JP2013172393A - エッジ装置冗長化システム、切替制御装置およびエッジ装置冗長化方法 - Google Patents

エッジ装置冗長化システム、切替制御装置およびエッジ装置冗長化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】N+m冗長化構成のエッジ装置において、現用のエッジ装置に障害が発生した場合に、サービス提供への悪影響を低減する。
【解決手段】切替制御装置100は、N+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置10に対して、障害の発生した現用装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備装置で使用できるように切替える。切替制御装置100は、現用装置から、当該現用装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して記憶部120に記憶する受信部111と、現用装置の障害発生を検出する障害検出部113と、障害検出部113が現用装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用装置が使用していたプロトコルの設定情報を記憶部120から取得して、予備装置に送信する送信部112と、設定情報を受信した予備装置を再起動して現用運用状態にする指示を当該予備装置に送信する再起動指示部116と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークの現用のエッジ装置に障害が発生した場合に、予備のエッジ装置に切り替える技術に関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、エッジルータ(以降、エッジ装置という。)は、加入者を収容し、SIP(Session Initiation Protocol)、PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet(登録商標))、MLD(Multicast Listener Discovery)、IKEv2(Internet Key Exchange version 2)等のネットワークサービスに用いられるプロトコルを終端することにより、電話、インターネット接続、映像配信、VPN(Virtual Private Network)接続等のサービスをユーザに提供する役割を担っている。そのため、エッジ装置は、装置を識別する装置IDや保守IF(インタフェース)アドレスに代表される初期設定情報と、各ユーザに対するプロトコル終端IF(インタフェース)に代表されるユーザ個別の個別設定情報とを保持している。
エッジ装置の初期設定情報をコンフィギュレーション(以降、コンフィグという。)といい、コンフィグの中で、特に、ユーザ個別の設定をサービスオーダ(以降、SOという。)という。初期設定情報は、装置起動後には基本的に変化することはない。ただし、初期設定情報は、一般的に、ユーザとの契約(例えば、ユーザの新規追加、削除、サービス変更等)を契機として、その都度、サービス提供中においても、オペレーションシステムや保守者等から投入される。
エッジ装置は、コンフィグ以外に、接続する通信端末にIPアドレスを割り当てる際に生成する経路情報や、プロトコルを終端する際に生成されるセッション情報や、送受信するパケットのシーケンス番号情報等を保持する。これら経路情報、セッション情報、シーケンス番号情報等の、コンフィグに記述されない保持情報を、動的情報という。
エッジ装置は、前記したように、プロトコルの設定情報として、(1)初期設定するコンフィグ、(2)ユーザ契約等に基づくSO(装置内部ではコンフィグと一体で管理される場合が一般的である)、(3)動的情報、の3種類を保持している。
一般的に、サービス信頼性を高めるために、現用のエッジ装置(以降、現用装置ともいう。)の障害発生に備えて予備のエッジ装置(以降、予備装置ともいう。)を用意して冗長化することが行われている。この場合に、サービスを継続して提供するためには、障害直前の前記(1)〜(3)の各設定情報を予備のエッジ装置に引き継ぐ必要がある。
冗長化構成例として、現用装置1台について予備装置1台を割り当てる方式(以降、1+1構成という。)が知られている。この1+1構成では、各装置間で情報同期信号を送受信し、現用装置の設定情報をリアルタイムに予備装置に複製する。そして、冗長化構成では、情報同期信号内に、複製される設定情報だけでなく現用装置と予備装置との間で切替要求等の制御信号を包含する方式や、RFC5798(非特許文献1)に記載されているVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)等の監視制御技術と組み合わせることを前提にして、設定情報のみを包含する方式が用いられている。
なお、VRRPでは、2台以上の装置が1つのVRRPグループを形成するように設定され、そのVRRPグループの中の1台だけがマスタ(active)となってサービス処理を実行し、その他がスレーブ(standby)となって待機する。そして、正常なときにはマスタから周期的に送信されるVRRPアドバタイズをスレーブが受信しているが、マスタが故障してVRRPアドバタイズが送信されなくなった場合には、コンフィグを反映したスレーブがVRRPアドバタイズ不達を検知して自動的にマスタ(Active)になって、サービス処理を継続することができる。
ところで、冗長化構成例として、1+1構成の代わりに、現用装置N台に対して、予備装置m台(N>m>0)を割り当てる方式(以降、N+m冗長化構成という。)がある。このN+m冗長化構成は、1+1構成に比べて、設備コストが低くなる。しかし、N+m冗長化構成では、予備装置が特定の現用装置と1対1で対応して、N台すべての現用装置の設定を予備装置に常時設定しておくことが困難である。そのため、現用装置の障害(故障だけでなく、処理能力の低下も含む)を検出してから、前記(1)〜(3)の各設定情報を吸い上げて、予備装置に送信することになる。つまり、突発的に発生した現用装置の障害発生を検出してから予備装置の設定が完了するまでの切替に掛かる時間(切替時間)において、サービス提供が滞ってしまうという悪影響を及ぼす虞がある。
そこで、本発明は、N+m冗長化構成のエッジ装置において、現用のエッジ装置に障害が発生した場合に、サービス提供への悪影響を低減することを課題とする。
本発明は、ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置と、障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備のエッジ装置で使用できるように切替える切替制御装置と、で構成されるエッジ装置冗長化システムであって、前記切替制御装置が、前記現用のエッジ装置から、当該現用のエッジ装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して、記憶部に記憶する受信部と、前記現用のエッジ装置の障害発生を検出する障害検出部と、前記障害検出部が前記現用のエッジ装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を前記記憶部から取得して、前記予備のエッジ装置に送信する送信部と、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置を再起動して現用運用状態にする指示を当該予備のエッジ装置に送信する再起動指示部と、を備える。
また、本発明は、ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置と接続され、障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備のエッジ装置で使用できるように切替える切替制御装置であって、前記現用のエッジ装置から、当該現用のエッジ装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して、記憶部に記憶する受信部と、前記現用のエッジ装置の障害発生を検出する障害検出部と、前記障害検出部が前記現用のエッジ装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を前記記憶部から取得して、前記予備のエッジ装置に送信する送信部と、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置を再起動して現用運用状態にする指示を、当該予備のエッジ装置に送信する再起動指示部と、を備える。
また、本発明は、ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置と、障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備のエッジ装置で使用できるように切替える切替制御装置と、で構成されるエッジ装置冗長化システムにおけるエッジ装置冗長化方法であって、前記切替制御装置が、前記現用のエッジ装置から、当該現用のエッジ装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して、記憶部に記憶する受信ステップと、前記現用のエッジ装置の障害発生を検出する障害検出ステップと、前記障害検出ステップにおいて、前記現用のエッジ装置の障害発生が検出された場合、その障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を前記記憶部から取得して、前記予備のエッジ装置に送信する送信ステップと、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置を再起動して現用運用状態にする指示を当該予備のエッジ装置に送信する再起動指示ステップと、を実行する。
このような構成によれば、切替制御装置が、現用のエッジ装置の設定情報を取得して記憶しているので、現用のエッジ装置に障害が発生した場合、障害発生の直前までの当該現用のエッジ装置の設定情報を予備のエッジ装置へ直ちに引き継ぐことができる。したがって、突発的に発生した現用のエッジ装置の障害発生を検出してから予備のエッジ装置の設定が完了するまでの切替に掛かる時間(切替時間)を短くすることができる。つまり、N+m冗長化構成のエッジ装置において、現用のエッジ装置に障害が発生した場合に、サービス提供への悪影響を低減することができる。
また、本発明は、前記切替制御装置が、前記現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定し、前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、前記優先度の大小に基づいて、自身の優先度より低く設定された前記エッジ装置を前記設定情報の送信先として選択する予備エッジ装置選択部をさらに備える。
また、本発明は、前記切替制御装置が、前記設定情報を送信する前記予備のエッジ装置を選択する際に、前記現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定し、前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、自身の優先度より低く設定された前記エッジ装置を前記設定情報の送信先として選択する予備エッジ装置選択ステップ
をさらに実行する。
このような構成によれば、切替制御装置は、優先度を用いて、予備のエッジ装置を直ちに選択する制御を実行することができる。つまり、予備のエッジ装置の選択に掛かる時間を短くすることができるので、サービス提供への悪影響を低減することができる。
また、本発明は、前記予備エッジ装置選択部が、前記障害検出部において前記現用のエッジ装置の障害発生が検出された場合、前記障害の発生した現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定する。
また、本発明は、前記予備エッジ装置選択ステップでは、前記障害検出ステップにおいて前記現用のエッジ装置の障害発生が検出された場合、前記障害の発生した現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定する。
このような構成によれば、切替制御装置は、優先度を用いて、現用のエッジ装置と予備のエッジ装置とを区別することができるので、障害の発生した現用のエッジ装置が復旧後に、現用運用状態に遷移することを防止可能である。したがって、サービス提供への悪影響を低減することができる。
本発明によれば、N+m冗長化構成のエッジ装置において、現用のエッジ装置に障害が発生した場合に、サービス提供への悪影響を低減することができる。
エッジ装置冗長化システムの構成例および第1の状態を示す図である。 エッジ装置冗長化システムにおける第2の状態を示す図である。 エッジ装置冗長化システムにおける第3の状態を示す図である。 切替制御装置の構成例を示す図である。 処理シーケンスの例を示す図である。
本発明を実施するための形態(以降、「本実施形態」と称す。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態におけるエッジ装置冗長化システムの構成例について、図1を用いて説明する。
エッジ装置冗長化システム1は、切替制御装置100とエッジ装置10(10a,10b,10c)とで構成される。図1では、エッジ装置冗長化システム1は、N+m冗長化構成において、N=2すなわち現用のエッジ装置10a,10bの2台、m=1すなわち予備のエッジ装置10cの1台の場合を表している。ただし、N>m>0であれば、図1に示すエッジ装置の台数に限られない。
切替制御装置100およびエッジ装置10は、相互に接続する接続線30を介して、通信可能に接続される。ただし、エッジ装置10間は、通信を行わない。切替制御装置100は、N+m冗長化構成全体を監視制御し、現用のエッジ装置10(以降、現用装置ともいう。)に障害が発生した場合に、予備のエッジ装置10(以降、予備装置ともいう。)に切り替える制御を行う機能を有する。例えば、VRRPで用いられる機能を使っても構わない。なお、切替制御装置100の機能の詳細については、後記する。
図1に示すエッジ装置10のうち、2台のエッジ装置10a,10bが現用運用状態の現用装置であり、1台のエッジ装置10cが待機状態の予備装置であるものとする。エッジ装置10は、加入者を収容し、SIP、PPPoE、MLD、IKEv2等のネットワークサービスに用いられるプロトコルを終端することにより、電話、インターネット接続、映像配信、VPN接続等のサービスをユーザに提供する機能を備える。
保守端末20は、切替制御装置100と通信可能に接続され、保守者が現用装置にコンフィグおよびSOを投入する際に用いられる。
ここで、エッジ装置冗長化システム1における処理の概要について、図1〜3を用いて説明する。なお、切替制御装置100と各エッジ装置10との間で、エッジ装置10ごとにVRRPグループが設定されている場合で説明する。ただし、エッジ装置10間には、VRRPグループは設定されていない。
図1は、切替制御装置100が、現用のエッジ装置10a,10bからプロトコルの設定情報(コンフィグ、SO、動的情報)を含む情報同期信号を受信して、受信した設定情報を保持している、第1の状態を表している。つまり、切替制御装置100は、常に、すべての現用装置の設定情報を保持する。具体的には、切替制御装置100は、現用のエッジ装置10a,10bそれぞれに対して、1+1構成の予備装置として動作する。これは、例えば、VRRPグループの設定によって実現することができる。そして、切替制御装置100は、現用のエッジ装置10a,10bからの情報同期信号を受信し続け、常に最新の内容を保持する。
なお、第1の状態では、VRRPにおける優先度の設定において、切替制御装置100の優先度を、現用のエッジ装置10a,10bの優先度より低くすることによって、現用のエッジ装置10a,10bがマスタ、切替制御装置100がスレーブとなる。また、切替制御装置100の優先度を、予備のエッジ装置10cの優先度より高くすることによって、切替制御装置100をマスタ、予備のエッジ装置10cをスレーブとすることができる。
次に、図2は、切替制御装置100が、現用のエッジ装置10bの障害(故障だけでなく、処理能力の低下も含む)発生を検出して、エッジ装置10bから予備のエッジ装置10cに切替える、第2の状態を表している。切替制御装置100は、現用装置の障害発生を検出すると、予備装置m台の中から切替先の1台を選択する。図1では、予備装置はエッジ装置10cの1台しかないので、その予備のエッジ装置10cが選択される。
そして、切替制御装置100は、エッジ装置10cに対して、1+1構成のマスタ(現用装置)として作動しているので、エッジ装置10cに情報同期信号を送信することで、障害が発生したエッジ装置10bの障害直前の設定情報をエッジ装置10cに書き込む。その後、切替制御装置100は、エッジ装置10cを、再起動して現用運用状態にする。
なお、第2の状態では、VRRPにおける優先度の設定において、切替制御装置100は、設定情報をエッジ装置10cに書き込んだ後、エッジ装置10cの優先度を、自身の優先度より高く設定することによって、エッジ装置10cを現用運用状態にすることができる。また、切替制御装置100は、障害の発生したエッジ装置10bの優先度を、自身の優先度より低く設定することによって、障害復旧後に現用運用状態になることを防止する。
次に、図3は、切替完了後の第3の状態を表している。エッジ装置10aと、新たに現用装置となったエッジ装置10cとが、設定情報を含む情報同期信号を、切替制御装置100に送信する。そして、切替制御装置100は、現用装置から常に設定情報を受信し保持する。つまり、第3の状態は、切替制御装置100が現用装置から情報同期信号を受信する第1の状態と同様であるといえる。
次に、切替制御装置100の機能例について、図4を用いて説明する(適宜、図1〜3参照)。
切替制御装置100は、処理部110および記憶部120を備える。処理部110は、受信部111、送信部112、障害検出部113、予備エッジ装置選択部114、冗長化設定部115および再起動指示部116を備える。処理部110の各部は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメインメモリによって構成され、記憶部120に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して具現化される。
受信部111は、通信用のインタフェースであり、現用装置(現用のエッジ装置10a,10b)から設定情報を含む情報同期信号を受信して、記憶部120に記憶する機能を有する。
障害検出部113は、現用装置の障害発生を検出する機能を有する。
送信部112は、通信用のインタフェースであり、障害検出部113が現用装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用装置が使用していたプロトコルの設定情報を記憶部120から取得して、予備装置(予備のエッジ装置10c)に送信する機能を有する。
予備エッジ装置選択部114は、障害検出部113において現用装置の障害発生が検出された場合、予備装置を選択する機能を有する。具体的には、予備エッジ装置選択部114は、m台の予備装置の中から、予め付けられている優先度の高低に基づいて、例えば、優先度が最も高い予備装置を選択する。なお、予備エッジ装置選択部114は、m台すべての予備装置が使用されている場合には、予備装置を選択しない。また、予備エッジ装置選択部114は、エッジ装置10と切替制御装置100との間の優先度の高低を制御する機能を有する。
冗長化設定部115は、エッジ装置10と切替制御装置100との間にVRRPグループまたはそれと同様の関係を形成する機能を有する。具体的には、エッジ装置10と切替制御装置100との間には、優先度の高い方がマスタとなり、優先度の低い方がスレーブとなって待機する関係がある。
再起動指示部116は、選択された予備装置に送信された設定情報が、当該予備装置おいて反映されるようにするために、当該予備装置に対して再起動の指示(コンフィグを反映するための指示)を送信する機能を有する。なお、再起動指示部116は、VRRPが備えている同様の機能を用いても構わない。
記憶部120は、ハードディスク等で構成され、現用装置が使用しているプロトコルの設定情報121(121a,121b,・・)を、エッジ装置10ごとに記憶している。
次に、エッジ装置冗長化システム1の処理シーケンスについて、図5を用いて説明する(適宜、図4参照)。
ステップS501では、現用のエッジ装置10a,10bは、切替制御装置100に、プロトコルの設定情報を含む情報同期信号を送信する。切替制御装置100の受信部111は、現用装置と同数の情報格納インスタンスを起動し、現用装置から情報同期信号を受信し保持する。つまり、切替制御装置100は、現用のエッジ装置10a,10bそれぞれに対して、1+1構成の予備装置として動作する。なお、このステップS501は、前記した第1の状態に相当する。
第1の状態では、切替制御装置100の優先度は、現用のエッジ装置10a,10bに対しては低く設定して、予備のエッジ装置10cに対しては高く設定する。この優先度は、マスタとスレーブの関係を付けるとともに、切替制御装置100が切り替え先となる予備装置を選択する際に、その優先度の高低に応じて選択順を決定するために用いられる。このようにして、切替制御装置100は、エッジ装置10a,10bを現用装置、エッジ装置10cを予備装置として動作させる。
ステップS502では、現用のエッジ装置10bに障害が発生する。
ステップS503では、切替制御装置100の障害検出部113は、エッジ装置10bの障害発生を検出する。障害発生の検出には、VRRPアドバタイズ不達、切替制御装置100からの周期的なポーリングに対応する応答の不達、エッジ装置10からの自律的なアラーム通知の受信等を用いることができる。
ステップS504では、切替制御装置100の予備エッジ装置選択部114は、予備のエッジ装置10cを選択する。
ステップS505では、切替制御装置100の送信部112は、自身が保持している、障害の発生したエッジ装置10bの設定情報を含む情報同期信号を、予備のエッジ装置10cに送信する。
ステップS506では、切替制御装置100の予備エッジ装置選択部114は、優先度の付け替えを実行する。具体的には、予備エッジ装置選択部114は、エッジ装置10cの優先度を切替制御装置100の優先度より高く変更して、エッジ装置10cを現用運用状態に遷移させる。また、予備エッジ装置選択部114は、障害の発生したエッジ装置10bの優先度を切替制御装置100の優先度より低くし、エッジ装置10bが障害から復旧した後に、現用運用状態に遷移することを防止する。
ステップS507では、エッジ装置10cは、切替制御装置100の再起動指示部116からの指示に基づいて再起動して、現用運用状態となる。ここで、VRRPグループが設定されている場合には、エッジ装置10cは、エッジ装置10cの優先度が切替制御装置100の優先度より高く設定されることによって、自動的に現用運用状態に遷移する。
なお、ステップS502〜S507は、前記した第2の状態に相当する。
ステップS508では、現用のエッジ装置10a,10cは、切替制御装置100に、情報同期信号を送信する。そして、切替制御装置100は、現用装置と同数の情報格納インスタンスを起動し、エッジ装置10a,10cから情報同期信号を受信する。つまり、切替制御装置100は、現用のエッジ装置10a,10cそれぞれに対して、1+1構成の予備装置として動作する。このステップS508は、前記した第3の状態に相当する。
以上、本実施形態で説明したエッジ装置冗長化システム1は、ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置10と、障害の発生した現用装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備装置で使用できるように切替える切替制御装置100と、で構成される。切替制御装置100は、現用装置から、当該現用装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して記憶部120に記憶する受信部111と、現用装置の障害発生を検出する障害検出部113と、障害検出部113が現用装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用装置が使用していたプロトコルの設定情報を記憶部120から取得して、予備装置に送信する送信部112と、設定情報を受信した予備装置を再起動して現用運用状態にする指示を当該予備装置に送信する再起動指示部116と、を備える。したがって、切替制御装置100は、障害の発生したエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を、短時間で予備のエッジ装置に移し変えることができるため、切替時間を短縮することができる。したがって、本実施形態で説明したエッジ装置冗長化システム1は、N+m冗長化構成のエッジ装置において、現用のエッジ装置に障害が発生した場合に、サービス提供への悪影響を低減することができる。
なお、本実施形態では、設定情報として、コンフィグ、SO、動的情報のセットとして説明した。しかし、現実には、切替制御装置100とエッジ装置10との間で送受信する情報同期信号には、設定情報として、(A)コンフィグ、SOおよび動的情報をすべて含むケース、(B)SOおよび動的情報を含むケース、(C)動的情報のみを含むケースがある。この理由は、オペレーションシステムや保守者が、コンフィグおよびSOのオリジナルデータを保持しているので、切替制御装置100が現用のエッジ装置10からそれらの情報を取得せずに、オペレーションシステムから取得することで設定できる場合や保守者の設定作業で設定可能な場合があるためである。
また、本実施形態では、VRRPグループを用いた場合で説明したが、VRRPとは異なる冗長化方式の同様の機能によって実現されても構わない。
また、現用装置に障害が発生したときに、予備装置がすべて使用されてしまって切替先がない場合、切替制御装置100は、障害の発生した現用装置の復旧後に、保持している動的情報を、復旧した現用装置に送信することによって、サービス提供への悪影響を低減することができる。
1 エッジ装置冗長化システム
10(10a,10b,10c) エッジ装置
100 切替制御装置
110 処理部
111 受信部
112 送信部
113 障害検出部
114 予備エッジ装置選択部
115 冗長化設定部
116 再起動指示部
120 記憶部

Claims (7)

  1. ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置と、障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備のエッジ装置で使用できるように切替える切替制御装置と、で構成されるエッジ装置冗長化システムであって、
    前記切替制御装置が、
    前記現用のエッジ装置から、当該現用のエッジ装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して、記憶部に記憶する受信部と、
    前記現用のエッジ装置の障害発生を検出する障害検出部と、
    前記障害検出部が前記現用のエッジ装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を前記記憶部から取得して、前記予備のエッジ装置に送信する送信部と、
    前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置を再起動して現用運用状態にする指示を、当該予備のエッジ装置に送信する再起動指示部と、
    を備えることを特徴とするエッジ装置冗長化システム。
  2. 前記切替制御装置は、
    前記現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定し、前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、自身の優先度より低く設定された前記エッジ装置を前記設定情報の送信先として選択する予備エッジ装置選択部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエッジ装置冗長化システム。
  3. 前記予備エッジ装置選択部は、
    前記障害検出部において前記現用のエッジ装置の障害発生が検出された場合、
    前記障害の発生した現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のエッジ装置冗長化システム。
  4. ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置と接続され、障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備のエッジ装置で使用できるように切替える切替制御装置であって、
    前記現用のエッジ装置から、当該現用のエッジ装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して、記憶部に記憶する受信部と、
    前記現用のエッジ装置の障害発生を検出する障害検出部と、
    前記障害検出部が前記現用のエッジ装置の障害発生を検出した場合、その障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を前記記憶部から取得して、前記予備のエッジ装置に送信する送信部と、
    前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置を再起動して現用運用状態にする指示を、当該予備のエッジ装置に送信する再起動指示部と、
    を備えることを特徴とする切替制御装置。
  5. ネットワークサービスに用いるプロトコルを終端しN+m冗長化構成で組まれた複数のエッジ装置と、障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を予備のエッジ装置で使用できるように切替える切替制御装置と、で構成されるエッジ装置冗長化システムにおけるエッジ装置冗長化方法であって、
    前記切替制御装置が、
    前記現用のエッジ装置から、当該現用のエッジ装置が使用しているプロトコルの設定情報を取得して、記憶部に記憶する受信ステップと、
    前記現用のエッジ装置の障害発生を検出する障害検出ステップと、
    前記障害検出ステップにおいて、前記現用のエッジ装置の障害発生が検出された場合、その障害の発生した現用のエッジ装置が使用していたプロトコルの設定情報を前記記憶部から取得して、前記予備のエッジ装置に送信する送信ステップと、
    前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置を再起動して現用運用状態にする指示を、当該予備のエッジ装置に送信する再起動指示ステップと、
    を実行することを特徴とするエッジ装置冗長化方法。
  6. 前記切替制御装置は、
    前記設定情報を送信する前記予備のエッジ装置を選択する際に、前記現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定し、前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、自身の優先度より低く設定された前記エッジ装置を前記設定情報の送信先として選択する予備エッジ装置選択ステップ
    をさらに実行することを特徴とする請求項5に記載のエッジ装置冗長化方法。
  7. 前記予備エッジ装置選択ステップでは、
    前記障害検出ステップにおいて前記現用のエッジ装置の障害発生が検出された場合、
    前記障害の発生した現用のエッジ装置の優先度を自身の優先度より低く設定し、前記設定情報を送信した前記予備のエッジ装置の優先度を自身の優先度より高く設定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のエッジ装置冗長化方法。
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