JP5949711B2 - 情報処理装置、情報処理装置の処理継続方法 - Google Patents
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本発明の第1の実施の形態における情報処理装置は冗長構成のBMCを備え、平時、運用系BMCが、監視制御端末から入力される制御コマンドに対応して所定の処理を行っていることを前提とする。運用系BMCは、障害発生により待機系BMCに自身の処理を引き継ぐと、以降、監視制御端末から入力された制御コマンドを待機系BMCに通知する。これにより、引き継ぎが行われた後であっても、待機系BMCに監視制御端末からの制御コマンドが届く。待機系BMCは、届いた制御コマンドに対応して所定の処理を行う。その結果、情報処理装置は、監視制御端末から遠隔制御できる。
まず、本発明の第1の実施の形態における情報処理装置の構成と機能について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における情報処理装置の構成例を示す図である。
ハードウエア50、60は、PCH(Platform Controller Hub)151、161と、CPU(Central Processing Unit)152、153、162、163と、を備える。CPU152、153、162、163は、それぞれ一般的なメモリを備える。CPU152、153、162、163は、MC(Memory Controller)とDIMM(Dual Inline Memory Module)を備えてもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態における情報処理装置に備わるBMC(Baseboard Management Controller)の構成例を示す図である。
監視制御端末1の機能について説明しておく。
(3−1)ハードウエア50、60の機能
ハードウエア50、60は、自身に備わるメモリ上に本実施形態の情報処理装置のユーザによってプログラムが予め記憶される。ハードウエア50、60は、起動後、メモリからプログラムを読み出し、CPU152、153、162、163上で実行することにより、所定の機能を実現する。設定されたプログラムは、自身に備わるMCやDIMMを使用することができる。また、ハードウエア50、60のCPU152、153、162、163は、BMC10、20からUART30、40、およびPCH151、161を介して所定の制御信号が入力されると、その制御信号を実行中のプログラムに入力する。プログラムは、入力された制御信号に応じた所定の処理を実行する。
BMC10、20は、監視制御端末1等から自分宛のパケットが入力されると、そのパケットから制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドに対応して所定の処理を行う。具体的には、BMC10、20は、抽出した制御コマンドに対応する所定の制御信号をハードウエア50、60に出力する。また、BMC10は、一般的なBMC機能によって、ハードウエア50に障害が発生したことを検出する。運用系BMC10は、ハードウエア50に障害が発生したことを検出すると、一般的なフェイルオーバー機能により自身の処理を待機系のBMC20に引き継ぐ。処理を引き継ぐ具体的な動作については、[背景技術]に記載した内容と同じであるので、ここでは割愛する。
(BMC10の各部位の機能)
(3−3−1)BMC10のサーバ部11の機能
BMC10のサーバ部11は、監視制御端末1からI/Oポートを介して自分宛のパケットが入力されると、そのパケットから制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドに対応して所定の処理を行う。具体的には、BMC10のサーバ部11は、抽出した制御コマンドに対応する所定の制御信号をシリアルドライバ13に出力し、ハードウエア50の制御を行う。
BMC10のクライアント部12は、サーバ部11から入力された制御コマンドや情報を電気信号としてBMC20のサーバ部21に出力する。
BMC10のシリアルドライバ13は、入力された制御信号をUART30に出力する。
(3−3−4)BMC20のサーバ部21の機能
BMC20のサーバ部21は、一般的なフェイルオーバー機能によりBMC10のサーバ部11の処理を引き継ぐ。BMC20のサーバ部21は、BMC10のサーバ部11の処理を引き継いだ後、BMC10のクライアント部12から電気信号が入力されると、電気信号から制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドに対応して所定の処理を行う。具体的には、BMC20のサーバ部21は、抽出した制御コマンドに対応する所定の制御信号をシリアルドライバ22に出力する。
BMC20のシリアルドライバ22は、入力された制御信号をUART40に出力する。
本発明の第1の実施の形態における情報処理装置では、運用系BMC10が、フェイルオーバー機能によって自身の処理を待機系BMC20に引き継いだ後、監視制御端末1から入力された制御コマンドを待機系BMC20に出力する。待機系BMC20は、運用系BMC10から入力された制御コマンドに対応して所定の処理を行い、待機系ハードウエア60を制御する。
本実施形態の情報処理装置では、平時、運用系BMC10が、監視制御端末から入力される制御コマンドに対応して所定の処理を行っていることを前提とする。例えば、運用系BMC10の各部位と監視制御装置1が、以下の(I)〜(III)を繰り返し実施していたとする。
ハードウエア50に障害が発生するとき、本実施形態の情報処理装置の各部位は、以下のS1〜S4の処理を行う。
まず、運用系BMC10のサーバ部11は、図5に示されるように、所定のタイミング毎に、一般的なBMC機能によってハードウエア50の稼動状況を把握し、ハードウエア50に障害が発生したかを判別する。
次に、運用系BMC10のサーバ部11は、ハードウエア50に障害が発生したと判別した場合(S1でYesの場合)には、一般的な情報処理装置と同様、フェイルオーバー機能により自身の処理を待機系BMC20のサーバ部21に引き継ぐ。
次に、監視制御端末1のユーザが監視制御端末1に所定の制御コマンドを入力したとする。このとき、監視制御端末1は、入力された制御コマンドを運用系BMC10のサーバ部11にパケットとして出力する。
運用系BMC10のサーバ部11は、入力された自分宛のパケットから制御コマンドを抽出し、図6に示されるように、抽出した制御コマンドをクライアント部12に出力する。クライアント部12は、入力された制御コマンドを電気信号として待機系BMC20のサーバ部21に出力する。
次に、待機系BMC20のサーバ部21は、クライアント部12から電気信号が入力されると、その電気信号から制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドに対応して所定の処理を行う。
BMC20のサーバ部21が、所定の制御信号をシリアルドライバ22に出力した場合、BMC20のシリアルドライバ22は、入力された制御信号をUART40に出力する。出力された制御信号は、UART40とPCH161を介して、ハードウエア60のCPU162、163上で動作するプログラムに入力され、プログラムは、入力された制御信号に応じた所定の処理を実施する。
本実施形態によれば、MACアドレスの異なる冗長構成のBMCを備えた情報処理装置は、障害発生等により運用系BMCから待機系BMCに処理の引継ぎが行われた後であっても、監視制御端末から遠隔制御できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態における情報処理装置の構成例を示す図である。
第2の実施の形態における情報処理装置は、図7に示されるように、冗長構成のBMC10、20の代わりに、冗長構成のBMC210、220を備える。BMC210が運用系、BMC220が待機系である。また、BMC210は、サーバ部11とクライアント部12の代わりにサーバ部211とクライアント部212を備え、BMC220は、サーバ部21の代わりにサーバ部221を備える。さらに、本実施形態の情報処理装置は、監視制御端末1の代わりに監視制御端末201に接続される。
(2−1)運用系BMC210のサーバ部211の機能
サーバ部211は、ハードウエア50に障害が発生したと判別すると、フェイルオーバーを開始することを示す所定の識別子を含むパケット(以下、「開始パケット」という)を監視制御端末201に出力する。所定の識別子は、本実施形態の情報処理装置のユーザによってBMC210のサーバ部211に設定される。また、サーバ部211は、開始パケットを出力すると、フェイルオーバーを開始することを示す電気信号(以下、「開始信号」という)をクライアント部212に出力する。サーバ部211は、フェイルオーバー完了を示す信号(以下、「完了信号」という)がサーバ部221から入力されると、フェイルオーバー完了を示す所定の識別子を含むパケット、すなわち完了パケットを監視制御端末201に出力する。所定の識別子は、本実施形態の情報処理装置のユーザによってサーバ部211に設定される。また、サーバ部211は、一般的なセッション管理機能を有し、所定のタイミング毎に、監視制御端末201との間にセッションが確立していない状態かを判別する。サーバ部211は、セッションが確立していない状態と判別した場合には、運用系BMC210のIPアドレスをクライアント部212に出力する。サーバ部211は、クライアント部212からgarpパケットが入力されると、入力されたgarpパケットを監視制御端末201に出力する。
サーバ部221は、一般的なフェイルオーバー機能により運用系BMC210のサーバ部211から処理を引き継いだ後、フェイルオーバー完了を示す完了信号をクライアント部212に出力する。サーバ部221は、クライアント部212から電気信号が入力されると、その電気信号からIPアドレスを抽出し、そのIPアドレスを待機系BMC220のIPアドレスとして保持する。さらに、サーバ部221は、保持したIPアドレスと待機系BMC220のMACアドレスを含むgarpパケットをクライアント部12に電気信号として出力する。
クライアント部212は、待機系BMC220のサーバ部221から電気信号が入力されると、電気信号からgarpパケットを抽出し、サーバ部211に出力する。クライアント部212は、待機系BMC220のサーバ部221から完了信号が入力されると、入力された完了信号をサーバ部211に出力する。クライアント部212は、サーバ部211から入力されたIPアドレスを電気信号として待機系BMC220のサーバ部221に出力する。
監視制御端末201は、上述した開始パケットが入力されると、フェイルオーバーの開始を示す文字を自身に備わる画面に表示する。監視制御端末201は、完了パケットが入力されると、フェイルオーバー完了を示す文字を自身に備わる画面に表示する。さらに、監視制御端末201は、garpパケットが入力されると、garpパケットから待機系BMC220のIPアドレスとMACアドレスを抽出する。監視制御端末201は、自身が保持するarpテーブルにおいて、抽出したIPアドレスに関連づけられているMACアドレスを、抽出したMACアドレスに更新する。
図8は、本発明の第2の実施の形態における情報処理装置の動作を説明する為の図である。図8を用いて、本実施形態における情報処理装置の動作を説明する。
まず、BMC210のサーバ部211は、図8に示されるように、所定のタイミング毎に、一般的なBMC機能によってハードウエア50の稼動状況を把握し、ハードウエア50に障害が発生したかを判別する。
次に、BMC210のサーバ部211は、ハードウエア50に障害が発生したと判別した場合(S1でYesの場合)、フェイルオーバーを開始することを示す所定の識別子を含むパケット、すなわち開始パケットを監視制御端末201に出力する。所定の識別子は、本実施形態の情報処理装置のユーザによってBMC210のサーバ部211に設定される。
次に、監視制御端末201は、開始パケットが入力されると、フェイルオーバーの開始を示す文字を自身に備わる画面に表示する。例えば、監視制御端末201は、開始パケットが入力されると、「フェイルオーバーを開始します」と表示してもよい。
上述のS20の後、BMC210のサーバ部211は、フェイルオーバーを開始することを示す電気信号、すなわち開始信号をクライアント部212に出力し、BMC210のクライアント部212は、入力された開始信号をBMC220のサーバ部221に出力する。
次に、運用系BMC210のサーバ部211は、開始信号をクライアント部212に出力すると、上述したS2の処理を行う。すなわち、運用系BMC210のサーバ部211は、一般的なフェイルオーバー機能により自身の処理を待機系BMC220のサーバ部221に引き継ぐ。
次に、待機系BMC220のサーバ部221は、一般的なフェイルオーバー機能により運用系BMC210のサーバ部211の処理を引き継ぐと、フェイルオーバー完了を示す完了信号をBMC210のクライアント部212に出力する。
次に、BMC210のクライアント部212は、待機系BMC220のサーバ部221から入力された完了信号をサーバ部211に出力する。BMC220のサーバ部211は、完了信号が入力されると、フェイルオーバー完了を示す所定の識別子を含むパケット、すなわち完了パケットを監視制御端末201に出力する。所定の識別子は、本実施形態の情報処理装置のユーザによってBMC220のサーバ部211に設定される。
監視制御端末201は、完了パケットが入力されると、フェイルオーバー完了を示す文字を自身に備わる画面に表示する。例えば、監視制御端末201は、完了信号が入力されると、「フェイルオーバー完了」と表示してもよい。
次に、フェイルオーバーが完了したので、監視制御端末201のユーザが監視制御端末201に所定の制御コマンドを入力したとする。このとき、監視制御端末201は、上述のS3と同様、入力された制御コマンドを運用系BMC210のサーバ部211にパケットとして出力する。
次に、運用系BMC210のサーバ部211は、上述のS4と同様、入力された自分宛のパケットから制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドをクライアント部212に出力する。クライアント部212は、入力された制御コマンドを電気信号として待機系BMC220のサーバ部221に出力する。
次に、待機系BMC220のサーバ部221は、クライアント部212から電気信号が入力されると、その電気信号から制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドに対応して所定の処理を行う。
上述のS4の後、BMC210のサーバ部211は、所定のタイミング毎に、自身に備わる一般的なセッション管理機能によって監視制御端末201との間でセッションが確立していない状態かどうかを判別する。所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングであってもよく、本実施形態の情報処理装置のユーザによってサーバ部211に設定される。
次に、BMC210のサーバ部211は、監視制御端末201との間でセッションが確立していない状態と判別した場合(S26でYesの場合)、運用系BMC210のIPアドレスをクライアント部212に出力する。クライアント部212は、サーバ部211から入力されたIPアドレスを電気信号として待機系BMC220のサーバ部221に出力する。なお、本実施形態の情報処理装置のユーザは、BMC210のサーバ部211に予め運用系BMC210のIPアドレスを設定しておく。
なお、BMC210のサーバ部211は、監視制御端末201との間でセッションが確立していると判別した場合(S26でNoの場合)、次の所定のタイミングになるまで待ち、再度、上述のS26の処理を実施する。
待機系BMC220のサーバ部221は、クライアント部212から電気信号が入力されると、その電気信号からIPアドレスを抽出し、そのIPアドレスを待機系BMC220のIPアドレスとして保持する。
さらに、待機系BMC220のサーバ部221は、保持したIPアドレスと待機系BMC220のMACアドレスを含むgarpパケットを運用系BMC210のクライアント部212に電気信号として出力する。なお、本実施形態の情報処理装置のユーザは、予め待機系BMC220のMACアドレスを待機系BMC220のサーバ部221に設定しておくものとする。
次に、BMC210のクライアント部212は、待機系BMC220のサーバ部221から電気信号が入力されると、電気信号からgarpパケットを抽出し、BMC210のサーバ部211に出力する。サーバ部211は、クライアント部212から入力されたgarpパケットを監視制御端末201に出力する。
次に、監視制御端末201は、garpパケットが入力されると、garpパケットから待機系BMC220のIPアドレスとMACアドレスを抽出し、自身が保持するarpテーブルを更新する。
次に、監視制御端末201のユーザが、監視制御端末201に備わる入力デバイスから所定の制御コマンドを入力したものとする。監視制御端末201は、入力された制御コマンドをパケットとして待機系BMCに出力する。この際、監視制御端末201は、一般的な監視制御端末と同様、arpテーブルに反映されている待機系BMCのMACアドレスをパケットに含めて出力することとなる。
次に、BMC220のサーバ部221は、自分宛のパケットから制御コマンドを抽出する。
BMC220のサーバ部221は、制御コマンドを抽出すると、その制御コマンドに対応して所定の処理を行う。
BMC220のサーバ部221が、所定の制御信号をシリアルドライバ22に出力した場合、BMC220のシリアルドライバ22は、入力された制御信号をUART40に出力する。出力された制御信号は、UART40とPCH161を介して、ハードウエア60のCPU162、163上で動作するプログラムに入力され、プログラムは、入力された制御信号に応じた所定の処理を実施する。
本実施形態によれば、監視制御端末が制御コマンドを直接待機系BMCに通知することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態における情報処理装置の構成例を示す図である。
まず、運用系の機能部1000は、外部装置から入力される制御コマンドに対応して所定の処理を行っているものとする。上述の制御コマンドは、IPMI(Intelligent Platform Management Interface)に準拠するコマンドであってもよい。なお、制御コマンドは、パケットとして外部装置から入力されてもよい。
本実施形態によれば、MACアドレスの異なる冗長構成の機能部を備えた情報処理装置は、障害発生等により運用系の機能部から待機系の機能部に処理の引継ぎが行われた後であっても、監視制御端末から遠隔制御されることが可能となる。
2 Hub
10、20 BMC
11 サーバ部
12 クライアント部
13 シリアルドライバ
21 サーバ部
22 シリアルドライバ
30、40 UART
50、60 ハードウエア
151、161 PCH
152、153、162、163 CPU
201 監視制御端末
210、220 BMC
211 サーバ部
212 クライアント部
221 サーバ部
1000 運用系の機能部
1100 待機系の機能部
Claims (10)
- MAC(Media Access Control)アドレスの異なる冗長構成の機能部を備え、
運用系の前記機能部は、待機系の前記機能部に自身の処理を引き継ぐと、入力される制御コマンドを、前記制御コマンドに対応して所定の処理を行う前記待機系の機能部に出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記待機系の機能部は、前記運用系の機能部から処理を引き継いだ後、前記運用系の機能部と同じIP(Internet Protocol)アドレスを保持し、自身のMAC(Media Access Control)アドレスと前記IPアドレスを含んだ、ARPテーブルの更新を強制的に行わせる更新パケットを前記運用系の機能部を介して、前記制御コマンドを出力する監視制御装置に出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記更新パケットは、garp(Gratuitous Address Resolution Protocol)パケットである、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記運用系の機能部は、前記待機系の機能部に自身の処理を引き継ぐ前に処理開始を示す所定の識別子を含んだ開始パケットを前記監視制御装置に出力し、引き継ぎ後に、処理完了を示す識別子を含んだ完了パケットを前記監視制御装置に出力する、
ことを特徴とする請求項2乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御コマンドは、IPMI(Intelligent Platform Management Interface)に準拠するコマンドである、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - MAC(Media Access Control)アドレスの異なる冗長構成の機能部を備えた情報処理装置の処理継続方法であって、
運用系の前記機能部は、待機系の前記機能部に自身の処理を引き継ぐと、入力される制御コマンドを、前記制御コマンドに対応して所定の処理を行う前記待機系の機能部に出力する、
ことを特徴とする情報処理装置の処理継続方法。 - 前記待機系の機能部は、前記運用系の機能部から処理を引き継いだ後、前記運用系の機能部と同じIPアドレスを保持し、自身のMACアドレスと前記IPアドレスを含んだ、ARPテーブルの更新を強制的に行わせる更新パケットを前記運用系の機能部を介して、前記制御コマンドを出力する監視制御装置に出力する、
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置の処理継続方法。 - 前記更新パケットは、garpパケットである、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置の処理継続方法。 - 前記運用系の機能部は、前記待機系の機能部に自身の処理を引き継ぐ前に処理開始を示す所定の識別子を含んだ開始パケットを前記監視制御装置に出力し、引き継ぎ後に、処理完了を示す識別子を含んだ完了パケットを前記監視制御装置に出力する、
ことを特徴とする請求項7乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置の処理継続方法。 - 前記制御コマンドは、IPMIに準拠するコマンドである、
ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置の処理継続方法。
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