JP5950786B2 - 舗装機械のモールドボード保持装置 - Google Patents

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本発明は舗装機械のモールドボード保持装置に関するものであり、特に、伸縮スクリードと共に主スクリードの幅方向外側に移動するモールドボードを伸縮スクリードに高さ調整可能に保持しておくための舗装機械のモールドボード保持装置に関するものである。
主スクリードと伸縮スクリードを備える舗装機械において、スクリードが左右非対称の場合、伸縮スクリードの前に抱える合材量を一定にすることが重要である。従来、その合材の抱え量を調整するための仕切り板として、伸縮スクリードと共に主スクリードの幅方向外側に移動するモールドボードを設けた舗装機械のスクリード装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1で知られる舗装機械のスクリード装置は、幅方向中央部に配設された主スクリードと、該主スクリードの後部に配設され、かつ、幅方向外側へ移動自在に取り付けられた左右一対の伸縮スクリードとからなる。そのスクリード装置は、主スクリードの左右両外側面と自走式の機体の左右両外側面との間を左右1対のスクリードアームで連結させ、その機体の進行により牽引されるように構成してある。
また、伸縮スクリードの前面には、伸縮スクリードを幅方向外側へ移動してスクリード幅を拡張したとき、該伸縮スクリードの前方に広げられた合材の抱え込み量を調整するためのモールドボードが配設されている。
図5及び図6は、従来の舗装機械のスクリード装置におけるモールドボード保持装置の一例を示すものである。図5及び図6において、モールドボード101は、上端部に左右方向(図5の紙面の左右方向)に延びるパイプ軸103が一体に設けられており、そのパイプ軸103を図示しない主スクリード側の支持パイプ102に取り付け、該主スクリードの前面に略水平な状態で配設されている。その支持パイプ102には、図6に示すように下面側にスリット102aが設けられている。そして、前記モールドボード101は、前記スリット102aに位置対応させた状態で、前記支持パイプ102の一端側から、該支持パイプ102内に前記パイプ軸103をスライド挿入して配置することにより、該支持パイプ102に左右方向摺動自在に取り付けられている。
また、前記モールドボード101は、その両端がスクリード装置に支持されており、その一方側(外側端部)、すなわち前記パイプ軸103の外側端部側は、スクリード装置の稼働機能、例えば段差、スロープ等に対応できるように、スプリング110を通した縦ボルト109で伸縮スクリードの外側端から前方に向かって延ばされているサイドフレーム104に上下方向移動可能に取り付けられている。
更に詳述すると、前記モールドボード101の外側端部には、複数個の固定ボルト105を用いて、スプリング受け用ブラケット106が脱着自在に取り付けられている。該スプリング受け用ブラケット106は、内側(図6の紙面の主スクリード側)に向かって直角に突出している支持部106aを一体に有し、その支持部106aに上下方向に穿設してなる貫通孔107を設けている。そして、前記縦ボルト109を前記スプリング受け用ブラケット106の前記支持部106aの貫通孔107を貫通させ、さらにその下端を前記サイドフレーム104の固定板108に固定して取り付けることにより、この縦ボルト109を枢軸として、前記モールドボード101の一端側がサイドフレーム104に上下方向移動自在に取り付けられている。
また、前記縦ボルト109には、前記ブラケット106の支持部106aの下側において、前記サイドフレーム104に対する前記モールドボード101の初期高さを決める高さ調整手段として、コイルスプリング110とワッシャ111とダブルナット112,112が順に装着されている。そして、該縦ボルト109の下端側は固定板108の取付孔に挿入され、さらにナット113で該固定板108に固定されている。したがって、サイドフレーム104とモールドボード101の間はスプリング110を介して連結され、サイドフレーム104側の上下動をそのスプリング110で吸収しながらモールドボード101側に伝え、また縦ボルト109を回転することにより、その回転方向に応じてコイルスプリング110が伸縮されてサイドフレーム104に対するモールドボード101の高さが調整できるようになっている。
このように構成されたモールドボードの保持構造では、モールドボード101をサイドフレーム104から取り外す場合、縦ボルト109のダブルナット112,112を緩め、スプリング110の長さを決めたセット寸法(サイドフレーム104に対するモールドボード101の高さを決めている)を崩して取り外す。逆に、取り付ける場合には、取り外し時と反対の作業を行うことにより取り外すことができる。
特許3713247号公報。
しかしながら、上述した従来の舗装機械におけるモールドボードの保持構造では、モールドボード101をサイドフレーム104から取り外す場合、縦ボルト109のダブルナット112,112を緩め、スプリング110の長さを決めたセット寸法を崩して細かく分解した状態で取り外し、逆に取り付けるときには、取り外し時と反対の作業を行うようにしているので、取り外し作業及び取付作業が面倒であるという問題点があった。
また、縦ボルト109とダブルナット112,112を脱着させるために、縦ボルト109やダブルナット112,112及びスプリング110を破損あるいは紛失したりする問題点があった。
さらに、モールドボード101を伸縮させる際、縦ボルト109に横力が作用して破損に至ることがあり、縦ボルト109を破損した場合、スプリング110は抜け出し、モールドボード101を支えることができなくなる。この結果、モールドボード101の高さを保持できなくなり、舗装不具合を招くという問題点があった。
そこで、モールドボードの取り付け・取り外しの作業が容易で、かつ、スプリング等を保護して破損を少なくすることができる構造とした舗装機械のモールドボード保持装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、幅方向中央部に配設された主スクリードと、該主スクリードの後部に配設され、かつ、幅方向外側へ移動自在に取り付けられた左右1対の伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの前面に幅方向外側へ移動自在に取り付けられたモールドボートを備え、前記モールドボードは両端支持で、かつ、該モールドボードの一方側が前記サイドフレームに高さ調整手段を介して脱着自在に取り付けられてなる舗装機械のモールドボード保持装置において、前記高さ調整手段は、前記モールドボード側に設けられた上側ブラケットと、前記サイドフレーム側に設けられた下側ブラケットと、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの一方に取り付けられたアウターケース及び一端側が該アウターケース内に摺動自在に差し込まれ、他端が前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの他方に取り付けられたインナーケースを有し、かつ、上端側を前記上側ブラケットに取り付け下端側を前記下側ブラケットに取り付けて上下方向に伸縮可能に配設されたケース体と、前記ケース体内に収容配置されて前記インナーケースと前記アウターケースの距離で定まる前記ケース体の高さを伸縮させるためのコイルスプリングと、前記コイルスプリングを伸縮させて前記ケース体の高さを調整する調整ボルト部材と、該調整ボルト部材の端部に取り付けられた頭部と、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの一方と前記頭部との間で前記調整ボルト部材のねじ込み量を調整し、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの他方と前記頭部との間で前記コイルスプリングを圧縮させる舗装機械におけるモールドボード保持装置を提供する。
この構成によれば、サイドフレームとモールドボードとの間に介在されてモールドボードを支えるコイルスプリングは、インナーケースとアウターケースでなるケース体内に、調整ボルト部材と共に収容される。そして、モールドボードの取り付け・取り外しは、コイルスプリング及び調整ボルト部材を収容したケース体と共に一体的に取り扱った状態で行うことができ、作業の簡略化が図れる。
また、コイルスプリング及び調整ボルト部材の側面は、ケース体で覆われて保護されているので、側面方向からコイルスプリング及び調整ボルト部材に作用しようとする外力(横力)は該ケース体で吸収され、コイルスプリング及び調整ボルト部材には加わることがない。したがって、コイルスプリング及び調整ボルト部材の破損を防止できる。
さらに、例え調整ボルト部材が破損したような場合でも、スプリングの外側はケース体で覆われているので、スプリングが抜け出すようなこともない。
本発明の構成によれば、インナーケースとアウターケースでなるケース体に、コイルスプリング及び調整ボルト部材を収容してユニット状にし、このユニット状のままの状態でモールドボードの取り付け・取り外しを行うことができるので、取り外し時における部品の紛失等を無くすことができるとともに、組み付け工数を減らして組立作業の簡略化が図れる。
また、コイルスプリング及び調整ボルト部材の外側面がケース体で覆われて保護されているので、側面方向から作用する外力(横力)は該ケース体で吸収されてコイルスプリング及び調整ボルト部材に加わることがないので、コイルスプリング及び調整ボルト部材の破損を防止することができる。これにより、調整ボルト部材の破損によるモールドボードの高さ調整不良と、これに伴う施工不良を無くすことができ、信頼性の向上が図れる。
さらに、例え調整ボルト部材が破損したような場合でも、コイルスプリングはケース体で覆われているので、スプリングが抜け出すこともなく、安全性の向上が図れる。
本発明の一実施形態を示し、アスファルトフィニッシャの側面図。 本発明の一実施形態を示し、スクリード装置の正面図。 本発明の一実施形態を示し、スクリード装置の平面図。 本発明の一実施形態を示し、スクリード装置の要部拡大側面図。 従来例を示し、スクリード装置の要部拡大正面図。 従来例を示し、スクリード装置の要部拡大側面図。
本発明はモールドボードの取り付け・取り外しの作業が容易で、かつ、スプリング等を保護して破損を少なくすることができる構造とした舗装機械のモールドボード保持装置を提供するという目的を達成するために、幅方向中央部に配設された主スクリードと、該主スクリードの後部に配設され、かつ、幅方向外側へ移動自在に取り付けられた左右1対の伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの前面に幅方向外側へ移動自在に取り付けられたモールドボートを備え、前記モールドボードは両端支持で、かつ、該モールドボードの一方側が前記サイドフレームに高さ調整手段を介して脱着自在に取り付けられてなる舗装機械のモールドボード保持装置において、前記高さ調整手段は、前記モールドボード側に設けられた上側ブラケットと、前記サイドフレーム側に設けられた下側ブラケットと、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの一方に取り付けられたアウターケース及び一端側が該アウターケース内に摺動自在に差し込まれ、他端が前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの他方に取り付けられたインナーケースを有し、かつ、上端側を前記上側ブラケットに取り付け下端側を前記下側ブラケットに取り付けて上下方向に伸縮可能に配設されたケース体と、前記ケース体内に収容配置されて前記インナーケースと前記アウターケースの距離で定まる前記ケース体の高さを伸縮させるためのコイルスプリングと、前記コイルスプリングを伸縮させて前記ケース体の高さを調整する調整ボルト部材と、該調整ボルト部材の端部に取り付けられた頭部と、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの一方と前記頭部との間で前記調整ボルト部材のねじ込み量を調整し、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの他方と前記頭部との間で前記コイルスプリングを圧縮させる構成として実現した。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明を適用した舗装機械であるアスファルトフィニッシャの一例を示す。同図において、符号10は舗装機械の一例としてのアスファルトフィニッシャである。該アスファルトフィニッシャ10は機体11の前部にアスファルト合材を貯蔵するホッパ12を備え、該ホッパ12に貯蔵したアスファルト合材をコンベヤ13により後方へ搬送し、その搬送されたアスファルト合材をスクリュースプレッダ14にて左右に広げながら、スクリード装置15で道路に敷き均して舗装面を平滑に仕上げるようになっている。
前記スクリード装置15は、幅方向中央部に配設された主スクリード16と、該主スクリード16の後部に配設され、かつ、幅方向外側へ移動自在に取り付けられた左右一対の伸縮スクリード17,17よりなる。また、機体11の左右両側面に取り付けられた左右1対のスクリードアーム18,18を介して該機体11と連結され、該機体11の進行に伴い、該機体11により牽引されるように構成してある。
また、前記伸縮スクリード17,17の前面にはそれぞれ、モールドボード20が配設されている。そのモールドボード20は、伸縮スクリード17,17を幅方向外側へ移動させてスクリード装置15の幅を拡張したとき、該伸縮スクリード17,17の前方に広げられた舗装材の抱え込み量を調整するためのもので、高さ調整が可能になっている。
前記各モールドボード20は、図2及び至図3に示すように、上端部に左右方向(紙面の上下方向)に延びるパイプ軸21が一体的に設けられており、そのパイプ軸21を前記主スクリード16側の支持パイプ22に取り付け、該主スクリード16の前面に略水平な状態で配設されている。その支持パイプ22には、図4に示すように下面側にスリット23が設けられている。そして、前記モールドボード20は、前記スリット23と対応した状態で、前記パイプ軸21を前記支持パイプ22の一端側から、該支持パイプ内にスライド挿入して配置することにより、該支持パイプ22に左右方向摺動自在に取り付けられている。
また、該各モールドボード20は、それぞれ両端がスクリード装置15に支持されており、該モールドボード20の一方側(外側端部)、すなわち前記パイプ軸21の外側端部は伸縮スクリード17の外側端からサイドアーム24を介して前方に向かって延ばされているサイドフレーム25に取り付けられている。
さらに、前記モールドボード20の外側端部には、図4に示すように高さ調整手段30が、固定ボルト26及び固定ボルト27を用いて脱着自在に取り付けられている。
前記高さ調整手段30は、上側ブラケット31と下側ブラケット32とインナーケース33とアウターケース34とコイルスプリング35と調整ボルト部材36等で構成されている。
前記上側ブラケット31は、モールドボード20の外面に添設して取り付けられる固定部31aと、内側(主スクリード16側)に向かって水平に突出して配置される支持部31bを一体に有して、断面略L字状に形成されている。また、前記固定部31aには、前記固定ボルト26を固定するためのねじ孔(図示せず)が複数個設けられており、前記支持部31bには前記調整ボルト部材36が螺合して取り付けられているねじ孔37が上下に貫通して設けられている。
前記調整ボルト部材36は、前記上側ブラケット31のねじ孔37に螺合結合されており、前記支持部31bを上下に貫通した状態で取り付けられている。また、ボルト調整部材36の上端には回転用の頭部36aが一体に設けられており、下端には鍔状部36bが脱着自在に取り付けられている。なお、鍔状部36bの外径は前記インナーケース33の内径と略等しく、該インナーケース33内に上端開口側から挿入可能になっている。
前記アウターケース34は、前記ねじ孔37と同心にして、支持部31bの下面に垂下状態にして取り付けられている。
前記下側ブラケット32は、前記サイドフレーム25の外面に添設して取り付けられる固定部32aと、内側(主スクリード16側)に向かって水平に突出している支持部32bを一体に有して、断面略L字状に形成されている。また、前記固定部32aには、該下側ブラケット32を該サイドフレーム25に前記固定ボルト27で固定するためのねじ孔(図示せず)が複数個設けられており、前記支持部32bの上面には前記インナーケース33が前記アウターケース34と同心的に立設状態にして取り付けられている。
前記コイルスプリング35は、外径が前記インナーケース33の内径よりも小さく、そして全体が該インナーケース33内に収容されて、該コイルスプリング35の側面全体が該インナーケース33で覆われた状態になっている。
このように構成された高さ調整手段30は、組み立てる場合、まず、コイルスプリング35を、下側ブラケット32に設けたインナーケース33内に収容する。
次いで、前記アウターケース34と前記調整ボルト部材36を取り付けた前記上側ブラケット31を前記下側ブラケット32と向かい合わせにし、前記調整ボルト部材36の前記鍔状部36bを前記インナーケース33内に挿入すると共に、該インナーケース33が前記アウターケース34内に挿入されるようにして互いに組み付けると、該インナーケース33と該アウターケース34とでなる上下方向に伸縮するケース体38内に前記コイルスプリング35及び前記調整ボルト部材36が収容されてユニット状にされた、高さ調整手段30が組み立てられる。この際、調整ボルト部材36は、コイルスプリング35の圧縮を少なくするように、上側ブラケット31に対して上側の位置に移動させておく。
また、このように組み立てられた高さ調整手段30は、下側ブラケット32を固定ボルト27でサイドフレーム25に固定するとともに、上側ブラケット31を固定ボルト26でモールドボード20に固定すると、サイドフレーム25とモールドボード20間にコイルスプリング35及び調整ボルト部材36を配設させて連結した状態で組立てられる。
そして、調整ボルト部材36のねじ込み量を調整すると、コイルスプリング35の圧縮量が変わって、前記ケース体38の高さが変わり、サイドフレーム25に対するモールドボード20の高さ位置を調整することができ、調整後は調整ボルト部材36を動かさない限り、この状態が保持される。
また、サイドフレーム25からモールドボード20を取り外す場合は、サイドフレーム25に下側ブラケット32を取り付けている固定ボルト27を外すことにより、取り外すことができる。

したがって、このように構成されたアスファルトフィニッシャ10は、前記高さ調整手段30上には、上側ブラケット31を介してモールドボード20が載置され、駆動時にはサイドフレーム25とモールドボード20がコイルスプリング35を介して相対移動し、サイドフレーム25側の上下動をコイルスプリング35で吸収しながらモールドボード20側に伝えることができる。また、前記調整ボルト36を回転することにより、その回転方向に応じてコイルスプリング35が伸縮され、サイドフレーム25に対するモールドボード20の高さが調整される。
そして、前記サイドフレーム25と前記モールドボード20との間に介在されて該モールドボード20を支える前記コイルスプリング35は、前記インナーケース33と前記アウターケース34でなる前記ケース体38内に、前記調整ボルト部材36と共に収容されているので、前記モールドボード20の取り付け・取り外しは、前記コイルスプリング35及び前記調整ボルト部材36を収容した前記ケース体38と共に行うことができ、作業の簡略化が図れる。
また、前記コイルスプリング35及び前記調整ボルト部材36の側面は、前記ケース体38で覆われて保護されているので、側面方向から前記コイルスプリング35及び前記調整ボルト部材36に作用しようとする外力(横力)は前記ケース体38で吸収され、前記コイルスプリング35及び前記調整ボルト部材36には加わることがないので、前記コイルスプリング35及び前記調整ボルト部材36の破損を防止することができる。
さらに、例え前記調整ボルト部材36が破損したような場合でも、前記ケース体38で覆われているので前記コイルスプリングが抜け出すようなこともない。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
以上説明したように、本発明はアスファルトフィニッシャ以外の舗装機械にも応用することができる。
10 アスファルトフィニッシャ
11 機体
12 ホッパ
13 コンベア
14 スクリュースプレッダ
15 スクリード装置
16 主スクリード
17 伸縮スクリード
18 スクリードアーム
20 モールドボード
21 パイプ軸
22 支持パイプ
23 スリット
24 サイドアーム
25 サイドフレーム
26 固定ボルト
27 固定ボルト
30 高さ調整手段
31 上側ブラケット
31a 固定部
31b 支持部
32 下側ブラケット
32a 固定部
32b 支持部
33 インナーケース
34 アウターケース
35 コイルスプリング
36 調整ボルト部材
36a 頭部
36b 鍔状部
37 ねじ孔
38 ケース体

Claims (1)

  1. 幅方向中央部に配設された主スクリードと、該主スクリードの後部に配設され、かつ、幅方向外側へ移動自在に取り付けられた左右1対の伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの前面に幅方向外側へ移動自在に取り付けられたモールドボートを備え、前記モールドボードは両端支持で、かつ、該モールドボードの一方側が前記サイドフレームに高さ調整手段を介して脱着自在に取り付けられてなる舗装機械のモールドボード保持装置において、
    前記高さ調整手段は、
    前記モールドボード側に設けられた上側ブラケットと、
    前記サイドフレーム側に設けられた下側ブラケットと、
    前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの一方に取り付けられたアウターケース及び一端側が該アウターケース内に摺動自在に差し込まれ、他端が前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの他方に取り付けられたインナーケースを有し、かつ、上端側を前記上側ブラケットに取り付け下端側を前記下側ブラケットに取り付けて上下方向に伸縮可能に配設されたケース体と、
    前記ケース体内に収容配置されて前記インナーケースと前記アウターケースの距離で定まる前記ケース体の高さを伸縮させるためのコイルスプリングと、
    前記コイルスプリングを伸縮させて前記ケース体の高さを調整する調整ボルト部材と、
    該調整ボルト部材の端部に取り付けられた頭部と、
    前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの一方と前記頭部との間で前記調整ボルト部材のねじ込み量を調整し、前記上側ブラケット又は前記下側ブラケットの他方と前記頭部との間で前記コイルスプリングを圧縮させることを特徴とする舗装機械におけるモールドボード保持装置。
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