JP5958418B2 - シール装置およびシール方法 - Google Patents
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ワーク(1)の内部に流体を圧送する圧送手段(11)と、
ワーク(1)の開口穴(1a)に挿入され、開口穴(1a)からの流体の漏れを抑制するシール材(12)と、
開口穴(1a)からシール材(12)が抜けるのを防止する抜け防止手段(14、15)とを備え、
シール材(12)は、挿入先端側に向かって開口する筒状部(12a)を有しており、
筒状部(12a)は、流体の圧送によりワーク(1)の内圧が上昇すると広がる方向に弾性変形するように形成されており、
さらに、筒状部(12a)よりも高い剛性を持ち、ワーク(1)の内圧の上昇によって生じた筒状部(12a)の塑性変形を矯正するために用いられる矯正部材(13)を備えることを特徴とする。
ワーク(1)の開口穴(1a)にシール材(12)を挿入し、
開口穴(1a)からシール材(12)が抜けるのを抜け防止手段(14、15)を用いて防止しながらワーク(1)の内部に流体を圧送し、
流体の圧送によりワーク(1)の内圧を上昇させてシール材(12)の筒状部(12a)を広がる方向に弾性変形させ、
ワーク(1)の内部から流体を排出することによってワーク(1)の内圧を降下させて筒状部(12a)の弾性変形を回復させ、
ワーク(1)の内圧の上昇によって生じた筒状部(12a)の塑性変形を、筒状部(12a)よりも高い剛性を持つ矯正部材(13)を用いて矯正することを特徴とする。
以下、第1実施形態を説明する。本実施形態では、ディーゼルエンジンに用いられるコモンレールの構成部品にオートフレッテージ加工を施す場合の例を説明する。
本実施形態では、図5に示すように、上記第1実施形態に対して、シールピン12、シールピン矯正部材13およびシールピン押さえ具14の形状を変更している。
上記実施形態では、シールピン矯正部材13をシールピン12の筒状部12a側に押し込むことによって、シールピン12の筒状部12aの塑性変形を矯正するが、本実施形態では、シールピン矯正部材13でシールピン12の筒状部12aを牽引することによって、シールピン12の筒状部12aの塑性変形を矯正する。
上記実施形態を適宜組み合わせ可能である。上記実施形態を例えば以下のように種々変形可能である。
1a 貫通穴(開口穴)
11 高圧ポンプ(圧送手段)
12 シールピン(シール材)
12a 筒状部
13 シールピン押さえ具(抜け防止手段)
14 シールピン矯正部材(矯正部材)
15 油圧シリンダ(抜け防止手段)
Claims (8)
- 前記ワーク(1)の内部に流体を圧送する圧送手段(11)と、
前記ワーク(1)の開口穴(1a)に挿入され、前記開口穴(1a)からの前記流体の漏れを抑制するシール材(12)と、
前記開口穴(1a)から前記シール材(12)が抜けるのを防止する抜け防止手段(14、15)とを備え、
前記シール材(12)は、挿入先端側に向かって開口する筒状部(12a)を有しており、
前記筒状部(12a)は、前記流体の圧送により前記ワーク(1)の内圧が上昇すると広がる方向に弾性変形するように形成されており、
さらに、前記筒状部(12a)よりも高い剛性を持ち、前記ワーク(1)の内圧の上昇によって生じた前記筒状部(12a)の塑性変形を矯正するために用いられる矯正部材(13)を備えることを特徴とするシール装置。 - 前記矯正部材(13)は、前記筒状部(12a)を前記挿入先端側に向かって押圧することによって、前記筒状部(12a)の塑性変形を矯正する部材であることを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
- 前記シール材(12)のうち前記筒状部(12a)よりも反挿入先端側の部位は、前記流体の圧送により前記ワーク(1)の内圧が上昇しても弾性変形しない非弾性変形部(12b)を構成しており、
前記非弾性変形部(12b)は、前記筒状部(12a)よりも細く形成されており、
前記矯正部材(13)は、前記非弾性変形部(12b)が貫通する筒状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシール装置。 - 前記抜け防止手段(14、15)は、前記シール材(12)に向かって突出して前記シール材(12)に当接する突出部(14b)を有し、
前記矯正部材(13)は、前記突出部(14b)が貫通する筒状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシール装置。 - 前記矯正部材(13)は、前記筒状部(12a)を前記挿入先端側に向かって牽引することによって、前記筒状部(12a)の塑性変形を矯正する部材であることを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
- ワーク(1)の開口穴(1a)にシール材(12)を挿入し、
前記開口穴(1a)から前記シール材(12)が抜けるのを抜け防止手段(14、15)を用いて防止しながら前記ワーク(1)の内部に流体を圧送し、
前記流体の圧送により前記ワーク(1)の内圧を上昇させて、前記シール材(12)の筒状部(12a)を広がる方向に弾性変形させ、
前記ワーク(1)の内部から前記流体を排出することによって前記ワーク(1)の内圧を降下させて前記筒状部(12a)の弾性変形を回復させ、
前記ワーク(1)の内圧の上昇によって生じた前記筒状部(12a)の塑性変形を、前記筒状部(12a)よりも高い剛性を持つ矯正部材(13)を用いて矯正することを特徴とするシール方法。 - 前記矯正部材(13)で前記筒状部(12a)を前記挿入先端側に向かって押圧することによって、前記筒状部(12a)の塑性変形を矯正することを特徴とする請求項6に記載のシール方法。
- 前記矯正部材(13)で前記筒状部(12a)を前記挿入先端側に向かって牽引することによって、前記筒状部(12a)の塑性変形を矯正することを特徴とする請求項6に記載のシール方法。
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