JP5954337B2 - 紛体供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紛体供給装置に関し、たとえばレーザクラッド加工に用いる粉末金属等の紛体を供給するための紛体供給装置に関するものである。
従来から、たとえばエンジン用シリンダヘッドのバルブシートの耐久性を向上させるとともにその設計自由度を高めるために、バルブシートに対し、例えば粉体(粉末)状の肉盛り材料を供給しながらレーザを照射し、バルブシートとレーザを相対回転させることによって肉盛層(クラッド層)を形成するレーザ加工が知られている。このレーザ加工は、エンジンの燃焼室に必要な機械加工、例えばバルブ孔形成加工等がおこなわれたシリンダヘッドに対し、そのバルブシートとなるべき領域に銅合金等からなる耐摩耗性を有する粉体状の肉盛り材料を供給しつつレーザ照射を実行し、最終的にバルブシートとなるべきリング状の肉盛層、すなわち肉盛ビード部を形成するという技術であり、一般にレーザクラッド加工と称されている。
ところで、レーザクラッド加工を施した製品の品質は、レーザクラッド加工時のノズルに対する肉盛り材料の供給量に依存するため、当該分野においては肉盛り材料(紛体)の供給量を高精度に調整することが要望されている。
このような要請に対し、特許文献1には、粉体の供給量を高精度に制御しつつ連続運転を可能とし、様々な使用環境における使い勝手を向上させた紛体供給装置が開示されている。
特許文献1に開示されている紛体供給装置は、1単位の加工工程における必要供給量以上の容量を有するサブホッパを備える粉体供給手段と、全工程に渡る必要供給量以上の容量を有するメインホッパおよび粉体補給手段を直列に設けてなる前記粉体供給手段への粉体経路と、前記粉体供給手段をその粉体保持量に基づいて作動させ、前記粉体補給手段を前記粉体供給手段の粉体保持量および運転状態に応じて作動させる制御手段とを有するものである。
特開平10−278902号公報
特許文献1に開示されている紛体供給装置によれば、粉体の供給量を高精度に測定しつつ、制御手段により作動制御される粉体補給手段によって粉体供給手段に粉体を補給することで、粉体の供給量を高精度に制御しつつ当該紛体供給装置を連続して運転することができる。
しかしながら、特許文献1に開示されている紛体供給装置においては、サブホッパを備える粉体供給手段への粉体の補給量を制御する粉体補給手段(補給バルブ)がメインホッパに対して略鉛直方向に並んで設けられ、その補給バルブが前記紛体と接触するため、たとえば補給バルブに対する紛体の固着等により当該補給バルブの性能が経年変化して紛体の供給量が変動するといった問題や、当該補給バルブを定期的に交換する必要があるといった問題が生じ得る。
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、たとえば部品交換等を要することなく、サブホッパを備える粉体供給手段へメインホッパから安定して紛体を供給することのできる紛体供給装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明による紛体供給装置は、第1ホッパに貯留された紛体を第2ホッパへ供給する紛体供給装置であって、前記第1ホッパに貯留された紛体を下方へ案内する第1配管と、前記第1配管の下端部で該第1配管と交差して接続され、該第1配管によって案内された紛体を前記第2ホッパに案内する第2配管と、前記第1配管と前記第2配管との交差部で安息角を形成して一時的に堆積された紛体を前記第2ホッパに圧送する圧送部と、を備えているものである。
上記する形態の紛体供給装置によれば、第1ホッパに貯留された紛体を下方へ案内する第1配管とこの第1配管と交差して接続された第2配管との交差部で安息角を形成して堆積された紛体をたとえば窒素ガス等のキャリアガスを用いて第2ホッパに圧送することにより、たとえば第1ホッパから重力により下方に案内された紛体とその紛体を第2ホッパに圧送する圧送部との接触を確実に回避できる。そのため、たとえば圧送部における部品交換等を要することなく、第1ホッパから第2ホッパへ長期に亘り安定して紛体を供給することができる。
ここで、第2配管は水平方向に沿って延設され、前記第1配管は鉛直方向に沿って延設されていることが好ましい。
上記する形態の紛体供給装置によれば、簡単な構成でもって第1ホッパに貯留された紛体を下方へ案内し、かつ、第1配管と第2配管との交差部で紛体を安息角を形成して堆積されることができるため、当該紛体供給装置の装置構成を格段に簡素化することができる。
また、上記する紛体供給装置の他の好ましい形態は、前記第2配管が、前記交差部において下方へ向かって凸となる湾曲部を有しているものである。
上記する形態の紛体供給装置によれば、第1配管と第2配管との交差部で確実に紛体を安息角を形成して堆積させることができるとともに、圧送部により第2ホッパに圧送される紛体の供給量を精緻に制御することができる。
また、上記する紛体供給装置の他の好ましい形態は、前記第2配管が下方に向かって屈曲する屈曲部を有し、該屈曲部に前記第2ホッパが連設されているものである。
上記する形態の紛体供給装置によれば、圧送部により第1配管と第2配管との交差部から圧送された紛体を確実に第2ホッパに導入できるため、第2ホッパに圧送される紛体の供給量を精緻に制御することができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の紛体供給装置によれば、第1配管を介して第1ホッパに貯留された紛体を下方へ案内し、第1配管と第2配管との交差部で安息角を形成して堆積された紛体をキャリアガスを用いて第2ホッパに圧送するという簡単な構成でもって、たとえば部品交換等を要することなく、第1ホッパから第2ホッパへ安定して紛体を供給できるため、たとえばレーザクラッド加工を施した製品の品質や生産性を格段に向上させることができる。
本発明の紛体供給装置の実施の形態1が適用されるレーザクラッド加工装置の主要構成を概略的に示した斜視図である。 本発明の紛体供給装置の実施の形態1の全体構成を示した全体構成図である。 本発明の紛体供給装置の実施の形態2の全体構成を示した全体構成図である。
以下、図面を参照して本発明の紛体供給装置の実施の形態を説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の紛体供給装置の実施の形態1が適用されるレーザクラッド加工装置の主要構成を概略的に示した斜視図である。
図示するレーザクラッド加工装置9は、たとえばシリンダヘッドHのバルブシート部にレーザクラッド加工を行う装置であって、シリンダヘッドHを傾動して保持するシリンダヘッド保持装置1と、加工部位にレーザ光を照射しながら粉末金属(紛体)(例えば銅を主成分とする材料)を吐出するレーザ加工ヘッド2と、レーザ加工ヘッド2を鉛直方向に傾斜して保持して鉛直軸線周りに回転させる回転装置3と、レーザ加工ヘッド2に粉末金属を供給する紛体供給装置4とを備えている。
シリンダヘッド保持装置1は、バルブシート部の中心軸線が鉛直方向となるようにシリンダヘッドHを傾動したり、バルブシート部の中心軸線とレーザ加工ヘッド2の回転軸線とが一致するようにシリンダヘッドHを水平方向へ二次元的に移動させるものである。
レーザ加工ヘッド2は、レーザ光を発生するレーザ発生部5と、レーザ光を集光する集光レンズ等が内蔵された光学系部6と、レーザ光を通過させるとともにそのレーザ光の周囲から粉末金属を吐出する二重管構造の同軸ノズル7と、を有しており、その同軸ノズル7は、供給管8を介して紛体供給装置4に接続されている。このレーザクラッド加工装置9は、加工部位に形成される肉盛層(クラッド層)に応じた量の粉末金属が紛体供給装置4から同軸ノズル7へ供給され、レーザ発生部5によってその粉末金属に応じた出力のレーザ光が生成され、同軸ノズル7を介して加工部位にレーザ光を照射しながら粉末金属(紛体)を吐出することにより、シリンダヘッドHのバルブシート部に所望の肉盛層(クラッド層)を形成することができる。
図2は、図1で示す紛体供給装置4の全体構成(本発明の紛体供給装置の実施の形態1の全体構成)を示した全体構成図である。
図示する粉体供給装置4は、主に、同軸ノズル7へ所定量の粉末金属(紛体)を供給するための紛体供給器10と、紛体供給器10へ紛体を補給するために該紛体を貯留するメインホッパ20と、紛体供給器10とメインホッパ20とを接続する案内配管25と、粉体供給装置4の動作を制御する制御装置30とを有している。
紛体供給器10は、たとえば1単位の加工工程における必要供給量以上の粉体容量を有するサブホッパ11と、サブホッパ11に貯留された粉体を計量するための定量供給器12と、サブホッパ11と定量供給器12とを連結する連通管13と、サブホッパ11から連通管13を通過した紛体を同軸ノズル7へ供給するための粉体供給ノズル14と、ロードセル等の質量測定装置15とを有し、それらがカバー16によって覆われている。なお、「1単位の加工工程における必要供給量」とは、本実施の形態のように当該粉体供給装置をレーザクラッド加工装置に用いる場合、例えば、1台のシリンダヘッドの複数のバルブシート部の全てに粉体を供給することが可能な量であり、製造ラインの構成や被加工物等によって変化する。また、紛体供給器10のカバー16とメインホッパ20とは、カバー16とメインホッパ20との内圧差を低減するためのバイパス管19によって接続されている。
サブホッパ11を支持するブラケット17及び定量供給器12を支持するブラケット18がそれぞれ質量測定装置15によって支持されており、質量測定装置15は、サブホッパ11、定量供給器12、連通管13および粉体の合計の質量を測定し、その測定結果が制御装置30へ送信される。制御装置30は、質量測定装置15から送信された測定結果に基づいて単位時間当たりの質量の変化を算出し、算出された算出結果に基づいて定量供給器12を制御するようになっており、これにより、定量供給器12によって紛体を計量しながら粉体供給ノズル14へ送出することができ、同軸ノズル7に対する粉体の供給量を高精度に調節することができるようになっている。
また、紛体供給器10のサブホッパ(第2ホッパ)11へメインホッパ(第1ホッパ)20から紛体を補給するための案内配管25は、メインホッパ20に貯留された紛体を下方へ案内する第1配管26と、第1配管26の下端部で該第1配管26と交差して接続され、該第1配管26によって案内された紛体を紛体供給器10のサブホッパ11に案内する第2配管27と、第1配管26と第2配管27との交差部28で安息角を形成して一時的に堆積された紛体をキャリアガス(たとえば窒素ガス)を用いてサブホッパ11に圧送するための切替えバルブ(圧送部)29と、から構成されている。
第1配管26は、略鉛直方向に沿って延設されており、メインホッパ20に貯留された紛体は重力を利用して鉛直下方に案内される。また、第2配管27は、略水平方向に沿って延設され、第1配管26と第2配管27とは略直角に交差しており、メインホッパ20から下方へ案内された紛体はその交差部28で安息角を形成して堆積する。また、この第2配管27の前記交差部28よりもサブホッパ11側(下流側)の端部には、下方へ向かって屈曲する屈曲部27aが設けられ、該屈曲部27aの端部がサブホッパ11に連設している。なお、第1配管26と第2配管27との交差部28では、紛体が安息角を形成して堆積するため、前記屈曲部27aは、より詳細には、交差部28で安息角を形成して堆積された紛体の稜線よりも下流側に設けられている。
切替えバルブ29は、交差部28に対して第2配管27のサブホッパ側とは反対側(上流側)に配設されており、その切替えバルブ29には、不要なキャリアガスを逃がすための逃がし管27bが接続されている。なお、切替えバルブ29の更に上流側(交差部28とは反対側)には、キャリアガスの供給源であるボンベ(不図示)等が接続されている。
この切替えバルブ29は、制御装置30によって、質量測定装置15で測定された測定結果や予め記憶されたタイミング(たとえば、1単位の加工工程終了時等の製造工程に基づくタイミング)に基づいて開閉が制御されるようになっており、第1配管26と第2配管27との交差部28側に対して開弁すると、交差部28で安息角を形成して堆積された紛体がキャリアガスによってサブホッパ11へ圧送されるようになっている。
より具体的には、切替えバルブ29は通常は逃がし管27bへ開弁しており、ボンベ(不図示)等から提供されるキャリアガスは逃がし管27bを介して外部へ放出される。一方で、質量測定装置15から送信された測定結果や予め記憶されたタイミング(たとえば、製造工程に基づくタイミング)に基づいて制御装置30が紛体供給器10のサブホッパ11へ紛体を補給する必要があると判断すると、切替えバルブ29に対して開弁時間や開度等を含む開弁に関する制御信号を送信する。切替えバルブ29は、制御装置30から前記制御信号を受信すると、その制御信号に応じた開弁時間や開度等で第1配管26と第2配管27との交差部28側へ開弁するように切替えられ、キャリアガスがその交差部28へ送出される。これにより、第1配管26と第2配管27との交差部28で安息角を形成して一時的に堆積された紛体は、屈曲部27aを介してサブホッパ11へ圧送されることとなる。制御装置30は、質量測定装置15から送信された測定結果や予め記憶されたタイミングに基づいてサブホッパ11に対する紛体の補給が完了したと判断すると、切替えバルブ29に対して閉弁に関する制御信号を送信する。これにより、第1配管26と第2配管27との交差部28で堆積された紛体に対するキャリアガスの送出が停止され、前記交差部28において再び紛体が安息角を形成して堆積されることとなる。このような動作を繰り返すことによって、メインホッパ20に貯留された紛体を定量的且つ連続的に紛体供給器10のサブホッパ11へ補給することができる。
なお、たとえば紛体の種類や湿度、気温、圧力等によって紛体の流動度等が変動する場合には、切替えバルブ29の開度やキャリアガスの圧力等を適宜に制御して交差部28の紛体に送出されるキャリアガスの流量を調整することにより、たとえば予め定められた規定の時間内でサブホッパ11へ所定量の紛体を確実に補給することができる。
このように、本実施の形態1の粉体供給装置4によれば、メインホッパ20から下方に向かって延設された第1配管26を介して、メインホッパ20に貯留された紛体を第1配管26と第2配管27との交差部28まで案内し、その交差部28の上流側に設けられた切替えバルブ29を適宜のタイミングで切替えて、交差部28で安息角を形成して堆積された紛体をキャリアガスを用いてサブホッパ11へ圧送することにより、メインホッパ20からサブホッパ11へ供給される紛体が粉体供給装置4の配管部分のみと接触することとなり、たとえばサブホッパ11へ紛体を送出するための切替えバルブ29と紛体との接触を確実に回避できる。そのため、たとえば切替えバルブ29における部品交換等を要することなく、メインホッパ20からサブホッパ11へ長期に亘り安定して紛体を供給できる。よって、たとえばレーザクラッド加工を施した製品の品質を向上させることができると共に、その製品に対する補修等が不要となって当該製品の生産性を格段に向上させることができる。
[実施の形態2]
図3は、本発明の紛体供給装置の実施の形態2の全体構成を示した全体構成図である。図3で示す実施の形態2の紛体供給装置は、図2で示す実施の形態1の紛体供給装置に対して、主に第1配管と第2配管の交差部の構成が相違しており、その他の構成は実施の形態1の紛体供給装置と同様である。したがって、実施の形態1と同様の構成には同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図3で示す紛体供給装置4Aは、第2配管27Aが、第1配管26Aと第2配管27Aの交差部28Aにおいて下方へ向かって凸となる湾曲部27cAを有している。
上記したように、下方へ向かって凸となる湾曲部27cAが前記交差部28Aに設けられていることによって、第1配管26Aを介してメインホッパ20Aから下方に案内された紛体は、交差部28Aの湾曲部27cAで安息角を形成して堆積され易くなる。また、交差部28Aの上流側に設けられた切替えバルブ29を切替えて交差部28Aの湾曲部27cAで安息角を形成して堆積された紛体をサブホッパ11Aへ圧送し、その後、切替えバルブ29を切替えて紛体に対するキャリアガスの送出を停止した際においても、第2配管27Aの交差部28Aよりも下流側に残存する紛体を交差部28Aの湾曲部27cAに誘導して堆積させることができる。
このように、本実施の形態2の紛体供給装置4Aによれば、第1配管26Aを介してメインホッパ20Aから下方に案内された紛体やサブホッパ11Aへの圧送後に第2配管27Aに残存する紛体を交差部28Aの湾曲部27cAに誘導して堆積させることができる。そのため、当該交差部28Aの湾曲部27cAで紛体を安息角を形成して堆積させ易くなり、サブホッパ11Aへ圧送される紛体の供給量を精緻に制御できる。また、第1配管26Aから第2配管27Aの屈曲部27aAまでの配管長Lを短縮できるため、紛体供給装置4A全体の体格を小型化することができる。
なお、第2配管27Aの水平部分に対する湾曲部27cAの沈み込み量Dは、たとえば第2配管27Aの口径の略半分が好ましいことが本発明者等により確認されている。
なお、上記した実施の形態1、2では、主に、レーザクラッド加工に用いる粉末金属をメインホッパからサブホッパに供給する形態について説明したが、当該紛体は、案内配管内の交差部で安息角を形成して堆積されれば、如何なる紛体を適用してもよい。
また、上記した実施の形態1、2では、メインホッパに接続された第1配管が略鉛直方向に沿って延設されている形態について説明したが、第1配管は、重力を利用してメインホッパから第2配管との交差部まで紛体を案内できれば、鉛直方向に対して傾斜していてもよいし、屈曲部や湾曲部(曲線状の部分)などが設けられていてもよい。また、上記した実施の形態1、2では、サブホッパに接続される第2配管の大部分が略水平方向に沿って延設されている形態について説明したが、第2配管は、第1配管との交差部で紛体を安息角を形成して堆積させることができれば、水平方向に対して傾斜していてもよいし、屈曲部や湾曲部などが設けられていてもよい。さらに、上記した実施の形態1、2では、サブホッパに接続される第2配管の屈曲部が略鉛直方向に沿って延設されている形態について説明したが、その屈曲部は、重力を利用して紛体をサブホッパまで案内できれば、鉛直方向に対して傾斜していてもよいし、屈曲部や湾曲部などが設けられていてもよい。
また、上記した実施の形態1、2では、通常時に逃がし管を介してキャリアガスを外部へ放出する形態について説明したが、装置構成を簡素化するために逃がし管を省略して通常時にはキャリアガスを遮断してもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…シリンダヘッド保持装置、2…レーザ加工ヘッド、3…回転装置、4…紛体供給装置、5…レーザ発生部、6…光学系部、7…同軸ノズル、8…供給管、9…レーザクラッド加工装置、10…紛体供給器、11…サブホッパ(第2ホッパ)、12…定量供給器、13…連通管、14…紛体供給ノズル、15…質量測定装置、16…カバー、20…メインホッパ(第1ホッパ)、25…案内配管、26…第1配管、27…第2配管、27a…屈曲部、28…交差部、29…切替えバルブ(圧送部)、30…制御装置

Claims (5)

  1. 第1ホッパに貯留された紛体を第2ホッパへ供給する紛体供給装置であって、
    前記第1ホッパに貯留された紛体を鉛直下方へ案内する第1配管と、
    前記第1配管の下端部で該第1配管と交差して接続され、該第1配管によって案内された紛体を前記第2ホッパに案内する第2配管と、
    前記第1配管と前記第2配管との交差部で安息角を形成して一時的に堆積された紛体を前記第2ホッパに圧送するキャリアガスの供給を切替える切替えバルブと、を備え
    前記第2配管は下方へ向かって屈曲する屈曲部を有し、該屈曲部に前記第2ホッパが連接されており、
    前記切替えバルブは、前記第2配管における前記交差部よりも上流側に配設されている紛体供給装置。
  2. 前記第2配管は水平方向に沿って延設されている、請求項1に記載の紛体供給装置。
  3. 前記屈曲部は鉛直方向に沿って延設されている、請求項1または2に記載の紛体供給装置。
  4. 前記第2配管は、前記交差部において下方へ向かって凸となる湾曲部を有している、請求項1から3のいずれか一項に記載の紛体供給装置。
  5. 前記切替えバルブの開閉を制御することで前記紛体に対する前記キャリアガスの供給を切替えるようになっている、請求項1から4のいずれか一項に記載の紛体供給装置。
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