JP5950389B2 - リチウムシリケート系化合物、正極活物質、正極活物質の製造方法、非水電解質二次電池およびそれを搭載した車両 - Google Patents
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Description
組成式:Li 1+2y Fe 1+z SiO 4+w (0.25<y<0.6、0<z<0.2かつ0<w<1.2)で表され、
57Feメスバウアー分光法によって得られる解析結果は、初回充電前および充電後の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき3価の電子状態で存在する鉄が90原子%以上であり、
放電後の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄が3価および2価の電子状態で存在し、該リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき2価の電子状態で存在する鉄が80原子%を越えることを示すことを特徴とする。
第二の本発明は、本発明のリチウムシリケート系化合物を含む非水電解質二次電池用の正極活物質であって、
Liの酸化還元電位を基準電位とし、初回(1サイクル目)1.5〜4.8V、その後1.5〜4.5Vの電圧範囲で、常温にて測定した1〜5サイクル目までの充放電容量が200mAh/g以上であるのが好ましい。
57Feメスバウアー分光法によって得られる解析結果は、初回充電前および充電後のリチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき3価の電子状態で存在する鉄が90原子%以上であり、
放電後の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄が3価および2価の電子状態で存在し、該リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき2価の電子状態で存在する鉄が80原子%を越えることを示すことを特徴とする。なお、このリチウムシリケート系化合物は、本発明の正極活物質に含まれるリチウムシリケート系化合物の一形態であるため、このリチウムシリケート系化合物についても本明細書の正極活物質に関する記載によって説明されていることは言うまでもない。
アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも一種を含む溶融塩中で、二酸化炭素および還元性ガスを含む混合ガス雰囲気下において、Li2SiO3で表される珪酸リチウム化合物と、鉄を含む金属元素含有物質と、を300℃以上600℃以下で反応させて前駆体としてのリチウムシリケート系化合物を合成する合成工程と、
前記合成工程にて得られたリチウムシリケート系化合物に機械的エネルギーを付与するエネルギー付与工程と、
機械的エネルギーが付与された前記リチウムシリケート系化合物を熱処理する熱処理工程と、
を含み、前記エネルギー付与工程および前記熱処理工程を経て、CuKα線によるX線回折パターンにおけるLi2FeSiO4の(10−3)面に対応する回折ピークが(111)面に対応する回折ピークよりも高いリチウムシリケート系化合物を得ることを特徴とする。
本発明の正極活物質は、非水電解質二次電池用の正極活物質であって、Li、Fe、SiおよびOを含むリチウムシリケート系化合物を含む。本発明の正極活物質が、Liの酸化還元電位(Li/Li+)を基準電位とし、初回(すなわち1サイクル目)1.5〜4.8V、その後1.5〜4.5Vの電圧範囲で、常温にて測定した1〜5サイクル目までの充放電容量が200mAh/g以上の高い容量を示す理由は、以下のように考えられる。
本発明の正極活物質の製造方法は、上記のリチウムシリケート系化合物を含む正極活物質に好適な製造方法である。本発明の製造方法は、合成工程、エネルギー付与工程および熱処理工程を含む。以下にそれぞれの工程を説明する。
合成工程は、アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも一種を含む溶融塩中で、特定の混合ガス雰囲気下において、Li2SiO3で表される珪酸リチウム化合物と、鉄を含む金属元素含有物質と、を反応させて、前駆体としてのリチウムシリケート系化合物(以下「リチウムシリケート系化合物前駆体」と略記)を合成する工程である。
上記した合成工程を経て得られるリチウムシリケート系化合物前駆体は、Li2FeSiO4を基本組成とする。溶融塩中において、600℃以下という低温で反応を行うことによって、結晶粒の成長が抑制され、平均粒径が数μm以下の微細な粒子となり、さらに、不純物相の量が大きく減少する。
エネルギー付与工程は、合成工程にて得られたリチウムシリケート系化合物前駆体に機械的エネルギーを付与する工程である。リチウムシリケート系化合物前駆体に機械的エネルギーを付与することにより、後述の熱処理工程後、CuKα線によるX線回折(XRD)パターンにおけるLi2FeSiO4の(10−3)面に対応する回折ピークが(111)面に対応する回折ピークよりも高いリチウムシリケート系化合物が得られる。なお、(10−3)面に対応する回折ピークは回折角2θ=33°付近(具体的には32.6°〜34.4°)に見られ、(111)面に対応する回折ピークは2θ=24°付近(具体的には23.8°〜25.4°)に見られる。したがって、エネルギー付与工程は、所望のX線回折パターンが得られる条件の下で行われるのが望ましい。
熱処理工程は、機械的エネルギーが付与されたリチウムシリケート系化合物を熱処理する工程である。リチウムシリケート系化合物を熱処理して得られた正極活物質は、上記のXRDパターンを示す。また、57Feメスバウアー分光法を用いて、このリチウムシリケート系化合物前駆体のFeの価数を調べたところ、リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄が主として3価の電子状態で存在し、好ましくは2価の状態で存在しないことがわかっている。
本発明の正極活物質は、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池用正極用活物質として有効に使用できる。本発明の正極活物質を用いる正極は、通常の非水電解質二次電池用正極と同様の構造とすることができる。
上記した非水電解質二次電池用正極を用いる非水電解質二次電池は、公知の手法により製造することができる。すなわち、上記した非水電解質二次電池用正極と、公知の負極と、公知の電解質と、さらにその他公知の電池構成要素とを使用して、常法にしたがって、二次電池を組立てればよい。
(合成工程)
珪酸リチウム(Li2SiO3:キシダ化学株式会社製、純度99.5%)0.03モルと、鉄(高純度化学株式会社製、純度99.9%)0.03モルとの混合物に、アセトン20mLを加えてジルコニア製ボールミルにて500rpmで60分間混合し、乾燥した。これを炭酸塩混合物と混合した。炭酸塩混合物は、炭酸リチウム(キシダ化学株式会社製、純度99.9%)と、炭酸ナトリウム(キシダ化学株式会社製、純度99.5%)と、炭酸カリウム(キシダ化学株式会社製、純度99.5%)とを、0.435モル:0.315モル:0.25モルのモル比で混合して得た。混合割合は、珪酸リチウムと鉄との合計量100質量部に対して炭酸塩混合物が90質量部とした。
以下の手順に従って、リチウムシリケート系化合物を含む正極活物質を製造した。
上記の手順で得られた粉体(リチウムシリケート系化合物前駆体)とアセチレンブラック(AB)とを質量比5:4で混合し、メカニカルミリング装置(フリッチュ・ジャパン株式会社製、遊星型ボールミルP−7)を用い、大気雰囲気下において800rpmで5時間のメカニカルミリング処理を行い、混合物に対して機械的エネルギーを付与した。本工程は、ジルコニア製で容積45ccのボールミル用粉砕容器に、φ4mmジルコニア製ボールを50gおよび混合物を360mg入れて行った。
次いで処理後の粉体を、体積比で二酸化炭素と水素が100:3の混合ガス雰囲気下、700℃で2時間加熱する熱処理を行い、正極活物質を得た。
エネルギー付与工程におけるメカニカルミリング処理を700rpmで行った他は、実施例1と同様の手順で正極活物質を製造した。
エネルギー付与工程におけるメカニカルミリング処理を450rpmで行った他は、実施例1と同様の手順で正極活物質を製造した。
エネルギー付与工程におけるメカニカルミリング処理を200rpmで行った他は、実施例1と同様の手順で正極活物質を製造した。
(粉体のX線回折測定)
実施例、比較例および参考例の粉体について、CuKα線を用いたXRD測定を行った。結果を図1に示した。参考例1の粉体のXRDパターンには、(111)面に相当する2θ=24.42°(面間隔d=3.64Å)に最も強度の高いピークが検出された。また、次に強度が高いピークが、(10−3)面に相当する2θ=33.23°(面間隔d=2.69Å)に検出された。このXRDパターンは、単斜晶であり空間群P21/nに帰属するLi2FeSiO4の結晶構造に由来する回折パターンに一致した。比較例1〜3の粉体のXRDパターンは、参考例1の粉体のXRDパターンとほぼ一致していた。つまり、エネルギー付与工程および熱処理工程を経ても、結晶構造に変化はなかった。
参考例1、比較例2および実施例1の粉体に対して、ICP発光分光分析装置(Rigaku and SPECTRO社製のCIROS−120EOP)を用いて元素分析を行った。酸素含有量は、差分法により算出した。結果を表1に示した。実施例1の粉体の主成分は、Li2FeSiO4を基本組成とし、Liサイトに炭酸塩由来の微量のNaおよびKを含み、酸素が過剰のリチウムシリケート系化合物であった。
実施例および比較例の粉体を正極活物質として用いてリチウム電池を作製し、充放電試験を行った。
充放電後のリチウムシリケート系化合物の結晶構造を評価するために、初回充電後の電池1、初回放電後の別の電池1、初回充電後の電池C2および初回放電後の別の電池C2からそれぞれ正極活物質層を取り出し、放射光(SPring8:ビームラインBL19B2、波長=0.7Å)を用いたXRD測定を行った。また、参考例1の粉体、実施例1の粉体(つまり初回充電前)、および実施例1の粉体を熱処理する前の状態であって参考例1の粉体を800rpmでミリング処理して得られた粉体、についても同様のXRD測定を行った。結果を図9に示した。
参考例1の粉体、実施例1の粉体、および実施例1の粉体を熱処理する前の状態であってミリング処理された状態の参考例1の粉体について、57Feメスバウアー分光測定を行った。結果を図10に示した。また、電池1を10サイクル目まで充放電させ、初回、二回目および十回目の充放電終了後のそれぞれの電池1について、57Feメスバウアー分光測定のIn−Situ測定(その場測定)を行った。結果を図11〜図13に示した。さらに、参考例1の粉体、比較例2の粉体、および比較例2の粉体を熱処理する前の状態であってミリング処理された状態の参考例1の粉体について、57Feメスバウアー分光測定を行った。結果を図14に示した。また、初回充電終了後および初回放電終了後のそれぞれの電池C2について、57Feメスバウアー分光測定のIn−Situ測定を行った。結果を図15に示した。
Claims (17)
- リチウム(Li)、鉄(Fe)、珪素(Si)および酸素(O)を含み、非水電解質二次電池の正極活物質として用いられるリチウムシリケート系化合物であって、
組成式:Li 1+2y Fe 1+z SiO 4+w (0.25<y<0.6、0<z<0.2かつ0<w<1.2)で表され、
57Feメスバウアー分光法によって得られる解析結果は、初回充電前および充電後の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき3価の電子状態で存在する鉄が90原子%以上であり、
放電後の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄が3価および2価の電子状態で存在し、該リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき2価の電子状態で存在する鉄が80原子%を越えることを示すことを特徴とするリチウムシリケート系化合物。 - 単斜晶であり、空間群P21/nに帰属する請求項1に記載のリチウムシリケート系化合物。
- 57Feメスバウアー分光法によって得られる少なくとも初回充電前、初回充電後および二回目充電後の前記リチウムシリケート系化合物にそれぞれ含まれる鉄原子核の全ての状態に関する解析結果は、異性体シフト値δ(mm/s)が+0.15〜+0.65の範囲にあることを示す請求項1または2に記載のリチウムシリケート系化合物。
- 57Feメスバウアー分光法によって得られる初回充電前の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄原子核の全ての状態に関する解析結果は、異性体シフト値δ(mm/s)が+0.20〜+0.30の範囲にあることを示す請求項1〜3のいずれかに記載のリチウムシリケート系化合物。
- 57Feメスバウアー分光法によって得られる少なくとも初回放電後および二回目放電後の前記リチウムシリケート系化合物にそれぞれ含まれる鉄原子核の全ての状態に関する解析結果は、異性体シフト値δ(mm/s)が3価の電子状態で存在する鉄に帰属される+0.05〜+0.50の範囲および2価の電子状態で存在する鉄に帰属される+0.95〜+1.20の範囲にあり、該リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄を100原子%としたとき2価の電子状態で存在する鉄が80原子%を越えることを示す請求項1〜4のいずれかに記載のリチウムシリケート系化合物。
- 57Feメスバウアー分光法によって得られる解析結果は、初回充電前および充電後の前記リチウムシリケート系化合物に含まれる鉄が3価の電子状態で存在し他の電子状態で存在しないことを示す請求項1〜5のいずれかに記載のリチウムシリケート系化合物。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のリチウムシリケート系化合物を含む非水電解質二次電池用の正極活物質。
- Liの酸化還元電位を基準電位とし、初回(1サイクル目)1.5〜4.8V、その後1.5〜4.5Vの電圧範囲で、常温にて測定した1〜5サイクル目までの充放電容量が200mAh/g以上である請求項7に記載の正極活物質。
- Liの酸化還元電位を基準電位とし、初回1.5〜4.8Vの電圧範囲で、常温にて測定した初回充電容量が250mAh/g以上である請求項7または8に記載の正極活物質。
- さらに、前記リチウムシリケート系化合物と互いに混合された炭素材料を含む請求項7〜9のいずれかに記載の正極活物質。
- 請求項7〜10のいずれかに記載の正極活物質の製造方法であって、
アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも一種を含む溶融塩中で、二酸化炭素および還元性ガスを含む混合ガス雰囲気下において、Li2SiO3で表される珪酸リチウム化合物と、鉄を含む金属元素含有物質と、を300℃以上600℃以下で反応させて前駆体としてのリチウムシリケート系化合物を合成する合成工程と、
前記合成工程にて得られたリチウムシリケート系化合物に機械的エネルギーを付与するエネルギー付与工程と、
機械的エネルギーが付与された前記リチウムシリケート系化合物を熱処理する熱処理工程と、
を含み、前記エネルギー付与工程および前記熱処理工程を経て、CuKα線によるX線回折パターンにおけるLi2FeSiO4の(10−3)面に対応する回折ピークが(111)面に対応する回折ピークよりも高いリチウムシリケート系化合物を得ることを特徴とする正極活物質の製造方法。 - 前記エネルギー付与工程は、ミリングにより機械的エネルギーを付与する工程である請求項11に記載の正極活物質の製造方法。
- 前記エネルギー付与工程は、前記合成工程で得られた前記リチウムシリケート系化合物と炭素材料とをミリングする工程である請求項12に記載の正極活物質の製造方法。
- 前記熱処理工程は、二酸化炭素および還元性ガスを含む混合ガス雰囲気の下、400℃以上800℃以下で行う工程である請求項11〜13のいずれかに記載の正極活物質の製造方法。
- 請求項7〜10のいずれかに記載の正極活物質を含む非水電解質二次電池用正極。
- 請求項15に記載の非水電解質二次電池用正極を構成要素として含む非水電解質二次電池。
- 請求項16に記載の非水電解質二次電池を搭載した車両。
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