JP5957951B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP5957951B2
JP5957951B2 JP2012038876A JP2012038876A JP5957951B2 JP 5957951 B2 JP5957951 B2 JP 5957951B2 JP 2012038876 A JP2012038876 A JP 2012038876A JP 2012038876 A JP2012038876 A JP 2012038876A JP 5957951 B2 JP5957951 B2 JP 5957951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
voltage
vehicle
mode
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012038876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013176213A (ja
Inventor
裕史 掛布
裕史 掛布
尚弘 吉田
尚弘 吉田
義之 三木
義之 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012038876A priority Critical patent/JP5957951B2/ja
Publication of JP2013176213A publication Critical patent/JP2013176213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5957951B2 publication Critical patent/JP5957951B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、特に、燃料電池システムにおける燃料電池電圧の制御技術に関する。
一般に、駆動用のエネルギー源として燃料電池を用いる車両の制御においては、ユーザ(運転者、操作者)のアクセル操作に従って駆動用モータが出力すべきトルク(平均要求トルク)が計算される。また、その平均要求トルクに基づいて、燃料電池システムが供給すべき電力(システム要求電力)が算出され、そのシステム要求電力に応じて、燃料電池システムの発電制御が行われる。その際、アクセル操作に伴うシステム要求電力の変動に起因して、燃料電池の発電時に電圧変動が生じるため、燃料電池の出力性能(特性)が低下してしまう傾向にある。
このような燃料電池の出力性能の低下を抑止するべく、本出願人は、システム要求電力が変動してしまうときに、燃料電池による発電電力の変化量を制限する(出力電圧の制限)一方で、制限された燃料電池の発電電力の変化量(制限電圧)に相当する電力を二次電池(バッテリ)等の蓄電器によって補うように構成した燃料電池システムを提案している(例えば特許文献1参照)。
特開2007−005038号公報
ところで、上述したような燃料電池の発電電力の変動が生じる際の燃料電池の電圧上昇幅(電位変動幅)や電圧上昇発生頻度(電位変動発生頻度)は、その燃料電池を含む燃料電池システムを搭載した車両が走行する状況や道路環境(まとめて「走行状態」ともいう)によって異なる傾向にある。例えば、高速路を走行するときの電圧上昇幅や電圧上昇発生頻度は、市街地を走行するときのそれらよりも、比較的多くなり得る。このような道路環境等の相違に拘らず、上記従来の燃料電池システムの如く燃料電池の出力を一律に制限する場合、その制限された電力を補うバッテリ及び補機への負荷が非常に高くなってしまうとともに、車両の燃費が悪化するおそれもある。
そこで、本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料電池による発電電力の変動を制限して性能低下を防止しつつ、バッテリ及び補機への負荷を軽減し、且つ、車両の燃費悪化を抑止することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による燃料電池システムは、燃料電池と、その燃料電池の出力電圧を制御する制御手段とを備え、制御手段が、車両のアクセル開度に応じて燃料電池システムのシステム要求電力を算出し、そのシステム要求電力に基づいて燃料電池の必要電力を算出し、その必要電力に基づいて燃料電池の目標電圧を設定し、車両の走行状態に基づいて目標電圧を所定の範囲内に制限するように変更する制御を行うものである。なお、「アクセル開度」とは、アクセルを踏んでいない時を0%とし、最大限踏み込んだとき100%とした時の踏み込み率を示す。
このように構成された燃料電池システムにおいては、ユーザのアクセル操作に従ってアクセル開度が変化し、制御手段によって、そのアクセル開度に応じて燃料電池システムのシステム要求電力が算出される。制御手段は、また、燃料電池システムのシステム要求電力が変動する際に、燃料電池による発電電力の変動量を制限して燃料電池の性能低下を防止するべく、システム要求電力を燃料電池と、例えば車両に備わるバッテリとに振り分け、その比率に応じて燃料電池の必要電力を算出する。さらに、制御手段は、その必要電力を出力するための燃料電池の目標電圧を設定する。そして、本発明においては、それに留まらず、その設定された目標電圧が、制御手段によって、車両の走行状態に基づいて所定の範囲内に制限される。
したがって、本発明によれば、燃料電池システムのシステム要求電力が変動するときに、燃料電池による発電電力の変動量が制限されるので、燃料電池の性能低下を有効に防止することができる。また、車両が走行する状況や道路環境に依存する車両の走行状態に基づいて、燃料電池が出力すべき目標電圧を必要に応じて適正に制限することができる。
本発明の燃料電池システムの第1実施形態を備える車両の概略構成図(システム構成図)である。 本発明の燃料電池システムの第1実施形態を備える車両のシステム制御ブロック図である。 本発明の燃料電池システムの第1実施形態において、制御手段により燃料電池システムに備わる燃料電池の出力を調節制御する手順の一例を示すフロー図である。 車両におけるアクセル開度と燃料電池の総電圧との関係を模式的に示す図である。 アクセル開度に対して設定される、燃料電池の初期の目標電圧に乗ぜられる制限率の一例を示すグラフである。 車両の走行状態による燃料電池の電圧上昇幅及び電圧上昇発生頻度の関係を示す模式図である。 本発明の燃料電池システムの第2実施形態において、制御手段により燃料電池システムに備わる燃料電池の出力を調節制御する手順の一例を示すフロー図である。 本発明の燃料電池システムの第3実施形態において、制御手段により燃料電池システムに備わる燃料電池の出力を調節制御する手順の一例を示すフロー図である。 道路環境に応じて、アクセル開度に対して設定される、燃料電池の初期の目標電圧に乗ぜられる制限率の一例を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の燃料電池システムの好適な第1実施形態を備える車両の概略構成図(システム構成図)であり、図2は、そのシステム制御ブロック図であって、図1に示す燃料電池システムの制御信号及び電力の流れに着目してその構成を示す概略図である。車両100は、電源システム20及び負荷部30、並びに、それらの電源システム20と負荷部30の双方を制御する制御部50(制御手段)を備える。電源システム20は、車両100の動力源としての電力を供給するものであり、負荷部30は、その供給された電力を、車両100を駆動するための機械的動力に変換するものである。
電源システム20は、燃料電池システム200、二次電池26(バッテリ)、DC−DCコンバータ64、燃料電池システム200の出力電圧及び出力電流をそれぞれ計測するための電圧計69及び電流計67、並びに、二次電池26の残存量を計測するための残存容量モニタ28を有している。
燃料電池システム200は、複数の単位セルを直列に積層してなる固体高分子電解質型セルスタックを有する燃料電池(FC)を備えている。この燃料電池は、高分子電解質膜等を2つの電極(アノード極及びカソード極)で挟み込んだ膜電極接合体(MEA)が、燃料ガスと酸化ガスとを供給するためのセパレータで挟持された構造を有する単位セルを複数備えている。一般に、アノード極は、アノード極用触媒層が多孔質支持層上に設けられてなるものであって、水素の酸化反応を生じ、一方、カソード極は、カソード極用触媒層が多孔質支持層上に設けられてなるものであって、酸素の還元反応を生じる結果、燃料電池全体として起電反応(電池反応)が生起される。
また、燃料電池には、燃料ガスをアノード極に供給する系統、酸化ガスをカソード極に供給する系統、及び、冷却液を提供する系統(いずれも図示せず)が設けられており、制御部50からの制御信号に応じて、燃料ガスの供給量や酸化ガスの供給量が制御され、これにより、燃料電池システム200から所望の電力が出力されるように構成されている。
また、二次電池26は、負荷部30に対して燃料電池システム200と並列に接続されており、余剰電力の貯蔵源、回生制動時の回生エネルギー貯蔵源、燃料電池車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファ等として機能する。この二次電池26としては、例えば、ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池、リチウム二次電池等の二次電池を好ましく用いることができる。
一方、負荷部30は、アクセル37、アクセル37の開度(アクセル開度Wt:踏み込み量)を計測するアクセルセンサ35を有しており、また、トラクションモータ31と、それにギヤ機構32を介して接続された車輪34、及び、トラクションモータ31に電気的に接続されている駆動回路36を備えている。トラクションモータ31は、その駆動回路36を介して電源システム20に接続されており、トラクションモータ31で発生した動力が、ギヤ機構32を介して車輪34に伝達されるように構成されている。
駆動回路36は、電源システム20から供給される電力を用いてトラクションモータ31を駆動するための回路であり、その回路構成は特に制限されず、例えば、昇圧と電圧変換機能を有するPCU(パワーコントロールユニット)、パワー素子(スイッチング素子)、インバータ等から構成することができる。具体的には、駆動回路36は、例えば、電源システム20から送出された直流電力を三相交流電力に変換してトラクションモータ31に供給する。その際、供給される三相交流電力の大きさは、アクセルセンサ35からの入力(アクセル開度Wt)に基づいて制御部50が制御する駆動回路36によって決定される。このようにして、電源システム20の出力電圧が、トラクションモータ31に供給される電源システム20からの三相交流電力の大きさそのものに依存しないように、車両システムが構築されている。
また、制御部50は、燃料電池システム200、DC−DCコンバータ64、及び駆動回路36の他、車両100に設けられたモード設定スイッチ51(後述)、車速センサ52、及びナビゲーションシステム53等に電気的に接続されており、それらに対する各種の制御(回路制御を含む)、及び、種々の入出力制御を実行する。なお、制御部50による各種の制御動作は、制御部50に内蔵されている図示しないメモリ内に格納されたコンピュータプログラムを制御部50における例えばECU(エンジンコントロールユニット)等が実行することによって実現される。また、そのメモリとしては、特に制限されず、例えばROMやハードディスク等の種々の記録媒体を利用することが可能である。
ここで、車両100における制御部50による制御動作の一例について更に説明する。図3は、第1実施形態において、制御部50により燃料電池システム200に備わる燃料電池の出力を調節制御する手順の一例を示すフロー図である。
本実施形態では、まず、車両100のユーザ(運転者、操作者)がアクセル37を踏み込むと、その踏み込み量、つまりアクセル開度Wtをアクセルセンサ35が計測し、その計測信号が制御部50に送出される。制御部50は、そのアクセル開度Wtに応じた燃料電池システム200のシステム要求電力を算出する(ステップS11)。
次に、制御部50は、算出された燃料電池システム200のシステム要求電力に基づいて燃料電池の必要電力Aを算出するとともに、二次電池26から供給するべき電力すなわち、二次電池26の必要電力Bを算出する(ステップS12)。換言すれば、燃料電池システム200のシステム要求電力に対して燃料電池システム200からの電力を必要電力Aに制限し、残りの必要電力Bを二次電池26から補うようにする。さらに、制御部50は、算出された燃料電池の必要電力Aに基づいて、燃料電池の目標電圧αを算出・設定する(ステップS13)。車両の走行状態に基づいて目標電圧を所定の範囲内に制限するように変更する制御を行うものである。
それから、制御部50は、その算出された燃料電池の目標電圧αが所定の電圧上限値βより大きい(α>β)か否かを判断し、且つ、目標電圧αが所定の電圧下限値γよりも小さい(α<γ)か否かを判断する(ステップS14)。このとき、電圧上限値β及び電圧下限値γは、燃料電池の性能低下が比較的生じ難い電位帯の上限及び下限として、例えば、経験的、試験的、又はシミュレーション等によって予め設定又は予測することができる。
ステップS14において、燃料電池の目標電圧αが電圧上限値βよりも大きいと判定された場合には、制御部50により、燃料電池の目標電圧が、目標電圧αから目標電圧βへ変更され(ステップS151)、制御部50は、その時の燃料電池電圧を目標電圧βに制御する(ステップS152)。あるいは、ステップS14において、燃料電池の目標電圧αが電圧下限値γよりも小さいと判定された場合には、制御部50により、燃料電池の目標電圧が、目標電圧αから目標電圧γへ変更され(ステップS171)、制御部50は、その時の燃料電池電圧を目標電圧γに制御する(ステップS172)。
一方、ステップS14において、燃料電池の目標電圧αが電圧上限値βよりも大きくない、且つ、燃料電池の目標電圧αが電圧下限値γよりも小さくない、つまり、目標電圧αが電圧下限値γ以上で且つ電圧上限値β以下(γ≦α≦β)であると判定された場合には、制御部50により、燃料電池の目標電圧が、目標電圧αから目標電圧θへ変更される(ステップS161)。そして、制御部50は、その時の燃料電池電圧を目標電圧θに制御する(ステップS162)。ここで、目標電圧θは、電圧下限値γよりも大きく、且つ、電圧上限値βよりも小さい(つまり、γ<θ<β)値である。すなわち、この場合、初期の目標電圧αに所定の「制限率R」が乗ぜられ、その結果、燃料電池の出力が目標電圧θとなるように制限される。
ここで、図4は、車両100におけるアクセル開度Wtと燃料電池の総電圧との関係を模式的に示す図であり、また、図5は、アクセル開度Wtに対して設定される、燃料電池の初期の目標電圧αに乗ぜられる上述した制限率Rの一例を示すグラフである。さらに、図6は、車両100の走行状態による燃料電池の電圧上昇幅(電位変動幅)及び電圧上昇発生頻度(電位変動発生頻度)の関係を示す模式図(いわゆるマップ)である。
図4の「操作」と記された上段に示す如く、車両100の運転中には、アクセル37の操作によりアクセル開度Wtが経時的に刻々と変化する。そのときの燃料電池システム200における燃料電池の総電圧は、図4の「従来技術」と記された中段に記載されているとおり、アクセル開度Wtに応じて変動する。
より具体的には、アクセル37が踏み込まれてアクセル開度Wtが大きいときには、燃料電池の総電圧は比較的低くなり、アクセル37の踏み込み量が更に大きくアクセル開度Wtが100%に近づくと、必要電力が急激に増大し、燃料電池の総電圧は極めて低く(高電位に)なる。一方、アクセル37が然程踏み込まれておらずアクセル開度Wtが小さいときには、燃料電池の総電圧は比較的高くなり、アクセル37が殆ど踏み込まれずアクセル開度Wtが0%に近づくと、必要電力が急激に減少し、燃料電池の総電圧は極めて高く(高電位に)なる。
その際、図4の中段に示す「従来技術」においては、先述した燃料電池の性能低下が比較的生じ難い電位帯の上限である電圧上限値βを超えるような電位変動、及び、下限である電圧下限値γを下回るような電位変動が生じても、上記図3のフローを用いて説明したような燃料電池の目標電圧の調節・制御は行われない。これに対し、本発明による本実施形態によれば、図4の下段に「本発明」として示すとおり、前述した燃料電池の初期の目標電圧αが、目標電圧β,γ,θに変更され、その上で、燃料電池電圧がそれらの目標電圧β,γ,θに制御される。したがって、燃料電池システム200の性能低下を十分に抑止することができる。
また、図6に示す如く、燃料電池の電圧上昇幅(図4に示す燃料電池の総電圧の上下幅)及び電圧上昇発生頻度(図4に示す燃料電池の総電圧の上下動の変動回数)は、車両100の走行状態に依存して異なる挙動を示す。燃料電池の性能低下は、その電圧上昇幅及び/又は電圧上昇発生頻度が大きくなるにつれて顕著となる傾向にあり、図6に示す内容から、燃料電池の性能低下の程度は、車両100の道路環境(市街地、郊外、高速路、登坂等)の相違に依存する走行状態によって異なる傾向にある。
そして、かかる車両100の走行状態の違いにより、アクセル操作の程度、つまりアクセル開度Wtは自ずと異なることになるから、本実施形態においては、図3の説明で述べた燃料電池の初期の目標電圧αに乗ぜられる制限率Rを、例えば図5に示す如く、アクセル開度Wtに対して変化させるように設定するようにしても好適である。言い換えると、制御部50が、アクセル開度Wtに応じて燃料電池の電圧上昇が小さくなるような制御(電位の変動幅を狭める制御)を行う。
これにより、燃料電池の電圧上昇幅を抑えて、燃料電池の性能低下を更に抑制することができるとともに、車両100の走行状態に応じて、燃料電池の出力電圧を調節・制御することができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の燃料電池システムの第2実施形態において、制御部50により燃料電池システム200に備わる燃料電池の出力を調節制御する手順の一例を示すフロー図である。なお、第2実施形態の燃料電池システムを備える車両の構成は、図1及び図2に示す第1実施形態と同等であるので、ここでの重複する説明は省略する。
本実施形態は、例えば図5に示すアクセル開度Wtに対して設定される制限率Rの関係を、燃料電池の電圧制御に直接的に適用する一例であり、言わば、ユーザの操作によるアクセルパターンに応じて燃料電池の電圧の変動を抑制するための制御(電位変動抑制制御)を行うように構成されたものである。
制御部50は、まず、アクセル開度Wtに応じた燃料電池システム200のシステム要求電力を算出し(ステップS11)、そのシステム要求電力に基づいて燃料電池の必要電力Aを算出するとともに、二次電池26から供給するべき必要電力Bを算出する(ステップS12)。そして、制御部50は、算出された燃料電池の必要電力Aに基づいて、燃料電池の目標電圧αを算出・設定する(ステップS13)。なお、ここまでは、図3に示す第1実施形態における手順と同じである。
さらに、制御部50は、燃料電池の電位変動抑制モードであるか否かを判断する(ステップS24)。この電位変動制御モードであるか否かの判定は、例えば、アクセル開度Wtが予め設定した所定の範囲内にある場合に、電位変動制御モードであると判断し、アクセル開度Wtがその所定の範囲内にない場合(一例として、アクセル開度Wtが一定値以上になったとき)に、電位変動制御モードではないと判断することができる。このようにすれば、ユーザによる車両100の使用方法・運転方法に応じた電圧制御が可能となる。
そして、ステップS24において、電位変動抑制モードではないと判定された場合(例
えば、上述の如く、アクセル開度Wtが一定値以上になった場合)には、燃料電池の初期
の目標電圧αを変更することなく、制御部50は、燃料電池電圧をその目標電圧αに制御
する(ステップS36)。一方、ステップS24において、電位変動抑制モードであると判定された場合には、制御部50により、燃料電池の初期の目標電圧αに、例えば図5に示すその時のアクセル開度Wtに対応する制限率Rが乗算され、制御部50は、燃料電池電圧をその目標電圧α×(1−(制限率R/100))に制御する(ステップS26)。この図5の例では、アクセル開度Wtが一定値以上及び一定値以下になった場合には、制限率Rを小さくして燃料電池の電位変動の抑制を緩和するような制御が実行される。
このような制御を実行する制御部50を備える第2実施形態においても、車両100の走行状態を反映したアクセル開度Wtに応じて燃料電池電圧が適正に制御されるので、燃料電池システム200の性能低下を十分に抑止しつつ、燃料電池システム200の制限電力を補う二次電池26への負荷を低減して、車両100の燃費が悪化してしまうことを防止することができる。また、電位変動抑制モードを実行して燃料電池の電圧を制限する必要がないような場合には、そのような電圧変動抑制制御を行わないので、この点においても、車両100の燃費の悪化を更に抑制することが可能となる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の燃料電池システムの第3実施形態において、制御部50により燃料電池システム200に備わる燃料電池の出力を調節制御する手順の一例を示すフロー図である。なお、第3実施形態の燃料電池システムを備える車両の構成も、図1及び図2に示す第1実施形態と同等であるので、ここでの重複する説明は省略する。
本実施形態は、道路環境等の車両100の走行状態に依存するアクセル操作に応じて、燃料電池の電圧制御をより詳細に実施する一例であり、特に道路環境を直接的に判断し、その判定結果を燃料電池の電圧制御にフィードバックするように構成されたものである。
制御部50は、まず、アクセル開度Wtに応じた燃料電池システム200のシステム要求電力を算出し(ステップS11)、そのシステム要求電力に基づいて燃料電池の必要電力Aを算出するとともに、二次電池26から供給するべき必要電力Bを算出する(ステップS12)。そして、制御部50は、算出された燃料電池の必要電力Aに基づいて、燃料電池の目標電圧αを算出・設定する(ステップS13)。なお、ここまでは、図3に示す第1実施形態における手順と同じである。
さらに、制御部50は、道路環境による燃料電池の電位変動抑制モードであるか否かを判断する(ステップS34)。具体的には、例えば、燃料電池のモード設定スイッチ51に、以下の3つのモードを設定して、車両100のユーザが各モードを自由に選択して切り替えられるように構成する。
・スポーツモード:燃料電池の性能を最大限使用するモード(電位変動抑制制御なし)
・オートモード:ユーザによる車両100の使用方法・運転方法に応じて燃料電池の電圧抑制の有無及び程度を制御するモード(電位変動抑制制御の有無を自動で切り替え)
・ソフトモード:燃料電池にかかる負荷を低減して使用するモード(電位変動抑制制御あり)
そして、燃料電池のモード設定スイッチ51で「スポーツモード」が選択されている場合、又は、「オートモード」が選択され且つアクセル開度Wtが予め設定した所定の範囲外である場合、制御部50により、電位変動抑制モードではないと判定され、制御部50は、燃料電池の初期の目標電圧αを変更することなく、燃料電池電圧をその目標電圧αに制御する(ステップS36)。一方、モード設定スイッチ51で「オートモード」が選択され且つアクセル開度Wtが予め設定した所定の範囲内である場合、又は、「ソフトモード」が選択されている場合、制御部50により、電位変動抑制モードであると判定される。
電位変動抑制モードであると判定された場合には、制御部50は、道路環境を判断する処理を実行する(ステップS35)。道路環境の判定は、例えば、車速センサ52から制御部50へ送出される車速変化から算出した平均車速等、ナビゲーションシステム53から制御部50に送出される地図データ等の外部環境に関する情報、ステップS11で算出されるシステム要求電力(要求される平均トルクに相当)の情報等に基づいて行われる。なお、それらの情報は、それぞれを単独で、又は、複数組み合わせて用いることができる。
道路環境の種類としては、例えば、図6に示す市街地、郊外、高速路、登坂、さらには、降坂等が挙げられる。表1に、道路環境判定の一例を示す。
Figure 0005957951
ここで、図9は、道路環境に応じて、アクセル開度Wtに対して設定される、燃料電池の初期の目標電圧αに乗ぜられる制限率Rの一例を示すグラフである。同図に示す如く、本実施形態では、道路環境の相違によって、アクセル開度Wtに対する燃料電池の電圧の制限率Rが異なるように設定されている。この例では、道路環境が市街地、郊外、及び高速路の場合、制限率Rとして、それぞれ制限率Ra,Rb,Rcを採用する。それらの大小関係は、概ね、制限率Ra<制限率Rb<制限率Rcとされている。
すなわち、道路環境が市街地の場合(制限率Ra)には、電位抑制による電圧上昇(変動)幅を抑える制御の程度を比較的弱くする。一方、道路環境が郊外の場合(制限率Rb)には、電位抑制による電圧上昇幅を抑える制御の強弱を中程度とする。他方、道路環境が高速路の場合(制限率Rc)には、電位抑制による電圧上昇幅を抑える制御の程度を比較的強くする。
このような制御を実現するべく、ステップS35において、道路環境が市街地であると判定された場合には、制御部50により、燃料電池の初期の目標電圧αに制限率Raが乗算され、制御部50は、燃料電池電圧をその目標電圧α×(1−(制限率Ra/100))に制御する(ステップS37)。一方、ステップS35において、道路環境が郊外であると判定された場合には、制御部50により、燃料電池の初期の目標電圧αに制限率Rbが乗算され、制御部50は、燃料電池電圧をその目標電圧α×(1−(制限率Rb/100))に制御する(ステップS3)。他方、ステップS35において、道路環境が高速路であると判定された場合には、制御部50により、燃料電池の初期の目標電圧αに制限率Rcが乗算され、制御部50は、燃料電池電圧をその目標電圧α×(1−(制限率Rc/100))に制御する(ステップS3)。
このような制御を実行する制御部50を備える第3実施形態においても、車両100の走行状態を反映して燃料電池電圧が適正に制御されるので、燃料電池システム200の性能低下を十分に抑止することができる。
さらに、燃料電池のモード設定スイッチ51を設けて、燃料電池の電圧制御ひいては車両100の出力に関する多くの選択肢をユーザに提供することができ、これにより、車両100の走行性能及び燃費が最適となる電位変動抑制制御をユーザが自ら選択することが可能となる。
なお、上述したとおり、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない限度において様々な変形が可能である。例えば、上述の各実施形態における制御部50による制御が適用可能な電源システムは、図1に例示したものに限らない。また、第3実施形態のステップS35における道路環境の判定に、大気圧センサ等によって計測した高度(標高)データ等を更に用いてもよい。さらに、各実施形態において、燃料電池システム200に供給される反応ガスの流量を操作して燃料電池出力を調節する制御を組み合わせてもよく、その場合、制御部50がその制御を実行するように構成してもよい。
またさらに、電位変動抑制制御の程度を弱めたりキャンセルしたりできるように構成してもよい。燃料電池の電位変動を抑制する制御は、ユーザのアクセル操作に対して燃料電池出力を抑えることになるため、ユーザがパワー不足を感じる可能性がある。したがって、ユーザのアクセル操作により、又は、道路環境等により、電位変動抑制制御の程度を弱めたりキャンセルしたりできるようにすれば、ユーザの嗜好により一層応えることができる。
さらに、燃料電池のモード設定スイッチ51の他に、例えば、ECO(エコ)モードスイッチを付加してもよい。かかるECOモードスイッチとしては、例えば、車両100の燃費向上を実現できる種々公知の制御を、その強弱の程度を変えて設定可能なものが挙げられる。ここで、表2に、第3実施形態で説明したモード設定スイッチ51による電位変動抑制制御と、ECOモードスイッチに設定された複数のモードによる制御とを組み合わせたときの燃費向上効果の一例を示す。
Figure 0005957951
以上説明したとおり、本発明によれば、燃料電池による発電電力の変化量を制限して性能低下を防止しつつ、バッテリ及び補機への負荷を軽減し、且つ、車両の燃費悪化を抑止することが可能になる。よって、本発明は、燃料電池全般、燃料電池を備える車両、機器、システム、設備等、及び、それらの製造に広く且つ有効に利用することができる。
20 電源システム
26 二次電池(バッテリ)
28 残存容量モニタ
30 負荷部
31 トラクションモータ
32 ギヤ機構
34 車輪
35 アクセルセンサ
36 駆動回路
37 アクセル
50 制御部(制御手段)
51 モード設定スイッチ51
52 車速センサ
53 ナビゲーションシステム53
64 DC−DCコンバータ
67 電流計
69 電圧計
100 車両
200 燃料電池システム
A 燃料電池の必要電力
B 二次電池の必要電力
R 制限率
Ra,Rb,Rc 制限率
Wt アクセル開度
α,θ 目標電圧
β 電圧上限値
γ 電圧下限値

Claims (2)

  1. 車両に搭載される燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池の電位変動抑制モードを選択可能なモード設定手段であって、前記燃料電池の性能を最大限使用するモード、ユーザによる車両の使用方法、運転方法に応じて前記燃料電池の電圧抑制の有無を制御するモード、及び、前記燃料電池にかかる負荷を低減して使用するモードを選択可能なモード設定手段と、
    前記燃料電池の出力電圧を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記車両のアクセル開度に応じて当該燃料電池システムのシステム要求電力を算出し、該システム要求電力に基づいて前記燃料電池の必要電力を算出し、該必要電力に基づいて前記燃料電池の目標電圧を設定し、前記車両の走行状態に基づいて前記目標電圧を所定の範囲内に制限するように変更する制御を行うものであり、
    更に、ユーザが前記モード設定手段により選択したモードに基づき電位変動抑制モードであるか否かを判定し、前記電位変動抑制モードであると判定された場合には、道路環境を判断する処理を実行し、前記判断された道路環境に応じて、前記燃料電池の目標電圧に乗算する制限率を異なるように設定する制御を行い
    更に、前記車両のアクセル開度又は前記道路環境により、前記電位変動抑制モードの強弱を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記道路環境が市街地のときの前記制限率をRa、郊外のときの前記制限率をRb、高速路のときの制限率をRcと定義したときに、制限率Ra<制限率Rb<制限率Rcとなることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
JP2012038876A 2012-02-24 2012-02-24 燃料電池システム Active JP5957951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012038876A JP5957951B2 (ja) 2012-02-24 2012-02-24 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012038876A JP5957951B2 (ja) 2012-02-24 2012-02-24 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013176213A JP2013176213A (ja) 2013-09-05
JP5957951B2 true JP5957951B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=49268625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012038876A Active JP5957951B2 (ja) 2012-02-24 2012-02-24 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5957951B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6761203B2 (ja) * 2016-06-17 2020-09-23 三菱自動車工業株式会社 車両用燃料電池の電力制御装置
JP6844515B2 (ja) * 2017-11-29 2021-03-17 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP7159929B2 (ja) * 2019-03-14 2022-10-25 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP7151040B2 (ja) * 2019-07-08 2022-10-12 株式会社豊田自動織機 無人搬送システム及び無人搬送車
CN114274792A (zh) 2020-10-01 2022-04-05 郑州创狼信息技术有限公司 直流供电系统及其电池模组充电系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4517500B2 (ja) * 2000-08-14 2010-08-04 株式会社エクォス・リサーチ 燃料電池装置
JP4434525B2 (ja) * 2001-07-27 2010-03-17 本田技研工業株式会社 燃料電池の異常検出方法
JP3915569B2 (ja) * 2002-03-27 2007-05-16 トヨタ自動車株式会社 燃料電池の不具合判定装置および方法
JP4947481B2 (ja) * 2005-06-21 2012-06-06 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP4353154B2 (ja) * 2005-08-04 2009-10-28 トヨタ自動車株式会社 燃料電池自動車
JP4424418B2 (ja) * 2007-12-26 2010-03-03 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム及び燃料電池車両
JP2010021072A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Toyota Motor Corp 燃料電池の下限電圧設定方法、燃料電池の上限電圧設定方法および燃料電池システム
JP2011171147A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Toyota Motor Corp 燃料電池の制御
JP2011217556A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Toyota Motor Corp 車両制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013176213A (ja) 2013-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4947481B2 (ja) 燃料電池システム
US7597976B2 (en) Floating base load hybrid strategy for a hybrid fuel cell vehicle to increase the durability of the fuel cell system
US9368850B2 (en) Fuel cell system and fuel cell vehicle
JP5525001B2 (ja) 燃料電池システム
JP6597566B2 (ja) 燃料電池システム
JP5957951B2 (ja) 燃料電池システム
CN104025354A (zh) 燃料电池系统
US20100248053A1 (en) Fuel cell system
JP6620547B2 (ja) 車載燃料電池システム
JP4380676B2 (ja) 移動体
JP2010113896A (ja) 燃料電池システム
JP5229697B2 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
KR101151750B1 (ko) 연료전지시스템
JP2005304179A (ja) 駆動システムおよびこれを搭載する移動体
JP2017010818A (ja) 燃料電池システム
JP5737521B2 (ja) 電源システム
JP5651531B2 (ja) 燃料電池車両
JP2006213130A (ja) トルク分配装置
JP2006318818A (ja) 燃料電池システム
JP4180998B2 (ja) 燃料電池発電システム
JP2019017185A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP2018153021A (ja) 電動車両の電源装置
JP4852481B2 (ja) 燃料電池システムおよび発電機システム
KR102439629B1 (ko) 연료전지 차량의 제어방법 및 제어시스템
JP2006331775A (ja) 燃料電池システム、その制御方法及びそれを搭載した車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160606

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5957951

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151