JP5958799B2 - 半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物とそれを用いた半導体装置 - Google Patents

半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物とそれを用いた半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物とそれを用いた半導体装置に関する。
近年、樹脂封止型半導体装置は、高密度化、高集積化、および動作の高速化の傾向にあり、パッケージ形態はピン挿入型から表面実装型に移行するとともに小型、薄型化が積極的に行われてきた。
しかし樹脂封止型半導体装置は、半導体チップのサイズに比べてパッケージの外形がかなり大きく、高密度実装の観点からは非効率である。そのため、従来型のパッケージよりもさらに小型化、薄型化できる半導体チップのパッケージが要求されている。
そこで最近では、パッケージ用基板に半導体チップを搭載する方法として、実装効率のほか電気特性、多ピン化対応に優れるフリップチップ実装の採用が増えている。
フリップチップ実装では、半導体チップの外部接続用パッドにバンプ電極を直接形成し、このバンプ電極を用いて回路基板にフェースダウンで接続、搭載する。そして半導体チップと回路基板との隙間には封止材料としてアンダーフィルが充填される。
アンダーフィルは、バンプを保護し、半導体チップと回路基板との熱膨張率の差異により発生するはんだ接合部の応力を緩和し、耐湿性、気密性を確保するなどの機能を有している。
フリップチップ実装に用いられる封止材料としては、常温で液状のエポキシ樹脂を主剤とし、これに硬化剤、無機充填剤などを配合した液状のエポキシ樹脂組成物が代表的なものとして用いられている(特許文献1、2)。
従来、このようなフリップチップ型のパッケージは、リフロー時にクラックが発生し、あるいは半導体チップ/封止材料または回路基板/封止材料の接着界面の剥離が発生する場合があった。
特に、近年における鉛フリーはんだへの代替により、溶融温度が鉛含有のはんだよりも高くなることから、リフロー温度も高くなり、クラックなどの問題がさらに顕在化してきている。
このクラックなどの問題点に対処する手段の一つとして、封止材料の高靭性化による補強が考えられる。従来、一般にエポキシ樹脂の硬化物の靭性を向上するための手段として、分子量400〜1000の長鎖の構造を有するエポキシ樹脂を用いることなどが検討されてきた。
特開2009−149820号公報 特開2007−091849号公報
しかしながら、この長鎖の構造を有するエポキシ樹脂は反応性が低く、不均一な硬化を誘発する傾向があり、極端な場合には、未反応のエポキシ樹脂が分離してしまう。そしてこのような不均一な硬化部分を起点として、クラックや接着界面の剥離が引き起こされる。
本発明者らはこのような点の改善を試みてきたが、これまでの検討によれば、エポキシ樹脂の靭性、反応性の向上に1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンなどの特定のジアミン硬化剤が有効であることが分かっている。
しかしながら、この特定のジアミン硬化剤を用いると、これを用いた液状エポキシ樹脂組成物は一般的なエポキシ樹脂組成物と比べて高いチクソ性を発現する。
チクソ性の発現は、電子部品への濡れ性や充填性に悪影響を与え、その空隙や非密着部位の存在により、作業性のみならず、信頼性にも悪影響を及ぼす。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、硬化物に靭性を付与し、かつ、チクソ性の発現を抑制することで作業性および信頼性を向上させることができる半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物とそれを用いた半導体装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、および無機充填剤を必須成分として含有する半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、硬化剤として次式(I)
Figure 0005958799
(式中、R1は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。)で表されるジアミン硬化剤を含有し、カップリング剤としてアミノシランを含有することを特徴とする。
この半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、アミノシランとして、次式(II)
Figure 0005958799
(式中、Ra、Rb、Rcのうち少なくとも2つは炭素数1〜3のアルコキシ基であり、Ra、Rb、Rcのうちいずれか1つが炭素数1〜3のアルキル基であってもよい。Xは−(CH2)l−NH2または−(CH2)m−NH−(CH2)n−NH2(lは3〜5の整数、mは3〜5の整数、nは1〜3の整数を示す。)を示す。)で表される化合物を含有することが好ましい。
この半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、前記式(I)で表わされるジアミン硬化剤を硬化剤の全量に対して30〜100質量%の範囲で含有することが好ましい。
この半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、エポキシ樹脂として、N,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリンを含有することが好ましい。
本発明の半導体装置は、複数のバンプが形成された半導体チップと、バンプと電気的に接続された複数の電極を有する基板と、上記の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の硬化物により形成され半導体チップと基板との間の空隙を封止する封止樹脂とを備えることを特徴としている。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物および半導体装置によれば、硬化物に靭性を付与し、かつ、チクソ性の発現を抑制することで作業性および信頼性を向上させることができる。
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、主剤のエポキシ樹脂には、常温で液状のエポキシ樹脂が使用される。なお、本明細書において「常温で液状」とは、大気圧下での5〜28℃の温度範囲、特に室温18℃前後において流動性を持つことを意味する。
常温で液状のエポキシ樹脂としては、1分子内にエポキシ基を2個以上有するものであれば、その分子量、分子構造は特に限定されず各種のものを用いることができる。
具体的には、例えば、グリシジルエーテル型、グリシジルアミン型、グリシジルエステル型、オレフィン酸化型(脂環式)などの各種の液状のエポキシ樹脂を用いることができる。
さらに具体的には、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂などのビスフェノール型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールF型エポキシ樹脂などの水添ビスフェノール型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン環含有エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂、脂肪族系エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌレートなどを用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の低粘度化と硬化物の物性向上を考慮すると、常温で液状のエポキシ樹脂としてビスフェノール型エポキシ樹脂、水添ビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましく、これらのエポキシ当量は150〜200が好ましい。
特に、上記のビスフェノール型エポキシ樹脂や水添ビスフェノール型エポキシ樹脂と組み合わせて、常温で液状のエポキシ樹脂であり次式で表わされるN,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリンを配合することが好ましい。
Figure 0005958799
N,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリンを上記式(I)で表される硬化剤と併用することで、硬化物に靭性を付与しつつ硬化時の反応性をより高めることができる。
N,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリンの含有量は、主剤の全量に対して10質量%以上が好ましく、10〜40質量%がより好ましい。この範囲内にすると、硬化物に靭性を付与しつつ硬化時の反応性を特に高めることができる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、主剤には、常温で液状のエポキシ樹脂との混合物全体として常温で液状となれば、常温で固体のエポキシ樹脂を配合してもよい。
エポキシ樹脂の粘度は、25℃において250P以下であることが好ましく、1〜250Pであることがより好ましい。粘度をこの範囲にすると、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の注入を行う際の作業性、加工性を良好なものとすることができる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物には、硬化剤として上記式(I)で表されるジアミン硬化剤が配合される。式(I)で表されるジアミン硬化剤を用いることで、靭性および反応性を共に向上させることができる。反応性の向上は、均一な硬化を促進する。
式(I)において、R1は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す。炭化水素基は、好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数4〜10、さらに好ましくは炭素数7〜10である。具体的には、フェニルエチニル基などのアリールアルキニル基の他、芳香族炭化水素基、不飽和脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、飽和脂肪族炭化水素基、およびこれらを組み合わせたものなどが挙げられる。
中でも、靭性および反応性の向上を考慮すると、式(I)で表されるジアミン硬化剤として、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンおよび1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンから選ばれる少なくとも1種が好ましい。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内において、式(I)で表されるジアミン硬化剤に加えて、他の硬化剤を用いることもできる。このような他の硬化剤としては、特に限定されないが、例えば、アミン類、イミダゾール類、フェノール類、酸無水物類、ヒドラジド類、ポリメルカプタン類、ルイス酸−アミン錯体などを用いることができる。中でも、低粘度化、保存安定性、硬化物の耐熱性などを考慮すると、アミン類、イミダゾール類、フェノール類、酸無水物類を用いることが好ましい。
アミン類としては、分子内に1級または2級アミノ基を少なくとも一つ有している化合物を用いることができ、低アウトガス性、保存安定性、および硬化物の耐熱性の観点から芳香族アミン類が望ましい。芳香族アミン類としては、例えば、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホン、ジアミノジフェニルスルフィド、メタキシレンジアミン、3,3'−ジエチル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、3,3',5,5'−テトラエチル−4,4'−ジアミノジフェニルメタン、4,4'−ジアミノジフェニルスルホン、4,4'−ジアミノジフェニルスルフィド、2,2−ビス−[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]−ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)−ヘキサフルオロプロパン、2,4−ジアミノトルエン、1,4−ジアミノベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン、ジエチルトルエンジアミン、ジメチルトルエンジアミン、アニリン類、アルキル化アニリン類、N−アルキル化アニリン類などを用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
イミダゾール類としては、例えば、2MZ、C11Z、2PZ、2E4MZ、2P4MZ、1B2MZ、1B2PZ、2MZ−CN、2E4MZ−CN、2PZ−CN、C11Z−CN、2PZ−CNS、C11Z−CNS、2MZ−A、C11Z−A、2E4MZ−A、2P4MHZ、2PHZ、2MA−OK、2PZ−OK(四国化成工業株式会社製、製品名)などや、これらのイミダゾール類をエポキシ樹脂と付加させた化合物などを用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、これら硬化剤をポリウレタン系、ポリエステル系の高分子物質などで被覆してマイクロカプセル化したものを用いることもできる。
フェノール類としては、例えば、ビスフェノール樹脂、フェノールノボラック樹脂、ナフトールノボラック樹脂、アリル化フェノールノボラック樹脂、ビフェノール樹脂、クレゾールノボラック樹脂、フェノールアラルキル樹脂、クレゾールナフトールホルムアルデヒド重縮合物、トリフェニルメタン型多官能フェノール樹脂、キシリレン変性フェノールノボラック樹脂、キシリレン変性ナフトールノボラック樹脂、各種多官能フェノール樹脂などを用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
酸無水物類としては、例えば、メチルテトラヒドロフタル酸無水物、メチルヘキサヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、メチルハイミック酸無水物、ピロメリット酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,4−ジメチル−6−(2−メチル−1−プロペニル)−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物、1−イソプロピル−4−メチル−ビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボン酸無水物などを用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物における式(I)で表されるジアミン硬化剤の含有量は、硬化剤の全量に対して30〜100質量%が好ましい。この範囲内にすると、硬化物の靭性および硬化時の反応性を特に高めることができる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物における硬化剤の含有量は、硬化剤の活性水素と、主剤に配合されるエポキシ樹脂のエポキシ基当量との当量比([活性水素当量]/[エポキシ基当量])が0.5〜1.5となる量が好ましく、当量比が0.6〜1.4となる量がより好ましい。当量比がこの範囲内であると、硬化不足や耐熱性の低下を抑制し、硬化物の吸湿量の増加も抑制することができる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物には、無機充填剤が配合される。無機充填剤を配合することで、硬化物の熱膨張係数を調整することができる。
無機充填剤としては、特に限定されないが、例えば、球状シリカ、溶融シリカ、結晶シリカ、微粉シリカ、アルミナ、窒化珪素、マグネシアなどを用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
無機充填剤の形状は、破砕状、針状、リン片状、球状など特に限定されないが、分散性や粘度制御の観点から、球状のものを用いることが好ましい。
無機充填剤のサイズは、フリップチップ接続した際の半導体チップと基板の間の空隙よりも平均粒径が小さいものであればよいが、充填密度や粘度制御の観点から、平均粒径10μm以下のものが好ましく、5μm以下のものがより好ましく、3μm以下のものがさらに好ましく、0.2〜3μmのものが特に好ましい。なお、平均粒径はレーザー回折・散乱法により測定することができる。
さらに、粘度や硬化物の物性を調整するために、粒径の異なる無機充填剤を2種以上組み合わせて用いてもよい。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物における無機充填剤の配合量は、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の全量に対して25〜75質量%が好ましい。この範囲内にすると、熱膨張係数を小さくして接続信頼性を向上させ、粘度が高くなりすぎて作業性が低下することも抑制できる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物には、カップリング剤が配合される。カップリング剤は、無機充填剤と樹脂の濡れ、被着体との接着性を改善する。本発明では、カップリング剤として、アミノシランを配合することを特徴としている。アミノシランを用いることで、硬化剤として上記式(I)で表されるジアミン硬化剤を用いた場合においても、チクソ性の発現を抑制し、作業性および信頼性を向上させることができる。
アミノシランとしては、上記式(II)で表わされる化合物を用いることが好ましい。式(II)中、Ra、Rb、Rcのうち少なくとも2つは炭素数1〜3、好ましくは炭素数1または2のアルコキシ基を示し、Ra、Rb、Rcのうちいずれか1つが炭素数1〜3、好ましくは炭素数1または2の直鎖または分岐のアルキル基であってもよい。Xは−(CH2)l−NH2または−(CH2)m−NH−(CH2)n−NH2(lは3〜5の整数、mは3〜5の整数、nは1〜3の整数を示す。)を示す。
アミノシランとして式(II)で表わされる化合物を用いることで、硬化剤として上記式(I)で表されるジアミン硬化剤を用いた場合においても、チクソ性の発現を特に抑制し、作業性および信頼性を向上させることができる。
式(II)で表わされる化合物としては、例えば、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物におけるアミノシランの含有量は、無機充填剤とカップリング剤の合計量に対して0.1〜2.0質量%が好ましく、0.4〜1.5質量%がより好ましい。この範囲内にすると、硬化物の密着性を向上させることができ、硬化物中のボイドの発生なども抑制できる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内において、さらに他の添加剤を配合することができる。このような他の添加剤としては、例えば、硬化促進剤、着色剤、消泡剤などが挙げられる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物は、例えば、次の手順で製造することができる。主剤、硬化剤、およびその他の添加剤を同時にまたは別々に配合し、必要に応じて加熱処理や冷却処理を行いながら、撹拌、溶解、混合、分散を行う。次に、この混合物に無機充填剤を加え、必要に応じて加熱処理や冷却処理を行いながら、再度、撹拌、混合、分散を行うことにより、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を得ることができる。この撹拌、溶解、混合、分散には、ディスパー、プラネタリーミキサー、ボールミル、3本ロールなどを組み合わせて用いることができる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物は、作業性や加工性の観点から、25℃で液状であることが好ましい。また、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の粘度は、25℃において100Pa・s以下であることが好ましく、70Pa・s以下であることがより好ましく、50Pa・s以下であることがさらに好ましい。粘度をこの範囲にすると、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の注入を行う際の作業性の低下を抑制できる。
次に、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を用いて製造される半導体装置について説明する。
本発明の半導体装置は、複数のバンプが形成された半導体チップと、バンプと電気的に接続された複数の電極を有する基板と、基板と半導体チップとの間に配置された封止樹脂とを備えている。
封止樹脂は、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の硬化物から形成され、基板と半導体チップとの間の空隙を封止している。
基板は、インターポーザーなどの絶縁基板と、この基板の一方の面上に設けられた配線とを備える。基板の配線と半導体チップとは、複数のバンプによって電気的に接続されている。また、基板は、配線が設けられた面と反対側の面に電極パッドと、電極パッド上に設けられたはんだボールとを有しており、他の回路部材との接続が可能となっている。
基板は、例えば、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポリエステル、セラミックなどの絶縁基板上に、銅などの金属材料からなる金属層を形成し、金属層の不要な箇所をエッチングにより除去することによって配線パターンが形成されたもの、上記の絶縁基板表面に導電性物質を印刷して配線パターンを形成したものを用いることができる。配線の表面には、低融点はんだ、高融点はんだ、スズ、インジウム、金、ニッケル、銀、銅、パラジウムなどからなる金属層が形成されていてもよい。この金属層は単一の成分のみで構成されていても、複数の成分から構成されていてもよい。また、複数の金属層が積層された構造をしていてもよい。
半導体チップとしては、特に限定はなく、シリコン、ゲルマニウムなどの元素半導体、ガリウムヒ素、インジウムリンなどの化合物半導体など、各種半導体を用いることができる。
バンプの材質としては、低融点はんだ、高融点はんだ、スズ、インジウム、金、銀、銅などが挙げられる。バンプは、単一の成分のみで構成されていても、複数の成分から構成されていてもよい。また、バンプは、これらの成分からなる金属層を含む積層構造を有してもよい。なお、バンプは半導体チップに形成されていてもよいし、基板に形成されていてもよいし、半導体チップと基板の両方に形成されていてもよい。
本発明に係る半導体装置として、具体的には、CSP(チップサイズパッケージ)やBGA(ボールグリッドアレイ)などが挙げられる。
本発明の半導体装置(半導体パッケージ)を搭載する基板としては、通常の回路基板が挙げられ、この基板は、インターポーザーに対してマザーボードと呼ばれるものを指す。
本発明の半導体装置は、例えば、次の方法で製造することができる。ロジン系フラックスを半導体チップに形成されたはんだバンプ表面に、フラックス塗布装置を用いて塗布した後、チップマウンターを用いて半導体チップと回路基板を位置合わせして、圧着することによって半導体チップを基板上の所定の位置に配置する。次に、リフロー装置を用いて、所定の加熱プロファイルにて加熱処理を行い、はんだバンプを溶解させて半導体チップと基板をフリップチップ接続する。次に、フラックスの残渣を溶剤で洗浄した後、100〜120℃に加熱した状態で、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を滴下し、半導体チップと基板の間の空隙に毛細管現象を利用して注入する。注入完了後、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を硬化させるため、120〜170℃に加熱した加熱オーブン中で0.5〜5時間加熱処理を行う。
本発明の半導体装置は、例えば、次のような先塗布封止の方法によっても製造することができる。この方法では、回路基板の表面に本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物をあらかじめ塗布した後に、半導体チップを塗布層上に配置して搭載する。次に、半導体チップの背面から加熱加圧して電極接続と樹脂硬化を一段階で行う。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物は、例えば、いわゆるWL−CSP(ウェハーレベルチップサイズパッケージ)と呼ばれる技術の樹脂封止にも適用することができる。例えば、まず、CSPとなったときにバンプが形成される位置にあるウェハー上のパッド部に、樹脂層を貫通することになるポストとしての金属を形成する。次に、ポストとしての金属が形成されたウェハーに、本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を印刷し、加熱硬化させる。次に、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の硬化後のウェハーを樹脂層側から研磨し、ポストと樹脂層の高さを揃える。次に、半田などを用いてCSPのバンプの形成を行う。このようにして得られたウェハーをダイシングにより個片化すると、ポストとバンプからなる金属製の電極を備えたCSPを得ることができる。
本発明の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物は、ワイヤボンディング接続によるパッケージの封止にも適用できる。例えば、ポッティング、印刷、液状金型成型などによって、ワイヤボンディング接続された半導体チップを封止することができる。
以下に、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、表1および表2に示す配合量は質量部を表す。
表1および表2に示す配合成分として、以下のものを用いた。
1.主剤
(常温で液状のエポキシ樹脂)
・ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ジャパンエポキシレジン(株)製「エピコート828」、粘度120〜150P/25℃、エポキシ当量184〜194eq/g
・アミノグリシジルエーテル、N,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリン、ジャパンエポキシレジン(株)製「EP−630」、粘度5〜10P/25℃、エポキシ当量90〜105eq/g
2.硬化剤
(ジアミン硬化剤1)
ジアミノジフェニルメタン、保土谷化学工業(株)製「DDM」
(ジアミン硬化剤2)
式(I)で表わされるジアミン硬化剤、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼン、略称PEMPB、セイカ(株)製
(ジアミン硬化剤3)
式(I)で表わされるジアミン硬化剤、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼン、略称PEPPB、セイカ(株)製
3.カップリング剤
(アミノシラン1)
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、信越化学工業(株)製「KBM−903」
(アミノシラン2)
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、信越化学工業(株)製「KBE−903」
(エポキシシラン)
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、信越化学工業(株)製「KBM−403」
(メルカプトシラン)
3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、信越化学工業(株)製「KBM802」
4.無機充填剤
球状シリカ、(株)アドマテックス製「SO−C1」、平均粒径0.3μm
表1および表2に示す配合量で各成分を配合し、主剤と、硬化剤と、無機充填剤と、カップリング剤とを常法に従って撹拌、溶解、混合、分散することにより半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を調製した。
このようにして調製した実施例および比較例の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物について次の評価を行った。
[靭性]
半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物をガラス板で挟み込み、硬化させた後、長さ58mm、厚さ7mm、幅14mmの試験片を作製した。硬化条件は165℃、2時間とした。この試験片に予めクラックを入れ、シャルピー耐衝撃性試験JIS K 7111を行い、次の基準により評価した。
○:10kJ/m2以上
△:5kJ/m2以上10kJ/m2未満
×:5kJ/m2未満
[チクソ性]
B型粘度計により、25℃で1rpmおよび10rpmの回転数で粘度を測定し、10rpm時に対する1rpm時の比を算出し、チクソ性の指数とした。これに基づいて次の基準により評価した。
○:2.0以上
△:1.5以上2.0未満
×:1.5未満
[反応性]
半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物をセラミック基板に塗布し、塗布面に2mm角のシリコンチップ(ポリイミド膜コート)を設置し、半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を硬化させることで基板にチップを接着した。その後、その密着強度を測定した。硬化条件は220℃、1時間とし、得られた密着強度の値を、220℃、3時間硬化(フルキュア)時の値で割った数値を反応性の指標とし、次の基準により評価した。
○:90%以上
△:50%以上90%未満
×:50%未満
評価結果を表1および表2に示す。
Figure 0005958799
Figure 0005958799
なお、チクソ性の評価においてはいずれも○か×で△の場合はなく、反応性の評価においてはいずれも○か△で×の場合はなかった。表1および表2より、実施例1〜6では、硬化剤として上記式(I)で表されるジアミン硬化剤を含有し、かつカップリング剤としてアミノシランを含有する半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物を用いた。これらの実施例1〜6の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物は、硬化物の靭性に優れ、チクソ性も抑制できることができた。
一方、カップリング剤としてエポキシシランを用いた比較例1、2、メルカプトシランを用いた比較例3は、チクソ性が発現した。
また、実施例1〜3、5、6と実施例4の対比より、常温で液状のエポキシ樹脂としてN,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリンを配合することで反応性が向上する傾向が分かる。
比較例2より、式(I)で表わされるジアミン硬化剤を配合しないと硬化物の靭性が大きく低下し、比較例2と比較例1の対比より、式(I)で表わされるジアミン硬化剤の配合(比較例1)により靭性が向上する傾向が分かる。

Claims (5)

  1. エポキシ樹脂、硬化剤、および無機充填剤を必須成分として含有する半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物において、前記硬化剤として、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンおよび1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンから選ばれる少なくとも1種を含有し、カップリング剤として、次式(II)
    Figure 0005958799
    (式中、R a 、R b 、R c のうち少なくとも2つは炭素数1〜3のアルコキシ基であり、R a 、R b 、R c のうちいずれか1つが炭素数1〜3のアルキル基であってもよい。Xは−(CH 2 ) l −NH 2 または−(CH 2 ) m −NH−(CH 2 ) n −NH 2 (lは3〜5の整数、mは3〜5の整数、nは1〜3の整数を示す。)を示す。)で表されるアミノシランを含有することを特徴とする半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物。
  2. 重量平均分子量3万以上のポリエーテルスルホン樹脂を含有しないことを特徴とする請求項1に記載の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物。
  3. 1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンおよび1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)−5−(2−フェニルエチニル)ベンゼンから選ばれる少なくとも1種を前記硬化剤の全量に対して30〜100質量%の範囲で含有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物。
  4. 前記エポキシ樹脂として、N,N−ビス(2,3−エポキシプロピル)−4−(2,3−エポキシプロポキシ)アニリンを含有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物。
  5. 複数のバンプが形成された半導体チップと、前記バンプと電気的に接続された複数の電極を有する基板と、請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体封止用液状エポキシ樹脂組成物の硬化物により形成され前記半導体チップと前記基板との間の空隙を封止する封止樹脂とを備えることを特徴とする半導体装置。
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