ送信する(ステップS14a)。ユーザU1のユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈して事前登録ページを表示する(ステップS16a)。この事前登録ページは、図6のウェブページP1に対して、グループIDを入力する入力ボックスが追加されたものである。
ここでは、ユーザU1はグループができる前の最初のユーザ(つまり、グループIDを保持していないユーザ)であるため、事前登録ページにおいてユーザU1がグループIDを入力せず自身のメールアドレスを入力する場合について説明する。その結果、ユーザ端末10から事前登録サーバ20へ、グループIDを含まない事前登録要求が送られる(ステップS18a)。事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録要求にグループIDが含まれているか否かを判定し(ステップS19)、グループIDが含まれていないと判定すると、ステップS20以降の処理を行う。
ステップS20以降の処理は、基本的に図11Aに示した処理と同じであるが、図12Aに示す処理では、拡散用ページにユニークURLではなくグループIDが含まれている点で相違する。ユーザが、拡散用ページに表示されるいずれかのアプリケーションを起動する拡散用釦を操作すると(ステップS36:YES)、ユーザ端末10に実装されているSNSアプリケーションが起動するとともに、上記グループIDを含むコメント(グループID付コメント)を作成する(ステップS38a)。SNSアプリケーション上でユーザU1がグループID付コメントを投稿することを要求する操作を行うと、そのグループID付コメントがSNSサーバ70へ送信される(ステップS40a)。
例えば、ユーザU1の友達であるユーザU2のユーザ端末10がユーザU1のグループID付コメントを閲覧した場合、ユーザU2はグループIDを認識する。ユーザU1のグループID付コメントには、図11AのステップS20で発行されたグループIDが含まれている。ユーザU2は、その後、ゲーム運営者等から告知されている新規ゲームの事前登録のためのURLを指定して事前登録ページの要求を行う(ステップS58a)。事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録ページの要求に係るHTTPリクエストを取得すると、事前登録ページ用のHTMLデータをユーザU2のユーザ端末10へ送信する(ステップS62a)。ユーザU2のユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈して事前登録ページを表示する(ステップS64a)。この事前登録ページは、図8のウェブページP11に対して、グループIDを入力する入力ボックスが追加されたものである。
ここでは、ユーザU2がステップS56のコメント表示によってグループIDを認識しているため、事前登録ページにおいてユーザU1がグループIDを入力し、かつ自身のメールアドレスを入力する場合を想定する。その結果、ユーザ端末10から事前登録サーバ20へ、グループIDを含む事前登録要求が送られる(ステップS66a)。事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録要求にグループIDが含まれているか否かを判定し(ステップS67)、グループIDが含まれていると判定すると、ステップS68以降の処理を行う。
ステップS68以降の処理は、基本的に図11Bに示した処理と同じであるが、図12Bに示す処理では、拡散用ページにユニークURLではなくグループIDが含まれている点で相違する。ユーザが、拡散用ページに表示されるいずれかのアプリケーションを起動する拡散用釦を操作すると(ステップS82:YES)、ユーザ端末10に実装されているSNSアプリケーションが起動するとともに、上記グループIDを含むコメント(グループID付コメント)を作成する(ステップS84a)。SNSアプリケーション上でユーザU2がグループID付コメントを投稿することを要求する操作を行うと、そのグループID付コメントがSNSサーバ70へ送信される(ステップS86a)。
本実施形態の制御装置においても、ネットワークを介して新規のゲームの事前登録に関する情報をユーザ間で拡散させていく過程においてユーザを適切にグループ化することができる。
なお、本実施形態では、ユーザが事前登録ページに対するアクセスを行いグループIDを入力するという、それぞれ異なる操作をユーザが行う必要があるが、第1の実施形態ではユニークURLを選択する操作のみで済むという点で、事前登録時の操作性が高いという利点がある。
次に、第3の実施形態に係る制御装置について説明する。
(3−1)制御装置が備える機能の概要
本実施形態の制御装置50Aの機能ブロック図を図13に示す。制御装置50Aは、制御装置50に対して、報酬決定手段59が追加された点で異なる。
報酬決定手段59は、グループIDに対応付けられたユーザIDの数に基づいて、当該グループIDに対応したユーザに付与する報酬を決定する機能を備える。なお、本発明の実施の形態において「報酬」とは、ゲーム内で用いられる通貨・経験値などのポイント、アイテム・カードなどのオブジェクト、その他様々な事前登録対象となるゲームをプレイするユーザが所望する各種のデータのことをいう。付与対象となる報酬は、事前登録対象となるゲームにおける報酬に限られるものではなく、事前登録対象とは別のゲームにおける報酬が含まれていてもよい。また、報酬は、各ユーザに固有のユーザデータを書き換えることでユーザに付与されることとなる。「ユーザデータ」とは、各ユーザがゲームを進行する上で必要となるデータ類のことをいい、例えば、各種のパラメータ(レベル、体力、攻撃力、防御力などを示す値など)、ゲーム上のアイテム等の持ち物情報、プレイ回数等のプレイ履歴情報などのデータをいう。従って、報酬がユーザに付与されることにより、ユーザデータが変化することになる。
なお、本実施形態では、事前登録サーバ20が、ゲームのサービスが開始された後にはゲームサーバとしても機能することを想定するが、事前登録サーバとゲームサーバは別々の装置によって構成されていてもよい。事前登録サーバとゲームサーバが別々の装置によって構成される場合、報酬決定手段59の機能を事前登録サーバに設け、ゲームサーバに、報酬決定手段59によって決定された報酬をユーザに付与する機能を設けてもよい。
また、図14に示すように、グループ内ユーザ数が1人の場合でも、そのグループ内のユーザに報酬を付与することを決定してもよい。
図14の場合とは異なり、グループ内ユーザ数次第では、報酬が付与されないことを決定する場合があってもよい。すなわち、「グループID単位でユーザに付与する報酬を決定する」ことには、報酬がゼロである場合も含まれる。例えば、グループ内のユーザ数が所定値以下の場合には、報酬が付与しないことを決定してもよい。
なお、本実施形態では、事前登録サーバ20がユーザ端末10からシリアルコードを取得し、取得したシリアルコードに基づいてユーザに付与する報酬内容を決定するように構成しているが、ユーザ端末10から取得する情報はシリアルコードでなくてもよい。アクセスを行ったユーザに対応するグループ内ユーザ数を読み出すことができればよいので、ユーザ端末10から取得する情報は、ユーザID、メールアドレスであってもよい。
事前登録サーバ20と、ゲームのサービスが開始された後に運用されるゲームサーバとが異なる装置である場合には、事前登録サーバ20のCPU21は、ゲームサーバに対して、ユーザと対応付けて、当該ユーザに対して付与することを決定した報酬内容のデータを送信する。ゲームサーバは、報酬内容のデータを受信すると、ゲームのサービスが開始された後に当該データに基づいて報酬をユーザに対して付与する処理を行う。
図15を参照して本実施形態の報酬決定処理および報酬付与処理について説明する。図15は、本実施形態のゲームを初めて実行するときのユーザ端末10の表示画面の一例を示す図である。つまり、図15は、新規のゲームの事前登録の期間が過ぎて、ゲームのサービスが開始された後に、事前登録をしたユーザがゲームを開始するときの処理を示している。
なお、シリアルコードに代えて、事前登録データベースで管理されているユーザであることを特定することができる情報であればどのような情報を入力するようにしてもよく、例えば、ユーザID、メールアドレス入力するようにしてもよい。
ウェブページP22にはボタンb14(「ゲームを始める」)が含まれており、このボタンb14が操作されると、P23に示すようにウェブページが更新されてゲームAを開始することができる。
次に、本実施形態の報酬決定処理および報酬付与処理フローの一例について、図16のシーケンスチャートを参照して説明する。なお、図16において、図15に示した各ウェブページP21〜P23の表示タイミングに、各符号を付してある。
新規のゲームの事前登録の期限が過ぎ、当該ゲームのサービスが開始された後、ユーザU1によってウェブページP20のボタンb11(「事前登録者専用ページ」)が操作されると、ユーザU1のユーザ端末10から事前登録サーバ20に対してHTTPリクエストが送信される(ステップS90)。このHTTPリクエストを取得すると、事前登録サーバ20のCPU21は、事前登録者専用ページを表示するためのHTMLデータ(事前登録者用HTMLデータ)をユーザU1のユーザ端末10へ送信する(ステップS92)。ユーザU1のユーザ端末10のウェブブラウザは、受信したHTMLデータを解釈して事前登録者専用ページを表示する(ステップS94)。図15のウェブページP21は、事前登録者専用ページの例である。事前登録者専用ページ上でユーザU1がシリアルコード(例えば、“def001”)を入力して送信する操作を行うと、ユーザ端末10は、入力されたシリアルコードを事前登録サーバ20へ送信する(ステップS96)。
なお、本実施形態では、事前登録データベースにおいて予めグループ毎のユーザ数がそれぞれ格納されている例で説明しているが、この例に限られない。報酬を付与することを決定した後に、報酬の付与対象となるグループ内のユーザ数を読み出す、あるいは計数するようにしてもよい。
なお、事前登録サーバ20のCPU21は、決定した報酬内容のみをユーザU1に通知するためのHTMLデータを生成し、ユーザU1のユーザ端末10へ送信してもよい。その場合は、図15のP22とは異なり、報酬内容のみを通知するためのウェブページがユーザU1のユーザ端末10に表示される。
報酬内容を決定するに当たって報酬設定テーブルが参照される場合の例について説明したが、この例に限られない。グループ内ユーザ数を事前登録データベースから読み出した後、事前登録サーバ20のCPU21は、所定の演算式に基づいて報酬内容を決定してもよい。例えば、グループ内ユーザ数をNとしたときに、報酬内容を100×N(ポイント)としてもよい。
以下、上述した各実施形態の変形例について説明する。
実施形態の変形例に係る制御装置50Bの機能ブロック図を図17に示す。制御装置50Bは、制御装置50に対して、報酬決定手段59、提示手段60および計数手段61が追加された点で異なる。なお、変形例においては、報酬決定手段59、提示手段60および計数手段61のうちいずれかを備えていればよい。
変形例1に係る制御装置は、2以上のグループIDについて、各グループIDに対応付けられているユーザIDの数を示す情報を比較可能な形式でユーザに提示する提示手段60を備える。
各グループIDに対応付けられているユーザIDの数を示す情報の提示例を、図18を参照して説明する。図18において、ウェブページP20aは、図15のウェブページP20に対してボタンb15(「事前登録者数のグループ別ランキング」)が追加された点で異なる。このボタンb15が操作されると、P25に示すようにウェブページが更新される。ウェブページP25では、グループ名ごとに(つまり、グループIDごとに)、グループ内ユーザ数が多い順にランキング形式で表示する例が示される。なお、ランキング形式で表示するのは、比較可能な形式の一例に過ぎず、他の形式で表示してもよい。例えば、各グループをグループ内ユーザ数が多い順に棒グラフで表示してもよい。
なお、ボタンb15には、ウェブページP25をユーザ端末10において表示させるために、事前登録サーバ20にウェブページP25のリクエストを行う情報(URL情報)が対応付けられている。
ウェブページP25にはボタンb16(「戻る」)を操作すると、ウェブページP20aに戻る。
図25において、グループIDに対応するグループ名は、適宜決定されてもよい。例えば、グループIDに対応付けられているユーザのうち最も事前登録日時が早いユーザのユーザ名をグループ名としてもよい。その他、グループの最初の登録者となるユーザにグループ名を登録させる仕組みを提供してもよい。その場合、入力されたグループ名を事前登録データベースで管理することで、このグループの名称として登録された「グループ名」を表示させることができるようになる。また、任意のユーザに、自分が所属するグループIDに対する「グループ名」を編集することを可能とする仕組みを提供することで、より柔軟にグループ名を変更することが可能となる。その場合、ユーザごとに異なるグループ名を示すテキスト情報等が同一のグループIDに対応付けられる。
なお、ゲームの事前登録期間においてランキング形式の表示をさせる場合、一つの方法として、図7に示すウェブページP3や図9に示すウェブページP13などに、図18に示すボタンb15と同じ内容のボタンを表示させてもよい。こうすることで、ユーザはいつでもランキング情報を確認することができるようになる。
また、本変形例において提示手段60に加え、上述した第3の実施形態で説明した報酬決定手段59を備えるようにした場合には、以下で説明する構成とすることができる。すなわち、本変形例の報酬決定手段59は、グループIDに対応付けられたユーザIDの数のグループ間のランキングに基づいて、グループID単位で付与する報酬を決定し、グループIDに対応付けられた少なくともいずれかのユーザIDのユーザに対して報酬を付与する。このように報酬決定手段59を設定することでユーザは、事前登録が締め切られるまでの間に変動しうる自身が所属するグループの順位に対して事前登録期間中に注目するようになる。そのため、最終的により多くの、若しくは価値の高い報酬を得ることを目的としてより積極的にユニークURLに関連付けて事前登録に関する情報の拡散を促すことができるとともに、新規のゲームのサービスの開始のタイミング(つまり、ランキングが確定して報酬内容が決定されるタイミング)までのユーザの期待感を醸成させることができる。
なお、この場合、事前登録サーバ20のCPU21は、ユーザからのランキング表示要求を受け付ける度に、事前登録データベースにアクセスして、グループIDと対応付けてグループ内ユーザ数の値を読み出し、降順にソートすることでランキングの表示用データを生成する。
変形例2に係る制御装置の第2表示手段57は、複数種類の前記アプリケーションのいずれかを選択的に起動するための複数の操作対象を、選択されたアプリケーションの送信対象となるメッセージに含まれるユニークURLがアプリケーションの種類に対応する識別子を含むようにして、アクセス要求元のユーザのユーザ端末に表示させる。
上述した実施形態では、図7のウェブページP3の表示領域101に含まれるユニークURLと、アプリケーション(図7の例では、SNSアプリケーション)が起動した後のリンク付コメントに含まれるユニークURLとは同一であったが、本変形例では、リンク付コメントに含まれるユニークURLには、アプリケーションに対応する識別子が追加される。
例えば、表示領域101とリンク付コメントに含まれるユニークURLは、以下のようになる。
・表示領域101: “http://game_A.kkkkkk.co.jp/registration/group=g001”
・リンク付コメント:“http://game_A.kkkkkk.co.jp/registration/group=g001&from=sns1”
(特定のSNSアプリケーションに対応する識別子を“sns1”とする)
本変形例の事前登録データベースの構成例を、図19に示す。図19に例示する事前登録データベースは、図5に示したものと比較して、識別子の項目が追加される。アプリケーションの項目には、ユーザが事前登録に係るアクセス要求を行ったときに指定されたURLに含まれる識別子、又は当該識別子に対応するアプリケーションを特定するテキスト又はコードが書き込まれる。図19に示す例では、アプリケーションの項目に識別子が書き込まれている。事前登録サーバ20のCPU21は、ユニークURLを含むアクセス要求を受け付けると、当該ユニークURLに含まれる識別子を読み出し、発行したユーザIDと対応付けて事前登録データベースのアプリケーションの項目に、読み出した識別子を書き込む。事前登録サーバ20のCPU21は、例えばアプリケーションごとの使用頻度の情報を得るときには、事前登録データベースのアプリケーションの項目を参照して、アプリケーションに対応する識別子ごとに記録されている数を計数し、識別子ごとの割合を算出する。
上述した各実施形態において、判定手段51は、ユーザからのアクセス要求に、他ユーザに対応したグループ情報としてのグループIDが含まれているか否かに基づいて、ユーザからのアクセス要求が他ユーザに対応したグループIDに関連付けられているか否かを判定する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、ユーザからアクセス要求の送信タイミングと、アクセス要求元のユーザによる、他ユーザに対応したグループIDの送信タイミングとは異なっていてもよい。例えば、ユーザによる事前登録ページの要求、事前登録要求、および、当該ユーザによる他ユーザに対応したグループIDの各々の送信タイミングが、要求元のユーザに対する同一セッション内で行われる場合には、ユーザからの事前登録に関するアクセス要求と他ユーザに対応したグループIDとが関連付けられていると判断してもよい。
この場合、通知手段55は、ユーザからのアクセス要求が他ユーザのユーザIDに関連付けられていると判定した場合に、当該ユーザIDが対応付けられているグループIDと同じグループIDに対応付けられているユーザIDの数を示す情報をアクセス要求元のユーザに通知してもよい。例えば、事前登録サーバ20のCPU21は、アクセス要求がユーザIDを含むと判定した場合、ユーザIDの数を示す情報をアクセス要求元のユーザに通知するために、事前登録データベースにアクセスして、当該ユーザIDに対応するグループ内ユーザ数の項目のデータを読み出す。
また、図20において、ユーザ端末10の実行手段63は、ボタンに対する操作に基づいてアプリケーションを実行し、事前登録サーバ20から取得したユニークURLを含むメッセージ(上述したリンク付コメント)を生成する機能を備える。
なお、新規のゲームにおいてグループ単位でプレイするときのグループ内のユーザ数に制限がある場合には、以下の(i)または(ii)のいずれかの処理を行ってもよい。
(i) 例えば、新規のゲームにおいてグループ単位でプレイするときのグループ内の最大ユーザ数が20である場合には、事前登録処理においてグループ内ユーザ数が20に達するまで同一のユニークURLに関連付けて事前登録に関する情報を拡散していき、グループ内ユーザ数が20に達した場合には、21人目のユーザに対しては、新たなグループIDに対応付ける。こうすることで、事前登録処理において各グループIDに対応付けられたユーザ数は20以下となるため、新規のゲームのサービスが開始された後に、直ちに事前登録時に構成されたグループの単位でプレイを行うことができる。
(ii) 事前登録処理ではグループ内ユーザ数に制限を設けることなく、同一のユニークURLに関連付けて事前登録に関する情報を拡散させていく。そして、事前登録処理におけるグループ内ユーザ数が新規のゲームにおいてグループ単位でプレイするときのグループ内の最大ユーザ数よりも多い場合には、ゲームのサービスの開始時点で、事前登録処理においてグループに所属する複数のユーザを異なるグループに分割し、それによって、新規のゲームにおけるグループが上記最大ユーザ数以下となるようにする。例えば、新規のゲームにおいてグループ単位でプレイするときのグループ内の最大ユーザ数が20であって、事前登録処理におけるグループ内ユーザ数が55である場合には、第1グループ(20人)、第2グループ(20人)、第3グループ(15人)の3個のグループに複数のユーザを分割する。
以上の記載から本発明は例えば以下のように把握される。
ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する判定手段(51)と、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段(52)と、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段(54)と、
を備える。
本発明に係る制御装置において「グループ情報」は、少なくとも1人のユーザからなるグループを特定する情報であればよく、例えば個々のグループごとに割り当てられたグループIDであってもよい。本発明に係る制御装置において「ユーザ情報」は、個々のユーザを特定するための情報であればよく、例えば個々のユーザごとに割り当てられたユーザIDであってもよい。
通知手段(55)を備えることで、情報の拡散に関与している各ユーザは、自身が所属するグループ内のユーザ数を認識できるため、そのユーザ数を増やすために積極的に情報を拡散することを動機付けられる。
ここで、「ユーザに付与すべき特典」は、(i)ユーザに付与される実際の特典、(ii)実際には付与されないがユーザからのアクセス要求があった時点でユーザに報酬を付与することを仮定した場合の当該報酬(言わば、仮の報酬)や、(iii) ユーザからのアクセス要求があった時点でユーザが報酬を受け取ることを希望した場合にユーザに付与される報酬等であってもよい。
ユーザからのアクセス要求に応じて、そのアクセス要求が行われた時点でのユーザに付与されるべき報酬が特定される。アクセス要求の度にそのアクセス要求が行われた時点での報酬が特定されため、その報酬を認識したユーザは、自身に対応したグループ内のユーザ数をさらに増やすために積極的に情報を拡散することを動機付けられる。
報酬決定手段(59)を備えることで、グループ内のユーザ数(つまり、同一のグループ情報に対応付けられたユーザ情報の数)が多いほど多くの報酬を付与することが決定されるため、情報の拡散に関与している各ユーザが、自身が所属するグループに付与される報酬を多くするために、より積極的に情報を拡散することを動機付けられる。すなわち、情報の拡散を促進させる仕組みを構築することができる。
上述したように、情報の拡散ルート上のすべてのユーザのユーザ情報が同一のグループ情報に対応付けられるため、グループ内のユーザ数は、グループごとの情報の拡散度合いを示す指標である。2以上のグループ情報の各々について、上記指標を比較可能な形式で提示することで、情報の拡散に関与している各ユーザの興味を引き付けることができる。例えば、各グループ情報に対応付けられているユーザ情報の数を示す情報をランキング形式で提示する場合には、各ユーザが、自身が所属するグループのランキングに注目することになるため、尚更である。
なお、情報を拡散する期間が限られている場合、ユーザへの提示タイミングは、その期間中においてユーザの操作情報に基づく随時のタイミングでもよいし、その期間が経過した後であってもよい。
グループ情報に対応するユニークURLをアクセス要求に関連付けるようにすることで、ユニークURLの関連付けの有無に基づき、アクセス要求にグループ情報が関連付けられているか否かについての判定処理が容易に実行できる。
前記アクセス要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段(53)によって生成されたユニークURL、又は、前記ユニークURLへのリンクを、アクセス要求元のユーザのユーザ端末に表示させる第1表示手段(56)と、を備えてもよい。
この構成では、アクセス要求を行ったユーザのユーザ端末には、自身が所属するグループのグループ情報に対応するユニークURL、又はそのユニークURLへのリンクが表示される。そのため、ユーザは、情報を拡散するために、表示されているユニークURLを他ユーザに転送するか、あるいはネットワーク上で他ユーザからアクセス可能な位置に置くこと等が可能となる。このユニークURLを基にアクセス要求を行うユーザは、自身のユーザ端末のウェブブラウザによって拡散対象の情報を直ちにウェブページ上で閲覧することができる。そのため、ユーザ間で効率的に情報を拡散させることができる。
アクセス要求を行ったユーザのユーザ端末に上記操作対象を表示させ、ユーザが当該操作対象を操作することで、ユーザは、アプリケーションを起動するとともにユニークURLを含むメッセージを、当該アプリケーションによって送信する準備が整うようになる。そのため、ユーザは、操作対象に対する簡易な操作によって、拡散対象の情報にユニークURLを関連付けることができる。
ユーザからのアクセス要求にユニークURLが関連付けられている場合に、当該ユニークURLに含まれる前記識別子を、対応するアプリケーションごとに計数する計数手段(61)、を備えてもよい。
この構成では、アクセス要求を行ったユーザのユーザ端末に複数の上記操作対象を表示させ、ユーザがいずれかの操作対象を操作することで、ユーザは、その操作対象に対応するアプリケーションを起動するとともに、当該アプリケーションの識別子を有するユニークURLを含むメッセージを、当該アプリケーションによって送信する準備が整うようになる。そして、ユーザからアクセス要求がある度に、そのアクセス要求にユニークURLが含まれている場合には、そのユニークURLに含まれる識別子が、対応するアプリケーションごとに計数される。そのため、複数のアプリケーションの中で情報の拡散に利用されているアプリケーションの頻度についての情報を得ることができ、アプリケーションに関するマーケティング上の重要な情報を得ることができる。
この制御装置は、
ユーザからの登録要求があった場合に、当該登録要求が他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられているか否かを判定する判定手段(51)と、
前記判定手段(51)によって前記登録要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段(52)と、
前記判定手段(51)によって前記登録要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLを生成する生成手段(53)と、
前記判定手段(51)によって前記登録要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段(54)と、
前記登録要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段(53)によって生成されたユニークURLと、当該ユニークURLを含むメッセージを送信するアプリケーションを起動するための操作対象とを、登録要求元のユーザのユーザ端末に表示させる表示手段(56,57)と、
を備える。
ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付けるステップと、
前記判定するステップにおいて前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付けるステップと、
を備える。
ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する判定手段(51)、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段(52)、及び、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段(54)、
として機能させるためのプログラムである。
この制御システムにおいて、前記サーバ(20)は、
ユーザからのアクセス要求があった場合に、当該アクセス要求が他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられているか否かを判定する判定手段(51)と、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段(52)と、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLを生成する生成手段(53)と、
前記判定手段(51)によって前記アクセス要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段(54)と、
を備える。
この制御システム(1)において、アクセス要求元のユーザの前記ユーザ端末(10)は、
前記アクセス要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段(53)によって生成されたユニークURLを前記サーバから取得し、当該ユニークURLと、当該ユニークURLを含むメッセージを送信するアプリケーションを起動するための操作対象とを表示する表示手段(62)と、
前記操作対象に対する操作に基づいて前記アプリケーションを実行し、前記取得したユニークURLを含むメッセージを生成する実行手段(63)と、
を備える。
10…ユーザ端末
11…CPU
12…ROM
13…RAM
15…操作入力部
16…表示部
17…通信インタフェース部
18…ストレージ
19…バス
20…事前登録サーバ
21…CPU
22…ROM
23…RAM
24…通信インタフェース部
25…ストレージ
26…バス
50…制御装置
51…判定手段
52…第1対応付け手段
53…生成手段
54…第2対応付け手段
55…通知手段
56…第1表示手段
57…第2表示手段
58…報酬特定手段
59…報酬決定手段
60…提示手段
61…計数手段
62…表示手段
63…実行手段
Claims (12)
- ユーザからのアクセス要求が、他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段と、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段と、
前記ユーザのユーザ端末に、グループ情報を含むメッセージと、当該メッセージを送信するためのアプリケーションを起動するための操作対象とを表示させる表示手段と、
を備え、
前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていないと判定された場合、前記メッセージに含まれるグループ情報を前記ユーザに対応して新たに生成されたグループ情報とし、前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合、前記メッセージに含まれるグループ情報を前記他ユーザに対応したグループ情報とする、制御装置。 - 前記判定手段によって前記アクセス要求が前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、当該グループ情報に対応付けられているユーザ情報の数を示す情報をアクセス要求元のユーザに通知する通知手段、を備えた、
請求項1に記載された制御装置。 - ユーザからのアクセス要求を取得した場合、当該ユーザに対応したグループ情報に対応付けられた、前記アクセス要求の取得時点のユーザ情報の数に基づいて、当該ユーザに付与すべき報酬を特定する報酬特定手段、を備えた、
請求項1又は2に記載された制御装置。 - グループ情報に対応付けられたユーザ情報の数に基づいて、当該グループ情報に対応したユーザに付与する報酬を決定する報酬決定手段、を備えた、
請求項1〜3のいずれかに記載された制御装置。 - 2以上のグループ情報について、各グループ情報に対応付けられているユーザ情報の数を示す情報を比較可能な形式でユーザに提示する提示手段、を備えた、
請求項1〜4のいずれかに記載された制御装置。 - 前記判定手段は、前記他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURL(Uniform Resource Locator)が、前記アクセス要求に関連付けられているか否かに基づいて、前記アクセス要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する、
請求項1〜5のいずれかに記載された制御装置。 - 前記アクセス要求に前記ユニークURLが関連付けられていない場合には、前記ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLを生成する生成手段、を備え、
前記メッセージは、前記アクセス要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段によって生成されたユニークURL、又は、前記ユニークURLへのリンクを含む、
請求項6に記載された制御装置。 - 前記表示手段は、複数種類の前記アプリケーションのいずれかを選択的に起動するための複数の操作対象を、選択されたアプリケーションの送信対象となるメッセージに含まれるユニークURLがアプリケーションの種類に対応する識別子を含むようにして、アクセス要求元のユーザのユーザ端末に表示させ、
ユーザからのアクセス要求にユニークURLが関連付けられている場合に、当該ユニークURLに含まれる前記識別子を、対応するアプリケーションごとに計数する計数手段、を備えた、
請求項7に記載された制御装置。 - 所定の期限までにユーザのゲームへの登録を受け付けるときにユーザのグループ化を行う制御装置であって、
ユーザからの登録要求があった場合に、当該登録要求が他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が前記ユニークURLに関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLを生成する生成手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に対応するユニークURLに関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段と、
前記登録要求に関連付けられているユニークURL、若しくは前記生成手段によって生成されたユニークURLと、当該ユニークURLを含むメッセージを送信するアプリケーションを起動するための操作対象とを、登録要求元のユーザのユーザ端末に表示させる表示手段と、
を備えた、制御装置。 - 所定の期限までにユーザのゲームへの登録を受け付けるときにユーザのグループ化を行う制御装置であって、
ユーザからの登録要求があった場合に、当該登録要求が他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が前記グループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第1対応付け手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が前記グループ情報に関連付けられていないと判定された場合には、前記ユーザに対応したグループ情報を含むメッセージを生成する生成手段と、
前記判定手段によって前記登録要求が、前記他ユーザに対応したグループ情報に関連付けられていると判定された場合には、前記他ユーザに対応したグループ情報と前記ユーザに対応したユーザ情報とを対応付ける第2対応付け手段と、
前記登録要求に関連付けられているグループ情報を含むメッセージ、若しくは前記生成手段によって生成されたメッセージと、当該メッセージを送信するアプリケーションを起動するための操作対象とを、登録要求元のユーザのユーザ端末に表示させる表示手段と、
を備えた、制御装置。 - コンピュータを、請求項1〜10のいずれかに記載された制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- ユーザ端末と、当該ユーザ端末と通信可能に構成されるサーバと、を含む制御システムであって、請求項1〜10のいずれかに記載された制御装置の各手段を、前記ユーザ端末または前記サーバのいずれか一方が備えた、制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013207862A JP5959487B2 (ja) | 2013-10-03 | 2013-10-03 | 制御装置、プログラム、制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013207862A JP5959487B2 (ja) | 2013-10-03 | 2013-10-03 | 制御装置、プログラム、制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015072594A JP2015072594A (ja) | 2015-04-16 |
JP5959487B2 true JP5959487B2 (ja) | 2016-08-02 |
Family
ID=53014916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013207862A Active JP5959487B2 (ja) | 2013-10-03 | 2013-10-03 | 制御装置、プログラム、制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5959487B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3768150B2 (ja) * | 2001-11-30 | 2006-04-19 | 株式会社ナムコ | ゲームシステム、プログラム及び情報記憶媒体 |
JP4610838B2 (ja) * | 2002-03-07 | 2011-01-12 | インクリメント・ピー株式会社 | 情報処理システム |
JP2012064081A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Sony Financial Holdings Inc | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP5765681B2 (ja) * | 2011-01-27 | 2015-08-19 | 株式会社ジョイコシステムズ | 遊技媒体管理システム |
-
2013
- 2013-10-03 JP JP2013207862A patent/JP5959487B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015072594A (ja) | 2015-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9283485B2 (en) | Game control device, game control method, program, and game system | |
JP5439620B1 (ja) | 電子コンテンツを推奨するシステム | |
JP5547242B2 (ja) | ゲーム制御装置、ゲーム制御方法、プログラム、ゲームシステム | |
US11083962B2 (en) | System, method, and device for processing game | |
JP6159511B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 | |
JP2013248292A (ja) | 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび表示方法 | |
JP6162929B2 (ja) | 投稿情報共有システム | |
JP2014226359A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび表示方法 | |
JP2015173777A (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報処理システム | |
JP6412305B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 | |
JP5802633B2 (ja) | ゲーム制御装置、プログラム、ゲームシステム | |
JP2014219735A (ja) | 情報共有システム、サーバ装置、表示システム、プログラム及び情報共有方法 | |
JP2017091393A (ja) | 表示制御方法、端末、情報処理装置、及びプログラム | |
JP2013174853A (ja) | 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および表示方法 | |
JP2019212334A (ja) | プログラム、通信端末、および、通信端末の制御方法 | |
JP2018120575A (ja) | Snsを提供するためのシステム、方法、及びプログラム | |
JP6226382B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報処理システム | |
JP6218235B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報処理システム | |
JP5959487B2 (ja) | 制御装置、プログラム、制御システム | |
JP2014184321A (ja) | ゲーム制御装置、プログラム、ゲームシステム | |
JP6035075B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 | |
WO2020138192A1 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2014219958A (ja) | 電子コンテンツを推奨するシステム | |
JP2018134478A (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報処理システム | |
JP2013192833A (ja) | ゲーム制御装置、ゲーム制御方法、プログラム、ゲームシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5959487 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |