JP5955451B2 - 埋込磁石型回転子、埋込磁石型回転電機、及び埋込磁石型回転子の製造方法 - Google Patents

埋込磁石型回転子、埋込磁石型回転電機、及び埋込磁石型回転子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の永久磁石と回転子コアとを放射状に配列している埋込磁石型回転子、埋込磁石型回転電機、及び埋込磁石型回転子の製造方法に関するものである。
従来の埋込磁石型回転子として、放射状に配列された複数の永久磁石と、これら永久磁石の間に設けられた断面が扇形の回転子コアと、回転子コアの軸方向の両端面に設置した円板状の端面板と、両側の端面板と回転子コアとを通して、両側の端面板で回転子コアと永久磁石とを固定する固定ロッドと、両側の端面板に固定されたシャフトとを備えたものがある。
この埋込磁石型回転子は、回転子コアの内周面からシャフトに通る磁束が増加するのを防止する目的で、回転子コアとシャフトとは接触しておらず、回転子コアとシャフトの間に十分な空間が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の埋込磁石型回転子として、出力軸と、出力軸に圧入固定されたロータヨークと、ロータヨークの端面から軸方向に延在する収容孔に収容された永久磁石と、ロータヨークの端面の周縁部に、収容孔の開口を覆うようにして設けられた環状のマグネットプレートと、出力軸に圧入固定され、マグネットプレートを支持するエンドプレートとを備えたものがある。
そして、エンドプレートは、その外周縁の角部に形成された段差部で、マグネットプレートの内周端部を押圧しており、マグネットプレートとエンドプレートとで端面板を形成している(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−23542号公報(第2−3頁、第2―3図) 特開2010−4630号公報(第6頁、第2―3図)
特許文献1に記載の埋込磁石型回転子は、回転子コアと永久磁石と端面板との一体物が、端面板の中央に設けられた孔に挿入されたシャフトで固定されている。
端面板には、永久磁石の軸方向端面における異極間の磁束の短絡を防ぐため、一般に非磁性のステンレスが用いられる。端面板に用いられるステンレスとシャフトに用いられる鉄とでは、線膨張係数が異なり、ステンレスは鉄の1.4倍程度ある。
そのため、端面板をシャフトに圧入のみで固定すると、モータの駆動中に回転子が高温となった場合、端面板がシャフトよりも大きく膨張し、端面板とシャフトとの間にクリアランスを生じ、端面板のシャフトへの固定が緩み、モータの信頼性が低下する。
従って、特許文献1に記載の埋込磁石型回転子において、端面板に非磁性ステンレスを用いた場合、シャフトと端面板との固定には、締め代を十分に確保できる焼きばめが不可欠であり、組立作業時に、回転子コアと永久磁石と端面板との一体物を、高温に昇温する必要がある。
それゆえ、特許文献1に記載の埋込磁石型回転子は、製造時に、永久磁石に作用する熱応力により磁石割れが発生し、製造歩留まりが低下するとの問題があった。また、製造時に回転子コアと永久磁石と端面板との一体物の昇温と冷却とに時間を要し、生産効率が低下するとの問題があった。
特許文献2にある埋込磁石型回転子は、端面板を形成するマグネットプレートは非磁性材料であるが、エンドプレートは出力軸と同じ線膨張係数を有する例えば鉄材である。
従って、このマグネットプレートとエンドプレートとでなる端面板を、放射状に配列された複数の永久磁石と複数の扇形の回転子コアとを備えた埋込磁石型回転子に用いると、磁性材料である鉄材のエンドプレートにより、永久磁石の軸方向端面において、異極間の磁束の短絡が発生するとの問題があった。
また、特許文献2にある埋込磁石型回転子において、ロータヨークと出力軸との間に十分な空間を設けると、駆動トルクは、ロータヨークから端面板を介して出力軸へ伝達される。そして、ロータヨークから端面板への駆動トルクの伝達は、ロータヨークと、端面板を形成するマグネットプレート及びエンドプレートとの接触部の摩擦による。
そこで、ロータヨークと端面板との間ですべりが発生するのを防止するために、両端面板によるロータヨークと磁石との挟持力を大きくする必要があり、エンドプレートの肉抜き孔をなくすとともに、マグネットプレートとエンドプレートとの厚さを厚くすることが不可欠である。
すなわち、端面板の重量が増え、回転子の重量が増加するので、回転電機において必要な駆動トルクを得るのに、磁石量や固定子コイルの巻線量を増やす必要があり、回転電機が大型化するとの問題があった。
それとともに、ロータヨークと出力軸との間に十分な空間を設け、ロータヨークにエンドプレートを押し当てた埋込磁石型回転子においては、エンドプレートがシャフトを支点として撓み変形した状態となるため、エンドプレートとロータヨークの接触面がロータヨークの内周側に偏ってしまう。その結果、ロータヨークに伝わる挟持力は埋込磁石型回転子の軸方向中央部を径方向外側に押し出すように変形させる力として作用して、永久磁石の遠心力に対する強度が低下するとの問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、駆動時の不具合と、永久磁石の軸方向端面における異極間の磁束の短絡とが防止でき、高信頼性であるとともに、小型化が可能であり、且つ、製造時の磁石割れが防止でき、製造歩留まりが高く、製造時間を短縮でき生産効率の高い、埋込磁石型回転子と、その製造方法と、この埋込磁石型回転電機を得ることである。
この発明に係る埋込磁石型回転子は、放射状に配列された複数の永久磁石と、上記永久磁石の間に設けられた複数の回転子コアと、上記永久磁石と上記回転子コアとを環状に配置して成る磁石及びコアの環状体の、軸方向の両端面に設置された端面板と、上記両端面の端面板と上記回転子コアとを固定する通しロッドと、上記端面板を固定するシャフトと、を備えている埋込磁石型回転子であって、
上記回転子コアは、磁性板材を軸方向に積層したブロックであり、
上記端面板は、非磁性の環状円板と上記環状円板の内周に接して設けられた上記環状円板より線膨張係数が小さいリング部材とを、焼きばめで一体化して形成されており、
上記環状円板は、その内周径を上記磁石及びコアの環状体の内周径より小さくしており、
上記シャフトは、上記リング部材と線膨張係数が同じであって、上記端面板の中心孔になっている上記リング部材の内周側の中空部に圧入されており、
上記通しロッド端部の通しロッド突出部の長さは、上記環状円板の厚さより大きく、上記通しロッド突出部は、上記環状円板の軸方向の外表面から突出しており、
上記磁石及びコアの環状体の内周側と上記シャフトとの間に、空間が形成され
上記環状円板の内周面に、径方向の外側に窪み、かつ軸方向に延在する回り止め溝が形成され、上記リング部材の外周面に、径方向の外側に突出し、かつ軸方向に延在する回り止め突出部が形成され、上記回り止め溝と上記回り止め突出部とが嵌合しているものである。
この発明に係る埋込磁石型回転電機は、固定子と、上記固定子の内周部と所定の空隙を設けて回転自在に配設されている回転子とを備え、
上記回転子が、放射状に配列された複数の永久磁石と、上記永久磁石の間に設けられた複数の回転子コアと、上記永久磁石と上記回転子コアとを環状に配置して成る磁石及びコアの環状体の、軸方向の両端面に設置された端面板と、上記両端面の端面板と上記回転子コアとを固定する通しロッドと、上記端面板を固定するシャフトと、を備え、
上記回転子コアは、磁性板材を軸方向に積層したブロックであり、
上記端面板は、非磁性の環状円板と上記環状円板の内周に接して設けられた上記環状円板より線膨張係数が小さいリング部材とを、焼きばめで一体化して形成されており、
上記環状円板は、その内周径を上記磁石及びコアの環状体の内周径より小さくしており、
上記シャフトは、上記リング部材と線膨張係数が同じであって、上記端面板の中心孔になっている上記リング部材の内周側の中空部に圧入されており、
上記通しロッド端部の通しロッド突出部の長さは、上記環状円板の厚さより大きく、上記通しロッド突出部は、上記環状円板の軸方向の外表面から突出しており、
上記磁石及びコアの環状体の内周側と上記シャフトとの間に、空間が形成され
上記環状円板の内周面に、径方向の外側に窪み、かつ軸方向に延在する回り止め溝が形成され、上記リング部材の外周面に、径方向の外側に突出し、かつ軸方向に延在する回り止め突出部が形成され、上記回り止め溝と上記回り止め突出部とが嵌合しているものである。
この発明に係る埋込磁石型回転子の製造方法は、非磁性の環状円板の内周部に、上記環状円板より線膨張係数が小さいリング部材を配置して、上記環状円板の内周面に形成されるとともに径方向の外側に窪み、かつ軸方向に延在する回り止め溝と、上記リング部材の外周面に形成されるとともに径方向の外側に突出し、かつ軸方向に延在する回り止め突出部とを嵌合させ、更に上記環状円板と上記リング部材とを焼きばめで一体化して、端面板を形成する第1の工程と、
磁性板材を積層したブロックに通しロッドを通して形成している複数の回転子コアと、複数の永久磁石とを、周方向で交互に配置して環状に形成して得た磁石及びコアの環状体における軸方向の両端面に、上記第1の工程で形成した上記端面板を、上記通しロッドを介して固定するとともに上記通しロッド端部の通しロッド突出部の長さは、上記環状円板の厚さより大きく、上記通しロッド突出部は、上記環状円板の軸方向の外表面から突出させることにより回転子組立体を形成する第2の工程と、
上記第2の工程で形成した上記回転子組立体の両端面にある上記端面板の中心孔に、上記リング部材と線膨張係数が同じシャフトを圧入し、上記回転子組立体を上記シャフトに固定する第3の工程とを備えたものである。
この発明は、上記のように構成されているため、回転電機の駆動中におけるシャフトに固定されている端面板の緩みと、永久磁石の軸方向端面における異極間の磁束の短絡と、製造時の磁石割れとを防止できるとともに、製造時間の短縮と重量増加の抑制とが図れ、信頼性と生産性を向上できるとともに、小型化が可能である。
更に環状円板の内周面にある回り止め溝とリング部材の外周面にある回り止め突出部とが嵌合しているので、たとえ、環状円板とリング部材との焼きばめによる固着力より大きなトルクが、外部から回転子へ突発的に作用しても、環状円板とリング部材との間にすべりが生じることがないので、回転子の信頼性をさらに向上できる。
本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の側面断面図である。 本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の製造工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の製造における第3の工程を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の端面板に用いられる環状円板の外周径の大きさを説明する正面図である。 本発明の実施の形態2に係る埋込磁石型回転子に用いられる端面板の斜視図(a)と、この斜視模式図におけるA−A断面の図(b)とである。 本発明の実施の形態3に係る埋込磁石型回転子に用いられる端面板の正面図である。 本発明の実施の形態4に係る埋込磁石型回転電機を示す部分側面断面図である。 本発明の実施の形態5に係る埋込磁石型回転電機を示す側面断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の分解斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の側面断面図である。
本発明において、埋込磁石型回転子の軸方向は略して軸方向と記し、埋込磁石型回転子の径方向は略して径方向と記し、埋込磁石型回転子の周方向は略して周方向と記す。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の埋込磁石型回転子(以下、回転子と記す)102は、放射状に配列された複数の永久磁石110と、各永久磁石110の間に設けられた複数の回転子コア111と、永久磁石110と回転子コア111とを交互にして環状に配置した環状体(以下、磁石及びコアの環状体と記す)における軸方向の両端面に設置された円板状の端面板114と、両端面の端面板114と回転子コア111とを固定している通しロッド115と、端面板114を固定するシャフト109とを備えている。
回転子コア111は、扇形の電磁鋼板を軸方向に積層してカシメにより一体に固定されている扇形のブロックであり、磁極毎に分割されている。なお、積層する板材は、電磁鋼板に限らず、磁性を有する板材であればよい。
端面板114は、非磁性の環状円板112と、環状円板112の内周に接して設けられたリング部材113とを、焼きばめで一体化して形成されている。
そして、端面板114は、環状円板112の軸方向の面とリング部材113の軸方向の面とが、同一面となっている。
また、回転子コア111の外周部には周方向に延びる爪が形成されており、その爪により隣接する永久磁石110の径方向位置を定め、永久磁石110が径方向外側に離脱しないようにしている。
ここで、シャフト109としては、回転時のトルク荷重に耐えうる剛性を有する材料、例えば鉄、炭素鋼を用いることができる。また、リング部材113として、シャフト109と線膨張係数が同じ材料を用いる。ここで、線膨張係数が同じとは、実質的に同じことを意味し、シャフト109として例えば鉄、炭素鋼(線膨張係数:11.1〜11.7(×10−6/℃))を用いた場合、リング部材113として同じく線膨張係数が11.1〜11.7(×10−6/℃)の範囲の鉄、炭素鋼を用いることを意味する。また、非磁性の環状円板112として、リング部材113より線膨張係数が大きい材料を用いる。リング部材113として鉄、炭素鋼を用いた場合、環状円板112として鉄、炭素鋼より線膨張係数が大きい例えばSUS304のステンレス鋼を用いることができる。なお、環状円板112として、上記材料に限らず、リング部材113より線膨張係数が大きくてかつ非磁性であり、磁石及びコアの環状体を支持できる剛性を有する材料であれば良い。
環状円板112には、各通しロッド115の、磁石及びコアの環状体における軸方向の面から突出した部分(通しロッド突出部と記す)115aを挿入させる孔(通しロッド挿入孔と記す)112aが設けられている。
また、環状円板112の外周径が、磁石及びコアの環状体の外周径とほぼ同じであり、環状円板112の内周径が、磁石及びコアの環状体の内周径より小さくなっており、永久磁石110の軸方向の端面は、非磁性の環状円板112と対向している。
リング部材113の内周側の中空部が、端面板114の中心孔118になっており、シャフト109が圧入される。
通しロッド115は、回転子コア111に軸方向に渡って圧入されており、通しロッド115の両端部は、回転子コア111の軸方向の面から突出して、端面板114の通しロッド挿入孔112aに固定されている。
そして、通しロッド115の回転子コア111における設置位置は、通しロッド115が回転子コア111から端面板114への駆動トルクの伝達に用いられるので、回転子コア111の径方向の幅の中点より、外側が好ましい。
通しロッド115における通しロッド突出部115aの長さは、環状円板112の厚さより大きく、通しロッド突出部115aは、環状円板112の軸方向の外表面から突出している。
環状円板112の内周径が、磁石及びコアの環状体の内周径より小さくなっているので、磁石及びコアの環状体の内周側と、シャフト109との間には空間が形成されている。
次に、本実施の形態の埋込磁石型回転子102の製造方法を説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の製造工程を示すフローチャートである。
図4は、本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の製造における第3の工程を説明する斜視図である。
図3に示すように、本実施の形態の回転子の製造方法における第1の工程は、環状円板112とリング部材113を焼きばめにより一体化して、端面板114を形成する焼きばめ工程である。この焼きばめ工程は、駆動中に回転子102が高温となった場合でも、リング部材113との間に十分な締め代を確保できる温度に、環状円板112を昇温すると共に、この環状円板112の内周部にリング部材113を配置して、環状円板112とリング部材113とを焼きばめで一体化して、端面板114を形成する工程である。
第2の工程は、図4に示す回転子組立体116を形成する組立工程である。この組立工程は、まず、通しロッド115を圧入して固定している複数の回転子コア111と、複数の永久磁石110とを、周方向で交互に配置して、磁石及びコアの環状体を前もって形成する。そして、この磁石及びコアの環状体における軸方向の両端面に、第1の工程で形成した端面板114を配置し、通しロッド挿入孔112aに通しロッド突出部115aを挿入させることにより、回転子組立体116を形成する。
第3の工程は、図4に示すように、第2の工程で形成した回転子組立体116における軸方向の両端部にある端面板114の中心孔118に、シャフト109を圧入し、回転子組立体116をシャフト109に固定する圧入工程である。
すなわち、本実施の形態の回転子102は、第1から第3の工程を順番に行うことにより製造される。
本実施の形態の回転子102は、駆動トルクが、回転子コア111から端面板114に伝わった後、端面板114からシャフト109へと伝達される構成である。すなわち、回転子コア111から端面板114への駆動トルクの伝達が、通しロッド115で行われるので、磁石及びコアの環状体を挟持する端面板の厚さを厚くする必要がなく、回転子の重量が増加することを防止でき、回転電機が大型化することを抑制する。
また、端面板114が、径方向外側に位置する非磁性の環状円板112と径方向内側のリング部材113とで形成されており、環状円板112の外周径が、磁石とコアとの環状体の外周径とほぼ同じであり、環状円板112の内周径が、磁石とコアとの環状体の内周径より小さくなっている。従って、永久磁石110の軸方向の端面は、非磁性の環状円板112のみと対向しているので、永久磁石の軸方向端面における異極間の磁束の短絡が防止でき、信頼性が優れている。
また、駆動中に回転子102が高温となった場合でも、リング部材113との間に十分な締め代を確保できる温度に昇温した、非磁性の環状円板112の内周部に、リング部材113を配置して、環状円板112とリング部材113とを焼きばめで一体化して、端面板114が形成されている。そして、リング部材113にある中心孔118に、シャフト109を圧入し、回転子組立体116をシャフト109に固定している。
それゆえ、回転電機の駆動中に高温になっても、環状円板112とリング部材113との間及びリング部材113とシャフト109との間に緩みの発生がなく、信頼性の高い回転電機を実現できる。
さらに、回転子組立体116は、回転子コア111と端面板114とを複数の通しロッド115で軸方向に一体化した曲げ剛性の高い構造であるため、シャフト109に回転子組立体116を圧入したとしても端面板114に撓みが生じない。そして、回転子コア111においては、その軸方向中央部を径方向外側に押し出すように変形させる力が生じることもなく永久磁石110の遠心力に対する強度が向上する。
また、回転子組立体116をシャフト109に固定するのに、回転子組立体116を昇温する必要がなく、回転子製造時に、永久磁石110が割れるのを防止でき、製造歩留まりが向上する。熱容量が大きい回転子組立体116を、昇温する時間と冷却する時間とが不要であり、生産効率の低下が防止できる。
ちなみに、本実施の形態の環状円板112は熱容量が小さいので、その昇温時間と冷却時間とは短く、生産効率は低下しない。
本実施の形態では、回転子コア111として扇形の磁性板材を積層した扇形のブロック形状、永久磁石110として直方体形状の場合を示したが、回転子コアとして直方体形状、永久磁石として扇形のブロック形状のものを使用した場合であっても良い。
図5は、本発明の実施の形態1に係る埋込磁石型回転子の端面板に用いられる環状円板の外周径の大きさを説明する正面模式図である。
図1から図4の説明では、環状円板112の外周径Dcは、磁石及びコアの環状体の外周径D1と同じであるが、その限りではない。すなわち、環状円板112の外周径Dcは、図5の矢印Wで示す、磁石及びコアの環状体の外周径D1から、環状円板の通しロッド挿入孔112aを含む最小径D2までの範囲であれば良い。
なお、本実施の形態では、通しロッド突出部115aの長さは、環状円板112の厚さより大きく、通しロッド突出部115aは、環状円板112の軸方向の外表面から突出しているが、環状円板112の厚さと同じであっても良い。この場合は、回転子組立体の軸方向の長さを短くでき、回転電機をより小型化できる。
また、通しロッド突出部115aにおける、環状円板112の軸方向の外表面から突出している部分にネジを形成し、このネジにナットを螺合しても良い。この場合、磁石及びコアの環状体への端面板114の固定が、さらに確実になる。それとともに、通しロッド115は回転子コア111に挿入していれば良く、圧入する必要がなくなる。
実施の形態2.
図6(a)は本発明の実施の形態2に係る埋込磁石型回転子に用いられる端面板の斜視図であり、図6(b)は図6(a)の斜視図におけるA−A断面図である。
本実施の形態の埋込磁石型回転子(回転子と記す)は、図6に示すように、端面板214を形成する環状円板212が、その内周部に軸方向に突出する段付き部216を備えている。そして、図示しないが、段付き部216の外周面を回転子コア111の内周部に接触させている。また、段付き部216を含む環状円板212の内周部には、リング部材213が実施の形態1と同様の方法で焼きばめにより固定されている。その他の構成は、実施の形態1の回転子102と同様である。
本実施の形態の回転子は、実施の形態1の回転子102と同様な効果を奏するとともに、回転子の組立時における磁石及びコアの環状体の位置決めが容易になり、回転子の製造が簡単になる。
また、環状円板212とリング部材213との接触面積が増大しているので、環状円板212がリング部材213に固定される力が増加する。さらに、リング部材213のシャフト109との接触面積が増大しているので、リング部材213がシャフト109に固定される力が増加し、回転子組立体116からシャフト109へ伝達するトルクを大きくできる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る埋込磁石型回転子に用いられる端面板の正面図である。
本実施の形態の埋込磁石型回転子(回転子と記す)は、図7に示すように、端面板314を形成する環状円板312の内周面に、径方向外側に窪みかつ軸方向に延在する回り止め溝312aが形成されている。また、端面板314を形成するリング部材313の外周面に、径方向外側に突出しかつ軸方向に延在する回り止め突出部313aが形成されている。そして、環状円板312の回り止め溝312aとリング部材313の回り止め突出部313aとが嵌合している。なお、その他の構成は、実施の形態1の回転子102と同様である。
本実施の形態の回転子は、実施の形態1の回転子102と同様な効果を奏するとともに、環状円板312の内周面にある回り止め溝312aとリング部材313の外周面にある回り止め突出部313aとが嵌合しているので、たとえ、環状円板312とリング部材313との焼きばめによる固着力より大きなトルクが、外部から回転子へ突発的に作用しても、環状円板312とリング部材313との間にすべりが生じることがないので、回転子の信頼性をさらに向上できる。
本実施の形態では、環状円板の回り止め溝312aは軸方向の断面形状が凹状であり、リング部材の回り止め突出部313aは軸方向の断面形状が凸状であるが、お互いに嵌合できれば、環状円板の回り止め溝の断面形状とリング部材の回り止め突出部の断面形状とは、これに限定されない。
本実施の形態の、環状円板に回り止め溝を設け、リング部材に回り止め突出部を設け、回り止め溝と回り止め突出部とが嵌合している構造は、実施の形態1に限らず、実施の形態2の回転子にも適用でき、同様な効果を奏する。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係る埋込磁石型回転子の部分側面断面図である。
本実施の形態の埋込磁石型回転子(回転子と記す)は、端面板414を形成する環状円板412が、その内周縁部において、回転子の軸方向外側に位置し、径方向内側に突出する段付き部412aを備えている。それ以外の構成は、実施の形態1の回転子102と同様である。
本実施の形態では、リング部材413を、環状円板412の外側縁部に設けた段付き部412aの反対の方向から、環状円板412の内周部に挿入し、リング部材413が当て止まる位置で焼きばめして一体化することにより端面板414を形成する。それ以外の製作工程は、実施の形態1の回転子102と同様である。
本実施の形態の回転子は、実施の形態1の回転子102と同様な効果を奏するとともに、たとえ、環状円板412とリング部材413との焼きばめによる固着力より大きなトルクや軸方向の力が外部から回転子へ突発的に作用しても、環状円板412に設けられた径方向に突出する段付き部412aにより、リング部材413の回転子の軸方向への位置ずれが抑制され、リング部材413が軸方向に抜け落ちることが回避されるので、さらに回転子の信頼性を向上できる。
本実施の形態の、環状円板の内周縁部に径方向内側に突出する段付き部を設ける構造は、実施の形態1に限らず、実施の形態2又は実施の形態3の回転子にも適用でき、同様な効果を奏する。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5に係る埋込磁石型回転電機を示す側面断面図である。
図9に示すように、本実施の形態の埋込磁石型回転電機(回転電機と記す)100は、固定子101と、固定子101の内周部と所定の空隙を設けて配設されている回転子102と、固定子101の外周面を覆うフレーム104と、フレーム104の一方の端部と結合している負荷側ブラケット107と、フレーム104の他方の端部と結合している反負荷側ブラケット108とを備えている。
固定子101は、フレーム104に固定されている。
図9に示す回転子102は、実施の形態1の回転子102であり、永久磁石110の存在する部分の断面を上側にし、回転子コア111の存在する部分の断面を下側にしている。
また、回転子102は、シャフト109の一方側が、負荷側軸受105を介して負荷側ブラケット107に回転自在に支持されており、シャフト109の他方側が反負荷側軸受106を介して反負荷側ブラケット108に回転自在に支持されている。
反負荷側ブラケット108の軸方向外側には、エンコーダ部103が設置されている。
本実施の形態の回転電機100は、回転子に実施の形態1の回転子が用いられているので、回転電機が大型化するのが抑制される。
また、回転子において永久磁石の軸方向端面における異極間の磁束の短絡が防止できるとともに、駆動中に高温になっても、回転子を形成する、環状円板とリング部材との間及びリング部材とシャフトとの間に緩みの発生がないので、信頼性が優れている。
また、回転子製造時の永久磁石割れが防止でき、回転子製造時間を短縮できるので、生産性が優れている。
本実施の形態の回転電機は、回転子に実施の形態1の回転子を用いているが、実施の形態2、実施の形態3、又は実施の形態4の回転子を用いても良く、同様な効果を奏する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明に係る埋込磁石型回転子は、重量増加を抑制でき、永久磁石の軸方向端面における異極間の磁束の短絡をなくすことができ、環状円板とリング部材との間及びリング部材とシャフトとの間の緩みの発生を防止でき、製造時の永久磁石割れを防止でき、製造時間を短縮できるので、小型化と、高信頼化と、生産性向上とが要求される、埋込磁石型回転電機に用いられる。

Claims (7)

  1. 放射状に配列された複数の永久磁石と、上記永久磁石の間に設けられた複数の回転子コアと、上記永久磁石と上記回転子コアとを環状に配置して成る磁石及びコアの環状体の、軸方向の両端面に設置された端面板と、上記両端面の端面板と上記回転子コアとを固定する通しロッドと、上記端面板を固定するシャフトと、を備えている埋込磁石型回転子であって、
    上記回転子コアは、磁性板材を軸方向に積層したブロックであり、
    上記端面板は、非磁性の環状円板と上記環状円板の内周に接して設けられた上記環状円板より線膨張係数が小さいリング部材とを、焼きばめで一体化して形成されており、
    上記環状円板は、その内周径を上記磁石及びコアの環状体の内周径より小さくしており、
    上記シャフトは、上記リング部材と線膨張係数が同じであって、上記端面板の中心孔になっている上記リング部材の内周側の中空部に圧入されており、
    上記通しロッド端部の通しロッド突出部の長さは、上記環状円板の厚さより大きく、上記通しロッド突出部は、上記環状円板の軸方向の外表面から突出しており、
    上記磁石及びコアの環状体の内周側と上記シャフトとの間に、空間が形成され
    上記環状円板の内周面に、径方向の外側に窪み、かつ軸方向に延在する回り止め溝が形成され、上記リング部材の外周面に、径方向の外側に突出し、かつ軸方向に延在する回り止め突出部が形成され、上記回り止め溝と上記回り止め突出部とが嵌合している埋込磁石型回転子。
  2. 上記環状円板の内周面の外側縁部に径方向に突出する段付き部を備え、上記リング部材を上記環状円板の段付き部とは反対の方向から上記環状円板の内周面に挿入し、当て止まる位置で焼きばめして一体化している請求項1に記載の埋込磁石型回転子。
  3. 上記通しロッドの上記回転子コアにおける設置位置が、上記回転子コアの径方向の幅の中点より外側である請求項1または請求項2に記載の埋込磁石型回転子。
  4. 上記環状円板の外周径が、上記磁石及びコアの環状体の外周径以下であり、上記環状円板の通しロッド挿通孔を含む最小径以上である請求項1または請求項2に記載の埋込磁石型回転子。
  5. 上記環状円板が、その内周縁部に軸方向に突出する段付き部を備え、上記段付き部の外周面を上記回転子コアの内周部に接触させている請求項1または請求項2に記載の埋込磁石型回転子。
  6. 固定子と、上記固定子の内周部と所定の空隙を設けて回転自在に配設されている回転子とを備えた埋込磁石型回転電機であって、
    上記回転子が、放射状に配列された複数の永久磁石と、上記永久磁石の間に設けられた複数の回転子コアと、上記永久磁石と上記回転子コアとを環状に配置して成る磁石及びコアの環状体の、軸方向の両端面に設置された端面板と、上記両端面の端面板と上記回転子コアとを固定する通しロッドと、上記端面板を固定するシャフトと、を備え、
    上記回転子コアは、磁性板材を軸方向に積層したブロックであり、
    上記端面板は、非磁性の環状円板と上記環状円板の内周に接して設けられた上記環状円板より線膨張係数が小さいリング部材とを、焼きばめで一体化して形成されており、
    上記環状円板は、その内周径を上記磁石及びコアの環状体の内周径より小さくしており、
    上記シャフトは、上記リング部材と線膨張係数が同じであって、上記端面板の中心孔になっている上記リング部材の内周側の中空部に圧入されており、
    上記通しロッド端部の通しロッド突出部の長さは、上記環状円板の厚さより大きく、上記通しロッド突出部は、上記環状円板の軸方向の外表面から突出しており、
    上記磁石及びコアの環状体の内周側と上記シャフトとの間に、空間が形成され
    上記環状円板の内周面に、径方向の外側に窪み、かつ軸方向に延在する回り止め溝が形成され、上記リング部材の外周面に、径方向の外側に突出し、かつ軸方向に延在する回り止め突出部が形成され、上記回り止め溝と上記回り止め突出部とが嵌合している埋込磁石型回転電機。
  7. 非磁性の環状円板の内周部に、上記環状円板より線膨張係数が小さいリング部材を配置して、上記環状円板の内周面に形成されるとともに径方向の外側に窪み、かつ軸方向に延在する回り止め溝と、上記リング部材の外周面に形成されるとともに径方向の外側に突出し、かつ軸方向に延在する回り止め突出部とを嵌合させ、更に上記環状円板と上記リング部材とを焼きばめで一体化して、端面板を形成する第1の工程と、
    磁性板材を積層したブロックに通しロッドを通して形成している複数の回転子コアと、複数の永久磁石とを、周方向で交互に配置して環状に形成して得た磁石及びコアの環状体における軸方向の両端面に、上記第1の工程で形成した上記端面板を、上記通しロッドを介して固定するとともに上記通しロッド端部の通しロッド突出部の長さは、上記環状円板の厚さより大きく、上記通しロッド突出部は、上記環状円板の軸方向の外表面から突出させることにより回転子組立体を形成する第2の工程と、
    上記第2の工程で形成した上記回転子組立体の両端面にある上記端面板の中心孔に、上記リング部材と線膨張係数が同じシャフトを圧入し、上記回転子組立体を上記シャフトに固定する第3の工程とを備えた埋込磁石型回転子の製造方法。
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