JP5958370B2 - 画像処理装置、色調整システムおよびプログラム - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、前記色信号と当該色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値とを対応付ける対応関係である第2の対応関係を求める第2の対応関係導出部を更に備え、前記色値変換部は、前記第2の対応関係導出部により求められた前記第2の対応関係から、前記補正色信号を前記色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値に変換し補正色値を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記補正色信号導出部は、前記色温度における色情報を設定し、設定された色情報を前記第1の対応関係により当該色温度における色信号に変換し、変換された色信号を最大値とするように前記色を調整するために使用する色信号を変換することで前記補正色信号を求めることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記色信号は、赤色信号、緑色信号および青色信号から構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置である。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色調整の精度がより向上する。
請求項3の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、補正色値を求めるのに適した色空間を利用することができる。
請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色温度変更後の画像を考慮したデバイス特性である第1の対応関係を使用して補正色信号を求めることができる。
請求項5の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、加法混色により画像を表示するデバイスにおいても色調整の精度がより向上する。
請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、表示手段で表示する画像について色温度を変更しても、色を変換する処理をより高精度に行うことができる色調整システムが提供できる。
請求項7の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色変換手段の変換関係をより簡便に変更することができる。
請求項8の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、表示する画像の色温度を変更しても階調表現が変化しにくくする機能をコンピュータにより実現できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
この画像表示システム10は、ネットワークNに接続され、表示のための画像データ(入力画像データ)の作成等を行う表示用PC(Personal Computer)11と、表示画面121に画像を表示する表示装置12と、表示用PC11から入力されてくる入力画像データに色変換テーブル(変換関係)を用いて色変換処理を行い、得られた画像データ(表示用の出力画像データ)を表示装置12に出力する色変換手段の一例としての色処理装置13とを備えている。なお、画像表示システム10は、ネットワークNを介して、別の画像表示システムや各種プリンタ等と接続されている。
図2は、図1に示す画像表示システム10に色設定システム20を取り付けた状態を説明するための図である。
次に、設定用PC21のハードウェア構成について説明する。
図3は、設定用PC21のハードウェア構成を示した図である。
設定用PC21は、上述したようにパーソナルコンピュータ等により実現される。そして図示するように、設定用PC21は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)41と、記憶手段であるメインメモリ42、およびHDD(Hard Disk Drive)43とを備える。ここで、CPU41は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ42は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD43は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
[第1の実施の形態]
設定用PCの機能構成としてまず、第1の実施の形態について説明する。
図4は、本実施の形態の設定用PC21についての機能構成例を説明した図である。また図5は、図4で使用または生成されるデータについて説明した図である。さらに図6は、図4で使用または生成されるデータの具体例を挙げた図である。
以後、図4、図5、図6を使用して設定用PC21の機能構成について説明を行う。
表示装置12では、色信号出力部212により送信されたRin、Gin、Binを基に測色用画像の画像が表示される。表示装置12に表示された測色用画像の画像は、測色器22により色が読み取られる。そして測色器22は、それぞれの測色用画像の画像を読み取ることで取得した色情報(色データ)を設定用PC21に対し、送信する。このとき測色器22が出力する色データは、例えば、XYZ色空間におけるX値、Y値、Z値である。
この第1の対応関係は、上述したRin、Gin、Bin(RGBデータ群)とX、Y、Z(XYZデータ群)との対応関係である。即ち、表示装置12にてRin、Gin、Binを基に画像を表示したときに表示装置12で表示される色との対応関係である。この第1の対応関係は、表示装置12に入力される入力画像データと実際に表示装置12に表示される色との対応関係であると言い換えることもでき、表示装置12のデバイス特性である。
ここで補正色信号導出部216は、まず色温度情報取得部214により取得された色温度におけるX、Y、Zの各値(ここではXs、Ys、Zsと表記する)を設定する。具体的には、色温度によりXs値、Zs値は、一義的に定まり色温度が6500Kだったときは、例えば、(Xs、Zs)=(95、85)となる。ただしYs(輝度)については、種々の値を取り得るため、ここでは、Ys=100(100cd/m2)を選択する。これは実際に表示装置12で表示させる使用状況に合わせた数値である。即ち表示装置12で白色画像を表示させた場合には、通常Yh=100近辺の値となる。その結果、本実施の形態では、(Xs、Ys、Zs)=(95、100、85)が設定される。
これは、図5では、Xs、Ys、Z値D1として図示している。
なおここでは、(Xs、Ys、Zs)=(95、100、85)を第1の対応関係を用いて変換された後の値が、(Rs、Gs、Bs)=(170、159、143)であったとする。
図示する1次元LUTは、赤色(R)信号については、0−170を直線で結ぶものとしている。同様に緑色(G)信号については、0−159を直線で結ぶものとし、青色(B)信号については、0−143を直線で結ぶものとしている。なお直線で結ぶ場合に限られるものではなく、2次曲線、3次曲線等の曲線で結んでもよい。
そしてこのように設定された1次元LUTにより、最大値を255とするRin、Gin、Bin(RGBデータ群)は、白補正RGB値として(Rs、Gs、Bs)=(170、159、143)を最大値とするRGBのデータ群に変換することができる。
この白補正RGBデータ群が、ここでは色温度情報取得部214により取得された色温度で表示装置12にて画像を表示したときに採り得る色信号である補正色信号である。つまりRhは、0〜170の整数値を採る。同様にGhは、0〜159の整数値を採り、Bhは、0〜143の整数値を採る。
本実施の形態では、Rin、Gin、Binを構成する色空間(RGB色空間)とは異なる色空間として、例えばデバイス非依存の色空間であるLab色空間を用いる。よって第2の対応関係は、Rin、Gin、Bin(RGBデータ群)をLab色空間での色値(L*、a*、b*)と関連づけられたものとなる。
第2の対応関係を求めるには、まず色データ取得部213で取得されたX、Y、Z(XYZデータ群)をLab色空間における色値(L*、a*、b*)に変換する。この変換は公知の数式により行うことができる。一方、Rin、Gin、Bin(RGBデータ群)とX、Y、Z(XYZデータ群)とは上記第1の対応関係により既に対応関係がわかっている。よってRin、Gin、Bin(RGBデータ群)とLab色空間における色値(L*、a*、b*)とを関連づけることができる。ここではRin、Gin、Binの各組に関連づけられた色値(L*、a*、b*)の各組をL*in、a*in、b*inと表記し、L*in、a*in、b*inの各組からなるデータ群をLabデータ群と言う。この第2の対応関係は、表示装置12に入力される入力画像データと実際に表示装置12に表示される色をLab色空間により表わした値との対応関係であると言い換えることもでき、表示装置12のデバイス特性の1つである。
つまり第2の対応関係であるRin、Gin、Bin(RGBデータ群)とL*in、a*in、b*in(Labデータ群)との対応関係を利用して、Rh、Gh、Bh(白補正RGBデータ群)をL*、a*、b*の各値からなる補正色値に変換する。ここではRh、Gh、Bhの各組に関連づけられたL*、a*、b*の各組をL*h、a*h、b*hと表記し、L*h、a*h、b*hの各組からなるデータ群を白補正Labデータ群と言う。
(1)まずRin、Gin、Bin(RGBデータ群)を公知の数式(例えば、sRGB色空間をLab色空間に変換する数式)によりLab色空間における色値に変換する。この色値の組よりなるデータ群を仮にsLabデータ群とする。
(2)次にsLabデータ群と白補正Labデータ群とを比較し、さらに白補正RGBデータ群と比較することでsLabデータ群を構成する色値の組を白補正RGBデータ群の組とする。即ち、sLabデータ群→白補正Labデータ群→白補正RGBデータ群の変換を行う。この場合、sLabデータ群を構成する各組の数値と、図6の第5列の白補正Labデータ群の数値とを比較し、さらに図6の第4列の白補正RGBデータ群の数値とを比較していく。実際には、数値が合う箇所は少ないため、数値を算出するのに、例えば、線形回帰モデルや、高次多項式近似モデル、ニューロモデル等の公知の方法を使用する。また使用するRin、Gin、Binのデータは多次元LUTの格子点となり、格子点数が多い方が精度の高い変換を行うことができる。
つまり第1の対応関係であるRin、Gin、Bin(RGBデータ群)とX、Y、Z(XYZデータ群)との対応関係を利用して、Rh、Gh、Bh(白補正RGBデータ群)をX、Y、Zの各値からなる補正色値に変換する。ここではRh、Gh、Bhの各組に関連づけられたX、Y、Zの各組をXh、Yh、Xhと表記し、Xh、Yh、Zhの各組からなるデータ群を白補正XYZデータ群と言う。
図9は、設定用PC21の動作例について説明したフローチャートである。
以下、図4〜図9を使用して設定用PC21の動作について説明を行なう。
一方、色温度情報取得部214が、表示装置12で画像の表示に使用する色温度の情報を取得する(ステップ804)。
そして補正色信号導出部216は、第1の対応関係を用いて、Xs、Ys、Zsの各値をR、G、Bの各値(Rs、Gs、Bs)に変換する(ステップ807)。
さらに補正色信号導出部216は、白補正RGB値(Rs、Gs、Bs)を基にRin、Gin、Bin(RGBデータ群)の白補正を行うための白補正RGBLUTを作成する(ステップ808)。この白補正RGBLUTは、例えば、図7に例示したものとなる。
さらに補正色信号導出部216は、白補正RGBLUTを使用してRin、Gin、Bin(RGBデータ群)を補正色信号としてのRh、Gh、Bh(白補正RGBデータ群)に変換する(ステップ809)。
さらに変換関係作成部219は、作成されたRh、Gh、Bh(白補正RGBデータ群)を、出力色信号として出力する(ステップ813)。この出力色信号は、色処理装置13の色変換テーブル記憶部132に格納される色変換テーブルである多次元LUTの各格子点データとして格納される。
設定用PCの機能構成として次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態においても図4〜図9に示した構成は同様である。即ち、第2の実施の形態においても、図4に示すように設定用PC21は、色信号取得部211と、色信号出力部212と、色データ取得部213と、色温度情報取得部214と、第1の対応関係導出部215と、補正色信号導出部216と、第2の対応関係導出部217と、色値変換部218と、変換関係作成部219とを備える。
また第2の実施の形態においても、図5に示すようなデータが使用または生成され、その具体例は、図6に示すものとなり、補正色信号導出部216では、図7に示すような1次元LUTが作成される。
さらに第2の実施の形態においても、設定用PC21の動作は、図9で説明したものとなる。
(1’)まずRin、Gin、Bin(RGBデータ群)を公知の数式(例えば、sRGB色空間をLab色空間に変換する数式)によりLab色空間における色値に変換する。この色値の組よりなるデータ群を仮にsLabデータ群とする。ここまでは第1の実施の形態と同様である。
(2’)次にsLabデータ群と白補正Labデータ群とを比較し、さらにRGBデータ群と比較することでsLabデータ群を構成する色値の組をRGBデータ群の組とする。即ち、sLabデータ群→白補正Labデータ群→RGBデータ群の変換を行う。この場合、sLabデータ群を構成する各組の数値と、図6の第5列の白補正Labデータ群の数値とを比較し、さらに図6の第1列のRGBデータ群の数値とを比較していく。実際には、数値が合う箇所は少ないため、数値を算出するのに、例えば、線形回帰モデルや、高次多項式近似モデル、ニューロモデル等の公知の方法を使用する。
このうち図10(a)は、第1の実施の形態によるものである。ここでは、設定用PC21で多次元LUTを作成するのに上記(1)〜(2)で説明したように白補正RGBデータ群と白補正Labデータ群とを使用する。これは、変換関係作成部219は、白補正Labデータ群に加え補正色信号導出部216により求められた白補正RGBデータ群に基づき、多次元LUTを作成すると言うこともできる。
さらに作成された多次元LUTを用いることで、色処理装置13の出力画像データ作成部131では、入力画像データを出力画像データに直接変換できる。
さらに作成された多次元LUTを用いた場合、変換後の階調は、最大値が255となるため、実際の表示装置12で色温度変更後の画像を表示するには、例えば、図7で説明したような白補正RGBLUTを使用し、例えば、(R、G、B)=(170、159、143)を最大値とするRGB値にさらに変換する必要がある。そしてこの2回の変換後のデータが、出力画像データとなる。
よって色処理装置13の出力画像データ作成部131では、入力画像データを作成された多次元LUTで変換するとともに、白補正RGBLUTによりさらに変換を行い、出力画像データに変換する。
設定用PCの機能構成として次に、第3の実施の形態について説明する。
図11は、本実施の形態の設定用PC21についての機能構成例を説明した図である。また図12は、図11で使用または生成されるデータについて説明した図である。
また第1の実施の形態および第2の実施の形態で、上述した色処理装置13および設定用PC21は、表示装置12にて画像を表示するために作成された入力画像データを、予め定められた色変換テーブルを用いて色変換処理を行い表示装置12に出力する色処理装置13と、色処理装置13で用いられる色変換テーブルを、表示装置12にて表示する画像の色調整を行うために作成する設定用PC21と、を備え、設定用PC21は、表示装置12の色調整を行うために使用する入力色信号(Rin、Gin、Bin)を取得する色信号取得部211と、表示装置12に向けて入力色信号(Rin、Gin、Bin)を出力したときに、表示装置12で表示される画像の色データ(X、Y、Z)を取得する色データ取得部213と、表示装置12で画像の表示に使用する色温度の情報を取得する色温度情報取得部214と、色信号取得部211により取得された入力色信号(Rin、Gin、Bin)と色データ取得部213により取得された色データ(X、Y、Z)との対応関係である第1の対応関係を求める第1の対応関係導出部215と、第1の対応関係導出部215により求められた第1の対応関係から、色温度情報取得部214により取得された色温度で表示装置12にて画像を表示したときに採る色信号である補正色信号(Rh、Gh、Bh)を求める補正色信号導出部216と、補正色信号導出部216により求められた補正色信号(Rh、Gh、Bh)を予め定められた均等色空間中における色値に変換し補正色値(L*h、a*h、b*h等)を求める色値変換部218と、色値変換部218により求められた補正色値(L*h、a*h、b*h等)に基づき、取得された色温度で表示装置12にて表示する画像の色の色変換テーブルを作成する変換関係作成部219と、を備えることを特徴とする色調整システムとして捉えることもできる。
ここで以上説明を行った本実施の形態における設定用PC21が行なう処理は、上述した通り、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
Claims (8)
- 表示装置の色調整を行うために使用する色信号を取得する色信号取得部と、
前記表示装置に向けて前記色信号を出力したときに、当該表示装置で表示される画像の色情報を取得する色情報取得部と、
前記表示装置で画像の表示に使用する色温度の情報を取得する色温度情報取得部と、
前記色信号取得部により取得された前記色信号と前記色情報取得部により取得された前記色情報との対応関係である第1の対応関係を求める第1の対応関係導出部と、
前記第1の対応関係導出部により求められた前記第1の対応関係から、前記色温度情報取得部により取得された前記色温度の情報による色温度で前記表示装置にて画像を表示したときに採る色信号である補正色信号を求める補正色信号導出部と、
前記補正色信号導出部により求められた前記補正色信号を前記色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値に変換し補正色値を求める色値変換部と、
前記色値変換部により求められた前記補正色値に基づき、前記色温度で前記表示装置にて表示する画像の色の変換関係を作成する変換関係作成部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記変換関係作成部は、前記補正色値に加え前記補正色信号導出部により求められた前記補正色信号に基づき、前記変換関係を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記色信号と当該色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値とを対応付ける対応関係である第2の対応関係を求める第2の対応関係導出部を更に備え、
前記色値変換部は、前記第2の対応関係導出部により求められた前記第2の対応関係から、前記補正色信号を前記色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値に変換し補正色値を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記補正色信号導出部は、前記色温度における色情報を設定し、設定された色情報を前記第1の対応関係により当該色温度における色信号に変換し、変換された色信号を最大値とするように前記色を調整するために使用する色信号を変換することで前記補正色信号を求めることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記色信号は、赤色信号、緑色信号および青色信号から構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 表示装置にて画像を表示するために作成された色信号を、予め定められた変換関係を用いて色変換処理を行い当該表示装置に出力する色変換手段と、
前記色変換手段で用いられる前記変換関係を、前記表示装置にて表示する画像の色調整を行うために作成する変換関係作成手段と、
を備え、
前記変換関係作成手段は、
前記表示装置の色調整を行うために使用する色信号を取得する色信号取得部と、
前記表示装置に向けて前記色信号を出力したときに、当該表示装置で表示される画像の色情報を取得する色情報取得部と、
前記表示装置で画像の表示に使用する色温度の情報を取得する色温度情報取得部と、
前記色信号取得部により取得された前記色信号と前記色情報取得部により取得された前記色情報との対応関係である第1の対応関係を求める第1の対応関係導出部と、
前記第1の対応関係導出部により求められた前記第1の対応関係から、前記色温度情報取得部により取得された前記色温度の情報による色温度で前記表示装置にて画像を表示したときに採る色信号である補正色信号を求める補正色信号導出部と、
前記補正色信号を前記色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値に変換し補正色値を求める色値変換部と、
前記色値変換部により求められた前記補正色値に基づき、前記色温度で前記表示装置にて表示する画像の色の変換関係を作成する変換関係作成部と、
を備えることを特徴とする色調整システム。 - 前記変換関係作成手段の前記色信号取得部で取得される前記色信号は、前記色変換手段で使用される前記変換関係を定義するために使用されている色信号であることを特徴とする請求項6に記載の色調整システム。
- コンピュータに、
表示装置の色調整を行うために使用する色信号を取得する機能と、
前記表示装置に向けて前記色信号を出力したときに、当該表示装置で表示される画像の色情報を取得する機能と、
前記表示装置で画像の表示に使用する色温度の情報を取得する機能と、
取得された前記色信号と取得された前記色情報との対応関係である第1の対応関係を求める機能と、
求められた前記第1の対応関係から、取得された前記色温度の情報による色温度で前記表示装置にて画像を表示したときに採る色信号である補正色信号を求める機能と、
前記補正色信号を前記色信号を構成する色空間とは異なる色空間中における色値に変換し補正色値を求める機能と、
求められた前記補正色値に基づき、前記色温度で前記表示装置にて表示する画像の色の変換関係を作成する機能と、
を実現させるプログラム。
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