JP5950630B2 - ヘッドライト用led光源モジュール - Google Patents

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Description

この発明は車両用灯具に関し、より詳細には、車両のヘッドランプに装着されるLED光源モジュールに関する。
LED(Light Emitting Diode)を光源として使用したヘッドランプ(LEDヘッドランプ)が一部のハイブリッド車や電気自動車に採用されている。LEDヘッドランプは消費電力が少なくデザイン上の自由度も高いことから、今後大量生産によりコストが下がれば多くの車種に採用される可能性がある。
しかし、現状では、車両用のLEDヘッドランプはその光源部を含めてランプ全体が車種ごとに個別に設計される。このことが、LEDヘッドランプのコスト高の要因の一つであり、普及を阻んでいる理由となっている。
車種ごとにLEDヘッドランプの個別設計が必要となっている現状での主な理由として、(1)LEDはその自己発熱による内部温度が自己の最大ジャンクション温度に近くなると光束減少、寿命の低下、発光色の変化、輝度の低下等の不具合を生じるため最大ジャンクション温度以下に冷却される必要があること、(2)ハロゲンランプやメタルハライドランプの光源部と比較して、LEDに要求される位置精度(特にリフレクタに対する位置の精度)が高精度であることを挙げることができる。すなわち、LEDに要求される厳しい熱管理と位置精度の高さの必要性とを両立することが現状では困難であるが故に、車種ごとの個別設計を余儀なくされてきた。
従来のLEDヘッドランプの一例として、LEDの支持体にヒートシンクを設けるとともに、そのヒートシンクに臨ませて電動ファンを配置し、その電動ファンによって空気を強制的に循環させることにより、ヒートシンクからの熱の放散を促進して、LEDを強制冷却するようにしたものがある(特許文献1、特許文献2参照)。また、フォグランプなど比較的低光量の車両用灯具においては、LEDを光源に用いた光源バルブを交換可能としたものもある(特許文献3)。
特開2007−103365号公報 特開2010−262903号公報 特開2006−324217号公報
しかし、特許文献1、2に開示された従来のLEDヘッドランプは、LEDを用いた光源部が灯具本体と一体になっているため、光源部を交換する必要が生じた場合、LEDヘッドランプそのものを交換せざるを得ない。また、特許文献3に開示された光源バルブは、光源として低輝度のLEDを使用したものであるため、ヘッドライト用の光源部としては利用できない。当該光源バルブの光源として、ヘッドランプに要求される光量が得られる高輝度のLEDを用いるには、上述した熱管理の面が問題となる。
本発明が解決しようとする課題は、車両のヘッドランプに装着されるLED光源モジュールを安価で小型・軽量な構成で実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明のヘッドライト用LED光源モジュールは、
単数あるいは複数個のLEDチップを有するLED部と、
前記LED部と熱的に接続されたヒートシンクと、
前記ヒートシンクを強制的に冷却するアクティブクーリング部と、
前記LED部及び前記アクティブクーリング部を駆動するドライバ部と、
前記ドライバ部と前記アクティブクーリング部とに電力を供給するための電源プラグと、を有し、
これらが一体としてヘッドライト本体に装着可能に構成されているヘッドライト用LED光源モジュールにおいて、
前記LED部、前記ヒートシンク、前記アクティブクーリング部及び前記ドライバ部がこの順に積層されており、
前記LED部は、全光束が1000ルーメン以上3000ルーメン以下の白色光源であることを特徴とするものである。
このヘッドライト用LED光源モジュールは、その構成が単純であるため安価で小型・軽量に提供することができる。そして、このヘッドライト用LED光源モジュールは、取り替えが必要となった場合、従来のようにヘッドライト本体ごと取り替える必要はなく、このヘッドライト用LED光源モジュールだけを取り替えることができる。
しかも、このヘッドライト用LED光源モジュールは、前記アクティブクーリング部が前記LED部に極近い位置に設けられていることにより、前記アクティブクーリング部により前記LED部を冷却する効率を最大化することができるので、前記ヒートシンク及び前記アクティブクーリング部として小型のものを使用することが可能となる。
本発明のヘッドライト用LED光源モジュールにおいて、前記ヒートシンクは、その前端が開口した凹部を有し、当該凹部の内底面に前記LED部が固定されており、前記凹部の後端に前記アクティブクーリング部が接合されていることが望ましい。
前記凹部の内底面は、前記凹部の深さ方向に対して直交していてもよいし、傾斜していてもよい。
前記凹部内に前記LED部からの光を遮る配光制御部が設けられていることが望ましい。この構成により、ヘッドライト本体に設けられる配光制御部材の省略が可能となる。
前記凹部の周囲に放熱フィンが設けられていることが望ましい。
前記ヒートシンクは、前記凹部との間に空気流路を形成する外壁を有し、前記凹部と前記外壁とが前記放熱フィンを介して互いに連結されていることが望ましい。
前記外壁は、その後端から前端にかけて径寸法が漸次小さくなっていることが望ましい。この構造により、ヒートシンクから流出する空気の流速が増大する。
前記アクティブクーリング部は、電動ファンと、当該電動ファンを収容した筐体とを有し、当該筐体の側部に設けられた吸入口から空気を吸入し、当該筐体の前端部に設けられた排出口から空気を排出するように構成されていることが望ましい。
前記筐体は、金属又は高熱伝導性樹脂で囲われていることが望ましい。
前記LED部と前記アクティブクーリング部とが互いに極近い位置に設けられ、且つ、前記アクティブクーリング部の筐体が金属又は高熱伝導性樹脂で形成されていることにより、前記LED部で発生した熱を利用して、低温時における前記電動ファンの始動性を向上させることができる。
前記LED部からの出射光を凹球面状の反射面により反射する反射部材を有することが望ましい。
前記ドライバ部は、その周辺温度が所定の温度以下のときには前記電動ファンを駆動しないようにすることが望ましい。
前記ドライバ部は、前記電動ファンの回転数が許容範囲から外れたときに前記電動ファンの異常を示す信号出力する異常検知回路を有することが望ましい。
本発明によれば、ヘッドライト用LED光源モジュールを安価で小型・軽量な構成で実現することができる。
本発明のヘッドライト用LED光源モジュールの実施形態の一例を示す概念図 (a)ヒートシンクの一形態例を示す断面図 (b)ヒートシンクの一形態例を示す後面図 (a)アクティブクーリング部の一形態例を示す断面図 (b)アクティブクーリング部の一形態例を示す側面図 ドライバ部の一形態例を示す回路構成図 図1のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した形態の一例を示す概念図 ヒートシンクの別の形態例を示す斜視図 ヒートシンクの別の形態例を示す斜視図 ヒートシンクの別の形態例を示す斜視図 (a)ヒートシンクの別の形態例を示す断面図 (b)ヒートシンクの別の形態例を示す後面図 本発明のヘッドライト用LED光源モジュールの別の実施形態を示す概念図 本発明のヘッドライト用LED光源モジュールの別の実施形態を示す概念図 (a)図1のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (b)図1のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (c)図12のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (a)図1のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (b)図1のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (c)図12のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (a)図11のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (b)図11のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 (c)図11のヘッドライト用LED光源モジュールをヘッドライト本体に装着した別の形態を示す概念図 ヒートシンクの別の形態例を示す斜視図 ヒートシンクの別の形態例を示す斜視図 ヒートシンクの別の形態例を示す斜視図 本発明のヘッドライト用LED光源モジュールの別の実施形態を示す概念図 本発明のヘッドライト用LED光源モジュールの別の実施形態を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5により本発明のヘッドライト用LED光源モジュール(以下、単に「LED光源モジュール」と記す。)の第1形態例について説明する。
図1に例示するLED光源モジュール1は、LED部2と、LED部2と熱的に接続されるヒートシンク3と、ヒートシンク3を強制的に冷却するアクティブクーリング部4と、LED部2及びアクティブクーリング部4を駆動するドライバ部5と、アクティブクーリング部4とドライバ部5とに電力を供給する電源プラグ6と、を有する。LED部2、ヒートシンク3、アクティブクーリング部4及びドライバ部5は、LED部2の光出射面2sに対して垂直方向にこの順に積層されており、これらが一体としてヘッドライト本体に着脱可能に構成されている。図5の例では、ヘッドライト本体のリフレクタ7の後端にLED光源モジュール1が装着されている。
LED部2は、単数あるいは複数個のLEDチップ2aを有する。たとえば、1mm角LEDチップ2aを4乃至5個並べて構成される。LED部2は、1A前後の投入電流量で、1000ルーメン以上3000ルーメン以下の光束が得られる白色光源である。LED部2の周辺には温度センサが設けられている。
LED部2は、より詳細には、LEDチップ2aと図示しない蛍光体との組み合わせにより白色光を発する白色光源である。LEDチップ2aは青色LEDチップであり、蛍光体は黄色蛍光体である。
ヒートシンク3は、図2に示すように、底を有する円筒状の凹部(LED収容部)3aと、凹部3aの開口部(前端部)3bの周縁からその径方向外方に張り出した平板円環状の放熱部3cとを有する。凹部3aの厚さは8mmである。凹部3aの内径は20mm乃至30mm、深さは5mm前後が最適である。放熱部3cは、このLED光源モジュール1において直径が最も大きい部分であり、その寸法は40mmである。凹部3aの内底面3dは凹部3aの深さ方向に対して直交している。凹部3aの内底面3dにLED部2が固定されている。凹部3aの外底面3eにアクティブクーリング部4が接合されている。放熱部3cの後面には、多数の放熱針(針状の放熱フィン)3fが設けられている。放熱部3cの外周には、これをヘッドライト本体に螺子9で固定するための取付部3gが周方向三箇所に設けられている(図2(b)参照)。各取付部3gには、螺子(図5参照)が挿入される貫通孔3hが設けられている。ヒートシンク3の材質には、通常はアルミニウムが使用されるが、その熱伝導性や重さなどの要求に応じて、銅、マグネシウム、モリブデン合金なども用いられる。
アクティブクーリング部4は、図3に示すように、電動ファン4aと、電動ファン4aを収容した筐体4bとを有している。電動ファン4aの風量は、1乃至5m/sであり、ヒートシンク3の熱抵抗等の測定結果に基づいて選定される。アクティブクーリング部4は、筐体4bの側部に設けられた吸入口4cから空気を吸入し、筐体4bの前端部に設けられた排出口4dから空気を排出するように構成されている。アクティブクーリング部4内には、電動ファン4aによる空気の吸い込み及び送風を良好にするべく十分な容量の空間が設けられている。筐体4bの径寸法は、ヒートシンク3の放熱部3cの径寸法とほぼ同じ(若干小さ目)であり、厚さ寸法は7mmである。筐体4bは、金属又は高熱伝導性樹脂で形成されている。
ドライバ部5は、図4に示すように、LED駆動回路5Aとファン駆動回路5Bと異常検出回路5Cとを有している。ドライバ部5は、厚さ12mm、直径40mmの円筒状の筐体を有し、その中にこれらの回路5A、5B及び5Cが収容されている。
LED駆動回路5Aは、LED部2の周辺に設けられた温度センサの検出信号に基づいて、LED部2の駆動電流を制御する。LED駆動回路5Aは、LED部2の周辺の温度が所定の温度以上のときには、その温度に応じてLED部2の駆動電流を減らす機能を有している。また、LED駆動回路5Aは、LED部2の駆動電流が想定される範囲から外れたときにLED部2の異常を示す信号(異常ステータス信号)を出力する機能を有している。
LED駆動回路5Aは、入力保護回路、LED駆動用定電流回路及び電動フアン駆動用電圧調整回路を有している。LED駆動回路5Aの出力電圧は5個のLEDチップを駆動する場合、16V乃至19Vであり、電動ファン4aを駆動した場合におけるLED光源モジュール1の消費電力は24Wである。5個のLEDチップ2aで構成したLED部2の消費電力を19W、電動ファン4aの消費電力を2W、ドライバ部5などの回路部での消費電力を2Wとすると、バッテリからLED光源モジュール1に流れる電流を2A以下にすることができる。
ファン駆動回路5Bは、LED部2の周辺に設けられた温度センサの検出信号に基づいて電動ファン4aを駆動する。ファン駆動回路5Bは、LED部2の周辺の温度が所定の温度以下のときには、電動ファン4aの駆動を停止する機能を有している。また、ファン駆動回路5Bは、電動ファン4aの回転数が許容範囲から外れたときに電動ファン4aの異常を示す信号(異常ステータス信号)を出力する機能を有している。ファン駆動回路5Bには電源ライン、グランドライン及び不良検出ラインがあり、これら3本のラインがLED駆動回路5Aに接続されている。ファン駆動回路5Bは、LED部2への駆動電流を監視し、その電流に応じて電動ファン4aの回転数を調整する。電動ファン4aの回転数は電圧によりコントロールされる。
異常検出回路5Cは、LED駆動回路5Aの異常ステータス信号(1)とファン駆動回路5Bの異常ステータス信号(1)との論理和が1のときに異常ステータス信号を出力する。すなわち、異常検出回路5Cは、LED駆動回路5Aとファン駆動回路5Bの両方又は一方から異常ステータス信号が出力されたら、LED光源モジュール1の異常を示す異常ステータス信号を出力する。異常検出回路5Cから出力された異常ステータス信号は、このLED光源モジュール1が装着されている車両の電子制御系に電源プラグ6を介して送られる。
電源プラグ6は、ドライバ部5の側部に設けられている。電源プラグ6には、バッテリに接続される2つの入力端子(プラス端子、グランド端子)と、車両の電子制御系の不良検出ラインに接続される信号端子の少なくとも3本の端子が設けられている。
以上説明したように、このLED光源モジュール1は、その構成要素であるLED部2、ヒートシンク3、アクティブクーリング部4、ドライバ部5、及び電源プラグ6がすべて一体となって構成され、且つ、ヘッドライト本体に着脱自在に構成されているので、これを取り替える必要が生じた場合、従来のようにヘッドライト本体10ごと取り替える必要はなく、LED光源モジュール1だけを取り替えることができる。また、このLED光源モジュール1は、その構成が単純であるため安価に提供することができる。
したがって、このLED光源モジュール1をLEDヘッドランプの光源部に使用することにより、LEDを用いた光源部だけを取り替えることができなかった従来のLEDヘッドランプと比較して、LEDヘッドランプ自体のコストを大幅に引き下げることができる。また、光源部を取り外すことができることにより、LEDヘッドランプのメンテナンス性が大幅に向上する。このLED光源モジュール1は、LEDヘッドランプを搭載した車両の一部として販売される市場のみならず、車両の販売後、その交換用部品として販売される市場においても流通可能である。そして、4輪車両向けヘッドライト用としてだけでなく、2輪車両向けヘッドライト用としても使用可能である。
また、このLED光源モジュール1は、LED部2を強制冷却する手段として、LED部2からの熱を奪い取るヒートシンク3と、ヒートシンク3を冷却するアクティブクーリング部4を有しているので、排熱システムを別途要しない。アクティブクーリング部4は、ヒートシンク3を送風により冷却する電動ファン4aを備え、1000ルーメンの放射性能を有するLED部2のジャンクション温度をLED部2が安定動作可能な基準温度(約150℃)以下に保つことができる。したがって、このLED光源モジュール1は1つのモジュールでヘッドランプを設計する場合に要求される1000ルーメン以上の放射性能を発揮する。
また、このLED光源モジュール1は、ヒートシンク3の凹部3aの内底面3dにLED部2が固定され、当該凹部3aの外底面3eにアクティブクーリング部4が接合されていることにより、LED部2とアクティブクーリング部4とが互いに極近い位置に設けられている。この特有の構成により、アクティブクーリング部4によるLED部2の冷却効率を最大化できる。その結果、ヒートシンク3及びアクティブクーリング部4として小型のものを使用することが可能となる。
さらに、このLED光源モジュール1は、LED部2とアクティブクーリング部4とが互いに極近い位置に設けられ、且つ、アクティブクーリング部4の筐体4bが金属又は高熱伝導性樹脂で形成されていることにより、LED部2で発生した熱を利用して、低温時における電動ファン4aの始動性を向上させることができる。すなわち、電動ファン4aは、低温環境下においては軸受けのオイルの粘性が高くなるためその始動性が低下する傾向があるが、このLED光源モジュール1においては、LED部2と電動ファン4aとが筐体4bを介して熱的に互いに良好に接触しているため、LED部2で発生した熱を効果的に電動ファン4aに伝えることができ、低温環境下においてもLED部2を駆動させることにより電動ファン4aの温度を始動可能温度に短時間で上昇させることができる。車載向けの電動ファン4aでは−40℃以下という低温環境下での動作が要求されるが、このLED光源モジュール1においては、電動ファン4aとして、動作温度が−30℃以上の一般的な電動ファンを使用することができる。−40℃以下でも粘性が低下しない特殊なオイルを用いた電動ファンを用いると、コストや信頼性の面で問題が大きくなるが、このLED光源モジュール1によれば、このような問題を回避できる。
さらに、このLED光源モジュール1は、LED部2の周辺温度が所定の温度以下のときには電動ファン4aの駆動を停止させることにより、省電力化を実現している。LED部2の周辺温度が、たとえば、0℃以下のときにはLED部2の内部温度もジャンクション温度の最大値を超えていないので、電動ファン4aを駆動する必要がない。
高温時における電動ファン4aのダメージが懸念されるかもしれないが、この点も問題はない。高温時にはLED部2で発生した熱がヒートシンク3を介してアクティブクーリング部4の筐体4bにも伝えられるが、電動ファン4aによりアクティブクーリング部4の筐体4b自体も冷却されるので、問題とはならない。LED部2と電動ファン4aとがヒートシンク3の凹部3aの底を介して互いに近接していることから、電動ファン4aとヒートシンク3との間の熱抵抗は充分小さく、電動ファン4aによる充分な冷却が可能である。ここで充分な冷却とは、LED部2の最大ジャンクション温度、電動ファン4aの風量、ヒートシンク3の熱抵抗、最大周辺温度、LED部2に印加される電流・電圧により決定されるパラメータである。このLED光源モジュール1においてはこれらの値が最適化されている。
また、このLED光源モジュール1は小型であり、ヒートシンク3の熱容量も小さいため、LED部2への電源供給が止まった後には、温度は長時間にわたって維持されず、急激にモジュール1全体が冷却される。したがって、仮に周辺温度が高温であったとしても、モジュール1にダメージを与える要因あるいはモジュール1の寿命を低減させる要因とはならない。
また、このLED光源モジュール1は、小型であるが故、ヘッドライト本体の後部蓋8とリフレクタ7の後端との間の小さなスペースに設けることができ、ヘッドライト本体の大きさを小さくすることに寄与する。
また、このLED光源モジュール1は、ヒートシンク3の凹部3aの内底面3dにLED部2が固定されていることにより、LED部2からの出射光の一部すなわち、LED部2の光出射面との角度が所定の角度以下の範囲の出射光を遮断することができるので、余分な範囲への光の出射を防止して、所望の配光の実現を容易化できる。
また、このLED光源モジュール1は、ヒートシンク3の凹部3aの内底面3dにLED部2を固定し、凹部3aの開口部3bの周縁からその径方向外方に張り出した平板円環状の放熱部3cの後面に多数の放熱針3fを設けることにより、LED部2とアクティブクーリング部4との距離を最短化しつつ、制約された空間に多数の放熱針3fを設けることを可能としている。この構成によりモジュール1の小型化と冷却効率の向上とを両立させている。また、ヒートシンク3の平板円環状の放熱部3cの後面に多数の放熱針3fが設けられ、その放熱部3cに臨ませてアクティブクーリング部4の排出口4dが設けられているので、ヒートシンク3の放熱部3c及び放熱針3fからなる部分に効率良く空気を送風して熱交換に使用できる。
また、このLED光源モジュール1は、LED駆動回路5Aとファン駆動回路5Bのうち少なくとも一方に異常が発生したら異常ステータス信号を車両の電子制御系に送信する異常検出回路5Cを備えているので、LED光源モジュール1の異常発生時にそのことを直ちに車両のユーザに報知する機能を車両に持たせることができる。LED光源モジュール1の異常発生時にそのことを直ちに車両のユーザに報知することにより、車両のユーザにLED光源モジュール1の交換を促し、車両の運行の安全性維持に役立てることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、各部の形状・寸法や各要素の具体的構成は適宜変更可能である。
たとえば、上記の実施形態では、互いに積層されたヒートシンク3、アクティブクーリング部4及びドライバ部5の厚さをそれぞれ8mm、7mm及び12mmとし、したがってLED光源モジュール1の全長を27mmとした設計例を示したが、各部の厚さ寸法は任意である。各部の径寸法も任意である。
また、ヒートシンク3、アクティブクーリング部4及びドライバ部5の外形は必ずしも円筒形である必要は無く、直方体であっても、あるいはそれ以外の形状であってもよい。
また、上記の実施形態では、LED光源モジュール1がヘッドライト本体に螺子9で固定される構造になっているが、LED光源モジュール1をヘッドライト本体に嵌め込み方式で装着できるように構成してもよい。また、LED光源モジュール1をヘッドライト本体そのものに組み付け、LED光源モジュール1をヘッドライト本体から容易には取り外せない構造としてもよい。
また、上記の実施形態では、ファン駆動回路5Bがドライバ部5に設けられているが、ファン駆動回路5Bをアクティブクーリング部4に内蔵することも可能である。アクティブクーリング部4の筐体4bの材質にアルミニウムなどの導電性が良好な金属を用いれば、ファン駆動回路5Bから発せられる電磁ノイズを遮蔽する機能を筐体4bに持たせることができる。
また、上記の実施形態では、ヒートシンク3の放熱部3cの後面に放熱針(針状の放熱フィン)3fが設けられている構成例を示したが、ヒートシンク3として、図6乃至図10に例示する構造のものを採用することもできる。
図6に示すヒートシンク3は、凹部3aの外周面から放射状に延びる板状の複数の放熱フィン3fを有している。
図7に示すヒートシンク3は、凹部3aの外周面との間に空気流路を形成する外壁3iを有し、凹部3aと外壁3iとが放熱フィン3fを介して互いに連結されている。
図8に示すヒートシンク3は、円錐状の頂部を除いた形状の外壁3iを有している。すなわち、図8に示すヒートシンク3の外壁3iは、その後端から前端にかけて径寸法が漸次小さくなっている。この構造によれば、ヒートシンク3から流出する空気の流速を増大させて、ヘッドライト本体の先端部まで空気を流すことができる。
図9に示すヒートシンク3は、凹部3aの外周面からその径方向外方に張り出した平板円環状の複数(この例では3枚)の放熱フィン3fを有している。これら複数の放熱フィン3fは、その外周部に設けられた円筒状の隔壁3jによって互いに連結されている。それぞれの放熱フィン3fには複数の空気流通孔3kが周方向に並べて形成されている。アクティブクーリング部4からの気流は、最も後端側に位置する放熱フィン3fの空気流通孔3kを通って凹部3aと隔壁3jとの間の空間に流入し、最も前端側に位置する放熱フィン3fの空気流通孔3kから流出する間に3枚の放熱フィン3fと効率良く熱交換した後、更に放熱部3cと熱交換する。
また、上記の実施形態では、ヒートシンク3の凹部3aの内底面3dが凹部3aの深さ方向に対して直交しているが、図10に例示するように、凹部3aの内底面3dが凹部3aの深さ方向に対して傾斜している構成とすることもできる。図10の例では、図1乃至図2に示したヒートシンク3の凹部3a内に前面(上面)が傾斜した部材3pを設けることにより、かかる構造を実現している。
また、上記の実施形態の構成に加え、図11に例示するように、反射部材11を有する構成も本発明の施術的範囲に属する。図11に示す反射部材11は、LED部2からの出射光を反射する凹球面状の反射面11aを有している。反射面11aは、ヘッドライト本体のリフレクタの概ね焦点に位置し、一次集光面として機能する。反射部材11が設けられていることにより、広い角度で拡散するLED部2からの光を効率的に集光することが可能になる。
また、上記の実施形態の図5の例では、ヘッドライト本体のリフレクタ7の後端にLED光源モジュール1が装着されているが、図12乃至図14に示すように、ヘッドライト本体の構造に応じて種々の装着形態を採用可能である。
図12(a)乃至(c)に例示するヘッドライト本体21は、その前端に大きく開口した光出射窓21aを有し、その後端に、LED光源モジュール1を装着するための作業孔21bを有している。光出射窓21aにはドーム状のフロントカバー22が装着されている。作業孔21bは、LED光源モジュール1をヘッドライト本体21内に装着した後、裏蓋23で閉塞されている。
図12(a)の例では、LED光源モジュール1を取り付けるための取付部24がヘッドライト本体21の内底部に設けられており、図1乃至図4で説明したLED光源モジュール1がそのLED部2を上方に向けて装着されている。LED光源モジュール1の上方には、凹球面状の反射面25aを有するリフレクタ25が設けられている。LED部2から出射された光は、リフレクタ25で前方に反射され、ヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図12(b)の例では、LED光源モジュール1を取り付けるための取付部24がヘッドライト本体21の天井部に設けられており、図1乃至図4で説明したLED光源モジュール1がそのLED部2を下方に向けて装着されている。LED光源モジュール1の下方には、凹球面状の反射面25aを有するリフレクタ25が設けられている。LED部2から出射された光は、リフレクタ25で前方に反射され、ヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図12(c)の例では、ヘッドライト本体21内の後部にリフレクタ機能を有する取付部28が設けられており、図11に示した構造のLED光源モジュール1がそのLED部2を前方に向けて取付部28の開口部に装着されている。LED光源モジュール1の反射部材11の下方には、凹球面状の反射面25aを有するリフレクタ25が設けられている。LED部2から出射された光は、反射部材11で下方に反射された後、リフレクタ25で前方に反射され、ヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図13(a)及び図13(b)の例では、ヘッドライト本体21内の後部にリフレクタ機能を有する取付部28が設けられており、図1乃至図4で説明したLED光源モジュール1がそのLED部2を前方に向けて取付部28の開口部に装着されている。
図13(a)の例では、LED光源モジュール1の前方片側に遮蔽板(配光制御板)25が設けられ、更にその前方中央にレンズ26が設けられている。LED部2から出射された光のうち不要な光は遮蔽板25で遮られ、有用な光だけがレンズ26で集光されてヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図13(b)の例では、LED部2とレンズ(二次レンズ)26との間に一次レンズ27が設けられている。LED部2から出射された光は、これら2つのレンズ26、27で集光されてヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図13(c)の例では、LED光源モジュール1を取り付けるための取付部24がヘッドライト本体21の内底部に設けられており、図11に示した構造のLED光源モジュール1がそのLED部2を上方に向けて装着されている。LED光源モジュール1の前方片側には遮蔽板25が設けられ、更にその前方中央にレンズ26が設けられている。LED部2から出射された光は、反射部材11で前方に反射される。その光のうち不要な光は遮蔽板25で遮られ、有用な光だけがレンズ26で集光されてヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図14(a)及び図14(b)の例では、ヘッドライト本体21内の後部にリフレクタ機能を有する取付部28が設けられており、図10に示したLED光源モジュール1がそのLED部2を前方に向けて取付部28の開口部に装着されている。
図14(a)の例では、LED部2が斜め上方に向いている。LED光源モジュール1の前方にはレンズ26が設けられている。ヘッドライト本体21の天井近傍にはリフレクタ25が設けられている。LED部2から出射された光のうち上方に拡散した光はリフレクタ25で前方に反射される。その結果、LED部2から出射された光のほぼ全てがレンズ26で集光されてヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図14(b)の例では、LED部2が斜め下方に向いている。LED光源モジュール1の前方にはレンズ26が設けられている。ヘッドライト本体21の内底近傍にはリフレクタ25が設けられている。LED部2から出射された光のうち下方に拡散した光はリフレクタ25で前方に反射される。その結果、LED部2から出射された光のほぼ全てがレンズ26で集光されてヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図14(c)の例では、LED光源モジュール1を取り付けるための取付部24がヘッドライト本体21の内底部に設けられており、図1乃至図4で説明した構造のLED光源モジュール1がそのLED部2を上方に向けて装着されている。LED部2は斜め後方に向いている。LED光源モジュール1の上方にはリフレクタ25が設けられている。LED光源モジュール1の前方片側には遮蔽板25が設けられ、更にその前方中央にレンズ26が設けられている。LED部2から出射された光は、リフレクタ25で前方に反射される。その光のうち不要な光は遮蔽板25で遮られ、有用な光だけがレンズ26で集光されてヘッドライト本体21の光出射窓21aから出射される。
図12(c)、図13(a)、図13(b)、図14(a)及び図14(b)の例では、LED光源モジュール1が取付部28にフロントカバー22側から挿入して取り付けられているが、LED光源モジュール1を取付部28に裏蓋23側から挿入して取り付けることができるように構成してもよい。また、LED光源モジュール1と取付部28とを固定する手段は螺子9である必要はない。たとえば、図19に示すように、LED光源モジュール1の前端部の外周部に、ヘッドライト本体21の取付部28に係合する突起部3tを設け、LED光源モジュール1を取付部28の開口部に挿入して嵌め付けることにより、両者が互いに係合して固定されるように構成してもよい。
図12(a)、図12(b)、図13(c)及び図14(c)の例では、LED光源モジュール1が上向き又は下向き姿勢で作業孔21bからヘッドライト本体21内に挿入され、取付部24に固定される。LED光源モジュール1と取付部24とには、互いに係合する位置決めガイド部(図示省略)が各々設けられており、互いの位置決めガイド部同士を係合せることにより、両者を互いに高精度に位置決めして固定できるようになっている。
また、図13(c)及び図14(c)の例では、ヘッドライト本体21に遮蔽板(配光制御板)25が設けられているが、図15乃至図17に示すように、遮蔽板25の機能をヒートシンク3に持たせてもよい。遮蔽板25の機能をヒートシンク3に持たせることにより、ヘッドライト本体21に設けられる遮蔽板25を省略し、ヘッドランプの部品点数を削減できる。
図15乃至図17の例では、ヒートシンク3の凹部3aの開口部に遮蔽部材(配光制御部)29が設けられている。遮蔽部材29は、直線状の弧部3aと、ヒートシンク3の凹部3aの内周面に密に接合された弦部29aとを有する三日月状の板状の部材である。遮蔽部材29は、凹部3aの開口部の片側一部を塞ぐようにしてヒートシンク3に設けられている。LED部2は光放射半値角は120度である。凹部3aの開口部の片側に遮蔽部材29が設けられていることにより、LED部2からの放射光の片側のみ遮断される。遮蔽部材29の位置はLED部2の位置及びLED部2からの距離に適応させて正確に決められている。遮蔽部材29の寸法・形状は任意である。遮蔽部材29の材質は、ヒートシンク3のその他の部分の材質と同じであることが望ましい。遮蔽部材29の裏面すなわち、LED部2からの光が照射される面には光吸収率の高い膜を形成するなど光反射抑制処理を施しておくことが望ましい。
また、上記実施形態においては、アクティブクーリング部4がその筐体4bの側部に設けられた吸入口4cからのみ空気を吸入する構造になっているが、たとえば図18に示すように、筐体4bの側部からのみならず後部からも空気を吸入し得るように筐体4bの構造を変更してもよい。図18の例では、ドライバ部5の筐体12の側部に吸入口5iが設けられ、前端部に図示しない排出口が設けられている。筐体12の排出口は、ヒートシンク3の放熱フィン3fに臨ませて設けられている。この構造によれば、アクティブクーリング部4の冷却機能をドライバ部5の冷却にも有効利用することができる。
1 ヘッドライト用LED光源モジュール
2 LED部
2a LEDチップ
3 ヒートシンク
3a 凹部
3d 内底面
3i 外壁
4 アクティブクーリング部
4a 電動ファン
4b 筐体
4c 吸入口
4d 排出口
5 ドライバ部
5A LED駆動回路
5B ファン駆動回路
5C 異常検出回路
6 電源プラグ
11 反射部材
29 遮蔽部材(配光制御部)

Claims (10)

  1. 単数あるいは複数個のLEDチップを有するLED部と、
    前記LED部と熱的に接続されたヒートシンクと、
    前記ヒートシンクを強制的に冷却するアクティブクーリング部と、
    前記LED部及び前記アクティブクーリング部を駆動するドライバ部と、
    前記ドライバ部と前記アクティブクーリング部とに電力を供給するための電源プラグと、を有し、
    これらが一体としてヘッドライト本体に装着可能に構成されているヘッドライト用LED光源モジュールにおいて、
    前記LED部、前記ヒートシンク、前記アクティブクーリング部及び前記ドライバ部がこの順に積層されており、
    前記LED部は、全光束が1000ルーメン以上3000ルーメン以下の白色光源であり、
    前記ヒートシンクは、その前端が開口した凹部を有し、当該凹部の内底面に前記LED部が固定されており
    前記凹部の後端に前記アクティブクーリング部が接合されており
    前記凹部の内底面が前記凹部の深さ方向に対して傾斜している、
    ヘッドライト用LED光源モジュール。
  2. 前記凹部内に前記LED部からの光を遮る配光制御部が設けられている、請求項1に記載のヘッドライト用LED光源モジュール。
  3. 前記凹部の周囲に放熱フィンが設けられている、請求項1または2に記載のヘッドライト用LED光源モジュール。
  4. 前記ヒートシンクは、前記凹部との間に空気流路を形成する外壁を有し、前記凹部と前記外壁とが前記放熱フィンを介して互いに連結されている、請求項のヘッドライト用LED光源モジュール。
  5. 前記外壁は、その後端から前端にかけて径寸法が漸次小さくなっている、請求項のヘッドライト用LED光源モジュール。
  6. 前記アクティブクーリング部は、電動ファンと、当該電動ファンを収容した筐体とを有し、当該筐体の側部に設けられた吸入口から空気を吸入し、当該筐体の前端部に設けられた排出口から空気を排出するように構成されている、請求項1乃至の何れか1項に記載のヘッドライト用LED光源モジュール。
  7. 前記筐体が金属又は高熱伝導性樹脂で囲われている、請求項のヘッドライト用LED光源モジュール。
  8. 前記LED部からの出射光を凹球面状の反射面により反射する反射部材を有する、請求項1乃至の何れか1項に記載のヘッドライト用LED光源モジュール。
  9. 前記ドライバ部は、その周辺温度が所定の温度以下のときには前記電動ファンを駆動しない、請求項6または7に記載のヘッドライト用LED光源モジュール。
  10. 前記ドライバ部は、前記電動ファンの回転数が許容範囲から外れたときに前記電動ファンの異常を示す信号出力する異常検知回路を有する、請求項6または7または9に記載のヘッドライト用LED光源モジュール。
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