JP5950602B2 - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents
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付加動作としては、例えば、トナー容器内に残留するトナーの残量を測定するトナー残量検知(特許文献1参照)や画像形成装置内に付着したトナーを除去するクリーニング動作(特許文献2参照)等がある。この付加動作は、通常、画像形成動作の途中であって、適宜必要となった場合に画像形成動作を中断して行われるものである。したがって、付加動作を行う場合、画像形成の生産性が低下し、ユーザの待ち時間が長くなってしまう。
そこで、画像形成動作の途中ではなく、画像形成動作開始前の起動処理中に上記付加動作を行うことにより、ユーザの待ち時間が長くなるのを抑制することができると考えられる。例えば、エンジン制御部の起動処理完了後であって、コントローラ部の起動処理中に、エンジン制御部が付加動作の制御を行うことで、時間を有効に活用することができ、ユーザの待ち時間が長くなることを抑制することができると考えられる。
また、本発明は、画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が、前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合に、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間において、前記第1の制御手段が、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させるステップと、前記第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の起動処理にかかる時間より長い場合に、前記第2の制御手段は、前記第2の起動処理が完了した後、前記第1の起動処理が完了するまでの期間において、前記付加動作のうち前記第2の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させるステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が、前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合に、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間に予め設定した付加時間を加えた期間において、前記第1の制御手段が、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させるステップを備えることを特徴とする。
また、本発明は、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備え、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段は、画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する画像形成装置であって、前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合は、前記第1の制御手段は、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間において、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させ、前記付加動作には複数の動作が含まれており、前記複数の動作には個別に実行閾値が定められており、前記画像形成動作の実行の頻度を表すカウント値をカウントするカウンタと、前記実行閾値に対する前記カウント値の遠近に基づいて優先度が高いか低いかを判断する優先度判断手段と、をさらに有し、前記第1の制御手段、又は前記第2の制御手段は、前記複数の動作のうち前記優先度が高いと判断された動作を優先して実行することを特徴とする。
まず、図1を用いて、本発明の実施例に係るカラー電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。なお、以下に記載する構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれに限定するものではない。
する。また、本実施例に係る画像形成装置は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの4色についての画像形成が可能なプロセスカートリッジを着脱可能に備えている。なお、これら4つのプロセスカートリッジは画像形成の色が異なることを除いて構成は同じであるため、ブラックKのプロセスカートリッジの構成についてのみ説明を行い、他の色のプロセスカートリッジについての説明は省略する。プロセスカートリッジは、主な構成要素として、上記現像装置1と、電子写真感光体(以下、像担持体)7と、帯電ローラ8とを有している。現像装置1は、静電潜像を現像する現像剤担持体11と、現像剤担持体11に現像剤としてのトナーを供給するトナー供給ローラ12と、トナーを収容するトナー容器13とを備えている。転写装置4は、一次転写ローラ41と、二次転写ローラ42と、中間転写ベルト43とを備えている。また、現像剤担持体11には、電圧印加手段(不図示)が接続されている。また、中間転写ベルト43上に残留したトナーを除去するために、クリーニングブレード9が中間転写ベルト43に当接して設けられている。クリーニングブレード9によって除去されたトナーは、廃トナー回収容器9aへと回収される。また、記録材としてのシート材Pは、給紙カセット14に収納されている。
次に、図2を用いて、本実施例に係る画像形成装置のシステム構成について説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置のシステム構成を説明するためのブロック図である。図2に示すように、本実施例に係る画像形成装置は、主なシステム構成として、互いに同期して画像形成動作を制御するコントローラ部101と、エンジン制御部201とを備えている。そして、コントローラ部101は、エンジン制御部201とホストコンピュータ301と相互に通信可能となっている。コントローラ部101は、メイン制御部(以下、CPU)102と、ビデオインターフェイス部103と、情報表示部104と、ROM105と、RAM106と、メモリ107とを備えている。情報表示部104は、ユーザからの操作指示の入力を受け付けるタッチパネルや各種の操作ボタンを備えるオペレーションパネルなどの外部出力装置に画像形成装置の操作のための情報を表示する。メモリ107は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などの不揮発性メモリである。すなわち、メモリ107は、画像形成装置本体の電源投入状態において各種のデータを記憶するための書き換え可能なメモリであるとともに、電源遮断後においても、その内容を保持可能なメモリである。
10とは異なるビデオ信号線111を用いて、画像情報をエンジン制御部201に送信する。
次に、画像形成動作のために行う動作以外の動作であって、画像品質維持のために実行する動作(以下、付加動作)について説明する。付加動作は、一般的には、適宜必要となった場合に画像形成動作を中断して行われるものである。また、付加動作の種類は複数あり、それらの実行時間はそれぞれ異なる。エンジン制御部201が制御する付加動作の例としては、トナー残量検知、クリーニング動作、トナー吐き出し動作等がある。また、コントローラ部101が制御する付加動作の例としては、画像処理動作がある。
上述した付加動作は、通常は、その動作が必要となった時点で、画像形成動作を中断して実行するものである。しかしながら、付加動作を行うたびに画像形成動作を中断していたのでは画像形成の生産性が低下し、ユーザの待ち時間が長くなってしまう。そこで、実
施例1に係る画像形成装置においては、画像形成動作の開始前であってコントローラ部101の起動処理中に、エンジン制御部201が付加動作の制御を実行する構成を採用する。
上述した付加動作の選択は、各付加動作毎に決定される優先度に基づいて行われる。以下、図4を用いて、付加動作の優先度の決定方法について説明する。エンジン制御部201は、図4に示すように付加動作を一覧にしたデータを格納する付加動作格納バッファ(以下、バッファとする)を備えている。実施例1においては、実行順序変数n(図4中の実行順序n)としてACT_NUM_MAX個の付加動作が予め登録されている。なお、ACT_NUM_MAXは任意の定数である。そして、nが小さいものから順に実行されることとなる。これらの付加動作は、電源投入時においては、図4(a)に示すように、実行時間が長い動作順に並んで格納されている。
S703)。そして、エンジン制御部201は、コントローラ部101の起動処理の残りの処理時間tc1を受信した後(S704)、実行する付加動作を選択するための第一の選択処理を行う(S705)。そして、エンジン制御部201の起動処理が完了した時点で(S706)、第一の選択処理によって選択された付加動作の制御の実行を開始する(S707)。付加動作の制御が終了すると(S708)、バッファの更新を実行する(S709)。その後、エンジンレディをコントローラ部101に通知する(S710)。
次に、図8を用いて、上述した第一の選択処理について説明する。図8は、第一の選択処理のフローチャートである。まず、実行順序変数nを1に初期化する(S801)。そして、メモリ208から読み込んだカウンタのカウント値と各付加動作の実行時間に基づいてバッファの更新を行い(S802)、更新されたバッファの読み出しを行う(S803)。そして、先頭(n=1)に登録されている付加動作の実行時間T1にエンジン制御部201の起動処理の処理時間teを加算する(S804)。ここで、n番目に実行する付加動作の実行時間をTnとする。また、実行時間Tnの合計時間ΣTnにエンジン制御部201の起動処理の処理時間を加算した時間を初期動作時間Teとする。tcがTeよりも長ければ(S805)、nを1増加する(S806)。そして、さらに、nがバッファに格納されている付加動作の最大数ACT_NUM_MAX以下であれば(S807)、次(n=
2)に登録されている付加動作の実行時間T2にTeを加算し(S804)、上記同様の制御を繰り返す。nがACT_NUM_MAXより大きい場合(S807)、n−1番目までの付加
動作を実行することを確定する(S808)。一方、tcがTeよりも長くなければ(S805)、さらに実行する付加動作を追加することなく、n−1番目までの付加動作を実行することを確定する(S808)。
実施例1においては、エンジン制御部201の起動処理時間teに付加動作の実行時間Tnの合計時間ΣTnを加算した時間Teが、コントローラ部101の起動処理時間tc内に収まるような構成を採用した。しかしながら、ユーザにとっては、Teがtcを大きく上回ることにならない限り、できるだけ多くの付加動作を実行する方が好ましい。したがって、実施例2においては、tcに所定の時間を余分に加えることで実施例1よりも多くの付加動作を実施可能な構成を採用した。他の構成については、実施例1と同様であるため、その説明については省略する。
、実施例1においては、Teがtc内に収まるように、優先度が二番目のクリーニング動作については実行しなかった。これに対して、実施例2においては、エンジン制御部201は、自己の起動処理の完了後、コントローラ部101の起動処理の処理時間tcに所定の時間を加えた時間が経過するまでの間に完了することが可能な付加動作を実行可能に構成されている。
次に、図11を用いて、実施例2において行われる付加動作の選択方法としての第二の選択処理について説明する。図11は、第二の選択処理のフローチャートである。実施例2において、電源投入後のエンジン制御部201の制御は、付加動作の選択方法が異なることを除いては、実施例1と同様に行われる(図7参照)。すなわち、図7のフローチャートのS705の第一の選択処理を第二の選択処理に置き換えたものが、実施例2におけるエンジン制御部201の制御のフローである。したがって、第二の選択処理についてのみ説明し、エンジン制御部201の他の制御についての説明は省略する。
1109)、次(n=2)に登録されている付加動作の実行時間T2にTeを加算し(S1104)、上記同様の制御を繰り返し行う。nがACT_NUM_MAXより大きい場合(S11
09)、n−1番目までの付加動作を実行することを確定する(S1110)。
間が、Teよりも長いか否かの判断を行う(S1106)。tcにTdを加えた時間がTeよりも長くない場合、エンジン制御部201は、n−1番目までの付加動作を実行することを確定する(S1110)。tcにTdを加えた時間がTeよりも長い場合であって、かつ、n番目の付加動作の優先度が「低」と設定されている場合(S1107)、n−1番目までの付加動作を実行することを確定する(S1110)。tcにTdを加えた時間がTeよりも長い場合であって、かつ、n番目の付加動作の優先度が「高」と設定されている場合(S1107)、nを1増加する(S1108)。そして、nがバッファに格納されている付加動作の最大数ACT_NUM_MAXよりも小さいか否かを判断し(S1109)
、上記同様の制御を繰り返し行う。
通常、コントローラ部101の起動処理の処理時間tcとエンジン制御部201の起動処理の処理時間teとでは、コントローラ部101の起動処理の処理時間tcの方が長い。したがって、実施例1及び2においては、teよりもtcの方が長いことを前提として制御を行った。しかしながら、コントローラ部101の起動処理の処理時間tcの方が、エンジン制御部201の起動処理の処理時間teよりも短い場合もあり得る。このような場合においては、コントローラ部101の起動処理が完了した後、エンジン制御部201の起動処理が完了するまで待ち時間が生じてしまう。そこで、実施例3においては、その待ち時間を有効に利用するため、コントローラ部101が、エンジン制御部201の起動処理中に付加動作を実行可能な構成を採用する。コントローラ部101が実行する付加動作としては、例えば、画像処理動作がある。画像処理動作とは、色処理等の画像の画質を向上させるための動作をいう。
理が完了すると(S1407)、エンジンレディをコントローラ部101に通知し(S1413)、エンジン制御部201はレディ状態となる。
Claims (12)
- 第1の制御手段と、
第2の制御手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段は、画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する画像形成装置であって、
前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合は、前記第1の制御手段は、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間において、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させ、
前記第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の起動処理にかかる時間より長い場合は、前記第2の制御手段は、前記第2の起動処理が完了した後、前記第1の起動処理が完了するまでの期間において、前記付加動作のうち前記第2の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置。 - 第1の制御手段と、
第2の制御手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段は、画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する画像形成装置であって、
前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が、前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合は、前記第1の制御手段は、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間に予め設定した付加時間を加えた期間において、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の制御手段は、画像形成装置の状態に応じて可変な前記第1の起動処理にかかる時間を前記第2の制御手段に送信し、
前記第2の制御手段は、画像形成装置の状態に応じて可変な前記第2の起動処理にかか
る時間を前記第1の制御手段に送信し、
前記第1の制御手段は、前記第1の起動処理にかかる時間と、受信した前記第2の起動処理にかかる時間を比較し、
前記第2の制御手段は、前記第2の起動処理にかかる時間と、受信した前記第1の起動処理にかかる時間を比較することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の起動処理にかかる時間より長い場合は、前記第2の制御手段は、前記第2の起動処理が完了した後、前記第1の起動処理が完了するまでの期間に前記付加時間を加えた期間において、前記付加動作のうち前記第2の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記付加動作には複数の動作が含まれており、前記複数の動作には個別に実行閾値が定められており、
前記画像形成動作の実行の頻度を表すカウント値をカウントするカウンタと、前記実行閾値に対する前記カウント値の遠近に基づいて優先度が高いか低いかを判断する優先度判断手段と、をさらに有し、
前記第1の制御手段、又は前記第2の制御手段は、前記複数の動作のうち前記優先度が高いと判断された動作を優先して実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第1の制御手段、又は前記第2の制御手段は、前記優先度が高いと判断された前記動作のうち実行時間の長いものから優先して実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記付加動作として、トナー残量検知動作、クリーニング動作、トナー吐き出し動作、又は画像処理動作が実行されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の制御手段は、画像情報の処理を制御するコントローラ部であり、第2の制御手段は、画像情報に基づきトナー像の形成を制御するエンジン制御部であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の制御手段は、前記付加動作として画像処理動作を実行させ、前記第2の制御手段は、前記付加動作として、トナー残量検知動作、クリーニング動作、又はトナー吐出し動作を実行させることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が、前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合に、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間において、前記第1の制御手段が、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させるステップと、
前記第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の起動処理にかかる時間より長い場合に、前記第2の制御手段は、前記第2の起動処理が完了した後、前記第1の起動処理が完了するまでの期間において、前記付加動作のうち前記第2の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させるステップと、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が、前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合に、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間に予め設定した付加時間を加えた期間において、前記第1の制御手段が、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させるステップ
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 第1の制御手段と、
第2の制御手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段は、画像形成装置による、画像を形成する画像形成動作と、付加動作とを制御する画像形成装置であって、
前記第1の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第1の起動処理にかかる時間の方が前記第2の制御手段が前記画像形成動作の開始前に行う第2の起動処理にかかる時間より短い場合は、前記第1の制御手段は、前記第1の起動処理が完了した後、前記第2の起動処理が完了するまでの期間において、前記付加動作のうち前記第1の制御手段が制御可能な前記付加動作を画像形成装置に実行させ、
前記付加動作には複数の動作が含まれており、前記複数の動作には個別に実行閾値が定められており、
前記画像形成動作の実行の頻度を表すカウント値をカウントするカウンタと、前記実行閾値に対する前記カウント値の遠近に基づいて優先度が高いか低いかを判断する優先度判断手段と、をさらに有し、
前記第1の制御手段、又は前記第2の制御手段は、前記複数の動作のうち前記優先度が高いと判断された動作を優先して実行することを特徴とする画像形成装置。
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