JP5957420B2 - 免振機構及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

免振機構及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5957420B2
JP5957420B2 JP2013136602A JP2013136602A JP5957420B2 JP 5957420 B2 JP5957420 B2 JP 5957420B2 JP 2013136602 A JP2013136602 A JP 2013136602A JP 2013136602 A JP2013136602 A JP 2013136602A JP 5957420 B2 JP5957420 B2 JP 5957420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
main body
apparatus main
image forming
sliding unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013136602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015011185A (ja
Inventor
小柳 剛
剛 小柳
昌彦 深野
昌彦 深野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2013136602A priority Critical patent/JP5957420B2/ja
Publication of JP2015011185A publication Critical patent/JP2015011185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5957420B2 publication Critical patent/JP5957420B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置や事務機器等の電子機器、家具等に、地震等における過大な衝撃や振動等の外力が加えられた場合の転倒や移動を防止する免振機構、及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置や事務機器等は、事務所等において設置場所を移動するために装置本体の底面にキャスターが設けられ、キャスターによって所定の位置に移動され所定の位置にてキャスターをロックすることで床面に固定されている。
しかし、地震等によって過大な衝撃あるいは振動等の外力が画像形成装置の装置本体に作用すると、キャスターのロック部への衝撃力は過大となり、この大きな衝撃力を受ける部分が破損することがあった。また、キャスターのロックをしていなかった場合は装置本体が移動してしまい、壁や他の機器に衝突して破損したり、人に衝突して怪我をさせたりするおそれがあった。特に、装置本体が嵩高くて重心位置が上方にある複写機等では、キャスターをロックしていても、装置本体が転倒するおそれがあった。
そこで、地震発生時における事務機器の転倒や移動を防止する方法が種々提案されており、例えば特許文献1には、装置本体の底面と設置用プレートとを弾性部材で連結して地震発生時における装置の移動を規制する方法が開示されている。また、特許文献2には、装置本体と装置の載置面のそれぞれに係止部材を設け、係止部材の間を免振用の弾性部材で連結した画像形成装置の免振装置が開示されている。
さらに特許文献3には、上端が事務機本体と回動自在に結合される支持脚と、支持脚の保持構造部に保持され、下端に弾性体を用いた保持部を備えた延伸支持脚と、下端が事務機本体を回動自在に結合され、上端が地震振動と自重により水平方向に回動移動して支持脚を展開させる保持脚と、を備え、支持脚が所定角度を超えて事務機器本体の外向きに回動したときに延伸支持脚が自重で下方に延伸するようにした転倒防止装置が開示されている。
特開平10−232527号公報 特開2006−119482号公報 特開2009−8987号公報
特許文献1及び2の構成では、地震等によって過大な衝撃や振動が発生した場合、弾性部材が伸長することで装置本体の転倒を防ぐことができる。しかし、装置本体が弾性部材を介して設置面に固定されるため、装置を移動させる際に弾性部材や設置用プレート、係止部材を設置場所から取り外して新たな設置場所に装着する必要があり、装置の移動作業や設置作業が煩雑となる。
一方、特許文献3の方法では、転倒防止装置が支持脚、延伸支持脚、及び保持脚から成る複雑な構成であるため、コストアップに繋がる。また、転倒防止装置の展開方向と反対方向に衝撃や振動が加えられた場合は必ずしも十分な転倒防止効果を発揮できるとは限らず、装置本体の移動や転倒が発生するおそれがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、地震等による衝撃や振動等の外力を受けたとき、簡易な構成で装置本体の転倒や移動を防止することができる免振機構、及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、摺動ユニットと、ユニット固定部材と、第1付勢部材と、固定解除部材と、を有する免振機構である。摺動ユニットは、装置本体に対し水平方向に摺動可能であり、装置本体に挿入または引き出し可能に装着される。ユニット固定部材は、摺動ユニットに係合する第1の位置と、摺動ユニットとの係合が解除される第2の位置との間を揺動可能であり、第1の位置に配置されることにより摺動ユニットを装置本体の所定位置に固定する。第1付勢部材は、ユニット固定部材を前記第1の位置方向に付勢する。固定解除部材は、装置本体に所定以上の大きさの外力が加えられたとき、第1付勢部材の付勢力に抗してユニット固定部材を第2の位置に配置させて摺動ユニットの摺動を許容する。
本発明の第1の構成によれば、地震等によって装置本体に過大な衝撃や振動が作用した場合、ユニット固定部材による摺動ユニットの固定状態が解除されるため、摺動ユニットが自由に摺動可能となる。この摺動ユニットの摺動によって、装置本体に加わる振動エネルギーが吸収される。また、摺動ユニットが水平方向に飛び出すことで装置本体の重心位置もさらに低くなるため、倒れにくくなる。従って、装置本体の移動や転倒を効果的に抑制することができる。
本発明の免振機構50を備えた画像形成装置100の外観斜視図 図1に示す画像形成装置100の内部構成を示す概略図 画像形成装置100のカセット装着部101付近を図2の右方向から見た側面断面図 画像形成装置100のカセット装着部101に設けられた免振機構50周辺の部分拡大図 給紙カセット10aを挿入または引き出し操作する際のカセット固定部材37の動作を示す部分拡大図 地震等により所定以上の衝撃や振動が加えられた際のカセット固定部材37の動作を示す部分拡大図 画像形成装置100から給紙カセット10aが引き出された状態を示す外観斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の免振機構を備えた画像形成装置100の外観斜視図であり、図2は、図1の画像形成装置100の内部構造を示す概略図である。
画像形成装置100は、いわゆる胴内排出型のデジタル複合機であって、図1に示すように、画像形成装置100本体は、下ハウジング100aと、その上方で右側部に沿って位置し、画像読取部21に連結される連結ハウジング100bとから構成され、下ハウジング100aには、用紙18を収納して給紙する給紙カセット10a〜10dや、帯電、露光、現像及び転写の各工程によりトナー像(モノクロ画像)を形成する画像形成部Pや、用紙上のトナー像を定着するための定着部9等(いずれも図2参照)が設けられ、他方、連結ハウジング100bには、定着後の用紙18を搬送して排出するための排出ローラー対14を含む用紙排出装置が設けられている。
画像読取部21の直下における連結ハウジング100bの左側方には、左側面及び正面に向けて大きく開放された胴内排出空間25が形成されており、この胴内排出空間25の下方には、連結ハウジング100bの右側面から水平方向に排出される用紙18を受け取って積載するための排出トレイ15が設けられている。連結ハウジング100bの側面には胴内排出空間25に連通するように用紙排出口(図示せず)が設けられており、排出トレイ15上に用紙を排出する。
画像読取部21の上面には、透明なガラス板からなる原稿載置台(図示せず)や、正面側に表出した操作パネル22が配設されている。また、画像読取部21の上面には、原稿載置台に載置された原稿を押さえるプラテン(図示せず)が開閉自在に支持されている。
次に、図2を用いて画像形成装置100の内部構成について説明する。画像形成部Pには、感光体ドラム1の回転方向(図2の反時計回り方向)に沿って、帯電部2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラー7、クリーニング装置8、及び除電装置(図示せず)が配設されている。画像形成部Pでは、感光体ドラム1を図2において反時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
感光体ドラム1は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部2により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する露光ユニット3からのレーザービームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定されるものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a−Si)や、帯電時のオゾンの発生が少なく高解像度の画像が得られる有機感光層(OPC)等が好ましい。
帯電部2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させるものである。例えば帯電部2として、細いワイヤー等を電極として高電圧を印加することにより放電するコロナ放電装置が用いられる。なお、コロナ放電装置に代えて、帯電ローラーに代表される帯電部材を感光体表面に接触させた状態で電圧を印加する接触式の帯電装置を用いても良い。露光ユニット3は、画像読取部21において読み取られた原稿画像データに基づいて光ビーム(例えばレーザービーム)を感光体ドラム1に照射し、感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体ドラム1の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成させるものである。この現像装置4へのトナーの供給はトナーコンテナ5から中間ホッパー6を介して行われる。なお、ここでは磁性を有するトナー成分のみから構成される一成分現像剤(以下、単にトナーともいう)が現像装置4に収容されている。
転写ローラー7は、感光体ドラム1表面に形成されたトナー像を乱さずに用紙搬送路11を搬送されてくる用紙に転写する。クリーニング装置8は、感光体ドラム1の長手方向に線接触するクリーニングローラーやクリーニングブレード等を備えており、トナー像が用紙に転写された後に、感光体ドラム1の表面に残った残留トナーを除去する。
画像読取部21は、複写時に原稿を照明するスキャナーランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCDセンサー等(いずれも図示せず)から構成されており、原稿画像を読み取って画像データに変換する。
コピー動作を行う場合、画像読取部21において原稿の画像データを読み取り画像信号に変換する。一方、画像形成部Pにおいて、帯電部2により図中の反時計回り方向に回転する感光体ドラム1が一様に帯電され、画像読取部21で読み取られた原稿画像データに基づいて露光ユニット3が感光体ドラム1上にレーザービーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム1表面に形成する。その後、現像装置4が静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。
上記のようにトナー像が形成された画像形成部Pに向けて、給紙カセット10a〜10dから用紙18が用紙搬送路11及びレジストローラー対13を経由して所定のタイミングで搬送され、画像形成部Pにおいて転写ローラー7により感光体ドラム1表面のトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙18は感光体ドラム1から分離され、定着部9に搬送されて加熱及び加圧されることで用紙18にトナー像が定着される。
定着部9を通過した用紙18は、複数方向に分岐した分岐部16によって搬送方向が振り分けられる。用紙18の片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラー対14によって排出トレイ15に排出される。
一方、用紙18の両面に画像を形成する場合は、定着部9を通過した用紙18は一旦排出ローラー対14方向に搬送され、用紙18の後端が分岐部16を通過した後に排出ローラー対14を逆回転させるとともに分岐部16の搬送方向を切り換えることで、用紙18の後端から反転搬送路17に振り分けられ、画像面を反転させた状態でレジストローラー対13に再搬送される。そして、感光体ドラム1上に形成された次の画像が転写ローラー7により用紙18の画像が形成されていない面に転写され、定着部9に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ15に排出される。
図3は、給紙カセット10aが装着される画像形成装置100のカセット装着部101付近を図2の右方向から見た側面断面図であり、図4は、カセット装着部101に設けられた免振機構50の部分拡大図である。給紙カセット10aの挿入または引き出し方向(矢印XX′方向)に対し平行な壁部の外側にはスライダー部材30a、30b(図7参照)が付設されている。画像形成装置100本体側(下ハウジング100a側)にはスライダー部材30a、30bを摺動可能に支持するガイドレール31a、31b(図7参照)が設けられている。スライダー部材30a、30bをガイドレール31a、31bに沿って摺動させることで、給紙カセット10aは、下ハウジング100aのカセット装着部101に対し画像形成装置100の前面側(図3の左方向)から挿入及び引き出し可能となっている。
給紙カセット10aの挿入方向に対し上流側の壁部26aにはカセットカバー32が装着されている。カセットカバー32は、その表面側(図3の左側)が外部に露出して下ハウジング100aの外装面の一部を構成する。また、カセットカバー32の中央部には、給紙カセット10aを着脱する際の把持部33が設けられている。
給紙カセット10aの挿入方向に対しカセット装着部101の下流端(図3の右端部)には、給紙カセット10aの係止部35に係合する位置(以下、第1の位置という)と、係止部35との係合が解除される位置(以下、第2の位置という)との間を揺動可能なカセット固定部材37と、カセット固定部材37を第1の位置方向(図4の反時計回り方向)に付勢するねじりバネ39と、カセット固定部材37に連結された重り部材40と、重り部材40を支持する重り支持部材41とが配置されている。カセット固定部材37、ねじりバネ39、重り部材40、及び重り支持部材41は、本発明の免振機構50を構成する。
また、カセット装着部101の内壁101aには、給紙カセット10aを引き出し方向(図3の左方向)に付勢するコイルバネ51が設けられている。
図4に示すように、通常の状態では、重り部材40は重り支持部材41の台座41aに配置されている。そのため、カセット固定部材37には重り部材40からの荷重は作用しておらず、ねじりバネ39の付勢力のみが作用している。これにより、カセット固定部材37は第1の位置に配置され、カセット固定部材37のフック部37aが給紙カセット10aの係止部35に係合している。フック部37aには係止部35との摺動を円滑にするためのコロが付設されている。このとき、コイルバネ51は給紙カセット10aの挿入方向下流側の壁部26bとカセット装着部101の内壁101aとの間で圧縮されている。
カセット装着部101から給紙カセット10aを引き出す場合は、給紙カセット10aの把持部33を把持して引き出し方向(図3の矢印X′方向)に力を加える。その結果、図5に示すように、ねじりバネ39の付勢力に抗してカセット固定部材37が第2の位置方向(図5の時計回り方向)に回動し、フック部37aが山形状の係止部35を乗り越えることで係止部35とフック部37aとの係合が解除される。この状態で給紙カセット10aを矢印X′方向に引き出し、用紙18を補給する。また、係止部35とフック部37aとの係合が解除される際、圧縮されていたコイルバネ51(図4参照)が伸長するため、給紙カセット10aが引き出し方向に付勢される。従って、給紙カセット10aを軽い力で引き出すことができる。
用紙18を補給した後、給紙カセット10aをカセット装着部101の所定位置まで挿入し、給紙カセット10aの把持部33を把持して挿入方向(図3の矢印X方向)に力を加える。その結果、ねじりバネ39の付勢力に抗してカセット固定部材37が第2の位置方向(図5の時計回り方向)に回動し、コイルバネ51(図4参照)を圧縮しながらフック部37aが山形状の係止部35を乗り越えることで係止部35とフック部37aとが係合する。これにより、給紙カセット10aがカセット装着部101内に保持される。
次に、地震発生時における免振機構50の動作について説明する。地震等により画像形成装置100に所定以上の衝撃や振動が加わると、図6に示すように、重り部材40が重り支持部材41の台座41aから脱落し、カセット固定部材37に重り部材40の荷重が作用する。ここで、重り部材40の重量は、重り部材40からの荷重がねじりバネ39の付勢力よりも大きくなるように設定されている。
その結果、カセット固定部材37は重り部材40からの荷重によって第2の位置方向(図4の時計回り方向)に回動し、係止部35とフック部37aとの係合が解除される。そして、図7に示すように、給紙カセット10aはコイルバネ51(図4参照)の付勢力によってカセット装着部101から飛び出し、地震による画像形成装置100の振動に応じて挿入及び引き出し方向(矢印XX′方向)に往復移動する。
この給紙カセット10aの往復動作によって、画像形成装置100に加わる振動エネルギーが吸収される。また、給紙カセット10aは画像形成装置100の重心位置よりも下方に配置されており、下ハウジング100aから給紙カセット10aが水平方向に飛び出すことで画像形成装置100の重心位置もさらに低くなるため、倒れにくくなる。従って、画像形成装置100の移動や転倒を効果的に抑制することができる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では給紙カセット10aをカセット装着部10から飛び出す方向に付勢するコイルバネ51を設けたが、コイルバネ51を設ける代わりに画像形成装置100本体側のガイドレール31a、31bを給紙カセット10aの引き出し方向に向かって下り勾配としても良い。この構成によれば、係止部35とフック部37aとの係合が解除された後、給紙カセット10aがイドレール31a、31bの勾配に沿ってカセット装着部101から円滑に飛び出すようにすることができる。
或いは、コイルバネ51を設けるとともに、ガイドレール31a、31bを給紙カセット10aの引き出し方向に向かって下り勾配としておけば、給紙カセット10aがカセット装着部101からより円滑に飛び出し可能となる。
また、本発明の免振機構50は、図1に示したような画像形成装置100に限らず、冷蔵庫等の家電製品、キャビネット等の事務機器、箪笥等の家具の免振機構としても適用可能である。例えば冷蔵庫の場合、本体下部に装着される引き出し式の野菜収納室や冷凍室を摺動ユニットとして利用することができる。また、キャビネットや箪笥の場合、引き出しを摺動ユニットとして利用することができる。
本発明は、画像形成装置等の事務機器や家具等を地震等における過大な衝撃や振動等の外力に対して保護するための免振機構に利用可能である。本発明の利用により、装置本体を設置面に固定することなく、簡易な構成で装置本体の転倒や移動を抑制することができる免振機構となる。
10a〜10d 給紙カセット(摺動ユニット)
30a、30b スライダー部材
31a、31b ガイドレール
35 係止部
37 カセット固定部材
37a フック部
39 ねじりバネ(第1付勢部材)
40 重り部材(固定解除部材)
41 重り支持部材(固定解除部材)
41a 台座
50 免振機構
51 コイルバネ(第2付勢部材)
100 画像形成装置(装置本体)
101 カセット装着部

Claims (4)

  1. 装置本体に対し水平方向に摺動可能であり、前記装置本体に挿入または引き出し可能に装着される摺動ユニットと、
    該摺動ユニットに係合する第1の位置と、前記摺動ユニットとの係合が解除される第2の位置との間を揺動可能であり、前記第1の位置に配置されることにより前記摺動ユニットを前記装置本体の所定位置に固定するユニット固定部材と、
    該ユニット固定部材を前記第1の位置方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記装置本体に所定以上の大きさの外力が加えられたとき、前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記ユニット固定部材を前記第2の位置に配置させて前記摺動ユニットの摺動を許容する固定解除部材と、
    を有し、
    前記固定解除部材は、前記ユニット固定部材に連結され、前記第1付勢部材の付勢力よりも大きい荷重を作用させる重り部材と、該重り部材を前記ユニット固定部材に荷重を作用させない位置で支持する重り支持部材と、を備え、
    前記装置本体に所定以上の大きさの外力が加えられたとき、前記重り部材が前記重り支持部材から脱落して前記ユニット固定部材に前記第2の位置方向の荷重を作用させることにより、前記ユニット固定部材が前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記第2の位置に配置される免振機構。
  2. 前記摺動ユニットを前記装置本体から引き出す方向に付勢する第2付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の免振機構。
  3. 前記摺動ユニットは、前記装置本体の重心位置よりも下方に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の免振機構。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の免振機構を備え、前記摺動ユニットが給紙カセットであることを特徴とする画像形成装置
JP2013136602A 2013-06-28 2013-06-28 免振機構及びそれを備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP5957420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013136602A JP5957420B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 免振機構及びそれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013136602A JP5957420B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 免振機構及びそれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015011185A JP2015011185A (ja) 2015-01-19
JP5957420B2 true JP5957420B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=52304390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013136602A Expired - Fee Related JP5957420B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 免振機構及びそれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5957420B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6252533B2 (ja) * 2015-03-27 2017-12-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753595B2 (ja) * 1973-09-07 1982-11-13
JPS56148240U (ja) * 1980-04-04 1981-11-07
JPH08252135A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Nippon Columbia Co Ltd 転倒防止装置及び筐体
JP2806850B2 (ja) * 1995-12-26 1998-09-30 甲府日本電気株式会社 筐体の免振構造
JPH10221911A (ja) * 1997-02-12 1998-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH10246287A (ja) * 1997-03-07 1998-09-14 Fujitsu Ltd 台足構造
JP2000009173A (ja) * 1998-06-22 2000-01-11 Takaharu Miyazaki 免震家屋の風によるゆれ防止装置
JP3576425B2 (ja) * 1999-06-11 2004-10-13 株式会社巴技研 地震を感知して係止を解除する係止装置を設けた免震構造
JP2002240395A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Ricoh Co Ltd 床置き式画像形成装置
JP2007055768A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 画像形成装置
US20060237894A1 (en) * 2005-04-22 2006-10-26 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Image forming system and a method for loading sheet films
CN101851554A (zh) * 2009-04-01 2010-10-06 巧立永 一种桂竹香文竹香精的配制方法
JP2012119493A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nec Corp 電子機器及び該電子機器に用いられる転倒防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015011185A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6175574B2 (ja) シート積載トレイ及びそれを備えた画像形成装置
JP5873848B2 (ja) シート給送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6311638B2 (ja) ヒンジ構造及びこれを備えた画像形成装置
JP5957420B2 (ja) 免振機構及びそれを備えた画像形成装置
JP2012066911A (ja) 画像形成装置
JP4746424B2 (ja) 画像形成装置
US20060257165A1 (en) Structure for installing developing unit and electrophotographic image forming apparatus with the same
JP4399411B2 (ja) ユニット引出機構及び画像記録装置
JP2008107436A (ja) 画像形成装置
US9612562B2 (en) Unit pulling-out mechanism and image recording apparatus
JP5881636B2 (ja) シート給送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6145420B2 (ja) ユニット引き込み装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5948301B2 (ja) 記録媒体収納装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6222473B2 (ja) 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置
US10486921B2 (en) Sheet accommodating device and image forming apparatus
JP2007102041A (ja) 画像形成装置
JP6043711B2 (ja) ユニット引き込み装置及びそれを備えた画像形成装置
JPH07215511A (ja) シート積載装置及びシート給送装置及び画像形成装置
US10054891B2 (en) Paper feed device and image forming apparatus provided with the same
JP5601717B2 (ja) 画像形成装置
JP2007127982A (ja) ユニット引出機構及び画像記録装置
US20070092321A1 (en) Unit drawing mechanism and image recording apparatus
JPH05294473A (ja) 画像形成装置
JP2021083804A (ja) キャビネットおよび画像形成システム
JP6016025B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160509

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5957420

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees