JP4610838B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗が利用者に対して付与するポイントに関するポイント情報を有した顧客情報を作成して利用者をポイント会員として設定する情報処理システムに関する。
【0002】
【背景技術】
従来、店舗を利用した際に、その利用に伴って店舗からポイントが付与され、ある程度ポイントが貯まると、そのポイントに応じて店舗から各種サービスが提供されるポイント制度が知られている。このポイント制度としては、例えば店舗において利用者が登録用の用紙に氏名や住所などの個人情報を含む必要事項を記入する。この記入により、その店舗のポイント会員として、店舗から利用者にポイントカードがその場で発行される、あるいは後日郵送される。また、店舗は、必要事項を入力端末から入力して、利用により付与するポイントに関する情報すなわちポイント数と、必要事項とを顧客情報とした1つのレコードとしてデータベースに記憶させる。
【0003】
しかしながら、用紙に記載された必要事項を入力する作業は、通常の営業活動の合間に行う必要があり、顧客情報の作成および管理が煩雑となる。そこで、近年では、店舗における入力作業の低減を図るために、利用者がポイントカード登録のためのWWW(World Wide Web)のポイントカード登録サイトで入力操作する構成が知られている。
【0004】
このポイントカード登録サイトを利用する構成では、店舗から配布されるカードには、ユーザID(identification)と、ポイントカード登録のためのWWWサイトのURL(Universal Resource Locater)が印刷されている。利用者は、このカードの記載事項に基づいて、パーソナルコンピュータや携帯電話などを利用してポイントカード登録サイトに接続し、必要事項を入力することにより、顧客情報として店舗のWWWサーバのデータベースに蓄積され、ポイント会員の登録が完了する。そして、後日ポイントカードが利用者に郵送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、利用者は、一般的に複数の店舗のポイント会員になっている場合がほとんどである。このことから、利用者は、ポイント会員となっている店舗を常に把握しているわけではなく、場合によっては既にポイント会員となっているにもかかわらず、再びポイントカード登録の手続をしてしまい、同じ店舗で複数のポイントカードを所持する場合も少なくない。特に、自宅周辺や通勤および通学先周辺以外でポイントカード登録した場合、例えば旅行先でガソリンスタンドやおみやげ店などを利用してポイントカード登録した場合などでは、次にその周辺を通過あるいは利用する場合に、ポイント会員になっていることを覚えていることは稀である。
【0006】
このように、単にポイント制度を利用するのみでは、同一人物の複数ポイントカード登録によるデータ量の増大を生じ、店舗における顧客管理が煩雑となるおそれがある。また、利用者のポイント会員である店舗情報の管理が煩雑であるとともに、利用者がポイント会員であるからまた利用しようとする広告効果は低く、データの管理労力に対応する店舗の業績の向上を望めないおそれもある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みて、店舗が付与するポイントに関する情報の管理が容易な情報処理装置としての情報処理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、店舗が利用者に対して付与するポイントに関するポイント情報を前記利用者の固有の個人情報と関連付けして顧客情報を作成し、前記利用者をポイント会員として設定する情報処理システムであって、ネットワークと、このネットワークに接続され、前記利用者の入力操作により所定の信号を出力するナビゲーション装置と、前記ネットワークに接続され、個人情報取得手段、顧客情報作成手段および設定入力認識手段を備え、前記個人情報取得手段は、前記利用者の固有の個人情報を取得し、前記顧客情報作成手段は、前記個人情報取得手段にて取得された個人情報と前記ポイント情報とを関連付けして前記顧客情報を作成し、前記設定入力認識手段は、前記利用者の入力操作を認識し、前記設定入力認識手段による利用者の入力操作の認識によりポイント情報および店舗識別情報を出力する登録サイトサーバ装置と、前記ネットワークに接続され、地図情報格納手段、店舗情報取得手段、前記利用者のユーザIDを受信する処理を実施する手段、店舗位置特定手段および店舗利用認識手段を備え、前記地図情報格納手段は、地図情報を格納し、前記店舗情報取得手段は、前記店舗を識別する店舗コードを有する店舗識別情報と、この店舗識別情報から前記地図情報に基づいて検索された前記店舗の位置情報である緯度・経度情報と、前記出力される前記ポイント情報と、前記利用者のユーザIDを受信する処理を実施する手段で受信された前記ユーザIDとが関連付けされた店舗情報を取得し、前記店舗位置特定手段は、前記利用者の入力操作により前記ナビゲーション装置から出力される店舗情報開示要求を認識すると、前記緯度・経度情報および前記地図情報に基づいて前記店舗識別情報から特定した前記店舗についての店舗情報を前記ナビゲーション装置へ出力させ、前記店舗利用認識手段は、前記利用者による店舗の利用を認識するサーバ装置と、を具備し、前記サーバ装置は、前記店舗位置特定手段により取得した前記店舗情報について、前記利用者が前記ポイント会員として設定された店舗が存在する場合に、この設定された店舗が、前記ポイント会員として設定されていない他の店舗より優先的に表示される処理を前記店舗情報に施し、この処理が施された前記店舗情報を前記ナビゲーション装置に送信し、前記ナビゲーション装置は、前記地図情報および前記店舗情報を画面表示して誘導する表示手段を備え、前記サーバ装置から送信された前記優先的に表示される処理が施された前記店舗情報を受け、前記利用者が前記ポイント会員として設定された店舗までの移動経路に基づいて該店舗へ前記利用者を誘導する誘導手段であり、前記サーバ装置は、前記利用者による店舗の利用を認識する店舗利用認識手段と、この店舗利用認識手段により前記利用者が前記店舗を利用したことを認識することにより、前記店舗に対して手数料の支払いを促す案内を前記店舗に出力する誘導手数料請求手段と、を備え、前記登録サイトサーバ装置で前記利用者がポイント会員として設定された前記店舗へ前記利用者を前記誘導手段により実際に誘導したことの完了を示す信号を前記誘導手段から前記サーバ装置が受信し、前記完了を前記店舗利用認識手段により認識すると、前記誘導手数料請求手段により前記店舗に対して手数料の支払いを促す案内を出力することを特徴とした情報処理システムである。
【0009】
この発明では、設定入力認識手段にて利用者の入力操作を認識した場合、店舗情報取得手段により、店舗が利用者に対して付与するポイントに関するポイント情報と、店舗の位置を示す位置情報を有し店舗を識別する店舗識別情報とを関連付けして店舗情報として取得し、店舗位置特定手段により店舗位置情報と地図情報に格納された地図情報とに基づいて店舗の位置を特定させる。このことにより、例えば店舗やポイントカード登録サイトなどで利用者がポイントカード登録手続によりポイント会員となった利用者の顧客情報を利用して、利用者のポイント会員となっている店舗がどこにあり、どのくらいのポイント数であるかなどを容易に認識可能で、利用者のポイント会員となる店舗の管理が容易となる。また、店舗における利用者の重複登録の防止による顧客管理が容易となるとともに、広告効果が増大し、業績向上を大きく期待できる。そして、広告効果の増大により、従来の単にサイト上に所定の費用で広告掲載する場合に比して利用者の確実な利用頻度の増大が望め、広告性に対する費用の有効性が増大し、利用拡大が図れる。
また、この発明では、ポイント会員設定手段により、個人情報取得手段にて取得した利用者の固有の個人情報を、顧客情報作成手段にてポイント情報と関連付けして顧客情報を作成し、設定入力認識手段にて利用者の入力操作を認識すると、ポイント情報および店舗識別情報を店舗情報取得手段に出力させる。このことにより、利用者がポイントカード登録の入力操作に合わせて所定の入力操作をすることにより店舗情報が自動的に作成され、店舗およびその店舗から付与されるポイントについての管理を容易にするための店舗情報の作成・管理が容易となる。
さらに、この発明では、店舗情報取得手段、地図情報格納手段および店舗位置特定手段を備えた店舗情報管理手段を、ネットワークを介してポイント会員設定手段と送受信可能に接続する。このことにより、それぞれ独立して、店舗がポイント会員設定手段で処理する顧客情報を取り扱い、利用者が店舗情報管理手段で処理する店舗情報を取り扱うことが可能で、それぞれ異なる目的および異なる取り扱いに対応した情報の処理が容易に得られ、ネットワークの構築による情報の迅速な取扱も容易で、利用の拡大が容易に図れる。
そしてさらに、この発明では、店舗位置特定手段は、開示要求認識手段にて利用者の入力操作による店舗情報開示要求を認識することにより、店舗の位置情報と地図情報格納手段に格納された地図情報とに基づいて特定した店舗についての店舗情報を利用者に出力する。このことにより、例えば利用者の入力操作により、店舗の位置情報から店舗の位置が特定され、店舗情報のポイント情報からその店舗のポイントが認識でき、利用者は所定の入力操作により店舗に関する情報の認識が容易で、店舗情報の有効利用が図れ、広告効果の増大が容易に図れる。
また、この発明では、店舗利用認識手段にて利用者が店舗を利用したことを認識することにより、誘導手数料請求手段により、利用者を誘導した店舗に対して手数料の支払いを促す案内を店舗に出力する。このことにより、利用者の店舗情報の管理が容易で大きな広告効果が得られることにより利用者がその店舗を利用することで、自動的に利用者が利用する広告性に対する手数料の請求手続が可能で、管理が容易となる。
そして、本発明では、ポイントカード登録した店舗が優先的に表示されるので、利用者もポイントカード登録した店舗を容易に検索でき、ポイントを利用した店舗利用性も向上でき、利便性を向上できる。
さらに、本発明では、誘導手段であるナビゲーション装置により、利用者がポイント会員として設定された店舗に利用者を誘導する。このことにより、ポイント会員となっている店舗が地図情報とリンクして独自の地図情報として利用され、利用者が店舗を利用する際の店舗への移動が容易となるとともに、店舗の広告効果が容易に増大する。
そして、本発明では、単に関連する店舗を報知するのみならず、店舗として積極的に広告掲載店舗を報知することにより、広告性が極めて増大し、広告掲載効果を大きく期待できるとともに、それによる手数料の徴収による新たなサービス提供業務が得られる。
すなわち、従来のように、単にホームページに広告掲載するのみに比して、実際に誘導した結果に対して手数料を徴収する構成とすることで、広告性が極めて高く営業効率が向上するので、容易に利用の拡大を期待できる。
【0018】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理システムにおいて、前記サーバ装置は、各店舗から付与されるポイントを同一単価に変換するポイント換算手段を具備したことを特徴とする。
【0019】
この発明では、ポイント換算手段により、各店舗から付与されるポイントを同一単価に変換する。このことにより、ポイント会員となる店舗が複数ある場合でも、ポイントが同一単価に変換されるので、各店舗間でのポイントの比較が容易で、店舗に関する情報の認識・管理が容易となる。
【0020】
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項に記載の情報処理システムにおいて、前記登録サイトサーバ装置の個人情報取得手段は、取得する個人情報の入力を促す入力設定手段を有し、前記設定入力認識手段は、前記入力設定手段に設けられ利用者の入力操作を促す操作部を有したことを特徴とする。
【0021】
この発明では、個人情報取得手段に設けられ個人情報の入力を促す入力設定手段により利用者が個人情報を入力することによりポイントカード登録が実施され、入力設定手段に設けられ利用者の入力操作を促す設定入力認識手段の操作部により店舗情報を作成するための利用者の入力操作を認識する。このことにより、例えば店舗による入力作業を省くためのポイントカード登録サイトを利用する場合でも、ポイントカード登録サイトに操作部を設けるのみで、ポイントカード登録サイトからポイント情報および店舗識別情報が出力されて店舗情報が自動的に作成され、利用者および店舗による情報管理や店舗の広告効果の増大が簡単な構成で容易に得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0031】
〔情報処理システムの構成〕
図1は、本実施の形態における本発明の情報処理装置に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。図2は、情報処理システムを構成する端末装置の概略構成を示すブロック図である。図3は、情報処理システムを構成するナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。図4は、情報処理システムを構成するサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0032】
図1において、1は情報処理装置としての情報処理システムで、この情報処理システム1は、例えば飲食店やお奨めスポットなどの地図情報に基づく地点情報を所定の仲間同士内で共有可能とするための地点情報を処理するシステムである。そして、この情報処理システム1は、ネットワーク2と、端末装置3と、誘導手段としてのナビゲーション装置4と、情報処理装置としてのサーバ装置5と、登録サイトサーバ装置6と、を備えている。
【0033】
ネットワーク2は、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などの汎用のプロトコルに基づくインターネットやイントラネットなどとして構成される。このネットワーク2には、端末装置3、ナビゲーション装置4、サーバ装置5およびポイント会員設定手段としての登録サイトサーバ装置6が接続されている。
【0034】
端末装置3は、例えば図示しないコンピュータ本体、入力装置、表示装置などを備えた汎用のコンピュータや、携帯電話あるいはPHS(Personal Handyphone System)などの携帯端末装置などである。この端末装置3は、ネットワーク2であるインターネット上でホームページなどを閲覧するためのブラウザソフトや電子メールソフトなどがインストールされ、ネットワーク2を介して各種情報を送受信可能となっている。そして、この端末装置3は、例えば図2に示すように、端末送受信部11と、端末記憶部12と、端末操作部13と、端末表示部14と、端末音声案内部15と、コンピュータ本体を構成する端末制御部16と、を備えている。
【0035】
端末送受信部11は、端末アンテナ17を有し、ネットワーク2間で信号を送受信する。この端末送受信部11は、端末制御部16に接続され、受信した信号を端末制御部16に出力するとともに、端末制御部16から出力される信号をネットワーク2に出力する。
【0036】
端末記憶部12は、端末制御部16から出力される情報を読み出し可能に記憶する。例えば、RAM(Random Access Memory)や、ハードディスクや光ディスクあるいは磁気ディスクなどの記録媒体に情報を記録するドライブなどが用いられる。
【0037】
端末操作部13は、例えばキーボードなど、端末装置3を適宜動作させるための図示しない各種操作ボタンを有している。これら操作ボタンの入力操作により、端末操作部13は適宜所定の信号を端末制御部16へ出力して、端末装置3の動作内容などの各種条件を設定入力する。なお、この端末操作部13としては、操作ボタンの入力操作に限らず、例えば端末表示部14に設けられたタッチパネルによる入力操作や、音声による入力操作などにより、各種条件を設定入力する構成としてもできる。
【0038】
端末表示部14は、端末制御部16により制御され、端末制御部16から出力される情報のうち画像データとして適宜表示する。具体的には、液晶や有機EL(electoroluminescence)、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)などが用いられる。
【0039】
端末音声案内部15は、例えば図示しないスピーカなどの発音手段を有する。
この端末音声案内部15は、端末制御部16により制御され、端末制御部16から出力される情報のうちの音声データを発音手段から音声として出力させる。
【0040】
端末制御部16は、図示しない各種入出力ポート、例えば端末送受信部11が接続される情報送受信ポート、端末記憶部12が接続される記憶部接続ポート、端末操作部13が接続されるキー入力ポート、端末表示部14が接続される表示部制御ポート、端末音声案内部15が接続される音声制御ポートなどを有する。そして、端末制御部16は、端末装置3全体を動作制御するインストールされたOS(Operating System)上に展開されるプログラムにより、端末送受信部11を介してネットワーク2と送受信する情報を処理する。
【0041】
一方、ナビゲーション装置4は、図1に示すように、移動体としての例えば乗用車などの車両20に配設される。このナビゲーション装置4は、車両20に搭載された図示しないバッテリから電力が供給されて動作する。そして、このナビゲーション装置4は、ナビ送受信部21と、GPS(Global Positioning System)受信部22と、移動状況検出部23と、VICS(Vehicle Information and Communication System)情報受信部24と、地図情報蓄積部25と、ナビ操作部26と、ナビ表示部27と、ナビ音声案内部28と、ナビ制御部29と、を備えている。
【0042】
ナビ送受信部21は、ナビアンテナ31を有し、ネットワーク2間で例えば電波、電磁波、光、音波などの図1に示すように無線媒体32により信号を送受信する。このナビ送受信部21は、ナビ制御部29に接続され、受信した信号をナビ制御部29に出力するとともに、ナビ制御部29から出力される信号をネットワーク2に出力する。
【0043】
GPS受信部22には、GPSアンテナ34が接続されている。このGPS受信部22は、図示しない人工衛星であるGPS衛星から出力される航法電波を、GPSアンテナ34を介して受信する。そして、GPS受信部22は、受信した信号に基づいて現在位置の擬似座標値を演算し、GPSデータとして接続するナビ制御部29へ出力する。
【0044】
移動状況検出部23は、例えば車両20に配設された図示しない速度センサ、方位角センサ、加速度センサなどを備え、車両20が移動する状況を検出する。そして、移動状況検出部23は、各種センサにて車両20の走行状態を検出し、車両20の走行に関する各種走行状況情報として接続されたナビ制御部29へ出力する。
【0045】
VICS情報受信部24は、図示しないVICSアンテナを有し、このVICSアンテナにより交通に関する情報を取得する。具体的には、図示しない道路交通情報通信システム(VICS)から、例えばビーコンやFM多重放送などにより、渋滞、交通事故、工事、交通規制などの交通情報を取得する。なお、ネットワーク2を介して取得するなどしてもよい。
【0046】
地図情報蓄積部25は、例えばナビ送受信部21によりネットワーク2を介して後述するサーバ装置5から取得した地図情報を蓄積する。この地図情報蓄積部25は、例えば、RAM(Random Access Memory)や、ハードディスクや光ディスクあるいは磁気ディスクなどの記録媒体に情報を記録するドライブなどが用いられる。
【0047】
ナビ操作部26は、例えば車両20の走行状態などを表示させる命令など、ナビゲーション装置4を適宜動作させるための図示しない各種操作ボタンを有している。これら操作ボタンの入力操作により、ナビ操作部26は適宜所定の信号をナビ制御部29へ出力して、ナビゲーション装置4の動作内容や目的地の設定など、各種条件を設定入力する。なお、このナビ操作部26としては、操作ボタンの入力操作に限らず、例えばナビ表示部27に設けられたタッチパネルによる入力操作や、音声による入力操作などにより、各種条件を設定入力する構成としてもできる。
【0048】
ナビ表示部27は、ナビ制御部29により制御され、ナビ制御部29から出力される情報のうち画像データを適宜表示する。具体的には、端末装置3の端末表示部14と同様に、液晶や有機EL、PDP、CRTなどが用いられる。
【0049】
ナビ音声案内部28は、端末装置3の端末音声案内部15と同様に、例えば図示しないスピーカなどの発音手段を有する。このナビ音声案内部28は、ナビ制御部29により制御され、ナビ制御部29から出力される情報のうちの音声データを発音手段から音声として出力させる。
【0050】
ナビ制御部29は、図示しない各種入出力ポート、例えばGPS受信部22が接続されるGPS受信ポート、各種センサが接続される23センサ接続ポート、VICS情報受信部24が接続されるVICS情報受信ポート、ナビ操作部26が接続されるキー入力ポート、ナビ表示部27が接続される表示部制御ポート、ナビ音声案内部28が接続される音声制御ポートなどを有する。そして、このナビ制御部29は、ナビゲーション装置4全体を動作制御するOS上に展開されるプログラムにより各種制御をする。
【0051】
一方、サーバ装置5は、例えばネットワーク2と接続されるWWW(World Wide Web)サーバとして構成される。そして、サーバ装置5は、図4に示すように、サーバ送受信部41と、システム制御装置42と、記憶手段43と、を備えている。
【0052】
サーバ送受信部41は、サーバアンテナ45を有し、ネットワーク2間で信号を送受信する。このサーバ送受信部41は、システム制御装置42に接続され、受信した信号をシステム制御装置42に出力するとともに、システム制御装置42から出力される信号をネットワーク2に出力する。
【0053】
システム制御装置42は、サーバ送受信部41を介してネットワーク2と送受信する情報を種々のプログラムを実行して各種処理をする。具体的には、OS(Operating System)上に展開されるプログラムとしての、図示しないグループ属性情報取得手段と、グループ識別情報作成手段と、認証手段と、情報開示手段と、案内情報出力手段と、加入・脱退処理手段と、店舗情報取得手段と、開示要求認識手段と、店舗位置特定手段と、ポイント換算手段と、店舗利用認識手段と、誘導手数料請求手段と、を備えている。また、システム制御装置42は、記憶手段43が接続され、取得した情報を適宜記憶手段43に出力して記憶させるとともに、記憶手段43に記憶された情報を適宜取得してネットワーク2に出力させる。
【0054】
システム制御装置42のグループ属性情報取得手段は、端末装置3で設定入力されサーバ送受信部41によりネットワーク2を介して受信したグループ属性情報を取得する。この取得したグループ属性情報は、記憶手段43に出力される。
【0055】
システム制御装置42のグループ識別情報作成手段は、グループ属性情報取得手段によりグループ属性情報を取得したことを認識し、この取得したグループ属性情報に対応して固有のグループ識別情報を作成する。この作成したグループ識別情報は、サーバ送受信部41によりネットワーク2を介してグループ属性情報が設定入力された端末装置へ出力される。
【0056】
システム制御装置42の認証手段は、端末装置にて設定入力されサーバ送受信部41によりネットワーク2を介して取得したグループ属性情報およびグループ識別情報を、後述する記憶手段43に記憶されたグループ情報と照合する。
【0057】
システム制御装置42の情報開示手段は、認証手段により端末装置3から取得したグループ属性情報およびグループ識別情報が、記憶手段43にあらかじめ記憶されたグループ情報と同一であると認識した場合、記憶手段43に記憶された報知情報を端末装置3からの所定の入力操作に対応して出力すなわち閲覧可能とする。
【0058】
システム制御装置42の案内情報出力手段は、端末装置3からの所定の設定入力を認識することにより、グループ属性情報およびグループ識別情報をグループへの加入を促す案内情報とともに所定の端末装置3に出力、すなわち配信する。
【0059】
システム制御装置42の加入・脱退処理手段は、端末装置3からのグループへの加入を決定する旨の信号、あるいは脱退を決定する旨の信号を認識することにより、グループ情報を更新する。すなわち、加入を決定する旨の信号を認識した場合には、その加入しようとするグループに対応したグループ属性情報に、加入を決定する旨の信号とともに入力された個人情報を関連付けして新たなグループ情報に更新する。また、脱退を決定する旨の信号を認識した場合には、その脱退しようとするグループに対応したグループ属性情報に関連付けられた個人情報のうち、脱退を決定する旨の信号とともに認識した個人情報の関連付けを解除して新たなグループ情報に更新する。なお、更新した新たなグループ情報は、記憶手段43に出力されて記憶される。
【0060】
システム制御装置42の店舗情報取得手段は、登録サイトサーバ装置6から送信されネットワーク2を介してサーバ送受信部41で受信したポイント情報と店舗識別情報とを関連付けして店舗情報として取得する。ポイント情報は、後述するように、店舗が利用者に対して店舗の利用に対応して付与されるポイントに関する情報、すなわちポイント数である。店舗識別情報は、ポイントを付与する店舗がどの店舗かを識別するための固有の情報である。なお、この店舗識別情報は、各店舗毎に固有でこの店舗の位置情報がそれぞれ対応付けられている。そして、取得した店舗情報は記憶手段43に出力されて記憶される。
【0061】
システム制御装置42の開示要求認識手段は、利用者が端末装置3の端末操作部13を店舗情報の開示を要求する旨の入力操作をすることにより、ネットワーク2を介してその旨の信号を受信して店舗情報開示要求を認識する。
【0062】
システム制御装置42の店舗位置特定手段は、利用者による端末装置3の端末操作部13の所定の入力操作により、店舗情報を利用者に出力させる。すなわち、店舗位置特定手段は、入力された所定の店舗の店舗情報を構成する位置情報と、後述する記憶手段43に記憶された地図情報とに基づいて、この入力された店舗の位置を地図情報と組み合わせて特定して利用者に出力、例えば利用者が入力を実施している端末装置3の端末表示部14に表示させる制御をする。
【0063】
システム制御装置42のポイント換算手段は、各店舗から付与されるポイント数を同一単価に変換する。このポイントの変換は、例えば図示しない記憶装置に記憶された店舗コード情報に対応した係数を用いて、登録サイトサーバ装置6から送信されるポイント情報のポイントを換算する。例えば、各ポイントを1ポイントが100円のサービスに対応するように換算する。具体的には、500ポイントで1000円分のサービスが受けられるA店舗と、1000ポイントで1000円分のサービスが受けられるB店舗とがある場合、A店舗ではシステムポイントを2ポイント、B店舗ではシステムポイントを1ポイントとする。
【0064】
なお、このポイント換算手段は、1ポイントが付与されるために利用する価格が同一単価となるように換算するようにしてもよい。すなわち、例えば500円分で1ポイント付与されるA店舗と、1000円分で1ポイント付与されるB店舗とがある場合、A店舗ではシステムポイントを0.5ポイント、B店舗ではシステムポイントを1ポイントとする。その他、ポイント換算手段は、消費税を考慮した場合など、換算する係数が適宜設定される。すなわち、各店舗から付与されるポイントを同一単価で評価できるように換算する処理をする。
【0065】
システム制御装置42の店舗利用認識手段は、利用者が店舗を利用したことを認識するものである。この利用者の店舗の利用は、例えば後述するように、店舗での予約や注文あるいは決済の際に入力される情報、決済時に使用したICカードを管理する機関などからの決済が完了した旨の信号などを受信することにより認識される。
【0066】
システム制御装置42の誘導手数料請求手段は、後述するように、例えば店舗や所定の金融機関の端末コンピュータに手数料を請求する旨の信号を出力するなど、店舗から手数料の支払いを請求するための制御をする。
【0067】
記憶手段43は、例えばハードディスクや光ディスク、磁気ディスクなどを有し、システム制御装置42から出力される情報を記憶する。そして、この記憶手段43には、スポット情報データベース46と、地図情報格納手段としての地図情報データベース47と、個人データ管理データベース48と、が設けられている。
【0068】
スポット情報データベース46は、システム制御装置42から出力されるスポット情報、例えば店舗の名称情報、種別情報、店舗の内容情報、地理的位置情報などを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。なお、このスポット情報データベース46は、ネットワーク2から取得したスポット情報に限らず、システム制御装置42に接続された図示しない入力手段により設定入力されたスポット情報も記憶可能である。
【0069】
地図情報データベース47は、地図情報を蓄積する。この地図情報は、例えば図5に示すようなデータ構造となっている。図5は、地図情報のデータ構造を示す模式図である。
【0070】
図5において、MPは地図情報で、この地図情報MPは、例えばそれぞれ固有の番号が付加された複数のメッシュ情報Mを有している。これらメッシュ情報Mは、設定された一辺の長さ、すなわち実際の地形上の長さを地図の縮尺に応じて短縮した長さを有している。そして、地図情報MPは、これらメッシュ情報Mが縦横に複数連続して構成される。
【0071】
そして、地図情報MPにおける道路は、例えば2つのノードN(図5中の黒丸)と、これらノードNを結ぶ線分としてのリンクLとが連続する状態で地図情報MP中に構成されている。ここで、ノードNは、各道路の交差点や屈曲点、分岐点、合流点などの結節点に相当する。そして、ノードNに関する情報は、そのノードNが存在する位置の位置情報、例えば緯度および経度と、各ノードN毎に付加された固有の番号と、交差点や分岐点などの複数のリンクが交差する分岐位置か否かの分岐情報とを有している。また、リンクLに関する情報は、各リンクL毎に付加された固有の番号(以下、リンクIDという。)と、リンクLが結ぶ2つのノードNを表す固有の番号などのノード情報とを有している。
【0072】
また、地図情報MPには、著名な場所や建造物などを示す図示しないマークと、その著名な場所や建造物が位置する緯度・経度などの位置情報とを有した著名地物情報が設けられている。さらに、地図情報MPには、例えば交差点の名称などの名称情報なども設けられている。
【0073】
そして、地図情報MPには、同じ領域を示すとともに縮尺が異なる地図情報MPが複数設けられている。これら縮尺が異なる地図情報MP毎に、上述したノード情報、リンクID、著名地物情報、名称情報などの各種情報が設けられている。なお、この地図情報MPは、例えば新たな通路データを加えるなど、システム制御装置42に接続された図示しない入力手段により適宜更新可能となっている。
【0074】
個人データ管理データベース48は、個人情報、グループ情報および報知情報としての店舗情報を適宜記憶する。すなわち、個人データ管理データベース48は、個人情報格納手段としての個人リストテーブル部51と、グループ情報格納手段としてのグループリストテーブル部52と、報知情報格納手段としての店舗テーブル部53とを備えている。
【0075】
個人リストテーブル部51は、例えば図6に示すように、個人情報を記憶する。具体的には、個人リストテーブル部51は、ユーザID(Identification)情報、名前情報、住所情報、アドレス情報、本情報処理システム1における取得ポイント数情報(図中システムポイント)などを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。なお、この図6に示すシステムポイントは、各店舗で異なるポイントの評価価値が同一となるように、同一単価で変換されたものである。
【0076】
グループリストテーブル部52は、例えば図7に示すように、グループ情報を記憶する。具体的には、グループリストテーブル部52は、グループ識別情報としてのグループID情報、グループ識別情報としてのパスワード情報、グループ属性情報としてのグループ名称情報、作成者情報、メンバID情報、登録時刻情報、登録日付情報なとを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。作成者情報は、図7に示すように、個人情報にリンクしたもので、グループ情報に個人情報を関連付けするためのものである。
【0077】
店舗テーブル部53は、例えば図8に示すように、店舗情報を記憶する。具体的には、店舗テーブル部53は、店舗識別情報である店舗コード情報、ユーザID情報、店舗ジャンル情報、地点情報としての店舗の緯度情報と経度情報とを含む位置情報、取得したポイント情報、公開するグループのグループID情報(図8中の公開グループID)などを1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベースとして構成される。なお、店舗コード情報には、店舗ジャンル情報、店舗の位置情報である地点情報が関連付けられている。そして、上述したように、システム制御装置42が店舗コード情報と取得したポイント情報とが関連付けられるとともに、店舗コード情報に基づいて店舗ジャンル情報および店舗の位置情報が関連付けられて、店舗テーブル部53で1つのレコードとして記憶される。
【0078】
一方、登録サイトサーバ装置6は、後述する店舗がサービスで付加価値のあるポイントを付与するいわゆるポイント制度における登録した利用者およびポイントに関する情報を管理する。この登録サイトサーバ装置6は、例えば店舗が管理するサーバで、サーバ装置5と同様に、装置全体を制御するとともにネットワーク2間でポイントに関する情報を送受信する図示しない制御部分と、送受信したポイントに関する情報を蓄積する図示しないポイントデータベースとを備えている。制御部分は、利用者の固有の個人情報を取得する図示しない個人情報取得手段と、顧客情報作成手段と、設定入力認識手段を構成する入力設定手段とを備えている。
【0079】
登録サイトサーバ装置6の個人情報取得手段は、例えば端末装置3の端末操作部13の入力操作によりネットワークを介して設定入力された個人情報を含む必要事項の情報を取得する。
【0080】
登録サイトサーバ装置6の顧客情報作成手段は、必要事項の情報と利用者のポイント情報とを関連付けして顧客情報を作成する。この作成した顧客情報は、ポイントデータベースに出力される。なお、ポイントデータベースは、この顧客情報を1つのレコードとして記憶するテーブル構造となっている。
【0081】
登録サイトサーバ装置6の設定入力認識手段を構成する入力設定手段は、例えばポイントカード登録サイトの「寄り道君」のアイコンなど、サーバ装置5とリンクさせるための構成である。なお、入力設定手段は、このようなアイコンの構成に限らず、例えば利用者が領する端末装置3の端末操作部13やナビゲーション装置4のナビ操作部26の入力操作を認識するなど、サーバ装置5へ情報を転送させるための利用者の入力操作を認識するいずれの構成でもできる。
【0082】
〔情報処理システムの動作〕
次に、上記情報処理システム1の動作について、図面を参照して説明する。
【0083】
(システム会員の登録)
まず、情報処理システム1を利用するための会員登録をする動作について、図9を参照して説明する。図9は、システム会員の登録動作を示すフローチャートである。
【0084】
情報処理システム1を利用するために、利用希望者は端末装置3やナビゲーション装置4を用いて、システム登録サイトへアクセスする(ステップS1)。すなわち、利用希望者は、端末装置3の端末操作部13あるいはナビゲーション装置4のナビ操作部26を操作し、ネットワーク2を介してサーバ装置5に接続し、情報処理システム1のメインサイトの中のシステム登録サイトを選択して接続要請する。
【0085】
サーバ装置5のシステム制御装置42は、サーバ送受信部41により、利用希望者のシステム登録サイトへの接続要請を認識し(ステップS2)、接続するとともに、所定の必要事項の入力を促す案内を送信する(ステップS3)。このステップS3で送信された案内を端末装置3やナビゲーション装置4で受信し(ステップS4)、利用希望者は案内に従って所定の必要事項を入力し(ステップS5)、サーバ装置5に送信する(ステップS6)。
【0086】
ステップS6で送信された必要事項の情報をサーバ装置5にて受信し(ステップS7)、システム制御装置42は必要事項の情報が適切か否かを判断する(ステップS8)。このステップS8で、入力された必要事項の情報が適切でないと判断した場合には、再度入力を促す案内を送信する(ステップS9)。そして、この再度入力を促す案内を端末装置3やナビゲーション装置4で受信し(ステップS10)、ステップS5に戻り、入力を促す案内に従って利用希望者は再度入力する。
【0087】
また、ステップS8において、入力された必要事項の情報が適切であると判断した場合、システム制御装置42は、例えば図6に示すように、必要事項にて1つのレコードとして構成される個人情報を個人データ管理データベース48の個人リストテーブル部51に記憶する処理をして登録する(ステップS11)。この後、システム制御装置42は、登録した旨の案内およびユーザIDおよび個人パスワードの情報を端末装置3やナビゲーション装置4に送信し、端末装置3やナビゲーション装置4にて登録完了の案内およびユーザIDおよび個人パスワードの情報を受信することにより(ステップS12)、システム会員登録の処理が終了する。
【0088】
(新規グループの登録)
次に、情報処理システム1の会員である利用者が情報を共有するグループを登録するための動作について、図10を参照して説明する。図10は、グループの登録動作を示すフローチャートである。
【0089】
まず、利用者は、端末装置3やナビゲーション装置4を用いて、新規グループ作成のためのサイトへアクセスする(ステップS21)。すなわち、利用者は、端末装置3の端末操作部13やナビゲーション装置4のナビ操作部26を操作して、ネットワーク2を介してサーバ装置5に接続し、情報処理システム1のメインサイトに接続する。利用者は、メインサイトの中の新規グループ作成のためのサイトを選択して接続要請する。
【0090】
サーバ装置5のシステム制御装置42は、サーバ送受信部41により、利用者が新規グループ作成のためのサイトへの接続要請を認識する。そして、システム制御装置42は、情報処理システム1の会員であることを確認するために、ユーザIDおよび個人パスワードの設定入力を促す案内を送信する。利用者は、この送信された案内に基づいて、あらかじめ図9のフローチャートに示す処理により取得したユーザIDおよび個人パスワードを入力する。
【0091】
このユーザIDおよび個人パスワードの入力により、サーバ装置5のシステム制御装置42は、個人データ管理データベース48の個人リストテーブル部51に記憶された個人情報と照合する。そして、システム制御装置42は、会員であることを認証することにより(ステップS22)、端末装置3やナビゲーション装置4をサーバ装置5の新規グループ作成サイトへ接続させる制御をする。
【0092】
さらに、利用者は、アクセスした新規グループ作成のためのサイトの指示に従って、端末操作部13やナビ操作部26を操作し、登録するグループの名称を入力する(ステップS23)。この入力されたグループの名称情報は、端末装置3の端末送受信装置から出力されネットワーク2を介してサーバ装置5のサーバ送受信部41で受信する(ステップS24)。
【0093】
このステップS24でグループの名称情報は、システム制御装置42にて個人データ管理データベース48のグループリストテーブル部52に記憶されたグループ情報と照合される。システム制御装置42は、同一の名称がないか否かを判断する(ステップS25)。
【0094】
そして、ステップS25で同一の名称のグループが登録されておらず登録可能であると判断した場合には、システム制御装置42はそのグループに対するグループID、グループパスワードを自動作成する。そして、システム制御装置42は、グループを作成した作業者のユーザID情報と、作成した時刻情報および日付情報とともに、グループの名称情報、グループID情報およびグループパスワードとを1つのレコードとして、個人データ管理データベース48のグループリストテーブル部52に追加する処理をする(ステップS26)。
【0095】
このステップS26の処理をして登録が完了すると(ステップS27)、システム制御装置42は、例えば登録処理が終了した旨、および、登録したグループ名称、グループパスワードおよびメンバを追加するためのサイトのURL(Universal Resource Locater)の情報を有した案内を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS28)。この送信された登録終了情報を端末装置3やナビゲーション装置4が受信することにより(ステップS29)、新規グループ作成の処理が終了する。
【0096】
また、ステップS25において、システム制御装置42が既に同一の名称のグループが登録されていると判断した場合には、入力された名称は既に登録されており他の名称を入力する旨の案内を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS30)。このステップS30におけるサーバ装置5からの別の名称の入力を促す案内により、再入力する場合には(ステップS31)、ステップS23に戻る。
【0097】
このステップS31で再入力をしない場合には、別のグループの名称を再入力せずグループの登録を中断する旨をサーバ装置5に送信する(ステップS32)。この再入力しない旨の信号をシステム制御装置42が受信すると(ステップS33)、システム制御装置42は新規グループ作成の登録処理を終了し、新規グループの登録処理を中断する旨の案内を端末装置3やナビゲーション装置4に出力し、新規グループの登録処理を終了する。
【0098】
(グループへのメンバ加入案内)
次に、登録されたグループのメンバ加入を特定の人に案内する動作について、図11を参照して説明する。図11は、グループのメンバ追加の動作を示すフローチャートである。
【0099】
まず、グループの創設者あるいはメンバは、端末装置3やナビゲーション装置4を用いて、新規メンバ加入サイトへアクセスする(ステップS41)。すなわち、グループの創設者あるいはメンバは、端末装置3の端末操作部13あるいはナビゲーション装置4のナビ操作部26を操作し、ネットワーク2を介してサーバ装置5に接続し、情報処理システム1のメインサイトに接続する。グループの創設者あるいはメンバは、メインサイトの中の新規メンバ加入サイトを選択して接続要請する。
【0100】
サーバ装置5のシステム制御装置42は、サーバ送受信部41により、新規メンバ加入サイトへの接続要請を認識する。そして、システム制御装置42は、情報処理システム1の会員であることを確認するために、ユーザIDおよび個人パスワードの設定入力を促す案内を送信する。グループの創設者あるいはメンバは、この送信された案内に基づいて、あらかじめ図9のフローチャートに示す処理により取得したユーザIDおよび個人パスワードを入力する。
【0101】
そして、サーバ装置5のシステム制御装置42は、この入力されたユーザIDおよび個人パスワードを受信し(ステップS42)、個人データ管理データベース48の個人リストテーブル部51に記憶された個人情報と照合し、システム会員であるか否かを判断する(ステップS43)。システム会員でないと判断した場合には、新規メンバ加入サイトへのアクセスを拒絶して処理が終了する。なお、正しいユーザIDおよび個人パスワードの入力を促す案内をし、所定回数の入力ミスの場合、あるいはアクセス中止の入力などにより、新規メンバ加入サイトへのアクセスを中止して処理を終了するようにしてもよい。
【0102】
また、ステップS43において、システム会員であると判断した場合には、入力されたユーザIDおよび個人パスワードを認証した旨を端末装置3やナビゲーション装置4に送信し、端末装置3やナビゲーション装置4をサーバ装置5の新規グループ作成サイトへ接続させる制御をする(ステップS44)。そして、グループの創設者あるいはメンバは、サーバ装置5から認証した旨の案内を受信して確認した後(ステップS45)、あらかじめ取得しているグループの名称およびグループパスワードを入力する(ステップS46)。
【0103】
このステップS46で端末装置3やナビゲーション装置4により入力されたグループ名称およびグループパスワードをサーバ装置5が受信すると(ステップS47)、システム制御装置42は個人データ管理データベース48のグループリストテーブル部52に記憶されたグループ情報と照合し、グループ会員であるか否かを判断する(ステップS48)。すなわち、入力されたグループ名称およびグループパスワードの正否を判断する。そして、グループ名称およびグループパスワードが誤りでグループ会員ではないと判断した場合には、新規メンバ加入サイトへのアクセスを拒絶して処理が終了する。なお、正しいグループ名称およびグループパスワードの入力を促す案内をし、所定回数の入力ミスの場合、あるいは端末装置3やナビゲーション装置4からのアクセス中止の入力などにより、新規メンバ加入サイトへのアクセスを中止して処理を終了するようにしてもよい。
【0104】
また、ステップS48において、グループ名称およびグループパスワードが正しくグループ会員であると判断した場合には、グループ名称およびグループパスワードを認証した旨を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS49)。そして、グループの創設者あるいはメンバは、サーバ装置5から認証した旨の案内を受信して確認した後(ステップS50)、案内に従ってグループを紹介したい利用者のメールアドレスを入力する(ステップS51)。
【0105】
このステップS51で入力されたメールアドレスをサーバ装置5が受信すると(ステップS52)、システム制御装置42は入力されたメールアドレスに基づいて、グループへの加入を促す案内をメール配信する(ステップS53)。なお、このグループへの加入を促す案内としては、例えばグループ名称、グループパスワード、およびそのグループのメンバのみが閲覧可能な情報を有したグループサイトのURLの情報である。
【0106】
そして、このステップS53でのグループへの加入を促す案内の配信が終了したか否かを判断し(ステップS54)、配信処理が終了したことを認識すると、その旨を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS55)。この配信処理終了の案内を端末装置3やナビゲーション装置4が受信することにより(ステップS56)、グループのメンバ加入案内の処理が終了する。
【0107】
(グループの新規メンバ加入)
次に、登録されたグループへの新規メンバ加入の動作について、図面を参照して説明する。図12は、グループの新規メンバ加入の動作を示すフローチャートである。
【0108】
まず、図11のフローチャートの処理により取得したグループのメンバ加入案内、あるいはグループの創設者やメンバから直接取得した案内に基づいて、システム会員である利用者は端末装置3やナビゲーション装置4を用いて、新規メンバ加入サイトへアクセスする(ステップS61)。すなわち、利用者は、端末装置3の端末操作部13あるいはナビゲーション装置4のナビ操作部26を操作し、ネットワーク2を介してサーバ装置5に接続し、情報処理システム1のメインサイトに接続する。利用者は、メインサイトの中の新規メンバ加入サイトを選択して接続要請する。
【0109】
サーバ装置5のシステム制御装置42は、サーバ送受信部41により、新規メンバ加入サイトへの接続要請を認識する。そして、システム制御装置42は、情報処理システム1の会員であることを確認するために、ユーザIDおよび個人パスワードの設定入力を促す案内を送信する。利用者は、この送信された案内に基づいて、あらかじめ取得したユーザIDおよび個人パスワードを入力する。
【0110】
そして、システム制御装置42は、この入力されたユーザIDおよび個人パスワードを受信し(ステップS62)、個人データ管理データベース48の個人リストテーブル部51に記憶された個人情報と照合し、システム会員であるか否かを判断する(ステップS63)。システム会員でないと判断した場合には、新規メンバ加入サイトへのアクセスを拒絶して処理が終了する。なお、正しいユーザIDおよび個人パスワードの入力を促す案内をし、所定回数の入力ミスの場合、あるいは端末装置3やナビゲーション装置4からのアクセス中止の入力などにより新規メンバ加入サイトへのアクセスを中止して処理を終了するようにしてもよい。
【0111】
また、ステップS63でシステム会員であると判断した場合には、入力されたユーザIDおよび個人パスワードを認証した旨を端末装置3やナビゲーション装置4に送信し、端末装置3やナビゲーション装置4をサーバ装置5の新規グループ作成サイトへ接続させる制御をする(ステップS64)。そして、利用者は、サーバ装置5から認証した旨の案内を受信して確認した後(ステップS65)、あらかじめ加入案内メールにより取得、あるいは直接メンバから取得したグループの名称およびグループパスワードを入力する(ステップS66)。
【0112】
このステップS66で端末装置3やナビゲーション装置4により入力されたグループ名称およびグループパスワードをサーバ装置が受信すると(ステップS67)、システム制御装置42は個人データ管理データベース48のグループリストテーブル部52に記憶されたグループ情報と照合し、登録されているグループか否かを判断する(ステップS68)。すなわち、入力されたグループ名称およびグループパスワードの正否を判断する。そして、グループ名称およびグループパスワードが誤りで登録されたグループが存在しないと判断した場合には、新規メンバ加入サイトへのアクセスを拒絶して処理が終了する。なお、正しいグループ名称およびグループパスワードの入力を促す案内をし、所定回数の入力ミスの場合、あるいは端末装置3やナビゲーション装置4からのアクセス中止の入力などにより、新規メンバ加入サイトへのアクセスを中止して処理を終了するようにしてもよい。
【0113】
また、ステップS68において、グループ名称およびグループパスワードが正しくグループ会員であると判断した場合には、グループ名称およびグループパスワードを認証した旨、およびグループへの加入の有無を問う旨の案内を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS69)。そして、利用者は、サーバ装置5からの案内を受信して確認した後(ステップS70)、案内に従ってグループに加入するか否かを入力する(ステップS71)。
【0114】
このステップS71で加入しないと入力した場合には、登録されたグループへの新規メンバ加入の処理が終了する。また、ステップS71で加入すると入力した場合には、その旨がサーバ装置5に送信され(ステップS72)、システム制御装置42はメンバ登録する(ステップS73)。すなわち、システム制御装置42は、個人データ管理データベース48のグループリストテーブル部52に、ステップS61で入力したユーザID情報と、メンバ登録の処理としてデータを作成した時刻情報および日付情報とともに、グループの名称情報、グループID情報およびグループパスワードとを1つのレコードとして追加する処理をする。
【0115】
そして、システム制御装置42は、新規メンバが加入したグループの他のメンバへ新規にメンバが加入した旨の案内を配信する(ステップS74)。すなわち、システム制御装置42は、個人データ管理データベース48のグループリストテーブル部52の記録されたグループ情報に基づいて、同一のグループIDのメンバID情報を検索し、この検索したメンバID情報から個人リストテーブル部51に記憶された個人情報を構成するメールアドレス情報に基づいて、新規加入案内を配信する。
【0116】
そして、メールの配信が終了した後(ステップS75)、システム制御装置42は、例えば新規加入登録の処理が終了した旨、およびグループの他のメンバに案内を配信した旨の案内を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS76)。この送信された案内を端末装置3やナビゲーション装置4が受信することにより(ステップS77)、新規メンバ加入の処理が終了する。
【0117】
なお、ステップS74において、グループの他のメンバに新規メンバの加入を通知するメールを配信したが、通知しなくてもよい。すなわち、例えばステップS73で新規メンバの登録を終了した後、その旨を端末装置3やナビゲーション装置4に送信し、ステップS77で端末装置3やナビゲーション装置4が案内を受信することにより、処理を終了するようにしてもできる。
【0118】
(システム会員のポイント管理)
次に、情報処理システム1の会員である利用者の情報であるポイントを登録するための動作について、図面を参照して説明する。図13は、店舗から配布されるポイントカード登録のためのポイント制度登録用カードを示す概略図である。図14は、ポイントカード登録動作を示すフローチャートである。図15は、店舗情報をグループに公開するか否かの入力を促す案内を示す模式図である。ここで、ポイントは、いわゆるポイント制度で利用される度数で、具体的には、図13に示すように、飲食店や家電販売店などの店舗61を利用することによりポイントが付与され、ある程度ポイントが蓄積されることにより各種サービスが提供される、店舗61のサービスの1つである。
【0119】
利用者が店舗61を利用することにより、図13に示すように、その店舗61が扱うポイント制度への登録を認証するポイント制度登録用カード62が店舗61から付与される。このポイント制度登録用カード62は、図13にも示すように、店舗61の名称と、店舗61毎に付与された登録IDと、ポイント制度を管理するポイントカード登録サイトのURLとの情報が記録されている。
【0120】
そして、ポイント制度登録用カード62を取得した利用者は、ポイント制度への登録を実施する。すなわち、利用者は、図14に示すように、端末装置3やナビゲーション装置4を用いて、ポイント制度登録用カードに記録されているポイントカード登録サイトのURL情報に基づいて、ネットワーク2を介してポイントカード登録サイトへアクセスする(ステップS81)。
【0121】
このステップS81でのポイントカード登録サイトへのアクセスは、端末装置3の端末操作部13やナビゲーション装置4のナビ操作部26を操作して、ネットワーク2を介して店舗61が管理する登録サイトサーバ装置6に接続し、ポイントカード登録サイトのメインサイトに接続する。そして、ポイントカード登録サイトのメインサイトの中の新規登録サイトを選択して接続する(ステップS82)。
【0122】
さらに、利用者は、所定の必要項目の入力を促す案内に基づいて端末操作部13やナビ操作部26を操作して、必要項目を入力する(ステップS83)。必要項目としては、例えば上述した個人情報のように、利用者の名前、住所、メールアドレスなどである。
【0123】
このステップS83で入力された必要項目を登録サイトサーバ装置6で受信し(ステップS84)、この受信した必要項目を図示しないポイントデータベースに1つのレコードとして蓄積してポイントカード登録をする。そして、登録サイトサーバ装置6は、このポイントカード登録が終了した旨の案内を端末装置3やナビゲーション装置4に送信する(ステップS85)。このステップS85で登録サイトサーバ装置6から送信された案内を端末装置3やナビゲーション装置4で受信し(ステップS86)、利用者はポイントカード登録が完了したことを認識する。
【0124】
また、利用者は、ポイントカード登録サイト内に設けられ、利用した店舗61の情報を情報処理システム1で処理するか否かの入力を促す表示に対応して入力設定する(ステップS87)。この情報処理システム1で店舗情報を共有するか否かの入力としては、例えばポイントカード登録サイト内に設けられた情報処理システム1に移行するための設定入力認識手段を構成する操作部としての「よりみち君」アイコンを操作する。
【0125】
そして、ステップS87で「よりみち君」のアイコンが操作されず、店舗情報を情報処理システム1で共有しない場合には、ポイントカード登録の処理が終了する。この「よりみち君」のアイコンの操作の有無は、例えば登録が終了した旨の案内を受信してから所定時間以内、あるいは利用者が端末操作部13やナビ操作部26によりポイントカード登録の処理を終了する旨の設定などにより終了する。
【0126】
また、ステップS87での案内に対応して「よりみち君」のアイコンが操作されると(ステップS88)、登録サイトサーバ装置6はその旨を認識し、端末装置3やナビゲーション装置4を情報処理システム1を構成するサーバ装置5にリンクさせる処理を実施する(ステップS89)。さらに、登録サイトサーバ装置6は、ステップS83で入力した利用者の登録情報とともに、店舗情報をサーバ装置5に送信する(ステップS90)。
【0127】
このステップS90で送信された利用者の登録情報および店舗情報を受信したサーバ装置5は(ステップS91)、端末装置3やナビゲーション装置4と情報の送受信が可能に接続するための信号を端末装置3やナビゲーション装置4に出力する(ステップS92)。そして、サーバ装置5からの信号を受信した端末装置3やナビゲーション装置4は(ステップS93)、サーバ装置5と接続するために、端末操作部13やナビ操作部26の操作により、ユーザIDおよび個人パスワードを入力する(ステップS94)。
【0128】
このステップS94で入力されたユーザIDおよび個人パスワードを、サーバ装置5で受信する(ステップS95)。そして、サーバ装置5のシステム制御装置42は、ユーザIDおよび個人パスワードを、個人データ管理データベース48の個人リストテーブル部51に記憶された個人情報と照合し、システム会員か否かを判断する(ステップS96)。
【0129】
このステップS96でシステム会員でないと判断した場合には、ポイントカード登録処理を終了する。なお、正しいユーザIDおよび個人パスワードの入力を促す案内をし、所定回数の入力ミスの場合、あるいはアクセス中止の入力などにより、ポイントカード登録処理を終了するようにしてもよい。
【0130】
また、ステップS96でシステム会員であると判断した場合には、情報処理システム1での店舗情報を作成するため、ポイントカード登録した店舗61を、情報処理システム1のグループに公開するか否かの入力を促す案内を送信する(ステップS97)。すなわち、システム制御装置42は、例えば図15に示すような案内を送信する。この公開するグループの案内は、例えばステップS95で認識したユーザIDに基づいて、利用者が加入しているグループをグループリストテーブル部52から検索し、検索したグループの名称を案内する。なお、この図15に示す案内は、先の処理で所定の店舗61をポイントカード登録した旨のコメントと、加入しているグループの名称と、公開するグループを特定するためのグループの名称に対応して設けられた複数のチェックボックス64と、が表示された例である。
【0131】
そして、利用者は、端末操作部13やナビ操作部26の操作により、案内に従ってポイントカード登録した店舗61の情報をいずれのグループに公開するかを入力し(ステップS98)、この入力した情報をサーバ装置5に送信する(ステップS99)。この端末装置3やナビゲーション装置4から送信された情報を取得したサーバ装置5(ステップS100)は、図8に示すような店舗情報を作成して1つのレコードとして店舗テーブル部53に記憶させる。この店舗情報は、ステップS90で送信される店舗コードと、店舗61の種類を表すジャンルコードと、店舗コードから地図情報データベース47の地図情報MPに基づいて検索した店舗61の位置情報である緯度・経度情報、ポイント数情報とともに、ステップS95で取得したユーザIDおよびステップSで取得した公開するグループID情報とが1つのレコードとして記録される。
【0132】
そして、ステップS100で店舗情報の作成が完了した旨を端末装置3やナビゲーション装置4に送信し(ステップS101)、端末装置3やナビゲーション装置4がその旨を受信して(ステップS102)、ポイントカード登録処理が終了する。
【0133】
上述したように、グループ内でのみ情報を共有できるように、個人情報やグループ情報によりサイト上に特定のグループを作成するため、例えば特定の店舗61をグループのメンバのみに公開して、その店舗61が混雑することなく隠れ家的な店舗61として利用することもできる。また、特定のメンバにそれぞれその店舗61の情報を配信する作業の煩雑さも防止できる。さらに、情報として地図情報MPとにより店舗61に関する情報をグループ内に公開するので、情報の蓄積や開示などが容易に効率よくできる。
【0134】
(情報処理システムにおける情報の利用)
次に、情報処理システム1における蓄積された情報の利用として店舗検索の際の処理動作について、図面を参照して説明する。図16は、ポイントカード登録した店舗を開示する動作を示すフローチャートである。図18は、ポイントカード登録した店舗に誘導した場合における広告費用となる手数料を徴収する動作を示すフローチャートである。
【0135】
まず、利用者は、例えば飲食や買い物などのために店舗情報を取得する場合、図16に示すように、端末装置3やナビゲーション装置4により、情報処理システムの周辺検索処理を利用する設定を実行する(ステップS111)。このステップS111の設定により、端末装置3やナビゲーション装置4は周辺検索の実行を要求する信号をサーバ装置5に送信する(ステップS112)。
【0136】
そして、サーバ装置5が周辺検索の実行を要求する信号を認識すると(ステップS113)、サーバ装置5のシステム制御装置42が周辺検索を実行する(ステップS114)。この周辺検索としては、例えば端末装置3またはナビゲーション装置4の現在位置情報を取得するとともに、地図情報データベース47に記憶された地図情報MPと、個人データ管理データベース48の店舗テーブル部53に記憶された店舗情報の位置情報とに基づいて、現在位置から所定半径の領域以内に存在する店舗61を検索する。
【0137】
このステップS114での周辺検索の結果、ポイントカード登録した店舗61が存在するか否かを判断する(ステップS115)。そして、ポイントカード登録した店舗61が存在しないと判断した場合には、そのまま地図情報MPに含まれる店舗61の情報を端末装置3やナビゲーション装置4へ送信する(ステップS116)。この送信される店舗61の情報を受信した端末装置3やナビゲーション装置4は(ステップS117)、端末表示部14やナビ表示部27に適宜その情報を表示し(ステップS118)、周辺検索の処理を終了する。
【0138】
また、ステップS115において、ポイントカード登録した店舗61が存在すると判断した場合には、ポイントカード登録した店舗61が優先的に表示される処理を施す(ステップS119)。ここで、ポイントカード登録した店舗61が他の店舗、すなわちポイントカード登録していない店舗より優先的に表示させる処理としては、例えばステップS118で表示する際に、店舗61のアイコンが他の店舗のアイコンより大きく表示、他と異なる色彩による表示、点滅表示、他より明るく表示、ぼけることなく他よりシャープな輪郭となる状態に表示など、より利用者が視認し易いいずれの表示方法でもできる。
【0139】
そして、このステップS119で処理が施された情報を、上述したように、ステップS116で端末装置3やナビゲーション装置4に送信する。
【0140】
この図16に示す処理により、店舗61におけるポイント登録作業が不要となり、ポイント管理や顧客管理がコンピュータを利用して容易にできる。また、ポイントカード登録した店舗61が優先的に表示されるので、利用者もポイントカード登録した店舗61を容易検索でき、ポイントを利用した店舗利用性も向上でき、利便性を向上できる。
【0141】
(案内誘導における情報処理)
次に、情報処理システム1における蓄積された情報の利用として案内誘導の際の処理動作について、図面を参照して説明する。図17は、ポイントカード登録した店舗に誘導する動作を示すフローチャートである。
【0142】
利用者がナビゲーション装置4を利用して所定の目的地に移動する際、ナビ操作部26の入力操作により、移動経路を設定する。この移動経路の設定は、目的地を設定するとともに、例えば時間最短ルート、距離最短移動ルート、渋滞・規制回避ルートなどの各種ルート検索条件を設定する。この設定により、ナビ制御部29は、GPSデータ、速度データ、方位角データおよび加速度データに基づいて現在位置を認識し、この現在位置から目的地までの移動ルートをあらかじめ取得した地図情報MPに基づいて演算し、移動経路を設定する。
【0143】
また、ナビ制御部29は、図17に示すように、設定された目的地に関する情報に基づいて、関連する店舗61を認識する(ステップS121)。そして、ナビ制御部29は、関連する店舗61を検索するか否かの入力を促す案内、例えばナビ表示部27に表示させる制御をする(ステップS122)。具体的には、目的地としてゴルフ場である場合には、ゴルフボールなどの道具を買ってから行くか、食事をしてから行くか、練習場で練習してから行くかなどの入力を促す案内をする。
【0144】
そして、利用者は、関連する店舗61を検索する旨を入力することにより、ナビ制御部29はサーバ装置5と接続して移動経路近辺の店舗61を検索し、その店舗情報をナビゲーション装置4に送信する。そして、利用者は、所望の店舗61を設定する(ステップS123)。このことにより、ナビゲーション装置4は、寄り道ポイントとして設定した店舗61を経路中に加える移動経路をリルートし、最終的に移動経路を決定し、ナビ表示部27に適宜表示させる。
【0145】
なお、関連する店舗61の検索結果として、既にポイントカード登録した店舗61がある場合には、上述したように、他の店舗に比して視認性が高くなるように表示させてもよい。
【0146】
この図17に示す処理により、店舗情報として蓄積する店舗61に誘導する機会が向上し、広告効果を大きく期待できる。特に、移動目的に関連する店舗61を検索するため、より広告効果の期待を増大できる。そして、検索結果として、他の店舗に比して視認性が高くなる表示形態で差別的に表示させることにより、さらに広告効果を増大できる。
【0147】
また、ナビゲーション装置4に利用するため、あらかじめ寄り道ポイントを含めた移動経路を容易に設定でき、利用者の利便性も向上できる。そして、移動中に現在位置に基づいて店舗検索する場合では、寄り道したい店舗61の周辺に到達して初めて案内されることとなり、急に移動経路を変更するなどの不都合が生じるおそれもあるが、あらかじめ移動目的に関する店舗61を検索することにより、ゆとりのある移動が得られる。
【0148】
(案内誘導による手数料徴収動作)
次に、上記図17における案内誘導する店舗として広告掲載店舗で、広告掲載店舗への案内誘導により広告掲載店舗から手数料を徴収する動作について、図面を参照して説明する。図18は、案内誘導による手数料徴収の動作を示すフローチャートである。
【0149】
まず、例えば図17のフローチャートに示すように広告掲載店舗61へ案内誘導のための情報処理が実施された場合、その情報処理動作が終了し、広告掲載店舗61への案内誘導が完了したか否かを判断する(ステップS131)。このステップS131での案内誘導の完了の認識としては、例えばナビゲーション装置4のナビ操作部26の操作により、購買する商品の予約、注文、あるいは事前の決済をした場合に、ナビゲーション装置4から送信される信号、あるいは広告掲載店舗61で認識した商品予約、注文、決済を完了した旨を広告掲載店舗61に設置された端末コンピュータから送信される信号、決済時に利用したICカードを管理する機関などから送信される決済完了した旨の信号などを、サーバ装置5で認識することにより認識する。
【0150】
その他、案内誘導完了の認識として、ナビゲーション装置4の各種センサ情報に基づく位置情報により、サーバ装置5で広告掲載店舗61に到達したことを認識することにより、案内誘導の完了を認識してもよい。さらには、広告掲載店舗61からの電話連絡によりサーバ装置5の入力手段による設定入力にて認識するなどでもできる。
【0151】
このステップS131で案内誘導が完了したことをサーバ装置5が認識すると、サーバ装置5は広告掲載店舗61から所定の手数料を取得するための処理を実施する。例えば、請求書類の発送や、所定金融機関での手数料引落のための手続、これらの処理を情報処理システム1の管理者に促す表示をさせる処理などを実施し(ステップS132)、処理が終了する。
【0152】
なお、手数料としては、誘導したのみの場合、実際に決済した場合、店舗61へ誘導した利用者人数による手数料額の設定、利用者が決済した金額に応じた手数料額の設定などが適用できる。そして、利用者人数に応じた額とする場合には、ナビゲーション装置4において設定入力した信号、店舗61に設置された人数検出センサなどにより自動的に検出した人数の信号、決済時の端末機から出力される金額の信号など、サーバ装置5にて受信する信号に基づいて設定する構成とすればよい。
【0153】
このように、図17の処理動作において、単に関連する店舗61を報知するのみならず、店舗61として積極的に広告掲載店舗61を報知することにより、広告性が極めて増大し、広告掲載効果を大きく期待できるとともに、それによる手数料の徴収による新たなサービス提供業務が得られる。
【0154】
すなわち、従来のように、単にホームページに広告掲載するのみに比して、実際に誘導した結果に対して手数料を徴収する構成とすることで、広告性が極めて高く営業効率が向上するので、容易に利用の拡大を期待できる。
【0155】
〔情報処理システムの効果〕
上述したように、上記実施の形態の情報処理システム1では、設定入力認識手段にて利用者が登録サイトサーバ装置6の「寄り道君」のアイコンを入力操作すなわちクリックすることにより、サーバ装置5のシステム制御装置42の店舗情報取得手段により、店舗61が利用者に対して付与するポイントに関するポイント情報と、店舗コード情報とを関連付けして店舗情報として取得する。そして、端末装置3の利用者の開示要求に対して、サーバ装置5のシステム制御装置42の店舗位置特定手段により店舗位置情報と地図情報MPとに基づいて店舗61の位置を特定して、端末装置3の端末表示部14に表示させるなどの店舗情報を出力させる制御をする。このため、例えば店舗61やポイントカード登録サイトなどで利用者が登録手続によりポイント会員として利用者を登録する登録サイトサーバ装置6で作成された利用者の顧客情報を利用し、利用者のポイント会員となっている店舗61がどこにあり、どのくらいのポイント数であるかなどを容易に認識でき、利用者のポイント会員となる店舗61の店舗情報を容易に管理できる。また、利用者の店舗情報の管理が容易であることから、利用者の重複登録を防止でき、記憶しておく顧客情報が最小限で効率的となり、店舗61における顧客情報を容易に管理できるとともに、広告効果が増大し、業績向上を大きく期待できる。そして、広告効果の増大により、従来の単にサイト上に所定の費用で広告掲載する場合に比して利用者の確実な利用頻度の増大が望め、広告性に対する費用の有効性が増大し、利用拡大が容易に図れる。
【0156】
また、登録サイトサーバ装置6において、利用者の固有の個人情報を含む必要事項の情報を、この利用者のポイント情報と関連付けして顧客情報を作成し、ポイントカード登録サイトの「寄り道君」のアイコンを利用者が入力操作すると、ポイント情報およびその店舗61の店舗識別情報をサーバ装置5に出力させる。このため、利用者がポイントカード登録の入力操作に合わせて単に「寄り道君」のアイコンを操作するのみで、サーバ装置5で店舗情報を自動的に作成でき、店舗61およびその店舗61から付与されるポイントについての管理を容易にするための店舗情報の作成・管理が容易にできる。
【0157】
そして、サーバ装置5を、ネットワーク2を介して登録サイトサーバ装置6と送受信可能に接続する。このため、それぞれ独立して、店舗61が登録サイトサーバ装置6で処理する顧客情報を取り扱い、利用者がサーバ装置5で処理する店舗情報を端末装置3やナビゲーション装置4で取り扱うことが可能で、それぞれ異なる目的および異なる取り扱いに対応した情報の処理が容易に得られ、ネットワーク2の構築による情報の迅速な取扱も容易で、利用の拡大を容易に図ることができる。
【0158】
また、登録サイトサーバ装置6のポイントカード登録サイトに「寄り道君」のアイコンを設け、このアイコンの操作により、利用者が利用する店舗情報を作成・管理するためのサーバ装置5に情報を出力させるので、アイコンを設ける簡単な構成で、例えば店舗61による入力作業を省くためのポイントカード登録サイトを利用して店舗情報を自動的に容易に作成でき、利用者および店舗61による情報管理や店舗61の広告効果の増大が容易に得られる。
【0159】
さらに、端末装置3からの利用者の入力操作による店舗情報開示要求により、店舗の位置情報と地図情報MPとに基づいて特定した店舗61についての店舗情報を利用者に出力、例えば端末装置3の端末表示部14に表示させる制御をする。このため、例えば利用者の入力操作により、店舗61の位置情報から店舗61の位置が特定され、店舗情報のポイント情報からその店舗61のポイントが認識でき、利用者は開示要求の入力操作により店舗61に関する情報を容易に認識でき、店舗情報の有効利用が図れ、広告効果の増大が容易に図れる。
【0160】
また、サーバ装置5で管理する店舗情報において、システム制御装置42のポイント換算手段により、各店舗61から付与されるポイントを同一単価のシステムポイントに変換する。このことにより、ポイント会員となる店舗61が複数ある場合でも、ポイントが同一単価に変換されるので、各店舗61間でのポイントの比較が容易にでき、店舗61に関する情報の認識・管理が容易にできる。
【0161】
そして、サーバ装置5のシステム制御装置42の店舗利用認識手段が利用者の店舗利用を認識すると、システム制御装置42の誘導手数料請求手段が利用者を誘導した店舗61に対して手数料の支払いを促す案内を店舗61に出力する。このため、利用者の店舗情報の管理が容易で大きな広告効果が得られることにより利用者がその店舗61を利用することで、利用者が利用する広告性に対する手数料の請求手続が自動的にでき、情報処理管理が容易にできる。
【0162】
また、端末装置3から入力される個人情報に関連付けされたグループ固有のグループ属性情報を取得すると、このグループ属性情報に対応したグループ識別情報を作成して端末装置3へ出力させるとともに、これらグループ属性情報およびグループ識別情報をグループ情報として記憶させる。そして、端末装置3からグループ属性情報およびグループ識別情報が入力されると、正規のものか否かを判断して正規のものであると判断すると、グループ属性情報に関連付けされた報知情報を端末装置3で閲覧可能とする。このため、例えばお気に入りの店舗61に関する情報を限られた友達同士のみで報知情報として共有させることが容易にでき、お気に入りの店舗61を隠れ家的な店舗61として利用するなど、情報を差別的に管理・開示させることが容易にできる。
【0163】
また、記憶されたグループ属性情報と異なるグループ属性情報を認識した場合のみ、取得したグループ属性情報に対応してグループ識別情報を作成し、新規のグループを登録させる。このことにより、報知情報を異なる複数のグループで関連付けしてそのグループ内でのみ共有化させることができ、汎用性および利便性の向上を図ることができる。
【0164】
さらに、端末装置3からの所定の設定入力を認識することにより、グループ属性情報およびグループ識別情報をグループへの加入を促す案内情報とともに例えば報知情報の共有化を図りたい友達などの所定の端末装置3に出力させる。このため、別途案内を配信する必要がなく、作業が容易で、グループ内で共有化する報知情報を差別的に共有化するためのグループの管理が容易にできる。
【0165】
また、端末装置3からの加入を決定する旨の入力(ステップS71)に基づいて、決定する旨の入力の際に入力された個人情報であるシステム会員である旨のユーザIDおよび個人パスワードを、加入先のグループに対応するグループ情報に関連付けして新たなグループ情報として記憶手段43のグループリストテーブル部52に記憶させる。このため、グループへ新規メンバが加入した場合、報知情報である店舗情報を共有化するための処理が自動的に更新されることとなり、別途入力処理などが不要で、店舗情報を特定のグループ内でのみ共有化するための処理が容易にでき、システム管理も容易にできる。
【0166】
そして、情報処理システム1で処理する情報として、地図情報データベース47に格納された地図情報MPにより特定される地点情報を有する店舗情報である。このため、差別的に所定のグループ内でのみ共有化される店舗テーブル部53に記憶された全ての店舗情報が、地図情報MPに基づいて特定される地点情報を有するので、店舗情報を容易に把握および利用できるとともに、店舗情報に地図情報MPを含める必要がなく、店舗情報に地点情報に地図情報MPをリンクさせるのみで取り扱いが容易となり、店舗情報を記憶する店舗テーブル部53の記憶負荷も低減できる。
【0167】
さらに、ポイントカード登録処理と登録した店舗61などの情報を所定のグループ内でのみ共有する構成とが1つの情報処理システム1で管理でき、構成の簡略化、処理効率の向上を得ることができる。
【0168】
そして、この個人情報的なポイントに関する情報の管理は、登録サイトサーバ装置6で店舗61で管理し、その店舗61に関する店舗情報をリンクさせてサーバ装置5で開示をグループ内のみで開示させる処理をするので、情報の処理が簡略化し、処理効率の向上も図ることができる。
【0169】
また、ポイントカード登録サイトに本情報処理システム1のサイトにリンクする「寄り道君」のアイコンを設ける構成のため、ポイントカード登録と、所定のグループにのみ店舗情報を公開するための情報処理が一連ででき、操作性を向上でき、利便性を向上できる。
【0170】
さらに、「寄り道君」のアイコンをクリックすることで、登録サイトサーバ装置6と情報処理システム1のサーバ装置5が接続され、ポイント情報や店舗情報が情報処理システム1の地図情報MPとリンクさせて自己の地図情報とすることもできるので、店舗情報およびポイント情報が広く利用され、利便性を向上できる。
【0171】
また、グループ内のみで公開する店舗情報の処理として目的地までの案内誘導の情報の1つとしても利用でき、ナビゲーションシステムとしての利用付加が付与され、利便性および広告性を向上できる。
【0172】
そして、サーバ装置5にネットワーク2を介して端末装置3や登録サイトサーバ装置6を接続して情報処理システム1を構築するため、店舗情報の管理、ポイント数の管理、店舗情報を差別的に開示するための条件の設定、他のメンバからの店舗情報の取得など、情報のやり取りが容易にでき、利便性を向上でき、利用の拡大を容易に図ることができる。
【0173】
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
【0174】
すなわち、処理する情報として店舗61について説明したが、例えば釣りやキャンプなどのアウトドアに関する情報、お祭りなどの催し物情報、天体観測情報や特ダネ情報などのシーズン情報など、いずれの情報でもよく、グループを作成してそのグループ内だけで共有するいずれの情報でもできる。なお、上述した店舗61の場合のように、地点情報が付帯する情報では全ての情報に地図情報MPが利用されることとなるので、例えば天文台などが保有する天体情報、気象庁などが保有する気象情報など特定の情報に基づいて処理される情報が各グループ内でのみ共有される処理構成とすることにより、構成の簡略化、処理効率の向上、広告性などの点で好ましい。
【0175】
また、グループのみ公開する情報を処理する場合に限らず、ポイント会員としてポイント情報および店舗情報を処理するいずれの情報処理に対応できる。
【0176】
そして、本情報処理システム1を利用するための登録方法として、図9に示すいわゆるオンライン登録の方法に限らず、例えば利用希望者が葉書を用いて郵送したり電話連絡するなどにより、必要事項を情報処理システム1の管理者に伝達して管理者が直接サーバ装置5に登録するなどしてもできる。
【0177】
また、グループへのメンバ加入案内の情報処理として、例えば図11に示すように、グループの創設者やメンバがだれでも新規メンバ加入案内を配信できる構成について説明したが、例えば図11に示すステップS53の案内配信の際に、グループの創設者に案内を配信してよいか否かを確認し、了承が得られる場合のみ配信される構成としたり、新規グループの作成の際にグループ創設者のみが得られる所定のパスワードなどを取得できる構成として、図11に示すステップS48のグループ会員か否かの判断の代わりに、グループ創設者か否かを確認する動作を用いて、グループ創設者のみ新規メンバ加入案内を配信できるようにするなどしてもよい。
【0178】
さらには、新規メンバが加入した際に、一連の動作でメンバに通知する構成について説明したが、例えば新規メンバによる要請、創設者の要請などにより別途配信する処理を実施するようにしてもよい。
【0179】
そして、図14および図15に示すポイントカード登録の処理や、図16に示す周辺検索処理、あるいは図17に示す店舗検索処理、さらには図18に示す手数料徴収処理などの構成を設けず、単に作成したグループ内で情報を共有できる構成としたものでもよい。
【0180】
また、ネットワーク2を介して情報を送受信する構成について説明したが、インターネットに限られず、例えばLAN(Local Area Network)などのように有線により接続されたパーソナルコンピュータ同士などでシステムを構築するなども適用できる。
【0181】
さらには、情報処理システム1は、ナビゲーション装置4や端末装置3などがシステムの必須条件ではなく、グループ内で情報を共有するためのグループの作成、情報公開などシステムで処理する情報を利用可能ないずれの端末が接続されてもよい。
【0182】
そして、サーバ装置5とポイントカード登録処理のための登録サイトサーバ装置6とを別体として説明したが、サーバ装置5でポイントカード登録の処理を実施する構成としてもよい。この構成によれば、個人情報など重複するデータをそれぞれ記憶させる必要がなくなり、より構成の簡略化および処理効率の向上を図ることができる。
【0183】
また、上記処理をコンピュータに実行させるプログラムがインストールされた装置や、プログラムを記録しこのプログラムが読み出されてコンピュータに処理を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体の形態で流通させてもよい。
なお、このような構成では、汎用のコンピュータを利用して利用の拡大を図ることも容易にできる。
【0184】
そして、各処理について別々の動作で説明したが、例えば新規グループの作成の後に新規メンバ加入案内を配信する処理を続けて実行する場合には、例えば新規グループの作成の後、システム会員である旨の認証やグループ会員である認識は実施せずに、案内を配信するステップS51から実施させるなど、重複する構成を省くように処理してもできる。この構成により、処理効率および操作性の向上が得られ、利便性の向上が得られる。
【0185】
さらに、図12に示す処理において、新規メンバの加入を通知する処理ステップS74を省略してもよい。なお、新規メンバの加入の通知により、共有するメンバ間で共有する情報の制約性を確保できる。
【0186】
また、図12に示すフローチャートに基づいて、新規メンバの加入についての動作を説明したが、例えばグループから脱退する場合についても同様に処理できる。例えば、ステップS71において、加入の有無の判断の際に、脱退の有無を確認するようにし、その旨がサーバ装置5に送信されると(ステップS72)、サーバ装置5がグループ情報に関連付けられた個人情報の関連付けを解除、具体的には入力されたメンバIDのレコードを削除する処理をすればよい(ステップS73)。なお、この場合にも、他のメンバに脱退した旨の案内を配信したり(ステップS74)、配信処理を省略するなどしてもよい。
【0187】
ナビゲーション装置4として車両に搭載して車両の走行を支援する構成について説明したが、例えば歩行者が携帯することにより、歩行者の移動を案内させることに利用するなどに適用できる。
【0188】
また、ナビ制御部29をナビゲーション装置4内に設けて車両に搭載する構成について説明したが、ナビ制御部29を別途サーバ装置5内に設け、車両に搭載した各種センサからのデータを通信手段を介してサーバ装置5に送信し、サーバ装置5のシステム制御装置42にて現在位置や移動経路、あるいは周辺・店舗検索などの処理をし、ナビ表示部27に案内を表示あるいはナビ音声案内部28の発音手段で発音させるなどしてもできる。この場合には、車両に搭載する構成が減少し、軽量小型化が容易に図れる。
【0189】
また、サーバ装置5の地図情報データベース47から無線媒体32を介してナビゲーション装置4の地図情報蓄積部25に蓄積する構成としたが、DVD−ROMなどの記録媒体に記録された地図情報MPを適宜読み取るドライバなどを用いて地図情報蓄積部25を構成してもよい。なお、通信により地図情報MPを取得する上記実施の形態では、情報量が膨大な地図情報MPもサーバ装置5内に設けておくことで、よりナビゲーション装置4の軽量小型化が容易に図れる。
【0190】
そして、地図情報MPとしては、上述したリンクLを用いる構成に限らず、例えばノードとそのノードから分岐する方向を示す情報との組み合わせで構成したものなど、いずれの情報形態でもできる。
【0191】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
【0192】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者の入力操作を認識した場合、店舗が利用者に対して付与するポイントに関するポイント情報と、店舗の位置を示す位置情報を有し店舗を識別する店舗識別情報とを関連付けして店舗情報として取得し、店舗位置情報と地図情報に格納された地図情報とに基づいて店舗の位置を特定させるため、例えば店舗やポイントカード登録サイトなどでポイントカード登録手続の際の顧客情報を利用して、利用者のポイント会員となっている店舗がどこにあり、どのくらいのポイント数であるかなどを容易に認識でき、利用者のポイント会員となる店舗を容易に管理できる。また、店舗における利用者の重複登録の防止による顧客管理が容易となるとともに、広告効果が増大し、業績向上を大きく期待できる。そして、広告効果の増大により、従来の単にサイト上に所定の費用で広告掲載する場合に比して利用者の確実な利用頻度の増大が望め、広告性に対する費用の有効性が増大し、利用拡大が図れる。
また、この発明では、ポイント会員設定手段により、個人情報取得手段にて取得した利用者の固有の個人情報を、顧客情報作成手段にてポイント情報と関連付けして顧客情報を作成し、設定入力認識手段にて利用者の入力操作を認識すると、ポイント情報および店舗識別情報を店舗情報取得手段に出力させる。このことにより、利用者がポイントカード登録の入力操作に合わせて所定の入力操作をすることにより店舗情報が自動的に作成され、店舗およびその店舗から付与されるポイントについての管理を容易にするための店舗情報の作成・管理が容易となる。
さらに、この発明では、店舗情報取得手段、地図情報格納手段および店舗位置特定手段を備えた店舗情報管理手段を、ネットワークを介してポイント会員設定手段と送受信可能に接続する。このことにより、それぞれ独立して、店舗がポイント会員設定手段で処理する顧客情報を取り扱い、利用者が店舗情報管理手段で処理する店舗情報を取り扱うことが可能で、それぞれ異なる目的および異なる取り扱いに対応した情報の処理が容易に得られ、ネットワークの構築による情報の迅速な取扱も容易で、利用の拡大が容易に図れる。
そしてさらに、この発明では、店舗位置特定手段は、開示要求認識手段にて利用者の入力操作による店舗情報開示要求を認識することにより、店舗の位置情報と地図情報格納手段に格納された地図情報とに基づいて特定した店舗についての店舗情報を利用者に出力する。このことにより、例えば利用者の入力操作により、店舗の位置情報から店舗の位置が特定され、店舗情報のポイント情報からその店舗のポイントが認識でき、利用者は所定の入力操作により店舗に関する情報の認識が容易で、店舗情報の有効利用が図れ、広告効果の増大が容易に図れる。
また、この発明では、店舗利用認識手段にて利用者が店舗を利用したことを認識することにより、誘導手数料請求手段により、利用者を誘導した店舗に対して手数料の支払いを促す案内を店舗に出力する。このことにより、利用者の店舗情報の管理が容易で大きな広告効果が得られることにより利用者がその店舗を利用することで、自動的に利用者が利用する広告性に対する手数料の請求手続が可能で、管理が容易となる。
そして、本発明では、ポイントカード登録した店舗が優先的に表示されるので、利用者もポイントカード登録した店舗を容易に検索でき、ポイントを利用した店舗利用性も向上でき、利便性を向上できる。
さらに、本発明では、誘導手段であるナビゲーション装置により、利用者がポイント会員として設定された店舗に利用者を誘導する。このことにより、ポイント会員となっている店舗が地図情報とリンクして独自の地図情報として利用され、利用者が店舗を利用する際の店舗への移動が容易となるとともに、店舗の広告効果が容易に増大する。
そして、本発明では、単に関連する店舗を報知するのみならず、店舗として積極的に広告掲載店舗を報知することにより、広告性が極めて増大し、広告掲載効果を大きく期待できるとともに、それによる手数料の徴収による新たなサービス提供業務が得られる。
すなわち、従来のように、単にホームページに広告掲載するのみに比して、実際に誘導した結果に対して手数料を徴収する構成とすることで、広告性が極めて高く営業効率が向上するので、容易に利用の拡大を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置に係る情報処理システムの一実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】前記一実施の形態における端末装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】前記一実施の形態におけるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】前記一実施の形態におけるサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】前記一実施の形態における地図情報におけるデータ構造を示す模式図である。
【図6】前記一実施の形態における個人情報を1つのレコードとして記録したテーブル構造の個人リストテーブルのデータ構造を示す模式図である。
【図7】前記一実施の形態におけるグループ情報を1つのレコードとして記録したテーブル構造のグループテーブルのデータ構造を示す模式図である。
【図8】前記一実施の形態における店舗情報を1つのレコードとして記録したテーブル構造の店舗テーブルのデータ構造を示す模式図である。
【図9】前記一実施の形態におけるシステム会員の登録動作を示すフローチャートである。
【図10】前記一実施の形態における新規グループの登録動作を示すフローチャートである。
【図11】前記一実施の形態におけるグループへのメンバ加入案内をするための動作を示すフローチャートである。
【図12】前記一実施の形態におけるグループへの新規加入をするための動作を示すフローチャートである。
【図13】前記一実施の形態におけるシステム会員のポイントカードを登録するための動作を説明するための説明図である。
【図14】前記一実施の形態におけるポイントカード登録するための動作を示すフローチャートである。
【図15】前記一実施の形態におけるポイントカード登録した店舗情報をグループに開示するための設定を促す画面構成を示す説明図である。
【図16】前記一実施の形態における店舗情報を利用する動作を示すフローチャートである。
【図17】前記一実施の形態における目的地までの案内誘導において店舗情報を利用した動作を示すフローチャートである。
【図18】前記一実施の形態における店舗へ案内誘導した際に手数料を受け取る動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置としての情報処理システム
2 ネットワーク
4 誘導手段としてのナビゲーション装置
5 情報処理装置としてのコンピュータであるサーバ装置
6 ポイント会員設定手段としての登録サイトサーバ装置
42 店舗情報取得手段、開示要求認識手段、店舗位置特定手段、ポイント換算手段、店舗利用認識手段および誘導手数料請求手段として機能するコンピュータであるシステム制御装置
47 地図情報格納手段としての地図情報データベース
MP 地図情報

Claims (3)

  1. 店舗が利用者に対して付与するポイントに関するポイント情報を前記利用者の固有の個人情報と関連付けして顧客情報を作成し、前記利用者をポイント会員として設定する情報処理システムであって、
    ネットワークと、
    このネットワークに接続され、前記利用者の入力操作により所定の信号を出力するナビゲーション装置と、
    前記ネットワークに接続され、個人情報取得手段、顧客情報作成手段および設定入力認識手段を備え、前記個人情報取得手段は、前記利用者の固有の個人情報を取得し、前記顧客情報作成手段は、前記個人情報取得手段にて取得された個人情報と前記ポイント情報とを関連付けして前記顧客情報を作成し、前記設定入力認識手段は、前記利用者の入力操作を認識し、前記設定入力認識手段による利用者の入力操作の認識によりポイント情報および店舗識別情報を出力する登録サイトサーバ装置と、
    前記ネットワークに接続され、地図情報格納手段、店舗情報取得手段、前記利用者のユーザIDを受信する処理を実施する手段、店舗位置特定手段および店舗利用認識手段を備え、前記地図情報格納手段は、地図情報を格納し、前記店舗情報取得手段は、前記店舗を識別する店舗コードを有する店舗識別情報と、この店舗識別情報から前記地図情報に基づいて検索された前記店舗の位置情報である緯度・経度情報と、前記出力される前記ポイント情報と、前記利用者のユーザIDを受信する処理を実施する手段で受信された前記ユーザIDとが関連付けされた店舗情報を取得し、前記店舗位置特定手段は、前記利用者の入力操作により前記ナビゲーション装置から出力される店舗情報開示要求を認識すると、前記緯度・経度情報および前記地図情報に基づいて前記店舗識別情報から特定した前記店舗についての店舗情報を前記ナビゲーション装置へ出力させ、前記店舗利用認識手段は、前記利用者による店舗の利用を認識するサーバ装置と、を具備し、
    前記サーバ装置は、前記店舗位置特定手段により取得した前記店舗情報について、前記利用者が前記ポイント会員として設定された店舗が存在する場合に、この設定された店舗が、前記ポイント会員として設定されていない他の店舗より優先的に表示される処理を前記店舗情報に施し、この処理が施された前記店舗情報を前記ナビゲーション装置に送信し、
    前記ナビゲーション装置は、前記地図情報および前記店舗情報を画面表示して誘導する表示手段を備え、前記サーバ装置から送信された前記優先的に表示される処理が施された前記店舗情報を受け、前記利用者が前記ポイント会員として設定された店舗までの移動経路に基づいて該店舗へ前記利用者を誘導する誘導手段であり、
    前記サーバ装置は、前記利用者による店舗の利用を認識する店舗利用認識手段と、この店舗利用認識手段により前記利用者が前記店舗を利用したことを認識することにより、前記店舗に対して手数料の支払いを促す案内を前記店舗に出力する誘導手数料請求手段と、を備え、前記登録サイトサーバ装置で前記利用者がポイント会員として設定された前記店舗へ前記利用者を前記誘導手段により実際に誘導したことの完了を示す信号を前記誘導手段から前記サーバ装置が受信し、前記完了を前記店舗利用認識手段により認識すると、前記誘導手数料請求手段により前記店舗に対して手数料の支払いを促す案内を出力する
    ことを特徴とした情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記サーバ装置は、各店舗から付与されるポイントを同一単価に変換するポイント換算手段を具備した
    ことを特徴とした情報処理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記登録サイトサーバ装置の個人情報取得手段は、取得する個人情報の入力を促す入力設定手段を有し、
    前記設定入力認識手段は、前記入力設定手段に設けられ利用者の入力操作を促す操作部を有した
    ことを特徴とした情報処理システム。
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