JP5952575B2 - チャージポンプ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、チャージポンプ回路に関し、より詳細には、キャパシタを充放電して電圧を昇降圧するチャージポンプ回路に関する。
近年、LSIデバイスに供給される電源電圧VDD・グランドVSSを元にそれをチャージポンプ回路にて負昇圧し、電源電圧VDDの電圧の極性を反転した電圧(負電圧)を基準電圧とすることで、LSIデバイス内部における電源電圧範囲を拡大させることがある。
図1(a),(b)は、従来のチャージポンプ回路を説明するための回路構成図で、従来の負電圧を供給するための回路としては、図1(a),(b)に示すような電圧反転回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。チャージポンプ(Charge pump)とは、コンデンサとスイッチを組み合わせることによって電圧を上昇させるための電子回路である。
上述した特許文献1に記載されている単一構成のチャージポンプ回路は、入力電圧+Vrefの電圧の極性を反転した電圧を出力するチャージポンプ回路である。図1(a),(b)に示したチャージポンプ回路は、2つのキャパシタC1、C2及びMOSFETスイッチS1〜S4から構成されている。入力端子INに+Vrefを印加した状態で、スイッチS1、S2をオンし、キャパシタC1に基準電圧Vrefを充電し、その後に、スイッチS3、S4をオンし、キャパシタC1の基準電圧Vrefは放電され、キャパシタC2に反転した電圧を充電する。この動作を繰り返すことにより、出力電圧として−Vrefを負荷に供給することができる。
特開2001−258241号公報
しかしながら、上述した従来のチャージポンプ回路は、充電と放電との切替えを一定の周期で行うと、その周期で充電及び放電の電流が瞬間的に流れ、切替えの周期(周波数)で大きな電磁ノイズが発生するという問題がある。チャージポンプ回路から所定の周波数で大きな電磁ノイズが発生すると、同じ周波数あるいはその高調波帯を利用する電子機器に悪影響を与えるEMI(Electromagnetic Interference:電磁干渉)が問題となる。そのため、電磁ノイズを抑制可能なチャージポンプ回路が必要である。しかしながら、上述した特許文献1には、充放電に起因する電磁ノイズを抑制することについては何ら念頭に置いていない。また、上述した特許文献1のチャージポンプ回路は、各スイッチを制御するためのスイッチ制御回路とクロック生成回路が別途必要となる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、キャパシタの充放電に伴って発生する電磁ノイズを抑制可能とし、かつスイッチ制御回路とクロック生成回路が不要なチャージポンプ回路を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、キャパシタを充放電して電圧を昇降圧するチャージポンプ回路において、相補チャージポンプ回路を複数個設置し、該相補チャージポンプ回路の各入力電圧の電圧入力端子を並列接続し、前記相補チャージポンプ回路の各出力電圧の電圧出力端子を並列接続するように構成し、前段の相補チャージポンプ回路の出力クロックを、次段の相補チャージポンプ回路の入力クロックとなるよう接続し、連結された複数の前記相補チャージポンプ回路の動作クロックが重複しないように動作することを特徴とするチャージポンプ回路。(図5及び図9に対応
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記連結された複数の相補チャージポンプ回路の動作クロックが重複しないように動作することで、1つの相補チャージポンプ回路がその入力電圧をそのフライングキャパシタに電化充電する期間は、他の相補チャージポンプ回路がそのフライングキャパシタの電化放電期間となり出力電圧を連続して生成することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記連結された複数の相補チャージポンプ回路の最後段の前記相補チャージポンプ回路の出力クロックを、最前段の相補チャージポンプ回路の入力クロックとなるよう接続し、リング発振器を構成することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記相補チャージポンプ回路は、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプで構成され、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが相補動作することで、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を生成することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記第1のチャージポンプを構成する各スイッチと前記第2のチャージポンプを構成する各スイッチの制御を互いに相補制御することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記相補チャージポンプ回路は、入力電圧(VDD)と基準電圧(VSS)と間で遷移するクロック信号(CKO111)が一端に入力される第1のキャパシタ(C111)と、該第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチ(SW131,SW141)とを有し、前記第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプと、前記クロック信号の反転信号(CKO211)が一端に入力される第2のキャパシタ(C211)と、該第2キャパシタの他端に接続される第3及び第4のスイッチ(SW231,SW241)とを有し、前記第4スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第2のチャージポンプとを備え、前記第1キャパシタの他端の電圧に従い前記第3及び第4のスイッチがオンオフ制御され、前記第2キャパシタの他端の電圧に従い前記第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を出力することを特徴とする。(図2乃至図3に対応)
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記相補チャージポンプ回路は、入力電圧(VDD)と基準電圧(VSS)と間で遷移するクロック信号(CKO111)が一端に入力される第1のキャパシタ(C111)と、該第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチ(SW131,SW141)とを有し、前記第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプとを備え、前記第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、前記第1のチャージポンプが出力電圧を出力することを特徴とする。(図7及び図8に対応)
また、請求項8に記載の発明は、キャパシタを充放電して電圧を昇降圧するチャージポンプ回路において、相補チャージポンプ回路を複数個設置し、該相補チャージポンプ回路の各入力電圧の電圧入力端子を並列接続し、前記相補チャージポンプ回路の各出力電圧の電圧出力端子を並列接続するように構成し、前記相補チャージポンプ回路は、入力電圧と基準電圧と間で遷移するクロック信号が一端に入力される第1のキャパシタと、該第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチとを有し、前記第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプと、前記クロック信号の反転信号が一端に入力される第2のキャパシタと、該第2キャパシタの他端に接続される第3及び第4のスイッチとを有し、前記第4スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第2のチャージポンプとを備え、前記第1キャパシタの他端の電圧に従い前記第3及び第4のスイッチがオンオフ制御され、前記第2キャパシタの他端の電圧に従い前記第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を出力することを特徴とする。
本発明によれば、複数個の相補チャージポンプ回路を設置接続することで、キャパシタの充放電に伴って発生する電磁ノイズを分散させ、また、複数個の相補チャージポンプ回路のクロック接続系を自己発振させることで、動作クロックを自己生成する。このため、チャージポンプ回路の電磁ノイズを抑制でき、かつスイッチ制御回路とクロック生成回路が不要となる。したがって、キャパシタの充放電に伴って発生する電磁ノイズを抑制可能とし、かつスイッチ制御回路とクロック生成回路が不要なチャージポンプ回路が実現できる。
(a),(b)は、従来のチャージポンプ回路を説明するための回路構成図である。 本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態1を説明するための回路構成図である。 (a)乃至(f)は、図2に示した相補チャージポンプ回路の動作タイミング・チャートを示す図である。 本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態1の他の例を説明するための回路構成図である。 本発明に係るチャージポンプ回路の実施例1を説明するための回路ブロック図である。 (a),(b)は、図5に示したチャージポンプ回路の動作タイミング・チャートを示す図である。 本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態2を説明するための回路構成図である。 本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態1の他の例を説明するための回路構成図である。 本発明に係るチャージポンプ回路の実施例2を説明するための回路ブロック図である。 (a),(b)は、図9に示したチャージポンプ回路の動作タイミング・チャートを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について説明する。
<実施形態1>
図2は、本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態1を説明するための回路構成図である。図中符号20は相補チャージポンプ回路を示している。
まず、本発明の相補チャージポンプ回路が、Nウェル(N−well)を備えたP型基板上に構成されるものとして説明する。なお、ここでは、素子遅延はないものとして動作を説明する。
図2に示した相補チャージポンプ回路は、スイッチSW111〜SW141とフライングキャパシタC111で構成される第1のチャージポンプと、スイッチSW211〜SW241とフライングキャパシタC211で構成される第2のチャージポンプとを有する。以下では、フライングキャパシタC111の電極のうち、SW111側を第1電極、SW131側を第2電極という。フライングキャパシタC211の電極のうち、SW211側を第1電極、SW231側を第2電極という。
第1のチャージポンプのSW111、SW131は、PMOSトランジスタであり、SW121、SW141は、NMOSトランジスタとなる。SW111は、フライングキャパシタC111の第1電極と入力端子VIN111との間に接続される。SW121は、フライングキャパシタC111の第1電極と接地端子との間に接続される。SW131は、フライングキャパシタC111の第2電極と接地端子との間に接続される。SW141は、フライングキャパシタC111の第2電極と出力端子VOUT111との間に接続される。SW141のバックゲート端子は、SW141がラッチアップするのを防止するためにVOUT111に接続される。SW111、SW121のゲート端子は、入力クロック端子CKI111に接続される。SW131、SW141のゲート端子は、第2のチャージポンプのフライングキャパシタC211の第2電極に接続される。SW111とSW121で構成されるインバータ出力は、出力クロック端子CKO111となる。
第2のチャージポンプのSW211、SW231は、PMOSトランジスタであり、SW221、SW241は、NMOSトランジスタとなる。SW211は、フライングキャパシタC211の第1電極と入力端子VIN211との間に接続される。SW221は、フライングキャパシタC211の第1電極と接地端子との間に接続される。SW231は、フライングキャパシタC211の第2電極と接地端子との間に接続される。SW241は、フライングキャパシタC211の第2電極と出力端子VOUT211との間に接続される。SW241のバックゲート端子は、SW241がラッチアップするのを防止するためにVOUT211に接続される。SW211、SW221のゲート端子は、CKO111に接続される。SW231、SW241のゲート端子は、第1のチャージポンプのフライングキャパシタC111の第2電極に接続される。SW211とSW221で構成されるインバータ出力は、出力クロック端子CKO211となる。第1のチャージポンプの入力端子VIN111と第2のチャージポンプの出力端子VIN211は、VIN端子に共通接続される。第1のチャージポンプの出力端子VOUT111と第2のチャージポンプの出力端子VOUT211は、VOUT端子に共通接続され、VOUT端子には安定化キャパシタCoutが接地接続されている。
図3(a)乃至(f)は、図2に示した相補チャージポンプ回路の動作タイミング・チャートを示す図である。ただし、クロック入力前の初期状態では、各フライングキャパシタの充電電圧は0Vとする。入力端子VINは電源電圧VDDを印加した状態とする。
クロックCKI111にVDDを入力開始直後、区間[1]において、ノードCKO111はVSS、ノードCKO211はVDD、ノードVCK111はVSS、ノードVCK211はVDDとなる。このときSW231はオンし、フライングキャパシタC211を充電する。C211の充電によりノードVCK211の電圧レベルがVDDから徐々に下降し、この下降分をV1とする。このときSW131はオフする。また、このとき、SW141はオンし、VCK111の電圧VSSがVOUT111に出力されVOUT端子のキャパシタCoutに充電される。このとき、SW241はオフする。
次の区間[2]において、クロックCKI111がVSSのとき、CKO111はVDD、CKO211はVSSとなり、このときVCK211はC211の充電電圧V211よりVSS−V1となり、SW131がオンしてフライングキャパシタC111を充電する。C111の充電によりVCK111の電位がVDDから徐々に下降し、この下降分をV2とする。このときSW231はオフする。また、このとき、SW241はオンし、VCK211の電圧VSS−V1がVOUT211に出力されVOUT端子のキャパシタCoutに充電される。このとき、SW141はオフする。
次の区間[3]において、クロックCKI111がVDDのとき、VCK111はC111の充電電圧V2よりVSS−V2となり、SW231がオンしてC211を充電する。このとき、SW141はオンし、VCK111の電圧VSS−V2がVOUT111に出力されVOUT端子のキャパシタCoutに充電される。
以下CKI111が位相反転するごとに同様の動作を繰り返すことで、C111とC211の充電電圧は上昇し、最終的にVDDとなることで、VOUT111とVOUT211は交互に−VDDが出力され、VOUT端子は安定的に−VDDとなりキャパシタCoutに充電される。
上述したように、本発明の相補チャージポンプ回路は、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプで構成され、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプが相補動作することで、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプが交互に出力電圧を生成することを特徴とするチャージポンプ回路である。
また、第1のチャージポンプを構成する各スイッチと第2のチャージポンプを構成する各スイッチの制御を、互いに相補制御することで、外部スイッチ制御回路を不要とすることを特徴とするチャージポンプ回路である。
図4は、本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態1の他の例を説明するための回路構成図である。図中符号40は相補チャージポンプ回路を示している。
図2に示した負電圧を出力生成する相補チャージポンプ回路に対して、図4に示すように、第1のチャージポンプのSW141をPMOSトランジスタ、SW131をNMOSトランジスタとし、第2のチャージポンプのSW241をPMOSトランジスタ、SW131をNMOSトランジスタとすることで、入力端子VINに入力電圧VDDを印加したとき、出力電圧に2xVDDの昇電圧を出力生成する構成としてもよい。
つまり、本発明に係る相補チャージポンプ回路は、入力電圧VDDと基準電圧VSSと間で遷移するクロック信号CKO111が一端に入力される第1のキャパシタC111と、この第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチSW131,SW141とを有し、第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプと、クロック信号の反転信号CKO211が一端に入力される第2のキャパシタC211と、この第2キャパシタの他端に接続される第3及び第4のスイッチSW231,SW241とを有し、第4スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第2のチャージポンプとを備え、第1キャパシタの他端の電圧に従い第3及び第4のスイッチがオンオフ制御され、第2キャパシタの他端の電圧に従い第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を出力する。
図5は、本発明に係るチャージポンプ回路の実施例1を説明するための回路ブロック図で、図2又は図4に示した相補チャージポンプ回路をN個設けたチャージポンプ回路を示している。図中符号101乃至10Nは相補チャージポンプ回路、111乃至11N及び211乃至21Nはチャージポンプを示している。
本発明に係る相補チャージポンプ回路を複数個設置し、この相補チャージポンプ回路の各入力電圧の電圧入力端子を並列接続し、相補チャージポンプ回路の各出力電圧の電圧出力端子を並列接続するように構成する。
また、前段の相補チャージポンプ回路の出力クロックを、次段の相補チャージポンプ回路の入力クロックとなるよう接続し、連結された複数の相補チャージポンプ回路の動作クロックが重複しないように動作する。
また、連結された複数の相補チャージポンプ回路の動作クロックが重複しないように動作することで、1つの相補チャージポンプ回路がその入力電圧をそのフライングキャパシタに電化充電する期間は、他の相補チャージポンプ回路がそのフライングキャパシタの電化放電期間となり出力電圧を連続して生成する。
また、連結された複数の相補チャージポンプ回路の最後段の相補チャージポンプ回路の出力クロックを、最前段の相補チャージポンプ回路の入力クロックとなるよう接続し、リング発振器を構成する。
また、相補チャージポンプ回路は、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプで構成され、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプが相補動作することで、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を生成する。
また、第1のチャージポンプを構成する各スイッチと第2のチャージポンプを構成する各スイッチの制御を互いに相補制御する。
図5に示したチャージポンプ回路は、相補チャージポンプ回路001〜00Nで構成されている。相補チャージポンプ回路00Nは、スイッチSW11N〜SW14NとフライングキャパシタC11Nで構成されるチャージポンプ11Nと、スイッチSW21N〜SW24NとフライングキャパシタC21Nで構成されるチャージポンプ21Nを備え、これにより、本実施例1は、Nx2個の相補チャージポンプで構成されている。
入力端子VINは、相補チャージポンプ回路00NのVIN11NとVIN21Nに共通接続される。出力端子VOUTは、相補チャージポンプ回路00NのVOUT11NとVOUT21Nに共通接続される。出力端子VOUTには安定化キャパシタCoutが接地接続される。
相補チャージポンプ回路001のクロック入力端CKI111には、相補チャージポンプ回路00Nの出力クロックCKO11Nが接続される。相補チャージポンプ回路00Nのクロック入力端CKI00Nには、相補チャージポンプ回路00(N−1)の出力クロックCKO11(N−1)が接続される。
これにより、図2又は図4で示す相補チャージポンプ001のチャージポンプ111におけるSW111とSW121で構成されるインバータから出力されるクロックCKO111が、本実施例1では、クロックCKO111〜クロックCKO11Nは奇数の位相反転するクロック系により、リング発振器を構成する。
相補チャージポンプ回路00Nのチャージポンプ11NにおけるスイッチSW11N〜SW14Nは、図1に示した従来の単一構成のチャージポンプ回路のスイッチS1〜S4に対して各々1/(Nx2)倍のサイズとし、フライングキャパシタC11Nは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のキャパシタC1に対して各々1/(Nx2)倍のサイズとする。同様に相補チャージポンプ回路00Nのチャージポンプ21NにおけるスイッチSW21N〜SW24Nは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のスイッチS1〜S4に対して各々1/(Nx2)倍のサイズとし、フライングキャパシタC21Nは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のキャパシタC1に対して各々1/(Nx2)倍のサイズとする。
図6(a),(b)は、図5に示したチャージポンプ回路の動作タイミング・チャートを示す図である。相補チャージポンプ回路00(N−1)の出力クロックCKO11(N−1)と相補チャージポンプ回路00Nの出力クロックCKO11Nには時間t1の素子遅延があるものとする。
区間[a1]において、相補チャージポンプ回路00Nの出力クロックCKO11NがVDDのとき、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路00NのクロックCKO21Nと相補チャージポンプ回路001のクロックCKO111がVSSとなり、チャージポンプ21NのフライングキャパシタC211は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始、及びチャージポンプ111のフライングキャパシタC111は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa1Tでチャージポンプ21Nとチャージポンプ111の電磁ノイズが発生する。
区間[b2]において、クロックCK0111に対し、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路001のクロックCKO211と相補チャージポンプ回路002のクロックCKO112がVDDとなり、チャージポンプ211のフライングキャパシタC211にVDDを充電開始、及びチャージポンプ112のフライングキャパシタC112にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb2Tでチャージポンプ211とチャージポンプ112の電磁ノイズが発生する。
区間[a3]において、クロックCKO112に対し、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路002のクロックCKO212と相補チャージポンプ回路003のクロック113がVSSとなり、チャージポンプ212のフライングキャパシタC212は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始、及びチャージポンプ113のフライングキャパシタC113は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このとき、タイミングa3Tでチャージポンプ212とチャージポンプ113の電磁ノイズが発生する。
区間[aN]において、相補チャージポンプ回路00(N−1)の出力クロックCK011(N−1)がVDDのとき、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路00(N−1)のクロックCKO21(N−1)と相補チャージポンプ回路00NのクロックCKO11NがVSSとなり、チャージポンプ21(N−1)のフライングキャパシタC21(N−1) は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始、及びチャージポンプ11NのフライングキャパシタC11Nは放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このとき、タイミングaNTでチャージポンプ21(N−1)とチャージポンプ11Nの電磁ノイズが発生する。
区間[b1]において、クロックCKO11Nに対し、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路00NのクロックCKO21Nと相補チャージポンプ回路001のクロックCKO111がVDDとなり、チャージポンプ21NのフライングキャパシタC21NにVDDを充電開始、及びチャージポンプ111のフライングキャパシタC111にVDDを充電開始する。このときタイミングb1Tでチャージポンプ21Nとチャージポンプ111の電磁ノイズが発生する。
区間[a2]において、クロックCK0111に対し、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路001のクロックCKO211と相補チャージポンプ回路002のクロックCKO112がVSSとなり、チャージポンプ211のフライングキャパシタC211は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始、及びチャージポンプ112のフライングキャパシタC112は放電されVOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このとき、タイミングa2Tでチャージポンプ211とチャージポンプ112の電磁ノイズが発生する。
区間[b3]において、クロックCKO112に対し、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路002のクロックCKO212と相補チャージポンプ回路003のクロック113がVDDとなり、チャージポンプ212のフライングキャパシタC212にVDDを充電開始、及びチャージポンプ113のフライングキャパシタC113にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb3Tでチャージポンプ212とチャージポンプ113の電磁ノイズが発生する。
区間[bN]において、相補チャージポンプ回路00(N−1)の出力クロックCK011(N−1)がVSSのとき、位相反転した時間t1遅延する相補チャージポンプ回路00(N−1)のクロックCKO21(N−1)と相補チャージポンプ回路00NのクロックCKO11NがVDDとなり、チャージポンプ21(N−1)のフライングキャパシタC21(N−1)にVDDを充電開始、及びチャージポンプ11NのフライングキャパシタC11NにVDDを充電開始する。このとき、タイミングbNTでチャージポンプ21(N−1)とチャージポンプ11Nの電磁ノイズが発生する。
以降、上述した区間[a1]乃至区間[bN]の動作を繰り返す。
上述した動作により、区間aNでは、同位相で動作する相補チャージポンプ回路00(N−1)におけるチャージポンプ21(N−1)と相補チャージポンプ回路00Nにおけるチャージポンプ11Nは、タイミングaNTのフライングキャパシタ電化放電時、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路の電磁ノイズの1/(2xN)倍の電磁ノイズが各々発生し、合わさることで1/N倍の電磁ノイズとなる。また、区間bNでは、同位相で動作する相補チャージポンプ回路00(N−1)におけるチャージポンプ21(N−1)と相補チャージポンプ回路00Nにおけるチャージポンプ11Nは、タイミングbNTのフライングキャパシタ電化充電時、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路の電磁ノイズの1/(2xN)倍の電磁ノイズが各々発生し、合わさることで1/N倍の電磁ノイズとなる。
また、クロックCKO111〜クロックCKO11Nにて奇数の位相反転するクロック系により構成されるリング発振器により、クロックCKO111〜クロックCKO11Nは各々がt1遅延するt1xN周期のクロックとなる。
また、区間aNで同位相で動作する相補チャージポンプ回路00(N−1)におけるチャージポンプ21(N−1)と相補チャージポンプ回路00Nの2個のチャージポンプがフライングキャパシタへの充電期間、それ以外の2xN−2個のチャージポンプは放電期間であり、VOUT端子のキャパシタCoutへ電化充電しているため、負荷への電圧供給能力は、図1で示す単一チャージポンプ回路の充放電周期をt1xNとしたときと同等である。
これにより、本実施例1から発生する電磁ノイズは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のそれに対し、時間t1間隔で1/N倍で発生する。よって本実施例1で発生する電磁ノイズは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のそれに対して、1/N倍程度に抑圧されることになる。
さらに、本実施例1は、リング発振動作によるチャージポンプクロックを自己生成することで、デバイス内部にクロック生成回路は設置不要とし、またはデバイス外部からクロック供給を不要とすることで、付随するデバイスピンや関連する制御回路も不要となる。このため、デバイス面積を小さくすることができる。
なお、上述した実施例1は、一例を示したもので、この構成に限定されるものではない。つまり、相補チャージポンプ回路00Nのチャージポンプ11NにおけるスイッチSW11N〜SW14NとフライングキャパシタC11N、チャージポンプ21NにおけるスイッチSW21N〜SW24NとフライングキャパシタC21Nは、負荷への出力電圧の必要供給能力に応じて、それ本実施形態で示したサイズ以下としてもよく、電磁ノイズの抑制効果を高めることが可能である。
また、相補チャージポンプ回路001〜00Nにおける各クロックCKO111〜CK00Nのクロック間隔として時間t1を素子遅延としているが、相補チャージポンプ回路00Nのチャージポンプ11NにおけるスイッチSW11N〜SW14NとフライングキャパシタC11N、チャージポンプ21NにおけるスイッチSW21N〜SW24NとフライングキャパシタC21Nのサイズを調整することで、時間t1以上、またはそれ以下とすることも可能である。及び、連結するチャージポンプ回路の各出力クロックの間に遅延素子を設置することで、クロック間隔を時間t2以上とすることも可能である。
また、本実施例1では、VOUT端子のキャパシタCoutは出力電圧安定化のために設置しているが、区間aNで同位相で動作する相補チャージポンプ回路00(N−1)におけるチャージポンプ21(N−1)と相補チャージポンプ回路00Nの2個のチャージポンプがフライングキャパシタへの充電期間、それ以外の2xN−2個のチャージポンプは放電期間であり、VOUT端子のキャパシタCoutへ電化充電しているため、全期間で安定した出力電圧を得ることができるため、キャパシタCoutは設置しなくてもよい。
また、本実施例1では、相補チャージポンプ回路001のクロック入力端に、相補チャージポンプ回路00Nの出力クロックCKO11Nを接続することでリング発振動作によるチャージポンプクロックを自己生成しているが、本接続を削除し、相補チャージポンプ回路001のクロック入力端に外部供給クロックを入力してもよい。
<実施形態2>
図7は、本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態2を説明するための回路構成図で、図2に示した相補チャージポンプ回路における第1チャージポンプのみで構成される相補チャージポンプ回路を示している。スイッチSW111〜SW141とフライングキャパシタC111で構成される。SW111、SW131は、PMOSトランジスタであり、SW121、SW141は、NMOSトランジスタとなる。SW111は、フライングキャパシタC111の第1電極と入力端子VIN111との間に接続される。SW121は、フライングキャパシタC111の第1電極と接地端子との間に接続される。SW131は、フライングキャパシタC111の第2電極と接地端子との間に接続される。SW141は、フライングキャパシタC111の第2電極と出力端子VOUT111との間に接続される。SW141のバックゲート端子は、SW141がラッチアップするのを防止するためにVOUT111に接続される。SW111、SW121のゲート端子は、入力クロック端子CKI001に接続される。
また、SW111とSW121で構成されるインバータ出力は、出力クロック端子CKO111となる。SW131、SW141のゲート端子は、入力クロック端子VCKI111に接続される。
図8は、本発明に係るチャージポンプ回路を構成する相補チャージポンプ回路の実施形態1の他の例を説明するための回路構成図である。図7に示した負電圧を出力生成するチャージポンプ回路に対して、図8に示すように、チャージポンプ回路のSW141をPMOSトランジスタ、SW131をNMOSトランジスタとすることで昇電圧を出力生成する構成としてもよい。
本発明に係る相補チャージポンプ回路は、入力電圧VDDと基準電圧VSSと間で遷移するクロック信号CKO111が一端に入力される第1のキャパシタC111と、この第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチSW131,SW141とを有し、第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプとを備え、第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、第1のチャージポンプが出力電圧を出力する。
図9は、本発明に係るチャージポンプ回路の実施例2を説明するための回路ブロック図で、図7又は図8に示した相補チャージポンプ回路を2xN+1個設けたチャージポンプ回路を示している。図中符号11(2×N)及び11(2×N+1)はチャージポンプを示している。なお、図5に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付してある。
図9に示したチャージポンプ回路は、チャージポンプ001〜00(2xN+1)で構成されている。これにより、本実施例2は2xN+1個のチャージポンプで構成されている。
入力端子VINは、チャージポンプ11(2xN+1)のVIN11(2xN+1)にて共通接続される。出力端子VOUTは、チャージポンプ11(2xN+1)のVOUT11(2xN+1)にて共通接続される。出力端子VOUTには安定化キャパシタCoutが接地接続される。
また、チャージポンプ001のクロック入力端CKI111には、チャージポンプ00Nの出力クロックCKO11Nが接続される。チャージポンプ00(2xN+1)のクロック入力端CKI00(2xN+1)には、チャージポンプ00(2xN)の出力クロックCKO11(2xN)が接続される。
これにより、図7又は図8に示したチャージポンプ001におけるSW111とSW121で構成されるインバータから出力されるクロックCKO111が、本実施例2では、クロックCKO111〜クロックCKO11(2xN+1)は奇数の位相反転するクロック系により、リング発振器を構成する。
また、チャージポンプ00(2xN+1)におけるスイッチSW11(2xN+1)〜SW14(2xN+1)は、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のスイッチS1〜S4に対して各々1/(2xN+1)倍のサイズとし、フライングキャパシタC11(2xN+1)は、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のキャパシタC1に対して各々1/(2xN+1)倍のサイズとする。
図10(a),(b)は、図9に示したチャージポンプ回路の動作タイミング・チャートを示す図である。チャージポンプ00(2xN)の出力クロックCKO11(2xN)とチャージポンプ00(2xN+1)の出力クロックCKO11(2xN+1)には時間t2の素子遅延があるものとする。
区間[a1]において、チャージポンプ11(2xN+1)の出力クロックCKO11(2xN+1)がVDDのとき(このとき出力クロックVCKO11(2xN+1)はVSS)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ111のクロックCKO111がVSSとなり、チャージポンプ111のフライングキャパシタC111は放電され、VOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa1Tでチャージポンプ111の電磁ノイズが発生する。
また、区間[b2]において、チャージポンプ111の出力クロックCKO111がVSSのとき(このとき出力クロックVCKO111は−VDD)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ112のクロックCKO112がVDDとなり、チャージポンプ112のフライングキャパシタC112にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb2Tでチャージポンプ112の電磁ノイズが発生する。
また、区間[a3]において、チャージポンプ112の出力クロックCKO112がVDDのとき(このとき出力クロックVCKO112はVSS)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ回路113のクロックCKO113がVSSとなり、チャージポンプ113のフライングキャパシタC113は放電され、VOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa3でチャージポンプ113の電磁ノイズが発生する。
また、区間[b4]において、チャージポンプ113の出力クロックCKO113がVSSのとき(このとき出力クロックVCKO113は−VDD)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ回路114のクロックCKO114がVDDとなり、チャージポンプ114のフライングキャパシタC114にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb4でチャージポンプ114の電磁ノイズが発生する。
また、区間[b(2xN)]において、チャージポンプ11(2xN−1)の出力クロックCKO11(2xN−1)がVSSのとき(このとき出力クロックVCKO11(2xN−1)は−VDD)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ11(2xN)のクロックCKO11(2xN)がVDDとなり、チャージポンプ11(2xN)のフライングキャパシタC11(2xN)にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb(2xN)Tでチャージポンプ11(2xN)の電磁ノイズが発生する。
また、区間[a(2xN+1)]において、チャージポンプ11(2xN)の出力クロックCKO11(2xN)がVDDのとき(このとき出力クロックVCKO11(2xN)はVSS)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ11(2xN+1)のクロックCKO11(2xN+1)がVSSとなり、チャージポンプ11(2xN+1)のフライングキャパシタC11(2xN+1)は放電され、VOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa(2xN+1)Tでチャージポンプ11(2xN+1)の電磁ノイズが発生する。
また、区間[b1]において、チャージポンプ11(2xN+1)の出力クロックCKO11(2xN+1)がVSSのとき(このとき出力クロックVCKO11(2xN+1)は−VDD)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ回路111のクロックCKO111がVDDとなり、チャージポンプ111のフライングキャパシタC111にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb1Tでチャージポンプ111の電磁ノイズが発生する。
また、区間[a2]において、チャージポンプ111の出力クロックCKO111がVDDのとき(このとき出力クロックVCKO111はVSS)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ112のクロックCKO112がVSSとなり、チャージポンプ112のフライングキャパシタC112は放電され、VOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa2Tでチャージポンプ112の電磁ノイズが発生する。
また、区間[b3]において、チャージポンプ112の出力クロックCKO112がVSSのとき(このとき出力クロックVCKO112は−VDD)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ113のクロックCKO113がVDDとなり、チャージポンプ113のフライングキャパシタC113にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb3Tでチャージポンプ113の電磁ノイズが発生する。
また、区間[a4]において、チャージポンプ113の出力クロックCKO113がVDDのとき(このとき出力クロックVCKO113はVSS)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ114のクロックCKO114がVSSとなり、チャージポンプ114のフライングキャパシタC114は放電され、VOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa4Tでチャージポンプ114の電磁ノイズが発生する。
また、区間[a(2xN)T]において、チャージポンプ11(2xN−1)の出力クロックCKO11(2xN−1)がVDDのとき(このとき出力クロックVCKO11(2xN−1)はVSS)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ11(2xN)のクロックCKO11(2xN)がVDDとなり、チャージポンプ11(2xN)のフライングキャパシタC11(2xN)は放電され、VOUTのキャパシタCoutに−VDDを充電開始する。このときタイミングa(2xN)Tでチャージポンプ(2xN)の電磁ノイズが発生する。
また、区間[b(2xN+1)]において、チャージポンプ11(2xN)の出力クロックCKO11(2xN)がVSSのとき(このとき出力クロックVCKO11(2xN)は−VDD)、位相反転した時間t2遅延するチャージポンプ11(2xN+1)のクロックCKO11(2xN+1)がVDDとなり、チャージポンプ11(2xN+1)のフライングキャパシタC11(2xN+1)にVDDを充電開始する。このとき、タイミングb11(2xN+1)Tでチャージポンプ11(2xN+1)の電磁ノイズが発生する。
以降、入力クロックCKIが位相反転するごとに同様の動作を繰り返す。
上述した動作により、区間aNにて、チャージポンプ00(2xN−1)が、タイミングaNTでフライングキャパシタ電化放電時、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路の電磁ノイズの1/(2xN+1)倍の電磁ノイズが発生する。また、区間bNでは、チャージポンプ00(2xN−1)が、タイミングbNTでフライングキャパシタ電化充電時、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路の電磁ノイズの1/(2xN+1)倍の電磁ノイズが発生する。
また、クロックCKO111〜クロックCKO11(2xN+1)にて奇数の位相反転するクロック系により構成されるリング発振器により、クロックCKO111〜クロックCKO11(2xN+1)は各々がt2遅延するt2x(2xN+1)周期のクロックとなる。
また、区間aNでチャージポンプ00(2xN+1)がフライングキャパシタへの充電期間、それ以外の2xN個のチャージポンプは放電期間であり、VOUT端子のキャパシタCoutへ電化充電しているため、負荷への電圧供給能力は、図1で示す単一チャージポンプ回路の充放電周期をt2x(2xN+1)としたときと同等である。
これにより、本実施例2から発生する電磁ノイズは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のそれに対し、時間t2間隔で1/(2xN+1)倍で発生する。よって本実施形態で発生する電磁ノイズは、図1に示した単一構成のチャージポンプ回路のそれに対して、1/(2xN+1)倍程度に抑圧されることになる。
さらに、本実施例2は、リング発振動作によるチャージポンプクロックを自己生成することで、デバイス内部にクロック生成回路は設置不要とし、またはデバイス外部からクロック供給を不要とすることで、付随するデバイスピンや関連する制御回路も不要となる。このため、デバイス面積を小さくすることができる。
なお、上述した実施例2は、一例を示したもので、この構成に限定されるものではない。つまり、チャージポンプ00(2xN+1)におけるスイッチSW11(2xN+1)〜SW14(2xN+1)と、フライングキャパシタC11(2xN+1)は、負荷への出力電圧の必要供給能力に応じて、本実施例2で示したサイズ以下としてもよく、電磁ノイズの抑制効果を高めることが可能である。
また、チャージポンプ001〜00(2xN+1)における各クロックCKO111〜CK00(2xN+1)のクロック間隔として時間t2を素子遅延としているが、チャージポンプ00(2xN+1)におけるスイッチSW11(2xN+1)〜SW14(2xN+1)と、フライングキャパシタC11(2xN+1)のサイズを調整することで、時間t2以上、またはそれ以下とすることも可能である。及び、連結するチャージポンプの各出力クロックの間に遅延素子を設置することで、クロック間隔を時間t2以上とすることも可能である。
また、本実施例2ではVOUT端子のキャパシタCoutは出力電圧安定化のために設置しているが、区間aNでチャージポンプ00(2xN+1)がフライングキャパシタへの充電期間、それ以外の2xN個のチャージポンプは放電期間であり、VOUT端子のキャパシタCoutへ電化充電しているため、全期間で安定した出力電圧を得ることができるため、キャパシタCoutは設置しなくてもよい。
また、本実施例2では、チャージポンプ001のクロック入力端に、チャージポンプ00(2xN+1)の出力クロックCKO11(2xN+1)を接続することでリング発振動作によるチャージポンプクロックを自己生成しているが、本接続を削除し、チャージポンプ001のクロック入力端に外部供給クロックを入力してもよい。
なお、本発明の実施形態1及び2は、上述した構成に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1及び2では、いずれもNウェル(N−well)を備えたP型基板上に構成された回路を例として説明したが、同様な技術的思想が、Pウェル(P−well)を備えたN型基板上に構成された回路にも適用可能であることは言うまでもない。
また、上述した実施形態1及び2では、構成素子としてMOSトランジスタを使用した場合について説明したが、回路の一部分あるいは全部がMOSトランジスタ以外の回路要素、例えば、バイポーラトランジスタ等の素子で実現することも可能である。
20,40 相補チャージポンプ回路
101乃至10N 相補チャージポンプ回路
111乃至11N及び211乃至21N チャージポンプ
11(2×N)及び11(2×N+1) チャージポンプ

Claims (8)

  1. キャパシタを充放電して電圧を昇降圧するチャージポンプ回路において、
    相補チャージポンプ回路を複数個設置し、該相補チャージポンプ回路の各入力電圧の電圧入力端子を並列接続し、前記相補チャージポンプ回路の各出力電圧の電圧出力端子を並列接続するように構成し、
    前段の相補チャージポンプ回路の出力クロックを、次段の相補チャージポンプ回路の入力クロックとなるよう接続し、連結された複数の前記相補チャージポンプ回路の動作クロックが重複しないように動作することを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 前記連結された複数の相補チャージポンプ回路の動作クロックが重複しないように動作することで、1つの相補チャージポンプ回路がその入力電圧をそのフライングキャパシタに電化充電する期間は、他の相補チャージポンプ回路がそのフライングキャパシタの電化放電期間となり出力電圧を連続して生成することを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回路。
  3. 前記連結された複数の相補チャージポンプ回路の最後段の前記相補チャージポンプ回路の出力クロックを、最前段の相補チャージポンプ回路の入力クロックとなるよう接続し、リング発振器を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載のチャージポンプ回路。
  4. 前記相補チャージポンプ回路は、第1のチャージポンプと第2のチャージポンプで構成され、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが相補動作することで、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のチャージポンプ回路。
  5. 前記第1のチャージポンプを構成する各スイッチと前記第2のチャージポンプを構成する各スイッチの制御を互いに相補制御することを特徴とする請求項4に記載のチャージポンプ回路。
  6. 前記相補チャージポンプ回路は、
    入力電圧と基準電圧と間で遷移するクロック信号が一端に入力される第1のキャパシタと、該第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチとを有し、前記第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプと、
    前記クロック信号の反転信号が一端に入力される第2のキャパシタと、該第2キャパシタの他端に接続される第3及び第4のスイッチとを有し、前記第4スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第2のチャージポンプとを備え、
    前記第1キャパシタの他端の電圧に従い前記第3及び第4のスイッチがオンオフ制御され、前記第2キャパシタの他端の電圧に従い前記第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のチャージポンプ回路。
  7. 前記相補チャージポンプ回路は、
    入力電圧と基準電圧と間で遷移するクロック信号が一端に入力される第1のキャパシタと、該第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチとを有し、前記第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプとを備え、
    前記第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、前記第1のチャージポンプが出力電圧を出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のチャージポンプ回路。
  8. キャパシタを充放電して電圧を昇降圧するチャージポンプ回路において、
    相補チャージポンプ回路を複数個設置し、該相補チャージポンプ回路の各入力電圧の電圧入力端子を並列接続し、前記相補チャージポンプ回路の各出力電圧の電圧出力端子を並列接続するように構成し、
    前記相補チャージポンプ回路は、
    入力電圧と基準電圧と間で遷移するクロック信号が一端に入力される第1のキャパシタと、該第1キャパシタの他端に各入力端子が接続される第1及び第2のスイッチとを有し、前記第2スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第1のチャージポンプと、
    前記クロック信号の反転信号が一端に入力される第2のキャパシタと、該第2キャパシタの他端に接続される第3及び第4のスイッチとを有し、前記第4スイッチの出力端子から出力電圧を出力する第2のチャージポンプとを備え、
    前記第1キャパシタの他端の電圧に従い前記第3及び第4のスイッチがオンオフ制御され、前記第2キャパシタの他端の電圧に従い前記第1及び第2のスイッチがオンオフ制御することで、前記第1のチャージポンプと前記第2のチャージポンプが交互に各出力電圧を出力することを特徴とするチャージポンプ回路。
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